JP3155282U - 手動式皮むき器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で安全に複数の刃が切り替えられ、異なる調理作業を略連続して行えるようにした手動式皮むき器を提供する。【解決手段】柄2と、その先端部分に設けた可撓性部材からなる二股状のブレード支持部3と、当該ブレード支持部に回転可能に設けられた複数のブレードを装着してブレード部4とを備え、このブレード部は、複数のブレード取り付け部を有する一対のブレード装着用フランジ8を、二股状のブレード支持部3の左右にわたって枢支された枢支軸7に固定し、両ブレード装着用フランジのブレード取り付け部間に渡ってブレードを装着し、ブレード支持部から突出する一方の枢支軸の端部に回転操作つまみ部を設けるとともに、少なくとも一方のブレード支持部3とブレード装着用フランジ8との間に一方向に回転可能な切替機構を設けて構成した。【選択図】図1

Description

本考案は、大根や人参等を千切りにしたり、果物の皮を剥いたり、その他多目的に使用することのできる手動式皮むき器に関するものである。
この種の手動式の皮むき器としては、特許文献1に示すように柄の先端部分を二股状に一体形成し、この二股状部分に異なる刃を上下に重ね、用途に合わせて二つの刃を組み合わせて使用し、あるいはいずれか一方の刃を取り外し若しくは揺動させて使用するようにしたものが知られている。
ところが、こうした特許文献1に記載されているものでは、刃の選択や操作をするのが家庭の主婦であり、その取り換えに手間がかかる上、取り換え時に刃に触れやすく、手を傷つけてしまう危険性もある。
しかも、取り外した刃を保管しておく必要があり、分離した状態で収納する場合、紛失するおそれもある。
さらに、例えば大根の皮を剥いた後、千切りする場合、上の刃を取り外し下の刃を揺動させて起こす操作をした後、再び上の刃を装着しなければならず、操作性が悪く、上述した危険性を伴うとともに、皮むきと千切り等の連続処理ができないために調理作業の効率が低くなってしまうという問題がある。
特開2006−95075号公報
本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、簡単な操作で安全に複数の刃が切り替えられ、異なる調理作業を略連続して行えるようにした手動式皮むき器を提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本考案にかかる手動式皮むき器は、柄と、その先端部分に設けた可撓性部材からなる二股状のブレード支持部と、当該ブレード支持部に回転可能に設けられたブレード部とを備え、このブレード部は、複数のブレード取り付け部を有する一対のブレード装着用フランジを、二股状のブレード支持部の左右にわたって枢支された枢支軸に固定し、両ブレード装着用フランジのブレード取り付け部間に渡ってブレードを装着し、ブレード支持部から突出する一方の枢支軸の端部に回転操作つまみ部を設けるとともに、少なくとも一方のブレード支持部とブレード装着用フランジとの間にブレード部を一方向に回転可能にする切替機構を設けたことを最も主要な特徴とするものである。
本考案にかかる手動式皮むき器では、ブレード支持部とブレード装着用フランジのいずれか一方に形成された凹入部と、他方に突出形成された突起部とからなり、前記突起部及び凹入分の少なくとも一方の側方部分が傾斜面に形成することにより、傾斜面側へのみ相対回転を可能にするようにして切替機構を構成したこと、ブレード装着用フランジのブレード側部分に、ブレードの回動を規制する回動規制用突起を設けたこと、さらには他方のブレード支持部の外面に先細り状の抉り具を突出させたことも特徴とするものである。
本考案の手動式皮むき器は、柄と、その先端部分に設けた可撓性部材からなる二股状のブレード支持部と、当該ブレード支持部に回転可能に設けられたブレード部とを備え、このブレード部は、複数のブレード取り付け部を有する一対のブレード装着用フランジを、二股状のブレード支持部の左右にわたって枢支された枢支軸に固定し、両ブレード装着用フランジのブレード取り付け部間に渡ってブレードを装着し、ブレード支持部から突出する一方の枢支軸の端部に回転操作つまみ部を設けるとともに、少なくとも一方のブレード支持部とブレード装着用フランジとの間にブレード部を一方向に回転可能にする切替機構を設けてあるので、回転操作つまみ部を操作するだけ、調理作業にあわせて刃を切り替えることができる。
これにより、家庭の主婦でも簡単な操作で短時間に、かつ安全に切り替えを行うことができる利点がある。
また、刃の切り替え操作が簡単で短時間に行えるので、調理作業を略連続する状態で行え、調理作業の効率を大幅に向上させることができる。
また、異なる調理作業を行うための複数の刃がブレード装着用フランジのブレード取り付け部に取り付けられていることから、従来のように取り外した刃の保管の必要や紛失のおそれもなくすことができる利点がある。
は本考案にかかる手動式皮むき器の全体斜視図である。 は本考案にかかる手動式皮むき器の一方のブレード装着用フランジ部分の一部を切り欠いた正面図である。 は本考案にかかる手動式皮むき器の他方のブレード装着用フランジ部分の一部を切り欠いた正面図である。 は本考案にかかる手動式皮むき器の刃部分を縦断した側面図である。
以下、本考案にかかる手動式皮むき器の最も好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案にかかる手動式皮むき器の全体斜視図であって、図中符号1は手動式皮むき器を全体的に示す。
この手動式皮むき器1は、柄2と、その先端部分に設けた可撓性部材からなる二股状のブレード支持部3と、当該ブレード支持部3に回転可能に設けられたブレード部4とを備えてなる。
上記ブレード支持部3は、二股状に形成されたステンレス鋼等の不銹性金属の中央部分を合成樹脂製の2の先端部分にモールドして形成されており、二股状の先端部分の円盤状部分5に複数のブレード6a・6b・6cが装着される後述のブレード部4が取り付けられている。
ブレード部4は、図2及び図3に示すように、二股状のブレード支持部3の左右にわたって枢支軸7を回転可能に枢支し、この枢支軸7の左右の両端寄り部分に円盤状のブレード装着用フランジ8を固定するとともに、ブレード装着用フランジ8の周辺部分3箇所に透孔からなるブレード取り付け部9が形成されて構成されており、このブレード取り付け部9に3種類のブレード6a・6b・6cが取り付けられるようになっている。
上記枢支軸7は、二股状のブレード支持部3を貫通して外方に突出しており、図2に示す左方に突出する部分には、当該部分を覆うようにブレード支持部3の円盤状部分5に装着された合成樹脂製のキャップ10で覆われている。
また、当該二股状のブレード支持部3の円盤状部分5には断面L字型で先細り状の抉り具11が前記キャップから突出する状態に取り付けてある。この抉り具は、例えばジャガイモの芽等を抉り取るときに使用される。
二股状のブレード支持部3を貫通して左方に突出する枢支軸7の部分には、後述する3種類のブレード6a・6b・6cを択一的に選択するための回転操作つまみ部12が固定されている。
尚、この回転操作つまみ部12は周辺部分に選択するブレード6a・6b・6cの目安になる数字13が付され、中央部分には回転方向の矢印14が描かれており、二股状のブレード支持部3の図上右肩部分には前記数字を指す矢印13aが形成されている(図1参照)。
上記ブレード取り付け部9に装着される3種類のブレード6a・6b・6cは、基本的に細幅の帯状で側面視において弧状に形成された不銹鋼の中央部分を長手方向にスリット15を形成し、このスリット15を形成する長手方向の対辺部分に、後述する異なる3種類の調理作業をするためのブレード6a・6b・6cが形成されている。
上記3種類のブレード6a・6b・6cは、スリット15を形成する長手方向の対辺部分をフラットな刃にした一般的な皮剥き用のブレード(図1における下面部分のもの)6aと、対辺部分を小ピッチのジグザグ刃を形成しトマトのような軟質の皮剥き用のブレード6b(図1における正面部分のもの)と、図4に示すように対辺部分の一辺をフラットな刃22にし、他方の辺に切り起こして筋切り用の刃23を等間隔設けた千切り用のブレード6cとになっている。
各ブレード6a・6b・6cを形成する上記細幅の帯状端部は、その中央部を中心に二つ折りにしてブレード枢支軸16が形成され、このブレード枢支軸16が前記ブレード装着用フランジ8の周辺部分に透孔で形成されたブレード取り付け部9に遊嵌されることにより、ブレード6a・6b・6cが揺動可能に装着される。
そして、ブレード部3に装着された各ブレード6a・6b・6cは、ブレード装着用フランジ8に設けられた2つの回動規制用突起17により、回動が規制されるようになっている。
上記ブレード支持部3とブレード装着用フランジ8との間には、回転操作つまみ部12を操作して択一的に選択されたブレード6a・6b・6cを固定する切替機構18が設けられている。
この切替機構18は、前記回転操作つまみ部12の中央部に描かれた矢印方向13aへの回転を許し、その逆方向、例えば調理作業時に柄2を持って手前に引く時の方向にはブレード部4が回転しないようにするものである。
そのために、この切替機構18は、ブレード装着用フランジ8に周壁部分が垂直な穴を穿設した凹入部19を形成し、この凹入部19を形成したブレード装着用フランジ8の面に対面するブレード支持部3に、前記凹入部19に嵌合する突起部20を形成するとともに、この突起部20の回転方向下手側部分を傾斜面21にして構成してある。
この突起部20の傾斜面21により、ブレード部4が回転操作つまみ部12の中央部に描かれた矢印方向13aの1方向にのみ回転が可能になっている。
ここで、図示は省略したが、凹入部19とこれに嵌合する突起部20とはこれを形成する部位を逆にすることができるのはもちろんのことである。
上記傾斜面21は、突起部20に限らず、凹入部19に設けることも可能であり、さらには突起部20ならびに凹入部19の双方に形成することができる。
上記のように構成された手動式皮むき器1を用いて大根(図示せず)の皮むきから千切りする手順を次に説明する。
先ず、回転操作つまみ部12を、その中央部に描かれた矢印方向13aへ回転させて、上記一般的な皮剥き用のブレード6aを下面に位置させ、切替機構18でブレード部4を固定する。
この状態で柄2を手に持ち、皮剥き用のブレード6aを大根の表面に当てて手前に引くと、大根の表面の皮が剥かれて行く。
このとき、皮剥き用のブレード6aは、回動規制用突起17により回動が規制されていることから、大根の表面の皮は所定の薄い厚みで綺麗に剥かれて行く。
皮むきが終わると、次に、図4に示すように、対辺部分の一辺をフラットな刃22にし、他方の辺に切り起こした千切り用のブレード6cが下方に位置するように回転操作つまみ部12を、その中央部に描かれた矢印方向13aへ回転させて、切替機構18でブレード部4を固定する。
しかる後、柄2を手に持ち、皮を剥いた大根の表面に千切り用のブレードを当てて手前に引く。
すると先行する千切り用のブレード23で等間隔に切れ目の筋が入るとともに、この切れ目の筋が入った直後を後続のフラットな刃22が所定の厚みtに削いで行き、千切りが形成される。
以上に説明したように、回転操作つまみ部12を回転操作させるだけの簡単な操作で異なる調理作業を略連続して行うことができる。
これにより、調理の作業能率を大幅に向上させることができる。
1・・・手動式皮むき器
2・・・柄
3・・・ブレード支持部
4・・・ブレード部
6a・6b・6c・・・ブレード
7・・・枢支軸
8・・・ブレード装着用フランジ
9・・・ブレード取り付け部
11・・・抉り部
12・・・回転操作つまみ部
17・・・回転規制用突起
18・・・切替機構
19・・・凹入部
20・・・突起部
21・・・傾斜面

Claims (4)

  1. 柄と、その先端部分に設けた可撓性部材からなる二股状のブレード支持部と、当該ブレード支持部に回転可能に設けられた複数のブレードを装着してブレード部とを備え、このブレード部は、複数のブレード取り付け部を有する一対のブレード装着用フランジを、二股状のブレード支持部の左右にわたって枢支された枢支軸に固定し、両ブレード装着用フランジのブレード取り付け部間に渡ってブレードを装着し、ブレード支持部から突出する一方の枢支軸の端部に回転操作つまみ部を設けるとともに、少なくとも一方のブレード支持部とブレード装着用フランジとの間に一方向に回転可能な切替機構を設けたことを特徴とする手動式皮むき器。
  2. ブレード支持部とブレード装着用フランジのいずれか一方に形成された凹入部と、他方に突出形成された突起部とからなり、前記突起部及び凹入分の少なくとも一方の側方部分が傾斜面に形成されることにより、傾斜面側へのみ相対回転を可能にするようにして切替機構を構成したことを特徴とする請求項1に記載の手動式皮むき器。
  3. ブレード装着用フランジのブレード側部分に、ブレードの回動を規制する回動規制用突起を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の手動式皮むき器。
  4. 他方のブレード支持部の外面に先細り状の抉り具を突出させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の手動式皮むき器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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