JPH0585666U - ディスプレー用印刷フィルム - Google Patents
ディスプレー用印刷フィルムInfo
- Publication number
- JPH0585666U JPH0585666U JP3446192U JP3446192U JPH0585666U JP H0585666 U JPH0585666 U JP H0585666U JP 3446192 U JP3446192 U JP 3446192U JP 3446192 U JP3446192 U JP 3446192U JP H0585666 U JPH0585666 U JP H0585666U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- film
- display
- transparent
- printing film
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- Pending
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- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単に少ない工程でディスプレー用印刷フィル
ムを製造しうる手段を開発すること。 【構成】無色透明のフィルム(1)の上に、有色透明な
パターン(2)が形成され、その上からフィルム(1)
全面にわたり白色インキ層(3)が形成され、且つ該白
色インキ層(3)上に、更に上記パターン(2)と同じ
パターンの有色透明パターン(4)が形成されて成るフ
ィルムをディスプレー用印刷フィルムとして使用するこ
と。
ムを製造しうる手段を開発すること。 【構成】無色透明のフィルム(1)の上に、有色透明な
パターン(2)が形成され、その上からフィルム(1)
全面にわたり白色インキ層(3)が形成され、且つ該白
色インキ層(3)上に、更に上記パターン(2)と同じ
パターンの有色透明パターン(4)が形成されて成るフ
ィルムをディスプレー用印刷フィルムとして使用するこ
と。
Description
【0001】
本考案はディスプレー用印刷フィルムに関し、更に詳しくは反射光と透過光両 面用のディスプレーに好適な印刷フィルムに関する。
【0002】
従来ディスプレー用印刷フィルムとして、反射光と透過光両面用の印刷フィル ムはすでに知られており、実際に使用されている。
【0003】 この従来の印刷フィルムは大別すると2つに別けられ、その1つは、図2に示 す通り、乳白色のフィルム(11)の上面並びに下面両方に、有色透明なパター ン(12)及び(13)が形成されたものである。そしてパターン(12)及び (13)は上下対称になるように配置されている。
【0004】 しかし乍ら、従来のこの印刷フィルムに於いては、パターン(12)と(13 )とは、同じパターンでありながら、上面から、或いは下面から透過光を照射す る関係上、上下対称に、形成しなければならない。たとえばパターン(12)を 図3に示すパターンとすれば、パターン(13)は図4に示すパターンを印刷す る必要があり、上面と下面とを別々の版を用いて印刷してパターンを形成する必 要がある。このパターン(12)が、更に複雑なパターンとなると、赤、青、黄 、黒の4原色を用いて印刷しなけらばならず、色毎に上下について版を作製しな ければならず、極めて工程が多く、煩雑となる。
【0005】 他のもう1つの従来の印刷フィルムは、図5に示す通り、乳白色のフィルム( 21)上に、パターン(22)を形成し、これを2枚貼り合わせるものである。 このものでは、パターン(22)としては同じ版を用いることが出来るが、2枚 を貼り合わせる必要があり、また貼り合わせについてはパターンが確実にしかも 正確に重なるように貼り合わせる必要があり、工程が増え且つ煩雑な操作を必要 とした。
【0006】
従って本考案が解決しようとする課題は、従来のこの種印刷フィルムの上記難 点を解消することであり、更に詳しくは、極めて簡単に少ない工程で、この種印 刷フィルムを製造しうる手段を開発することである。
【0007】
この課題は、無色透明のフィルム(1)の上に、有色透明なパターン(2)が 形成され、その上からフィルム(1)全面にわたり白色インキ層(3)が形成さ れ、且つ該白色インキ層(3)上に、更に上記パターン(2)と同じパターンの 有色透明パターン(4)が形成されて成るものを、ディスプレー用印刷フィルム (反射光と透過光用両面印刷フィルム)として使用することにより解決される。
【0008】
本考案の印刷フィルムはたとえば図1に示す通り、無色透明フィルム(1)上 に、白色インキ層(3)を介してパターン(2)及び(4)がいずれも該フィル ム(1)の一面に形成されているため、パターン(2)と(4)とは上下対称に することなく、そのままで印刷することが出来る。このため、パターン(2)と (4)とを形成する際には、全く同じ版が使用出来、従来技術に比し、極めて簡 単となる。加えて、印刷フィルムを2枚貼り合わせる必要も全くなく、この貼合 せの際の煩わしい操作も全く無用となる。
【0009】 本考案に於いて使用するフィルム(1)は、無色透明なものが使用され、好ま しいフィルムは無色透明のポリエステルフィルムであり、好ましい厚さは100 μm前後である。
【0010】 フィルム(1)上に先ず形成されるパターン(2)は、有色、透明のパターン であり、パターン自体は所望する各種のパターンが任意に選択され、その色調も 所望する色調に応じた各種の色調のパターンが形成される。このパターン(2) は通常平版用印刷インキを用いて形成される。
【0011】 次いでこの上から白色インキ層(3)がフィルム(1)上全面に形成される。 この白色インキ層(3)自体は、反差作用の目的で形成される。厚みは通常2μ m程度である。
【0012】 最後に、この白色インキ層(3)上に、パターン(4)が形成される。このパ ターン(4)はパターン(2)と全く同じパターンである。 本考案の印刷フィルムは、従来品と同様に、ディスプレー用印刷フィルムとし て極めて好適である。
【0013】
本考案によれば、パターン(2)と(4)とを同じ版で印刷することが出来、 また2枚の印刷フィルムを貼合せする必要もないので、従来品に比し極めて工程 が減少し、短時間でしかも少ない工程でこの種ディスプレー用印刷フィルムを得 ることが出来る。
【0014】
【0015】
【図1】
【0016】図1は本考案のディスプレー用印刷フィル
ムの一例の断面図である。
ムの一例の断面図である。
【0017】
【図2】
【0018】図2は従来のディスプレー用印刷フィルム
の一種の断面図である。
の一種の断面図である。
【0019】
【図3】
【0020】図3はパターンの1種である。
【0021】
【図4】
【0022】図4は図3のパターンの上下対称パターン
である。
である。
【0023】
【図5】
【0024】図5は従来のディスプレー用印刷フィルム
の他の例の断面図である。
の他の例の断面図である。
【0025】 1・・・・・無色透明なフィルム 2・・・・・パターン 3・・・・・白色インキ層 4・・・・・パターン
Claims (1)
- 【請求項1】無色透明のフィルム(1)の上に、有色透
明なパターン(2)が形成され、その上からフィルム
(1)全面にわたり白色インキ層(3)が形成され、且
つ該白色インキ層(3)上に、更に上記パターン(2)
と同じパターンの有色透明パターン(4)が形成されて
成るディスプレー用印刷フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3446192U JPH0585666U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ディスプレー用印刷フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3446192U JPH0585666U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ディスプレー用印刷フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585666U true JPH0585666U (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=12414889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3446192U Pending JPH0585666U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ディスプレー用印刷フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585666U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013075508A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-25 | Cbj Scratch:Kk | スクラッチ印刷物、スクラッチ印刷用媒体及びその製造方法 |
JP2016068979A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本製紙クレシア株式会社 | 包装体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS47164U (ja) * | 1971-08-25 | 1972-04-20 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3446192U patent/JPH0585666U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS47164U (ja) * | 1971-08-25 | 1972-04-20 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013075508A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-25 | Cbj Scratch:Kk | スクラッチ印刷物、スクラッチ印刷用媒体及びその製造方法 |
JP2016068979A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本製紙クレシア株式会社 | 包装体 |
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