JPH11300075A - 脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できる洗濯機 - Google Patents
脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できる洗濯機Info
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- D06F2105/54—Changing between normal operation mode and special operation modes, e.g. service mode, component cleaning mode or stand-by mode
Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できるようにし
た２槽式洗濯機を提供する。 【解決手段】 洗濯機１は洗濯物の洗濯作動を行う洗濯
部１１、及び洗濯物の脱水作動を行う脱水部２１を持っ
ている。脱水部２１は、アウトタブ２２、アウトタブ２
２内に回転自在に設けられている脱水槽２３、及び脱水
槽２３を回転させるための駆動モータ２５を備える。ま
た、脱水部２１は脱水槽２３内に水を供給するための給
水管４５、及び脱水槽２３内の水を排水させるための排
水管２８を有している。少量の洗濯物を洗濯しようとす
る場合、使用者は脱水槽２３を使用して洗濯物を洗濯す
る。即ち、給水管４５を通じて脱水槽２３に水が供給さ
れ、駆動モータ２５により脱水槽２３が回転し、これに
より脱水槽２３内の洗濯物が洗濯されるようになる。洗
濯完了後、脱水槽２３内の水は排水管２８を通じて排水
される。
た２槽式洗濯機を提供する。 【解決手段】 洗濯機１は洗濯物の洗濯作動を行う洗濯
部１１、及び洗濯物の脱水作動を行う脱水部２１を持っ
ている。脱水部２１は、アウトタブ２２、アウトタブ２
２内に回転自在に設けられている脱水槽２３、及び脱水
槽２３を回転させるための駆動モータ２５を備える。ま
た、脱水部２１は脱水槽２３内に水を供給するための給
水管４５、及び脱水槽２３内の水を排水させるための排
水管２８を有している。少量の洗濯物を洗濯しようとす
る場合、使用者は脱水槽２３を使用して洗濯物を洗濯す
る。即ち、給水管４５を通じて脱水槽２３に水が供給さ
れ、駆動モータ２５により脱水槽２３が回転し、これに
より脱水槽２３内の洗濯物が洗濯されるようになる。洗
濯完了後、脱水槽２３内の水は排水管２８を通じて排水
される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に係り、特に
脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できるようにした２槽式洗
濯機に関する。
脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できるようにした２槽式洗
濯機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の洗濯機の縦断面図であっ
て、特に、洗濯槽と脱水槽が分離されている、いわゆる
２槽式洗濯機を示した図である。図面で見られるよう
に、２槽式洗濯機１０１は外観を形成する外部ケーシン
グ１０３、及び外部ケーシング１０３内に設けられてい
る洗濯システム１１０を備えている。洗濯システム１１
０は洗濯物の洗濯及び濯ぎを行う洗濯部１１１、及び洗
濯部１１１で洗濯された洗濯物を脱水させる脱水部１２
１に区分される。
て、特に、洗濯槽と脱水槽が分離されている、いわゆる
２槽式洗濯機を示した図である。図面で見られるよう
に、２槽式洗濯機１０１は外観を形成する外部ケーシン
グ１０３、及び外部ケーシング１０３内に設けられてい
る洗濯システム１１０を備えている。洗濯システム１１
０は洗濯物の洗濯及び濯ぎを行う洗濯部１１１、及び洗
濯部１１１で洗濯された洗濯物を脱水させる脱水部１２
１に区分される。
【０００３】洗濯部１１１は洗濯物及び洗濯水を受け入
れる洗濯槽１１３、洗濯槽１１３内に回転自在に設けら
れるパルセータ１１４、及びパルセータ１１４を回転さ
せるパルセータ駆動部を有している。洗濯槽１１３の上
側には給水管（図示せず）が結合されている。給水管に
はやはり給水弁（図示せず）が設けられており、給水弁
の開放時、洗濯槽１１３内に洗濯水が供給される。ま
た、洗濯槽１１３には洗濯水位を感知する水位感知セン
サー（図示せず）が設けられている。
れる洗濯槽１１３、洗濯槽１１３内に回転自在に設けら
れるパルセータ１１４、及びパルセータ１１４を回転さ
せるパルセータ駆動部を有している。洗濯槽１１３の上
側には給水管（図示せず）が結合されている。給水管に
はやはり給水弁（図示せず）が設けられており、給水弁
の開放時、洗濯槽１１３内に洗濯水が供給される。ま
た、洗濯槽１１３には洗濯水位を感知する水位感知セン
サー（図示せず）が設けられている。
【０００４】パルセータ駆動部は外部ケーシング１０３
の底面に設けられるパルセータ駆動モータ１１５とパル
セータ駆動モータ１１５の駆動力をパルセータ１１４に
伝達するプーリ１１６及びベルト１１７で構成されてい
る。パルセータ駆動モータ１１５により回転するパルセ
ータ１１４は洗濯槽１１３内に回転水流を発生させ、こ
れにより、洗濯槽１１３内の洗濯物が洗濯される。
の底面に設けられるパルセータ駆動モータ１１５とパル
セータ駆動モータ１１５の駆動力をパルセータ１１４に
伝達するプーリ１１６及びベルト１１７で構成されてい
る。パルセータ駆動モータ１１５により回転するパルセ
ータ１１４は洗濯槽１１３内に回転水流を発生させ、こ
れにより、洗濯槽１１３内の洗濯物が洗濯される。
【０００５】洗濯槽１１３の底部には第１排水管１１８
が設けられており、この第１排水管１１８は外部ケーシ
ング１０３の一側面に設けられた排水ホース１３１と結
合されている。第１排水管１１８には洗濯槽１１３に隣
接した領域に排水弁１１９が設けられている。排水弁１
１９により第１排水管１１８の流路が開放されれば、洗
濯槽１１３内の洗濯水が第１排水管１１８を通じて排出
され、排出される洗濯水は排水ホース１３１を通じて外
部に排水される。
が設けられており、この第１排水管１１８は外部ケーシ
ング１０３の一側面に設けられた排水ホース１３１と結
合されている。第１排水管１１８には洗濯槽１１３に隣
接した領域に排水弁１１９が設けられている。排水弁１
１９により第１排水管１１８の流路が開放されれば、洗
濯槽１１３内の洗濯水が第１排水管１１８を通じて排出
され、排出される洗濯水は排水ホース１３１を通じて外
部に排水される。
【０００６】脱水部１２１は洗濯槽１１３の側方に設け
られたアウトタブ１２２、アウトタブ１２２内に回転自
在に設けられる脱水槽１２３、及び脱水槽１２３を回転
させる脱水槽駆動モータ１２５を有している。脱水槽１
２３は壁面に多数の脱水孔１２４が形成されている。こ
の脱水槽１２３は脱水槽駆動モータ１２５の駆動力によ
り回転し、この際、その内部に受け入れられた洗濯物に
含まれた残留水が遠心力で分離される。分離された残留
水は脱水槽１２３に形成された複数の脱水孔１２４を通
して外側に流出される。
られたアウトタブ１２２、アウトタブ１２２内に回転自
在に設けられる脱水槽１２３、及び脱水槽１２３を回転
させる脱水槽駆動モータ１２５を有している。脱水槽１
２３は壁面に多数の脱水孔１２４が形成されている。こ
の脱水槽１２３は脱水槽駆動モータ１２５の駆動力によ
り回転し、この際、その内部に受け入れられた洗濯物に
含まれた残留水が遠心力で分離される。分離された残留
水は脱水槽１２３に形成された複数の脱水孔１２４を通
して外側に流出される。
【０００７】アウトタブ１２２の底部には第２排水管１
２８が設けられている。この第２排水管１２８は洗濯槽
１１３内の洗濯水を排出させる第１排水管１１８の一側
から分岐され、その流路が相互連通されている。従っ
て、第２排水管１２８を通して排出される残留水は洗濯
水排水管１１８を通して排水ホース１３１に流入されて
外部に排出される。
２８が設けられている。この第２排水管１２８は洗濯槽
１１３内の洗濯水を排出させる第１排水管１１８の一側
から分岐され、その流路が相互連通されている。従っ
て、第２排水管１２８を通して排出される残留水は洗濯
水排水管１１８を通して排水ホース１３１に流入されて
外部に排出される。
【０００８】ところが、このような従来の２槽式洗濯機
１０１では、洗濯物の洗濯と脱水が各々洗濯槽１１３と
脱水槽１２３で行われるので、洗濯槽１１３で洗濯され
た洗濯物を脱水させるために、使用者が手作業で洗濯物
を脱水槽１２３に移動させる不便さがある。
１０１では、洗濯物の洗濯と脱水が各々洗濯槽１１３と
脱水槽１２３で行われるので、洗濯槽１１３で洗濯され
た洗濯物を脱水させるために、使用者が手作業で洗濯物
を脱水槽１２３に移動させる不便さがある。
【０００９】また、洗濯槽１１３が脱水槽１２３に比べ
て比較的大容量であるから、洗濯槽１１３内で少量の洗
濯物を洗濯する場合も、比較的多量の洗濯水が必要であ
る。
て比較的大容量であるから、洗濯槽１１３内で少量の洗
濯物を洗濯する場合も、比較的多量の洗濯水が必要であ
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来のこのような問題点を解決するために、使用者
が少量の洗濯物を洗濯しようとする場合、脱水槽を利用
して洗濯作動を行えることで、洗濯作動完了後、洗濯物
を脱水槽に移す不便さがなく、また、少量の水を使用し
て洗濯できる２槽式洗濯機を提供するところにある。
は、従来のこのような問題点を解決するために、使用者
が少量の洗濯物を洗濯しようとする場合、脱水槽を利用
して洗濯作動を行えることで、洗濯作動完了後、洗濯物
を脱水槽に移す不便さがなく、また、少量の水を使用し
て洗濯できる２槽式洗濯機を提供するところにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前述した目的は、本発明
によって、洗濯物の洗濯作動を行う洗濯部、及び前記洗
濯部に隣接設置されて洗濯物の脱水作動を行う脱水部を
備えた洗濯機において、前記脱水部は、アウトタブと、
前記アウトタブ内に回転自在に設けられており多数の脱
水孔が形成されている脱水槽と、前記脱水槽を回転させ
るための駆動モータと、前記アウトタブ内に水を供給す
るための給水手段と、前記アウトタブ内の水を排水させ
るための排水手段と、前記駆動モータ、前記給水手段、
及び前記排水手段を制御して洗濯作動を行わせ、また前
記駆動モータ及び前記排水手段を制御して脱水作動を行
わせる制御部と、を含むことを特徴とする洗濯機により
達成される。
によって、洗濯物の洗濯作動を行う洗濯部、及び前記洗
濯部に隣接設置されて洗濯物の脱水作動を行う脱水部を
備えた洗濯機において、前記脱水部は、アウトタブと、
前記アウトタブ内に回転自在に設けられており多数の脱
水孔が形成されている脱水槽と、前記脱水槽を回転させ
るための駆動モータと、前記アウトタブ内に水を供給す
るための給水手段と、前記アウトタブ内の水を排水させ
るための排水手段と、前記駆動モータ、前記給水手段、
及び前記排水手段を制御して洗濯作動を行わせ、また前
記駆動モータ及び前記排水手段を制御して脱水作動を行
わせる制御部と、を含むことを特徴とする洗濯機により
達成される。
【００１２】前記脱水槽の底部には前記脱水槽の回転
時、前記脱水槽内に水流を発生させるブレードが設けら
れている。前記ブレードは前記脱水槽と一体に形成され
る。前記ブレードに前記脱水槽内に水流が効率よく発生
され、これにより洗濯効果がより一層アップされる。
時、前記脱水槽内に水流を発生させるブレードが設けら
れている。前記ブレードは前記脱水槽と一体に形成され
る。前記ブレードに前記脱水槽内に水流が効率よく発生
され、これにより洗濯効果がより一層アップされる。
【００１３】望ましくは、前記制御部は前記洗濯作動遂
行時、前記脱水槽が間歇的に回転されるよう前記駆動モ
ータを制御する。これに伴い、脱水槽内の水流の強弱が
変化して洗濯効果が上昇される。
行時、前記脱水槽が間歇的に回転されるよう前記駆動モ
ータを制御する。これに伴い、脱水槽内の水流の強弱が
変化して洗濯効果が上昇される。
【００１４】さらに望ましくは、前記駆動モータとして
は正逆方向の駆動が可能なモータが使われる。この時、
前記制御部は前記洗濯作動遂行時、前記脱水槽が正逆方
向に交代に回転されるように前記駆動モータを制御す
る。これに伴い、脱水槽内の水流の方向が変化して洗濯
効果がより一層上昇される。
は正逆方向の駆動が可能なモータが使われる。この時、
前記制御部は前記洗濯作動遂行時、前記脱水槽が正逆方
向に交代に回転されるように前記駆動モータを制御す
る。これに伴い、脱水槽内の水流の方向が変化して洗濯
効果がより一層上昇される。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。本発明に
係る洗濯機に対する説明において従来の洗濯機と同じ部
分については略述する。
発明の望ましい実施の形態を詳細に説明する。本発明に
係る洗濯機に対する説明において従来の洗濯機と同じ部
分については略述する。
【００１６】図１は本発明に係る２槽式洗濯機の斜視図
であり、図２は図１の縦断面図である。本発明に係る２
槽式洗濯機１は、外部ケーシング３と外部ケーシング３
内に設けられている洗濯システム１０とを備えている。
外部ケーシング３の上部には機器の作動及び洗濯方法な
どを操作できる操作パネル３５が設けられている。操作
パネル３５には、詳しく後述するように、図示していな
い洗濯部動作モードまたは脱水部動作モードを選択でき
るモード選択部（図３の３６）が設けられている。
であり、図２は図１の縦断面図である。本発明に係る２
槽式洗濯機１は、外部ケーシング３と外部ケーシング３
内に設けられている洗濯システム１０とを備えている。
外部ケーシング３の上部には機器の作動及び洗濯方法な
どを操作できる操作パネル３５が設けられている。操作
パネル３５には、詳しく後述するように、図示していな
い洗濯部動作モードまたは脱水部動作モードを選択でき
るモード選択部（図３の３６）が設けられている。
【００１７】洗濯システム１０は洗濯物の洗濯及び濯ぎ
を行う洗濯部１１と、洗濯部１１で洗濯された洗濯物を
脱水させる脱水部２１とに区分されている。
を行う洗濯部１１と、洗濯部１１で洗濯された洗濯物を
脱水させる脱水部２１とに区分されている。
【００１８】洗濯部１１は洗濯物及び洗濯水を受け入れ
る洗濯槽１３、洗濯槽１３内に回転自在に設けられるパ
ルセータ１４、及びパルセータ１４を回転させるパルセ
ータ駆動部を有している。洗濯槽１３の上部には洗濯槽
１３内に洗濯水を供給する第１給水管４１が設けられて
おり、第１給水管４１には第１給水弁４２が設けられて
いる。
る洗濯槽１３、洗濯槽１３内に回転自在に設けられるパ
ルセータ１４、及びパルセータ１４を回転させるパルセ
ータ駆動部を有している。洗濯槽１３の上部には洗濯槽
１３内に洗濯水を供給する第１給水管４１が設けられて
おり、第１給水管４１には第１給水弁４２が設けられて
いる。
【００１９】洗濯槽１３の底部には第１排水管１８が設
けられており、この第１排水管１８は外部ケーシング３
の一側面に設けられた排水ホース３１と結合されてい
る。第１排水管１８には洗濯槽１３に隣接した領域に排
水弁１９が設けられている。排水弁１９により第１排水
管１８の流路が開放されれば、洗濯槽１３内の洗濯水が
第１排水管１８を通じて排出され、排出される洗濯水は
排水ホース３１を通じて外部に排水される。
けられており、この第１排水管１８は外部ケーシング３
の一側面に設けられた排水ホース３１と結合されてい
る。第１排水管１８には洗濯槽１３に隣接した領域に排
水弁１９が設けられている。排水弁１９により第１排水
管１８の流路が開放されれば、洗濯槽１３内の洗濯水が
第１排水管１８を通じて排出され、排出される洗濯水は
排水ホース３１を通じて外部に排水される。
【００２０】脱水部２１は洗濯槽１３の側方に設置され
たアウトタブ２２、アウトタブ２２内に回転自在に設け
られる脱水槽２３、及び脱水槽２３を回転させる脱水槽
駆動モータ２５を有している。
たアウトタブ２２、アウトタブ２２内に回転自在に設け
られる脱水槽２３、及び脱水槽２３を回転させる脱水槽
駆動モータ２５を有している。
【００２１】アウトタブ２２の外側には第２給水管４５
が結合されており、第２給水管４５には第２給水弁４６
が設けられている。第２給水弁４６の開放時アウトタブ
２２内に洗濯水が供給される。第２給水弁４６の開閉は
アウトタブ２２内の水位を感知する水位感知センサー
（図示せず）により調節される。
が結合されており、第２給水管４５には第２給水弁４６
が設けられている。第２給水弁４６の開放時アウトタブ
２２内に洗濯水が供給される。第２給水弁４６の開閉は
アウトタブ２２内の水位を感知する水位感知センサー
（図示せず）により調節される。
【００２２】アウトタブ２２の底部には第２排水管２８
が設けられている。第２排水管２８は、第１排水管１８
の一側から分岐されている。第２排水管２８には第２排
水弁２９が設けられている。第２排水弁２９が開放され
れば、アウトタブ２２内に受け入れられた洗濯水が第２
排水管２８を通して外部に排出される。
が設けられている。第２排水管２８は、第１排水管１８
の一側から分岐されている。第２排水管２８には第２排
水弁２９が設けられている。第２排水弁２９が開放され
れば、アウトタブ２２内に受け入れられた洗濯水が第２
排水管２８を通して外部に排出される。
【００２３】一方、脱水槽２３は略円筒形を持ち、壁面
に多数の脱水孔２４が形成されている。脱水槽２３の底
面には洗濯ブレード２６が設けられている。望ましく
は、洗濯ブレード２６は脱水槽２３と一体に形成され
る。また、複数の洗濯ブレード２６が脱水槽２３の回転
軸線を中心に対称的に配置される事も出来る。洗濯ブレ
ード２６は脱水槽２３の回転時、脱水槽２３内に水流を
生成させる機能を果たし、これにより脱水槽２３内に受
け入れられた洗濯物が洗濯されるようになる。
に多数の脱水孔２４が形成されている。脱水槽２３の底
面には洗濯ブレード２６が設けられている。望ましく
は、洗濯ブレード２６は脱水槽２３と一体に形成され
る。また、複数の洗濯ブレード２６が脱水槽２３の回転
軸線を中心に対称的に配置される事も出来る。洗濯ブレ
ード２６は脱水槽２３の回転時、脱水槽２３内に水流を
生成させる機能を果たし、これにより脱水槽２３内に受
け入れられた洗濯物が洗濯されるようになる。
【００２４】脱水槽２３は脱水槽駆動モータ２５の駆動
力により回転し、この時その内部に受け入れられた洗濯
物に含まれた残留水が遠心力で分離される。分離された
残留水は脱水孔２４を通して外側に流出される。望まし
くは、脱水槽駆動モータ２５としては正逆回転が可能な
モータが使われる。
力により回転し、この時その内部に受け入れられた洗濯
物に含まれた残留水が遠心力で分離される。分離された
残留水は脱水孔２４を通して外側に流出される。望まし
くは、脱水槽駆動モータ２５としては正逆回転が可能な
モータが使われる。
【００２５】このような構成の２槽式洗濯機１は、図３
に示したように、洗濯部１１または脱水部２１を選択で
きるモード選択部３６、及びモード選択部３６から信号
が印加されれば、所定の貯蔵されたプログラムによって
洗濯を行う制御部６１を有している。使用者は、洗濯槽
１３または脱水槽２３のうちいずれか一側に洗濯物を投
入させ、該当するモードを選択して洗濯物を洗濯させる
ことができる。
に示したように、洗濯部１１または脱水部２１を選択で
きるモード選択部３６、及びモード選択部３６から信号
が印加されれば、所定の貯蔵されたプログラムによって
洗濯を行う制御部６１を有している。使用者は、洗濯槽
１３または脱水槽２３のうちいずれか一側に洗濯物を投
入させ、該当するモードを選択して洗濯物を洗濯させる
ことができる。
【００２６】例えば、洗濯槽１３に洗濯物を投入して洗
濯部動作モードを選択すれば、洗濯槽１３内で洗濯物の
洗濯が行われる。制御部６１は、第１給水弁４２及び第
１排水弁１９、そしてパルセータ駆動モータ１５を制御
して、洗濯槽１３内に受け入れられた洗濯物を洗濯させ
る。ここには、洗濯物の濯ぎ工程も含まれる。洗濯完了
後、使用者は洗濯物を脱水槽２３に移し、脱水槽２３内
で洗濯物を脱水させる。
濯部動作モードを選択すれば、洗濯槽１３内で洗濯物の
洗濯が行われる。制御部６１は、第１給水弁４２及び第
１排水弁１９、そしてパルセータ駆動モータ１５を制御
して、洗濯槽１３内に受け入れられた洗濯物を洗濯させ
る。ここには、洗濯物の濯ぎ工程も含まれる。洗濯完了
後、使用者は洗濯物を脱水槽２３に移し、脱水槽２３内
で洗濯物を脱水させる。
【００２７】一方、脱水槽２３に洗濯物を投入させて脱
水部動作モードを選択する場合、制御部６１は、所定の
プログラムによって洗濯物の洗濯、濯ぎ、及び脱水を順
次に行う。まず、第２給水弁４６を開放させ第２排水弁
２９を閉鎖させてアウトタブ２２内に洗濯水を給水す
る。アウトタブ２２内に給水される洗濯水の水位は水位
感知センサーにより感知され、制御部６１は水位感知セ
ンサーからの感知信号に基づいて第２給水弁４６を閉鎖
させる。その後、脱水槽駆動モータ２５を駆動させ脱水
槽２３を回転させる。この際、脱水槽２３及び洗濯ブレ
ード２６が回転することで、脱水槽２３内に洗濯水流が
発生する。この洗濯水流により洗濯物が洗濯されるよう
になる。
水部動作モードを選択する場合、制御部６１は、所定の
プログラムによって洗濯物の洗濯、濯ぎ、及び脱水を順
次に行う。まず、第２給水弁４６を開放させ第２排水弁
２９を閉鎖させてアウトタブ２２内に洗濯水を給水す
る。アウトタブ２２内に給水される洗濯水の水位は水位
感知センサーにより感知され、制御部６１は水位感知セ
ンサーからの感知信号に基づいて第２給水弁４６を閉鎖
させる。その後、脱水槽駆動モータ２５を駆動させ脱水
槽２３を回転させる。この際、脱水槽２３及び洗濯ブレ
ード２６が回転することで、脱水槽２３内に洗濯水流が
発生する。この洗濯水流により洗濯物が洗濯されるよう
になる。
【００２８】この時、制御部６１は脱水槽２３が間歇的
に回転されるよう脱水槽駆動モータ２５を制御する。こ
れに伴い、脱水槽２３内の水流の強弱が変化するように
なり、洗濯物の洗濯効果が上昇される。脱水槽駆動モー
タ２５が正逆転可能な場合、制御部６１は脱水槽２３が
正逆方向に交代に回転されるよう脱水槽駆動モータ２５
を制御する。これに伴い、脱水槽２３内の水流の方向が
交番し、洗濯物の洗濯効果がより一層上昇される。
に回転されるよう脱水槽駆動モータ２５を制御する。こ
れに伴い、脱水槽２３内の水流の強弱が変化するように
なり、洗濯物の洗濯効果が上昇される。脱水槽駆動モー
タ２５が正逆転可能な場合、制御部６１は脱水槽２３が
正逆方向に交代に回転されるよう脱水槽駆動モータ２５
を制御する。これに伴い、脱水槽２３内の水流の方向が
交番し、洗濯物の洗濯効果がより一層上昇される。
【００２９】所定の時間が経過すれば、制御部６１は、
脱水槽駆動モータ２５の駆動を中止させ、第２排水弁２
９を開放させてアウトタブ２２内の洗濯水を排出させ
る。その後、第２給水弁４６及び第２排水弁２９の開
閉、及び脱水槽駆動モータ２５の作動を制御し、洗濯物
の洗濯及び濯ぎを所定回数繰り返す。洗濯物の洗濯及び
濯ぎが終われば、脱水作動を行う。洗濯物の脱水は、第
２給水弁４６を閉鎖させ、第２排水弁２９を開放させた
状態で脱水槽駆動モータ２５を駆動させることによって
なされる。
脱水槽駆動モータ２５の駆動を中止させ、第２排水弁２
９を開放させてアウトタブ２２内の洗濯水を排出させ
る。その後、第２給水弁４６及び第２排水弁２９の開
閉、及び脱水槽駆動モータ２５の作動を制御し、洗濯物
の洗濯及び濯ぎを所定回数繰り返す。洗濯物の洗濯及び
濯ぎが終われば、脱水作動を行う。洗濯物の脱水は、第
２給水弁４６を閉鎖させ、第２排水弁２９を開放させた
状態で脱水槽駆動モータ２５を駆動させることによって
なされる。
【００３０】このように、本発明による２槽式洗濯機１
では、使用者の選択に応じて洗濯槽１３または脱水槽２
３で容易に洗濯物を洗濯させることができる。従って、
比較的少量の洗濯物を洗濯しようとする場合は、洗濯槽
１３を利用せず脱水槽２３を利用して洗濯及び脱水作動
を全て行い、これに伴い洗濯物を移す面倒さ及び洗濯水
の浪費が防がれる。
では、使用者の選択に応じて洗濯槽１３または脱水槽２
３で容易に洗濯物を洗濯させることができる。従って、
比較的少量の洗濯物を洗濯しようとする場合は、洗濯槽
１３を利用せず脱水槽２３を利用して洗濯及び脱水作動
を全て行い、これに伴い洗濯物を移す面倒さ及び洗濯水
の浪費が防がれる。
【００３１】一方、前述した実施の形態では、脱水槽２
３の底面に洗濯ブレード２６が突出されている２槽式洗
濯機１について説明したが、このような洗濯ブレード
は、洗濯槽１３の底面に設けられているパルセータ１４
と同様、回転自在に設けられる。この際、脱水槽駆動モ
ータ２５と脱水槽２３との間には、脱水槽駆動モータ２
５の駆動力を脱水槽２３及び洗濯ブレードに選択的に提
供するシャフト組立体を設けることが望ましい。
３の底面に洗濯ブレード２６が突出されている２槽式洗
濯機１について説明したが、このような洗濯ブレード
は、洗濯槽１３の底面に設けられているパルセータ１４
と同様、回転自在に設けられる。この際、脱水槽駆動モ
ータ２５と脱水槽２３との間には、脱水槽駆動モータ２
５の駆動力を脱水槽２３及び洗濯ブレードに選択的に提
供するシャフト組立体を設けることが望ましい。
【００３２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、脱
水槽を使用して洗濯物を洗濯できる２槽式洗濯機が提供
される。従って、少量の洗濯物を洗濯しようとする場
合、脱水槽を利用して洗濯作動を行え、これにより洗濯
物を脱水槽に移動させる不便さが除去され、少量の洗濯
物を効率よく洗濯できるようになる。
水槽を使用して洗濯物を洗濯できる２槽式洗濯機が提供
される。従って、少量の洗濯物を洗濯しようとする場
合、脱水槽を利用して洗濯作動を行え、これにより洗濯
物を脱水槽に移動させる不便さが除去され、少量の洗濯
物を効率よく洗濯できるようになる。
【図１】 本発明に係る２槽式洗濯機の全体斜視図であ
る。
る。
【図２】 図１の縦断面図である。
【図３】 本発明に係る２槽式洗濯機の制御ブロック図
である。
である。
【図４】 従来の２槽式洗濯機の縦断面図である。
１ 洗濯機 ３ 外部ケーシング １１ 洗濯部 １３ 洗濯槽 １４ パルセータ １５ パルセータ駆動モータ １８ 排水管 １９ 排水弁 ２１ 脱水部 ２２ アウトタブ ２３ 脱水槽 ２４ 脱水孔 ２５ 脱水槽駆動モータ ２６ 洗濯ブレード ２８ 排水管 ２９ 排水弁 ３１ 排水ホース ３５ 操作パネル ３６ モード選択部 ４１ 給水管 ４２ 給水弁 ４５ 給水管 ４６ 給水弁 ６１ 制御部
Claims (5)
- 【請求項１】 洗濯物の洗濯作動を行う洗濯部、及び前
記洗濯部に隣接設置されて洗濯物の脱水作動を行う脱水
部を備えた洗濯機において、 前記脱水部は、 アウトタブと、 前記アウトタブ内に回転自在に設けられており、多数の
脱水孔が形成されている脱水槽と、 前記脱水槽を回転させるための駆動モータと、 前記アウトタブ内に水を供給するための給水手段と、 前記アウトタブ内の水を排水させるための排水手段と、 前記駆動モータ、前記給水手段、及び前記排水手段を制
御して洗濯作動を行わせ、また前記駆動モータ及び前記
排水手段を制御して脱水作動を行わせる制御部と、を含
むことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項２】 前記排水手段は、 前記アウトタブの底部に結合される排水管と、 前記排水管を開閉する排水弁と、を含むことを特徴とす
る請求項１に記載の洗濯機。 - 【請求項３】 前記脱水槽の底部には前記脱水槽と一体
に形成されて前記脱水槽の回転時前記脱水槽内に水流を
発生させるブレードが設けられていることを特徴とする
請求項１に記載の洗濯機。 - 【請求項４】 前記制御部は前記洗濯作動の遂行時、前
記脱水槽が間歇的に回転されるよう前記駆動モータを制
御することを特徴とする請求項１に記載の洗濯機。 - 【請求項５】 前記駆動モータは正逆方向の駆動が可能
であり、 前記制御部は前記洗濯作動遂行時、前記脱水槽が正逆方
向に交代に回転されるように前記駆動モータを制御する
ことを特徴とする請求項１に記載の洗濯機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199812139 | 1998-04-06 | ||
| KR1019980012139A KR100263446B1 (ko) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 2조식 세탁기 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11300075A true JPH11300075A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=19535908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11019071A Pending JPH11300075A (ja) | 1998-04-06 | 1999-01-27 | 脱水槽を用いて洗濯物を洗濯できる洗濯機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11300075A (ja) |
| KR (1) | KR100263446B1 (ja) |
| CN (1) | CN1232098A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100402732C (zh) * | 2002-09-26 | 2008-07-16 | 海尔集团公司 | 全自动洗衣机 |
| CN101210368A (zh) * | 2006-12-30 | 2008-07-02 | 苏州三星电子有限公司 | 子母滚筒洗衣机 |
| KR101430464B1 (ko) * | 2007-12-03 | 2014-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 의류 처리장치 |
| CN107099967A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-08-29 | 宁波金帅集团有限公司 | 一种带进水喷淋分流功能的双桶洗衣机 |
-
1998
- 1998-04-06 KR KR1019980012139A patent/KR100263446B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11019071A patent/JPH11300075A/ja active Pending
- 1999-01-28 CN CN99101398A patent/CN1232098A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19990079503A (ko) | 1999-11-05 |
| CN1232098A (zh) | 1999-10-20 |
| KR100263446B1 (ko) | 2000-08-01 |
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