JP3069442B2 - スクリーン印刷 - Google Patents
スクリーン印刷Info
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- JP3069442B2 JP3069442B2 JP4215927A JP21592792A JP3069442B2 JP 3069442 B2 JP3069442 B2 JP 3069442B2 JP 4215927 A JP4215927 A JP 4215927A JP 21592792 A JP21592792 A JP 21592792A JP 3069442 B2 JP3069442 B2 JP 3069442B2
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- printing
- pattern
- plate
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、柄に目地を有し、複数
の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷に関す
る。
の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来にあっては、目地２ａ′、２ｂ′、
２ｃ′を有する柄１′のスクリーン印刷は、図２に示す
ように１版目で目地の抜き部、即ち目地部Ｍ′を印刷
し、この１版目印刷部３′の上に２版目印刷部４′、３
版目印刷部５′と順次印刷して柄１′を印刷して行って
いる。
２ｃ′を有する柄１′のスクリーン印刷は、図２に示す
ように１版目で目地の抜き部、即ち目地部Ｍ′を印刷
し、この１版目印刷部３′の上に２版目印刷部４′、３
版目印刷部５′と順次印刷して柄１′を印刷して行って
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来にあっては、１版
目と２版目以降の柄寸法Ｄは同一であり、従って、柄１
ａ′、１ｂ′、１ｃ′のずれが発生すると、２版目以降
の柄１ｂ′、１ｃ′が目地部Ｍ′に印刷され、柄不良が
発生してしまっている。柄１′がずれる原因としては、
１版目と２版目以降での印刷版のセット位置がずれ
る。被印刷物６の位置決めのずれ。印刷時の印圧に
より紗のずれが発生し、そのずれ量が版毎に異なり、柄
１′の位置がずれる。
目と２版目以降の柄寸法Ｄは同一であり、従って、柄１
ａ′、１ｂ′、１ｃ′のずれが発生すると、２版目以降
の柄１ｂ′、１ｃ′が目地部Ｍ′に印刷され、柄不良が
発生してしまっている。柄１′がずれる原因としては、
１版目と２版目以降での印刷版のセット位置がずれ
る。被印刷物６の位置決めのずれ。印刷時の印圧に
より紗のずれが発生し、そのずれ量が版毎に異なり、柄
１′の位置がずれる。
【０００４】この柄１′のずれは、建材用途の様に印刷
サイズが４尺×８尺（１，２００×２，４００ｍｍ）と
非常に大きいものや、印刷時の印刷圧力の高いものに発
生し易い。この柄１′のずれを完全に防止するのは、非
常にコストが掛かってしまうものである。
サイズが４尺×８尺（１，２００×２，４００ｍｍ）と
非常に大きいものや、印刷時の印刷圧力の高いものに発
生し易い。この柄１′のずれを完全に防止するのは、非
常にコストが掛かってしまうものである。
【０００５】又、従来にあっては、柄１′の深み感が乏
しいものであった。本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、柄に目地を有
し、複数の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷
において、１版目と２版目以降で柄のずれが発生して
も、目立たなくでき、印刷時の柄不良を防止でき、しか
も、柄に変化と深み感を与えることができるスクリーン
印刷を提供することにある。
しいものであった。本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、柄に目地を有
し、複数の印刷版によって柄を形成するスクリーン印刷
において、１版目と２版目以降で柄のずれが発生して
も、目立たなくでき、印刷時の柄不良を防止でき、しか
も、柄に変化と深み感を与えることができるスクリーン
印刷を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、柄１に目地２
を有し、複数の印刷版によって柄１を形成するスクリー
ン印刷において、最終版印刷部Ｆの柄寸法Ｄf を１版目
以降の印刷部３、４の柄寸法Ｄ1 、Ｄ2 よりも大きくす
ると共に最終版印刷部をカラークリアー塗料により形成
させることを特徴とするものであり、この構成により上
記課題が解決されたものである。
を有し、複数の印刷版によって柄１を形成するスクリー
ン印刷において、最終版印刷部Ｆの柄寸法Ｄf を１版目
以降の印刷部３、４の柄寸法Ｄ1 、Ｄ2 よりも大きくす
ると共に最終版印刷部をカラークリアー塗料により形成
させることを特徴とするものであり、この構成により上
記課題が解決されたものである。
【０００７】
【作用】最終版印刷部Ｆにより１版目以降の印刷部３、
４で柄１ａ、１ｂのずれが発生しても目立たなくでき、
柄１ずれによる不良を防止できるものであり、又、最終
版印刷部Ｆにより深み感や色調の変化を付与することが
できるものである。
４で柄１ａ、１ｂのずれが発生しても目立たなくでき、
柄１ずれによる不良を防止できるものであり、又、最終
版印刷部Ｆにより深み感や色調の変化を付与することが
できるものである。
【０００８】
【実施例】図１に示す実施例は、３版印刷柄であり、被
印刷物６である下地（目地色）色塗装板に１版目で目地
２ａを有する柄寸法Ｄ1 の柄１ａの１版目印刷部３を印
刷する。次いで、２版目で１版目印刷部３の柄寸法Ｄ1
より小さい柄寸法Ｄ2 で目地２ｂを有する柄１ｂの２版
目印刷部４を印刷する。
印刷物６である下地（目地色）色塗装板に１版目で目地
２ａを有する柄寸法Ｄ1 の柄１ａの１版目印刷部３を印
刷する。次いで、２版目で１版目印刷部３の柄寸法Ｄ1
より小さい柄寸法Ｄ2 で目地２ｂを有する柄１ｂの２版
目印刷部４を印刷する。
【０００９】この後、最終版となる３版目で、柄２ｆ
（２ｃ）を有して１版目印刷部３の柄寸法Ｄ1 及び２版
目印刷部４の柄寸法Ｄ2 より大きい柄寸法Ｄf （Ｄ3 ）
の柄１ｆ（１ｃ）の最終版印刷部Ｆ（３版目印刷部５）
を印刷して目地の抜き部、即ち、目地部Ｍを形成する。
本発明にあっては、最終版印刷部Ｆはカラークリアー塗
料により形成するのが必須構成要件である。このカラー
クリアー塗料により目地部Ｍを形成すると共に深み感を
同時に付与できるのである。
（２ｃ）を有して１版目印刷部３の柄寸法Ｄ1 及び２版
目印刷部４の柄寸法Ｄ2 より大きい柄寸法Ｄf （Ｄ3 ）
の柄１ｆ（１ｃ）の最終版印刷部Ｆ（３版目印刷部５）
を印刷して目地の抜き部、即ち、目地部Ｍを形成する。
本発明にあっては、最終版印刷部Ｆはカラークリアー塗
料により形成するのが必須構成要件である。このカラー
クリアー塗料により目地部Ｍを形成すると共に深み感を
同時に付与できるのである。
【００１０】カラークリアー塗料はクリアー塗料に顔料
を添加して着色性と隠蔽性を付与したものである。この
カラークリアー塗料は塗膜の厚みの変化により、色調が
微妙に変化する特徴を有しており、柄１ａ、１ｂの凹凸
により、カラークリアー塗料の塗膜の厚みが変化し、こ
の厚み差によりさらに全体の柄１の色調が変化し、柄１
の深み感をより高め、柄１の変化を表現できるものであ
る。
を添加して着色性と隠蔽性を付与したものである。この
カラークリアー塗料は塗膜の厚みの変化により、色調が
微妙に変化する特徴を有しており、柄１ａ、１ｂの凹凸
により、カラークリアー塗料の塗膜の厚みが変化し、こ
の厚み差によりさらに全体の柄１の色調が変化し、柄１
の深み感をより高め、柄１の変化を表現できるものであ
る。
【００１１】尚、図に示す実施例は３版印刷であるが、
本発明は４版目印刷以上にも適用されるのは言うまでも
ない。又、２版目印刷部４の柄寸法Ｄ2 は１版目印刷部
３の柄寸法Ｄ1 よりも小さいが、大きくてもよく、本発
明はその場合の柄１ａ、１ｂのずれを最終印刷部Ｆによ
り目立たなくしようとするものである。
本発明は４版目印刷以上にも適用されるのは言うまでも
ない。又、２版目印刷部４の柄寸法Ｄ2 は１版目印刷部
３の柄寸法Ｄ1 よりも小さいが、大きくてもよく、本発
明はその場合の柄１ａ、１ｂのずれを最終印刷部Ｆによ
り目立たなくしようとするものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、柄に目地を有し、複数の印刷
版によって柄を形成するスクリーン印刷において、最終
版印刷部の柄寸法を１版目以降の印刷部の柄寸法よりも
大きくするので、最終版印刷部により１版目以降の印刷
部で柄のずれが発生しても目立たなくでき、柄ずれによ
る不良を防止でき、建材等のようにサイズの大きい被印
刷物にも好適に適用できるものであり、又、最終版印刷
部をカラークリアー塗料により形成させるので、最終版
印刷部により柄の深み感や色調の変化を付与することが
できるものである。
版によって柄を形成するスクリーン印刷において、最終
版印刷部の柄寸法を１版目以降の印刷部の柄寸法よりも
大きくするので、最終版印刷部により１版目以降の印刷
部で柄のずれが発生しても目立たなくでき、柄ずれによ
る不良を防止でき、建材等のようにサイズの大きい被印
刷物にも好適に適用できるものであり、又、最終版印刷
部をカラークリアー塗料により形成させるので、最終版
印刷部により柄の深み感や色調の変化を付与することが
できるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図２】従来例を示す概略断面図である。
１ 柄 ２ 目地 ３ １版目印刷部 ４ ２版目印刷部 Ｆ 最終版印刷部 Ｄ1 柄寸法 Ｄ2 柄寸法 Ｄf 柄寸法
Claims (1)
- 【請求項１】柄に目地を有し、複数の印刷版によって柄
を形成するスクリーン印刷において、最終版印刷部の柄
寸法を１版目以降の印刷部の柄寸法よりも大きくすると
共に最終版印刷部をカラークリアー塗料により形成させ
ることを特徴とするスクリーン印刷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4215927A JP3069442B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | スクリーン印刷 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4215927A JP3069442B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | スクリーン印刷 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664303A JPH0664303A (ja) | 1994-03-08 |
| JP3069442B2 true JP3069442B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=16680569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4215927A Expired - Fee Related JP3069442B2 (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | スクリーン印刷 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3069442B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102107554B (zh) * | 2010-03-12 | 2013-04-24 | 陈善忠 | 一种印刷工艺及其所使用的印刷助剂 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP4215927A patent/JP3069442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664303A (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000509 |
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