JP3156786B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP3156786B2
JP3156786B2 JP2000059010A JP2000059010A JP3156786B2 JP 3156786 B2 JP3156786 B2 JP 3156786B2 JP 2000059010 A JP2000059010 A JP 2000059010A JP 2000059010 A JP2000059010 A JP 2000059010A JP 3156786 B2 JP3156786 B2 JP 3156786B2
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秀喜 有賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両制御装置に係
り、更に詳細には有段変速機及び無段変速機を含む自動
変速機の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の現在位置の周囲に関する道路情報
に応じて自動変速機の制御パターンを変更する変速手段
を備えた自動変速機の制御装置として、例えば、特公平
6−58141号公報が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術においては、道路環境が変化することに応じて変速パ
ターンが変化する時、運転者が予測しない変速段に突然
変化することが考えられる。このため本出願人は特願平
8−157472において、アクセルペダルのオフから
運転者の減速の意思を推測して、変速段の上限を規制す
るようにした。例えば、現状が4速で上限が3速の場
合、アクセルがオフになった時シフトダウンが行なわれ
る。
【0004】しかし、自動変速機の変速パターンは、車
速が同じであるならアクセルペダルの踏込み量が小さく
なると、変速段が高速側に移行するように構成すること
が多い(オフアップ)。この場合、アクセルペダルオフ
でシフトアップすることとなり、無用な変速が生じるこ
とになる。
【0005】本発明は、このような無用な変速が起きな
いようにすることを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された車両制御装置は、自動変速
機と、道路データを記憶する道路データ記憶手段と、道
路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、道路上
の特定地点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車速
検出手段と、前記特定地点から現在位置までの区間距離
を算出する距離算出手段と、所定の減速加速度を設定す
る設定手段と、前記推奨車速と前記区間距離と前記設定
された減速加速度から現在位置の基準車速を算出する基
準車速算出手段と、現在車速を検出する車速検出手段
と、検出した現在車速が、前記基準車速を越えるかを判
断する判断手段と、検出した現在車速が前記基準車速を
越えると判断された際に、前記自動変速機の変速段を現
在の変速段からシフトアップさせないシフトアップ禁止
手段と、ブレーキペダルが踏まれていない状態から踏ま
れている状態への変化を検出する動作検出手段と、検出
した現在車速が前記基準車速を越えると判断された際
に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化が検
出されたことを条件に前記自動変速機の変速段をシフト
ダウンさせるシフトダウン手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項2の車両制御装置は、自動変速機
と、道路データを記憶する道路データ記憶手段と、道路
上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、道路上の
特定地点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車速検
出手段と、前記特定地点から現在位置までの区間距離を
算出する距離算出手段と、減速加速度を変速段に対応し
て設定する設定手段と、前記推奨車速と前記区間距離と
前記設定された減速加速度から現在位置の基準車速
を算出する基準車速算出手段と、現在車速を検出する車
速検出手段と、検出した現在車速が、前記基準車速を越
えるかを判断する判断手段と、検出された現在車速が
基準車速を越えると判断された際に、前記自動変速機
の変速段を現在の変速段からシフトアップさせないシフ
トアップ禁止手段と、アクセルペダルが踏まれている状
態から踏まれていない状態への変化を検出する動作検出
手段と、検出した現在車速が前記基準車速を越えると判
断された際に、前記動作検出手段によりブレーキペダル
の変化が検出されたことを条件に、現在車速が越えてい
る基準車速及びその減速加速度に対応する変速段に、前
自動変速機の変速段をシフトダウンさせるシフトダウ
ン手段と、を備えたことを特徴とする車両制御装置。
【0009】請求項3の車両制御装置は、自動変速機
と、道路形状を定義するノード点を記憶する記憶手段
と、道路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
前記ノード点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車
速検出手段と、前記ノード点から現在位置までの区間距
離を算出する距離算出手段と、所定の減速加速度を設定
する設定手段と、前記推奨車速と前記区間距離と前記
定された減速加速度から現在位置の基準車速を算出する
基準車速算出手段と、現在車速を検出する車速検出手段
と、検出した現在車速が、前記基準車速を越えるかを判
断する判断手段と、検出した現在車速が前記基準車速を
越えると判断された際に、前記自動変速機の変速段を現
在の変速段からシフトアップさせないシフトアップ禁止
手段と、ブレーキペダルが踏まれていない状態から踏ま
れている状態への変化を検出する動作検出手段と、 検出
された現在車速が前記基準車速を越えると判断された際
に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化が検
出されたことを条件に前記自動変速機の変速段をシフト
ダウンさせるシフトダウン手段と、を備えたことを特徴
とする車両制御装置。
【0010】請求項4の車両制御装置は、自動変速機
と、道路形状を定義するノード点を記憶する記憶手段と
道路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記
ノード点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車速検
出手段と、前記ノード点から現在位置までの区間距離を
算出する距離算出手段と、減速加速度を変速段に対応し
て設定する設定手段と、前記推奨車速と前記区間距離と
前記設定された減速加速度から現在位置の基準車速
を算出する基準車速算出手段と、現在車速を検出する車
速検出手段と、検出した現在車速が、前記基準車速を越
えるかを判断する判断手段と、検出された現在車速が
基準車速を越えると判断された際に、前記自動変速機
の変速段を現在の変速段からシフトアップさせないシフ
トアップ禁止手段と、アクセルペダルが踏まれている状
態から踏まれていない状態への変化を検出する動作検出
手段と、検出した現在車速が前記基準車速を越えると判
断された際に、前記動作検出手段によりブレーキペダル
の変化が検出されたことを条件に、現在車速が越えてい
る基準車速及びその減速加速度に対応する変速段に、前
自動変速機の変速段をシフトダウンさせるシフトダウ
ン手段と、を備えたことを特徴とする車両制御装置。
【0011】請求項5は、請求項1又は2に記載の車両
制御装置において、前記推奨車速検出手段は、前記道路
の特定点を含む予め定められた区間の道路の形状に基づ
いて推奨車速を検出することを特徴とする。
【0012】請求項6は、請求項1又は2に記載の車両
制御装置前記推奨車速検出手段は、前記道路の特定点を
含む予め定められた区間の道路の曲率に基づいて推奨車
速を検出することを特徴とする。
【0013】請求項7は、請求項1又は請求項3に記載
の車両制御装置において、前記シフトダウン手段は、前
記設定手段の設定した減速加速度に対応する変速段を前
記自動変速機が選択可能な変速段の高速側として設定す
ることによりシフトダウンを行うことを特徴とする。
【0014】本発明の走行環境を示す1つのデータとし
て、道路データをあげることができるが、道路データ以
外のデータ、例えば、外気温度、天候、路面摩擦係数等
他のデータを検出したり、特定の地域を検出して走行環
境を検知することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1は、本発明の本
実施態様に係る車両制御装置の構成を示している。この
車両制御装置は、車両用ナビゲーション装置10と、オ
ートマチックトランスミッションにより構成されてい
る。
【0016】車両用ナビゲーション装置10は、現在位
置を検出する現在位置検出部、道路データを保持する道
路データ保持部、現在地から目的地への径路探索案内を
行う径路探索案内部を有している。
【0017】ナビゲーション装置10の現在位置検出部
は、GPS(グローバルポジショニングセンサ)、ジャ
イロセンサ、車速センサを備え、これらセンサの出力信
号に基づいて、車両の現在地が道路上のいかなる位置で
あるかを検出している。道路データ保持部は、CDーR
OM14を主体とする記憶手段にから構成される。ま
た、オートマチックトランスミッションは、プラネタリ
ギアを主体としたギアトレーン及びギアトレーンの各構
成要素を係合、解放して変速段を形成する油圧回路から
なる機構部(図中、A/Tという)60と、この機構部
60を制御する電気制御回路部(以下、 A/T EC
Uという)20とを備えている。ナビゲーション装置1
0とA/T ECU20とは、相互に通信線で接続され
適宜通信が行なわれる。
【0018】A/T ECU20は、アクセルペダルセ
ンサ70及びブレーキペダルセンサ72と接続されてお
り、アクセルペダルセンサ70からはアクセルペダルの
踏込み量信号(スロットル開度に対応する)が入力さ
れ、ブレーキペダルセンサ72からはブレーキが踏まれ
たかどうかのブレーキ信号が入力される。さらに、機構
部60に取り付けられた図示しないシフトポジションセ
ンサからはシフトレバー74により選択されたシフトポ
ジションに対応したシフトポジション信号が入力され、
機構部60に取り付けられた図示しない車速センサから
の車速信号が入力される。一方、A/T ECU20か
ら機構部60の油圧回路内のアクチュエータ(油圧ソレ
ノイド)に対して駆動信号が出力され、この駆動信号に
基づき上記アクチュエータが作動して変速段の形成等を
行う。
【0019】A/T ECU20は、また、EEPRO
M22に記憶された制御プログラムにより制御されてお
り、例えば、変速段の選択は、アクセルペダルセンサ7
0により検出されるアクセルペダルの踏込み量と、機構
部60に取り付けられた車速センサからの車速とに基づ
き、メモリテーブル(変速マップ)に基づき行なわれる
ように構成されている。この変速マップがオートマチッ
クトランスミッション固有の変速段を決定する。
【0020】本実施態様では、この固有の変速マップを
変化させることなく、変速段の高速側(上限)を制限す
ることにより、結果的に変速段が低速側にシフトされた
ような制御を実行している。したがって、固有の変速マ
ップとして、どのような変速マップを用いることもでき
る。
【0021】シフトレバー74は、パーキングレンジ、
リバースレンジ、ニュートラルレンジ、ドライブレン
ジ、セカンドレンジ、ロウレンジの6つのシフトポジシ
ョンが選択可能な6ポジションタイプで、機構部60に
取り付けられた図示しないシフトポジションセンサと機
械的に接続されている。
【0022】ドライブレンジのシフトポジションでは、
1〜4速の間で変速段が選択され、セカンドレンジで
は、1〜2速の間で変速段が選択され、ロウレンジで
は、1速の変速段のみが設定される。
【0023】本実施態様では、シフトレバー74がドラ
イブレンジのシフトポジションに保持されている場合に
のみ、ナビゲーション装置10による変速段の規制が実
行可能な構成となっている。
【0024】エンジンコントロールユニット30は、ス
ロットル開度の信号と、エンジン50からのエンジン回
転数その他(冷却水温、センサ信号等)とに基づき、燃
料噴射指令等を変化させて、エンジン50を制御する。
次に、CDーROM14に記録された道路データの構造
について、図3を参照して説明する。
【0025】図3は道路データの構造を模式的に示して
いる。図中で、実線Rは道路の形状を示している。ここ
で、道路は、ノード点(N1、N2、・・・)と、ノー
ド点を結ぶ線分(以下、リンクという)によって表現さ
れる。そして、ノード点は、少なくとも座標(ここで
は、絶対座標である緯度・経度)によって定義されてい
る。
【0026】本実施態様では、道路形状はノード点やリ
ンクのみならず、標高によっても定義される。標高デー
タは、左右上下250m間隔のマトリクス状の各点にお
いて保持されており、例えば、図中に10−10で指し
た地点の標高は20mであり、図中10−11で指した
地点の標高点は標高22mというようにデータを持って
いる。
【0027】本実施態様では、ノード点の位置と、該ノ
ード点を取り囲む各標高データとの位置関係によって道
路勾配を求める。なお、データ量を小さくするため、マ
トリクス状に標高点を保持しているが、ノード点毎に標
高のデータを持つことも可能である。又、道路の区間ご
とに、例えば、リンクごとに勾配値を予め持つようにし
ておいて、これを用いることもできる。
【0028】ナビゲーション装置10とA/T ECU
20による変速段の選択制御について、図4〜図7のフ
ローチャートを参照して説明する。ここで、図4は、ナ
ビゲーション装置10で実行される処理の一部としての
上限設定ルーチンを示している。図5は、A/T EC
U20で実行される処理の一部としての変速段出力ルー
チンを示している。
【0029】図4に示すように、上限設定ルーチンは、
最適変速段決定処理ルーチン(S10)、変速段ホール
ド制御ルーチン(S20)、コーナー制御ルーチン(S
40)、上限指令値選択処理ルーチン(S100)から
成る。
【0030】又、図5に示すように、変速段出力ルーチ
ンはEEPROM22の変速マップに基づき、固有の変
速段がいかなる変速段であるかを判断し(S190)、
上記ナビゲーション装置10側からの変速段上限指令値
(いかなる範囲内で変速段を選択可能とする指令)を受
信し(S200)、自己の選択した変速段と比較してそ
の範囲内で変速段を決定し(S210)、変速用アクチ
ュエータを駆動すべくA/Tの機構部60に対して指令
信号を出力する(S220)。
【0031】図6のフローチャートを参照して最適変速
段決定処理(S10)の内容を説明する。先ず、ナビゲ
ーション装置10は、前方の道路上のノード点ごとにそ
のノード点を含む所定区間の道路の曲率を算出し(S1
52)、当該ノード点を含む道路の曲率に応じた推奨車
速Vo を検索する(S154)。ここで、特定ノードを
含む道路の曲率の算出方法としてはさまざまな方法が有
り、いかなる方法も採用できる。例えば、そのノードと
隣接する2つのノードに対して曲率をもとめることがで
きる。
【0032】ナビゲーション装置10には、図2に示す
内容の推奨車速検索用マップが用意されており、該マッ
プを検索することでそのノードの地点を通過する場合の
推奨車速Vo を求める。このマップにおいては、道路の
曲率が小さくなると、推奨速度Vo が低くなり、反対
に、曲率が大きくなると、推奨速度Vo が高くなる。
【0033】次に、現在位置から特定ノード点までの道
路勾配を上述したように道算出した後(S156)、減
速加速度G3と、その値を考慮した減速加速度G2とを
設定する(S158)。この減速加速度G3は、これ以
上減速加速度(減速の度合い)が大きい場合は、変速段
が3速以下であることが望ましいと考えられる減速加速
度であり、減速加速度G2は、これ以上減速加速度(減
速の度合い)が大きい場合は、変速段が2速以下である
ことが望ましい減速加速度である。これは、変速段が低
速側にある方が、減速時の車両の安定性と制動に有利で
あるためである。
【0034】さらに、この減速加速度という概念は、本
実施態様では道路の勾配を考慮した概念となっている。
これは、平地において、同じ距離を減速する場合と登坂
路又は降坂路を減速する場合とでは、減速の度合いが異
なるからである。例えば、登坂路の場合に、運転者が減
速の意思を持った場合、積極的にシフトダウンをしなく
とも十分な減速が自然にできる場合もあるからである。
【0035】減速加速度G3、G2を道路の勾配に対応
して複数持っていてもよいし、平地用に1つのG3、G
2データを持っておいて、勾配データにより補正しても
よい。又、このG3、G2データは、車両の重量を算出
することにより1名乗車と4名乗車とでは異なる車両の
減速加速度に対応するよう補正を行ってもよい。尚、こ
の車両の重量は、例えば、特定の出力軸トルクが発生し
ている場合の加速度によって算出することができる。
【0036】次に、ナビゲーション装置10は、現在位
置から特定ノード点(即ち、推奨車速Vo にて通過する
位置)までの区間距離Lを算出する(S160)。そし
て、推奨車速Vo に基づき、区間距離Lと減速加速度G
3から車速V4-3を算出する。この車速V4-3は、区間距
離Lを減速加速度G3で減速すると仮定した場合、現在
の車速はいかなる値であるかを示すものである。
【0037】又、推奨車速Vo に基づき、区間距離Lと
減速加速度G2から車速V3-2を算出する。この車速V3
-2は、区間距離Lを減速加速度G2で減速すると仮定し
た場合、現在の車速はいかなる値であるかを示すもので
ある。
【0038】次に、車速V4-3が現在車速Vnow 以下か
どうかを判断する(S166)。車速V4-3が現在車速
Vnow 以下であるということは、その時点において、現
在車速から推奨車速まで減速する場合、その減速加速度
はG3よりも大きな値となることを意味する。
【0039】上記減速加速度G3は、これ以上減速加速
度(減速の度合い)が大きい場合は、変速段が3速以下
であることが望ましいと考えられる減速加速度であるの
で、減速加速度がG3よりも小さな値である場合には、
特に変速段の規制は必要ないと考えられるので、車速V
4-3が現在車速Vnow よりも大きい場合には(S166
がNo)、変速段規制を行わないことを決定する。即
ち、本実施態様では、変速段の上限は機構的に4速であ
るので、最適変速段が4速である旨を決定し(S17
4)、リターンする。
【0040】一方、車速V4-3が現在車速Vnow よりも
小さい場合には(S166がYes)、車速V3-2が現
在車速Vnow 以下であるかどうかを判断する(S16
8)。
【0041】車速V4-3が現在車速Vnow 以下で、か
つ、車速V3-2が現在車速Vnowよりも大きい場合には、
最適変速段として3速を決定した後(S172)、リタ
ーンする。即ち、この場合には、変速段が3速以下であ
ることが望ましいが2速以下であることが要求されてい
ない場合である。
【0042】車速V4-3が現在車速Vnow 以下で、か
つ、車速V3-2も現在車速Vnow以下の場合には、最適変
速段として2速を決定した後(S170)、リターンす
る。即ち、この場合には、変速段が2速以下であること
が望ましい場合である。以上、このようにして最適変速
段が求められる。
【0043】図7は、かかる最適変速段に基づく変速ホ
ールド処理のサブルーチンを示す。図に示すように、最
適変速段が4速の場合(S22)は、変速機の最高変速
段が4速であるので(最適変速段と最高変速段が同
じ)、不要なシフトアップの可能性がないので上限4速
指令を出して(S38)、リターンする(S22)。
【0044】次に、最適変速段が3速の場合(S24)
は、変速機の現在の変速段が何速であるかを判別して
(S26)、4速であれば、不要なシフトアップの可能
性がないので、上限4速指令を出してリターンする。現
在の変速段が3速であれば、上限3速指令を出す(S2
8)。これは、前述したように、変速機固有の変速マッ
プ(ナビゲーション装置に依存することなく変速スケジ
ュールを決定する制御用プログラム)により選択された
変速段の上限が3速以下となるような指令である。現在
の変速段が2速である場合には、上限3速指令を出す。
シフトアップを禁止するために上限2速の指令を出すと
ローギアード過ぎて煩わしい事の他、最適変速段が3速
であるので、その時点の最適変速段まではシフトアップ
してもなんら問題はないからである。
【0045】さらに、最適変速段が2速の場合(S3
0)は、変速機の現在の変速段が何速であるかを判別し
て(S32)、2速もしくは3速の場合には、現在の変
速段からシフトアップしないように上限指令値を出力す
る(S34、S36)。
【0046】コーナー制御処理(S40)について、当
該処理のサブルーチンを示す図8を参照して説明する。
先ず、ステップS62では、ナビゲーション装置10
は、ステップS170、ステップS172、ステップS
174で決定された最適変速段Nが4速、3速、2速の
いずれであるかを判断する(S62)。
【0047】最適変速段として4速が選択されていると
きには、変速段の上限としての4速を指令して(S7
8)、当該ルーチンの処理を終了してメインルーチンへ
リターンする。
【0048】他方、3速が選択されているときには、ス
テップS68へ進み、アクセルペダルが踏まれている状
態からオフ状態になったか、或いは、ブレーキペダルが
踏まれていない状態から踏まれている状態になったか否
かを判断する(S68)。なお、ここで、アクセルペダ
ルが踏まれている状態からオフ状態になったか否かとい
う運転者の動作の変化があったことをイベント有りとい
う。また、ブレーキペダルが踏まれていない状態から踏
まれている状態になったか否かについても同様である。
【0049】そして、アクセルペダルオフ変化、或い
は、ブレーキペダルオン変化の動作が生じない限り(S
68がNo)、制御を行うことなくリターンする。即
ち、本実施態様では何も制御しないことを意味する上限
4速指令値を設定する。
【0050】他方、アクセルペダルオフ変化、或いは、
ブレーキペダルオン変化の動作があった際には(S68
がYes)、3速を上限とする指令値を設定する(S7
7)。
【0051】ここで、上述したステップS62におい
て、最適変速段として2速が選択されているときには、
ステップS70へ進み、ブレーキペダルがオン変化があ
ったか否かを判断する(S70)。そして、ブレーキペ
ダルがオフからオンへの変化がない限り(S70がN
o)、3速を上限とする指令値を設定する(S77)。
即ち、最適変速段が2速の場合は、アクセルオフイベン
トがなくとも3速を上限とする指令値を設定されること
になる。
【0052】一方、ブレーキペダルがオフからオンにな
った場合には(S70がYes)、ステップS76へ進
み2速を上限とする指令値を設定する。この2速や、3
速の指令値は、そのままA/T ECU20に出力され
るのでなく、後述するように、他の制御(変速段ホール
ド制御処理)に設定される指令値と併せて比較判断し、
最も低い変速段の指令値がこのナビゲーション装置10
の上限設定ルーチンにおいて決定される。
【0053】図9に上限指令値選択処理(ステップ10
0)を示す。ナビゲーション装置10は、変速段ホール
ド制御処理ルーチン(S20)、コーナー処理ルーチン
(S40)のそれぞれにおいて決定された上限指令のう
ち、一番上限の最も低いものを選択する(S102)。
即ち、例えば、変速段ホールド制御処理ルーチン(S2
0)で3速が指令値として設定され、コーナー処理ルー
チン(S40)で2速が指令値として設定された場合に
は、2速を指令値として設定する。そして、ステップ1
02で選択した上限指令値をA/T ECU20へ指令す
る(S104)。この指令値をA/T ECU20は、上
述したステップ200で受信する。
【0054】本実施態様では、アクセルペダルセンサと
ブレーキペダルセンサが運転者の動作を検出する動作検
出手段として用いられているが、運転者の動作を検出す
る手段としては、さらにステアリングの回動又はその代
用特性を検出するためのステアリングセンサ、ウインカ
ーの指示がされたかどうかを検出するセンサ、あるいは
視線や脳波から運転者のしようとする動作を間接的に検
出するセンサを動作検出手段として用いることもでき
る。
【0055】本実施態様では、最適変速段の如何に関ら
ず、4速から直接2速にシフトダウンされることが防止
されている。これは、滑らかな減速を可能にするためで
ある。また、2速へのシフトダウンはブレーキペダルを
踏み込む動作に基づいて行なわれる。これは2速のエン
ジンブレーキが、3速よりも大きいことを考慮して、運
転者の減速しようというより明確な意思を確認するため
である。又、3速へのシフトダウンをアクセルオフに基
づいて行うのは、そのような、運転者の動作、車両の操
作こそが運転者の意思の現れであり、運転者はその時少
なくとも加速を望んでおらず、又、自己の行為に起因し
て車両がシフトダウンに対応した挙動を示すので、違和
感がなく、かつ運転者の意思にそったものと成りやすい
ためである。
【0056】本実施態様では、ナビゲーション装置10
とA/T ECU20が通信によって、夫々の制御を行
っている。しかしながら、この制御はどちらの装置が全
部行ってもよいし、又、分担を新たに決めることもでき
る。たとえば、道路データから最適変速段を決定するル
ーチン(実施態様における「最適変速段決定処理ルーチ
ン」)のみをナビゲーション装置10に実行させ、アク
セルペダル又はブレーキペダルの変化により変速段を選
択する範囲を決定する指令を出力するルーチン(実施態
様における「コーナー処理ルーチン」)はA/T EC
U20でおこなうこととしてもよい。この場合、実施態
様では、アクセルセンサ及びブレーキセンサの信号がA
/T ECU20に入力されるので、通信の無駄が少な
くなる。
【0057】又、本実施態様では、変速段ホールド処理
ルーチンをコーナー制御ルーチンとともに設けたので、
最適変速段がシフトダウンを準備している場合には、変
速機固有のシフトマップ又はシフトスケジュールによっ
て、不必要なシフトアップを行わないようにしているた
め、無用な変速動作を省くことができる。即ち、アクセ
ルオフイベントによって、シフトダウンが生じる場合に
は、このシフトダウンが生じるアクセルオフの操作によ
っては、シフトアップがされないため、重複した変速動
作が解消される。
【0058】
【効果】以上述べたように、本発明によれば、アクセル
ペダルの操作により、シフトダウンを行う事が予定され
ている場合、シフトダウンを生ぜしめるアクセル操作と
直接関連する操作に基づいてのシフトアップが行なわれ
ることを防止するため、無用なシフトアップと変速動作
が行なわれることを防止できる。
【0059】即ち、アクセルペダルのオフで、現状の4
速から3速のにシフトダウンが行なわれる場合、現在の
変速段が3速になっている場合、アクセルペダルオフに
伴うアクセル操作でシフトアップすることがなくなり、
無用な変速が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施態様に係る変速段制御を行う車
両制御装置のブロック図である。
【図2】図2は、推奨車速のカーブの曲率との関係を示
すグラフである。
【図3】本実施態様の道路データの内容を示す説明図で
ある。
【図4】本実施態様のナビゲーション装置による上限設
定ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】A/TECU 20による変速段出力ルーチン
を示すフローチャートである。
【図6】図4に示す最適変速段決定処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図7】図4に示す変速ホールド処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】図4に示すコーナー処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図9】図4に示す上限指令値選択処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 20 A/T ECU 30 E/G ECU 50 エンジン 60 オートマチックトランスミッション 70 アクセルペダル 72 ブレーキペダル 74 シフトレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 59:44 59:66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機と、 道路データを記憶する道路データ記憶手段と、 道路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 道路上の特定地点を通過する際の推奨車速を検出する推
    奨車速検出手段と、 前記特定地点から現在位置までの区間距離を算出する距
    離算出手段と、所定の減速加速度を設定する設定手段と、 前記推奨車速と前記区間距離と前記設定された減速加速
    度から現在位置の基準車速を算出する基準車速算出手段
    と、現在 車速を検出する車速検出手段と、検出した現在 車速が、前記基準車速を越えるかを判断す
    る判断手段と、 検出した現在車速が前記基準車速を越えると判断された
    際に、前記自動変速機の変速段を現在の変速段からシフ
    トアップさせないシフトアップ禁止手段と、 ブレーキペダルが踏まれていない状態から踏まれている
    状態への変化を検出する動作検出手段と、 検出した現在車速が前記基準車速を越えると判断された
    際に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化が
    検出されたことを条件に前記自動変速機の変速段をシフ
    トダウンさせるシフトダウン手段と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 自動変速機と、 道路データを記憶する道路データ記憶手段と、 道路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 道路上の特定地点を通過する際の推奨車速を検出する推
    奨車速検出手段と、 前記特定地点から現在位置までの区間距離を算出する距
    離算出手段と、減速加速度を変速段に対応して設定する設定手段と、 前記推奨車速と前記区間距離と前記設定された減速加
    速度から現在位置の基準車速を算出する基準車速算出
    手段と、現在 車速を検出する車速検出手段と、検出した現在 車速が、前記基準車速を越えるかを判断す
    る判断手段と、 検出された現在車速が前記基準車速を越えると判断され
    た際に、前記自動変速機の変速段を現在の変速段からシ
    フトアップさせないシフトアップ禁止手段と、 アクセルペダルが踏まれている状態から踏まれていない
    状態への変化を検出する動作検出手段と、検出した現在 車速が前記基準車速を越えると判断された
    際に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化が
    検出されたことを条件に、現在車速が越えている基準車
    速及びその減速加速度に対応する変速段に、前記自動変
    速機の変速段をシフトダウンさせるシフトダウン手段
    と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  3. 【請求項3】 自動変速機と、 道路形状を定義するノード点を記憶する記憶手段と、 道路上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 前記ノード点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車
    速検出手段と、 前記ノード点から現在位置までの区間距離を算出する距
    離算出手段と、所定の減速加速度を設定する設定手段と、 前記推奨車速と前記区間距離と前記設定された減速加速
    度から現在位置の基準車速を算出する基準車速算出手段
    と、現在 車速を検出する車速検出手段と、検出した現在 車速が、前記基準車速を越えるかを判断す
    る判断手段と、 検出した現在車速が前記基準車速を越えると判断された
    際に、前記自動変速機の変速段を現在の変速段からシフ
    トアップさせないシフトアップ禁止手段と、ブレーキペダルが踏まれていない状態から踏まれている
    状態への変化を検出する動作検出手段と、 検出された現在車速が前記基準車速を越えると判断され
    た際に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化
    が検出されたことを条件に前記自動変速機の変速段をシ
    フトダウンさせるシフトダウン手段と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  4. 【請求項4】 自動変速機と、 道路形状を定義するノード点を記憶する記憶手段と道路
    上の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 前記ノード点を通過する際の推奨車速を検出する推奨車
    速検出手段と、 前記ノード点から現在位置までの区間距離を算出する距
    離算出手段と、減速加速度を変速段に対応して設定する設定手段と、 前記推奨車速と前記区間距離と前記設定された減速加
    速度から現在位置の基準車速を算出する基準車速算出
    手段と、現在 車速を検出する車速検出手段と、検出した現在 車速が、前記基準車速を越えるかを判断す
    る判断手段と、 検出された現在車速が前記基準車速を越えると判断され
    た際に、前記自動変速機の変速段を現在の変速段からシ
    フトアップさせないシフトアップ禁止手段と、 アクセルペダルが踏まれている状態から踏まれていない
    状態への変化を検出する動作検出手段と、 検出した現在車速が前記基準車速を越えると判断された
    際に、前記動作検出手段によりブレーキペダルの変化が
    検出されたことを条件に、現在車速が越えている基準車
    速及びその減速加速度に対応する変速段に、前記自動変
    速機の変速段をシフトダウンさせるシフトダウン手段
    と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  5. 【請求項5】 前記推奨車速検出手段は、前記道路の特
    定点を含む予め定められた区間の道路の形状に基づいて
    推奨車速を検出することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の車両制御装置。
  6. 【請求項6】 前記推奨車速検出手段は、前記道路の特
    定点を含む予め定められた区間の道路の曲率に基づいて
    推奨車速を検出することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の車両制御装置。
  7. 【請求項7】 前記シフトダウン手段は、前記設定手段
    の設定した減速加速度に対応する変速段を前記自動変速
    機が選択可能な変速段の高速側として設定することによ
    りシフトダウンを行うことを特徴とする請求項1又は請
    求項3に記載の車両制御装置。
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