JP2690280B2 - 洗濯機の用水供給装置 - Google Patents
洗濯機の用水供給装置Info
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機に関し、とくに
洗濯水を洗濯物に一様に散水することにより、洗濯時に
生じる石けんの泡を容易に除去してすすぎ力を増加させ
るようにした洗濯機の用水供給装置に関する。
洗濯水を洗濯物に一様に散水することにより、洗濯時に
生じる石けんの泡を容易に除去してすすぎ力を増加させ
るようにした洗濯機の用水供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来の洗濯機を示す縦断面図で
ある。図１に示すごとく、洗濯機本体１内には水槽２が
固設されている。前記水槽２の低面にはモータ９の回転
力をベルト１２を通して伝達されて洗濯槽４とパルセー
タ５を選択的に駆動する駆動装置３が固設されている。
ある。図１に示すごとく、洗濯機本体１内には水槽２が
固設されている。前記水槽２の低面にはモータ９の回転
力をベルト１２を通して伝達されて洗濯槽４とパルセー
タ５を選択的に駆動する駆動装置３が固設されている。
【０００３】換言すれば、前記水槽２内には前記モータ
９の駆動に伴って生じる遠心力により洗濯物を洗濯およ
び脱水する洗濯槽４が駆動装置３の駆動軸３ａに回転可
能に設けられており、前記洗濯槽４内にはモータ９の駆
動につれて正逆回転されつつ洗濯槽４に貯溜されている
洗濯水に水流を形成させて洗濯を行うパルセータ５が前
記駆動装置３の駆動軸３ａ上に正逆回転可能に設けられ
ている。
９の駆動に伴って生じる遠心力により洗濯物を洗濯およ
び脱水する洗濯槽４が駆動装置３の駆動軸３ａに回転可
能に設けられており、前記洗濯槽４内にはモータ９の駆
動につれて正逆回転されつつ洗濯槽４に貯溜されている
洗濯水に水流を形成させて洗濯を行うパルセータ５が前
記駆動装置３の駆動軸３ａ上に正逆回転可能に設けられ
ている。
【０００４】前記洗濯機本体１の上側には給水栓６に接
続されて水槽２内に配管（図示なし）を通して洗濯水を
供給するための給水手段７が設けられており、前記給水
栓６と給水手段７との間には給水用ソレノイドバルブ１
０が設けられている。
続されて水槽２内に配管（図示なし）を通して洗濯水を
供給するための給水手段７が設けられており、前記給水
栓６と給水手段７との間には給水用ソレノイドバルブ１
０が設けられている。
【０００５】さらに、前記２の下部面には洗濯水を排出
するための排水用ソレノイドバルブの排水手段８が設け
られており、前記水槽２の上部には環状のガイドカバー
１１が設けられている。
するための排水用ソレノイドバルブの排水手段８が設け
られており、前記水槽２の上部には環状のガイドカバー
１１が設けられている。
【０００６】上記のごとく構成された従来の洗濯機にお
いて、前記水槽２の内部に設けられた洗濯槽４内に洗濯
物を投入して図示のない制御パネル上で洗濯条件を選択
すると、給水用ソレノイドバルブ１０が作動して給水手
段７を通して温水または冷水が前記洗濯槽４内に供給さ
れる。
いて、前記水槽２の内部に設けられた洗濯槽４内に洗濯
物を投入して図示のない制御パネル上で洗濯条件を選択
すると、給水用ソレノイドバルブ１０が作動して給水手
段７を通して温水または冷水が前記洗濯槽４内に供給さ
れる。
【０００７】ついで、前記洗濯槽４内に洗濯に要する適
正量の水が供給されると、前記モータ９の作動にともな
ってモータ９の回転力がベルト１２を通して前記駆動装
置３に伝達され、前記駆動装置３の駆動につれて前記パ
ルセータ５が回転される。
正量の水が供給されると、前記モータ９の作動にともな
ってモータ９の回転力がベルト１２を通して前記駆動装
置３に伝達され、前記駆動装置３の駆動につれて前記パ
ルセータ５が回転される。
【０００８】このさい、前記パルセータ５は正回転また
は逆回転を繰返しつつ前記洗濯槽４内に水流を形成させ
て洗濯物を洗濯する。洗濯が終了されると、図示のない
制御手段の制御によって前記排水手段８が作動して前記
水槽２内の洗濯水を排出させ、その後、水槽２にすすぎ
用冷水または温水を供給して多数回のすすぎと排水をそ
れぞれ行った後、前記駆動装置３の駆動につれて洗濯槽
４が高速に回転しながら脱水を行う。
は逆回転を繰返しつつ前記洗濯槽４内に水流を形成させ
て洗濯物を洗濯する。洗濯が終了されると、図示のない
制御手段の制御によって前記排水手段８が作動して前記
水槽２内の洗濯水を排出させ、その後、水槽２にすすぎ
用冷水または温水を供給して多数回のすすぎと排水をそ
れぞれ行った後、前記駆動装置３の駆動につれて洗濯槽
４が高速に回転しながら脱水を行う。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来の洗濯機は、洗濯行程が終了されてから
排水手段８の作動によって洗濯水を排出した後にも洗剤
により生じた石けんの泡が洗濯槽４内の洗濯物上にその
まま残留しているのみならず、水槽２の床面にも石けん
の泡が残っているため、すすぎを行うために給水手段７
を通して給水を行っても、すすぎを行うさい、そのまま
残っている石けんの泡により洗濯物のすすぎが低下され
て多数回にわたってすすぎを行うべきであるため、多量
の洗濯用水を要し、かつ多数回にわたるすすぎ行程によ
り駆動部の駆動回数が増加されて消費電力が増加される
という問題点があった。
構成された従来の洗濯機は、洗濯行程が終了されてから
排水手段８の作動によって洗濯水を排出した後にも洗剤
により生じた石けんの泡が洗濯槽４内の洗濯物上にその
まま残留しているのみならず、水槽２の床面にも石けん
の泡が残っているため、すすぎを行うために給水手段７
を通して給水を行っても、すすぎを行うさい、そのまま
残っている石けんの泡により洗濯物のすすぎが低下され
て多数回にわたってすすぎを行うべきであるため、多量
の洗濯用水を要し、かつ多数回にわたるすすぎ行程によ
り駆動部の駆動回数が増加されて消費電力が増加される
という問題点があった。
【００１０】
【発明の目的】本発明は、上記諸問題にかんがみてなさ
れたものであって、本発明の目的は洗濯槽内に残留する
石けんの泡を除去して洗濯物のすすぎ力を増加させ、駆
動部の消費電力を減少できる洗濯機の用水供給装置を提
供することにある。
れたものであって、本発明の目的は洗濯槽内に残留する
石けんの泡を除去して洗濯物のすすぎ力を増加させ、駆
動部の消費電力を減少できる洗濯機の用水供給装置を提
供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、洗
濯槽内に洗濯水を散水する散水手段と、給水栓から供給
される冷水または温水を前記給水手段または散水手段に
選択的に供給する用水切換手段とからなり、前記散水手
段が、一対の連結管により前記用水切換手段に漣結され
ていることを特徴としている。
に本発明は、水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、洗
濯槽内に洗濯水を散水する散水手段と、給水栓から供給
される冷水または温水を前記給水手段または散水手段に
選択的に供給する用水切換手段とからなり、前記散水手
段が、一対の連結管により前記用水切換手段に漣結され
ていることを特徴としている。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に沿って
詳述する。図２は、本発明の一実施例による洗濯機の用
水供給装置を付着された洗濯機を示す縦断面図、図６は
本発明の一実施例による洗濯機の用水供給装置を制御す
る制御ブロック図である。
詳述する。図２は、本発明の一実施例による洗濯機の用
水供給装置を付着された洗濯機を示す縦断面図、図６は
本発明の一実施例による洗濯機の用水供給装置を制御す
る制御ブロック図である。
【００１３】図２から図６において、図１に示された部
分と同一部分に対しては同一符号を付して重なる説明は
省く。
分と同一部分に対しては同一符号を付して重なる説明は
省く。
【００１４】図２から図６に示すごとく、本発明による
洗濯機の用水供給装置は、水槽４内に洗濯水を供給する
給水手段７と、散水手段２０と、用水切換手段３０と、
ユーザーの命令を入力する制御パネル１９と、洗濯機の
全動作を制御する制御手段４０と、水槽２内に供給され
た洗濯水の水位を検出する水位センサ４３とから構成さ
れている。
洗濯機の用水供給装置は、水槽４内に洗濯水を供給する
給水手段７と、散水手段２０と、用水切換手段３０と、
ユーザーの命令を入力する制御パネル１９と、洗濯機の
全動作を制御する制御手段４０と、水槽２内に供給され
た洗濯水の水位を検出する水位センサ４３とから構成さ
れている。
【００１５】前記給水手段７は、その一側が給水栓６に
配管を通して接続されており、水槽２内に洗濯水を容易
に供給するよう洗濯機本体１の上側に設けられており、
前記水槽２の上部に形成されている環状のガイドカバー
１１の内側には環状の散水手段２０が設けられている。
配管を通して接続されており、水槽２内に洗濯水を容易
に供給するよう洗濯機本体１の上側に設けられており、
前記水槽２の上部に形成されている環状のガイドカバー
１１の内側には環状の散水手段２０が設けられている。
【００１６】図３には用水切換手段３０に接続されてい
る散水手段２０が拡大されて示されている。図３に示す
ごとく、散水手段２０は断面が長方形状をなす環状の管
体からなり、前記洗濯槽４の上部から所定の間隔をおい
て上部へ隔離されて配設されており、その散水手段２０
の底面２２には２列に配列された複数個の内側および外
側散水孔２４ａ，２４ｂか形成されている。
る散水手段２０が拡大されて示されている。図３に示す
ごとく、散水手段２０は断面が長方形状をなす環状の管
体からなり、前記洗濯槽４の上部から所定の間隔をおい
て上部へ隔離されて配設されており、その散水手段２０
の底面２２には２列に配列された複数個の内側および外
側散水孔２４ａ，２４ｂか形成されている。
【００１７】前記内側散水孔２４ａは洗濯槽４内に水を
散水させて泡を除去するものである。前記外側散水孔２
４ｂは水槽２内に水を散水させて泡を除去するものであ
る。前記給水手段７と散水手段２０は、用水切換手段３
０に連結されており、前記用水切換手段３０は連結継手
３０ａ，３０ｂを介して冷温水用供給栓６に連結されて
いる。
散水させて泡を除去するものである。前記外側散水孔２
４ｂは水槽２内に水を散水させて泡を除去するものであ
る。前記給水手段７と散水手段２０は、用水切換手段３
０に連結されており、前記用水切換手段３０は連結継手
３０ａ，３０ｂを介して冷温水用供給栓６に連結されて
いる。
【００１８】つまり、前記用水切換手段３０は、図６に
示す制御手段４０の制御により前記給水栓６から供給さ
れる冷水または温水を前記給水手段７または散水手段２
０に供給するよう接続されており、前記用水切換手段３
０と散水手段２０との間には前記用水切換手段３０の作
動により前記散水手段２０内に冷水または温水を供給す
るよう連結管２８ａ，２８ｂおよび連結継手２６ａ，２
６ｂによりそれぞれ接続されている。
示す制御手段４０の制御により前記給水栓６から供給さ
れる冷水または温水を前記給水手段７または散水手段２
０に供給するよう接続されており、前記用水切換手段３
０と散水手段２０との間には前記用水切換手段３０の作
動により前記散水手段２０内に冷水または温水を供給す
るよう連結管２８ａ，２８ｂおよび連結継手２６ａ，２
６ｂによりそれぞれ接続されている。
【００１９】前記制御手段４０は、図６に示すごとく、
ユーザーの操作により洗濯機のすべての動作を制御する
ものであって、前記用水切換手段３０を動作させて冷水
または温水を選択して水槽２に洗濯用冷水または温水を
供給するよう制御するとともに、洗濯行程とすすぎ行程
にしたがって冷水または温水を前記給水手段７または前
記散水手段２０に供給するよう制御する。
ユーザーの操作により洗濯機のすべての動作を制御する
ものであって、前記用水切換手段３０を動作させて冷水
または温水を選択して水槽２に洗濯用冷水または温水を
供給するよう制御するとともに、洗濯行程とすすぎ行程
にしたがって冷水または温水を前記給水手段７または前
記散水手段２０に供給するよう制御する。
【００２０】図４は図２の要部拡大断面図である。図４
に示すごとく、前記水槽２の内側には洗濯槽４が配置さ
れており、水槽２の上側内部には環状ガイドカバー１１
が設けられており、前記ガイドカバー１１の低面には前
記図３に示すごとき散水手段２０が設けられている。
に示すごとく、前記水槽２の内側には洗濯槽４が配置さ
れており、水槽２の上側内部には環状ガイドカバー１１
が設けられており、前記ガイドカバー１１の低面には前
記図３に示すごとき散水手段２０が設けられている。
【００２１】図５は図２および３に示す用水切換手段３
０の拡大斜視図である。前記用水切換手段３０は、制御
パネル１９での入力信号により制御手段４０の制御の下
に給水栓６から給水されて冷水または温水の流路を開閉
する開閉弁３２と前記開閉弁３２を通過した冷水または
温水を前記給水手段７または散水手段２０に供給する切
換弁３４とから構成されている。
０の拡大斜視図である。前記用水切換手段３０は、制御
パネル１９での入力信号により制御手段４０の制御の下
に給水栓６から給水されて冷水または温水の流路を開閉
する開閉弁３２と前記開閉弁３２を通過した冷水または
温水を前記給水手段７または散水手段２０に供給する切
換弁３４とから構成されている。
【００２２】上述において、前記切換弁３４には給水手
段７に冷水または温水を供給する一対の第１給水口３６
ａ，３６ｂと、前記各連結管２８ａ，２８ｂを通して散
水手段２０に冷水または温水を各々供給する一対の第２
給水口３８ａ，３８ｂが形成されている。
段７に冷水または温水を供給する一対の第１給水口３６
ａ，３６ｂと、前記各連結管２８ａ，２８ｂを通して散
水手段２０に冷水または温水を各々供給する一対の第２
給水口３８ａ，３８ｂが形成されている。
【００２３】つぎに、上述のごとく構成された本発明に
よる洗濯機の用水供給装置の作用および効果について図
２ないし６を参照して述べる。まず、水槽２内に設けら
れた洗濯槽４内に洗濯物を投入して、ふた１８を閉成し
てから、ユーザーが制御パネル１９上で洗濯条件を選択
すると、前記洗濯条件によって制御手段４０の制御によ
り前記用水切換手段３０の開閉弁３２および切換弁３４
が動作して一対の第１給水口３６ａ，３６ｂ中いずれか
の１つ（または一対の第１給水口）を通して冷水または
温水が前記給水手段７を通して前記水槽２に供給され
る。
よる洗濯機の用水供給装置の作用および効果について図
２ないし６を参照して述べる。まず、水槽２内に設けら
れた洗濯槽４内に洗濯物を投入して、ふた１８を閉成し
てから、ユーザーが制御パネル１９上で洗濯条件を選択
すると、前記洗濯条件によって制御手段４０の制御によ
り前記用水切換手段３０の開閉弁３２および切換弁３４
が動作して一対の第１給水口３６ａ，３６ｂ中いずれか
の１つ（または一対の第１給水口）を通して冷水または
温水が前記給水手段７を通して前記水槽２に供給され
る。
【００２４】前記洗濯槽４に供給される洗濯用洗濯水の
水位は、水位センサ４３（図６参照）により検出されて
制御手段４０に入力される。制御手段４０では、前記水
位センサ４３により検出された洗濯水の水位信号をうけ
て制御手段４０にあらかじめ設定された基準水位レベル
と比較して、水槽２内の水位が所定レベル以上であると
判断されると、制御手段４０の制御によりモータ９を駆
動させる。
水位は、水位センサ４３（図６参照）により検出されて
制御手段４０に入力される。制御手段４０では、前記水
位センサ４３により検出された洗濯水の水位信号をうけ
て制御手段４０にあらかじめ設定された基準水位レベル
と比較して、水槽２内の水位が所定レベル以上であると
判断されると、制御手段４０の制御によりモータ９を駆
動させる。
【００２５】このさい、前記モータ９の作動による回転
力がベルト１２を通して前記駆動装置３に伝達され、そ
の回転力は前記駆動装置３で減速されて回転軸３ａに装
着されているパルセータ５を正回転または逆回転させつ
つ前記洗濯槽４内に水流を形成させて洗濯物の洗濯を行
う。
力がベルト１２を通して前記駆動装置３に伝達され、そ
の回転力は前記駆動装置３で減速されて回転軸３ａに装
着されているパルセータ５を正回転または逆回転させつ
つ前記洗濯槽４内に水流を形成させて洗濯物の洗濯を行
う。
【００２６】つぎに、洗濯が終わると、排水用ソレノイ
ドバルブの排水手段８が制御手段４０の制御につれて作
動して水槽２内の洗濯水が排出されるよう開放される。
洗濯水が排出されてから、前記制御手段４０によりモー
タ９を駆動させて、前記駆動装置３は洗濯槽４を高速回
転させて脱水を行う。
ドバルブの排水手段８が制御手段４０の制御につれて作
動して水槽２内の洗濯水が排出されるよう開放される。
洗濯水が排出されてから、前記制御手段４０によりモー
タ９を駆動させて、前記駆動装置３は洗濯槽４を高速回
転させて脱水を行う。
【００２７】このさい、駆動装置３の駆動軸３ａには図
示のない動力伝達装置の作動によりパルセータ５には動
力が伝達されないため、回転されない。脱水中または脱
水後、前記制御手段４０の制御により前記用水切換手段
３０の開閉弁３２および切換弁３４の作動につれて前記
給水栓６から用水切換手段３０に供給された洗濯水は前
記用水切換手段３０の一対の第２給水口３８ａ，３８
ｂ、連続管２８ａ，２８ｂおよび連結管２６ａ，２６ｂ
を通過して散水手段２０に供給される。
示のない動力伝達装置の作動によりパルセータ５には動
力が伝達されないため、回転されない。脱水中または脱
水後、前記制御手段４０の制御により前記用水切換手段
３０の開閉弁３２および切換弁３４の作動につれて前記
給水栓６から用水切換手段３０に供給された洗濯水は前
記用水切換手段３０の一対の第２給水口３８ａ，３８
ｂ、連続管２８ａ，２８ｂおよび連結管２６ａ，２６ｂ
を通過して散水手段２０に供給される。
【００２８】前記散水手段２０に供給された洗浄水は散
水手段２０の底面２２に形成されている内側および外側
散水孔２４ａ，２４ｂを通過して前記洗濯槽４および水
槽２にまき散らされる。したがって、前記散水孔２４
ａ，２４ｂを通してまき散らされる散水は、前記洗濯槽
４および水槽２内の洗濯物などに一様に行き渡りつつ石
けんの泡を洗い流す。
水手段２０の底面２２に形成されている内側および外側
散水孔２４ａ，２４ｂを通過して前記洗濯槽４および水
槽２にまき散らされる。したがって、前記散水孔２４
ａ，２４ｂを通してまき散らされる散水は、前記洗濯槽
４および水槽２内の洗濯物などに一様に行き渡りつつ石
けんの泡を洗い流す。
【００２９】かように、洗い流された石けんの泡は排水
手段８を通して洗浄水とともに外部へ排出される。つぎ
に、制御手段４０の制御により排水手段８を閉塞させて
から、給水手段７を作動させて前記給水手段７を通して
水槽２に再度給水を行い、多数回のすすぎ行程を行って
から、洗濯を終了する。
手段８を通して洗浄水とともに外部へ排出される。つぎ
に、制御手段４０の制御により排水手段８を閉塞させて
から、給水手段７を作動させて前記給水手段７を通して
水槽２に再度給水を行い、多数回のすすぎ行程を行って
から、洗濯を終了する。
【００３０】
【発明の効果】前述のごとく、本発明による洗濯機の用
水供給装置は、洗濯のさいに生じて洗濯槽４および水槽
２内に残留する石けんの泡を散水により除去することに
より、すすぎ力を向上させる効果がある。
水供給装置は、洗濯のさいに生じて洗濯槽４および水槽
２内に残留する石けんの泡を散水により除去することに
より、すすぎ力を向上させる効果がある。
【００３１】これは、すすぎ行程の回数を減少させて洗
濯時間を短縮させうるのはもとより、電力消費を減少さ
せうる効果がある。上述にあっては、発明の具体的な実
施例について例をあげて述べたが、本発明は前述に限定
せず、本発明の請求の範囲から逸脱せずに種々に変形し
て実施されうる。
濯時間を短縮させうるのはもとより、電力消費を減少さ
せうる効果がある。上述にあっては、発明の具体的な実
施例について例をあげて述べたが、本発明は前述に限定
せず、本発明の請求の範囲から逸脱せずに種々に変形し
て実施されうる。
【００３２】とりわけ、上述では前記用水切換手段の一
側へ供給する冷水または温水が散水手段に供給される場
合について述べたが、洗剤溶解装置を具備された洗濯機
においては、用水切換手段の作動により冷水または温水
を前記洗剤溶解装置に供給するようにしても、本発明の
目的を達成できることはむ論である。
側へ供給する冷水または温水が散水手段に供給される場
合について述べたが、洗剤溶解装置を具備された洗濯機
においては、用水切換手段の作動により冷水または温水
を前記洗剤溶解装置に供給するようにしても、本発明の
目的を達成できることはむ論である。
【００３３】さらに、本発明では用水切換手段を具体的
に列挙してのべたが、前記用水切換手段は開閉弁と切換
弁とを切り離して構成しても、本発明の目的を達成でき
ることは言うまでもない。さらにまた、前記切換弁は２
ケの開閉弁から構成しても本願の目的を達成することが
できる。
に列挙してのべたが、前記用水切換手段は開閉弁と切換
弁とを切り離して構成しても、本発明の目的を達成でき
ることは言うまでもない。さらにまた、前記切換弁は２
ケの開閉弁から構成しても本願の目的を達成することが
できる。
【図１】従来の洗濯機を示す全体縦断面図である。
【図２】本発明の一実施例による洗濯機の用水供給装置
を付着された洗濯機を示す縦断面図である。
を付着された洗濯機を示す縦断面図である。
【図３】本発明の一実施例による洗濯機に装着された用
水供給装置の拡大斜視図である。
水供給装置の拡大斜視図である。
【図４】図２の要部拡大断面図である。
【図５】本発明の一実施例における用水切換手段の拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図６】本発明の一実施例による洗濯機の用水供給装置
を制御する制御ブロック図である。
を制御する制御ブロック図である。
１ 洗濯機本体 ２ 水槽 ３ 駆動装置 ４ 洗濯槽 ５ パルセータ ６ 給水栓 ７ 給水手段 ９ モータ １１ ガイドカバー ２０ 散水手段 ２４ａ，２４ｂ 散水とびら ３０ 用水切換手段
Claims (3)
- 【請求項１】 水槽内に洗濯水を供給する給水手段と、 洗濯槽および前記水槽内に温水または冷水を散水する散
水手段と、 供給栓から供給される冷水または温水を前記給水手段ま
たは散水手段に選択的に供給する用水切換手段とからな
り、 前記散水手段が、一対の連結管により前記用水切換手段
に連結されていることを特徴とする 洗濯機の用水供給装
置。 - 【請求項２】 前記散水手段は、断面が長方形状をなす
環状の管体からなり、洗濯槽および水槽内に温水または
冷水を散水して石けんの泡を除去するよう底面には２列
に配列された複数個の内側および外側散水孔が形成され
ていることを特徴とする、請求項１記載の洗濯機の用水
供給装置。 - 【請求項３】 前記用水切換手段は、制御装置の制御に
よって動作して前記供給栓から供給される冷水または温
水の流路を開閉する開閉弁と、 前記開閉弁を通過した冷水または温水を前記給水手段ま
たは散水手段に供給する切換弁とから構成されたことを
特徴とする、請求項１記載の洗濯機の用水供給装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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