JP3156975U - 物品落下防止用巾木の支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品落下防止用巾木の取り付け取り外しに手間がかからず、かつ、安定した取り付けが行えるとともに、見栄え良く取り付けが行える物品落下防止用巾木の支持具を提供する。さらには、足場板と物品落下防止用巾木との間より物品の落下することが確実に防止される安全性に優れる物品落下防止用巾木の支持具を提供する。【解決手段】仮設足場の足場板への取り付け部2と物品落下防止用巾木の支持部4とが一体に備えられ、支持部4が、物品落下防止用巾木に設けられた支持用穴に支持部4が嵌め入れられた状態において物品落下防止用巾木を足場板の側位置に沿って立設支持する第1支持部13と、物品落下防止用巾木を足場板の側位置下方に吊り下げ支持する第2支持部14とを備えてなることを特徴とする物品落下防止用巾木の支持具1。【選択図】図1

Description

この考案は、仮設足場上からの物品の落下を防止する物品落下防止用巾木の支持具に関する。
建築現場では仮設足場上において作業を行う場合が多いが、その作業時に人が墜落したり誤って工具等を下方に落下させることがあり、きわめて危険である。そこで、最近において足場の下部の隙間からの墜落を防止するために巾木等を立設することの義務化が法制化された。
しかしながら、現状における物品落下防止用巾木の取り付けは、例えば、現場で使用している足場板もしくは敷板の両端を仮設足場の支柱に針金等によりくくり付け固定して行っており、取り付け取り外しに手間がかかるともに安定した取り付けが行えなかった。また、建造物の壁面の塗装施工時は物品落下防止用巾木が邪魔となるので、それを取り外し、また、その後再度取り付けなければならないので、その作業に非常に手間がかかった。また、取り外した際には物品落下防止用巾木を移動してどこかに保管しなければならないので、その保管スペースを確保する必要があった。さらに、支柱に物品落下防止用巾木を取り付けた場合、足場板との間に隙間が生じ、そこから物品が落下する恐れがあった。くわえて、固定用の針金等が目に触れるので見栄えも悪かった。
この考案は上記の点に鑑みて行ったもので、物品落下防止用巾木の取り付け取り外しに手間がかからず、かつ、安定した取り付けが行えるとともに、見栄え良く取り付けが行える物品落下防止用巾木の支持具を提供することを目的とする。さらには、足場板と物品落下防止用巾木との間より物品の落下することが確実に防止される安全性に優れる物品落下防止用巾木の支持具を提供することを目的とする。
この考案では、仮設足場の足場板への取り付け部と物品落下防止用巾木の支持部とが一体に備えられ、前記支持部が、前記物品落下防止用巾木に設けられた支持用穴に前記支持部が嵌め入れられた状態において前記物品落下防止用巾木を前記足場板の側位置に沿って立設支持する第1支持部と、前記物品落下防止用巾木を前記足場板の側位置下方に吊り下げ支持する第2支持部とを備えてなることを特徴とする物品落下防止用巾木の支持具を提供する。
上記構成の物品落下防止用巾木の支持具によれば、第1支持部により物品落下防止用巾木が足場板の側位置に沿って立設支持され、第2支持部により足場板の側位置下方に吊り下げ支持される。物品落下防止用巾木が足場板の側位置に沿って立設支持されることで、足場板上からの物品の落下が阻止され、とくに、支持具が足場板に直接取り付けられ、物品落下防止用巾木が足場板の側位置と隙間を生じることなく位置するので、物品の落下が確実に阻止される。また、支持具により物品落下防止用巾木が吊り下げ支持されることで、物品落下防止用巾木を取り外し移動して保管する手間が省け、また、上記と逆の作業により再び物品落下防止用巾木を容易に立設させることができる。
取り付け部が足場板に上面から弾力的に嵌め込まれて取り付けられる構成とされることで、ボルト等の固定具を用いることなく足場板への取り付けが行える。また、取り付け部が足場板の側部の外面に固定されて取り付けられる構成とされることでその形状が小さくでき、これにより支持具は嵩張ることなく軽量となり、その取り扱いが容易となる。とくに、その構成において、取り付けに使用されるボルトの固定位置が足場板の側部の内面スペースとされることで、ボルトが邪魔となることなく支持具をそのまま付けた状態として足場板を積み重ねることができる。これにより、常に足場板に支持具を取り付けた状態とできるので、その取り付け、取り外しの手間が省略できる。
この考案の物品落下防止用巾木の支持具によれば、物品落下防止用巾木の取り付け取り外しが簡単に行えるようになる。さらに、物品落下防止用巾木を安定して、見栄え良く取り付けできるようになる。くわえて、足場板と物品落下防止用巾木との間からの物品の落下を確実に防止できるようになる。
この考案の物品落下防止用巾木の支持具の外観斜視図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具の建築現場での仮設足場における足場板への取り付け状態図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具の足場板への取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具を使用する建築現場での仮設足場における物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具を使用する建築現場での仮設足場における物品落下防止用巾木の立設支持状態図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具を使用する物品落下防止用巾木の図10と異なる側の立設支持状態図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具による物品落下防止用巾木の吊り下げ支持取り付け説明図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具を使用する建築現場での仮設足場における物品落下防止用巾木の吊り下げ支持取り付け状態図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具の異なる他の実施形態の外観斜視図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具の異なる他の実施形態の使用状態断面構成図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具のさらに異なる他の実施形態の外観斜視図 この考案の物品落下防止用巾木の支持具のさらに異なる他の実施形態の使用状態断面構成図
図1はこの考案の物品落下防止用巾木の支持具1の外観斜視図である。支持具1は鉄製で、仮設足場の足場板20への取り付け部2と物品落下防止用巾木30の支持部4とからなる。取り付け部2はプレート片の両端が折り曲げられて係止部6、6とされ、一方の係止部6の端部はさらに折り曲げられて係止端8とされ、他方の係止部6の端部近傍には係止凸部10が設けられている。支持部4は棒材よりなる垂直部材12と上折曲部材13と下折曲部材14とからなり、垂直部材12の途中部に上折曲部材13の下端と下折曲部材14の上端とのそれぞれが溶接により固着されて一体に構成され、さらに、下折曲部材14の下端が一方の係止部6の側面に溶接固着されて取り付け部2に一体とされている。上記上折曲部材13により第1支持部100が形成され、上記下折曲部材14により第2支持部101が形成される。
図2は建築現場での仮設足場Kにおける上記支持具1の足場板20への取り付け状態を示し、一方の金属製の足場板20の両端に近い位置それぞれに支持具1のそれぞれが取り付けられている。その取り付けは、図3に示すように、取り付け部2の一方の係止部6の係止端8を足場板20の一方の側部下縁に係止する状態において、他方の係止部6を少し開くようにして足場板20の他方の側部に沿って上方から嵌め込み、係止凸部10を足場板の側部下縁に係止するようにして行う。これにより、支持具1は足場板20に弾力的に装着固定される。
以下、支持具1による物品落下防止用巾木30の支持取り付け構成を説明する。図4に示すように、物品落下防止用巾木30は足場板20と略同長さで16cm程度の巾を有するもので、木質材やプラスチック材よりなり、足場板20の支持具1が取り付けられた位置それぞれに対応する位置に支持用長穴(支持用穴)22のそれぞれが設けられている。
取り付けは、図5にも示すように、物品落下防止用巾木30を水平方向として下降する(矢印a)ことでその支持用長穴22内それぞれに支持具1それぞれの支持部4それぞれの上部を嵌め入れ、物品落下防止用巾木30の下面がほぼ足場板20上に達した状態において、図6に示すように、外側にスライドさせ(矢印b)、さらに、図7に示すように、回転させて立ち上げ(矢印c)、さらに、図8、図9に示すように、下降させて(矢印d)支持用長穴22の一方端部22aを上折曲部材13上に係止する。
このようにして、物品落下防止用巾木30はその下部側30aが第1支持部100に支持されるとともに第2支持部101に位置決めされることで、図10、図11に示すように、仮設足場Kにおいて足場板20の側位置に沿って立設される。このように物品落下防止用巾木30が位置することで、足場板20上に落下したり足場上置いてある工具等が下方に落下することが阻止される。とくに、支持具1が足場板20に直接取り付けられ、物品落下防止用巾木30が足場板20の側位置と隙間を生じることなく位置するので、物品の落下が確実に阻止される。
建造物の壁面施工等の際には物品落下防止用巾木30が邪魔となるので、次のようにしてその支持位置が変えられる。物品落下防止用巾木30を、図9から図8、図7の状態に順次戻し、次に、外側下方に回転変位させ(矢印e)支持用長穴22の他方端部22bを、図12に示すように、第2支持部101に係止する。このようにして、物品落下防止用巾木30は、図13に示すように、仮設足場Kにおいて足場板2の側位置下方に吊り下げ支持される。支持具1により物品落下防止用巾木30が吊り下げ支持されることで、物品落下防止用巾木30を取り外し移動して保管する手間が省け、また、上記と逆の作業により再び物品落下防止用巾木30を容易に立設させることができる。
図14は異なる他の実施形態の外観斜視図、図15は同使用状態断面構成図である。この実施形態の支持具1は、その取り付け部2が足場板20の側部61外面に沿って取り付けられる構成となっている。取り付け部2は断面コ字型でその内面に水平に突出するように固定ボルト60が先端がカシメ固定されて設けられている。支持具1は、取り付け部2が足場板20の側部61に外嵌されるとともに固定ボルト60が側部61に設けられた穴62に挿通され、その固定ボルト60にナット63が締め付け固定されて足場板20に取り付けられている。支持部4は上記実施形態のものと同様に棒材よりなり、上部に第1支持部100が下部に第2支持部101が形成され、それらが上記実施形態と同様に機能して物品落下防止用巾木30を立設支持し、また、吊り下げ支持する。
この実施形態の支持具1においては、取り付け部2が足場板20の側部61の外面に取り付けられる構成でその形状は小さく、これにより支持具1は嵩張ることなく軽量となり、その取り扱いが容易となる。また、取り付け部2の固定ボルト60が足場板20の側部61の内面スペースに納まるように位置する。したがって、固定ボルト60が邪魔となることがないので、図15にも示すように、支持具1をそのまま付けた状態として、支持具1が互いに接触することがないように少し足場板20をその長手方向においてずらすようにすれば複数段に積み重ねることができる。これにより、常に足場板20に支持具1を取り付けた状態とできるので、その取り付け、取り外しの手間、さらには、支持具1を別途保管したり、移動する手間が省略され、非常に便利となる。
図16はさらに異なる他の実施形態の外観斜視図、図17は同使用状態断面構成図である。この実施形態の支持具1も、その取り付け部2が足場板20の側部61の外面に沿って取り付けられる構成となっている。取り付け部2は上下に係止部65、66を備え、両係止部65、66が足場板の上縁67、下縁68に係止される状態において、ネジボルト69が係止部66の下面に固着されたナット70に螺入されて係止部66の穴71に挿通され、その先端が足場板20の下縁68の下面を押圧することで係止部65が相対的に引き下げられる。これにより支持具1は係止部65とネジボルト69の先端との間に足場板20の側部61を挟持する状態において取り付け固定される。支持部4は上記他の実施形態のものと同様の構成で、かつ、同様の作用を行う。この実施形態の支持具1も、取り付け部2が足場板20の側部61の外面に取り付けられる構成であるのでその形状は小さくできる。
1 物品落下防止用巾木の支持具
2 取り付け部
4 支持部
20 足場板
22 支持用長穴(支持用穴)
30 物品落下防止用巾木
100 第1支持部
101 第2支持部
K 仮設足場

Claims (4)

  1. 仮設足場の足場板への取り付け部と物品落下防止用巾木の支持部とが一体に備えられ、
    前記支持部が、前記物品落下防止用巾木に設けられた支持用穴に前記支持部が嵌め入れられた状態において前記物品落下防止用巾木を前記足場板の側位置に沿って立設支持する第1支持部と、前記物品落下防止用巾木を前記足場板の側位置下方に吊り下げ支持する第2支持部とを備えてなることを特徴とする物品落下防止用巾木の支持具。
  2. 前記取り付け部が、前記足場板に上面から弾力的に嵌め込まれて取り付けられることを特徴とする請求項1記載の物品落下防止用巾木の支持具。
  3. 前記取り付け部が、前記足場板の側部の外面に固定されて取り付けられることを特徴とする請求項1記載の物品落下防止用巾木の支持具。
  4. 前記固定がボルトにより行われ、かつ、そのボルト固定位置が、前記足場板の前記側部の内面である請求項3記載の物品落下防止用巾木の支持具。
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