JP3157421B2 - 洗濯機の運転方法 - Google Patents

洗濯機の運転方法

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JP3157421B2
JP3157421B2 JP15799995A JP15799995A JP3157421B2 JP 3157421 B2 JP3157421 B2 JP 3157421B2 JP 15799995 A JP15799995 A JP 15799995A JP 15799995 A JP15799995 A JP 15799995A JP 3157421 B2 JP3157421 B2 JP 3157421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機に関し、更に詳
しくは最終すすぎ時に柔軟剤等の仕上げ剤を自動投入す
る洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭57−29200号公報には、洗
濯に際しての洗濯兼脱水槽に対する給水能力を判断し、
この判断に基づいてその後のすすぎ時の時間を制御する
洗濯機が示されている。上記給水能力の判断には洗濯兼
脱水槽内の水位を検知する水位センサが用いられ、この
水位センサにより検知した洗濯兼脱水槽内の水位が所定
値まで達して洗濯兼脱水槽に所定量の水がたまるのに要
する所要時間に基づいて給水能力が判断される。この所
要時間が長いほど、給水能力は小さいと判断される。
【0003】ところで、上記すすぎは通常複数回例えば
2回実行され、最初は所定量の水の給水後も給水が続行
される所謂注水すすぎが実行され、2回目は所定量の水
の給水後は給水が停止される所謂ためすすぎが実行され
る。このためすすぎ(最終すすぎ)においては、特公昭
62−1754号公報に見られる如く洗濯兼脱水槽に柔
軟剤等の仕上げ剤が投入され、洗濯物の仕上げ剤処理が
行われる。
【0004】しかし、最近は、節水対応の洗濯機とし
て、すすぎ時の使用水量をできるだけ抑制すべく、最初
のすすぎは注水すすぎに代えて脱水すすぎとしたものが
商品化されてきた。この脱水すすぎは、水が洗濯物全体
にしみ込む程度に洗濯兼脱水槽に給水を行い、しみ込む
と給水停止して洗濯兼脱水槽を高速回転することにより
脱水を行うもので、この脱水により洗剤が水とともに飛
ばされすすぎが行われるのである。そして、この脱水す
すぎにおいては、給水は水が洗濯物にしみ込む程度に行
うだけでよく、使用水量を抑制でき、節水が図られる。
【0005】而して、このように、2回のすすぎの内、
最初は脱水すすぎを行い、2回目はためすすぎを行う洗
濯機において、上述した、洗濯に際しての給水能力の判
断に基づいてすすぎ時の時間を制御する技術を用いる場
合は、最初の脱水すすぎに関して、水が洗濯物にしみ込
む程度に行う給水の時間を調整するとよい。2回目のた
めすすぎは、所定量の水がたまるまで給水しその後は給
水停止してすすぎを実行するものであって、ためすすぎ
性能が給水能力により影響を受けることがないため、給
水能力の判断に基づいた時間制御はなされない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記洗濯機において
は、洗濯に際しての洗濯兼脱水槽への給水は通常水道の
蛇口から行われ、すすぎに際しても同様である。しか
し、風呂水を有効活用すべく、洗濯に際してはバケツや
風呂水給水ポンプ等を用いて風呂水を洗濯兼脱水槽へ供
給する場合がある。
【0007】この場合、バケツや風呂水給水ポンプ等を
用いての給水能力は、すすぎに際して行われる水道蛇口
からの給水能力とは異なる。従って、洗濯に際しての給
水能力の判断に基づいて、すすぎ時の脱水すすぎにおけ
る給水時間を調整しても満足な脱水すすぎを行うことが
できない。
【0008】また、洗濯に際しての給水を水道蛇口から
行う場合でも、水圧の変化により洗濯及び脱水すすぎに
際しての給水能力が各々異なると、満足な脱水すすぎを
行えない恐れがある。
【0009】いずれにしても、脱水すすぎに際しての給
水能力を別途判断できれば、この判断に基づいて脱水す
すぎ時の給水時間を精度良く調整できる。しかし、給水
能力の判断は洗濯兼脱水槽に所定量の水がたまるのに要
する所要時間に基づいて行われるものであるため、脱水
すすぎ時のように、給水を水が洗濯物にしみ込む程度し
か行わず洗濯兼脱水槽に所定量の水をためない状況にお
いては、給水能力を別途判断することができない。
【0010】そこで、洗濯に際しての給水能力の他に2
回目のためすすぎに際しての給水能力も判定して、双方
の給水能力を比較し、前者の給水能力の方が大である
と、最初の脱水すすぎは不足であると判断し、これをカ
バーすべく2回目のためすすぎの回数を増やすように制
御することが考えられる。
【0011】しかし、この場合の問題点は、ためすすぎ
の回数が増えた状況下で、最初のためすすぎのときに仕
上げ剤が投入されると、折角仕上げ剤処理された洗濯物
が更にためすすぎされて、仕上げ剤処理の効果が極めて
小さくなってしまうことにある。
【0012】本発明は、洗濯後、第1すすぎ(脱水すす
ぎ)及び第2すすぎ(ためすすぎ)を順次実行するとと
もに、第1すすぎがすすぎ不足である場合は第2すすぎ
のためすすぎ回数を増やしてすすぎ全体として満足なす
すぎを行う構成の下で、第2すすぎにおける仕上げ剤効
果を十分発揮でき、且つ仕上げ剤投入のために水を無駄
に使用することのない洗濯機を提供しようとするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成
は、洗濯兼脱水槽へ水を所定洗濯水位まで供給して洗濯
を実行する洗濯工程と、この洗濯工程の給水段階におけ
、上記洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水位センサの
水位検知に基づいて給水能力を判定する第1給水能力判
定工程と、上記第1給水能力判定工程における給水能力
判定結果に基づいて決定した時間の給水を行い、及び上
記洗濯兼脱水槽の高速回転制御を行い、脱水すすぎを実
行する第1すすぎ工程と、この第1すすぎ工程の後、上
記洗濯兼脱水槽へ水を所定ためすすぎ水位まで供給して
ためすすぎを実行する第2すすぎ工程と、この第2すす
ぎ工程における給水能力を、洗濯兼脱水槽内の水位が最
低ためすすぎ水位より低い所定低水位に到達するまでの
給水時間に基づいて判定する第2給水能力判定工程とを
備え、上記第1及び第2給水能力判定工程における各々
の給水能力判定結果を比較し、この比較結果に基づい
、上記第1給水能力判定工程で判定された給水能力と
上記第2給水能力判定工程で判定された給水能力とが同
じであり、上記第1すすぎ工程におけるすすぎが不足で
ないとの結果を得たとき、上記第2すすぎ工程における
ためすすぎ回数を1回とし、その後洗濯兼脱水槽内の水
位が上記最低ためす過ぎ水位に到達するまでの間に、仕
上げ剤収納容器に予め収納された仕上げ剤を上記洗濯兼
脱水槽に水で流しながら投入し、更に、上記比較に基づ
いて、上記第2給水能力判定工程で判定された給水能力
が上記第1給水能力判定工程で判定された給水能力より
劣り、上記第1すすぎ工程におけるすすぎが不足である
との結果を得たとき、上記第2すすぎ工程におけるため
すすぎ回数を増やすように制御し、上記第2すすぎ工程
における最終ためすすぎ時に洗濯兼脱水槽内の水位が上
記最低ためすすぎ水位に到達するまでの間に、上記仕上
げ剤収納容器に予め収納された仕上げ剤を上記洗濯兼脱
水槽に水で流しながら投入する、ことを特徴とするもの
である。
【0014】
【0015】更に、請求項の構成は、上記第2給水能
力判定工程において、第2すすぎ工程における給水能力
を、洗濯兼脱水槽内の水位が水位検知可能な最低検知可
能水位から上記所定低水位に到達するまでの給水時間に
基づいて判定する、ことを特徴とするものである。
【0016】更に、請求項の構成は、上記第1給水能
力判定工程において、洗濯工程における給水能力を、洗
濯兼脱水槽内の水位が上記最低検知可能水位から上記所
定低水位より高い最低洗濯水位に到達するまでの給水時
間に基づいて判定する、ことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】洗濯後、第1すすぎ(脱水すすぎ)及び第2す
すぎ(ためすすぎ)を順次実行するとともに、洗濯に際
しての給水能力に基づいて脱水すすぎ時の給水時間を決
定し、この給水時間の間、給水を行う。
【0018】この時、風呂水を有効活用すべく洗濯に際
して風呂水を洗濯兼脱水槽に供給する一方、脱水すすぎ
に際して水道蛇口から給水する状況にあっては、洗濯及
び脱水すすぎに際しての給水能力が異なり、洗濯に際し
ての給水能力に基づいて脱水すすぎ時の給水制御を行っ
ても脱水すすぎを満足に行えない。しかし、ためすすぎ
に際して給水能力を判定し、この給水能力と上記洗濯に
際しての給水能力とを比較し、この比較結果に基づき脱
水すすぎが不足であるとの結果が得られたとき、ためす
すぎの回数が増える。従って、脱水すすぎ不足がカバー
され、すすぎ全体として満足なものとなる。
【0019】そして、ためすすぎにおいては、ためすす
ぎ回数が増えても最終ためすすぎ時に仕上げ剤の投入が
行われ、仕上げ剤効果が十分に発揮される。
【0020】この場合、最終ためすすぎ時に洗濯兼脱水
槽内の水位が最低ためすすぎ水位に到達するまでの間に
仕上げ剤を水で流しながら投入する。従って、例えため
すすぎを行うための所定ためすすぎ水位が最低ためすす
ぎ水位であっても、仕上げ剤投入終了時に洗濯兼脱水槽
内の水位は所定ためすすぎ水位を越えることがなく、水
を無駄に使用するのが抑制され、且つ仕上げ剤が不所望
に薄まるのが抑制される。
【0021】一方、洗濯に際しても水道蛇口から給水
し、洗濯及び脱水すすぎにおける給水能力が同じで、洗
濯に際しての給水能力に基づいて脱水すすぎの給水制御
を行うことにより脱水すすぎを満足に行える場合は、た
めすすぎに際しての給水能力と洗濯に際しての給水能力
との比較結果において、脱水すすぎ不足でないとの結果
が得られ、ためすすぎが1回だけ行われる。
【0022】すると、この1回だけのためすすぎにおい
て、給水能力判定のために既に給水された所定低水位か
ら、洗濯兼脱水槽内の水位が最低ためすすぎ水位に到達
するまでの間に、仕上げ剤を水で流しながら投入する。
従って、この場合も、例えためすすぎを行うための所定
ためすすぎ水位が最低ためすすぎ水位であっても、仕上
げ剤投入終了時に洗濯兼脱水槽内の水位は所定ためすす
ぎ水位を越えることがなく、水を無駄に使用するのが抑
制され、且つ仕上げ剤が不所望に薄まるのが抑制され
る。
【0023】更に、ためすすぎにおける給水能力判定
は、その後の仕上げ剤投入時(ためすすぎが1回だけの
とき)に洗濯兼脱水槽内の水位が最低ためすすぎ水位を
越えることがないように、最低ためすすぎ水位より低い
所定低水位に洗濯兼脱水槽内の水位が到達するまでの給
水時間に基づいて行われる。
【0024】しかし、洗濯における給水能力判定は、洗
濯時に仕上げ剤投入が行われないため、上記所定低水位
より高い最低洗濯水位に到達するまでの給水時間に基づ
いて行われる。即ち、洗濯においては、大きな水位変化
に対する給水時間に基づいて給水能力判定が行われるた
め、給水能力判定の精度が良い。
【0025】
【実施例】図1は本発明実施例の全自動洗濯機の構造を
示す。1は機枠、2はこの機枠1内に4本の吊り棒(図
示しない)により吊り下げ支持された外槽、3は周囲に
多数の脱水孔4を有し、上記外槽2内に配置された洗濯
兼脱水槽で、この洗濯兼脱水槽3は底壁に設けられた回
転軸5を中心として回転する。6は上記洗濯兼脱水槽3
内の底部に回転自在に配設された回転翼、7は上記洗濯
兼脱水槽3及び回転翼6に動力伝達機構8を介して連結
された駆動モータで、この駆動モータ7は洗濯及びため
すすぎ時には回転翼6のみを低速回転させ、洗濯物の脱
水時(脱水すすぎに際しての脱水時を含む)には洗濯兼
脱水槽3を回転軸5を中心として一方向へ高速回転させ
る(このとき上記回転翼6も同時に高速回転する)。9
は上記洗濯兼脱水槽3へその上方から給水する第1給水
管で、この第1給水管9の向う側には第2給水管9aが
並置されている。そして、これら第1及び第2給水管
9、9aは共に上流側で合体して1つの水道蛇口に結合
されている。10は上記第1給水管9の途中に設けられ
た第1電磁給水弁である。上記第2給水管9aの途中に
も第2電磁給水弁10aが設けられている。11は上記
外槽2の底壁に設けられた排水パイプ、12はこの排水
パイプ11の途中に設けられた電磁排水弁である。13
は上記外槽2の底部のエアトラップ14に圧力ホース1
5を介して接続された水位センサで、この水位センサ1
3により洗濯兼脱水槽3内の水位が検知され、洗濯兼脱
水槽3に供給された水の量が分かる。
【0026】16は上記第1給水管9の出水口部であ
る。この出水口部16は、図2に詳細に示す如く、多数
の小穴17を下壁に有する通水路18と、この通水路1
8の下側に位置する凹部19とからなる。20は上記出
水口部16の凹部19内に前方から出し入れ自在に装着
される洗剤容器で、この洗剤容器20内には洗濯に際し
て予め洗剤が投入される。そして、洗剤容器20の後壁
下部には後壁開口21が設けられているとともに、洗剤
容器20の凹部19への装着時には洗剤容器20と凹部
19の下壁との間に隙間22が存在する。この隙間22
は上記後壁開口21を介して上記洗剤容器20内に通じ
る。23は上記洗剤容器20を洗剤投入のために引き出
すのに用いられる把手である。
【0027】而して、洗濯に際して上記洗剤容器20に
予め洗剤を投入し、この洗剤容器20を上記凹部19に
装着した状態において、上記第1電磁給水弁10が開放
すると、第1給水管9を通ってきた水道水は上記出水口
部16に至る。そして、水道水は通水路18から多数の
小穴17を介して洗剤容器20内に落下し、洗剤容器2
0内の洗剤とともに後壁開口21を介して上記隙間22
に流れていく。その後、洗剤を含んだ水道水即ち洗濯水
は隙間22の前方から出水口部16外へ出て洗濯兼脱水
槽3へ供給される。
【0028】すすぎ(ためすすぎ、脱水すすぎ)に際し
ては、洗剤容器20は洗濯に際して洗剤が全て流れ出た
状態のままで、凹部19に装着されている。そして、第
1電磁給水弁10が開放すると、水道水は上述のように
出水口部16に至って通水路18から小穴17を介して
洗剤容器20内に落下する。しかし、洗剤容器20内に
は洗剤が最早ないため、水道水はそのまま後壁開口21
を介して隙間22に流れ出水口部16外へ出て洗濯兼脱
水槽3へ供給される。
【0029】24は上記第2給水管9aの出水口部で、
この出水口部24は上記出水口部16の向う側(図1)
に位置し出水口部16に一体形成されている。この出水
口部24は、図3に詳細に示す如く、2つの小穴25を
下壁に有する通水路26と、この通水路26の下側に位
置する凹部27とからなる。28は上記出水口部24の
凹部27内に前方から出し入れ自在に装着される仕上げ
剤容器で、この仕上げ剤容器28は上記洗剤容器20の
向う側(図1)に位置し洗剤容器20に一体形成されて
いる。この仕上げ剤容器28内には洗濯に際して予め柔
軟剤等の仕上げ剤が投入される。そして、仕上げ剤容器
28内には、筒体29及びこの筒体29を下部を残して
覆う覆体30が設けられている。また、仕上げ剤容器2
8の凹部27への装着時には仕上げ剤容器28と凹部2
7の下壁との間に隙間31が存在する。この隙間31は
上記筒体29を介して上記仕上げ剤容器28内に通じ
る。
【0030】而して、上記仕上げ剤容器28に予め仕上
げ剤を投入し、この仕上げ剤容器28を上記凹部27に
装着した状態において、上記第2電磁給水弁10aが開
放すると、第2給水管9aを通ってきた水道水は上記出
水口部24に至る。そして、水道水は通水路26から2
つの小穴25を介して仕上げ剤容器28内に落下して容
器28内にたまる。第2電磁給水弁10aは、容器28
内に水が満たされ且つ一部の水が筒体29から隙間31
に流れ出ようとする頃に閉じる。すると、筒体29及び
覆体30の構成の下でのサイフォン効果により、水は矢
印の如く仕上げ剤を伴って隙間31に流れていく。その
後、仕上げ剤を含んだ水は隙間31の前方から出水口部
24外へ出て洗濯兼脱水槽3へ供給される。上記第2電
磁給水弁10aの開閉は後述の如く複数回繰り返され、
仕上げ剤を含んだ水はその都度流れ出て洗濯兼脱水槽3
内へ至り、これにより容器28内の仕上げ剤が洗い流さ
れる。
【0031】図4は洗濯機のブロック回路を示す。32
は洗濯機の制御を司るマイクロコンピュータからなる制
御部である。この制御部32は、キー入力部33からの
キー入力信号及び上記水位センサ13による検知結果等
に基づいて、上記駆動モータ7、第1電磁給水弁10、
第2電磁給水弁10a及び電磁排水弁12を駆動制御す
る。
【0032】図5は洗濯機の基本的な運転手順を示す。
上記制御部32はまず、洗濯工程を実行し、次いで第1
すすぎ工程である脱水すすぎ工程、第2すすぎ工程であ
るためすすぎ工程を順次実行し、最後に脱水工程を実行
する。
【0033】図6、図7、図8及び図9は上記制御部3
2に組み込まれたプログラムの流れを示す。以下同図に
基づいて洗濯機の動作を説明する。上記キー入力部33
でのスタートキーの操作に基づいてスタートキー信号が
到来すると、制御部32は運転を開始し、まず洗濯工程
を実行する。この洗濯工程においては、制御部32は、
上記水位センサ13が所定洗濯水位を検知するまで(洗
濯兼脱水槽3に所定量の水がたまるまで)、上記第1電
磁給水弁10を開放して水道蛇口からの水を供給する
(S1ステップ)。所定洗濯水位は、洗濯工程前に、最
低洗濯水位L0を含む4つの洗濯水位L0〜L3(図
1)の中から、負荷量センサ(図示しない)による検知
負荷量に基づいて決定される。或いは、スタートキー操
作前に、4つの洗濯水位L0〜L3の中から、水位キー
により選択設定される。
【0034】この給水時、洗濯に際して上記洗剤容器2
0に予め洗剤が投入されているため、上述の如く洗濯兼
脱水槽3に洗濯水が供給される。そして、所定洗濯水位
が検知されると、第1電磁給水弁10は閉じられる。そ
して、所定量の水がたまると、制御部32は上記駆動モ
ータ7の駆動の下に回転翼6のみを低速回転させ、これ
により洗濯が行われる(S6ステップ)。
【0035】而して、上記洗濯工程中のS1ステップで
の給水段階において、図8の如く、上記水位センサ13
が水位検知可能な最低検知可能水位LR1を検知する
と、給水所要時間タイマT1が計測開始し、その後かな
りの量(16リットル)の水がたまって水位が8cm上
昇し、水位センサ13が所定低水位LR2より高い最低
洗濯水位L0を検知すると、上記給水所要時間タイマT
1での計測が終了する。これにより、給水所要時間タイ
マT1にて、水位が最低検知可能水位LR1から最低洗
濯水位L0に到達するまでの給水時間がもとまる。
【0036】そして、制御部32は、この給水時間T1
に基づいて第1の給水能力判定を行う。即ち、給水時間
T1を基準時間64秒及び96秒と比較する。具体的に
は、所要時間T1が64秒未満であるか、64秒以上9
6秒未満であるか、96秒以上であるかを調べる(S2
ステップ)。64秒未満であると、給水能力は15リッ
トル/分超であると判定して、洗濯流量ランクR1に1
を設定する(S3ステップ)。64秒以上96秒未満で
あると、給水能力は15リットル/分以下で10リット
ル/分超であると判定して、洗濯流量ランクR1に2を
設定する(S4ステップ)。96秒以上であると、給水
能力は10リットル/分以下であると判定して、洗濯流
量ランクR1に3を設定する(S5ステップ)。
【0037】上記洗濯工程が終了すると、制御部32は
次いで脱水すすぎ工程を実行する。脱水すすぎ工程にお
いては、まず排水弁12を開放して洗濯時の洗濯水を排
出し、洗濯兼脱水槽3を回転翼6とともに高速回転して
洗濯物から脱水する(S7ステップ)。これが終了する
と、脱水すすぎが実行される(S8ステップ)。排水弁
12は開放状態を維持する。
【0038】即ち、図10を参照するに、洗濯に際して
の給水能力を表す上記洗濯流量ランクR1に基づいて、
洗濯兼脱水槽3に対する給水制御を行うべく、時間tを
決定し、この時間tの間、制御部32は第1電磁給水弁
10を開放して給水を行う。決定される上記時間tは、
図11の如く、給水能力が大であるほど(洗濯流量ラン
クR1が小さいほど)、短い。
【0039】そして、上記給水の間、制御部32は、上
記駆動モータ7の1秒駆動−5秒停止の繰り返しを行
う。この時、洗濯兼脱水槽3は、回転翼6とともに高速
回転状態に立ち上がろうとすると直ちに惰性回転状態に
入るのを繰り返す。結局、洗濯兼脱水槽3はゆっくり回
転する。
【0040】従って、洗濯兼脱水槽3がゆっくり回転し
ながら給水が行われて、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にほ
ぼ満遍なく水が降り掛かり、洗濯物全体に水がしみ込ん
でいく。給水能力に応じた上記時間tが経過した頃には
水が十分しみ込んだ状態となる。
【0041】その後、第1電磁給水弁10を閉じ、制御
部32は一定時間(例えば5分)の間駆動モータ7を駆
動して、洗濯兼脱水槽3を高速回転させて脱水を行う。
これにより、洗剤が水とともに飛ばされる。
【0042】以上の、洗濯兼脱水槽3をゆっくり回転し
ながら給水し、その後脱水するという一連の流れを1サ
イクルとすると、S8ステップでの脱水すすぎにおいて
は、2サイクルが実行される。
【0043】上記脱水すすぎ工程が終了すると、制御部
32は続いてためすすぎ工程を実行する。この工程にお
いては、洗濯工程の場合と同様に、制御部32は、上記
水位センサ13が所定ためすすぎ水位を検知するまで、
第1電磁給水弁10を開放して水道蛇口からの水を供給
する(S9ステップ)。排水弁12は脱水すすぎ工程の
直前に事前に閉じておく。所定ためすすぎ水位は、洗濯
工程前に、最低ためすすぎ水位L0を含む4つのためす
すぎ水位L0〜L3(洗濯水位と同じ)の中から、負荷
量センサ(図示しない)による検知負荷量に基づいて決
定される。或いは、スタートキー操作前に、4つのため
すすぎ水位L0〜L3の中から、水位キーにより選択設
定される。
【0044】所定ためすすぎ水位が検知されると、第1
電磁給水弁10は閉じられる(S15ステップ)。S1
5ステップでは、また、仕上げ剤が洗濯兼脱水槽3に投
入される。これについての詳細は後述する。そして、所
定量の水がたまると、制御部32は上記駆動モータ7の
駆動の下に回転翼6のみを回転させ、これによりためす
すぎが1回行われる(S16ステップ)。
【0045】而して、上記ためすすぎ工程中のS9ステ
ップでの給水段階において、図9の如く、上記水位セン
サ13が水位検知可能な最低検知可能水位LR1を検知
すると、給水所要時間タイマT2が計測開始し、その後
少量(4リットル)の水がたまって水位が2cm上昇
し、水位センサ13が最低ためすすぎ水位L0より低い
所定低水位LR2を検知すると、上記給水所要時間タイ
マT2での計測が終了する。これにより、給水所要時間
タイマT2にて、水位が最低検知可能水位LR1から所
定低水位LR2に到達するまでの給水時間がもとまる。
【0046】そして、制御部32は、この給水時間T2
に基づいて第2の給水能力判定を行う。即ち、給水時間
T2を基準時間16秒及び24秒と比較する。具体的に
は、所要時間T2が16秒未満であるか、16秒以上2
4秒未満であるか、24秒以上であるかを調べる(S1
0ステップ)。16秒未満であると、給水能力は15リ
ットル/分超であると判定して、すすぎ流量ランクR2
に1を設定する(S11ステップ)。16秒以上24秒
未満であると、給水能力は15リットル/分以下で10
リットル/分超であると判定して、すすぎ流量ランクR
2に2を設定する(S12ステップ)。24秒以上であ
ると、給水能力は10リットル/分以下であると判定し
て、すすぎ流量ランクR2に3を設定する(S13ステ
ップ)。
【0047】その後、制御部32は、第2の給水能力判
定に基づいたすすぎ流量ランクR2の内容を、上記第1
の給水能力判定に基づいた洗濯流量ランクR1の内容と
比較し(S14ステップ)、この比較結果によっては、
ためすすぎ回数を2回に増やす(S17ステップ以
降)。これについては後述する。
【0048】上記ためすすぎ工程が終了すると、制御部
32は最後に脱水工程を実行する。脱水工程において
は、まず排水弁12を開放して、ためすすぎ時の水を排
出する(S23ステップ)。排水が終了すると、制御部
32は洗濯兼脱水槽3を高速回転し、脱水が実行される
(S24ステップ)。排水弁12は開放状態を維持す
る。脱水工程の終了により運転終了となる。
【0049】さて、脱水すすぎ及びためすすぎに際して
水道蛇口から給水するものの、風呂水を有効活用すべく
洗濯に際しては風呂水をバケツや風呂水給水ポンプ等を
用いて洗濯兼脱水槽3内に供給する場合は、キー入力部
33でスタートキーを操作する前に、予め水道蛇口を手
動で閉じておく。
【0050】そして、スタートキーの操作により運転が
開始されるに至っては、S1ステップで第1電磁給水弁
10が開くも水道蛇口からは給水されない。しかし、こ
の時バケツや風呂水給水ポンプを用いて洗濯兼脱水槽3
内に別途迅速に風呂水を供給するのである。これによ
り、水位が上昇して所定洗濯水位の検知が行われる。所
定洗濯水位の検知に伴うS6ステップでの洗濯時の回転
翼6の動きを見て、風呂水給水は止めるのである。同時
に、水道蛇口を手動で開放するのである。
【0051】尚、水道蛇口からの給水と風呂水給水の双
方を行う場合は、水道蛇口を閉じる必要はなく、この場
合はより早く水位が上昇する。
【0052】しかし、このようにバケツや風呂水給水ポ
ンプを用いての給水能力は、脱水すすぎやためすすぎに
際して行われる水道蛇口からの給水の能力とは異なり、
従って、洗濯に際しての給水能力に基づいて上述の如く
脱水すすぎにおける時間tを決定しても、脱水すすぎを
満足に行えない。
【0053】即ち、洗濯に際しての給水が迅速に行われ
ると、その給水能力は大と判断され、洗濯流量ランクR
1は例えば1が設定される。そして、この洗濯流量ラン
クR1の内容に基づいて上記時間tを短めに決定して
も、実際の脱水すすぎにおける水道蛇口からの給水の能
力は低く、上記時間tは短すぎることになるのである。
【0054】このように風呂水を有効活用する場合は、
脱水すすぎが満足に行えなくなるが、これは次のためす
すぎでカバーされ、すすぎ全体としては満足なものとな
る。
【0055】この点を以下に詳述するに、風呂水の有効
活用においてその給水能力が大と判断されると、S14
ステップでは、すすぎ流量ランクR2の内容が洗濯流量
ランクR1の内容より大きいと判断される。即ち、ため
すすぎに際して判定された給水能力が、洗濯に際して判
定された給水能力より劣ると判断される。換言すれば、
脱水すすぎ不足であると判断される。そして、この判断
の下に、S17ステップ以降が実行され、ためすすぎの
回数が2回に増やされる。
【0056】具体的には、まずS9ステップで始まった
給水を、所定ためすすぎ水位の検知に基づき、第1電磁
給水弁10を閉じて停止する(S17ステップ)。そし
て、駆動モータ7の駆動の下に回転翼6のみを回転さ
せ、初回のためすすぎを行う(S18ステップ)。次い
で、排水弁12を開放して排水し(S19ステップ)、
洗濯兼脱水槽3を高速回転して脱水する(S20ステッ
プ)。その後、再び第1電磁給水弁10を開いて所定た
めすすぎ水位の検知まで給水して給水弁10を閉じると
ともに、後述の如く仕上げ剤投入を行う(S21ステッ
プ)。そして、駆動モータ7の駆動の下に回転翼6を回
転して2回目(最終)のためすすぎを行う(S22ステ
ップ)。
【0057】従って、脱水すすぎ不足の場合は、これを
カバーするように、ためすすぎが2回行われるため、す
すぎ全体としては満足なものとなる。そして、ためすす
ぎにおいては、すすぎ回数が増えても最終すすぎ時に仕
上げ剤の投入が行われ、仕上げ剤効果が十分に発揮され
る。
【0058】図12は上記S15及びS21ステップで
の仕上げ剤投入のタイミングを示す。上記給水所要時間
タイマT2の計測完了時点(所定低水位LR2の検知時
点)から、所定ためすすぎ水位の検知により第1電磁給
水弁10が閉じるまでの間、詳しくは、最低ためすすぎ
水位L0を検知するまでの間において、第2電磁給水弁
10aが10秒開放を5秒間の閉成を間において5回繰
り返す。即ち、予め仕上げ剤が入れられた仕上げ剤容器
28内に水道水が満たされ且つ一部の水が筒体29から
隙間31に流れ出ようとする頃に、10秒間開放してい
た第2電磁給水弁10aが閉じ、その後の閉成の間にサ
イフォン効果により、満たされた水が仕上げ剤を伴って
洗濯兼脱水槽3へ流れていく、という状況が5回繰り返
される。これにより仕上げ剤は奇麗に洗濯兼脱水槽3に
投入される。
【0059】以上の動作をまとめると、次の通りであ
る。洗濯後、第1すすぎ(脱水すすぎ)及び第2すすぎ
(ためすすぎ)を順次実行するとともに、洗濯に際して
の給水能力に基づいて脱水すすぎ時の給水制御を行う。
【0060】この時、風呂水を有効活用すべく洗濯に際
して風呂水を洗濯兼脱水槽3に供給する一方、脱水すす
ぎに際して水道蛇口から給水する状況にあっては、洗濯
及び脱水すすぎに際しての給水能力が異なり、洗濯に際
しての給水能力に基づいて脱水すすぎ時の給水制御を行
っても脱水すすぎを満足に行えない。しかし、ためすす
ぎに際して給水能力を判定し、この給水能力と上記洗濯
に際しての給水能力とを比較し、この比較結果に基づき
脱水すすぎが不足であるとの結果が得られたとき、ため
すすぎの回数が2回に増える。従って、脱水すすぎ不足
がカバーされ、すすぎ全体として満足なものとなる。
【0061】そして、ためすすぎにおいては、ためすす
ぎ回数が増えても最終ためすすぎ時に仕上げ剤の投入が
行われ、仕上げ剤効果が十分に発揮される。
【0062】この場合、最終ためすすぎ時に洗濯兼脱水
槽3内の水位が最低ためすすぎ水位L0に到達するまで
の間に仕上げ剤を水で流しながら投入する。従って、例
えためすすぎを行うための所定ためすすぎ水位が最低た
めすすぎ水位L0であっても、仕上げ剤投入終了時に洗
濯兼脱水槽3内の水位は所定ためすすぎ水位を越えるこ
とがなく、水を無駄に使用するのが抑制され、且つ仕上
げ剤が不所望に薄まるのが抑制される。
【0063】一方、洗濯に際しても水道蛇口から給水
し、洗濯及び脱水すすぎにおける給水能力が同じで、洗
濯に際しての給水能力に基づいて脱水すすぎの給水制御
を行うことにより脱水すすぎを満足に行える場合は、た
めすすぎに際しての給水能力と洗濯に際しての給水能力
との比較結果において、脱水すすぎ不足でないとの結果
が得られ、ためすすぎが1回だけ行われる。
【0064】すると、この1回だけのためすすぎにおい
て、給水能力判定のために既に給水された所定低水位L
R2から、洗濯兼脱水槽3内の水位が最低ためすすぎ水
位L0に到達するまでの間に、仕上げ剤を水で流しなが
ら投入する。従って、この場合も、例えためすすぎを行
うための所定ためすすぎ水位が最低ためすすぎ水位L0
であっても、仕上げ剤投入終了時に洗濯兼脱水槽3内の
水位は所定ためすすぎ水位を越えることがなく、水を無
駄に使用するのが抑制され、且つ仕上げ剤が不所望に薄
まるのが抑制される。
【0065】更に、ためすすぎにおける給水能力判定
は、その後の仕上げ剤投入時(ためすすぎが1回だけの
とき)に洗濯兼脱水槽3内の水位が最低ためすすぎ水位
L0を越えることがないように、最低ためすすぎ水位L
0より低い所定低水位LR2に洗濯兼脱水槽3内の水位
が到達するまでの給水時間に基づいて行われる。
【0066】しかし、洗濯における給水能力判定は、洗
濯時に仕上げ剤投入が行われないため、上記所定低水位
LR2より高い最低洗濯水位L0に到達するまでの給水
時間に基づいて行われる。即ち、洗濯においては、大き
な水位変化に対する給水時間に基づいて給水能力判定が
行われるため、給水能力判定の精度が良い。
【0067】尚、上記実施例のS21ステップにおいて
は、2回目(最終)のためすすぎのための給水を行うも
のであるから、給水開始と同時に仕上げ剤を投入するよ
うに第2電磁給水弁10aを駆動制御してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、洗濯後、第1すすぎ
(脱水すすぎ)及び第2すすぎ(ためすすぎ)を順次実
行するとともに、洗濯に際しての給水能力に基づいて第
1すすぎ時の給水制御を行う洗濯機において、風呂水等
を有効活用すべく洗濯に際して風呂水を供給することな
どにより、第1すすぎ不足であるとの結果が得られたと
き、ためすすぎの回数を増やすものであり、従って、第
1すすぎ不足をカバーでき、すすぎ全体として満足なす
すぎを行うことができる。更に、ためすすぎにおいて
は、ためすすぎ回数が増えても最終ためすすぎ時に仕上
げ剤の投入を行い、仕上げ剤効果を十分に発揮できる。
【0069】更に、洗濯兼脱水槽内の水位が最低ためす
すぎ水位に到達するまでに仕上げ剤を投入でき、従っ
て、例えためすすぎを行うための所定ためすすぎ水位が
最低ためすすぎ水位であっても、仕上げ剤投入終了時に
洗濯兼脱水槽内の水位は所定ためすすぎ水位を越えるこ
とがなく、水を無駄に使用するのを抑制でき、且つ仕上
げ剤が不所望に薄まるのを抑制できる。
【0070】更に、洗濯時の給水能力判定は、洗濯時に
仕上げ剤投入が行われないことに鑑みて、大きな水位変
化に対する給水時間に基づいて行うようにしたものであ
り、洗濯時の給水能力を精度良く判定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全自動洗濯機の断面図である。
【図2】同洗濯機の第1給水管の出水口部近辺の断面図
である。
【図3】同洗濯機の第2給水管の出水口部近辺の断面図
である。
【図4】同洗濯機のブロック回路図である。
【図5】同洗濯機の基本的運転手順を示すシーケンス図
である。
【図6】同洗濯機の制御部に組み込まれた、洗濯工程及
び脱水すすぎ工程に関するプログラムの流れ図である。
【図7】同洗濯機の制御部に組み込まれた、ためすすぎ
工程及び脱水工程に関するプログラムの流れ図である。
【図8】同洗濯機の制御部に組み込まれた、洗濯工程中
の要部プログラムの流れ図である。
【図9】同洗濯機の制御部に組み込まれた、ためすすぎ
工程中の要部プログラムの流れ図である。
【図10】同洗濯機の脱水すすぎ時の要部の駆動タイミ
ングを示すタイミング図である。
【図11】同洗濯機の脱水すすぎ時の給水時間と給水能
力との関係を示す図である。
【図12】同洗濯機の仕上げ剤投入時の要部の駆動タイ
ミングを示すタイミング図である。
【符号の説明】
3 洗濯兼脱水槽 7 駆動モータ 10 第1電磁給水弁 10a 第2電磁給水弁 12 電磁排水弁 13 水位センサ 20 洗剤容器 28 仕上げ剤容器 32 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽へ水を所定洗濯水位まで供
    給して洗濯を実行する洗濯工程と、この洗濯工程の給水
    段階における、上記洗濯兼脱水槽内の水位を検知する水
    位センサの水位検知に基づいて給水能力を判定する第1
    給水能力判定工程と、上記第1給水能力判定工程におけ
    る給水能力判定結果に基づいて決定した時間の給水を行
    い、及び上記洗濯兼脱水槽の高速回転制御を行い、脱水
    すすぎを実行する第1すすぎ工程と、この第1すすぎ工
    程の後、上記洗濯兼脱水槽へ水を所定ためすすぎ水位ま
    で供給してためすすぎを実行する第2すすぎ工程と、こ
    の第2すすぎ工程における給水能力を、洗濯兼脱水槽内
    の水位が最低ためすすぎ水位より低い所定低水位に到達
    するまでの給水時間に基づいて判定する第2給水能力判
    定工程とを備え、 上記第1及び第2給水能力判定工程における各々の給水
    能力判定結果を比較し、この比較結果に基づいて、上記
    第1給水能力判定工程で判定された給水能力と上記第2
    給水能力判定工程で判定された給水能力とが同じであ
    り、上記第1すすぎ工程におけるすすぎが不足でないと
    の結果を得たとき、上記第2すすぎ工程におけるためす
    すぎ回数を1回とし、その後洗濯兼脱水槽内の水位が上
    記最低ためす過ぎ水位に到達するまでの間に、仕上げ剤
    収納容器に予め収納された仕上げ剤を上記洗濯兼脱水槽
    に水で流しながら投入し、 更に、上記比較に基づいて、上記第2給水能力判定工程
    で判定された給水能力が上記第1給水能力判定工程で判
    定された給水能力より劣り、上記第1すすぎ工程におけ
    るすすぎが不足であるとの結果を得たとき、上記第2す
    すぎ工程におけるためすすぎ回数を増やすように制御
    し、上記第2すすぎ工程における最終ためすすぎ時に洗
    濯兼脱水槽内の水位が上記最低ためすすぎ水位に到達す
    るまでの間に、上記仕上げ剤収納容器に予め収納された
    仕上げ剤を上記洗濯兼脱水槽に水で流しながら投入す
    る、ことを特徴とする洗濯機の運転方法
  2. 【請求項2】 上記第2給水能力判定工程において、第
    2すすぎ工程における給水能力を、洗濯兼脱水槽内の水
    位が水位検知可能な最低検知可能水位から上記所定低水
    位に到達するまでの給水時間に基づいて判定する、こと
    を特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機の運転方
  3. 【請求項3】 上記第1給水能力判定工程において、洗
    濯工程における給水能力を、洗濯兼脱水槽内の水位が上
    記最低検知可能水位から上記所定低水位より高い最低洗
    濯水位に到達するまでの給水時間に基づいて判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の洗濯機の運転方法
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