JP2001213042A - 印刷物 - Google Patents

印刷物

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JP2001213042A
JP2001213042A JP2000023090A JP2000023090A JP2001213042A JP 2001213042 A JP2001213042 A JP 2001213042A JP 2000023090 A JP2000023090 A JP 2000023090A JP 2000023090 A JP2000023090 A JP 2000023090A JP 2001213042 A JP2001213042 A JP 2001213042A
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JP2000023090A
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Yoshio Yogo
嘉夫 余吾
Minoru Ogawa
稔 小川
Takeaki Kurasawa
武明 倉澤
Yoshiyuki Mizuguchi
義之 水口
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複写防止機能や偽造防止機能を備えた印刷物で
あって、この印刷物と同一の印刷物を作製することを困
難するとともに真偽鑑定を容易にさせ、コピーやスキャ
ナーによるスキャニングによって作製した複写物に対し
ても真偽の鑑定を可能とする印刷物を提供する。 【解決手段】シート1上に線部と非線部の万線比率が
1:1の同一万線ピッチによる万線を異なる万線角度に
て配置した2乃至数種類の万線パターン8が形成され、
該万線パータンのうち1乃至数種類の万線パータン領域
内に該万線パターンに対して万線位相を半ピッチ分だけ
ずらて形成した、例えは文字T、P、Oの潜像万線パタ
ーン3aを備えた印刷物Aであり、顕像化万線シートB
を互いにその万線角度が整合するように重合した際に各
々万線角度に対応する万線パターン領域内に形成された
潜像万線パターンがT、P、Oの文字として顕像化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写防止機能や偽
造防止機能を備えた印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写防止機能や偽造防止機能やセ
キュリティー機能を保持することを必要とする印刷物が
益々多用されるようになってきているが、このような偽
造防止対策としての印刷物の一つとしては、例えば、透
明フィルムに微細な多数の平行線条の万線パターンを備
えた万線シートを使用することにより画像を観察できる
印刷物がある。
【0003】この印刷物は、万線シートを印刷物上に重
ね合わせると、潜像パターンが浮かび上がるという「万
線モアレ」を応用した印刷物であり、これは下記図7
(a)〜(d)、及び図8に示すような仕組みとなって
いる。
【0004】図7(a)は、用紙1に印刷により形成さ
れた万線パターンのない通常印刷画像2、図7(b)は
別の用紙1に印刷形成された同一線幅の多数本の平行な
直線をその線幅と同一ピッチ(等間隔)で配置した平行
直線により構成された万線パターン3、図7(c)は同
一用紙1に前記通常印刷画像2と万線パターン3とを重
ね刷り印刷した印刷物Aである。
【0005】図7(b)に示す万線パターン3には、潜
像万線パターン3a(例えば図示するようにハート形パ
ターン部分)を備え、この万線パターン3における潜像
万線パターン3aは、図7(d)のM部分拡大図に示す
ように、潜像万線パターン3aの内側領域と外側領域の
それぞれ平行直線(万線)のピッチ位相を両領域の境界
相当部分(潜像万線パターン3aの輪郭線)に沿って半
ピッチ分ずらすことにより形成されている。
【0006】上記万線パターン3を構成する平行直線
(万線)は、通常印刷画像2の印刷デザインの支障にな
らない程度の細い微細な線幅となっていて、また、この
万線パターン3の内側領域に形成されている潜像万線パ
ターン3aの万線はその外側領域の万線に対してピッチ
位相がずれているだけであり、しかも万線は微細である
ので、潜像万線パターン3aは視覚的には(見かけ上
は)画像としては何も目視観察されず、印刷物Aには通
常印刷画像2と万線パターン3だけが観察される。
【0007】図8に示すように、この印刷物A(図7
(c))上に、透明フィルム4面に印刷物Aの万線パタ
ーン3と同じ線幅とピッチの万線パターン5を形成した
万線シートBを平行に重ね合わせると、印刷物Aに形成
されている万線パターン3の潜像パターン部3aの内側
領域と外側領域のそれぞれ万線は半ピッチ分ずれている
ために、万線パターン5の万線と、印刷物Aに形成され
ている万線パターン3の潜像万線パターン3aの内側領
域と外側領域の半ピッチ分ずれているそれぞれ万線と
に、互いに重なり合う(万線パターン3の万線が隠れ
る)部分と、重なり合わない(万線パターン3の万線が
隠れない)部分が発生する。
【0008】その結果、例えば、万線パターン5の万線
と重なり合わない万線パターン3の万線が、潜像万線パ
ターン3a(例えば図示するようにハート形パターン
部)領域内の万線パターン3を構成する万線であれば、
その万線が万線パターン5の各万線(不透明線;黒線)
の間の透明部分(透明線;白線)を透して目視にて観察
されて潜像万線パターン3aが顕像化して、ポジティブ
画像の顕像画像として観察される。
【0009】他方、例えば、万線パターン5の万線と重
なり合わない万線パターン3の万線が、潜像万線パター
ン3a(例えば図示するようにハート形パターン部)領
域外の万線パターン3を構成する万線であれば、その万
線が万線パターン5の各万線(不透明線;黒線)の間の
透明部分(透明線;白線)を透して目視にて観察されて
潜像万線パターン3aは顕像化して、ネガティブ画像の
顕像画像として観察される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記印刷物
Aにおいては、比較的単純なパターンであるため、コピ
ー、スキャナーによる複写物の場合、万線パターンは複
写による再現が可能となり、複写物でも同様の機能を保
持することができ、さらに、パターンが単純であるた
め、知見のあるものは比較的容易に作製が可能であり、
偽造防止対策としての効果が低いものであった。
【0011】本発明は、複写防止機能や偽造防止機能を
備えた印刷物であって、この印刷物と同一の印刷物を作
製することを困難するとともに、真偽鑑定を容易にさ
せ、また、コピーやスキャナーによるスキャニングによ
って作製した複写物に対しても真偽の鑑定を可能とする
印刷物を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、シート上に線部と非線部の万線比率が1:1の
同一万線ピッチによる万線を異なる万線角度にて配置し
た2乃至数種類の万線パターンが形成され、該万線パー
タンのうち1乃至数種類の万線パータン領域内に該万線
パターンに対して万線位相を半ピッチ分だけずらて形成
した潜像万線パターンを備えていることを特徴とする印
刷物である。
【0013】次に本発明の請求項2に係る発明は、上記
請求項1に係る発明の印刷物であって、前記2乃至数種
類の万線パターン上に該万線パータンと同じ万線比率と
同じ万線ピッチの顕像化用万線パターンが透明フィルム
に形成された顕像化用の万線シートを互いにその万線角
度が整合するように重合した際に、各々万線角度に対応
する万線パターン領域内に形成された潜像万線パターン
が顕像化されることを特徴とする印刷物である。
【0014】次に本発明の請求項3に係る発明は、上記
請求項1又は請求項2に係る発明の印刷物において、前
記万線パターン領域が、シート上の略全領域に亘って又
は1乃至数個所に区分されて形成されている印刷物であ
る。
【0015】次に本発明の請求項4に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項3に係る発明の印刷物において、前
記1乃至数種類の潜像万線パターンが、前記万線パター
ン領域内における同一個所に形成されている印刷物であ
る。
【0016】次に本発明の請求項5に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項3に係る発明の印刷物において、前
記1乃至数種類の潜像万線パターンが、前記万線パター
ン領域内のそれぞれ異なる個所に形成されている印刷物
である。
【0017】次に本発明の請求項6に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項5に係る発明の印刷物において、前
記2乃至数種類の万線パターンの各々パターン領域の形
状が、直線状、波線状、曲線状、又はこれらの組み合わ
せによる線条である印刷物である。
【0018】次に本発明の請求項7に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項5に係る発明の印刷物において、前
記2乃至数種類の万線パターンの各々パターン領域の形
状が、角ドット状、丸ドット状、網ドット状、格子ドッ
ト状、又はこれらの組み合わせによるドット状である印
刷物である。
【0019】次に本発明の請求項8に係る発明は、シー
ト上に線部と非線部の万線比率が1:1の同一万線角度
による万線を異なる万線ピッチにて配置した2乃至数種
類の万線パターンが形成され、該万線パータンのうち1
乃至数種類の万線パータン領域内に該万線パターンに対
して万線位相を半ピッチ分だけずらて形成した潜像万線
パターンを備えていることを特徴とする印刷物である。
【0020】次に本発明の請求項9に係る発明は、上記
請求項8に係る発明の印刷物であって、前記2乃至数種
類の万線パターン上に、各々万線パターンと同じ万線比
率と同じ万線ピッチの顕像化用万線パターンが透明フィ
ルムに形成された2乃至数種類の顕像化用の万線シート
のうちいずれか1種類の万線シートを互いにその万線角
度が整合するように重合した際に、その万線ピッチに対
応する万線パターン領域内に形成された潜像万線パター
ンが顕像化されることを特徴とする印刷物である。
【0021】次に本発明の請求項10に係る発明は、上
記請求項8又は請求項9に係る発明の印刷物において、
前記2乃至数種類の万線パターンの各々パターン領域の
形状が、直線状、波線状、曲線状、又はこれらの組み合
わせによる線条である印刷物である。
【0022】次に本発明の請求項11に係る発明は、上
記請求項8又は請求項9に係る発明の印刷物において、
前記2乃至数種類の万線パターンの各々パターン領域の
形状が、角ドット状、丸ドット状、網ドット状、格子ド
ット状、又はこれらの組み合わせによるドット状である
印刷物である。
【0023】次に本発明の請求項12に係る発明は、上
記請求項1乃至請求項11に係る発明の印刷物におい
て、前記シート上に通常印刷画像が形成されている印刷
物である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の印刷物を、実施の形態に
従って以下に詳細に説明する。
【0025】図1(a)に示すように、本発明の印刷物
Aは、シート1上に線部と非線部の万線比率が1:1
で、同一の万線ピッチの万線パターン3が形成され、該
万線パターン3は、それぞれ異なる万線角度にて形成さ
れた2乃至数種類の万線パターン領域により構成されて
いる。
【0026】前記万線パータン3の異なる万線角度にて
形成された各パターン領域には、万線位相を半ピッチ分
だけずらして形成された潜像万線パターン3aによる潜
像パターンを備えている。
【0027】本発明の上記印刷物Aの万線パターン3上
には、図1(b)に示すように、万線パータン3と同じ
万線比率(線部と非線部の万線比率が1:1)と同じ万
線ピッチの万線パターン5が透明基材6上に形成されて
いる万線シートBが、その万線方向を整合させて重ね合
わせられる。
【0028】図1(c)〜(d)は、印刷物Aの万線パ
ターン3上に万線シートBを重ね合わせて、前記1乃至
数種類の潜像万線パターン上にその各々万線角度に整合
する(平行となる)角度にて重合した際に、その角度に
対応する潜像万線パターン3aによる潜像パターンが
顕像化された状態を示す。
【0029】図1(c)では、顕像化万線シートBを万
線パターン3上に重ね合わせ、その万線パターン5の万
線を水平方向(角度0°)にして、例えば「T」という
文字の潜像万線パターン3aの水平な万線の方向(角度
0°)と整合させて重合することにより、「T」という
文字が顕像化万線シートBを透して顕像化する。
【0030】図1(d)では、顕像化万線シートBを万
線パターン3上に重ね合わせ、その万線パターン5の万
線を45°の方向に傾斜させて、例えば「P」という文
字の潜像万線パターン3aの45°に傾斜する万線の方
向と整合させて重合することにより、「P」という文字
が顕像化万線シートBを透して顕像化する。
【0031】また、図1(e)では、顕像化万線シート
Bを万線パターン3上に重ね合わせ、その万線パターン
5の万線を垂直(90°)にして、例えば「O」という
文字の潜像万線パターン3aの垂直な万線の方向(90
°)と整合させて重合することにより、「O」という文
字が顕像化万線シートBを透して顕像化する。
【0032】図2は、上記印刷物Aに形成された万線パ
ターンの一例を示す拡大平面図であり、シート1上に
は、万線パターンが形成されている。この万線パターン
3は、万線角度の異なる3種類の万線8を、それぞれ線
条の第1万線パターン領域G1、第2万線パターン領域
G2 、第3万線パターン領域G3 の各領域に配置して構
成され、そして、第1、第2、第3万線パターン領域G
1 、G2 、G3 を1単位の万線パターン領域Gとして、
この複数単位を、繰り返し配置して構成されている。そ
して、この3万線パターン3の形成領域内には、後述す
る潜像パターンを構成する潜像万線パターンが形成され
ている。なお、1aは必要に応じて孔設した位置整合用
のピン孔である。
【0033】図3、図4、図5は、上記印刷物Aの万線
パターン3の形成領域を、第1、第2、第3万線パター
ン領域G1 、G2 、G3 にそれぞれ分解して、それぞれ
の領域に形成されている万線パターンの構造をわかり易
く示す平面図である。
【0034】図3は、万線パターン3のうち、第1万線
パターン領域G1 に形成された左に45°程度に傾斜し
た万線角度の万線パターンを示し、図4は、万線パター
ン3のうち、第2万線パターン領域G2 に形成された右
に45°程度に傾斜した万線角度の万線パターンを示
し、図5は、万線パターン3のうち、第3万線パターン
領域G3 に形成された左に10°程度に傾斜した万線角
度の万線パターンを示すものである。
【0035】本発明において、上記図2〜図5に図示し
た第1、第2、第3万線パターン領域G1 、G2 、G3
の各領域の全体形状は、横長方向に配置した直線条の形
状領域としたが、本発明においては、これに限定され
ず、縦長方向に配置した直線条の形状領域でもよく、ま
た、例えば、波線状、曲線状、又はこれらの組み合わせ
による線条の形状領域、又は角ドット状、丸ドット状、
網ドット状、格子ドット状、又はこれらの組み合わせに
よるドット形状など、それぞれ細かく分割された形状領
域であってもよい。
【0036】各々第1各万線パターン領域G1 同士は、
互いにその領域形状、大きさが同一となっおり、第2万
線パターン領域G2 同士も同様であり、また第3万線パ
ターン領域G3 同士も同様であるが、第1、第2、第3
の各万線パターン領域G1 、G2 、G3 同士は、互いに
その領域形状、大きさが同一であってもよいし、互いに
異なっていてもよい。
【0037】図3に示すように、例えば第1万線パター
ン領域G1 に形成された左に45°程度に傾斜した万線
パターンのそれぞれ万線8は、線部8a(黒線部、着色
部、不透明部)と非線部8b(白線部、無着色部、透明
部)の幅の比率、所謂、万線比率を、好ましくは略1:
1に設定してあり、同一万線ピッチDにて平行に配列さ
れていて、この第1万線パターン領域G1 の万線パター
ン中には、潜像画像として例えば文字「T」を構成する
潜像万線パターン3a(点線のT字状輪郭内)が形成さ
れている。
【0038】図3に示すように、文字「T」以外の部分
の万線パターンを構成する万線と、万線パターン中の文
字「T」の潜像万線パターン3aを構成する万線とは、
互いに半ピッチ(D/2)分だけ、万線位相をずらして
形成されており、図中、潜像万線パターン3aである文
字「T」の輪郭に沿って、万線位相ずれ部3bが形成さ
れている。
【0039】図4に示す第2万線パターン領域G2 に形
成された右に45°程度に傾斜した万線パターンのそれ
ぞれ万線8も、上記図3に示した第1万線パターン領域
G1と同様に、線部8a(黒線部、着色部、不透明部)
と非線部8b(白線部、無着色部、透明部)の幅の比
率、所謂、万線比率を、好ましくは略1:1に設定して
あり、同一万線ピッチDにて平行に配列されていて、こ
の第2万線パターン領域G2 の万線パターン中には、潜
像画像として例えば文字「O」を構成する潜像万線パタ
ーン3a(点線のO字状輪郭内)が形成されている。
【0040】また図4に示すように、文字「P」以外の
部分の万線パターンを構成する万線と、万線パターン中
の文字「P」の潜像万線パターン3aを構成する万線と
は、上記図3に示した第1万線パターン領域G1 と同様
に、互いに半ピッチ(D/2)分だけ、万線位相をずら
して形成されており、図中、潜像万線パターン3aであ
る文字「O」の輪郭に沿って、万線位相ずれ部3bが形
成されている。
【0041】図5に示す第3万線パターン領域G3 に形
成された左に大きく10°程度に傾斜した万線パターン
のそれぞれ万線8も、上記図3、図4に示した第1、第
2万線パターン領域G1 、G2 と同様に、線部8a(黒
線部、着色部、不透明部)と非線部8b(白線部、無着
色部、透明部)の幅の比率、所謂、万線比率を、好まし
くは略1:1に設定してあり、同一万線ピッチDにて平
行に配列されていて、この第3万線パターン領域G3 の
万線パターン中には、潜像画像として例えば文字「P」
を構成する潜像万線パターン3a(点線のP字状輪郭
内)が形成されている。
【0042】また図5に示すように、文字「P」以外の
部分の万線パターンを構成する万線と、万線パターン中
の文字「P」の潜像万線パターン3aを構成する万線と
は、上記図3、図4に示した第1、第2万線パターン領
域G1 、G2 と同様に、互いに半ピッチ(D/2)分だ
け、万線位相をずらして形成されており、図中、潜像万
線パターン3aである文字「P」の輪郭に沿って、万線
位相ずれ部3bが形成されている。
【0043】実施の形態に示した上記印刷物Aは、シー
ト1上に線部と非線部の万線比率が1:1の同一万線ピ
ッチによる万線8を異なる万線角度にて配置した3種類
の万線パターンが、単位万線パターンGを構成する3種
類の各万線パターン領域G1、G2 、G3 に形成されて
いるものであるが、本発明においては、これに限定され
ず、2種類又は2種類以上、数種類の万線パターンが、
単位万線パターンGを構成する例えば2種類の万線パタ
ーン領域G1 、G2 に、又は単位万線パターンGを構成
する2種類以上、数種類の万線パターン領域に形成され
ているものであってもよい。
【0044】また、実施の形態に示した上記印刷物A
は、単位万線パターンGを構成する3種類の各万線パタ
ーン領域G1 、G2 、G3 に配置した異なる万線角度の
3種類全ての万線パターンに対して、それぞれ潜像万線
パターン3aを付与したものであるが、本発明において
は、これに限定されず、例えば万線パターン領域G1 、
G2 、G3 のうち、いずれか1種類のパターン領域に配
置した万線パターンに対してのみ潜像万線パターン3a
を付与してもよいし、2種類のパターン領域に配置した
万線パターンに対してそれぞれ潜像万線パターン3aを
付与してもよい。
【0045】図6は、本発明の上記印刷物Aの万線パタ
ーン3上に重ね合わせて、潜像万線パターン3aを顕像
化するための万線パターンを備えた顕像化万線シートB
である。 図示するように、顕像化万線シートBは、透
明なプラスチックフィルムやガラス板などの透明基材6
に万線パターン5を形成したものであり、万線パターン
5を構成するそれぞれ万線8は、線部8a(黒線部、着
色部、不透明部、可視光不透過部)と非線部8b(透明
部、可視光透過部)の幅の比率、所謂、万線比率を、好
ましくは略1:1に設定してあり、同一万線ピッチE
(線部8aの幅E1 、非線部8bの幅E2 )にて平行に
配列されており、顕像化万線シートBの万線ピッチEと
印刷物Aの万線パターン3の万線ピッチDとは、E=D
の関係に設定されている。
【0046】本発明の印刷物Aは、2乃至数種類の万線
パターン領域に異なる万線角度の万線を有する上記のよ
うな万線パターン3上に、該万線パータン3と同じ万線
比率と同じ万線ピッチの顕像化用万線パターン5が透明
フィルム6に形成された顕像化万線シートBを、互いに
その万線角度が整合する(平行となる)ように重合す
る。
【0047】これによって、各々万線角度に対応する各
万線パターン領域内に形成された潜像万線パターン(例
えば、図3、図4、図5におけるT、O、Pの文字の潜
像パターン)が、それぞれ顕像化万線シートBを角度調
整することにより顕像画像(例えば、T、O、Pの文
字)として顕像化されるものである。例えば、上記顕像
化万線シートBの万線パターン5の万線と重なり合わな
い印刷物A側の万線パターン3の万線が、潜像万線パタ
ーン3a領域内の万線パターン3を構成する万線であれ
ば、その万線が万線パターン5の各万線(不透明線;黒
線;線部)の間の透明部分(透明線;非線部)を透して
目視にて観察されて潜像万線パターン3aが顕像化して
ポジティブ画像の顕像画像として観察される。
【0048】他方、例えば、上記顕像化万線シートBの
万線パターン5の万線と重なり合わない印刷物A側の万
線パターン3の万線が、潜像万線パターン3a領域外の
万線パターン3を構成する万線であれば、その万線が万
線パターン5の各万線(不透明線;黒線;線部)の間の
透明部分(透明線;非線部)を透して目視にて観察され
て潜像万線パターン3aは顕像化してネガティブ画像の
顕像画像として観察される。
【0049】本発明の印刷物Aにおいては、前記万線パ
ターン領域が、シート上の略全領域に亘って形成されて
いてもよいし、1乃至数個所に区分されて形成されてい
てもよい。
【0050】また、本発明の印刷物Aにおいては、前記
1乃至数種類の潜像万線パターン3aが、前記2乃至数
種類の万線パターン領域により構成される万線パターン
3内における同一個所に形成されていてもよいし、それ
ぞれ異なる個所に形成されていてもよい。
【0051】また、本発明の印刷物Aの万線パターン3
の形成領域、即ち、潜像が顕像として浮き出る領域を、
第n万線パターン領域Gn に分割する方法としては、上
記のような線条の他に、点状、格子状など様々なデザイ
ン形状でも可能である。また網点、格子の場合も一定面
積にて分割(例えば均等分割)すれば、線条の場合と同
様の結果が得られる。
【0052】上記印刷物Aの万線パターン3の万線8
と、顕像化万線シートBの万線パターン5の万線8のそ
れぞれ万線ピッチDは、20〜2000μm、好ましく
は20〜1000μmの範囲のうちのいずれかに設定す
ることが好ましく、万線ピッチDが20μm未満である
と、ピッチDに対して1/2の線部8aと非線部8bの
それぞれ線幅D1 、D2 が、10μm未満の極めて細い
線幅となるため、潜像万線パターンのデザインも細かす
ぎて、顕像化万線シートBを重ね合わせて観察しても、
再現性が悪く顕像化が弱くなる。
【0053】他方、万線8のピッチDが2000μmよ
り大きいと、線部8aと非線部8bの線幅が、それぞれ
1000μmより大きい極めて太い線幅となるため、潜
像万線パターンのデザインも粗くなって、顕像化万線シ
ートBを重ね合わせて顕像化した際に見ずらく、したが
って視認が不可能となる場合があり、また、顕像化万線
シートBを介在させなくても潜像パターンが判別できて
しまったり、カラーコピー機などで複写再現され易くな
る場合がある。
【0054】したがって、上記それぞれ万線8の線部8
a(及び非線部8b)の線幅(1/2)Dは、10〜1
000μmの範囲のいずいれか、好ましくは10〜50
0μmの範囲のいずいれかに設定することが望ましい。
【0055】本発明の印刷物Aにおいて、万線パターン
3及び潜像パターン3aの万線8及び顕像化用の万線シ
ートBの万線8の万線ピッチDを20〜1000μmの
範囲内、万線8の線部8a(及び非線部8b)の線幅
(1/2)を10〜500μmの範囲内において設定す
ることにより、顕像化万線シートBを重ね合わせ整合し
た際には、明確な顕像画像が表出する良好な潜像パター
ンを備えた印刷物Aが得られ、また、この印刷物Aをカ
ラーコピー機を用いて複写再現した複写印刷物に顕像化
万線シートBを重ね合わせ整合した際には、明確な顕像
画像が表出せず、複写防止、偽造防止作用が確認でき
た。
【0056】また、万線8の線部8a(全ての線部、潜
像万線パターンの線部、あるいは潜像万線パターン以外
の線部)に施す色調、色数(単色、多色)などは特に限
定されないが、単色は万線の顕像再現性が悪いため、P
CS値(Point Contrast Signal
値;相対反射率;コントラストを示す値)が、0.2以
上(Aフィルター)あることが望ましい。 また、印刷
はオフセット印刷、グラビア印刷、DDPCで再現可能
である。PCS値=(万線の非線部反射率−万線の線部
反射率)/万線の非線部反射率
【0057】また、本発明の印刷物Aのシート1上にお
ける万線パターン3の形成領域、あるいは潜像万線パタ
ーン3aの形成領域には、全く独立したデザインなどに
よる通常印刷画像、彩色を下地画像、下地彩色として形
成してもよい。但し、潜像万線パターンによる潜像パタ
ーンの再現性、顕像化を考慮して、潜像パターンに採用
した色調に近似した色は迷彩化のおそれがあるので避け
た方がよい。また、シート1上における上記万線パター
ンの形成領域以外の領域にも、全く独立したデザインな
どによる通常印刷画像、彩色を形成してもよい。
【0058】本発明の印刷物Aは、顕像化万線シートB
を万線パターン3上で回転させて、1乃至数種類の潜像
万線パターンによる潜像文字を順次再現させ顕像化させ
るため、2乃至数種類の万線パターン領域の各万線8に
それぞれ異なる万線角度を付けるものであるが、その場
合、それぞれ視認できる万線角度が近似していると、互
いの機能性が障害となったり、または、回転させて見え
るという機能性を重視するために、視認角度は180°
を均等分割することが望ましいが、本発明においては、
この限りではない。
【0059】印刷物Aの万線パターン3の各万線8の万
線角度の設定は、特に限定されるものではないが、図2
〜図5に示すような万線角度にて文字「T」、「O」、
「P」を潜像万線パターンとして形成する場合の他に、
図示しないが、例えば、文字「T」を表現する万線角度
として左に5°傾斜する角度、文字「O」を表現する万
線角度として左に60°傾斜する角度、文字「P」を表
現する万線角度として右に120°傾斜する角度に設定
してもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明の印刷物は、潜像万線パターンを
形成した万線パターン上に顕像化万線シートを重ね合わ
せ、その重ね合わせ面にて面回転させると、次々と潜像
パターンによる異なる画像が顕像化する多次変化機能を
備えているため、印刷物の真偽判定を容易にでき、ま
た、印刷物の万線パターンが潜像万線パターンを含めて
極めて複雑であるため、通常モノクロコピー機、カラー
コピー機による複写再現性を抑制でき、有価印刷物、証
券印刷物をはじめとする各種商業印刷物など印刷物の印
刷偽造防止効果を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の印刷物の平面図、(b)はそ
の印刷物上に重ね合わせて顕像化するための顕像化万線
シートの平面図、(c)〜(e)はその印刷物上に顕像
化万線シートを重ね合わせて顕像化した複数の顕像画像
の平面図。
【図2】本発明の印刷物に形成された万線パターンの拡
大平面図。
【図3】本発明の印刷物に形成された万線パターンの第
1万線パターン領域を示す拡大平面図。
【図4】本発明の印刷物に形成された万線パターンの第
2万線パターン領域を示す拡大平面図。
【図5】本発明の印刷物に形成された万線パターンの第
3万線パターン領域を示す拡大平面図。
【図6】印刷物上に重ね合わせて顕像化するための顕像
化万線シートの拡大平面図。
【図7】(a)は従来の印刷物における通常印刷画像の
平面図、(b)は従来の印刷物における万線パターンに
よる潜像画像の平面図、(c)は従来の印刷物における
通常印刷画像を下地画像として万線パターンによる潜像
印刷画像を合成した平面図、(d)は従来の印刷物にお
ける万線パターンによる潜像画像のM部分拡大平面図。
【図8】従来の印刷物上に顕像化万線シートを重ね合わ
せて顕像化したM部分の顕像画像の拡大平面図。
【符号の説明】
1…シート 2…通常印刷画像 3…万線パターン 3
a…潜像万線パターン 4…透明フィルム 5…万線パターン 6…透明フィル
ム 8…万線 8a…線部 8b…非線部 A…印刷物 B…顕像化万線シート D…万線ピッチ D1 …線部幅 D2 …非線部幅 E…
万線ピッチ E1 …線部幅 E2 …非線部幅 G…単位万線パターン領域 G1 …第1万線パターン領
域 G2 …第2万線パターン領域 G3 …第3万線パターン
領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月29日(2000.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図8】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水口 義之 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA02 HA04 HB10 JB25 2H113 AA06 BB08 BB09 BB22 CA39 CA40 CA44 EA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート上に線部と非線部の万線比率が1:
    1の同一万線ピッチによる万線を異なる万線角度にて配
    置した2乃至数種類の万線パターンが形成され、該万線
    パータンのうち1乃至数種類の万線パータン領域内に該
    万線パターンに対して万線位相を半ピッチ分だけずらて
    形成した潜像万線パターンを備えていることを特徴とす
    る印刷物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の印刷物であって、前記2乃
    至数種類の万線パターン上に該万線パータンと同じ万線
    比率と同じ万線ピッチの顕像化用万線パターンが透明フ
    ィルムに形成された顕像化万線シートを互いにその万線
    角度が整合するように重合した際に、各々万線角度に対
    応する万線パターン領域内に形成された潜像万線パター
    ンが顕像化されることを特徴とする印刷物。
  3. 【請求項3】前記万線パターン領域が、シート上の略全
    領域に亘って又は1乃至数個所に区分されて形成されて
    いる請求項1又は請求項2記載の印刷物。
  4. 【請求項4】前記1乃至数種類の潜像万線パターンが、
    前記万線パターン領域内における同一個所に形成されて
    いる請求項1乃至請求項3記載の印刷物。
  5. 【請求項5】前記1乃至数種類の潜像万線パターンが、
    前記万線パターン領域内のそれぞれ異なる個所に形成さ
    れている請求項1乃至請求項3記載の印刷物。
  6. 【請求項6】前記2乃至数種類の万線パターンの各々パ
    ターン領域の形状が、直線状、波線状、曲線状、又はこ
    れらの組み合わせによる線条である請求項1乃至請求項
    5記載の印刷物。
  7. 【請求項7】前記2乃至数種類の万線パターンの各々パ
    ターン領域の形状が、角ドット状、丸ドット状、網ドッ
    ト状、格子ドット状、又はこれらの組み合わせによるド
    ット状である請求項1乃至請求項5記載の印刷物。
  8. 【請求項8】シート上に線部と非線部の万線比率が1:
    1の同一万線角度による万線を異なる万線ピッチにて配
    置した2乃至数種類の万線パターンが形成され、該万線
    パータンのうち1乃至数種類の万線パータン領域内に該
    万線パターンに対して万線位相を半ピッチ分だけずらて
    形成した潜像万線パターンを備えていることを特徴とす
    る印刷物。
  9. 【請求項9】請求項8記載の印刷物であって、前記2乃
    至数種類の万線パターン上に、各々万線パターンと同じ
    万線比率と同じ万線ピッチの顕像化用万線パターンが透
    明フィルムに形成された2乃至数種類の顕像化用の万線
    シートのうちいずれか1種類の万線シートを互いにその
    万線角度が整合するように重合した際に、その万線ピッ
    チに対応する万線パターン領域内に形成された潜像万線
    パターンが顕像化されることを特徴とする印刷物。
  10. 【請求項10】前記2乃至数種類の万線パターンの各々
    パターン領域の形状が、直線状、波線状、曲線状、又は
    これらの組み合わせによる線条である請求項8又は請求
    項9記載の印刷物。
  11. 【請求項11】前記2乃至数種類の万線パターンの各々
    パターン領域の形状が、角ドット状、丸ドット状、網ド
    ット状、格子ドット状、又はこれらの組み合わせによる
    ドット状である請求項8乃至請求項9記載の印刷物。
  12. 【請求項12】前記シート上に通常印刷画像が形成され
    ている請求項1乃至請求項11記載の印刷物。
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