JP2015062480A - 仮設トイレ - Google Patents

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Mitsuru Matsui
満 松井
松井 正満
Masamitsu Matsui
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【課題】マンホール開口部へ確実に固定することができる仮設トイレを提供する。【解決手段】マンホール開口部39の上方に設置可能な仮設トイレであって、マンホール開口部39を閉塞する底基板11と、底基板11の上部に設けられたトイレ本体とを有し、底基板11の外周の複数箇所に、マンホール開口部39の内壁38に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体36を設けるとともに、底基板11の、下方棒状体36を挿通する位置よりも内方に、マンホール開口部39の内壁38に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体37を設け、マンホール開口部39を閉塞してその上方に固定した。また、底基板11には、マンホール開口部39の内径の大きさに合わせて、下方棒状体36及び斜め棒状体37を挿通する孔を半径方向に複数設けた。【選択図】図3

Description

本発明は、地震などの災害時や介護、レジャーなどの時にマンホール開口部上に仮設して使用する仮設トイレに関するものである。
大震災のような災害時や大規模なイベント時などには、多数の被災者などの排便処理に支障が生じることが多くあった。このため、予め備蓄された大量のタンク式簡易トイレを配置したり、既設の下水道マンホールを利用した仮設トイレを構築したりする対策が取られている。
例えば、地震等の大きな災害が発生した場合に設置する仮設トイレとして、特許文献1(特開平9−285424号公報)に示すようにマンホールの底基板を開蓋して受枠に便器を装着する方式のものが知られている。
特開平9−285424号公報
しかしながら従来のマンホール設置タイプの仮設トイレは、当初から仮設トイレを設置することを想定していたものではないことから、マンホール開口部への設置が不安定などの問題があった。
また、マンホール1箇所に対し1人用のものであるため、災害時などには多くの人が集中使用して設置数が不足しがちになり、混乱を生じるという欠点があった。
本発明は前記従来の課題を解決するためになされたもので、マンホール開口部へ確実に固定することができ、軽量で容量が小さく、組立及びその備蓄が容易であり、災害時などに大量の利用者が生じてもこれに対応することできる仮設トイレを提供することを目的とする。
(1)本発明の仮設トイレは、マンホール開口部の上方に設置可能な仮設トイレであって、
マンホール開口部を閉塞する底基板と、該底基板の上部に設けられたトイレ本体とを有し、
該底基板の外周の複数箇所に、マンホール開口部の内壁に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体を設けるとともに、
前記底基板の、下方棒状体を挿通する位置よりも内方に、前記マンホール開口部の内壁に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体を設け、マンホール開口部を閉塞してその上方に固定したことを特徴とする。
(2)本発明の仮設トイレは、上記(1)において、前記底基板には、マンホール開口部の内径の大きさに合わせて、下方棒状体及び斜め棒状体を挿通する孔を半径方向に複数設けたことを特徴とする。
(3)本発明の仮設トイレは、上記(1)又は(2)において、前記仮設トイレが、マンホール開口部上に、複数の仕切パネルの一辺側をマンホール中心に位置づけて略放射状に立設され、隣接する仕切パネル間に扇状に形成される利用空間の中心奥側にそれぞれ小便器を配置したことを特徴とする。
(4)本発明の仮設トイレは、上記(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記仮設トイレが、マンホール開口部上に覆設される底基板と、前記底基板上に立設されその一端が下水道マンホール中心に位置される複数の仕切パネルと、隣接する前記仕切パネル間の交差部にそれぞれ配置されその水平断面が略菱形状の小便器と、前記小便器の排尿口にその一端が接続され他端が前記マンホール内に配置される排尿管と、を有することを特徴とする。
(5)本発明の仮設トイレは、上記(3)又は(4)において、前記仕切パネルにはそれぞれの高さが異なる係止部が設けられ、前記小便器の係止具が前記係止部に着脱されることでその高さ位置が調整可能になっていることを特徴とする。
(6)本発明の仮設トイレは、上記(3)〜(5)のいずれかにおいて、前記仕切パネルの中央部にスリット状の差込部を備え、二枚の仕切パネルの差込部を互いに組み合わせてクロスさせて各仕切パネル間に利用空間を形成することを特徴とする。
本発明の仮設トイレは、マンホール開口部へ確実に固定することができ、軽量で容量が小さく、組立及びその備蓄が容易であり、災害時などに大量の利用者が生じてもこれに対応することできる。
また、本発明の仮設トイレは、マンホール開口部上に複数の仕切パネルを略放射状に立設し、隣接する仕切パネル間に扇状に形成される利用空間の中心奥側にそれぞれ小便器を配置するので、その現地での組立や災害に備えて備蓄が容易であり、一箇所のマンホールに対して複数の利用者が同時に使用でき、災害時などに大量の利用者が生じてもこれに容易に対応することができる。
さらに、災害時にインフラが止まり、通常の水洗式トイレが使用できなくなった場合の備えとしても利用することができる。近年政令指定都市では、緊急時に仮設トイレを設置するために、下水道直結式又は貯留タンク式のマンホールを公園等に整備がされており、従来のバキュームカーを使用しなくても仮設トイレが設置出来るようになりつつあることから、仮設トイレの利用可能性をさらに高めて、災害への備えを強化することができる。
本発明の実施例1に係る仮設トイレをマンホール開口部上に設置した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る仮設トイレをマンホール開口部上に設置した状態を示す一部断面説明図である。 本発明の実施例1に係る仮設トイレをマンホール開口部に固定した状態を示す拡大説明図であり、(a)は縦断面説明図であり、(b)は(a)の上面図である。 本発明の実施例2に係る仮設トイレをマンホール開口部に固定した状態を示す拡大説明図であり、(a)は縦断面説明図であり、(b)は(a)の上面図である。 本発明の実施例3に係る仮設トイレの底基板の上面図である。
本発明の実施形態に係る仮設トイレは、マンホール開口部の上方に設置可能な仮設トイレであって、マンホール開口部を閉塞する底基板と、該底基板の上部に設けられたトイレ本体とを有し、該底基板の外周の複数箇所に、マンホール開口部の内壁に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体を設けるとともに、前記底基板の、下方棒状体を挿通する位置よりも内方(半径方向で中心方向)に、前記マンホール開口部の内壁に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体を設け、マンホール開口部を閉塞してその上方に固定して設置可能な仮設トイレである。
また、前記底基板には、マンホール開口部の内径の大きさに合わせて、下方棒状体及び斜め棒状体を挿通する孔を半径方向に複数設けることができる。
これにより、種々のマンホール開口部の内径の大きさに対応できる。
さらに、前記仮設トイレが、マンホール開口部上に、複数の仕切パネルの一辺側をマンホール中心に位置づけて略放射状に立設され、隣接する仕切パネル間に扇状に形成される利用空間の中心奥側にそれぞれ小便器を配置したものとすることができる。
これによって、一箇所のマンホールに対して複数の利用者が同時に使用でき、災害時などに大量の利用者が生じてもこれに対応することができる。
そしてまた、前記仮設トイレが、マンホール開口部上に覆設される底基板と、前記底基板上に立設されその一端が下水道マンホール中心に位置される複数の仕切パネルと、隣接する前記仕切パネル間の交差部にそれぞれ配置されその水平断面が略菱形状の小便器と、前記小便器の排尿口にその一端が接続され他端が前記マンホール内に配置される排尿管と、を備えたものとすることができる。
これによって、マンホール開口部上に堅牢な仮設トイレを容易に設置することができ、現地での組立や災害に備えてその備蓄を容易化できる。
さらにまた、前記仕切パネルにはそれぞれの高さが異なる係止部が設けられ、前記小便器の係止具が前記係止部に着脱されることでその高さ位置が調整可能になっているものとすることができる。
さらにまた、前記仕切パネルの中央部にスリット状の差込部を備え、二枚の仕切パネルの差込部を互いに組み合わせてクロスさせて各仕切パネル間に利用空間を形成することも可能である。
本発明の実施形態に係る仮設トイレは、マンホール開口部の上方に設置可能な仮設トイレであって、マンホール開口部を閉塞する底基板と、該底基板の上部に設けられたトイレ本体とを有し、該底基板の外周の複数箇所に、マンホール開口部の内壁に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体を設けるとともに、前記底基板の、下方棒状体を挿通する位置よりも内方に、前記マンホール開口部の内壁に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体を設け、マンホール開口部を閉塞してその上方に固定して設置可能な仮設トイレである。
本発明の実施形態に係る仮設トイレに用いる底基板としては、メラミン樹脂などのプラスチック板、ステンレススチール板、撥水処理された段ボール板などを利用することができ、マンホール開口部上に配置される。
なお、底基板には、小便器に接続される排尿管を挿通させるための開口部や、仕切パネルを固定配置するためのパネル固定部を設けることができる。
トイレ本体は、マンホールの開口部の上方に設置可能なトイレでれば、大便用、小便用であれその形態は問わない。本発明の実施例では仕切りパネルで複数人が利用できるものを示しているが、特にこのような形態にとらわれるものではない。
底基板の外周の複数箇所に設けられマンホール開口部の内壁に接触するように下方に向けて延設する下方棒状体としては、強度に優れたスチール製の長尺ネジなどが挙げられる。その径や長さは、マンホール開口部の大きさや仮設トイレのサイズによって適宜決めることができる。
斜め棒状体は、前記底基板の、下方棒状体を挿通する位置よりも内方に、前記マンホール開口部の内壁に突接するように斜め下方に向けて延設されている。
下方棒状体と同様に、強度に優れたスチール製の長尺ネジなどが挙げられ、その径や長さは、マンホール開口部の大きさや仮設トイレのサイズによって適宜決めることができる。
仕切パネルとしては、ステンレススチールなどの金属板、メラミン樹脂などのプラスチック板や撥水処理された段ボール板などの略矩形状パネルが挙げられる。その複数の仕切パネルの略矩形状の一辺側がマンホール中心に位置するように放射状に立設配置してパネル間に利用空間を略扇形状となる形成するようになっている。
なお、仕切パネルにはそれぞれの高さが異なる係止部が設けられ、小便器の係止具が係止部に着脱されることでその高さ位置が調整可能とすることもできる。
仕切パネル面に高さ調整可能なフックなどの係止部を設けることによって、大人や子供など使用者の身長に合わせて、仮設トイレを設定して、災害地やイベントの人口構成などに応じて、必要とする各小便器の高さ調整をそれぞれ適正に行うことができる。また、雨天時にも使用可能なように簡易天井を設けることもできる。
さらに、仕切パネルの下端を底基板に接触させないで、隙間を設けることもできる。
小便器は、隣接する仕切パネル間の交差部にそれぞれ配置され仕切パネルに近接するようにその水平断面が略菱形状に形成された採尿部であって、ポリカーボネイト樹脂などの硬質プラスチック材やポリエステルなどの軟質プラスチックで製造することができ、倉庫などに保管する際に折り畳んだり、折り重ねたりすることによって大量の集合型仮設トイレをコンパクトに収納することができる。
排尿管は、小便器の排尿口にその一端が接続され、他端が開口したマンホール内に配置される硬質又は軟質のプラスチックチューブや、廃棄処理が容易であり撥水処理された硬質の紙製パイプなどで構成される。
本発明の仮設トイレは、仕切パネルの中央部にスリット状の差込部を備え、二枚の仕切パネルの差込部を互いに組み合わせてクロスさせて各仕切パネル間に利用空間を形成することを特徴とする。これによって、強度的に優れた立体構造を簡単に構成することができ、堅牢で耐用性、利便性に優れた仮設トイレを提供することができる。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1に係る仮設トイレをマンホール開口部上に設置した状態を示す斜視図である。
図2は、本発明の実施例1に係る仮設トイレをマンホール開口部上に設置した状態を示す一部断面説明図である。
図1、図2に示すように、実施例1の仮設トイレ10は、マンホール開口部39の上方に設置されており、マンホール開口部39を閉塞する底基板11と、底基板11の上部に設けられたトイレ本体10aとを有し、底基板11の外周の複数箇所に、マンホール開口部の内壁38に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体36を設けるとともに、底基板11の、下方棒状体36を挿通する位置よりも内方(半径方向で中心方向)に、マンホール開口部39の内壁38に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体37を設け、マンホール開口部39を閉塞してその上方に固定されている。
また、トイレ本体10aは、一端がマンホール開口部39の中心に位置される2枚の仕切パネル12、13と、仕切パネル間の交差部にそれぞれ配置される小便器14と、小便器の排尿口14aに一端が接続される排尿管15とを組み上げて構成されている。
底基板11は開口したマンホール上に覆設され、その基板面に設けられたパネル固定具16を介して仕切パネル12、13がそれぞれ交差状態に立設されている。
図3は、仮設トイレ10をマンホール開口部39に固定した状態を示す拡大説明図であり、(a)は縦断面説明図であり、(b)は(a)の上面図である。
図3に示すように、底基板11の外周の複数箇所に、マンホール開口部39の内壁38に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体36が設けられている。
そして、底基板11の、下方棒状体36を挿通する位置よりも内方に、マンホール開口部39の内壁38に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体37が設けられている。仮設トイレ10は、この下方棒状体36と斜め棒状体37とにより、マンホール開口部を底基板11により閉塞するとともに、上方に確実に固定され、横風などでも倒れることがない。
なお、底基板11上には、パネル固定具16の他に排尿管15をマンホール内に挿通するための管用開口部11aが穿孔されている。
メラミン化粧板などからなる仕切パネル12、13には、パネル中央部にそれぞれ上下方向からスリット状の差込部12a、13aが設けられており、これら仕切パネル12、13の差込部12a、13aを互いに上下方向に差し込んでクロスさせることによって底基板11上にパネル固定具16を用いて固定立設して、仕切パネル12、13間に4つの利用空間が形成されるようになっている。こうして、必要に応じてこれら4つの利用空間の全部又は1〜3箇所にそれぞれ小便器14を配置して仮設トイレとして利用することができる。
小便器14は、アクリル樹脂などのプラスチック製やゴム製、撥水処理された紙製などのものである。仕切パネル12、13には成人用及び子供用に高さ位置が異なるように設定されたフック状の係止部12b、12cがそれぞれ配置されている。このように、小便器14の係止具14bが仕切パネル12、13の係止部12b又は係止部12cのいずれかに着脱されることでその高さ位置が成人用又は子供用とに選択して使用することを可能としている。
ここで図1は、仕切りパネル12、13で底基板11上に分割形成される4つの利用空間のすべてに小便器14を配置した場合の平面配置図であるが、
それぞれ成人用、子供用として便器高さを設定することもできる。
なお、本実施例1の仮設トイレ10においては、2枚の仕切パネル12、13が互いに直角となるように等角度で交差させているが、小便器高さのそれぞれ異なるようにした成人用スペースと、子供用スペースにおいても、必要に応じて、その対面角度が大小異なるように交差させて配置することで使い勝手をさらに高めることもできる。例えば成人用スペースではパネル間角度を90度より大きい120度として、子供用スペースでは60度となるように設定してもよい。
<実施例2>
図4は、実施例2に係る仮設トイレをマンホール開口部に固定した状態を示す拡大説明図であり、(a)は縦断面説明図であり、(b)は(a)の上面図である。
実施例2の仮設トイレは、図4示すように、底基板11の外周の複数箇所に、マンホール開口部39の内壁38に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体36が設けられ、底基板11の、下方棒状体36を挿通する位置よりも内方に、マンホール開口部39の内壁38に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体37が設けられている点では、実施例1の仮設トイレにおける、マンホール開口部39に固定形態と同様であるが、
下方棒状体36の下方を横方向に曲げた端部を斜め棒状体37の下部に当接させるような形態とした点で異なる。
これにより、斜め棒状体37の延設が下方棒状体36の曲げ下端部によって拘束され横方向への突っ張り力となり、マンホール開口部への固定をさらに協力なものとすることができる。
<実施例3>
図5は、実施例3に係る仮設トイレに係る底基板の上面図である。
実施例3の仮設トイレは、図5示すように、底基板11の外周の複数箇所に、マンホール開口部39の内壁38に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体36が設けられ、底基板11の、下方棒状体36を挿通する位置よりも内方に、マンホール開口部39の内壁38に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体37が設けられている点では、実施例1の仮設トイレにおける、マンホール開口部39に固定形態と同様であるが、
マンホール開口部39の内径の大きさに合わせて、下方棒状体36や斜め棒状体37(いずれも長尺ネジ)を挿通する孔(底基板11に形成)に設けられたナット(36a、37a)を半径方向に複数設けている点で異なる。
これにより、マンホール開口部39の内径の大きさが異なったものや、マンホール開口部39の形状が円形状でない場合、例えば楕円形、長方形などにも対応できる。
以上説明したように、本実施例の仮設トイレによれば、マンホール開口部へ安定して設置することができ、軽量で容量が小さく、組立及びその備蓄が容易であり、災害時などに大量の利用者が生じてもこれに対応することできる。
また、1箇所のマンホール開口部上に複数人が同時に使用できるので、男子専用トイレの設置数を減らして女子専用トイレの設置数を増やすことができる。
本発明の仮設トイレは、仮設トイレを製造販売する産業で利用されるだけでなく、災害時における避難所やイベント会場、介護施設などに設置して有効に利用することができる。
10 実施例1の仮設トイレ
10a トイレ本体
11 底基板
11a 管用開口部
12、13 仕切パネル
12a、13a 差込部
12b、13c 係止部
14 小便器
14a 排尿口
14b 係止具
15 排尿管
16 パネル固定具
36 下方棒状体
37 斜め棒状体
38 マンホール内壁
39 マンホール開口部

Claims (6)

  1. マンホール開口部の上方に設置可能な仮設トイレであって、
    マンホール開口部を閉塞する底基板と、
    該底基板の上部に設けられたトイレ本体とを有し、
    該底基板の外周の複数箇所に、
    マンホール開口部の内壁に接触するように下方に向けて延設した下方棒状体を設けるとともに、
    前記底基板の、下方棒状体を挿通する位置よりも内方に、
    前記マンホール開口部の内壁に突接するように斜め下方に向けて延設した斜め棒状体を設け、
    マンホール開口部を閉塞してその上方に固定したことを特徴とする仮設トイレ。
  2. 前記底基板には、マンホール開口部の内径の大きさに合わせて、
    下方棒状体及び斜め棒状体を挿通する孔を半径方向に複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の仮設トイレ。
  3. 前記仮設トイレが、マンホール開口部上に、複数の仕切パネルの一辺側をマンホール中心に位置づけて略放射状に立設され、
    隣接する仕切パネル間に扇状に形成される利用空間の中心奥側にそれぞれ小便器を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の仮設トイレ。
  4. 前記仮設トイレが、マンホール開口部上に覆設される底基板と、
    前記底基板上に立設されその一端が下水道マンホール中心に位置される複数の仕切パネルと、
    隣接する前記仕切パネル間の交差部にそれぞれ配置されその水平断面が略菱形状の小便器と、
    前記小便器の排尿口にその一端が接続され他端が前記マンホール内に配置される排尿管と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の仮設トイレ。
  5. 前記仕切パネルにはそれぞれの高さが異なる係止部が設けられ、前記小便器の係止具が前記係止部に着脱されることでその高さ位置が調整可能になっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の仮設トイレ。
  6. 前記仕切パネルの中央部にスリット状の差込部を備え、二枚の仕切パネルの差込部を互いに組み合わせてクロスさせて各仕切パネル間に利用空間を形成することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の仮設トイレ。
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