JPH10314485A - 洗濯機の毛布洗濯方法 - Google Patents

洗濯機の毛布洗濯方法

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JPH10314485A
JPH10314485A JP10119065A JP11906598A JPH10314485A JP H10314485 A JPH10314485 A JP H10314485A JP 10119065 A JP10119065 A JP 10119065A JP 11906598 A JP11906598 A JP 11906598A JP H10314485 A JPH10314485 A JP H10314485A
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water
rinsing
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blanket
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JP10119065A
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Seiretsu Ri
齊烈 李
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WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daewoo Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない水で効率的に毛布を洗濯することがで
きる洗濯機の毛布洗濯方法を得る。 【解決手段】 スピン洗濯桶２２０に配置された毛布の
重さを感知して洗濯及び濯ぎ回数を決定する工程と、洗
濯、第１排水及び第１脱水モードを決定された回数だけ
繰り返す工程と、第１排水及び第１脱水モード完了後に
洗濯給水レベルより低い濯ぎ給水レベルに洗濯水を供給
する工程と、スピン洗濯桶２２０内に濯ぎ給水レベルま
で洗濯水を供給した後パルセータ２７０の１分間の回転
による濯ぎモード工程と、第２排水モード工程と、３分
間の第２脱水モード工程を行い、濯ぎ第２排水及び第２
脱水モードを決定された回数だけ繰り返す工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の毛布洗濯方
法に関するものであり、より詳細には洗濯水を節約で
き、また毛布の濯ぎ効果を向上させられる洗濯機の毛布
洗濯方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】洗濯機は給水、洗濯、濯ぎ、脱水及び排
水モードを順次に実行して洗濯物に含まれた汚染物を洗
濯物から分離させる装置である。
【０００３】このような洗濯機において、洗濯物に含ま
れた汚染物は洗濯モードが進行される過程で洗濯水との
摩擦により分離されたり洗浄剤により分離される。ま
た、洗濯モードが完了された以後洗濯モードが完了され
た以後洗濯物に残存する泡及び洗浄剤粒子などのような
異物は濯ぎモードを進行する間、洗濯物から分離され洗
濯機の外部に排水される。
【０００４】一般に濯ぎモードはホールドウォータリン
スモード及びスピンドライリンスモードで分けられる。
ホールドウォータリンスモードと言われる従来の濯ぎモ
ードでは、洗浄剤を含む洗濯水が外側洗濯桶から排出さ
れ、新しい洗濯水が外側洗濯桶を満たすようになる。新
しい洗濯水が外側洗濯桶内の所定レベルまで満たすと洗
濯水の供給が中止されスピン洗濯桶内に取り付けられた
パルセータが回転する。洗濯物に浸透した洗浄剤はパル
セータの回転による水流により溶け込む。所定時間後、
洗浄剤を含んだ洗濯水は外側洗濯桶内に排出される。過
程は一回以上繰り返される。このようなホールドウォー
タリンスモード時には排水と給水が繰り返されることに
より相当量の洗濯水が消費される。
【０００５】一方、スピンドライリンスモードは一回以
上のスピンドライリンスサイクルを含む。各スピンドラ
イリンスサイクルはスピンドライリンス動作とスピンド
ライ動作で構成される。スピンドライリンス動作では洗
濯モード完了後、洗濯水が外側洗濯桶の外部に排出さ
れ、スピン洗濯桶が続いて回転される状態で新しい洗濯
水がスピン洗濯桶内に供給される。供給された洗濯水は
記スピン洗濯桶の回転により洗濯物の中に浸透する。ス
ピンドライリンス動作が完了された後、スピンドライ動
作が開始される。スピンドライ動作時に、洗濯水供給は
中止されスピン洗濯桶の回転は続けられる。洗濯物内に
浸透した洗濯水はスピン洗濯桶の回転による遠心力によ
り洗濯物から分離され外側洗濯桶の外部に排出される。
洗濯水供給の開始及び中止、そしてスピン洗濯桶の回転
を含むスピンドライリンスサイクルはスピンドライリン
スモード動作中、所定回数繰り返される。
【０００６】例えば、米国特許第５，６０６，８７７号
は洗濯物の量により給水レベルを調節し使用者が濯ぎ回
数及び濯ぎ時間を任意で調整できる洗濯機を開示してい
る。この洗濯機においては、洗濯サイクル完了後、濯ぎ
サイクルがスピンドライリンス工程及びスピンドライ工
程でなされる。洗濯機は洗濯物の量により適正量の洗濯
水が給水され使用者が濯ぎサイクルを直接操作できるよ
うにすることにより濯ぎサイクル時、洗濯水の無駄を減
らすことができる。しかしながら、スピンドライリンス
工程時、スピン洗濯桶が続いて回転することにより電力
消耗が大きくなる短所がある。
【０００７】特に、洗濯物が毛布である場合、毛布が水
を多く吸収するために、従来の濯ぎ方法によると、洗濯
工程が完了された後多量の新鮮な濯ぎ水を多数回給水及
び排水して洗濯物の濯ぎを遂行しなければならないため
に濯ぎ水が相対的に多量浪費される。また、毛布内に洗
浄剤粒子が深く浸透することにより洗浄剤粒子の完全な
分離が容易でない。
【０００８】このような問題を克服するために、洗濯物
内の洗浄剤を除去し水の浪費を防止する種々の濯ぎ方法
が提案されたが、上記の問題点が完全に解決できていな
い状態である。
【０００９】一方、Pastryk 氏等による米国特許第５，
１６７，７２２号は洗濯物及び洗濯機内部に残存する汚
物と洗浄剤をより効果的に除去できるスプレー濯ぎ方法
を開示している。
【００１０】図５は上記Pastryk 氏等の米国特許のスプ
レー濯ぎ方法を説明するための流れ図を示す。図５に示
すように、スプレー濯ぎ方法は洗濯工程が完了された後
外側洗濯桶内の洗濯水を洗濯機の外部に排水する第１工
程５１０、新鮮な洗濯水を洗濯物に供給する第２工程５
２０、外側洗濯桶の凹みに溜った洗濯水を洗濯機の外部
に排水する第３工程５３０、新鮮な洗濯水をスプレーノ
ズルを通して洗濯物に供給し供給された新鮮な洗濯水を
４ないし１２回循環させる第４工程５４０、及びスピン
洗濯桶を回転させ循環洗濯水を洗濯機の外部に排水させ
る第５工程５４０を含む。
【００１１】第１工程５１０が進行される間、スピン洗
濯桶は設定された速度で回転する。従って、洗濯物が遠
心力の作用で前記スピン洗濯桶の側壁に密着されるよう
に力を受ける。これにより、洗濯物に含まれた洗濯水も
スピン洗濯桶の側壁に形成された通水口を通して排出さ
れる。
【００１２】第２工程５２０において新鮮な洗濯水はス
ピン洗濯桶の回転が持続されるうち２回にかけて供給及
び排水される。また、新鮮な洗濯水は洗濯物に完全に接
触できるように供給される。
【００１３】第３工程５３０で、洗濯物に含まれた洗濯
水を可能な限り多く抽出して洗濯機の外部に排水するた
めにスピン洗濯桶の回転は持続される。
【００１４】一方、第２工程５２０と第３工程５３０は
少なくとも１回以上繰り返される。
【００１５】第４工程５４０において、第２工程５２０
と同一に、新鮮な洗濯水は洗濯物に完全に接触できるよ
うに供給される。また、洗濯水は循環された洗濯水の累
積量が洗濯物が浸されるのに必要な量より多くなるよう
に循環する。
【００１６】一方、第４工程５４０と第５工程５５０は
少なくとも一回以上繰り返す。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプレ
ー濯ぎ方法によると、濯ぎ過程で洗濯内の種々の導管及
びノズルを同時的に洗滌できるように、洗濯物に供給さ
れる洗濯水が洗濯機内の種々の導管及びノズルを経て洗
濯物に噴射される。このような理由により、洗濯水の供
給及び循環が迅速になされることができない。従って、
洗濯物の濯ぎをするのに時間が多くかかる短所を有す
る。
【００１８】また、スプレー濯ぎ方法は第２工程で洗濯
物に供給される新鮮な洗濯水を再使用せずに洗濯機の外
部に排水するために洗濯水の無駄を根本的には解決でき
ない。
【００１９】従って、本発明は以上のような従来技術の
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は洗
濯水を節約するだけでなく洗濯物の濯ぎ効果を向上させ
ることができる洗濯物の濯ぎ方法を得ることにある。
【００２０】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明は、洗濯水を収納する外側洗濯桶と、該洗濯
桶内に回転可能に取り付けられその内部に洗濯物を収納
するスピン洗濯桶、前記外側洗濯桶の底面に設置され動
力を動力伝達装置に供給するモータ及び前記動力伝達装
置の回転軸に回転自在にカップリングされるパルセータ
を具える洗濯機の毛布洗濯方法において、（１）前記モ
ータを駆動させ前記パルセータを回転させることによ
り、前記スピン洗濯桶内の毛布の重さを判断する工程
と、（２）前記重さにより第１及び第２給水レベルと洗
濯及び濯ぎ回数を決定する工程と、（３）前記第１給水
レベルまで洗濯水を前記外側洗濯桶内に供給する工程
と、（４）前記外側洗濯桶内に前記第１給水レベルまで
洗濯水が供給されると洗濯モードを遂行する工程と、
（５）第１排水モードを遂行する工程と、（６）第１脱
水モードを第１所定時間遂行する工程と、（７）工程
（４）ないし（６）を前記決定された洗濯回数だけ繰り
返す工程と、（８）前記外側洗濯桶に前記第１給水レベ
ルより所定レベル低い前記第２給水レベルまで濯ぎ水を
供給する工程と、（９）前記外側洗濯桶内に前記第２給
水レベルまで濯ぎ水が供給されると前記パルセータを回
転させ濯ぎモードを第２所定時間遂行する工程と、（１
０）第２排水モードを遂行する工程と、（１１）第２脱
水モードを第３所定時間遂行する工程と、（１２）工程
（８）ないし（１１）を前記決定された濯ぎ回数だけ繰
り返す工程を含むことを特徴とする洗濯機の毛布濯ぎ方
法を提供する。
【００２１】工程（１）においては、前記モータに第４
所定時間所定電圧を供給して前記モータを駆動させ前記
パルセータを回転させ、前記第４所定時間が過ぎて前記
モータが停止された後、慣性による前記パルセータの自
由回転が停止されるまでの自由回転時間を感知すること
により前記スピン洗濯桶内の前記毛布の重さを判断する
本発明の望ましい実施例においては、前記第４所定時間
はほぼ１分とする。
【００２２】工程（４）及び工程（９）において、前記
外側洗濯桶に供給された水のレベルは前記外側洗濯桶の
側壁所定位置に設置され前記外側洗濯桶と一緒にＵ字管
を形成する水位感知器により感知され、前記水位感知器
は工程（３）で供給された洗濯水のレベルが前記第１給
水に至ったとき及び工程（８）で供給された濯ぎ水のレ
ベルが前記第２給水に至ったとき制御部に電気信号を送
る。
【００２３】本発明の好ましい実施例によると、前記第
３所定時間を前記第１所定時間より長く設定し、、前記
第１所定時間をほぼ２分とし、前記第３所定時間をほぼ
３分とする。
【００２４】一方、工程（９）において、前記第２所定
時間をほぼ１分とする。工程（１２）まで完了された
後、メイン脱水工程が遂行される。
【００２５】
【作用】このような構成を有する本発明による洗濯方法
においては、洗濯モード時の洗濯水給水レベルより一工
程低いレベルで濯ぎ水を供給して濯ぎは短く、脱水は長
く遂行することにより毛布に浸透した汚染水をより効果
的に分離することができ、濯ぎ効果を高くすることがで
きる。また、洗濯水の無駄を減らすことができる。
【００２６】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは図面を参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【００２７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適な実施例をより詳細に説明する。図１は本発明の
望ましい一実施例による洗濯機２００を示す。図１に示
すように、洗濯機２００はキャビネット２０５を具え
る。キャビネット２０５の内部にはその内部に洗濯水を
収納するための外側洗濯桶２１０を取り付ける。外側洗
濯桶２１０内にはその内部に洗濯物を収納するためのス
ピン洗濯桶２２０が回転可能に取り付けられる。スピン
洗濯桶２２０はその外周壁に形成されたアパーチャ２２
２を通して外側洗濯桶２１０と連通され洗濯水がアパー
チャ２２２を通してスピン洗濯桶２２０及び外側洗濯桶
２１０間を移動することができるようにする。
【００２８】外側洗濯桶２１０の底面所定位置にはモー
タ２３０が固定的に設置される。外側洗濯桶２１０の下
中央には動力伝達装置２４０が固定的に設置され、動力
伝達装置２４０はモータ２３０とベルト２５０により連
結されモータ２３０の回転力を伝達され減速された回転
速度を出力する。スピン洗濯桶２２０は動力伝達装置２
４０で上方向に延長する第１シャフト２５８とカップリ
ングされ脱水工程時回転される。一方、第２シャフト２
６０が第１シャフト２５８とは別に動力伝達装置２４０
から上方向に延長されスピン洗濯桶２２０の底壁を通過
してその内部に所定長さ突出される。第２シャフト２６
０の端部にはパルセータ２７０がカップリングされ洗濯
及び濯ぎモード時回転される。
【００２９】一方、外側洗濯桶２１０の底面一側には配
水管２８０が連結され排水及び脱水モード時洗濯水を洗
濯機２００の外部に排出する。
【００３０】外側洗濯桶２１０の外周壁の所定位置には
水位感知器２９０が外側洗濯桶２１０と一緒にＵ字管を
形成するように連結され洗濯水が外側洗濯桶２１０内に
供給されるときその水位を感知する。
【００３１】一方、図２は本発明による洗濯機２００の
要素の制御関係を概略的に示すブロックダイアグラムを
示す。図２に示すように、洗濯機２００は動作信号入力
部３１０、動作信号入力部３１０から動作信号を伝達さ
れ所定のアルゴリズムを通して洗濯機２００の各構成要
素を制御する制御信号を発生する制御部３２０、制御部
３２０から給水及び排水信号を伝達され外側洗濯桶２１
０に洗濯水を供給及び洗濯水を外側洗濯桶２１０の外部
に排出させる給排水部３３０、外側洗濯桶２１０内の水
位を感知して電気信号を発生して制御部３２０に伝達す
る水位感知部３４０及び制御部３２０から駆動信号を伝
達されパルセータ２７０またはスピン洗濯桶２２０を回
転させるモータ駆動部３５０を具える。
【００３２】以下、前述したような構成を有する本発明
による洗濯機２００の毛布洗濯方法に対して添付された
図面を参照して詳細に説明する。図３及び図４には本発
明の好ましい一実施例による洗濯機の毛布洗濯方法を説
明する流れ図を示す。図３及び図４に示すように、使用
者が洗濯機２００のスピン洗濯桶２２０内に洗濯する毛
布を投入した後、電源スイッチを押すと洗濯機２００が
初期化される。次に、使用者が動作スイッチを押すと、
動作信号入力部３１０から制御部３２０に動作信号が伝
達される。
【００３３】このとき、制御部３１０はスピン洗濯桶２
２０内に収納された毛布の重さを判断するが、その過程
は次のようである。まず、制御部３１０は動作信号入力
部３１０から動作信号を伝達されることにより、モータ
２３０に所定電力を供給してスピン洗濯桶２２０の下部
に取り付けられたパルセータ２７０を回転させる。好ま
しくはモータ２３０に電力が供給されされた後１分後電
力を遮断する。電力が遮断されてもパルセータ２７０は
慣性により続いて回転するが、このときパルセータ２７
０の自由回転持続時間によりスピン洗濯桶２２０内の毛
布の重さを判断する（ステップＳ１）。
【００３４】パルセータ２７０の自由回転時、毛布がそ
の荷重をパルセータ２７０に供給するためにパルセータ
２７０の自由回転持続時間が長いほどスピン洗濯桶２２
０内の毛布の重さは小さくなる。次に、毛布の重さが認
識された後、制御部３１０は洗濯モード時及び濯ぎモー
ド時に給水される水の量である第１及び第２給水レベル
と、洗濯及び濯ぎ回数を決定する（ステップＳ２）。ス
テップＳ２において、第１及び第２給水レベルと洗濯及
び濯ぎ回数はスピン洗濯桶２２０内に収納された毛布の
重さにより決定され、本発明の好ましい実施例による
と、濯ぎ回数は２または３回に設定する。
【００３５】その後、制御部３２０は給排水部３３０に
洗濯水供給信号を供給し、これにより外側洗濯桶２１０
に洗濯水が供給される（ステップＳ３）。このとき、供
給中である洗濯水のレベルが外側洗濯桶２１０内に第１
給水レベルまで到達すると水位感知部３４０は電気信号
を制御部３２０に伝達する。そして、制御部３２０は給
排水部３３０に洗濯水供給中止信号を伝達する。同時
に、制御部３２０はモータ駆動部３５０に動作信号を供
給し、これによりパルセータ２７０が回転して洗濯モー
ドが遂行される（ステップＳ４）。
【００３６】洗濯モードが完了されると、制御部３２０
は給排水部３３０に排水信号を伝達して配水管２８０が
開放されるようにする。従って、外側洗濯桶２１０内の
洗濯水が配水管２８０を通して洗濯機２００の外部に排
出され（ステップＳ５）、第１脱水モードが遂行される
（ステップＳ６）。第１脱水モード中にはモータ駆動部
３５０によりスピン洗濯桶２２０が回転し水流を発生さ
せ洗濯物内に浸透した汚染された洗濯水を分離させる。
本発明の好ましい実施例によると、第１脱水モードをほ
ぼ２分間遂行する。洗濯、第１排水及び第１脱水モード
で構成される洗濯工程は決定された洗濯回数だけ繰り返
す（ステップＳ７）。前記洗濯工程が完了されると、続
いて本発明による毛布濯ぎモードが開始する。
【００３７】図３及び図４に示すように、洗濯工程が完
了されると、第１給水レベルより所定工程低い第２給水
レベルで外側洗濯桶２１０内に水を供給する。このと
き、制御部３２０は給排水部３３０に濯ぎ水供給信号を
伝達する。これにより、濯ぎ水が外側洗濯桶２１０内に
供給される（ステップＳ８）。本発明の望ましい実施例
によると、ステップＳ８において、第２給水レベルは第
１給水レベルより１工程低いレベルである。
【００３８】すなわち、濯ぎ水は洗濯モード時の給水レ
ベルである第１給水レベルより１工程低い第２給水レベ
ルに到達するまで続いて供給される。次いで、外側洗濯
桶２１０内の濯ぎ水の水位が第２給水レベルに到達する
と、水位感知部３４０は電気信号を制御部３２０に転送
する（ステップＳ９）。同時に、制御部３２０はモータ
駆動部３５０に動作信号を供給する。これにより、モー
タ２３０が駆動される。モータ２３０の駆動力はベルト
２５０及び動力伝達装置２４０を通してパルセータ２７
０に伝達されパルセータ２７０が回転し濯ぎモードを開
始する（ステップＳ９）。
【００３９】本発明の好ましい実施例によると、ステッ
プＳ９において、濯ぎモードを１分間遂行する。濯ぎモ
ードが完了されると制御部３２０は給排水部３３０に排
水信号を伝達して配水管２８０が開放され外側洗濯桶２
１０内の濯ぎ水を洗濯機２００の外部に排水する（ステ
ップＳ１０）。その後、第２脱水モードが開始されスピ
ン洗濯桶２２０が回転し、スピン洗濯桶２２０に内蔵さ
れた洗濯物が遠心力の作用でスピン洗濯桶２２０の側壁
に密着される力を受けるようになる。これにより、洗濯
物に含まれた濯ぎ水がスピン洗濯桶２２０の側壁に形成
された多数の通水口２２２を通してスピン洗濯桶２２０
から排出される（ステップＳ１１）。第２脱水モードは
第１脱水モードよりさらに長い時間遂行するが、本発明
の好ましい実施例によると、第２脱水モードをほぼ３分
間遂行する。
【００４０】ステップＳ８ないしステップＳ１１が決定
された濯ぎ回数だけ繰り返された場合、制御部３２０は
濯ぎ工程を終了する。その後、制御部３２０はメイン脱
水工程を遂行する。
【００４１】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による毛
布洗濯方法においては、洗濯モード時の洗濯水供給レベ
ルより所定工程低いレベルに濯ぎ水を供給して濯ぎを短
く、しかし、脱水は長く遂行することにより毛布に浸透
した汚染水を効果的に分離することができて濯ぎ効果を
高めることができる。また、洗濯水の無駄を減らすこと
ができる。
【００４２】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の好ましい一実施例による洗濯機の断面
図である。
【図２】本発明好ましい一実施例による洗濯機の毛布洗
濯方法を説明するブロックダイアグラムである。
【図３】本発明好ましい一実施例による洗濯機の毛布洗
濯方法を説明する流れ図である。
【図４】同じく、本発明好ましい一実施例による洗濯機
の毛布洗濯方法を説明する流れ図である。
【図５】従来のスプレー濯ぎ方法を説明するための流れ
図である。
【符号の説明】
２００ 洗濯機 ２０５ キャビネット ２１０ 外側洗濯桶 ２２０ スピン洗濯桶 ２２２ アパーチャ ２３０ モータ ２４０ 動力伝達装置 ２５０ ベルト ２５８ 第１シャフト ２６０ 第２シャフト ２７０ パルセータ ２８０ 配水管 ２９０ 水位感知器 ３１０ 動作信号入力部 ３２０ 制御部 ３３０ 給排水部 ３４０ 水位感知部 ３５０ モータ駆動部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 洗濯水を収納する外側洗濯桶と、該外側
    洗濯桶内に回転可能に取り付けられその内部に洗濯物を
    収納するスピン洗濯桶、前記外側洗濯桶の底面に設置さ
    れ動力を動力伝達装置に供給するモータ及び前記動力伝
    達装置の回転軸に回転自在にカップリングされるパルセ
    ータを具える洗濯機の毛布洗濯方法において、 （１）前記モータを駆動させ前記パルセータを回転させ
    ることにより、前記スピン洗濯桶内の毛布の重さを判断
    する工程と、 （２）前記重さにより第１及び第２給水レベルと洗濯及
    び濯ぎ回数を決定する工程と、 （３）前記第１給水レベルまで洗濯水を前記外側洗濯桶
    内に供給する工程と、 （４）前記外側洗濯桶内に前記第１給水レベルまで洗濯
    水が供給されると洗濯モードを遂行する工程と、 （５）第１排水モードを遂行する工程と、 （６）第１脱水モードを第１所定時間遂行する工程と、 （７）工程（４）ないし（６）を前記決定された洗濯回
    数だけ繰り返す工程と、 （８）前記外側洗濯桶に前記第１給水レベルより所定レ
    ベル低い前記第２給水レベルまで濯ぎ水を供給する工程
    と、 （９）前記外側洗濯桶内に前記第２給水レベルまで濯ぎ
    水が供給されると前記パルセータを回転させ濯ぎモード
    を第２所定時間遂行する工程と、 （１０）第２排水モードを遂行する工程と、 （１１）第２脱水モードを第３所定時間遂行する工程
    と、 （１２）工程（８）ないし（１１）を前記決定された濯
    ぎ回数だけ繰り返す工程を含むことを特徴とする洗濯機
    の毛布洗濯方法。
  2. 【請求項２】 工程（１）においては、前記モータに第
    ４所定時間所定電圧を供給して前記モータを駆動させ前
    記パルセータを回転させ、前記第４所定時間が過ぎて前
    記モータが停止された後、慣性による前記パルセータの
    自由回転が停止されるまでの自由回転時間を感知するこ
    とにより前記スピン洗濯桶内の前記毛布の重さを判断す
    ることを特徴とする請求項１に記載の洗濯機の毛布洗濯
    方法。
  3. 【請求項３】 前記第４所定時間をほぼ１分とすること
    を特徴とする請求項２に記載の洗濯機の毛布洗濯方法。
  4. 【請求項４】 工程（４）及び工程（９）において、前
    記外側洗濯桶に供給された水のレベルは前記外側洗濯桶
    の側壁所定位置に設置され前記外側洗濯桶と一緒にＵ字
    管を形成する水位感知器により感知され、前記水位感知
    器は工程（３）で供給された洗濯水のレベルが前記第１
    給水に至ったとき及び工程（８）で供給された濯ぎ水の
    レベルが前記第２給水に至ったとき制御部に電気信号を
    送ることを特徴とする請求項１に記載の洗濯機の毛布洗
    濯方法。
  5. 【請求項５】 前記第３所定時間を前記第１所定時間よ
    り長くすることを特徴とする請求項１に記載の洗濯機の
    毛布洗濯方法。
  6. 【請求項６】 前記第１所定時間をほぼ２分とすること
    を特徴とする請求項５に記載の洗濯機の毛布洗濯方法。
  7. 【請求項７】 前記第３所定時間をほぼ３分とすること
    を特徴とする請求項５に記載の洗濯機の毛布洗濯方法。
  8. 【請求項８】 工程（９）において、前記第２所定時間
    をほぼ１分とすることを特徴とする請求項１に記載の洗
    濯機の毛布洗濯方法。
  9. 【請求項９】 工程（１２）まで完了された後、メイン
    脱水工程が遂行されることを特徴とする請求項１に記載
    の洗濯機の毛布洗濯方法。
  10. 【請求項１０】 前記第３所定時間を前記第１所定時間
    より長く、前記第１所定時間をほぼ２分とし、前記第３
    所定時間をほぼ３分とすることを特徴とする請求項１に
    記載の洗濯機の毛布洗濯方法。
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