JP2000051565A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP2000051565A
JP2000051565A JP10226823A JP22682398A JP2000051565A JP 2000051565 A JP2000051565 A JP 2000051565A JP 10226823 A JP10226823 A JP 10226823A JP 22682398 A JP22682398 A JP 22682398A JP 2000051565 A JP2000051565 A JP 2000051565A
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JP
Japan
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water
washing
water supply
time
determination
Prior art date
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Application number
JP10226823A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishimura
孝 西村
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道が低水圧あっても低水圧用給水弁への交
換を必要とせず、また給水異常で洗濯行程を繰り返し中
断させることのない全自動洗濯機を提供する。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽に水道から給水弁を介して
水を供給すると共に、判定水位の低水位目盛まで給水す
るのに要した時間から算出した注水流量によって低水圧
による給水異常であるか否かの判断を行うようにして制
御部の制御のもと洗濯行程を実行するもので、洗濯行程
の洗いの行程に先行する給水過程で、前記低水位目盛ま
で給水するのに要した時間が、水道の標準水圧に基づき
予め設定した判定時間の範囲内にあるか否かによって注
水流量を推定し、判定時間より長く給水に時間を要した
際には水道の水圧が標準水圧に基づき予設定した水圧以
下となっていて給水異常であると判断し、予めプログラ
ムされていた判定時間を給水可能状態となるように変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、槽内への注水流量
により洗濯所要時間の表示や給水異常の判断等を行うよ
うにした全自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全自動洗濯機の中には制御部によ
り注水口に接続されている水道の水圧を検知し、その水
圧に対応して洗濯所要時間を決定し、その時間を操作パ
ネルに表示するようにしたものがある。そして、このよ
うな全自動洗濯機での水道の水圧の検知は、例えば洗濯
兼脱水槽の低水位目盛まで給水するのに要する時間を検
出し、その検出した時間に応じてどの程度の水圧である
かを判断するようにして行われている。さらに、水道の
水圧が所定の水圧(例えば標準水圧に基づいて予め設定
した水圧)以下となっていて注水流量が少なく、低水位
目盛まで給水するのに要する時間が異常に長くなる場
合、洗濯所要時間も非常に長いものとなるため、このよ
うな場合には予め設定した時間までの間に低水位目盛ま
での給水されなかった時点で給水異常であると判断し、
操作パネルにエラー表示をすると共に洗濯行程を中止し
てしまうようにプログラムされている。
【0003】このため、水道の水圧が低い低水圧地区で
は所定の水圧以下となる機会が多く、このような地区で
は頻繁に給水異常の状態になり、洗濯が行えなくなる状
態が繰り返されることになる。そして、水道の水圧が低
く洗濯行程が頻繁に中断してしまう場合には、当初から
取り付けられている標準水圧範囲で用いられる給水弁
を、低い水圧でも流量が多く取れる低水圧専用の低水圧
用給水弁に取り替える必要があった。しかし、洗濯所要
時間が長くても問題無いと考える使用者には、取り付け
られている給水弁を低水圧用給水弁に交換することは必
要のない不満足なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、例えば水道の水圧が低い
低水圧地区での使用であるために、洗濯兼脱水槽への注
水流量が少なく所定時間内に所定量の給水が行えない場
合でも、給水弁を低水圧用給水弁に交換することなく、
また給水異常で洗濯行程を繰り返し中断させてしまうよ
うなこともなく行うことができる使い勝手を向上させた
全自動洗濯機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の全自動洗濯機
は、洗濯行程を制御部の制御のもとに実行するもので、
洗濯兼脱水槽に給水弁を介して水を供給すると共に、判
定水位までの給水時間あるいは判定時間における水位か
ら算出した注水流量により給水異常の判断を行うように
した全自動洗濯機において、洗濯行程実行途中で給水異
常が発生した場合に、次回の洗濯時における給水異常の
判断を行うための判定水位あるいは判定時間を変更する
ようにしたことを特徴とするものであり、さらに、洗濯
行程実行途中で複数回の給水異常が発生した場合に、次
回の洗濯時における給水異常の判断を行うための判定水
位あるいは判定時間を変更するようにしたことを特徴と
するものであり、さらに、洗い行程あるいはすすぎ行程
のみ選択して洗濯行程を実行し給水異常が発生した場合
に、次回の洗濯時における給水異常の判断を行うための
判定水位あるいは判定時間を変更するようにしたことを
特徴とするものであり、さらに、注水流量を算出する際
に給水可能状態となっていても洗濯兼脱水槽の水位が変
化しなかった場合には、判定水位あるいは判定時間の変
更を行わないようになっていることを特徴とするもので
あり、また、洗濯行程を制御部の制御のもとに実行しか
つ洗濯所要時間を表示するもので、洗濯兼脱水槽に給水
弁を介して水を供給すると共に、判定水位までの給水時
間あるいは判定時間における水位から注水流量を算出す
るようにした全自動洗濯機において、洗濯行程実行途中
で注水流量を算出するための判定水位あるいは判定時間
に給水が達しなかった場合に、判定水位あるいは判定時
間を変更すると共に、変更後の判定水位あるいは判定時
間に基づき注水流量を算出し、算出された該注水流量に
基づいて洗濯所要時間を変更して該洗濯行程を継続する
ようにしたことを特徴とするものであり、また、洗濯行
程を制御部の制御のもとに実行しかつ洗濯所要時間を表
示するもので、洗濯兼脱水槽に給水弁を介して水を供給
すると共に、判定水位までの給水時間あるいは判定時間
における水位から算出した注水流量により給水異常の判
断を行うようにした全自動洗濯機において、洗濯行程の
先行する給水行程では給水異常が発生せず、後続する給
水行程で給水異常が発生した場合に、異常報知を行わず
に給水異常の判断を行うための判定水位あるいは判定時
間を変更すると共に、残りの洗濯所要時間の表示を変更
して該洗濯行程を継続するようにしたことを特徴とする
ものであり、さらに、洗濯行程の先行する給水行程では
給水異常が発生せず、後続する給水行程で給水異常が発
生した場合に、異常報知を行わずに給水異常の判断を行
うための判定水位あるいは判定時間を変更し該洗濯行程
を継続しても、判定水位あるいは判定時間に変化がない
時に異常報知を行うようにしたことを特徴とするもので
あり、さらに、ポンプによる給水が行えるよう構成され
ていると共に、ポンプを用いて給水している場合には注
水流量を算出するための判定水位あるいは判定時間の変
更を行わないようになっていることを特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0007】先ず第1の実施形態を図1乃至図5により
説明する。図1は縦断面図であり、図2は低水位目盛ま
での給水時間と概略の注水流量との対応関係を説明する
ための図で、図2(a)は洗濯兼脱水槽の概略図、図2
(b)は各洗濯水位における低水位目盛までの給水時間
と注水流量との関係を示す図、図2(c)は洗濯水位が
高水位である場合の注水流量と経過時間の対応を示す図
であり、図3は洗濯行程の第1のフローチャートであ
り、図4は洗濯行程の第2のフローチャートであり、図
5は変形形態の洗濯行程のフローチャートである。
【0008】図1乃至図5において、1は全自動洗濯機
であり、これは外箱2の上端部に図示しない洗濯物出入
口を有するトップカバー3が設けられており、下端部に
は底部4隅部に脚部4が設けられている。そしてトップ
カバー3には、予めプログラムされた内容に基づいて洗
濯行程を実行する制御部5と、洗濯内容の設定や行程表
示を行う操作パネル6が前部に設けられていると共に、
洗濯物等出入口を開閉する外蓋7が設けられている。ま
たトップカバー3の後部には図示しない給水ホースを接
続する給水口8が設けられ、この給水口8の下流側に給
水弁9、注水ケース10が設けられている。
【0009】そして外箱2の内部には、弾性吊持機構1
1によって水受け槽12が弾性吊持されており、この水
受け槽12の上端部分には洗濯物等の出し入れを行うた
めの内開口を有する槽カバー13が固定されていて、こ
の槽カバー13には内開口を開閉する内槽蓋14が取着
されている。また水受け槽12内には上端部分にバラン
スリング15が設けられた洗濯兼脱水槽16が回転可能
に収納されており、洗濯兼脱水槽16の周壁には多数の
脱水孔17が穿設されていると共にリントフィルタ部1
8が設けられ、内壁面には低水位目盛16L 、中水位目
盛16M 、高水位目盛16H が記されており、さらに内
底部には撹拌体19が配設されている。
【0010】またさらに、水受け槽12の後部には図示
しない圧力センサによる内部空気の圧力変動を検出する
ことで洗濯兼脱水槽16内の水位を連続して検知するた
めのエアートラップ20を備えている。なお、内槽蓋1
4は前部に開閉する際の手掛け用のハンドル21が設け
られ、後部に注水ケース10からの水を洗濯兼脱水槽1
6内に多数形成された図示しない注水孔を通じて供給す
る水受け部22が設けられており、また外箱2の後内部
には、洗濯兼脱水槽16がアンバランス回転するなどし
て水受け槽12が所定範囲を越えて揺動した際に接触す
ることで、内部で回転する洗濯兼脱水槽16の運転を全
停止する安全レバー23が備えられている。
【0011】一方、水受け槽12の外底部にはモータ2
4と、このモータ24の回転力を洗濯兼脱水槽16及び
撹拌体19に伝達する機構部25が配設されており、さ
らに排水弁26及び排水ホース27等が配設されてい
る。なお、28はモータ24の回転を検出する回転セン
サである。そして機構部25は洗濯兼脱水槽16及び撹
拌体19に対する回転力の伝達切換えをするクラッチ機
構や、洗濯兼脱水槽16の制動及び制動解除をするブレ
ーキ装置等を有して構成されている。
【0012】ここで、機構部25のクラッチ機構及びブ
レーキ装置と排水弁26とは、洗濯行程における洗いや
すすぎの時に、排水弁26を閉止して洗濯兼脱水槽16
を静止させた状態で、撹拌体19にモータ24の回転力
が伝達され、最終脱水時に排水弁26が開放して撹拌体
19及び洗濯兼脱水槽16にモータ24の回転力が伝達
される関係となっている。そして洗いやすすぎ時には撹
拌体19を正逆回転させ、槽内部に入れられた洗濯物の
槽内を流れる洗濯水による洗い等が行われるようになっ
ている。また最終脱水時には撹拌体19及び洗濯兼脱水
槽16とを共に高速回転させることによって脱水が行わ
れるようになっている。なお、シャワーすすぎは排水弁
26を開放し、撹拌体19及び洗濯兼脱水槽16を静止
させた状態で水を注ぐようにして行われる。
【0013】また、制御部5による制御のもとに実行さ
れる洗濯行程は、以下のようになっている。すなわち、
図3に示す第1のフローチャートにおいて、洗濯兼脱水
槽16内に洗濯物、洗剤を入れ、洗濯物の量に応じた洗
濯水位、洗いから最終脱水までの各行程の条件設定等を
操作パネル6の操作により行い行程をスタートさせる
と、先ず第1のステップSa1 で、給水弁9が開いて水
道栓に接続された給水ホースを通じ給水口8に水が供給
され、さらに注水ケース10から洗濯兼脱水槽16内へ
の給水が開始される。
【0014】そして第2のステップSa2 で、水道の水
圧検知のため、洗濯兼脱水槽16内の判定水位である低
水位目盛16L まで給水するのに要する時間が判定時間
内であるかの判断が行われる。ここで、例えば洗濯水位
が高水位で低水位目盛16Lまで給水するのに要した時
間が40秒であるとすると、図2(b)から標準設定の
判定時間の範囲内の時間であるので「YES」と判断さ
れる。なお、給水に要した時間が40秒であるから、こ
の時の概略の注水流量が15l/分であることが判明
し、これに基づいて洗濯水位である高水位まで給水する
時間が算出され、同時に排水時間も算出され、これらに
設定した洗いやすすぎ、最終脱水等の各行程の時間が加
算されて、洗濯所要時間が操作パネル6に表示される。
洗濯所要時間は各行程が進行に伴い減算され、洗濯終了
までの洗濯所要時間、すなわち残り時間として表示され
る。
【0015】第2のステップSa2 で「YES」と判断
された後、第3ステップSa3 に移行して給水が継続さ
れる。そして設定された洗濯水位までの給水が完了する
と次の第4ステップSa4 に移行し、所定の洗いの行程
が実行され、さらに第5ステップSa5 で所定のシャワ
ーすすぎ、さらに第6ステップSa6 で所定のすすぎの
各行程が実行される。その後、第7ステップSa7 に移
行して所定の最終脱水の行程が実行され、洗濯行程の全
行程は終了する。
【0016】また、第2のステップSa2 で、水道の水
圧が標準水圧に基づいて予め設定した水圧以下の低い水
圧で、低水位目盛16L まで給水するのに要した時間が
標準設定された判定時間より多くかかった場合、例えば
洗濯水位が高水位で低水位目盛16L まで給水するのに
要した時間が80秒であると、標準設定時の最長判定時
間である71秒よりも長く時間がかかったことになるた
め、異常検知時の状態となって「NO」と判断され、第
8のステップSa8 に移行する。そして、第8のステッ
プSa8 で、給水異常を報知する。
【0017】異常検知がなされ給水異常の報知が行われ
た後、第9のステップSa9 に移行して制御部5に当初
からプログラムされている内容の変更、すなわち異常検
知の判断水準である判定時間の書き替えがなされる。変
更の内容は、水道の水圧が標準水圧の範囲よりもある程
度低くなっても対応できるよう変更するもので、使用者
が最大限許容できる範囲に洗濯所要時間が納まる程度の
プログラム内容に書き替える。例えば標準設定の最低注
水流量10l/分の半分の注水流量である5l/分では
異常検知しても異常報知や給水停止等は行わないように
し、当初は給水するのに要する時間が71秒よりも多く
要した場合に異常報知を行うようにしていたが、これを
90秒よりも多く要した場合に異常報知するよう判定時
間を変更する。
【0018】そして、第10のステップSa10では、次
回に洗濯を行うために操作パネル6を操作し、行程をス
タートさせることで第9のステップSa9 で変更された
プログラム内容が修正設定される。その後、修正設定さ
れたプログラム内容による洗濯行程が上記各ステップ同
様に実行され、水道の水圧が標準水圧に基づいて予め設
定した水圧以下の低い水圧であっても異常報知が頻繁に
なされたりすることがない。また洗濯水位が中水位の場
合にも、高水位の場合と同様に図2(b)に示すように
高水位の時と異なる判定時間の設定が標準設定された注
水流量に対応して設定され、また低い水道水圧に対応で
きるようにしてある。
【0019】さらに、制御部5には図4に示す第2のフ
ローチャートの各ステップが行われるような内容がプロ
グラムされている。すなわち、第1のステップSa
1 で、給水弁9が開き水道栓に接続された給水ホースを
通じての洗濯兼脱水槽16内への給水が開始される。
【0020】そして第11のステップSa11で、洗濯兼
脱水槽16内の水位の変化があるか否かの判断がエアー
トラップ20内の圧力変化を検出することで行われる。
これで水位の変化が確認されると「YES」と判断さ
れ、次のステップに移行する。次のステップ以降は、図
示しないが第1のフローチャートの第2のステップSa
2 での洗濯兼脱水槽16内の判定水位まで給水するのに
要する時間が判定時間内であるとの判断が行われた後と
同様に、第3のステップSa3 に進み、その後は第3の
ステップSa3 以降の各ステップが洗濯終了まで順次実
行される。
【0021】また、第11のステップSa11で、例えば
水道栓が開いていないなどして洗濯兼脱水槽16内の水
位の変化がない場合には、異常検知がなされ「NO」と
判断され、第12のステップSa12に移行する。そし
て、第12のステップSa12で、使用者に水道栓を開く
ことを促すよう給水異常を報知する。開栓がなされた後
は図示しないが再スタートさせることで第1のフローチ
ャートによる通常の洗濯行程が実行される。
【0022】さらに、異常検知がなされ第12のステッ
プSa12で給水異常の報知が行われた後は、第13のス
テップSa13に移行し、第11のステップSa11での異
常検知は操作ミスにより生じたもので、水道の水圧が低
いために生じたものではないので、制御部5に当初から
プログラムされている内容の変更を行わず、異常検知の
判断水準である判定時間の書き替えは実施しない。
【0023】このように構成されているので、例えば水
道の水圧が低い低水圧地区での使用で、標準設定された
判定時間内に低水位目盛16L までの給水が行えない場
合でも、給水弁9を低水圧用給水弁に交換する必要もな
く洗濯行程を実行させることができる。また洗濯兼脱水
槽16への注水流量が標準設定された量より少ないため
に洗濯を行う度に、あるいは洗濯の最中に給水異常で異
常報知が頻繁になされたり、繰り返し洗濯行程を中断さ
せてしまったりすることがなくなり、非常に使い勝手が
向上したものとなる。
【0024】なお、上記したものでは給水の異常検知
を、全洗濯行程を一貫して実行する際の給水中に第2の
ステップSa2 で行うようにしているが、洗濯行程のな
かの洗いの行程やすすぎの行程を含む一部の行程のみを
取り出して実行する場合にも、洗濯兼脱水槽16内に給
水する時に第2のステップSa2 と同様のステップを設
けて給水の異常検知を行い、異常検知時には「NO」と
判断し、第8のステップSa8 での給水異常の報知、さ
らに第9のステップSa9 での当初プログラム内容の変
更、第10のステップSa10での変更プログラム内容の
設定を行うようにしてもよい。なおまた、第8のステッ
プSa8 、第12のステップSa12で給水異常が報知さ
れた際に給水弁9を閉じ給水を停止して洗濯行程を中断
させるよう構成した場合には、操作パネル6を操作して
再スタートさせることにより修正設定されたプログラム
内容による洗濯行程が開始され、先に中断してしまった
洗濯物の洗濯を直ぐに実行し完了させることができる。
【0025】またさらに、上記の構成では1回の給水の
異常検知により異常報知を行い当初のプログラム内容の
変更、続いての変更プログラム内容の設定を行うように
しているが、複数回の給水異常検知、異常報知を経た後
にプログラム内容の変更及び変更プログラム内容の設定
を行うようにしてもよい。すなわち、図5に示す変形形
態のフローチャートに示す通り、第1のステップSa1
で、給水弁9が開き水道栓に接続された給水ホースを通
じての洗濯兼脱水槽16内への給水が開始される。
【0026】そして第14のステップSa14で、異常報
知が複数回なされたか否かの判断が行われる。判断が行
われるに先立って、図示しないが先ず上記の実施形態の
第2のステップSa2 におけるのと同様に、水道の水圧
検知のため、洗濯兼脱水槽16内の判定水位である低水
位目盛16L まで給水するのに要する時間が判定時間内
であるかの判断が行われる。ここで、低水位目盛16L
まで給水するのに要した時間が、例えば図2(b)の標
準設定された判定時間内であると給水の異常検知はなさ
れず、異常報知も行われない。この結果、第14のステ
ップSa14として「NO」と判断されて、続く第3のス
テップSa3 に移行する。
【0027】そして第3のステップSa3 に移行してか
らは第1のフローチャートと同様に順次進行し、第7の
ステップSa7 の最終脱水の行程が実行され、洗濯行程
の全行程は終了する。
【0028】一方、第14のステップSa14で、洗濯兼
脱水槽16の低水位目盛16L まで給水するのに要する
時間が、水道の水圧が標準水圧に基づいて予め設定した
水圧以下の低い水圧であるために、例えば図2(b)の
標準設定された判定時間より多くかかって給水の異常検
知がなされると、これに引き続いて異常報知がなされ
る。そして、この異常報知が予め設定された所定の回数
繰り返されるまで給水が継続される。これにより一時的
な水道の水圧低下に対し、洗濯を中断させてしまったり
すること等がないようにしている。
【0029】また異常報知が繰り返され、それが所定の
回数に達すると水道の水圧低下が一時的でなく恒常的な
ものであると判断し、第14のステップSa14として
「YES」との判断がなされ、次の第15のステップS
15に移行する。第15のステップSa15に移行する
と、ここでは制御部に当初からプログラムされている内
容の変更、すなわち異常検知の判断水準である判定時間
の書き替えがなされる。変更の内容は、上記実施形態と
同様に水道の水圧が標準水圧の範囲よりもある程度低く
なっても対応できるよう変更するもので、使用者が最大
限許容できる範囲に洗濯所要時間が納まる程度のプログ
ラム内容に書き替える。
【0030】そして、第16のステップSa16に移行
し、次回に洗濯を行うために操作パネルを操作し、行程
をスタートさせることで第15のステップSa15で変更
されたプログラム内容が修正設定される。その後、修正
設定されたプログラム内容による洗濯行程が上記各ステ
ップ同様に実行され、行程が進行する中で水道の水圧が
標準水圧に基づいて予め設定した水圧以下の低い水圧で
あっても異常報知が頻繁になされたりすることがないよ
うになり、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0031】次に第2の実施形態を図6により説明す
る。本実施形態は第1の実施形態とは制御部にプログラ
ムされた内容の一部が異なるのみで、他の部分の構成は
第1の実施形態と同一であるため、同一構成については
説明を省略し異なる構成について以下説明する。
【0032】図6は洗濯行程のフローチャートであっ
て、図6において、洗濯兼脱水槽内に洗濯物を入れ、操
作パネルの自動洗濯行程を選択して行程をスタートさせ
ると、制御部にプログラムされた内容に基づいて、先ず
第1のステップSb1 で、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の重
量検知がなされ、洗濯物の重量に基づいた洗濯所要時
間、すなわち運転時間(残時間)が操作パネルに表示さ
れる。また同時に必要洗剤量の表示と適正な水位が設定
される。ここで必要量の洗剤を洗濯兼脱水槽内に投入す
る。
【0033】そして第2のステップSb2 で、給水弁が
開き、水道栓に接続された給水ホースを通じ給水口に水
が供給され、注水ケースから洗濯兼脱水槽内への給水が
開始される。
【0034】給水が開始されると、第3ステップSb3
に進み、ここで水道の水圧検知のため、洗濯兼脱水槽内
の判定水位である低水位目盛まで給水するのに要する時
間が判定時間内であるかの判断が行われる。そして給水
するのに要した時間が判定時間内であると所要の注水流
量が得られていることになり「YES」と判断される。
【0035】第3ステップSb3 で「YES」と判断さ
れた後、第4ステップSb4 に移行し、洗濯物の量によ
り自動的に設定された洗濯水位まで給水が継続される。
そして設定された洗濯水位までの給水が完了すると次の
第5ステップSb5 に移行し、所定の洗いの行程が実行
され、さらに第6ステップSb6 で所定のシャワーすす
ぎ、さらに第7ステップSb7 で所定のすすぎの各行程
が実行される。その後、第8ステップSb8 に移行して
所定の最終脱水の行程が実行され、洗濯行程の全行程は
終了する。
【0036】また、第3ステップSb3 で、水道の水圧
が標準水圧に基づいて予め設定した水圧以下の低い水圧
で、低水位目盛まで給水するのに要した時間が判定時間
より多くかかる場合、すなわち判定時間が経過しても判
定水位である低水位目盛までの給水がなされていない場
合には「NO」と判断され、次の第9のステップSb9
に移行する。例えば自動的に設定された洗濯水位におい
て、この洗濯水位に対応する低水位目盛まで給水するの
に要する判定時間が最長で71秒(限界時間)であると
した時、これに対し実際には給水するのに80秒を要す
るとすると、判定時間の71秒では低水位目盛まで給水
されないことになり、判定時間より実際には長い給水時
間を必要とすることになる。このため、所要の注水流量
が得られず第3ステップSb3 では「NO」と判断され
る。
【0037】次の第9のステップSb9 では、制御部に
当初からプログラムされている内容の変更、すなわち所
要の注水流量が得られているか否かの判断を行うための
低水位目盛まで給水する際の判定時間(限界時間)の書
き替えがなされる。変更の内容は、水道の水圧が標準水
圧の範囲よりもある程度低くなっても対応できるよう変
更するもので、使用者が最大限許容できる範囲に洗濯所
要時間が納まる程度のプログラム内容、例えば判定水位
である低水位目盛まで給水するのに要する判定時間が当
初は71秒であったものを、90秒に変更する。
【0038】プログラム内容の変更を行った後、第10
のステップSb10に進み、給水を継続する。そして、第
11のステップSb11に移行して再び低水位目盛まで給
水するのに要した時間が判定時間内であるかの判断が、
変更されたプログラム内容のもとで行われる。例えば変
更した判定時間を90秒とすると、低水位目盛まで給水
するのに要する時間が累積時間で80秒かかる注入流水
量である場合には、判定時間の90秒より短時間で給水
されたことになって、変更されたプログラム内容の範囲
での注水流量が得られていることになり「YES」と判
断される。
【0039】第11のステップSb11で「YES」と判
断された後、第12のステップSb12に進み、ここで判
定水位である低水位目盛まで給水するに要した時間、例
えば80秒からこの時の注水流量が算出され、算出され
た注水流量に基づいて洗濯水位まで給水する時間が算出
され、同時に排水時間も算出され、これらに後続する洗
いやすすぎ、最終脱水等の各行程の時間が加算されて、
操作パネルに表示されている洗濯所要時間(運転時間)
の変更が行われる。なお、洗濯所要時間は各行程が進行
に伴い減算され、洗濯終了までの洗濯所要時間、すなわ
ち残り時間として表示されている。
【0040】第12のステップSb12で洗濯所要時間の
変更が行われた後、第4ステップSb4 に移行し、洗濯
物の量により自動的に設定された洗濯水位まで給水が継
続される。そして、設定された洗濯水位までの給水が完
了すると次の第5ステップSb5 に移行し、それ以降の
各行程が順次実行されて洗濯行程の全行程は終了する。
【0041】一方、第11のステップSb11で「NO」
と判断された後は第13のステップSb13に進み、ここ
で給水の異常報知がなされる。すなわち、例えば変更し
た判定時間が90秒であるのに対し、判定水位の低水位
目盛まで給水するのに要する時間が累積時間で100秒
かかるような注入流水量である場合には、判定時間の9
0秒が経過しても水位は低水位目盛まで到達せず、水道
の水圧が非常に低い等の状況にあって給水異常が生じて
いると判断される。
【0042】このように構成されているので、本実施形
態でも第1の実施形態と同様に、例えば水道の水圧が低
い低水圧地区での使用で、注水流量が少なく、当初に水
道の標準水圧に基づいて標準設定された判定時間までの
間に判定水位まで給水できない場合でも、給水弁を低水
圧用給水弁に交換する必要もなく、プログラム内容を変
更して洗濯行程を実行させることができる。また洗濯兼
脱水槽への注水流量が標準水圧よりも低いために洗濯を
行う度に、あるいは洗濯の最中に給水異常状態に頻繁に
なったり、繰り返し洗濯行程を中断させてしまったりす
ることがなくなる。さらに洗濯所要時間もプログラム内
容の変更に伴い変更されるので、比較的正確に終了時刻
を知ることができるなどして非常に使い勝手が向上した
ものとなる。
【0043】次に第3の実施形態を図7により説明す
る。本実施形態は第1の実施形態とは制御部にプログラ
ムされた内容の一部が異なるのみで、他の部分の構成は
第1の実施形態と同一であるため、同一構成については
説明を省略し異なる構成について以下説明する。
【0044】図7は洗濯行程のフローチャートであっ
て、図7において、洗濯兼脱水槽内に洗濯物を入れ、操
作パネルの自動洗濯行程を選択して行程をスタートさせ
ると、制御部にプログラムされた内容に基づいて、先ず
第1のステップSc1 で、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の重
量検知がなされ、洗濯物の重量に基づいた洗濯所要時
間、すなわち運転時間(残時間)が操作パネルに表示さ
れる。また同時に必要洗剤量の表示と適正な水位が設定
される。ここで必要量の洗剤を洗濯兼脱水槽内に投入す
る。
【0045】そして第2のステップSc2 で、洗いの行
程が実行されるが、図示しないが洗いに先立ち給水弁が
開き、水道栓に接続された給水ホースを通じ給水口に水
が供給され、注水ケースから洗濯兼脱水槽内への給水が
開始される。この給水の過程では後述する第5ステップ
Sc5 と同様に水道の水圧検知のため、洗濯兼脱水槽内
の判定水位である低水位目盛まで給水するのに要する時
間が所定の判定時間内であるかの判断が行われ、「YE
S」と判断されればそのまま給水を継続し、「NO」で
あれば判定時間の変更や給水異常の報知等を行うように
なっている。そして、洗濯物の量により自動的に設定さ
れた洗濯水位までの給水が行われ、所定の洗いの行程が
実行される。
【0046】その後、第3ステップSc3 で脱水の行程
が実行され、洗濯物中の洗剤溶液の脱水が行われる。第
3ステップSc3 終了後、第4ステップSc4 に移行
し、すすぎの行程を行うための給水が再び開始される。
給水が開始されると、第5ステップSc5 に進み、ここ
で水道の水圧検知のため、洗濯兼脱水槽内の判定水位で
ある低水位目盛まで給水するのに要する時間が判定時間
内であるかの判断が行われる。そして給水するのに要し
た時間が判定時間内であると所要の注水流量が得られて
いることになり「YES」と判断される。
【0047】第5ステップSc5 で「YES」と判断さ
れた後、第6ステップSc6 に移行し、洗濯物の量によ
り自動的に設定された洗濯水位までの給水が継続され
る。そして設定された洗濯水位までの給水が完了する
と、次の第7ステップSc7 で所定のすすぎの行程が実
行される。その後、第8ステップSc8 に移行して所定
の最終脱水の行程が実行され、洗濯行程の全行程は終了
する。
【0048】また、第5ステップSc5 で、水道の水圧
が標準水圧に基づいて予め設定された水圧以下の低い水
圧で、低水位目盛まで給水するのに要した時間が判定時
間より多くかかる場合、すなわち判定時間が経過しても
判定水位である低水位目盛までの給水がなされていない
場合には「NO」と判断され、次の第9のステップSc
9 に移行する。例えば自動的に設定された洗濯水位にお
いて、この洗濯水位に対応する低水位目盛まで給水する
のに要する判定時間が最長で71秒であるとした時、こ
れに対し実際には給水するのに80秒を要するとする
と、判定時間の71秒では低水位目盛まで給水されない
ことになり、判定時間より実際には長い給水時間を必要
とすることになる。このため、所要の注水流量が得られ
ず第5ステップSc5 では「NO」と判断される。
【0049】次の第9のステップSc9 では、制御部に
当初からプログラムされている内容の変更、すなわち所
要の注水流量が得られているか否かの判断を行うための
低水位目盛まで給水する際の判定時間の書き替えがなさ
れる。変更の内容は、水道の水圧が標準水圧の範囲より
もある程度低くなっても対応できるよう変更するもの
で、使用者が最大限許容できる範囲に洗濯所要時間が納
まる程度のプログラム内容、例えば判定水位である低水
位目盛まで給水するのに要する判定時間が当初は71秒
であったものを、90秒に変更する。
【0050】なお、第5ステップSc5 で「NO」と判
断され、第9のステップSc9 でプログラム内容の変更
を実行し、低水位目盛まで給水するのに要する判定時間
の書き替えを行っても、実行前と実行後の判定時間に変
化がない場合、例えば判定時間がすでに最長時間である
90秒に変更されている場合には、これ以上に時間延長
ができず判定時間に変化がないことになる。この時に
は、すでに水道の水圧が低すぎて使用者が許容できる範
囲の洗濯所要時間で洗濯が終了するような注水流量が得
られていないことになり、このようにプログラム内容の
変更の実行前と実行後とで判定時間に変化がない場合に
は、図示しないが給水異常であるとして異常報知を行う
ように構成されている。
【0051】また、第9のステップSc9 でプログラム
内容の変更を行った後、第10のステップSc10に進
み、給水を継続して洗濯物の量により自動的に設定され
た洗濯水位まで給水される。そして、設定された洗濯水
位までの給水が完了すると次の第11のステップSc11
に進み、ここで判定水位の低水位目盛まで給水するのに
要した時間、例えば80秒からこの時の注水流量が算出
され、算出された注水流量に基づいて洗濯水位まで給水
する時間が算出され、同時に排水時間も算出され、これ
らに後続するすすぎや最終脱水等の各行程の時間が加算
されて、操作パネルに表示されている洗濯所要時間(運
転時間)の変更が行われる。なお、洗濯所要時間は各行
程が進行に伴い減算され、洗濯終了までの洗濯所要時
間、すなわち残り時間として表示されている。
【0052】そして、第11のステップSc11で洗濯所
要時間の変更が行われた後、第7ステップSc7 に移行
し、第7ステップSc7 で所定のすすぎの行程が実行さ
れた後、第8ステップSc8 に移行して所定の最終脱水
の行程が実行され、洗濯行程の全行程は終了する。
【0053】このように構成されているので、本実施形
態でも第1の実施形態と同様に、例えば水道の水圧が低
い低水圧地区での使用で、注水流量が少なく、当初に水
道の標準水圧に基づいて標準設定された判定時間までの
間に判定水位まで給水できない場合でも、給水弁を低水
圧用給水弁に交換する必要もなく、プログラム内容を変
更して洗濯行程を実行させることができる。また洗濯兼
脱水槽への注水流量が標準水圧よりも低いために洗濯を
行う度に、あるいは洗濯の最中に給水異常状態に頻繁に
なってしまったり、繰り返し洗濯行程を中断させてしま
ったりすることがなくなる。さらに洗濯の途中の行程、
例えば先行する洗いの行程では問題なかった水道の水圧
がすすぎの段階で低くなり、当初のプログラム内容では
給水異常等ですすぎの行程が中断してしまうのが避けら
れ、洗濯行程を最後まで行うことができる。またさらに
洗濯所要時間もプログラム内容の変更に伴い変更される
ので、比較的正確に終了時刻を知ることができるなどし
て非常に使い勝手が向上したものとなる。
【0054】なお、上記の各実施形態では給水源として
水道を使用する構成について説明したが、図示しないポ
ンプを内蔵等しており、このポンプにより揚水した水を
洗濯行程に使用する場合には、注水流量の算出、判断の
際の判定水位、判定時間の変更は行われないように構成
されている。なおまた、上記の各実施形態では注水流量
を算出し流量の適否を判断するために、洗濯兼脱水槽の
特定の目盛を判定水位と定め、この判定水位まで給水す
るのに要した時間と予め定めた判定時間とを対比するよ
う構成したが、逆に、予め判定時間を定めておき、この
判定時間内に給水ができた洗濯兼脱水槽の水位と予め設
定した判定水位とを対比するよう構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば水道の水圧が低い低水圧地区での使用で、洗濯
兼脱水槽への注水流量が少なく給水に時間がかかるよう
な場合でも、給水弁を低水圧用給水弁に交換する必要も
なく使用することができ、また注水流量が少ないために
給水異常となって洗濯行程を繰り返し中断させてしまう
ようなこともなく終了させることができる等使い勝手が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態における低水位目盛ま
での給水時間と概略の注水流量との対応関係を説明する
ための図で、図2(a)は洗濯兼脱水槽の概略図、図2
(b)は各洗濯水位における低水位目盛までの給水時間
と注水流量との関係を示す図、図2(c)は洗濯水位が
高水位である場合の注水流量と経過時間の対応を示す図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る洗濯行程の第1
のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る洗濯行程の第2
のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態の変形形態に係る洗濯
行程のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る洗濯行程のフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る洗濯行程のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
5…制御部 9…給水弁 16…洗濯兼脱水槽 16H …高水位目盛 16L …低水位目盛 16M …中水位目盛 20…エアートラップ
フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA10 CA16 CB06 CB42 EA12 FA30 FA37 FC03 HB02 HB03 HB05 HB06 HB09 HB19 HB21 JB06 KA19 KA20 KB02 LA14 LB02 LB29 LB31 LB36 LC07 LC28 LC33 LC34 MA02 MA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯行程を制御部の制御のもとに実行す
    るもので、洗濯兼脱水槽に給水弁を介して水を供給する
    と共に、判定水位までの給水時間あるいは判定時間にお
    ける水位から算出した注水流量により給水異常の判断を
    行うようにした全自動洗濯機において、洗濯行程実行途
    中で給水異常が発生した場合に、次回の洗濯時における
    給水異常の判断を行うための前記判定水位あるいは判定
    時間を変更するようにしたことを特徴とする全自動洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 洗濯行程実行途中で複数回の給水異常が
    発生した場合に、次回の洗濯時における給水異常の判断
    を行うための判定水位あるいは判定時間を変更するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗い行程あるいはすすぎ行程のみ選択し
    て洗濯行程を実行し給水異常が発生した場合に、次回の
    洗濯時における給水異常の判断を行うための判定水位あ
    るいは判定時間を変更するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 注水流量を算出する際に給水可能状態と
    なっていても洗濯兼脱水槽の水位が変化しなかった場合
    には、判定水位あるいは判定時間の変更を行わないよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の全自動洗
    濯機。
  5. 【請求項5】 洗濯行程を制御部の制御のもとに実行し
    かつ洗濯所要時間を表示するもので、洗濯兼脱水槽に給
    水弁を介して水を供給すると共に、判定水位までの給水
    時間あるいは判定時間における水位から注水流量を算出
    するようにした全自動洗濯機において、洗濯行程実行途
    中で注水流量を算出するための判定水位あるいは判定時
    間に給水が達しなかった場合に、前記判定水位あるいは
    判定時間を変更すると共に、変更後の前記判定水位ある
    いは判定時間に基づき注水流量を算出し、算出された該
    注水流量に基づいて前記洗濯所要時間を変更して該洗濯
    行程を継続するようにしたことを特徴とする全自動洗濯
    機。
  6. 【請求項6】 洗濯行程を制御部の制御のもとに実行し
    かつ洗濯所要時間を表示するもので、洗濯兼脱水槽に給
    水弁を介して水を供給すると共に、判定水位までの給水
    時間あるいは判定時間における水位から算出した注水流
    量により給水異常の判断を行うようにした全自動洗濯機
    において、洗濯行程の先行する給水行程では給水異常が
    発生せず、後続する給水行程で給水異常が発生した場合
    に、異常報知を行わずに給水異常の判断を行うための判
    定水位あるいは判定時間を変更すると共に、残りの洗濯
    所要時間の表示を変更して該洗濯行程を継続するように
    したことを特徴とする全自動洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗濯行程の先行する給水行程では給水異
    常が発生せず、後続する給水行程で給水異常が発生した
    場合に、異常報知を行わずに給水異常の判断を行うため
    の判定水位あるいは判定時間を変更し該洗濯行程を継続
    しても、前記判定水位あるいは判定時間に変化がない時
    に異常報知を行うようにしたことを特徴とする請求項6
    記載の全自動洗濯機。
  8. 【請求項8】 ポンプによる給水が行えるよう構成され
    ていると共に、前記ポンプを用いて給水している場合に
    は注水流量を算出するための判定水位あるいは判定時間
    の変更を行わないようになっていることを特徴とする請
    求項1、請求項5、請求項6のいずれかに記載の全自動
    洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101270608B1 (ko) * 2005-07-30 2013-06-03 엘지전자 주식회사 세탁기의 급수제어방법
CN106637808A (zh) * 2015-11-04 2017-05-10 松下家电研究开发(杭州)有限公司 一种带有程序自动修正功能的洗衣机及其程序自动修正方法
CN111733567A (zh) * 2019-03-19 2020-10-02 青岛海尔洗衣机有限公司 用于洗涤设备的运行时间修正方法
WO2022134565A1 (zh) * 2020-12-25 2022-06-30 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机

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