JP3155893B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3155893B2 JP23320894A JP23320894A JP3155893B2 JP 3155893 B2 JP3155893 B2 JP 3155893B2 JP 23320894 A JP23320894 A JP 23320894A JP 23320894 A JP23320894 A JP 23320894A JP 3155893 B2 JP3155893 B2 JP 3155893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係わ
り、特に、マイクロプロセッサ等のレジスターファイル
構成に利用され、書き込みデータ線または読み出しデー
タ線の内、少なくとも読み出しデータ線を2階層以上の
構成にした半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサや半導体記憶
装置等を具備する情報処理装置においては、短い時間内
に多くのデータ処理を行うために、各構成部分で行われ
るデータ処理時間をできるだけ短縮する技術手段が開発
されるようになった。とりわけ、マイクロプロセッサに
おいては、RISCプロセッサで代表されるように、高
速度のデータ処理を行うことができるものが得られるよ
うになり、かかる高速度のデータ処理に伴って、マイク
ロプロセッサ内の機能回路であるレジスターファイルに
ついても、高速度のデータ処理を行うような構成のもの
が採用されるようになった。
【0003】ところで、従来のレジスターファイルの構
成としては、例えば、1992、アイ・イー・イー、イ
ンターナショナル ソリッドステイト サーキッツ コ
ンファレンス ダイジェスト オブ テクニカル ペー
パーズ、第46項乃至第47項(1992、IEEE
INTERNATIONAL SOLID−STATE
CIRCUITS CONFERENCE DIGE
ST OF TECHNICAL PAPERS、PP
46−47)記載のものが知られている。この既知のレ
ジスターファイルによれば、占有面積を小さくした状態
のまま、読み出しを高速度で行うために、読み出しデー
タ線に導出されるデータ出力信号の振幅を低振幅にし、
高速度の読み出しができるような構成にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記既
知のレジスターファイルは、一応、高速度でデータの読
み出しを行うことはできるものの、以下に示すように、
解決されねばならない3つの問題を有している。
【0005】その第1は、読み出しデータ線に導出され
るデータ出力信号の振幅を低振幅にすれば、読み出した
データ出力信号を増幅するセンスアンプが必要となる。
そして、センスアンプを付加すれば、読み出しデータの
伝送経路の信号処理段の数が増え、結果的にデータの読
み出し時間が遅くなる。この場合、読み出しデータ線に
導出されるデータ出力信号の振幅を低振幅にし、高速度
処理できるように構成したとしても、付加されたセンス
アンプによるデータ遅延時間は、センスアンプに入力さ
れるデータ信号の振幅に反比例するので、レジスターフ
ァイルにおけるデータ処理の高速化には自ずと限界があ
る。
【0006】その第2は、レジスタ本数の多いレジスタ
ファイルを構成する場合、読み出しデータ線に接続され
るメモリセルの数が増え、読み出しデータ線の負荷が増
え、データの読み出し時間が遅くなる。この場合、デー
タの読み出し時間を高速化するために、メモリセルの駆
動力を大きくすると、メモリセルの自己浮遊容量が増大
し、読み出しデータ線にレジスタ本数に比例したメモリ
セルの浮遊容量が付加されるようになり、同様にレジス
ターファイルにおけるデータ処理の高速化には自ずと限
界がある。
【0007】その第3は、レジスタ本数が多くなると、
アドレス信号をデコードするデコーダ回路の入力デコー
ド信号線の数が増大し、それによってデコーダ回路の動
作が遅くなり、同様にレジスターファイルにおけるデー
タ処理の高速化には自ずと限界がある。
【0008】本発明は、これらの問題点を全て解決する
もので、その主たる目的は、レジスタ本数が多くなって
も、データ読み出し時間の短縮化が可能なレジスターフ
ァイル構成を有する半導体記憶装置を提供することにあ
る。
【0009】また、本発明の他の目的は、占有面積を小
さくしたレジスターファイル構成を有する半導体記憶装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記主たる目的及び他の
目的の達成のために、本発明は、独立したデータ書き込
みポート及びデータ読み出しポートを有する複数のメモ
リセルと、前記複数のメモリセルに選択的に書き込みデ
ータを供給する書き込みデータ線と、前記複数のメモリ
セルから選択的に読み出しデータが供給される読み出し
データ線と、前記複数のメモリセルに対してデータ書き
込みまたはデータ読み出しを選択的に実行させるデコー
ド信号供給線とを備えている半導体記憶装置において、
前記書き込みデータ線及び前記読み出しデータ線の中の
少なくとも前記読み出しデータ線側が2階層以上になる
ように構成され、かつ、前記書き込みデータ線の階層数
と前記読み出しデータ線の階層数とが異なるように構成
される手段を備える。
【0011】
【作用】前記手段によれば、レジスタファイルのデータ
読み出し系統においては、読み出しデータ線の配置構成
を、複数階層になるように構成しているので、1).読
み出しデータ伝送経路の読み出しデータ線の負荷が軽く
なり、データ読み出し時間を高速化することができる、
2).読み出しデータ線の負荷が軽くなったことによ
り、読み出しデータ線の駆動力を小さくすることがで
き、メモリセルの構成を小さくすることができる、
3).メモリセルの構成を小さくできることにより、レ
ジスターファイルの構成を小さくすることができる、
4).読み出しアドレス信号をデコードするデコーダ回
路を分割することができ、それによりデコーダ回路の動
作を高速化することができる、5).以上の点から、レ
ジスタファイルの占有面積を小さい状態にしたままで、
レジスタファイルの読み出し時間を高速化することがで
きる。
【0012】また、前記手段によれば、レジスタファイ
ルのデータ書き込み系統においては、書き込みデータ線
の配置構成を、複数階層になるように構成すれば、
1).書き込みデータ伝送経路の書き込みデータ線の負
荷が軽くなり、データ書き込み時間を高速化することが
できる、2).書き込みアドレスのデコーダ回路を分割
することができ、それによりデコーダ回路の動作を高速
化することができる。
【0013】ただし、レジスタファイルの書き込み時間
は、レジスタファイルへの書き込みアドレスが読み出し
時の読み出しアドレスに比べて早く確定していること、
及び、書き込み時間を高速化させるために行われるレジ
スタファイルの書き込みデータ線をドライブするための
書き込みドライバの駆動力の増大はレジスタファイルの
面積に殆んど影響を与えることがないことから、レジス
タファイルの読み出し時間に比べて時間的に余裕があ
る。このために、書き込みデータ線の階層数を読み出し
データ線の階層数より少なくし、書き込みデータ線の配
線チャネルや書き込みデータ線の乗り換え回路を削減さ
せ、レジスタファイルの面積を小さくすることが可能に
なる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明による半導体記憶装置の第
1の実施例を示す構成図であって、全体構成の中の一部
の構成だけを示したものである。
【0016】図1において、1は多数個のメモリセル、
2は複数本の1階層目の読み出しデータ線、3は第1の
データ線乗り換え回路、4は複数本(1階層目の読み出
しデータ線の数よりも少ない)の2階層目の読み出しデ
ータ線、5は反転増幅器、6は第2のデータ線乗り換え
回路、7は3階層目の読み出しデータ線、8は1階層目
の読み出しデコーダ、9は2階層目の読み出しデコー
ダ、10は3階層目の読み出しデコーダ、11は書き込
みデータ線、12、13は書き込みデコード線、14、
15、16は読み出しデコード線、17、18、19は
読み出しアドレス線、20は第1のインバータ回路、2
1は第2のインバータ回路、22は第3のインバータ回
路、23は第1のnMOSトランジスタ、24は第2の
nMOSトランジスタである。
【0017】そして、複数個のメモリセル1は、データ
の記憶を行う第1のインバータ回路20及び第2のイン
バータ回路21からなる帰還回路と、データの読み出し
時に駆動されるドライブ用の第3のインバータ回路22
と、データの書き込み時に駆動されるデータ書き込み用
の第1のnMOSトランジスタ23と、データの読み出
し時にオン状態に駆動されるデータ読み出し用の第2の
nMOSトランジスタ24によって構成される。複数個
のメモリセル1は、書き込みポート(第1のnMOSト
ランジスタ23のソース)が書き込みデータ線11に、
読み出しポート(第2のnMOSトランジスタ24のド
レイン)が1階層目の読み出しデータ線2にそれぞれ接
続され、第1のnMOSトランジスタ23のゲートが書
き込みデコード線12、13のいずれかに、第2のnM
OSトランジスタ24のゲートが読み出しデコード線1
4にそれぞれ接続される。第1のデータ線乗り換え回路
3は、1つのnMOSトランジスタからなり、このnM
OSトランジスタは、ソースが1階層目の読み出しデー
タ線2に、ドレインが2階層目の読み出しデータ線4
に、ゲートが読み出しデコード線15にそれぞれ接続さ
れる。反転増幅器5は、入力端が2階層目の読み出しデ
ータ線4に、出力端が第2のデータ線乗り換え回路6の
入力にそれぞれ接続される。第2のデータ線乗り換え回
路6は、トライステート回路(3状態回路)を構成し、
出力端が3階層目の読み出しデータ線7に、制御端が読
み出しデコード線16にそれぞれ接続される。1階層目
の読み出しデコーダ8に接続される各読み出しアドレス
線17には読み出しアドレス信号RA10乃至RA1Nがそ
れぞれ供給され、1階層目の読み出しデコーダ8に接続
される各読み出しデコード線14には読み出しデコード
信号RD10乃至RD1Nがそれぞれ出力される。2階層目
の読み出しデコーダ9に接続される各読み出しアドレス
線18には読み出しアドレス信号RA20乃至RA2Nがそ
れぞれ供給され、2階層目の読み出しデコーダ9に接続
される各読み出しデコード線15には読み出しデコード
信号RD20乃至RD2Nがそれぞれ出力される。3階層目
の読み出しデコーダ10に接続される各読み出しアドレ
ス線19には読み出しアドレス信号RA30乃至RA3N
それぞれ供給され、3階層目の読み出しデコーダ10に
接続される各読み出しデコード線16には読み出しデコ
ード信号RD30乃至RD3Nがそれぞれ出力される。
【0018】前記構成による本実施例の動作は、次のと
おりである。
【0019】始めに、レジスターファイルに記憶されて
いるデータの読み出しを行う場合には、読み出しアドレ
ス線17、18、19にそれぞれ読み出しアドレス信号
RA10乃至RA1N、RA20乃至RA2N、RA30乃至RA
3Nが供給される。このとき、1階層目の読み出しデコー
ダ8は、読み出しデコード線14に読み出しデコード信
号RD10乃至RD1Nを送出し、各メモリセル1内のデー
タ読み出し用の第2のnMOSトランジスタ24を導通
状態にし、各メモリセル1に記憶されているデータを読
み出しポートから1階層目の読み出しデータ線2に導出
させる。また、2階層目の読み出しデコーダ9は、読み
出しデコード線15に読み出しデコード信号RD20乃至
RD2Nを送出し、各第1のデータ線乗り換え回路3内の
nMOSトランジスタを導通状態にし、1階層目の読み
出しデータ線2に導出された読み出しデータを2階層目
の読み出しデータ線4に供給する。さらに、3階層目の
読み出しデコーダ10は、読み出しデコード線16に読
み出しデコード信号RD30乃至RD3Nを送出し、各第2
のデータ線乗り換え回路6を導通状態にし、2階層目の
読み出しデータ線4に供給された読み出しデータを反転
増幅器5を介して3階層目の読み出しデータ線7に供給
する。これらの動作により、各メモリセル1に記憶され
ているデータは、読み出しアドレス信号RA10乃至RA
1N、RA20乃至RA2N、RA30乃至RA3Nのアドレス指
定にしたがって、順次、1階層目の読み出しデータ線2
から2階層目の読み出しデータ線4を経て3階層目の読
み出しデータ線7に伝送され、3階層目の読み出しデー
タ線7からシリアル信号として取り出される。この場
合、1階層目の読み出しデータ線2に得られる読み出し
データは、各メモリセル1内のドライブ用の第3のイン
バータ回路22によって、ハイレベルとローレベルとの
間で駆動される信号であり、同時に、2階層目の読み出
しデータ線4や3階層目の読み出しデータ線7に供給さ
れる読み出しデータも、各メモリセル1内のドライブ用
の第3のインバータ回路22によって、ハイレベルとロ
ーレベルとの間で駆動される信号である。
【0020】次に、レジスターファイルにデータの書き
込みを行う場合には、書き込みデータ線11に書き込み
データを供給し、同時に、書き込みデコード線12、1
3のいずれかに書き込みデコード信号を供給すると、そ
のデコード信号の供給によってメモリセル1内のデータ
書き込み用の第1のnMOSトランジスタ23が導通状
態になり、書き込みデータ線11に供給された書き込み
データは書き込みポートからメモリセル1内に導入さ
れ、内部に書き込まれる。
【0021】このように、第1の実施例においては、読
み出しデコーダに供給されるアドレス信号RA10乃至R
1N、RA20乃至RA2N、RA30乃至RA3Nに対し、読
み出しデコーダを、1階層目の読み出しデコーダ8、2
階層目の読み出しデコーダ9、3階層目の読み出しデコ
ーダ10のように3つに分割し、1つの読み出しデコー
ダ8、9、10の入力数を少なくしているので、アドレ
ス信号RA10乃至RA1N、RA20乃至RA2N、RA30
至RA3Nのデコード時間を既知のこの種の読み出しデコ
ーダに比べて短縮させることができ、その結果、読み出
しデコーダ8、9、10のデコード動作を高速化するこ
とが可能になる。
【0022】また、第1の実施例においては、1階層目
の読み出しデータ線2が複数本に分割され、1本の1階
層目の読み出しデータ線2には一部のメモリセル1と幾
つかの第1のデータ線乗り換え回路3が接続されるだけ
であるので、既知のこの種の読み出しデータ線のよう
に、1本の読み出しデータ線に全部のメモリセルが接続
されたものに比べて、読み出しデータ線の負荷が小さく
なり、高速度でメモリセル1のデータを読み出すことが
できる。そして、メモリセル1で駆動される読み出しデ
ータ線の負荷が小さくなれば、メモリセル1内のドライ
ブ用の第3のインバータ回路22を小さくできることに
なり、一方、第1のデータ線乗り換え回路3も1つのn
MOSトランジスタで構成することができるので、第1
のデータ線乗り換え回路3の構成も小さくすることがで
き、その分、レジスターファイルの構成を小さくするこ
とができる。
【0023】続く、図2は、本発明による半導体記憶装
置の第2の実施例を示す構成図であって、前と同様に全
体構成の中の一部の構成だけを示したものである。
【0024】図2において、25は第3のデータ線乗り
換え回路、26はプルアップ回路、27はセンスアン
プ、28は第3のnMOSトランジスタ、29は電源端
子、30はデータ読み出し用の第4のnMOSトランジ
スタであり、その他、図1に図示された構成要素と同じ
構成要素については同じ符号を付けている。
【0025】この第2の実施例と前記第1の実施例との
違いは、2階層目の読み出しデータ線4と3階層目の読
み出しデータ線7との間に、第1の実施例が反転増幅器
5と第2のデータ線乗り換え回路6とを結合接続してい
るのに対し、第2の実施例が1つのnMOSトランジス
タからなる第3のデータ線乗り換え回路25を結合接続
している点、第1の実施例が3階層目の読み出しデータ
線7にプルアップ回路26やセンスアンプ27を接続し
ていないのに対し、第2の実施例が第3のnMOSトラ
ンジスタ28と電源端子29からなり、3階層目の読み
出しデータ線7を電源電圧VB にプルアップするプルア
ップ回路26を3階層目の読み出しデータ線7に分路接
続し、かつ、センスアンプ27を3階層目の読み出しデ
ータ線7に直列接続している点、メモリセル1の構成に
関して、第1の実施例がドライブ用の第3のインバータ
回路22を設けているのに対し、第2の実施例がデータ
読み出し用の第4のnMOSトランジスタ30を設けて
いる点だけであって、その他に、第2の実施例と第1の
実施例との間に構成上の相違は見出せない。このため、
第2の実施例の構成についてのこれ以上の説明は、省略
する。
【0026】この第2の実施例の読み出し動作と、前述
の第1の実施例の読み出し動作とを比べると、第2の実
施例は、メモリセル1から1階層目の読み出しデータ線
2に読み出された読み出しデータが第1のデータ線乗り
換え回路3を経て2階層目の読み出しデータ線4に転送
された後、第3のデータ線乗り換え回路25を経て3階
層目の読み出しデータ線7に転送される点、及び、3階
層目の読み出しデータ線7に導出された読み出しデータ
がハイレベルのとき、プルアップ回路26によって3階
層目の読み出しデータ線7がハイレベルに駆動され、し
かも、データ線7に導出された読み出しデータはセンス
アンプ27で増幅されて出力される点だけであって、そ
の他に、第2の実施例の読み出し動作と第1の実施例の
読み出し動作との間には動作上の違いがない。また、第
2の実施例の書き込み動作と前述の第1の実施例の書き
込み動作との間にも動作上の違いがない。このため、第
2の実施例の動作についてのこれ以上の詳しい説明は、
省略する。
【0027】この第2の実施例によれば、3階層目の読
み出しデータ線7に導出された読み出しデータに対する
ハイレベル駆動はプルアップ回路26によって行われ、
同じ読み出しデータに対するローレベル駆動は実質的に
第1のデータ線乗り換え回路3及び第3のデータ線乗り
換え回路25を構成しているnMOSトランジスタやメ
モリセル1によって行われるため、より高速度でデータ
読み出しを行うことが可能になる。
【0028】続いて、図3は、本発明による半導体記憶
装置の第3の実施例を示す構成図であって、前と同様に
全体構成の中の一部の構成だけを示したものである。
【0029】図3において、31はプリチャージ回路、
32は第5のnMOSトランジスタ、33は電源端子で
あり、その他、図2に図示された構成要素と同じ構成要
素については同じ符号を付けている。
【0030】この第3の実施例と前記第2の実施例との
違いは、第2の実施例が1階層目の読み出しデータ線2
及び2階層目の読み出しデータ線4に第1のプリチャー
ジ回路31を分路接続していないのに対し、第3の実施
例が1階層目の読み出しデータ線2及び2階層目の読み
出しデータ線に、第5のnMOSトランジスタ32と電
源端子33からなるプリチャージ回路31を分路接続し
ている点、第2の実施例が3階層目の読み出しデータ線
7にプルアップ回路26を分路接続しているのに対し、
第3の実施例が3階層目の読み出しデータ線7にプルア
ップ回路26に代えてプリチャージ回路31を分路接続
している点だけであって、その他に、第3の実施例と第
2の実施例との間に構成上の違いはない。このため、第
3の実施例の構成についてもこれ以上の説明は、省略す
る。
【0031】この第3の実施例の読み出し動作と、前述
の第2の実施例の読み出し動作とを比べると、第3の実
施例は、レジスターファイルのデータの読み出し動作前
に、1階層目の読み出しデータ線2、2階層目の読み出
しデータ線4、3階層目の読み出しデータ線7のそれぞ
れがプリチャージ回路31によって電源電圧VB にプリ
チャージされている点に特徴があるもので、3階層目の
読み出しデータ線7に導出された読み出しデータがハイ
レベルのとき、このプリチャージ電圧がハイレベル駆動
に利用され、一方、3階層目の読み出しデータ線7に導
出された読み出しデータがローレベルのとき、そのロー
レベルの読み出しは、メモリセル1からのローレベルデ
ータが、1階層目の読み出しデータ線2、第1のデータ
線乗り換え回路2、2階層目の読み出しデータ線4、第
3のデータ線乗り換え回路25をそれぞれ介して3階層
目の読み出しデータ線7に転送されることによって行わ
れる。そして、その他には、第3の実施例の読み出し動
作と第2の実施例の読み出し動作との間には動作上の違
いはない。また、第3の実施例の書き込み動作と第2の
実施例の書き込み動作の間にも動作上の違いはない。こ
のため、第3の実施例の動作についてはこれ以上の説明
は、省略する。
【0032】この第3の実施例によれば、レジスターフ
ァイルのデータ読み出し時間は、メモリセル1から読み
出されたローレベルデータが、1階層目の読み出しデー
タ線2、第1のデータ線乗り換え回路3、2階層目の読
み出しデータ線4、第3のデータ線乗り換え回路25を
それぞれ介して3階層目の読み出しデータ線7をローレ
ベルに設定する時間だけで決定されるもので、実質的に
は、メモリセル1内にあるデータ読み出し用の第4のn
MOSトランジスタ30だけでデータ読み出し時間が決
定されるため、さらに高速度のデータ読み出しを行うこ
とができる。
【0033】次いで、図4は、本発明による半導体記憶
装置の第4の実施例を示す構成図であって、前と同様に
全体構成の中の一部の構成だけを示したものである。
【0034】図4において、34は第4のデータ線乗り
換え回路、35は第4のインバータ回路、36は第5の
nMOSトランジスタ、37は第6のnMOSトランジ
スタであり、その他、図3に図示された構成要素と同じ
構成要素については同じ符号を付けている。
【0035】この第4の実施例と、前述の第3の実施例
との違いは、1階層目の読み出しデータ線2と2階層目
の読み出しデータ線4との間に、第3の実施例が1つの
nMOSトランジスタからなる第1のデータ線乗り換え
回路3を結合接続しているのに対し、第4の実施例が第
4のインバータ回路35及び直列接続された第5のnM
OSトランジスタ36と第6のnMOSトランジスタ3
7からなる第4のデータ線乗り換え回路34を結合接続
している点だけであって、その他に、第4の実施例と第
3の実施例との間に構成上の違いは見出せない。このた
め、第4の実施例の構成についてのこれ以上の説明は、
省略する。
【0036】この第4の実施例の読み出し動作と、前述
の第3の実施例の読み出し動作とを比べると、第4の実
施例は、1階層目の読み出しデータ線2から第4のデー
タ線乗り換え回路34を経て2階層目の読み出しデータ
線4に読み出しデータを転送させる場合、及び、2階層
目の読み出しデータ線4から第4のデータ線乗り換え回
路34を経て3階層目の読み出しデータ線7に読み出し
データを転送させる場合に、1階層目の読み出しデータ
線2及び2階層目の読み出しデータ線4にそれぞれ導出
された読み出しデータを、第4のデータ線乗り換え回路
34内で、始めに、第4のインバータ回路35で反転
し、次いで、第5のnMOSトランジスタ36に供給し
て再反転した後、デコード信号RD20乃至RD2N、RD
30乃至RD3Nによって制御される第6のnMOSトラン
ジスタ37を経て2階層目の読み出しデータ線4及び3
階層目の読み出しデータ線7に転送させる点に特徴ある
もので、その他に、第4の実施例の読み出し動作と第3
の実施例の読み出し動作との間には動作上の違いがな
い。また、第4の実施例の書き込み動作と第3の実施例
の書き込み動作の間にも動作上の違いはない。このた
め、第4の実施例の動作についてはこれ以上の説明は、
省略する。
【0037】この第4の実施例によれば、第3の実施例
と同様に、レジスターファイルのデータ読み出し時間
は、メモリセル1から読み出されたローレベルデータ
が、1階層目の読み出しデータ線2、第4のデータ線乗
り換え回路34、2階層目の読み出しデータ線4、第4
のデータ線乗り換え回路34をそれぞれ介して3階層目
の読み出しデータ線7をローレベルに設定する時間だけ
で決定されるもので、実質的に、メモリセル1内にある
データ読み出し用の第4のnMOSトランジスタ30だ
けでデータ読み出し時間が決定されるため、高速度のデ
ータ読み出しを行うことができる。特に、この第4の実
施例は、1階層目の読み出しデータ線2、2階層目の読
み出しデータ線4、3階層目の読み出しデータ線7の負
荷がそれぞれ重い場合に、特に高速度でのデータ読み出
しを行うことが可能になる。
【0038】次に、図5は、本発明による半導体記憶装
置の第5の実施例を示す構成図であって、前と同様に全
体構成の中の一部の構成だけを示したものである。そし
て、この第5の実施例は、読み出しデータ線が3階層の
もので構成され、しかも、書き込みデータ線が2階層の
もので構成されている例を示すものである。
【0039】図5において、38は複数の1階層目の書
き込みデータ線、39は第5のデータ線乗り換え回路、
40は第6のnMOSトランジスタ、41は2階層目の
書き込みデータ線、42は書き込みデコード線であり、
その他、図1に図示された構成要素と同じ構成要素につ
いては同じ符号を付けている。
【0040】この第5の実施例は、データ書き込み側の
構成が第1の実施例と異なっているもので、1階層の書
き込みデータ線11を用いる代わりに、2階層の書き込
みデータ線38、41を用いている。この場合、複数個
のメモリセル1は、書き込みポート(第1のnMOSト
ランジスタ23のソース)が対応する1階層目の書き込
みデータ線38にそれぞれ接続され、第5のデータ線乗
り換え回路39は第6のnMOSトランジスタ40で構
成される。この第6のnMOSトランジスタ40は、ソ
ースが1階層目の書き込みデータ線38に、ドレインが
2階層目の書き込みデータ線41に、ゲートが書き込み
デコード線42にそれぞれ接続される。そして、書き込
みデコード線42には、図示してない書き込みデコーダ
から同じく図示してない書き込みデコード信号WD20
至WD2Nが供給されるものである。一方、第5の実施例
のデータ読み出し側の構成は、第1の実施例のデータ読
み出し側の構成と全く同じであるので、第5の実施例の
構成についてのこれ以上の詳しい説明は、省略する。
【0041】前記構成において、第5の実施例のデータ
書き込み動作は次のとおりである。
【0042】いま、2階層目の書き込みデータ線41に
書き込みデータが供給されると、その書き込みデータの
供給を同時に、書き込みデコード線42に選択的に図示
してない書き込みデコード信号WD20乃至WD2Nが供給
され、その図示してない書き込みデコード信号WD20
至WD2Nの供給に対応していずれかの第5のデータ線乗
り換え回路39が導通状態、即ち、その第5のデータ線
乗り換え回路39内の第6のnMOSトランジスタ40
が導通状態になり、2階層目の書き込みデータ線41の
書き込みデータが導通状態にある第5のデータ線乗り換
え回路39を介して1階層目の書き込みデータ線38に
転送される。次いで、1階層目の書き込みデータ線38
に転送された書き込みデータは、1階層目の書き込みデ
ータ線38に接続されている複数のメモリセル1の中
で、選択的にデコード線12、13に図示してないデコ
ード信号WD10乃至WD1Nが供給されたメモリセル1、
即ち、導通状態になった第1のnMOSトランジスタ2
3を有するメモリセル1に書き込まれる。この場合、書
き込みデータを所望の他のメモリセル1に書き込むに
は、始めに、図示してないデコード信号WD20乃至WD
2Nの選択供給によって書き込みデータを転送させる第5
のデータ線乗り換え回路39、即ち、1階層目の書き込
みデータ線38を選択し、次いで、図示してないデコー
ド信号WD10乃至WD1Nの選択供給によって書き込みデ
ータを転送させるメモリセル1の選択を行えばよい。
【0043】一方、第5の実施例のデータ読み出し動作
は、既に述べた第1の実施例のデータ読み出し動作と全
く同じであるので、第5の実施例のデータ読み出し動作
についての説明は、省略する。
【0044】このように、第5の実施例によれば、デー
タ読み出し側だけでなく、データ書き込み側も、多階層
構成にしているので、既に第1の実施例で述べたような
理由により、データ読み出しとデータ書き込みの双方を
高速度で行うことができる。
【0045】続く、図6は、図1に図示の第1の実施例
をレイアウトした場合の構成の概要の一例を示す構成説
明図である。
【0046】図6において、図1に図示された構成要素
と同じ構成要素については同じ符号をつけている。
【0047】図6に示されるように、0ビット部分にお
いて、複数の1階層目の読み出しデータ線2は、いずれ
も、片側に第1のデータ線乗り換え回路3が結合接続さ
れ、中間に複数のメモリセル1が結合接続されており、
複数の2階層目の読み出しデータ線4は、いずれも、一
端に反転増幅器5と第1のデータ線乗り換え回路6の直
列回路が結合接続され、中間及び他端に複数の第1のデ
ータ線乗り換え回路3が結合接続されている。また、3
階層目の読み出しデータ線7は、適宜の間隔をあけて反
転増幅器5と第1のデータ線乗り換え回路6の直列回路
が結合接続されている。一方、書き込みデータ線11
は、適宜の個所に多数のメモリセル1が結合接続されて
いる。そして、書き込みデータ(読み出しデータ)が、
例えば、4ビットからなている場合、前記0ビット部分
の構成と全く同じ構成のものが、1ビット、2ビット、
3ビット部分にも設けられており、しかも、0ビット、
1ビット、2ビット、3ビット部分の各構成は、図示の
ように、縦方向に並んで配置されているものである。
【0048】続いて、図7は、図1乃至図5に図示の各
実施例に用いられるメモリセル1の他の構成例を示す構
成図であって、メモリセル1はマルチポートメモリを構
成している例を示すものである。
【0049】図7において、1aは入力側(書き込み
側)2ポート、出力側(読み出し側)3ポートからなる
マルチポートメモリセル、2(1) 、2(2) 、2(3) は1
階層目の読み出しデータ線、11(1) 、11(2) は書き
込みデータ線、12(1) 、12(2) は書き込みデコード
線、14(1) 、14(2) 、14(3) は読み出しデコード
線、23(1) 、23(2) は第1のnMOSトランジス
タ、24(1) 、24(2) 、24(3) は第2のnMOSト
ランジスタであり、その他、図1に図示された構成要素
と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0050】図7に示されるように、マルチポートメモ
リセル1aは、入力側(書き込み側)2ポートに合わせ
て2つの第1のnMOSトランジスタ23(1) 、23
(2) が設けられ、これら2つの第1のnMOSトランジ
スタ23(1) 、23(2) は各別に2つの書き込みデータ
線11(1) 、11(2) に接続される。同様に、マルチポ
ートメモリセル1aは、出力側(読み出し側)3ポート
に合わせて3つの第2のnMOSトランジスタ24(1)
、24(2) 、24(3) が設けられ、これら3つの第2
のnMOSトランジスタ24(1) 、24(2) 、24(3)
は各別に3つの読み出しデコード線14(1) 、14(2)
、14(3) に接続される。また、2つの第1のnMO
Sトランジスタ23(1) 、23(2) のゲートは各別に書
き込みデコード線12(1) 、12(2) に接続され、3つ
の第2のnMOSトランジスタ24(1)、24(2) 、2
4(3) のゲートは各別に読み出しデコード線14(1) 、
14(2)、14(3) に接続される。
【0051】前記構成によるマルチポートメモリセル1
aの動作は、多ポート機能を有している点において、既
に述べたメモリセル1の動作とやや異なっているが、か
かる多ポート機能の動作は、当該技術分野の間ではよく
知られているものであるので、かかるマルチポートメモ
リセル1aの動作についての説明は、省略する。
【0052】次いで、図8は、本発明による半導体記憶
装置(レジスターファイル)を用いてプロセッサを構成
した場合の一例を示すブロック構成図である。
【0053】図8において、50はレジスターファイ
ル、51は読み出しデコーダ、52、53は書き込みデ
コーダ、54はキャッシュメモリ、55は加算器、56
は乗算器、57は書き込みデータ線、58は読み出しデ
ータ線である。
【0054】この場合、レジスターファイル50は、書
き込み側2ポート、読み出し側3ポートのマルチポート
メモリセル1aを有するもので、書き込みデータ線57
はキャッシュメモリ54と加算器55及び乗算器56に
結合接続され、読み出しデータ線もキャッシュメモリ5
4と加算器55及び乗算器56に結合接続される。
【0055】前記構成において、レジスターファイル5
0内のマルチポートメモリセル1aに記憶されているデ
ータは、読み出しアドレス信号RAで指定されると、レ
ジスターファイル50から読み出しデータ線58に読み
出される。読み出された読み出しデータは、加算器55
や乗算器56に供給され、そこで所定の演算が行われる
とともに、キャッシュメモリ54にも供給され、そこに
格納される。加算器55や乗算器56の演算によって得
られたデータ、及び、キャッシュメモリ54から読み出
されたデータは、書き込みデータとして書き込みデータ
線57に供給され、これら書き込みデータは、書き込み
アドレス信号WA1、WA2で指定されると、レジスタ
ーファイル50内の指定されたマルチポートメモリセル
1aに書き込まれる。
【0056】かかる構成のプロセッサは、本発明による
高速度で読み出し可能なレジスターファイルを用いてい
るため、高速度で各種のデータ処理を行うことができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書き込みデータ線11及び読み出しデータ線2、4、7
の中の少なくとも読み出しデータ線2、4、7側が2階
層以上になるように構成し、しかも、書き込みデータ線
11の階層数と読み出しデータ線2、4、7の階層数と
が異なるように構成しているので、半導体記憶装置(レ
ジスターファイル)の少なくとも読み出しデータ線2、
4、7側の負荷を、これまでの読み出しデータ線の負荷
に比べて軽くすることができ、それによって少なくとも
高速度のデータ読み出しを行うことができる、そして、
読み出しデータ線2、4、7の負荷が軽くなったことに
より、読み出しデータ線2、4、7を駆動するメモリセ
ル1を小型に構成することができ、レジスターファイル
の容積を全体に小さくすることができるという効果があ
る。
【0058】この場合、読み出しデータ線2、4、7側
とともに、書き込みデータ線11側も2階層以上になる
ように構成すれば、読み出しデータ線2、4、7側と同
様に書き込みデータ線11側の負荷も軽くすることがで
き、それによって高速度のデータ読み出しと高速度のデ
ータ書き込みを行うことができるという効果がある。
【0059】また、少なくとも読み出しアドレス信号を
デコードする読み出しデコーダ回路に、複数に分割され
た読み出しデコーダ回路8、9、10を用いているの
で、その分、読み出しデコーダ回路8、9、10におけ
るデコード処理を高速度で行うことができ、それによっ
ても、少なくとも高速度のデータ読み出しを行うことが
可能になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体記憶装置の第1の実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明による半導体記憶装置の第2の実施例を
示す構成図である。
【図3】本発明による半導体記憶装置の第3の実施例を
示す構成図である。
【図4】本発明による半導体記憶装置の第4の実施例を
示す構成図である。
【図5】本発明による半導体記憶装置の第5の実施例を
示す構成図である。
【図6】図1に図示の第1の実施例をレイアウトした場
合の構成の概要の一例を示す構成説明図である。
【図7】図1乃至図5に図示の各実施例に用いられるメ
モリセル1の他の構成例を示す構成図である。
【図8】本発明による半導体記憶装置(レジスターファ
イル)を用いてプロセッサを構成した場合の一例を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 メモリセル 1a マルチポートメモリセル 2 1階層目の読み出しデータ線 3 第1のデータ線乗り換え回路 4 2階層目の読み出しデータ線 5 反転増幅器 6 第2のデータ線乗り換え回路 7 3階層目の読み出しデータ線 8 1階層目の読み出しデコーダ 9 2階層目の読み出しデコーダ 10 3階層目の読み出しデコーダ 11 書き込みデータ線 12、13 書き込みデコード線 14、15、16 読み出しデコード線 17、18、19 読み出しアドレス線 20 第1のインバータ回路 21 第2のインバータ回路 22 第3のインバータ回路 23 第1のnMOSトランジスタ 24 第2のnMOSトランジスタ 25 第3のデータ線乗り換え回路 26 プルアップ回路 27 センスアンプ 28 第3のnMOSトランジスタ 29、33 電源端子 30 データ読み出し用の第4のnMOSトランジスタ 31 プリチャージ回路 32 第5のnMOSトランジスタ 34 第4のデータ線乗り換え回路 35 第4のインバータ回路 36 第5のnMOSトランジスタ 37 第6のnMOSトランジスタ 38 1階層目の書き込みデータ線 39 第5のデータ線乗り換え回路 40 第6のnMOSトランジスタ 41 2階層目の書き込みデータ線 42 書き込みデコード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立したデータ書き込みポート及びデー
    タ読み出しポートを有する複数のメモリセルと、前記複
    数のメモリセルに選択的に書き込みデータを供給する書
    き込みデータ線と、前記複数のメモリセルから選択的に
    読み出しデータが供給される読み出しデータ線と、前記
    複数のメモリセルに対してデータ書き込みまたはデータ
    読み出しを選択的に実行させるデコード信号供給線とを
    備えている半導体記憶装置において、前記書き込みデー
    タ線及び前記読み出しデータ線の中の少なくとも前記読
    み出しデータ線側が2階層以上になるように構成され、
    かつ、前記書き込みデータ線の階層数と前記読み出しデ
    ータ線の階層数とが異なるように構成されることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記読み出しデータ線の階層数は、前記
    書き込みデータ線の階層数よりも多くなるように構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体記憶装置レイアウト構成
    方向に連続して配置された複数のビット部分を有し、前
    記複数のビット部分は、前記一方向に直交する他方向に
    並んだ複数の階層位置を備え、それぞれの読み出しデー
    タ線、もしくは、それぞれの書き込みデータ線及び読み
    出しデータ線を、そのデータ線の属する階層に対応した
    階層位置に配置したものであることを特徴とする請求項
    もしくは2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体記憶装置レイアウト構成
    おいて、データ線にメモリセルやデータ線乗り換え回路
    が接続される出力ノードの数は、階層数が大きくなるに
    したがって順次少なくなっていることを特徴とする請求
    項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも半導体記憶装置と演算器とか
    らなり、前記半導体記憶装置から読み出したデータを前
    記演算器で処理し、前記演算器で処理したデータを再び
    前記半導体記憶装置に書き込むように働く情報処理装置
    において、前記半導体記憶装置は、請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の半導体記憶装置で構成されていることを
    特徴とする情報処理装置。
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