JP3152255U - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部に包装した被包装物を外側から透視できるようにすることが、低コストでできるようにするとともに、不必要な露出を抑えつつも内部を十分に視認にできるようにする。【解決手段】上端に開口部12を有し、下端に六角形の底面13を有する有底袋状の亀甲袋11において、当該亀甲袋11の正面14における幅方向の中間部に、前記開口部12の口縁12aから下端の底面13まで延びる光透過性を有した透視部17が形成された。透視部17は、一定幅の直線状をなす帯状で、亀甲袋11の基材となるシート材は、帯状をなす合成樹脂フィルムにおける前記透視部17を形成する部分を除く部位に帯状の紙シートをラミネートして構成される。【選択図】図1

Description

この考案は、たとえば天ぷらや唐揚げ、コロッケ、焼き芋、カレーパン、ドーナツ、野菜、肉、魚などの食品を包装するに適した包装袋に関し、より詳しくは、内部を透視できる亀甲袋等の包装袋に関する。
前述例の亀甲袋は、底が六角形をなし、上端が開口した包装袋である。角底袋の場合よりも口を広げるのが容易であり、しかも口を広げると底が平らになって安定して立つので、前述例の食品などの包装に広く用いられている。この包装袋は一般に紙で形成されており、上端の口から覗かない限り、外側から内部を見ることはできない。なお、材料としての紙には、クラフト紙のほか、必要に応じて耐油耐水紙が用いられる。また、製袋後に蝋引き加工することもなされている。
前述のように内部が見えなくても、亀甲袋は顧客の前で包装する場合に主として使用されるので何ら問題はない。そればかりか、内部が見えないほうが他人に中身を知られなくて良いという利点がある。
一方、被包装物を予め包装しておく場合に使用されることが多い角底袋では、内部を透視できるようにしたものがある。すなわち、正面に四角い窓を有するもので、包装袋の一部を打ち抜いて、打ち抜いた部分に合成樹脂フィルムを貼り付けて構成される。
しかし、このような窓を形成するのでは、そのための工程が必要なぶん、窓の無い包装袋を製造する場合よりもはるかにコストがかかる。窓を亀甲袋に形成しようとする場合でも同様である。
また、亀甲袋に窓をつけようとしても、四角等の大面積の窓では、内部が見えないことの利点を減殺してしまうことになる。
そこで、この考案は、内部を視認できるようにすることが低コストでできる上に、不必要な露出を抑えつつ内部を十分に視認にできるようにすることを主たる目的とする。
そのための手段は、上端に開口部を有する有底袋状の包装袋であって、当該包装袋の周面における幅方向の一部に、前記開口部の口縁から下端の底面まで延びる光透過性を有した透視部が形成された包装袋である。
別の手段は、上端に開口部を有する有底袋状の包装袋であって、長さ方向全体にわたって延びる光透過性を有した透視部を幅方向の一部に備える偏平チューブ状の袋基材における、長さ方向の一端部に、前記開口部が形成されるとともに、前記長さ方向の他端部に、前記袋基材の口を閉じる底部が形成された包装袋である。前記「一部」とは、一箇所の意味ではなく、複数個所を含む意味である。
これらの包装袋では、透視部が上端の開口部の口縁から下端の底面まで形成されているので、製造に当たっては、長さ方向全体にわたって透視部を有する袋基材を用いて適宜製袋を行えばよく、打ち抜いた上で貼り付けるという作業が不要である。
また、透視部は上端から下端まで形成されるので、適宜幅に形成することで、必要以上の露出を抑えられる一方、上端から下端まで形成されているので、透視部が細い場合であっても内部の視認性を確保できる。
前記透視部は、一定幅の直線状に形成されるとよい。
透視部は、部分的に幅を変えた形状であるも、蛇行した形状であるも、ギザギサの形状であるもよいが、一定幅の直線状であると、透視部の形成が容易に低コストで行えるとともに、包装袋ごとの透視部の形態を一定に保ち易い。
また、光透過性を有する合成樹脂フィルムの一部に紙シートをラミネートして前記合成樹脂フィルムのみからなる一層部と、前記合成樹脂フィルムに紙シートが積層された積層部を有するシート材で前記袋基材が形成され、前記一層部が前記透視部に設定された包装袋であるとよい。
透視部を合成樹脂フィルムと紙シートを面方向において接続して形成する場合に比して、包装袋の一体性と剛性を維持することができる上に、合成樹脂フィルムが耐油耐水性を有するものであれば、紙シートに通常のクラフト紙などを使用しても、包装袋に耐油耐水性を付与できる。
前記底部が六角形に形成された包装袋、すなわち亀甲袋であるもよい。
前述のような透視部を有するので、包装後においても内部の視認性を確保できる。このため、予め包装しておく場合に用いても信用や信頼性を得られ、これまで主として顧客の目の前での包装に使用されてきた亀甲袋の用途を拡大できる。
以上のように、この考案によれば、内部を視認できるようにすることが低コストでできる。また、不必要な露出を抑えつつ内部を十分視認にできるようにすることもできる。
亀甲袋の開口状態の斜視図。 亀甲袋の使用前の平面図。 シート材の構造を示す説明図。 袋基材の一部破断斜視図。 他の例に係るシート材の構造を示す説明図。 図5のシート材を用いた袋基材の一部破断斜視図。
この考案を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、包装袋の一例である亀甲袋11の口を開いた状態の斜視図であり、図2は、使用前の偏平な状態の平面図である。
これらの図に示すように、亀甲袋11は、上端に開口部12を有する有底筒状で開口部12の反対側の下端に底面13を有し、この底面13の上側に、正面14と背面15からなる偏平チューブ状の周面16を有する。底面13は、図2に示したように平面視六角形をなす。全体的な構造は周知の亀甲袋と同様である。
しかし、この亀甲袋11は、前記周面における一方の面(正面14に)の幅方向の中間部に、開口部12の口縁12aから下端の底面13まで延びる透視部17が形成されている。この例では、正面14と底面13に連続した1本の透視部17を有する。また、図示例において透視部17は、一定幅の直線状をなす帯状に形成されている。幅は、被包装物の種類や所望する視認性に応じて適宜設定される。
この透視部17は、外側から内部を視認可能にするものであり、透明で、耐油耐水性・耐熱性を有する合成樹脂フィルム、たとえばOPP(二軸延伸ポリプロピレン)で構成される。
この透視部17の形成は、透視部17を形成するための合成樹脂フィルムと、その他の部位を形成する紙シートを面方向において接続したシート材を用いて形成することもできるが、図3に示したようなシート材21を用いて形成すると、袋としての一体性と十分な強度が得られるのでよい。
すなわち、前記シート材21は、所定幅の帯状をなす1枚の前記合成樹脂フィルム22の片面に、同じく帯状をなす2枚の紙シート23をラミネートして形成する。ラミネートは、合成樹脂フィルム22の中間部22aの所定幅Wを除く部分全体に行う。紙シート23がラミネートされなかった中間部22aが、前記透視部17になる部分である。
そして、このシート材21の両側縁21a,21a同士を背面25bにおいて所定幅の重ね代25cで接合し、図4に示したような正面25aと背面25bからなる周面を有した偏平チューブ状の袋基材25を得る。
このほか、シート材21は、図5に示したように1枚の前記合成樹脂フィルム22と1枚の紙シート23で構成することもできる。すなわち、所定幅の帯状をなす合成樹脂フィルム22と、この合成樹脂フィルム22よりも前記透視部17と重ね代25cの分だけ幅狭の紙シート23で構成する。ラミネートは、合成樹脂フィルム22の一側縁に紙シート23の一側縁を合わせるようにして行う。そして、このようにして得たシート材21の両側縁21a同士を、図6に示したように、正面において所定の重ね代25cの分だけ重ねて接合すると、前記袋基材25となる。
製袋は、前述のような袋基材25を長さ方向に搬送しながら、袋基材25の長さ方向において所定間隔で切断を行うとともに、切断した部分を一部に切込みを入れて六角形に折り畳んで接着し、袋基材25の口を塞ぐ前記底面13を形成する。前記切断により、前記底面13の反対側に前記開口部12が形成される。
このようにして製造された亀甲袋11は、図1、図2に示したように正面14と底面13に上下方向に延びる1本の透視部17を有する。また、亀甲袋11の内側面全体は、合成樹脂フィルム22で形成され、表面の殆どは紙シート23で覆われている。
このような構成であるので、使用にあたっては通常の亀甲袋11と同様に使用でき、天ぷら等の被包装物を包装した場合には、透視部17から内部を視認することができる。
このため、被包装物を予め包装しておいても、顧客が内部を確認できるため、商品たる被包装物に対する信頼や信用を確保できる。したがって、これまで主として顧客の目の前で包装するときに利用されてきた亀甲袋の用途を広げることとなる。
しかも、透視部17は、開口部12の口縁12aから底面13まで一定幅でまっすぐな帯状に形成されているので、透視部17の幅が狭くても内部の十分な視認性を得られることに加えて、紙シート23による必要な隠蔽性も得られる。
また、合成樹脂フィルム22には耐熱性を有するものを用いたので、紙シート23にもそのようなものを用いることで、そのまま電子レンジで加熱することも可能となり、便利に使用できる。
そして、このような亀甲袋11は、合成樹脂フィルム22に対して帯状の紙シート23をラミネートして得たシート材21を用いて製造されるので、紙シート23に対する打ち抜きなどの工程が不要で、低コストで製造できる。
この考案の構成と、前述の一形態の構成との対応において、
この考案の包装袋は、前述の亀甲袋11に対応するも、
この考案は、前述の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することができる。
たとえば、透視部17を複数本形成することもできる。また、透視部17は、直線状に形成するのではなく、たとえば波線状に形成したり、ギザギザ状に形成したりするもよく、部分的に幅寸法が異なる形状に形成することも可能である。
さらに、包装袋は、底面が四角い角底袋や、底面が直線状の袋など、亀甲袋11以外の形態の袋であるもよい。角底袋の場合には、前記周面は、正面と背面と、内側に折り込まれる側面で構成されることになる。
11…亀甲袋
12…開口部
12a…口縁
13…底面
16…周面
17…透視部
21…シート材
22…合成樹脂フィルム
23…紙シート
25…袋基材

Claims (5)

  1. 上端に開口部を有する有底袋状の包装袋であって、
    当該包装袋の周面における幅方向の一部に、前記開口部の口縁から下端の底面まで延びる光透過性を有した透視部が形成された
    包装袋。
  2. 上端に開口部を有する有底袋状の包装袋であって、
    長さ方向全体にわたって延びる光透過性を有した透視部を幅方向の一部に備える偏平チューブ状の袋基材における、長さ方向の一端部に、前記開口部が形成されるとともに、
    前記長さ方向の他端部に、前記袋基材の口を閉じる底面が形成された
    包装袋。
  3. 前記透視部が、一定幅の直線状に形成された
    請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 光透過性を有する合成樹脂フィルムの一部に紙シートをラミネートして前記合成樹脂フィルムのみからなる一層部と、前記合成樹脂フィルムに紙シートが積層された積層部を有するシート材で前記袋基材が形成され、
    前記一層部が前記透視部に設定された
    請求項2から請求項3のうちのいずれか一項に記載の包装袋。
  5. 前記底面が六角形に形成された
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の包装袋。
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