JP3153588B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3153588B2
JP3153588B2 JP30066991A JP30066991A JP3153588B2 JP 3153588 B2 JP3153588 B2 JP 3153588B2 JP 30066991 A JP30066991 A JP 30066991A JP 30066991 A JP30066991 A JP 30066991A JP 3153588 B2 JP3153588 B2 JP 3153588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体洗剤,合成洗剤,
柔軟仕上剤などが兼用使用でき、使い勝手のよい洗剤な
どの投入装置を備えた洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものは、特開昭63ー27
0098号公報に記載されているものが知られている。
これは、洗濯物を投入する投入口を有する上部枠体と、
この上部枠体の洗濯物投入口後部に出し入れ自在な洗剤
投入ケースを設け、この洗剤投入ケースは液体洗剤用投
入部と粉末洗剤用投入部とを一体的に形成し、洗剤投入
ケースの上方に設けた複数の穴を有する注水口より噴流
させた給水によって、前記洗剤投入ケース内に投入した
洗剤を混流させて、洗濯槽内に注水させるようにしたも
のである。
【0003】また、前記液体洗剤用投入部は、リブ壁で
囲み、上方を開口とした箱体とし、この箱体内に、筒状
の通水穴を略垂直に設け、この通水穴を覆うように筒状
キャップを配設させて、箱体内の液体をサイフォン現象
にて箱体裏面に液下させ、洗濯槽内に注水させるように
したものである。
【0004】また、柔軟仕上剤を洗濯後のすすぎ前に洗
濯槽内へ自動的に投入する装置としては、特公平3ー1
7519号公報に記載されているものが知られている。
これは、洗濯兼脱水槽の上方開口端に設けられた振動抑
制用のバランサーの一部に、複数個の各々連通した室を
有する容器が設けられ、洗濯開始前に柔軟仕上剤を所定
の室に投入しておくと、すすぎ時に自動的に洗濯槽内に
注入されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のもので、前
者は液体または粉末洗剤のいずれでも、給水バルブから
給水された水と混って洗濯運転開始すると洗濯槽内へ注
入されるものであるが、いずれも洗剤ケースへの給水は
洗濯運転開始直後のみであり、洗剤すべてが給水された
水と一緒に洗濯槽内に注入されないで洗剤投入ケースに
残る場合がある。
【0006】また、洗濯後のすすぎ時点で用いる柔軟仕
上剤は別の投入ケースが必要で、投入の手間も要した。
【0007】さらに後者の場合は、柔軟仕上剤の投入ケ
ースで、洗濯時の洗剤は、直接洗濯槽内に投入したり、
パルセータのポンプアップを利用した循環経路を有する
洗濯機においては、所定の洗剤投入口に事前に洗剤を投
入しておくものがあるが、特に粉末洗剤の場合は洗剤が
完全に溶けないで残留し、固まりとして付着してしまう
場合があり、衛生上不具合を発生していた。
【0008】本発明は、上記問題点を解決し、操作性を
向上させ、液体洗剤、粉末洗剤はもちろんのこと、柔軟
仕上剤のいずれも使用可能にし、使用勝手の向上を図る
とともに、洗剤投入後の洗剤撹拌性を向上させることを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、脱水槽に給水する第1給水手段と、柔軟仕
上剤を投入する柔軟仕上剤投入部と、前記柔軟仕上剤投
入部に給水する第2給水手段とを備え、前記柔軟仕上剤
投入部は柔軟仕上剤を一時的に貯溜し、前記柔軟仕上剤
投入部内に前記第2給水手段で給水して前記柔軟仕上剤
投入部内に設けたサイフォン機構のサイフォン現象によ
る排水にて前記柔軟仕上剤投入部内に貯溜した柔軟仕上
剤を投入する洗濯機において、前記柔軟仕上剤投入部
周囲をサイフォン機構よりも高い周壁の箱状でなり、該
柔軟仕上剤投入部内に前記第2給水手段で所定時間給水
後給水を停止してサイフォンによる排水を行う工程を
数回行う制御手段を設けてなる。
【0010】また、前記第1給水手段で脱水槽に給水中
に、前記柔軟仕上剤投入部内に前記第2給水手段で所定
時間給水後給水を停止してサイフォンによる排水を行う
工程を複数回行う制御手段を設けてなる
【0011】そして、前記柔軟仕上剤投入部の周壁の一
部を他の周壁よりも低く、且つサイフォン機構よりも高
い位置にオーバーフロー口を設け、前記第2給水手段で
所定時間給水し、前記オーバーフロー口より溢水させる
給水工程を複数回行う制御手段を設けてなる。
【0012】
【作用】この構成により、洗剤に比べて粘性の高い柔軟
仕上剤の柔軟仕上剤投入部へのこびりつきによる残留
を、制御手段にて柔軟仕上剤投入部よりサイフォンによ
る排水を複数回行うことにより、柔軟仕上剤投入部にこ
びりついた柔軟仕上剤に衝撃を与えて剥離させることが
でき、柔軟仕上剤の残留を確実に防止することができ、
柔軟仕上剤投入部を常に衛生的に保つことができる。
【0013】また、前記制御手段による柔軟仕上剤投入
部よりサイフォンによる排水に加えてオーバーフローに
よる排水を複数回行う制御手段を設けることにより、柔
軟仕上剤の残留をより確実に防止することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図10を参照
して説明する。図1において、1は洗濯機本体で、2は
水を溜める水槽、該水槽2は4本の支持機構3により吊
り下げられている。4は洗濯兼脱水槽(以下脱水槽と云
う)、5は洗濯物を撹拌するパルセータで脱水槽4の底
中央部に回転自在に軸支されている。6はパルセータ5
を駆動させかつ脱水槽4を回転させる機構部である。該
機構部6に設けられたセンタープーリ6aは、モータ8
に装着されたプーリ8aとベルト7で伝達され、モータ
8の回転を脱水槽4及びパルセータ5に伝えている。9
は水槽2及び脱水槽4内の洗濯水を機外へ排水する排水
弁組品である。
【0015】10は洗濯機本体1の上部を構成する上部
枠体、11は給水から脱水までの一連の洗濯運転を運転
プログラムに従って自動的に行うマイクロコンピュータ
を備えた制御回路である。12は前記上部枠体10に開
閉自在に設けせられた蓋、13は水槽2内へ水の給水を
制御する給水弁で、第1給水バブル13aと第2給水バ
ブル13bの2つの給水バブルに連通している。
【0016】14は前記上部枠体10に出し入れ自由に
設けられた洗剤などの投入ケースで、該投入ケース14
は、粉末洗剤投入部14a、液体洗剤投入部14b、柔
軟仕上剤投入部14cの三つの室から一体的に形成さ
れ、前記粉末洗剤投入部14aは、液体洗剤投入部14
bと隣接させ、かつ後方リブ14dの両側に溝状の切欠
部14eを設けている。
【0017】また液体洗剤投入部14bと柔軟剤投入部
14cはリブ壁14f囲まれ、上方を開口した箱体でこ
の箱体内には、図3に示すように筒状通水穴22を略垂
直に設け、筒状通水穴22を覆うように筒キャップ22
aを嵌着させ、液体洗剤投入部14b、柔軟剤投入部1
4c内の液体をサイフォン現象にて箱体底面側へ筒状通
水穴22を介して滴下させる。
【0018】前記洗剤などの投入ケース14の上方に
は、図3および図4に示すように複数の水穴15aを設
けた注水口15bを配設し、前記第1バブル13a、第
2バブル13bと給水ホース19,20を介して連通す
る給水接続口15cを備えた注水口本体15と注水口1
5bを収設するように箱体に形成せしめている。前記注
水口15bに設けられた複数の水穴15aは、図5のよ
うに、単一で、奥行き数ミリの細長い穴15eを設けて
もよい。そうすることによって、穴から突出する水は、
帯び状のシャワー状となって洗剤に均一に注がれること
になる。
【0019】そして、洗剤などの投入ケース14の下部
には受け皿16が設けられ、該受け皿16は図7および
図8に示すように前の壁がなく左右に壁16aを設け該
壁16aの上端には内側に向った壁16bが設けられて
いる。また底部にはリブ壁16cが左右両側前部に立設
し、後部には穴16dが複数個設けられている。
【0020】前記受け皿16の壁16bは、注水口本体
15の両側壁に設けられた溝15dにスライド自在に嵌
着されている。なお、前記受け皿16は、洗剤などの投
入ケース14を引き出しすときは、投入ケース14の両
側面外側に設けられた突起14gが受け皿16のリブ壁
16cに当接して、受け皿16が引き出される。投入ケ
ース14を収納するときは、投入ケース14の前壁にリ
ブ14hが投入ケース14の底部より突出しているの
で、このリブ14hによって受け皿16が押しもどされ
る。
【0021】なお、注水口本体15の底面及び受け皿1
6の底面は前方へ低くなるように傾斜させており、また
洗剤などの投入ケース14の底面は後方へ低くなるよう
に傾斜させている。
【0022】また、前記水槽2の上面に設けられている
水槽カバー18には、前記受け皿16と対向位置に穴2
aが複数個設けられ、受け皿16の穴16dより滴下し
た液体は、前記穴2aを通って脱水槽4と水槽2の間に
滴下する。
【0023】次に、本発明の洗濯機の運転プログラムを
図9、図10に示すフローチャートに基いて説明する。
洗濯機本体1に設けられた電源スイッチ、スタートスイ
ッチ(いずれも図示せず)をONすると給水弁13と第
一給水バルブ13aが開となり脱水槽4内に給水され、
設定水位に達すると給水弁13が閉となり、パルセータ
5が回転し洗濯が開始される。給水弁13が開から閉ま
でのすなわち設定水位まで給水される間は後述するよう
に給水は給水ホース19を通り、粉末洗剤用投入部14
aと液体洗剤用投入部14bを通って、洗剤が水と混っ
て脱水槽4に注水される。
【0024】洗濯機が終了すると排水弁9が開となり洗
濯水が機外に排水される。排水が終わると、脱水槽4が
回転して中間脱水が行なわれ、洗濯物に含んだ洗濯液が
遠心力により振り切られる。所定時間の中間脱水が終了
すると再び給水弁13が開となり脱水槽4内に給水され
る。
【0025】なお、上記洗濯開始後から洗濯終了までの
間は従来であれば、洗濯中に設定水位より水位が下った
場合は、水位センサー(図示せず)からの信号によって
給水弁13が開放され、給水がおこなわれるが、本発明
は、水位の低下にかかわらず洗濯終了まで複数回給水弁
13が開閉され、断続的に洗剤投入ケース14に注水す
るように制御回路11に備えたマイクロコンピュータに
運転プログラムを予め記憶させている。
【0026】脱水槽4に設定水位まで給水されるとパル
セータ5が回転し、すすぎ1が開始される。所定時間の
すすぎ1が終了すると排水弁9が開となり洗濯水が機外
に排水される。排水が終了すると再び中間脱水が行なわ
れ所定時間の中間脱水が終わると、給水弁13が開とな
るとともに第1給水バルブ13aと第2給水バルブ13
bとも開となる。この時、第1給水バルブ13aの開放
はすすぎ2を行なうための給水用で、第2バルブ13b
の開放は、柔軟仕上げ剤投入部14cに投入されている
柔軟仕上げ剤を脱水槽4内に投入するためで、投入部1
4cへの給水により給水ホース20を通って給水された
水と一緒に柔軟仕上げ剤が混って脱水槽4内に注水され
るものである。
【0027】上記第2給水バルブ13bは、後述する理
由によって、第1給水バルブ13aの開放で連続給水
中、開閉の制御を数回行なうようにしてある。脱水槽4
に設定水位給水されると給水弁13が閉じ、パルセータ
5が回転してすすぎ2が行なわれ、その後排水、脱水が
行なわれて洗濯が終了する。
【0028】次に洗剤などが脱水槽4内に流れでる方式
について説明する。まず、粉末洗剤用投入部14a及び
液体洗剤用投入部14b(液体漂白剤でも可)に、それ
ぞれの洗剤を、脱水槽内に投入された洗濯物の量による
適量を投入する。この時、もし液体洗剤を誤って入れ過
ぎた場合は、奥の壁を越えたりサイフォン現象で筒状通
水穴22からオーバーフローするが、オーバーフローし
た液は、注水投入口15の底面を流れ出した後、投入ケ
ース14の引き出しと一緒に引き出された受け皿16の
上に滴下し、受け皿16は後方に傾斜され、後部に穴1
6aが複数個設けられているので該穴16aより水槽カ
バー18の穴2aを通り脱水槽4と水槽2の間に滴下
し、洗濯物24上に直接滴下しないようになっている。
【0029】さらに、柔軟仕上剤を液体柔軟仕上剤用投
入部14cに適量投入する。この時も液体柔軟仕上剤を
入れ過ぎた場合は液体洗剤と同様、脱水槽4と水槽2の
間に滴下する。
【0030】それぞれの投入部に洗剤などを投入すると
投入ケース14は上部枠体10内に収納する。この時受
け皿16も投入ケース14の前面下部に設けられたリブ
14hによって押しもどされる。
【0031】洗濯運転がスタートすると給水弁13と第
1給水バルブ13aが開となり給水された水は矢印Aの
ように給水ホース19を通り、注水口15bの水穴15
aによってシャワー状に下方に向って洗剤専用投入部1
4a,14bに噴流される。粉末洗剤は噴流された水に
よって混流され、後方へ流され、流水ガイド21によっ
て案内され前方へ押し流され、脱水槽4内へ注水する。
【0032】一方、液体洗剤用投入部14bに投入され
た液体洗剤などは、噴流された水によって混流されると
同時に、液体洗剤用投入部14c内の洗剤水は増加し、
筒状キャップ22a内の筒状通水穴22の頂部に位置す
る通水口に到達し、かつ洗剤水は箱体の後方壁14fか
らオーバーフローする。前記後方壁14fは後方へ流れ
やすくするため、他の壁より低くしている。オーバーフ
ローした洗剤水と筒状通水穴22引き込まれた洗剤水は
注水口体15の流水ガイド23に案内され、前方へ押し
流され、脱水槽4内へ注入し、効率よく溶かされた状態
となる。脱水槽4内の水位が設定水位になると洗濯が開
始される。
【0033】なお、設定水位になると給水弁13が閉と
なり投入ケース14への給水は停止するが、洗濯が開始
されると、液体洗剤用投入部14bに残留している洗剤
水は、サイフォン現象により筒状キャップ22aの底面
の水位まで引き込みほとんどの水を下方へ滴下させる
が、粉末洗剤にしろ液体洗剤などにしろ、洗剤水が残留
している場合がある。そこで洗濯開始後、給水弁13と
第1給水バルブ13aが数回断続的に開閉を繰り返して
投入ケース14内を洗浄し残留していた洗剤水を洗い流
す。
【0034】一方、柔軟仕上剤用投入部、14cに投入
された液体柔軟仕上剤は、最終のすすぎ工程前に給水さ
れるときに、給水弁13と同時に第2給水バルブ13b
が開となり、三つの室へ給水される。投入部14aと1
4bへ給水された水は、前述したような経路によって脱
水槽4内に注水される。
【0035】柔軟仕上投入部14cに給水された水も、
前述した液体洗剤投入部14bに給水した水と同様、注
水口15bの水穴15aによってシャワー状に下方に向
って噴流される。液体柔軟仕上剤はシャワー状に噴流さ
れた水によって混流されると同時に、柔軟仕上剤投入部
14cの洗剤水は増加し、筒状キャップ22a内の筒状
通水穴22の頂部に位置する通水口に到達し、かつ洗剤
水は筒体の後方壁14fからオーバーフローする。前記
後方壁は後方へ流れやすくするため、他の壁より低くし
ている。オーバーフローした洗剤水と筒状通水穴に引き
込まれた洗剤水は注水口体15の流水ガイド23に案内
され、前方へ押し流され、脱水槽4へ注水される。一定
時間給水されると第2給水バルブ13bは閉とされる。
但し、第1給水バルブ13aは開のままで給水を続行す
る。
【0036】第2給水バルブ13bの給水が止められる
と、柔軟仕上剤投入部14cに残留した洗剤水はサイフ
ォン現像作用により筒状キャップ22aの底面の水位ま
で引き込みほとんどの洗剤水を下方へ滴下させる。その
後、t秒経過すると再び第二給水バルブB13bが開と
なり柔軟仕上剤投入部14cに給水され、残留していた
洗剤水が押し流される。以後、脱水槽4内の水位が設定
水位に達するまで、すなわち給水弁13が閉じられるま
で第2給水バルブ13bの開閉を数回おこない前述した
ように柔軟仕上剤投入部14cへの断続的な給水をおこ
なう。
【0037】なお、上記柔軟仕上剤投入部14cへの給
水は断続的に行うように第2給水バルブ13bを制御し
ているが、連続給水をおこない、すすぎ運転中に、洗濯
運転で説明した横送り如く第1給水バルブ13aを断続
的に開閉したと同様第2給水バルブ13bを断続的に開
閉して給水をおこなってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成となっ
ている故、次のような効果を奏する。洗剤に比べて粘性
の高い柔軟仕上剤の柔軟仕上剤投入部へのこびりつきに
よる残留を、制御手段にて柔軟仕上剤投入部よりサイ
ンによる排水を複数回行うことにより、柔軟仕上剤投
入部にこびりついた柔軟仕上剤に衝撃を与えて剥離させ
ることができ、柔軟仕上剤の残留を確実に防止すること
ができ、柔軟仕上剤投入部を常に衛生的に保つことがで
きる。
【0039】又、制御手段にて、第1給水手段で脱水槽
に給水中に、前記柔軟仕上剤投入部内に前記第2給水手
段で所定時間給水後給水を停止してサイフォンによる排
水を行う工程を複数回行うので、柔軟仕上剤の効果をよ
り効率よく発揮させることができる。
【0040】さらに、前記制御手段による柔軟仕上剤投
入部よりサイフォンによる排水に加えてオーバーフロー
による排水を複数回行う制御手段を設けることにより、
柔軟仕上剤の残留をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の洗濯機の縦断面図である。
【図2】図2は、同じく洗剤などの投入ケース部の出し
入れ状態を示す外観斜視図である。
【図3】図3は、同じく液体洗剤などの投入部の要部断
面図である。
【図4】図4は、同じく粉末洗剤の投入部の要部断面図
である。
【図5】図5は、注水口の他の実施例の外観斜視図であ
る。
【図6】図6は、同じく一実施例を示す洗濯機の要部断
面図である。
【図7】図7は、同じく洗剤などの投入ケースの斜視図
である。
【図8】図8は、同じく受け皿の斜視図である。
【図9】図9は、同じく運転チャートである。
【図10】図10は、同じく図9の続きの運転チャート
である。
【符号の説明】
2 水槽 4 洗濯兼脱水槽 13 給水弁 13a 第一給水バルブ 13b 第二給水バルブ 14 投入ケース 14a 粉末洗剤投入部 14b 液体洗剤投入部 14c 柔軟仕上剤投入部 16 受け皿 18 水槽カバー 19、20 給水ホース 21、23 流水ガイド 22 筒状通水穴 22a 筒状キャップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽に給水する第1給水手段と、柔軟
    仕上剤を投入する柔軟仕上剤投入部と、前記柔軟仕上剤
    投入部に給水する第2給水手段とを備え、前記柔軟仕上
    剤投入部は柔軟仕上剤を一時的に貯溜し、前記柔軟仕上
    剤投入部内に前記第2給水手段で給水して前記柔軟仕上
    剤投入部内に設けたサイフォン機構のサイフォン現象に
    よる排水にて前記柔軟仕上剤投入部内に貯溜した柔軟仕
    上剤を投入する洗濯機において、前記柔軟仕上剤投入部
    は周囲をサイフォン機構よりも高い周壁の箱状でなり、
    該柔軟仕上剤投入部内に前記第2給水手段で所定時間給
    水後給水を停止してサイフォンによる排水を行う工程を
    複数回行う制御手段を設けてなることを特徴とする洗濯
    機。
  2. 【請求項2】 前記第1給水手段で脱水槽に給水中に、
    前記柔軟仕上剤投入部内に前記第2給水手段で所定時間
    給水後給水を停止してサイフォンによる排水を行う工程
    を複数回行う制御手段を設けてなることを特徴とする請
    求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記柔軟仕上剤投入部の周壁の一部を他
    の周壁よりも低く、且つサイフォン機構よりも高い位置
    にオーバーフロー口を設け、前記第2給水手段で所定時
    間給水し、前記オーバーフロー口より溢水させる給水工
    を複数回行う制御手段を設けてなることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載の洗濯機。
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