JP3383791B2 - 側溝用ブロックの吊下具 - Google Patents

側溝用ブロックの吊下具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木用等の側溝用
ブロックを吊り下げて所望の場所まで運搬して設置する
ための側溝用ブロックの吊下具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、道路などの両側
に水路などを形成するために側溝用ブロックが用いられ
ている。この側溝用ブロックには、U字状側溝用ブロッ
クと勾配などに使用される自由型可変側溝用ブロックと
呼ばれるものとがある。U字状側溝用ブロックは側板と
底板とがU字状をなすように一体的に形成されていて、
上面はブロックの全長にわたって開放されているもので
ある。一方、可変側溝用ブロック30は、図8に示すよう
にU字状側溝用ブロックとは逆に側板31と天板32とが一
体的に形成されていて、天板32の中央部に矩形の開口33
が設けられているものである。これらの側溝用ブロック
は、長手方向に連設することにより水路を形成するが、
可変側溝用ブロックで構築される水路では、底面は現場
打ちコンクリート等により形成され、水路底面の水路勾
配を地表面となる天板の勾配と異なる勾配にすることが
できる。これにより、道路の側溝を可変側溝用ブロック
で構築すれば、路面と側溝の上面との間に段差を生じる
ことがないという利点を有する。
【0003】このような側溝用ブロックは、ワイヤで吊
り下げた状態で敷設現場まで移動させる。例えば、U字
状側溝用ブロックでは、上下逆転させて、両端部の側板
に吊り上げ用の穴を複数個所に設けて、該吊り上げ用の
穴にシャックルなどの吊り下げ用の部材を差し込んでワ
イヤなどにより吊り下げて運搬する方法が採用されてい
るが、可変側溝用ブロックでは、その形状、大きさなど
の点で、上述したような方法を採用するのが困難である
ことから、左右端部に屈折させた鉄筋を引っ掛けてこの
鉄筋にワイヤなどを取り付けて吊り下げて敷設現場まで
移動したりしていた。しかしながら、このような吊り下
げ方法では、吊り下げたときに安定せず、バランスが崩
れると鉄筋が外れたり変形したりしやすく、また、一人
で作業を行うのが困難であるという問題点があった。こ
のため、簡単な作業で可変側溝用ブロックの吊下が可能
な吊下具が求められていた。
【0004】一方、U字状側溝用ブロックにおいても側
板に穴を形成する型枠を用いなければならず、また、U
字状側溝用ブロックの敷設現場において、吊り下げ用の
部材を取外す作業も必要であるため、作業の簡略化が求
められている。
【0005】本発明はこれらの課題に鑑みてなされたも
のであり、側溝用ブロック、特に可変側溝用ブロック用
に好適な吊下具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
側溝用ブロックの吊下具は、略コ字状の保持部と、この
保持部の反対側に形成された該保持部と直交する方向の
略コ字状の支え杆係合部とを有する一対の側溝用ブロッ
ク保持枠からなるものである。このため、側溝用ブロッ
クの両端部に一対の側溝用ブロック保持枠の保持部をそ
れぞれ取り付け、この側溝用ブロック保持枠にワイヤな
どを張設することにより、側溝用ブロックを吊り下げる
ことができる。特に可変側溝用ブロックを吊り下げると
きには、その天板の開口の両端部に一対の側溝用ブロッ
ク保持枠の保持部をそれぞれ取り付けるとともに、これ
ら一対の側溝用ブロック保持枠の支え杆係合部に支え杆
の両端部を係合する。したがって、両側溝用ブロック保
持枠を吊り下げたときこれら両側溝用ブロック保持枠に
は互いに近付く方向への力が加わるのに対して、支え杆
によって両側溝用ブロック保持枠が所定距離以上近付く
ことが阻止され、保持部が可変側溝用ブロックの開口部
に係合した状態が確実に保持される。さらに、保持部
は、可変側溝用ブロックの天板の内側にある開口に係合
しているので、保持部を側溝用ブロックにその外側から
係合した場合とは異なり、吊り下げた可変側溝用ブロッ
クを降ろして敷設するに際して、側溝用ブロック保持枠
が邪魔になることなく、複数の側溝用ブロックを隙間な
く繋いでいくことも可能である。
【0007】また、請求項2記載の側溝用ブロックの吊
下具は、前記請求項1において、前記保持部の内面側に
樹脂コーティング層が形成されているものである。この
ため、側溝用ブロックを吊り下げる際に樹脂コーティン
グにより側溝用ブロックをスムーズに保持部に取り付け
ることができる。また、保持部との摺動により側溝用ブ
ロックを傷つけたり破損したりしにくくなっている。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の側溝用ブロックの吊
下具について詳細に説明する。図1から図5は、本発明
の第1実施例による側溝用ブロックの吊下具を示してお
り、同図において、1,1Aは、鋼材等からなる一対の
側溝用ブロック保持枠であり、この保持枠1,1Aは、
支え杆係合部2と、保持部3とからなる。上記支え杆係
合部2は、上保持板4と、この上保持板4よりも長い下
保持板5と、これら上保持板4及び下保持板5を連通す
る側保持板6と、取付穴8を有する上保持板4から垂直
方向に延びた第1の吊下部7とからなる。また、保持部
3は、支え杆係合部2の一側を閉塞する背面板9と、こ
の背面板9の上端及び下端から延在する上板10及び下板
11と、この上板10の一端から垂直方向に延びた取付穴13
を有する第2の吊下部12とからなる。この保持部3の内
側面には、硬質合成樹脂製のコーティングもしくはプレ
ートによる低摩擦層15が形成されている。これらの構成
により、支え杆係合部2は、上保持板4、下保持板5及
び側保持板6により略コ字状に形成されており、また、
保持部3は、背面板9、上板10及び下板11により、前述
した支え杆係合部2と直交する方向にこれより大きな略
コ字状をなすように形成されている。なお、一対の側溝
用ブロック保持枠1,1Aは、支え杆係合部2が左右対
称に形成されている以外、同じ構造のものとなってい
る。
【0009】前記構成につきその作用について説明す
る。本吊下具を用いて可変側溝用ブロック30を吊り下げ
る場合、図4及び図5に示すように2つの吊り下げ形態
が可能である。図5に示す吊り下げ形態は、可変側溝用
ブロック30の他、通常のU字状側溝用ブロックにも適用
できる。まず図5に示す吊り下げ形態について説明する
が、この吊り下げ形態は、後述する図4に示す吊り下げ
形態よりも手間のかからないもので、可変側溝用ブロッ
ク30についてはこれを保管場所から輸送用のトラックに
積み込むときなどに利用できる。
【0010】まず側溝用ブロック30の一端部において、
その天板32の下側に側溝用ブロック保持枠1の略コ字状
の保持部3の下板11を挿入し、天板32上に上板10を載置
する。同様に側溝用ブロック30の他端部において、側溝
用ブロック保持枠1Aの略コ字状の保持部3の下板11を
挿入し、天板32上に上板10を載置する。さらに、両側溝
用ブロック保持枠1,1Aの第2の吊下部12の取付穴13
にそれぞれシャックル17を引っ掛け、このシャックル17
にワイヤ18を取り付けて、このワイヤ18を引き上げるこ
とにより、側溝用ブロック19を吊り下げることができ
る。なお、前述のように最初側溝用ブロック保持枠1,
1Aを側溝用ブロック30に取り付けた状態では、その天
板32上に保持部3の上板10が載置されるので、取り付け
状態が安定したものになっていて側溝用ブロック30から
側溝用ブロック保持枠1,1Aが外れてしまうことがな
く、その後のワイヤ18の取り付けなどの作業を一人でも
容易にできる。一方、吊り下げた状態では、図5に図示
のように、保持部3の下板11上に側溝用ブロック30の天
板32が載置される。これとともに、ワイヤ18から側溝用
ブロック保持枠1,1Aに加わる張力が側溝用ブロック
保持枠1,1Aを外側から側溝用ブロック30に押し付け
るように作用するので、この側溝用ブロック30を確実に
水平に安定した状態で吊り下げて運搬できる。
【0011】そして、このようにして吊り下げた側溝用
ブロック30を敷設個所まで移動させたら、ワイヤ18を下
げて、側溝用ブロック30を接地させて降ろし、さらに、
側溝用ブロック30から側溝用ブロック保持枠1,1Aを
外せばよい。
【0012】一方、図4に示す吊り下げ形態は、可変側
溝用ブロック30を吊り下げるのに利用する。特に可変側
溝用ブロック30を敷設場所まで吊り下げて移動させるの
に利用する。もちろん、可変側溝用ブロック30を保管場
所から輸送用のトラックに積み込むときなどにも利用で
きる。
【0013】まず可変側溝用ブロック30の開口33の一端
部において、側溝用ブロック保持枠1の略コ字状の保持
部3の下板11を開口33から天板32の下側へ挿入し、保持
部3の上板10を天板32上に載置する。同様に可変側溝用
ブロック30の開口33の他端部において、側溝用ブロック
保持枠1Aの略コ字状の保持部3の下板11を開口33から
天板32の下側へ挿入し、保持部3の上板10を天板32上に
載置する。
【0014】ついで、開口33の長手方向寸法より若干短
い程度の長手方向寸法を有する細長い支え杆19を開口33
から可変側溝用ブロック30内に入れ、支え杆19の一端部
を一方の側溝用ブロック保持枠1の略コ字状の支え杆係
合部2に係合するとともに、支え杆19の他端部を他方の
側溝用ブロック保持枠1Aの略コ字状の支え杆係合部2
に係合する。なお、支え杆19としては、木製の角材ある
いは専用の角状鋼鉄管など適宜の部材を用いることがで
きる。支え杆係合部2に支え杆19を係合するとき、一対
の側溝用ブロック保持枠1,1Aは、支え杆係合部2が
左右対称に形成されており、可変側溝用ブロック30に取
り付けた状態で、側溝用ブロック保持枠1,1Aの略コ
字状の支え杆係合部2が同じ方向に開口した状態になる
ので、この方向から支え杆19を支え杆係合部2へ移動さ
せることのみにより、支え杆19の両端部を両支え杆係合
部2に容易に係合できる。一対の側溝用ブロック保持枠
は全く同一形状のものであってもかまわないが、この場
合、両側溝用ブロック保持枠の略コ字状の支え杆係合部
が互いに反対方向に開口した状態になるので、両支え杆
係合部に支え杆19を係合する作業はより手間のかかるも
のになる。
【0015】また、支え杆係合部2に支え杆19を係合す
る作業時、側溝用ブロック保持枠1,1Aの保持部3の
上板10が可変側溝用ブロック30の天板32上に載置されて
おり、可変側溝用ブロック30への側溝用ブロック保持枠
1,1Aの取り付け状態が安定したものになっていて側
溝用ブロック30から側溝用ブロック保持枠1,1Aが不
用意に外れてしまうことがないので、支え杆係合部2に
支え杆19を係合する作業を一人でも容易にできる。
【0016】このようにして支え杆係合部2に支え杆19
を係合した後、両側溝用ブロック保持枠1,1Aの第1
の吊下部7の取付穴8にそれぞれシャックル17を引っ掛
け、このシャックル17にワイヤ18を取り付けて、このワ
イヤ18を引き上げることにより、可変側溝用ブロック30
を吊り下げることができる。このようにして可変側溝用
ブロック30を吊り下げたとき、ワイヤ18からの張力は両
側溝用ブロック保持枠1,1Aを互いに近付ける方向に
作用するが、両側溝用ブロック保持枠1,1A間に支え
杆19があり、この支え杆19の両端が両側溝用ブロック保
持枠1,1Aの背面板9にそれぞれ突き当たるので、両
側溝用ブロック保持枠1,1A間の距離が所定距離以下
になることはない。また、可変側溝用ブロック30を吊り
下げた状態では、図4に図示のように、保持部3の下板
11上に可変側溝用ブロック30の天板32が載置される。さ
らに、図4に示す吊り下げ形態において、かりにワイヤ
18用のシャックル17を第2の吊下部12に取り付けたとす
ると、両側溝用ブロック保持枠1,1Aには保持部3に
対し支え杆係合部2側が下がる方向に回転する力が加わ
り、これら支え杆係合部2から支え杆19が外れるおそれ
があるが、シャックル17を支え杆係合部2の上側に位置
する第1の吊下部7に取り付ければ、両側溝用ブロック
保持枠1,1Aには保持部3に対し支え杆係合部2側が
上がる方向に回転する力が加わるのみであり、支え杆係
合部2に対する支え杆19の係合状態を確実に保持でき
る。以上のことから、図4に示す吊り下げ形態でも、可
変側溝用ブロック30を確実に水平に安定した状態で吊り
下げて運搬できる。そして、可変側溝用ブロック30の落
下のおそれもないので、安全性も向上する。
【0017】そして、このようにして吊り下げた可変側
溝用ブロック30を敷設個所まで移動させたら、ワイヤ18
を下げて、可変側溝用ブロック30を接地させて降ろし、
さらに、可変側溝用ブロック30から側溝用ブロック保持
枠1,1Aを外せばよい。その際、図5に示す形態で吊
り下げていたとすると、可変側溝用ブロック30の端部か
ら外側へ突出した側溝用ブロック保持枠1,1Aが邪魔
になるため、側溝用ブロック30を繋いで施工するために
は、可変側溝用ブロック30を降ろした後、さらにこの可
変側溝用ブロック30をずらすなどの作業が必要である
が、図4に示す吊り下げ形態では、側溝用ブロック保持
枠1,1Aは可変側溝用ブロック30の天板32の内側にあ
る開口33に係合しており、可変側溝用ブロック30の端部
から外側へ突出していないので、側溝用ブロック保持枠
1,1Aが邪魔になることがなく、可変側溝用ブロック
30を降ろすのと同時にその端部を既に敷設されている側
溝用ブロック30の端部に隙間なく繋げることができる。
したがって、敷設作業の能率が向上する。
【0018】さらに、図4及び図5のいずれの吊り下げ
形態においても、側溝用ブロック30に対して側溝用ブロ
ック保持枠1,1Aの保持部3を着脱するとき、この保
持部3の内側面には硬質合成樹脂製の低摩擦層15が形成
されているので、側溝用ブロック30に対して側溝用ブロ
ック保持枠1,1Aをスムーズに着脱でき、一人でも作
業しやすいとともに、側溝用ブロック30の保持部3に対
して側溝用ブロック保持枠1,1Aが滑りを生じても、
側溝用ブロック30を傷つけたり破損したりすることがな
い。
【0019】次に本発明の第2実施例について図6に基
づいて説明する。第2実施例の側溝用ブロックの吊下具
は、保持部2の構造が異なる以外は、前述した第1実施
例と同じ構成を有するので同一の構成には同一の符号を
付しその詳細な説明を省略する。本実施例においては、
保持部2の上保持板4は、下保持板5と同じ長さにまで
延在しており、上保持板4の端部には貫通孔21が形成さ
れているとともに、下保持板5の端部には貫通孔21に対
応して凹部22が形成されている。そして、この貫通孔21
から凹部22にかけては鋼製などのストッパ棒23が挿脱自
在となっている。
【0020】上述したような第2実施例の側溝用ブロッ
クの吊下具では、前述した第1実施例の場合と同様に側
溝用ブロック保持枠1,1Aの支え杆係合部2に支え杆
19の端部を係合した後、ストッパ棒23を貫通孔21から凹
部22にかけて挿入することにより、支え杆19の一側を支
え杆係合部2の側保持板6で保持するとともに他側をス
トッパ棒23で保持することができるので、吊り下げ時等
の支え杆19の落下を確実に防止することができるように
なっている。
【0021】さらに、本発明の第3実施例について図7
に基づいて説明する。第3実施例の側溝用ブロックの吊
下具は、前述した第1実施例において保持部3の上板10
に取手24が側溝用ブロック30を保持した際の長手方向に
取り付けられているものである。
【0022】このような構成を採用することにより、側
溝用ブロック保持枠1,1A自体の持ち運びが容易にで
きる。また、吊り下げた側溝用ブロック30を降ろす際に
も、取手24を利用することにより作業がより容易にでき
る。この際、取手24が、側溝用ブロック30を保持した際
の短手方向ではなく長手方向に取り付けられているの
で、作業時に長手方向に吊下具が揺動しないため、作業
が行いやすい。
【0023】以上本発明の側溝用ブロックの吊下具につ
いて添付図面を参照に説明してきたが、本発明は前述し
た第1乃至第3実施例に限らず種々の変形実施が可能で
ある。例えば、前記実施例では、側溝用ブロックの吊り
下げについて説明したが、本吊下具は、他の長尺状部材
の吊り下げに適用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の側溝用ブロック
の吊下具は、略コ字状の保持部と、この保持部の反対側
に形成された該保持部と直交する方向の略コ字状の支え
杆係合部とを有する一対の側溝用ブロック保持枠からな
るものであり、特に可変側溝用ブロックを吊り下げると
き、その天板の開口の両端部に一対の側溝用ブロック保
持枠の保持部をそれぞれ取り付けるとともに、これら一
対の側溝用ブロック保持枠の支え杆係合部に支え杆の両
端部を係合することにより、可変側溝用ブロックを安定
した状態で確実に吊り下げることができ、また、吊り下
げた可変側溝用ブロックを降ろして敷設するに際して、
側溝用ブロック保持枠が邪魔になることなく、複数の側
溝用ブロックを隙間なく繋いでいくことも可能になる。
【0025】さらに、請求項2記載の側溝用ブロックの
吊下具は、前記請求項1において、前記保持部の内面側
に樹脂コーティング層が形成されているものであるの
で、大型の側溝用ブロックの吊下具を吊り下げる際に樹
脂コーティング層により側溝用ブロックをスムーズに保
持部に取り付けることができる。また、保持部との摺動
により側溝用ブロックを傷つけたり破損したりしにくく
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の側溝用ブロックの吊下具
の一方の側溝用ブロック保持枠を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の側溝用ブロックの吊下具
の他方の側溝用ブロック保持枠を示す斜視図である。
【図3】前記第1実施例の吊下具による側溝用ブロック
の保持状態を示す断面図である。
【図4】前記第1実施例の側溝用ブロックの吊下具によ
る吊り下げ状態の一例を示す一部を断面にした正面図で
ある。
【図5】前記第1実施例の側溝用ブロックの吊下具によ
る吊り下げ状態の他の例を示す一部を断面にした正面図
である。
【図6】本発明の第2実施例の吊下具による側溝用ブロ
ックの保持状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例の側溝用ブロックの吊下具
を示す斜視図である。
【図8】可変側溝用ブロックの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1A 側溝用ブロック 2 略コ字状の支え杆係合部 3 略コ字状の保持部 15 低摩擦層(樹脂コーティング層)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略コ字状の保持部と、この保持部の反対
    側に形成された該保持部と直交する方向の略コ字状の支
    え杆係合部とを有する一対の側溝用ブロック保持枠から
    なることを特徴とする側溝用ブロックの吊下具。
  2. 【請求項2】 前記保持部の内面側に樹脂コーティング
    層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の側
    溝用ブロックの吊下具。
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