JP3155411U

JP3155411U - ナンプレパズル解読ボード

Info

Publication number: JP3155411U
Application number: JP2009003377U
Authority: JP
Inventors: 等西川
Original assignee: 等西川
Priority date: 2009-04-27
Filing date: 2009-04-27
Publication date: 2009-11-19
Anticipated expiration: 2019-04-27

Abstract

【課題】ナンプレパズル解読ボード、ナンプレパズル数字駒整理ボード、ナンプレパズル数字駒からなるナンプレパズル解読を容易にするための用具を提供する。【解決手段】挑戦者は、ナンプレパズルの問題を解読しながら問題用紙に直接数字を書きいれる方法をとっていた。その方法を改めナンプレパズル解読を容易とする用具を利用することとした。問題を、ナンプレパズル数字駒を用いて表現することに改めた。次に、解読の試行を容易にするために整理ボードと解読ボードは行ごとに色分けにより着色した、数字駒は１〜９を９個毎にボードの行と同じ色を着色した。その結果、課題であった問題用紙に数字を書いたり消したりまた書いたりした苦労から解放され、同じゲームを何度でも楽しめ、他の人にもやってもらえるようになった。【選択図】図１

Description

本考案は、ナンプレパズル解読ボード（以下解読ボード）、ナンプレパズル数字駒整理ボード（以下数字駒整理ボード）、ナンプレパズル数字駒（以下数字駒）からなるナンプレパズル解読を容易にするための用具に関する。

従来のナンプレパズルは、挑戦者がパズルを解読するさい、問題用紙に解答を直接書き込んでいた。数字を書いては消し、書いては消しして、苦労しながら正解を求めていた。そのため一度正解を記入すれば同じ問題を再度利用することができなった。言い換えると１度１人の挑戦者が正解を記入すればその後、他の挑戦者がその問題に挑戦することはできなかった。

問題用紙へ直接記入するのではない、問題と解答案の表現方法を考案する。
また、解答案の表現方法については、容易に配置でき、簡単には崩れず、使い易い方法を考案する。

問題用紙へ直接記入するのではなく、整理ボードから解読ボードに数字駒を移すことによって、問題と解答案を表現する方法にした。

図１に示すように、９行９列のマス目を持つ解読ボードは、行毎に色分けにより着色した。また、図２に示すように、９行９列のマス目を持つ整理ボードには、解読ボードと同じ配色で行毎に着色した。９掛ける９の、８１個の数字駒は、数字１から９の９個毎に整理ボードの行と同じ色分けにより色をつけた。

ボード面は３掛ける３の９個のマス目を１ブロックとする。３ブロック掛ける３ブロックの９個のブロックに分解した。ブロック全体の外枠とブロック間の仕切り枠は位置を小高くした。また、マス目の大きさは数字駒が合わさる大きさとした。これによって、解答案の表現方法は、容易に配置でき、簡単には崩れず、使い易い構造とした。

数字駒は、８１駒と多く、そうして同一数字の駒も各９枚あるため、数字駒整理ボードを利用して整理整頓をする。そのために、整理ボードの数字駒が置かれるマスの底面に数１から９までの数字を整理場所番号として打った。

ゲーム中に整理ボードの駒の欠盤を見ると、解読ボードに既に移してしまっている数字駒がひと目で把握できる。また、課題で与えられた動かせない数字駒と、解読として置き場所を選べる数字駒を区別できるように、数字駒の表には数値を、裏面には模様付きの数値を記した。例えば模様付きの裏面を課題用に用いたときは、数値のみの表を解読用に用いる。

問題用紙へ直接記入するのではなく、問題と解答案を表現することができ、数字を書いては消し、書いては消す苦労から解放された。また、同じ時ゲームを何度でも楽しめ、他の人にもやってもらえるようになった。

数字駒が容易に配置でき、簡単にはずれず解答案を表現し、必要な時間保持しておくことが容易となった。

解読ボードの平面図整理ボードの平面図数字駒が格納された整理ボードの平面図課題シート解読中の解読ボードの平面図解読中の整理ボードの平面図数字駒表面の立体図数字駒裏面の立体図

挑戦者は、問題用紙から課題の数字とマス目の位置とを読み取り、解読ボードのマス目の行の色を把握して、整理ボードから同じ色の数字駒を取り出し解読ボードに転置する。
転置に使う数字駒は、模様の有る裏面の数字を使う。そうして転置が終われば、以後は、数字駒の数字の変更をしたり他のマス目に置き換えたりすることはできない。

解読に使う数字は、数字駒の模様の無い表面の数字を使う。解読しながら解明した数字と解読ボードに置くマスの位置の色を確認して、整理ボードから同じ色の数字駒を取り出して使う。
数字駒で模様の無い表面の数字を使ったときは、数字の変更のために数字駒を取り替えるとか、又は、他のマス目に置き換えるとかは差し支えない。ただし、マス目の変更はマスの色に数字駒の色を合せる。

解読が終わり数字駒を入れ終えたときは、解読ボード面上において正解を確認する。
行、列、ブロック別にチェックを実行する。問題用紙に解答が必要な場合は、筆記用具を用いて転記する。
数字駒は、ゲーム終了後整理ボードに格納し整理整頓する。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。
１〜９は解読ボードのマス目と整理ボードのマス目との色別、１０は解読ボードと整理ボードのマス目、１１は解読ボードと整理ボードとのブロックの仕切り、１２は解読ボードと整理ボードとのブロックの外枠、１３は解読ボード、１４は整理ボード、１５は整理ボードの整理場所番号、１６は数字駒表面の数字、１７は数字駒裏面の数字。

本考案は、上述の如き構成からなるものである。

図４に示す課題から数字やマスの位置を読み取り、図５で示すように指定されたマス目に数字駒を置き転置する。数字駒は図５の１７で示したように模様の有る裏面の数字を使う。そうして転置された駒は、他の数字駒に変更したり他のマス目に置き換えたりすることはできない。裏面の数字であることを確認するための模様＊印は限定しない。

解読中に使用する数字駒も、図５の１６で示すように模様の無い表面の数字を使用する。表面の数字を使用したときは、他の数字駒に変更することや、数字駒を他のマス目に置き換えることは差し支えない。ただし、他のマス目へ置き換えるときは同じ色の数字駒に限られる。

解読ボードへの転置も終わり解読を一試行した結果、図５のように空白のマス目の数と図６のように未使用の数字駒の数とを事前に配色ごとに確認することができる。
また、図６の未使用の数字駒を図５の空白したマス目に仮に入れるとすると、その数字が列で重複するおそれはないか、又はブロックのなかでも同じ数字が重複するおそれはないか早期に見当をつけることもできる。

解読が終了し数字駒を解読ボードに入れ終えたときは、解読ボード面上において正解を確認する、行、列、ブロック毎にチエックを実行する。問題用紙に解答が必要な場合は、筆記用具を用いて転記する。

数字駒は、ゲーム終了後図３のように表面の数字駒を表にして整理ボードに格納して整理整頓する。数字の扱いはその逆でもよい。

１色１
２色２
３色３
４色４
５色５
６色６
７色７
８色８
９色９
１０マス目
１１ブロックの仕切り
１２ブロックの外枠
１３解読ボード
１４整理ボード
１５整理場所番号
１６表面の数字
１７裏面の数字

Claims

９行９列のマス目８１個をつくり、マス目８１個は３掛ける３の９個のマス目を１ブロックとして９ブロックとしたナンプレパズルの解読ボードとナンプレパズル整理ボード、そうして９掛ける９の８１個のナンプレパズル数字駒を有するナンプレパズル解読用具。
上記ブロックは、９ブロック別の仕切りとブロック全体の外枠の位置を小高くした請求項１記載のナンプレパズル解読用具。
上記ボードのマス目を、行ごとに色分けにより着色した請求項１ナンプレパズル解読用具。
上記数字駒は、１から９の数字駒の表裏両面に同じ数字を記入し裏面には模様を加えて表裏両面の違いを表現した請求項１記載のナンプレパズル数字駒。
上記数字駒は、１から９の数字をひと組にして９組とし、各組毎にナンプレパズル整理ボードの行と同じ色分けにより着色した請求項１記載のナンプレパズル数字駒。
ナンプレパズル解読ボードと同型同色のボードのマス目に、行毎に左から数１から９を底面に記入したナンプレパズル数字駒整理ボード。