JP3157910B2 - スクリーン印刷 - Google Patents
スクリーン印刷Info
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- JP3157910B2 JP3157910B2 JP16654392A JP16654392A JP3157910B2 JP 3157910 B2 JP3157910 B2 JP 3157910B2 JP 16654392 A JP16654392 A JP 16654392A JP 16654392 A JP16654392 A JP 16654392A JP 3157910 B2 JP3157910 B2 JP 3157910B2
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- Japan
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- Printing Methods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柄に目地を有し、複数
の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷に関す
る。
の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来にあっては、目地2a′、2b′、
2c′を有する柄の印刷方法は、図3に示すように1版
目で目地の抜き部、即ち目地部M′を印刷し、この1版
目印刷部3′の上に2版目印刷部4′、3版目印刷部
5′と順次印刷して柄1′を印刷する方法が一般的であ
る。
2c′を有する柄の印刷方法は、図3に示すように1版
目で目地の抜き部、即ち目地部M′を印刷し、この1版
目印刷部3′の上に2版目印刷部4′、3版目印刷部
5′と順次印刷して柄1′を印刷する方法が一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来にあっては、1版
目と2版目以降の柄寸法Dは同一であり、従って、柄1
a′、1b′、1c′のずれが発生すると、2版目以降
の柄が目地部M′に印刷され、柄不良が発生してしま
う。柄1′がずれる原因としては、1版目と2版目以
降での印刷版のセット位置がずれる。被印刷物6′の
位置決めのずれ。印刷時の印圧により紗のずれが発生
し、そのずれ量が版毎に異なり、柄1′の位置がずれ
る。
目と2版目以降の柄寸法Dは同一であり、従って、柄1
a′、1b′、1c′のずれが発生すると、2版目以降
の柄が目地部M′に印刷され、柄不良が発生してしま
う。柄1′がずれる原因としては、1版目と2版目以
降での印刷版のセット位置がずれる。被印刷物6′の
位置決めのずれ。印刷時の印圧により紗のずれが発生
し、そのずれ量が版毎に異なり、柄1′の位置がずれ
る。
【0004】この柄1′のずれは、建材用途の様に印刷
サイズが4尺×8尺(1,200×2,400mm)と
非常に大きいものや、印刷時の印刷圧力の高いものに発
生し易い。この柄1′のずれを完全に防止するのは、非
常にコストが掛かってしまうものである。
サイズが4尺×8尺(1,200×2,400mm)と
非常に大きいものや、印刷時の印刷圧力の高いものに発
生し易い。この柄1′のずれを完全に防止するのは、非
常にコストが掛かってしまうものである。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、柄に目地を有し、複
数の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷におい
て、1版目と2版目以降で柄のずれが発生しても、2版
目以降の柄が目地部に印刷されることを防止でき、印刷
時の柄不良を防止することにある。
であり、その目的とするところは、柄に目地を有し、複
数の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷におい
て、1版目と2版目以降で柄のずれが発生しても、2版
目以降の柄が目地部に印刷されることを防止でき、印刷
時の柄不良を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、柄1に目地2
を有し、3つ以上の印刷版によって柄1を形成するスク
リーン印刷において、1版目印刷部3の柄寸法D1より
2版目以降の印刷部4、5の柄寸法D2、D3を小さくす
ると共に最終版印刷部Fの柄寸法Dfを2版目から最終
版の一つ前の版までの印刷部4の柄寸法D 2 よりも大き
くすることを特徴とするものであり、この構成により上
記課題が解決されたものである。
を有し、3つ以上の印刷版によって柄1を形成するスク
リーン印刷において、1版目印刷部3の柄寸法D1より
2版目以降の印刷部4、5の柄寸法D2、D3を小さくす
ると共に最終版印刷部Fの柄寸法Dfを2版目から最終
版の一つ前の版までの印刷部4の柄寸法D 2 よりも大き
くすることを特徴とするものであり、この構成により上
記課題が解決されたものである。
【0007】
【作用】1版目印刷部3と2版目以降の印刷部4、5で
柄1a、1b、1cのずれが発生しても、2版目以降の
印刷部4、5の柄1b、1cが目地部Mに印刷されるこ
とを防止でき、印刷時の柄不良を防止することができる
ものである。
柄1a、1b、1cのずれが発生しても、2版目以降の
印刷部4、5の柄1b、1cが目地部Mに印刷されるこ
とを防止でき、印刷時の柄不良を防止することができる
ものである。
【0008】
【実施例】図1に示す実施例は、3版印刷柄であり、被
印刷物6である下地(目地色)色塗装板に1版目で目地
2aを有する柄寸法D1の柄1aの1版目印刷部3を印
刷して目地の抜き部を印刷し、目地部Mを形成する。次
いで、2版目で1版目印刷部3の柄寸法D1より小さい
柄寸法D2で目地2を有する柄1bの2版目印刷部4を
印刷する。
印刷物6である下地(目地色)色塗装板に1版目で目地
2aを有する柄寸法D1の柄1aの1版目印刷部3を印
刷して目地の抜き部を印刷し、目地部Mを形成する。次
いで、2版目で1版目印刷部3の柄寸法D1より小さい
柄寸法D2で目地2を有する柄1bの2版目印刷部4を
印刷する。
【0009】この後、最終版となる3版目で2版目印刷
部4の柄寸法D2より大きいが1版目印刷部3の柄寸法
D1より小さい柄寸法Df(D3)の柄1z(1c)の最
終版印刷部F(3版目印刷部5)を形成してスクリーン
印刷を完了する。このように、本発明にあっては、1版
目印刷部3の柄寸法D1より2版目印刷部4の柄寸法D2
を小さくし、3版目印刷部5の柄寸法D3を2版目印刷
部4の柄寸法D2よりも大きくするのが必須要件であ
る。
部4の柄寸法D2より大きいが1版目印刷部3の柄寸法
D1より小さい柄寸法Df(D3)の柄1z(1c)の最
終版印刷部F(3版目印刷部5)を形成してスクリーン
印刷を完了する。このように、本発明にあっては、1版
目印刷部3の柄寸法D1より2版目印刷部4の柄寸法D2
を小さくし、3版目印刷部5の柄寸法D3を2版目印刷
部4の柄寸法D2よりも大きくするのが必須要件であ
る。
【0010】これは、2版目印刷部4の柄寸法D2と3
版目印刷部5の柄寸法D3を同じくするか、3版目印刷
部5の柄寸法D3を2版目印刷部4の柄寸法D2よりも小
さくすると柄1が階段状になり、不自然になってしまう
ものである。又、2版目以降の柄寸法は印刷時の柄のず
れ量によって設定する必要がある。例えば、本実施例に
おいては0.5mm柄寸法を変えることにより、柄不良
を防止することができた。例えば、図2に示すように、
971mm(797mm)×1,732mmの被印刷物
6に目地部Mの幅が3mmとなるように、幅寸法が同じ
で柄寸法D1=430、D2=428mm、D3=429
mmに設定してスクリーン印刷を施した場合において
は、柄不良は発生しなかった。 尚、図に示す実施例は
3版印刷であるが、本発明は4版目印刷以上にも適用さ
れるのは言うまでもない。
版目印刷部5の柄寸法D3を同じくするか、3版目印刷
部5の柄寸法D3を2版目印刷部4の柄寸法D2よりも小
さくすると柄1が階段状になり、不自然になってしまう
ものである。又、2版目以降の柄寸法は印刷時の柄のず
れ量によって設定する必要がある。例えば、本実施例に
おいては0.5mm柄寸法を変えることにより、柄不良
を防止することができた。例えば、図2に示すように、
971mm(797mm)×1,732mmの被印刷物
6に目地部Mの幅が3mmとなるように、幅寸法が同じ
で柄寸法D1=430、D2=428mm、D3=429
mmに設定してスクリーン印刷を施した場合において
は、柄不良は発生しなかった。 尚、図に示す実施例は
3版印刷であるが、本発明は4版目印刷以上にも適用さ
れるのは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明は、柄に目地を有し、3つ以上の
印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷において、
1版目印刷部の柄寸法より2版目以降の印刷部の柄寸法
を小さくすると共に最終版印刷部の柄寸法を2版目から
最終版の一つ前の版までの印刷部の柄寸法よりも大きく
するので、1版目印刷部と2版目以降の印刷部で柄のず
れが発生しても、2版目以降の印刷部の柄が目地部に印
刷されることを防止でき、印刷時の柄不良を防止するこ
とができるものであり、建材等のようにサイズの大きい
被印刷物にも好適に適用できるものである。
印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷において、
1版目印刷部の柄寸法より2版目以降の印刷部の柄寸法
を小さくすると共に最終版印刷部の柄寸法を2版目から
最終版の一つ前の版までの印刷部の柄寸法よりも大きく
するので、1版目印刷部と2版目以降の印刷部で柄のず
れが発生しても、2版目以降の印刷部の柄が目地部に印
刷されることを防止でき、印刷時の柄不良を防止するこ
とができるものであり、建材等のようにサイズの大きい
被印刷物にも好適に適用できるものである。
【図1】本発明の第1実施例を示す概略断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】従来例を示す概略断面図である。
1 柄 2 目地 3 1版目印刷部 4 2版目印刷部 5 3版目印刷部 F 最終版印刷部 D1 柄寸法 D2 柄寸法 D3 柄寸法 Df 柄寸法
Claims (1)
- 【請求項1】柄に目地を有し、3つ以上の印刷版によっ
て柄を形成するスクリーン印刷において、1版目印刷部
の柄寸法より2版目以降の印刷部の柄寸法を小さくする
と共に最終版印刷部の柄寸法を2版目から最終版の一つ
前の版までの印刷部の柄寸法よりも大きくすることを特
徴とするスクリーン印刷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16654392A JP3157910B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スクリーン印刷 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16654392A JP3157910B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スクリーン印刷 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068613A JPH068613A (ja) | 1994-01-18 |
JP3157910B2 true JP3157910B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=15833227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16654392A Expired - Fee Related JP3157910B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スクリーン印刷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157910B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105946382B (zh) * | 2016-05-12 | 2018-04-06 | 上海大学 | 采用丝网印刷术制备金属屏蔽零件的方法 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16654392A patent/JP3157910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068613A (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010130 |
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