JP3155668B2 - 自動車用配管のシール構造 - Google Patents

自動車用配管のシール構造

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JP3155668B2
JP3155668B2 JP22826494A JP22826494A JP3155668B2 JP 3155668 B2 JP3155668 B2 JP 3155668B2 JP 22826494 A JP22826494 A JP 22826494A JP 22826494 A JP22826494 A JP 22826494A JP 3155668 B2 JP3155668 B2 JP 3155668B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用配管におい
て、特に、パネル貫通部のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用配管は、車室内と車室
外、例えばエンジンルームとを区画するダッシュパネル
を貫通して車室内に設置される機器が収容されたユニッ
トと、エンジンル−ムに設置される機器とを連結してい
る。
【0003】例えば、自動車用空気調和装置では、エン
ジンル−ムに設けられたコンデンサやコンプレッサ等の
機器と、車室内に設けられたエバポレ−タ等が収容され
たク−ラユニットとが配管で連結され設置されている。
【0004】ダッシュパネルには、一体型膨張弁とエン
ジンルーム内における他の冷房サイクル構成機器と接続
するためのブロックコネクタが取り付けられ、エバポレ
ータには、冷媒入口側導管と冷媒出口側導管からなる配
管が連結され、クーラユニットケースには、膨脹弁収納
部が設けられ、一体型膨張弁が支持されている。
【0005】ブロックコネクタは、入口側通路と出口側
通路が開設されており、ダッシュパネルに開設された通
孔内に取り付けられたウレタンやEPDM(エチレン・
プロピレン三量体)等のパッキン材によりシールしつつ
保持され、エンジンル―ムと車室内とを遮断している。
【0006】パッキン材10は、図8(a)に示すよう
に、ダッシュパネル6のターミナル部21とクーラユニ
ットケース1のターミナル部22との外周に嵌合し、同
時に、ブロックコネクタ8の外周縁と当接しており、こ
のパッキン材10を介し、車体又は、冷房サイクル構成
部品、例えばコンプレッサや膨張弁から発生する振動
が、クーラユニットケースに伝わり易く、この振動が乗
員の耳に達して騒音とされる原因ともなっている。
【0007】そのためパッキン材10は、車両や配管側
の振動がユニットケースに伝達しないようにするための
防振特性や搭載時の作業性を考慮し、低い圧縮性あるい
は密度とするために柔らかいゴム等から形成されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、柔らかいゴム
等から形成されているパッキン材10は、ブロックコネ
クタを取り付ける際に発生する応力によりブロックコネ
クタ8との密着性が低下し、ブロックコネクタ8の当接
面23にメクレ(隙間)が発生する場合がある。
【0009】一方、ブロックコネクタ8の水密性および
気密性の観点から、パッキン材10を高い圧縮性あるい
は密度とするために硬いゴム等から形成した場合、車両
や配管側の防振特性や搭載時の作業性に悪影響を及ぼす
可能性がある。
【0010】また、図8(b)に示すように、ダッシュ
パネル6のターミナル部21とクーラユニットケース1
のターミナル部22との外周に嵌合するパッキンの部分
10aは柔らかいゴム等から形成し、ロックコネクタの
外周縁に当接する部分10bは硬いゴム材等から形成す
ることにより、車両や配管側の防振特性や搭載時の作業
性に影響を及ぼすことなく、ブロックコネクタとパッキ
ン材との密着性を向上させることは可能である。
【0011】しかし、パッキン材を複合材化するために
は、異なる材質を接着剤Aなどで結合する必要があり、
部品コストの増加や接着工程の追加等のコストアップ要
因となる。
【0012】本発明はこのような従来の問題点を解消す
るためになされたものであり、車両や配管との間の防振
特性や搭載時の作業性に影響を及ぼすことなく、パネル
とユニットケ−スとブロックコネクタとパッキン材との
密着性を向上させることが可能であり、同時に、部品コ
ストの増加や接着工程の追加等のコストアップ要因を有
していない自動車用配管のシール構造の提供を目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、車室と車室外を区画するパネルの前記車室
内側に取り付けられたユニットケース内の機器と、前記
車室外における他の構成機器とを、前記ユニットケース
内の機器に連結されている配管と前記車室外に設けられ
た他の構成機器と接続するためのブロックコネクタとに
より連結し、パネルに開設された通孔内にブロックコネ
クタを貫通させる中央に開設された通孔を有する略ドー
ナッツ型のパッキン材を取り付けることにより前記車室
と前記車室外とを遮断するようにした自動車用配管のシ
ール構造において、前記パッキン材は、前記ユニットケ
ースのターミナル部の外周形状に対応する凹部が形成さ
れる部分、前記部分に隣接し形成され、前記ターミナル
部から延びる前記ユニットケースの側壁と前記パネルと
に当接する部分、前記ブロックコネクタの外周縁に当接
し、オフセット部が形成された部分、および前記パネル
の前記ターミナル部に当接される前記部分と前記ブロッ
クコネクタの外周縁に当接する前記部分とに隣接し、ノ
ッチ部が形成された部分から構成されていることを特徴
とする自動車用配管のシール構造である。
【0014】前記ターミナル部から延びる前記ユニット
ケースの側壁と前記パネルとに当接する前記部分は、前
記パネルの前記ターミナル部に面する前記ユニットケー
スの側壁に当接している部分に凹部を形成することが望
ましい。
【0015】前記ブロックコネクタに面する前記パネル
の前記ターミナル部の先端は、前記ユニットケースの方
向に屈曲しており、前記ブロックコネクタに面する前記
ユニットケースの前記ターミナル部の先端は、直線的に
延びており、前記ターミナル部の外周形状に対応する凹
部が形成されている前記部分は、前記ターミナル部の内
部に面している壁部に当接していることが望ましい。
【0016】あるいは、前記ブロックコネクタに面する
前記パネルの前記ターミナル部の先端は、前記ユニット
ケースの方向に屈曲しており、前記ブロックコネクタに
面する前記ユニットケースの前記ターミナル部の先端
は、前記パネルの方向に屈曲しており、前記ターミナル
部の外周形状に対応する凹部が形成されている前記部分
は、前記ターミナル部の先端の前記ブロックコネクタに
面している壁部に当接していることが望ましい。
【0017】前記ブロックコネクタの外周縁に当接する
前記部分の先端部は、肉厚の厚い部分を有することが望
ましい。
【0018】また、前記ブロックコネクタを貫通させる
中央に開設された前記通孔の前記ユニットケースに面す
る内径を、前記パネルに面する内径よりも大きく形成
し、グロメットを構成しても上記目的を達成できる。
【0019】前記パッキン材は、0.28g/cm3 以上の
密度を有するEPDMであることが望ましい。
【0020】前記ユニットケースのターミナル部の外周
形状に対応する凹部が形成される前記部分は、最大で3
0%の圧縮率を有し、前記ターミナル部から延びる前記
ユニットケースの側壁と前記パネルとに当接する前記部
分は、5%〜60%の圧縮率を有することが望ましい。
【0021】
【作用】このように構成した本発明にあっては、パッキ
ン材とパネルとユニットケースとブロックコネクタとの
当接部分の圧縮率を所定の多様な値に設定できるため、
車両や配管との間の防振特性や搭載時の作業性に影響を
及ぼすことなく、ブロックコネクタとパッキン材との密
着性を向上させることが可能となる。
【0022】また、単一な材質で構成されているため、
パッキン材を複合材化し異なる材質を接着剤などで結合
する必要がなく、部品コストの増加や接着工程の追加等
のコストアップ要因を有していない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0024】図1は、本発明に係るパッキン材の一実施
例を示している断面図、図2は、図1のパッキン材の平
面図、図3は、図1のパッキン材の装着前の状態を示し
ている断面図、図4および図5は、パッキン材の別の実
施例を示している断面図、図6は、本発明に係る自動車
用空気調和装置を示している概略説明図、図7は、図6
の要部を示す断面図である。
【0025】なお、図8と共通する部材には同一の符号
を付してある。
【0026】本発明に係る自動車用空気調和装置は、例
えば、図6および図7に示すように、車室CR内とエン
ジンルームERとは、ダッシュパネル6により区画さ
れ、この車室CR内側には、クーラユニットケース1が
設けられている。
【0027】このクーラユニットケース1は、内部にエ
バポレータ2が収容されており、このエバポレータ2に
は、冷媒入口側導管3aと冷媒出口側導管3bからなる
第1配管3が連結されている。この第1配管3は、本実
施例では、エバポレータ2のタンク部2aからエバポレ
ータ2の空気通過部の外部まで伸延され、端部にジョイ
ント部材4が設けられている。
【0028】クーラユニットケース1には、膨脹弁収納
部1aが設けられ、一体型膨張弁5とジョイント部材4
が支持されている。
【0029】一方、ダッシュパネル6には、一体型膨張
弁5とエンジンルームER内における他の冷房サイクル
構成機器と接続するためのブロックコネクタ8が取り付
けられている。
【0030】このブロックコネクタ8は、ダッシュパネ
ル6に開設された通孔O1内に取り付けられたパッキン
材11によりシールしつつ保持されている。
【0031】そして、このブロックコネクタ8の車室内
側端面と前記ジョイント部材4との間に一体型膨張弁5
を設け、これらブロックコネクタ8とジョイント部材4
と一体型膨張弁5の3者をねじ部材により一括して連結
している。なお、このブロックコネクタ8内には、入口
側通路8aと出口側通路8bとが開設されている。
【0032】この一体型膨張弁5は、箱状ブロックから
なるハウジング12内部に、エバポレータ2内に導かれ
る冷媒が流通する入口側流路13と、エバポレータ2か
ら流出する冷媒が流通する出口側流路14が設けられ、
入口側流路13にその流路を絞る弁15が配置され、出
口側流路14に感熱部16が設けられ、出口側流路14
を流れる冷媒により弁15の開度が調節されるように構
成されている。そして、前記冷媒入口側導管3aおよび
冷媒出口側導管3bと、前記ブロックコネクタ8内の入
口側通路8aおよび出口側通路8bと、この一体型膨張
弁4内の入口側流路13および出口側流路14が連通す
るようになっている。
【0033】次に、図1乃至図3を参照しながら、本発
明に係るパッキン材11の構造および効果について詳細
に説明する。
【0034】本発明に係るパッキン材11の外形は、ブ
ロックコネクタ8を貫通させるために中央を開設された
通孔O2を有する略ドーナッツ型である。材質は、耐熱
性の観点からEPDMとしており、密度は、0.28g
/cm3 以上、特に、0.5g/cm3 が好ましい。
【0035】また、防振面への悪影響を防ぐため、クー
ラユニットケース1のターミナル部22の外周形状に対
応する部分Aに凹部を形し、パッキン材11の圧縮率を
低下させている。局所的な圧縮率のバラツキを含め、圧
縮率は最大で30%が望ましい。
【0036】前記A部に隣接し、ターミナル部22から
延びるクーラユニットケース1の側壁と当接する部分B
は、ダッシュパネル6のターミナル部21の先端に対応
する凹部が設けてあり、圧縮率は、5%〜60%、好ま
しくは、10%〜50%である。また、圧縮時に発生す
る応力を下げるため、図に示すように、凹部B1を円周
上に複数形成し肉抜きを行うことも可能である。
【0037】ブロックコネクタ8の外周縁に当接する部
分Cは、パッキン材11を取り付ける際に、ブロックコ
ネクタ8の端部からはみ出ないように、2mm以上、好ま
しくは5mmのオフセット間隔Hを有するオフセット部が
設けられ、端部から離れて配置できる長さを有するよう
に形成されている。
【0038】ダッシュパネル6のターミナル部に当接さ
れる部分Dとブロックコネクタ8の外周縁に当接する部
分Cとに隣接する部分Eにはノッチ部が形成されてお
り、パッキン材11の部分Dにダッシュパネル6のター
ミナル部21に当接される際に発生する応力により変形
することより、ブロックコネクタ8の当接面23に面す
るパッキン材11の部分Cに影響が及ぼされることを防
ぎ、メクレが発生するの抑制している。
【0039】このように特有な構造を有することによ
り、パッキン材11とダッシュパネル6、クーラユニッ
トケース1およびブロックコネクタ8との当接部分の圧
縮率を所定の多様な値に設定できるため、良好な水密性
および気密性を得ることが可能であり、しかも車体や膨
張弁からの振動がクーラユニットケースに伝わらないよ
うにできる。そして、車両や配管側の防振特性や搭載時
の作業性に影響を及ぼすことなく、ブロックコネクタ8
とパッキン材11との密着性を向上させることが可能と
なる。
【0040】また、単一な材質で構成されているため、
パッキン材を複合材化するために異なる材質を接着剤な
どで結合する必要がなく、部品コストの増加や接着工程
の追加等のコストアップ要因を有していない。
【0041】なお、図1に示している破線Sはパッキン
材の装着前の形状を示している。
【0042】次に、本発明に係るシール構造の別の実施
例ついて説明する。
【0043】図4には、クーラユニットケース6のター
ミナル部21の先端を屈曲させ、この外周形状に対応し
た凹部をパッキン材11の部分Aに形成して構成したシ
ール構造を示している。
【0044】この場合、図3に示しているパッキン材1
1と異なり、パッキン材11の部分Aに形成した凹部の
側壁部をクーラユニットケース1のターミナル部22の
先端を越えて取り付ける必要がなく、単に屈曲したクー
ラユニットケース1のターミナル部22の先端に、パッ
キン材11の部分Aに形成した凹部を挿入するだけであ
るため、クーラユニットケース1に対する取付性が改善
されることになる。
【0045】また、ブロックコネクタ8の外周縁に当接
する部分Cの端部に、肉厚の厚い部分を形成し、ブロッ
クコネクタ8との密着性およびシール性を向上させるこ
とも可能である。
【0046】図5は、ブロックコネクタを貫通させる中
央を開設された通孔O2のクーラユニットケースに面す
る方の内径ND1を、ダッシュパネルに面する方の内径
ND2より大きくし、ブロックコネクタの外周縁に当接
する部分Cのシール構造をグロメット方式とし、同等な
効果を有するようにしたものである。
【0047】本発明は、上述した実施例のみに限定され
るものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変す
ることができる。例えば、図7に示しているパッキン材
11は、ブロックコネクタ8と一体膨張弁5のハウジン
グ12とを一体的に構成しているものに適応されている
が、膨張弁とブロックコネクタとを別部品により構成
し、膨張弁とブロックコネクタとの間のジョイント部材
や配管を必要とする配管構造であっても適応することが
可能である。
【0048】さらに、空気調和装置の配管のみならず、
壁を貫通する配管とケース部材とをシールする構造に広
く応用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、パッ
キン材とパネルとユニットケースとブロックコネクタと
の当接部分の圧縮率を所定の多様な値に設定できるた
め、車両や配管との間の防振特性や搭載時の作業性に影
響を及ぼすことなく、ブロックコネクタとパッキン材と
の密着性を向上させることが可能となる。
【0050】また、単一な材質で構成されているため、
パッキン材を複合材化し異なる材質を接着剤などで結合
する必要がなく、部品コストの増加や接着工程の追加等
のコストアップ要因を有していない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパッキン材の一実施例を示して
いる断面図である。
【図2】 図1のパッキン材の平面図である。
【図3】 図1のパッキン材の装着前の状態を示してい
る断面図である。
【図4】 パッキン材の別の実施例を示している断面図
である。
【図5】 パッキン材の他の実施例を示している断面図
である。
【図6】 本発明に係る自動車用空気調和装置を示して
いる概略説明図である。
【図7】 図6の要部を示す断面図である。
【図8】 従来のシール構造を示している断面図であ
る。
【符号の説明】
1…クーラユニットケース、 2…エバポレータ、3a
…冷媒入口側導管、 3b…冷媒出口側導管、5
…一体型膨張弁、 6…ダッシュパネル、8
…ブロックコネクタ、 10、11…パッキン
材、A,B,C,D,E…パッキン材の構成部材、CR
…車室、 ER…エンジンルーム、01、02…
通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 哲光 東京都中野区南台5丁目24番15号 カル ソニック株式会社内 (72)発明者 大平 祐二 東京都中野区南台5丁目24番15号 カル ソニック株式会社内 (72)発明者 小野 賢洋 東京都中野区南台5丁目24番15号 カル ソニック株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−215047(JP,A) 特開 平2−227317(JP,A) 特開 平4−358920(JP,A) 特開 平5−99381(JP,A) 特開 平4−331876(JP,A) 実開 昭63−199816(JP,U) 実開 平3−24414(JP,U) 実開 昭63−36779(JP,U) 実開 昭63−30210(JP,U) 実開 平6−825(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 613 F16L 5/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室(CR)と車室外(ER)を区画する
    パネル(6)の前記車室(CR)内側に取り付けられた
    ユニットケース(1)内の機器と、前記車室外(ER)
    における他の構成機器とを、前記ユニットケ−ス(1)
    内の機器に連結されている配管(3)と前記車室外(E
    R)に設けられた他の構成機器と接続するためのブロッ
    クコネクタ(8)とにより連結し、パネル(6)に開設
    された通孔(O1)内にブロックコネクタ(8)を貫通
    させる中央に開設された通孔(O2)を有する略ドーナ
    ッツ型のパッキン材を取り付けることにより前記車室と
    前記車室外とを遮断するようにした自動車用配管のシー
    ル構造において、 前記パッキン材は、 前記ユニットケース(1)のターミナル部(22)の外
    周形状に対応する凹部が形成される部分(A)、 前記部分(A)に隣接し形成され、前記ターミナル部
    (22)から延びる前記ユニットケース(1)の側壁と
    前記パネル(6)とに当接する部分(B)、 前記ブロックコネクタ(8)の外周縁に当接し、オフセ
    ット部が形成された部分(C)、および前記パネル
    (6)の前記ターミナル部(21)に当接される前記部
    分(D)と前記ブロックコネクタ(8)の外周縁に当接
    する前記部分(C)とに隣接し、ノッチ部が形成された
    部分(E)から構成されていることを特徴とする自動車
    用配管のシール構造。
  2. 【請求項2】前記部分(B)は、前記パネル(6)の前
    記ターミナル部(21)に面する前記ユニットケース
    (1)の側壁に当接している部分に凹部(B1)を形成
    していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用配
    管のシール構造。
  3. 【請求項3】前記ブロックコネクタ(8)に面する前記
    パネル(6)の前記ターミナル部(21)の先端は、前
    記ユニットケース(1)の方向に屈曲しており、 前記ブロックコネクタ(8)に面する前記ユニットケー
    ス(1)の前記ターミナル部(22)の先端は、直線的
    に延びており、 前記ターミナル部(22)の外周形状に対応する凹部が
    形成されている前記部分(A)は、前記ターミナル部
    (22)の内部に面している壁部に当接していることを
    特徴とする請求項1および2に記載の自動車用配管のシ
    ール構造。
  4. 【請求項4】前記ブロックコネクタ(8)に面する前記
    パネル(6)の前記ターミナル部(21)の先端は、前
    記ユニットケース(1)の方向に屈曲しており、 前記ブロックコネクタ(8)に面する前記ユニットケー
    ス(1)の前記ターミナル部(22)の先端は、前記パ
    ネル(6)の方向に屈曲しており、 前記ターミナル部(22)の外周形状に対応する凹部が
    形成されている前記部分(A)は、前記ターミナル部
    (22)の先端の前記ブロックコネクタ(8)に面して
    いる壁部に当接していることを特徴とする請求項1およ
    び2に記載の自動車用配管のシール構造。
  5. 【請求項5】前記ブロックコネクタ(8)の外周縁に当
    接する前記部分(C)の先端部は、肉厚の厚い部分を有
    することを特徴とする請求項1乃至4に記載の自動車用
    配管のシール構造。
  6. 【請求項6】前記ブロックコネクタ(8)を貫通させる
    中央に開設された前記通孔(O2)の前記ユニットケー
    ス(1)に面する内径(ND1)を、前記パネル(6)
    に面する内径(ND2)よりも大きく形成し、グロメッ
    トを構成すること特徴とする請求項1乃至5に記載の自
    動車用配管のシール構造。
  7. 【請求項7】前記パッキン材は、0.28g/cm3 以上の
    密度を有するEPDMであること特徴とする請求項1乃
    至6に記載の自動車用配管のシール構造。
  8. 【請求項8】前記部分(A)は、最大で30%の圧縮率
    を有し、 前記部分(B)は、5%〜60%の圧縮率を有すること
    特徴とする請求項1乃至7に記載の自動車用配管のシー
    ル構造。
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