JP3151759B2 - 熱電半導体針状結晶及び熱電半導体素子の製造方法 - Google Patents
熱電半導体針状結晶及び熱電半導体素子の製造方法Info
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Description
びその製造方法に関するものである。
びコバルトアンチモン系等の化合物からなる熱電半導体
を利用したサーモモジュールが知られている。サーモモ
ジュールはヒートポンプの一種であり、各種半導体装置
の冷却や温度の安定化に広く使用されている。
ュールの1例を示す。このサーモモジュールは、p型と
n型からなる2種類の熱電半導体を金属電極で接合し、
π型直列回路を構成すると共に、これらの熱電半導体及
び金属電極をセラミック基板で挟んだものである。この
金属電極に電源を接続してn型からp型の方向へ電流を
流すと、ペルチエ効果によってπ型の上部で吸熱、下部
で放熱が起こり、熱が上部から下部へ向かってポンピン
グされる。
されているビスマス・テルル系化合物半導体小片の製造
方法としては、図26に示す方法が知られている。
の(a)に示すように、引下げ法によりa軸方向に成長
させたインゴット状の単結晶をスライスして円板状に形
成し、さらにこの円板をダイシングして一辺が1〜3m
m程度の多数の立方体状の単結晶小片を製造する。ま
た、この図の(b)に示すように、同様のプロセスで多
結晶小片を製造する方法も知られている。
に示すように、インゴットを合成した後、粉末化し、加
熱・加圧し、焼結して円板状の焼結体を形成し、これを
ダイシングして立方体状の焼結体小片を製造する方法が
知られている。
来のサーモモジュールは熱電半導体と金属電極をセラミ
ックの基板で挟んだものであるため、吸熱面及び放熱面
が固い平面に限定されてしまう。このため、例えば外形
が曲面である場所に取り付けることができないという問
題点があった。
導体小片の製造方法のうち、単結晶の製造方法は、小片
がヘキ開面で分割され易いために不良発生が多く加工歩
留りが悪い。そして、スライスに一工程、ダイシングに
二工程の切断工程が必要であるため、コストが高くなっ
てしまう。このため、性能の良好な結晶が製造できるに
もかかわらず、量産には使用されていない。
加工歩留りの問題は起こらないものの、コストが高いと
いう問題点は残る。さらに、単結晶と比較すると多結晶
の性能は劣る。
が多いためコストが高い。また、出来上がった小片の性
能は単結晶と多結晶より劣る。
も、加工後の小片を1個ずつ配列することでサーモモジ
ュールの組み立てを行なっていたため、サーモモジュー
ルのコストが高くなってしまう。
たものであって、コストの低いサーモモジュールを製造
できる熱電半導体素子を提供することを目的とする。ま
た、本発明は柔軟性があり、かつコストの低いサーモモ
ジュールを作成できる熱電半導体素子を提供することを
目的とする。さらに、本発明はこれらの熱電半導体素子
を低コストで製造する方法を提供することを目的とす
る。
系やその他の熱電半導体の針状結晶(直径0.5mm〜
3mm程度)を低コストで製造する方法を提供すること
を目的とする。
に、本発明に係る熱電半導体素子は、互いに同数ずつの
p型熱電半導体結晶及びn型熱電半導体結晶を柔軟な絶
縁物又は硬質絶縁物で架橋したことを特徴とするもので
ある。
製造方法は、熱電半導体結晶の原料を容器内に収容し、
加熱して融液にする工程と、容器内に配置した形枠を融
液の方向へ移動させて形枠に形成されている複数の空隙
内に前記融液を導入する工程と、所定の温度勾配に制御
しながら、形枠の一端より融液を冷却して固化する工程
とを備えることを特徴とするものである。
造方法は、互いに同数ずつのp型熱電半導体針状結晶及
びn型熱電半導体針状結晶を組立治具内に配列する工程
と、組立治具と針状結晶の間、及び針状結晶相互の間に
スペーサーを配列する工程と、針状結晶及びスペーサー
の間に耐熱性樹脂を充填する工程と、充填した耐熱性樹
脂を硬化させる工程と、硬化した耐熱性樹脂により一体
化された針状結晶及びスペーサーの成型体を組立治具か
ら取り出す工程と、この成型体をその長手方向と直交す
る方向に切断する工程と、切断された成型体からスペー
サーを除去する工程とからなることを特徴とするもので
ある。
造方法は、複数の穴を有する硬質絶縁物の板を複数枚組
立治具内に組み込む工程と、互いに同数ずつのp型熱電
半導体針状結晶とn型熱電半導体針状結晶を複数枚の硬
質絶縁物の穴へ挿入する工程と、硬質絶縁物と針状結晶
とを接着する工程と、針状結晶を複数枚の硬質絶縁物の
板の間で長手方向と直交する方向に切断する工程とを備
えることを特徴とするものである。
いに同数ずつのp型熱電半導体結晶及びn型熱電半導体
結晶が柔軟な絶縁物又は硬質絶縁物で架橋されている。
したがって、柔軟な絶縁物で架橋されている半導体結晶
を、例えば導電性プラスチック電極で接続し、ゴム等の
基板で挟めば、柔軟なサーモモジュールを構成すること
ができる。
法によれば、高品質の針状結晶を一度に多数本製造する
ことができる。そして、本発明に係る熱電半導体素子の
製造方法によれば、互いに同数ずつのp型熱電半導体結
晶とn型熱電半導体結晶が柔軟な絶縁物又は硬質絶縁物
で架橋された熱電半導体素子を一度に多数個製造するこ
とができる。
図面を参照しながら、〔1〕熱電半導体素子及びそれを
使用したサーモモジュールの構造、〔2〕熱電半導体の
針状単結晶の製造方法、〔3〕熱電半導体素子及びそれ
を使用したサーモモジュールの製造方法、の順序で詳細
に説明する。
サーモモジュールの構造 図1に本発明に係る熱電半導体素子の構成の一例を示
す。ここで(a)は平面図、(b)は断面図である。こ
の図において、p、nと記載されているのは、それぞれ
断面が円形のp型とn型の熱電半導体の単結晶である。
そして、これらの単結晶は熱伝導性の低い、ゴム、プラ
スチック、シリコーン樹脂のような柔軟な絶縁物1で架
橋されている。また、柔軟な絶縁物1には、半導体単結
晶の架橋に必要な部分以外には孔2を形成して、熱電半
導体素子の表面と裏面を熱的に絶縁している。ここで
は、p型とn型の半導体の断面を円形にしたが、後述す
る本発明に係る熱電半導体の針状単結晶の製造方法によ
れば、断面を方形等の任意の形状に形成することができ
る。また、p型とn型の半導体は多結晶であってもよ
い。
ーモモジュールの断面図である。このサーモモジュール
は、図1の熱電半導体素子におけるp型とn型の半導体
単結晶を導電性プラスチック電極3で接続し、その両面
をゴム、プラスチック等の柔軟な絶縁物の基板4で挟ん
だものである。前述したように、熱電半導体素子は多数
のp型とn型の半導体単結晶を柔軟な絶縁物1で架橋し
たものであるため、柔軟性がある。そして、電極3及び
基板4も柔軟性があるので、サーモモジュール全体とし
ても柔軟性がある。したがって、取り付ける場所の形状
に応じて外形が変形するので、任意の形状の場所に取り
付けることができる。
の他の一例を示す。ここで(a)は平面図、(b)は断
面図である。この図において、p、nと記載されている
のは、それぞれ断面が円形のp型とn型の熱電半導体の
単結晶である。そして、セラミックス又はガラスエポキ
シで構成された硬質絶縁物5で架橋されている。また、
硬質絶縁物5の厚みを半導体単結晶の厚みよりも薄くし
て、この熱電半導体素子をサーモモジュールの電極に接
続する工程を容易にしている。この熱電半導体素子によ
れば、半導体単結晶素材の強度を硬質絶縁物5により補
強することができる。
ーモモジュールの断面図である。このサーモモジュール
は、図3の熱電半導体素子におけるp型とn型の半導体
単結晶を銅電極7で接続し、その両面をアルミナ基板6
で挟んだものである。このサーモモジュールにおいて
は、コールドジャンクションとホットジャンクションと
の間に硬質絶縁物が存在するので、空気の対流による熱
損失を低減できる。
製造方法を説明する前に、まずそれに使用する針状単結
晶の製造方法を説明する。本発明は引下げ法又は温度勾
配法により針状単結晶を製造する。
装置の要部を示す。垂直方向に配置された石英チューブ
11の内部には、結晶の原料を収容する容器12が、そ
の下端が石英チューブ11の底部に当接した状態で配置
されている。そして、容器12の内部には融解した結晶
の原料を針状に成型するための形枠13が配置されてい
る。形枠13は加圧棒15で上から下へ押されることに
より容器12の内部を下方へ移動する。このとき、容器
12の底部にある融液が形枠13の垂直方向に空けられ
た複数の長孔(空けられている方向に長い孔)14に収
容される。石英チューブ11内の垂直方向の温度及び温
度勾配はヒーター16により制御される。
である。容器12は、カーボンや窒化ホウソ等のセラミ
ックス製でこの図の(a)に示すような箱型に形成され
ている。また、形枠13もカーボンや石英ガラスでこの
図の(b)に示すような、角柱に断面の形状が方形であ
る多数の長孔14を空けたような形に形成されている。
例では、形枠13をこの図の(a),(b)に示すよう
に垂直方向に溝14’を切った板状に形成し、これを重
ね合わせている。このように構成すると、板状の形枠1
3を互いに分離することにより内部に形成された針状単
結晶を容易に取り出すことができる。なお、図7(b)
における両端以外の形枠はその両面に溝を切ってもよ
い。また、溝の形状は三角形や四角形にしてもよい。
工程を説明する。
12の底部に熱電半導体単結晶製造用の原料17を収容
し、真空ポンプ(図示せず)及びヒーター16を動作さ
せて、原料17の表面の不純物、容器12内の水分や酸
素等を除去し、容器12の内部に結晶と形枠13とが化
学的に結合しない清浄な雰囲気を作りながら、原料17
を融液にする。
(b)に示すように、空気圧等の外力を加圧棒15に加
えて形枠13を融液18の方向へ移動させる。この時、
融液18は形枠13に形成された長孔14に導入され
る。
枠13を容器12の底まで移動させ、形枠13の長孔1
4内に融液の充填が完了したら、次に(d)に示すよう
に、石英チューブ11を徐々に下方へ移動させ、形枠1
3の長孔14に収容された融液18を下方から固化させ
る。この時、石英チューブ11内の垂直方向の温度勾配
を大きな値(例えば、ビスマス・テルル系化合物の場合
には20〜40°C/cm程度)にすることにより、結
晶長軸方向がa軸方向に成長するように制御する。な
お、この時、石英チューブ11を引き下げる代わりに、
ヒーター16の温度を制御して冷却・固化させるように
してもよい。
12から形枠13を取り出し、長孔14から針状の単結
晶を取り出す。なお、融液を急冷することにり針状の多
結晶を製造することもできる。
サーモモジュールの製造方法 (1)熱電半導体素子の製造方法の第一の形態 (1−1)材料と用具 図9に熱電半導体素子の製造に用いる材料と用具を示
す。p型針状単結晶21とn型針状単結晶22は前述し
た方法で製造した熱電半導体である。針状のスペーサー
23はワックス又はポリマーにより構成した。組立治具
24と分割台25はアルミ又は真鍮により構成した。分
割台25には針状単結晶21,22及びスペーサー23
を載せるための溝26が形成されている。なお、組立治
具24の内面には、窒化ホウソ又はカーボンのスプレー
剥離剤を塗布しておく。
に第1の分割台25−1と第2の分割台25−2を置
き、その上にp型針状単結晶21とn型針状単結晶22
を交互に2本ずつ載せた後、これら4本の針状単結晶を
挟むように、第1の分割台25−1の上に第3の分割台
25−3(図示せず)を、第2の分割台25−2の上に
第4の分割台25−4(図示せず)を載せる。そして、
分割台の間に組立治具24の上部からシリコーン接着剤
等の耐熱性樹脂を注入し、針状単結晶21,22の上面
になるようにならす。
針状単結晶21,22の上面になるようにならした後の
様子の断面図である。ここで(a)は図10のX1−Y
1の位置における断面図であり、(b)はX2−Y2の
位置における断面図である。 (1−3)1段目のスペーサーの組み込み 次に、図12に示すように、一端の分割台25−1,2
5−3と他端の分割台25−2,25−4の間及び組立
治具24内面とこれら4個の分割台25−1〜25−4
の間に5本の針状スペーサー23を載せる。そして、ス
ペーサー23の上部から再びシリコーン接着剤27を注
入し、スペーサー23の上面のレベルにならす。なお、
図12(a)は図10のX2−Y2に相当する位置にお
ける断面図であり、図12(b)は組立治具24の長手
方向から見た断面図である(ただし、組立治具24の外
形は図示した)。
組み込み 次に、図13に示すように、1段目の分割台と同様、p
型針状単結晶とn型針状単結晶を交互に2本ずつ挟むよ
うに2段目の分割台25−5,25−6(図示せず),
25−7,25−8(図示せず)を組み込む。このと
き、p型針状単結晶とn型針状単結晶の配列順序を1段
目と逆にする。次に、1段目のスペーサーの組み込みと
同様にして2段目のスペーサーを組み込む。
4段目の分割台まで組み込みを行う。ただし、4段目の
分割台の組み込み時には、p型とn型針状単結晶は1本
ずつ使用し、残りの2本はスペーサー23を載せる。こ
れはサーモモジュールの電極を取り付ける位置になるか
らである。このときの図10のX2−Y2に相当する位
置における断面図は図15(a)のようになる。また、
組立治具24の長手方向から見ると図15(b)のよう
になる。
着剤27を常温で硬化させた後、組立治具24からシリ
コーン接着剤27により固定され一体化されたp型針状
単結晶21、n型針状単結晶22、及びスペーサー23
の成型ブロックを取り出す。
ックの両端をスペーサー23の端部から切断して取り除
く。そして、残った部分を1.5mm〜2mmの幅で切
断する。この結果、50〜60枚の熱電半導体素子がで
きる。この状態ではまだスペーサー23が残っているの
で、これをエタノールやアセトンのような有機溶剤で溶
かして除去し、図17に示す熱電半導体素子に整形す
る。
法を説明する。
素子から、図18(a)に示すように不要な外側の部分
を切除して図18(b)のように整形する。また、図1
8(c)の平面図及び(d)の断面図に示すような、ア
ルミナ基板31に銅電極32と端子34を設け、銅電極
32にハンダペースト33を塗布した下部電極を用意し
ておく。同様に、図18(e)の平面図及び(f)の断
面図に示すような、アルミナ基板35に銅電極36を設
け、ハンダペースト37を塗布した上部電極を用意して
おく。
電半導体素子を前記上部電極と下部電極で挟み、200
〜250°Cに加熱して銅電極32,36がp型とn型
の半導体に接続されるように一体化することによりサー
モモジュールを完成させる。なお、このサーモモジュー
ルの実施例では電極と基板を固い物質により構成した
が、図2に示したような物質、つまり銅電極の代わりに
導電性プラスチックを又基板として柔軟性のあるゴムや
プラスチックを用いて構成することも勿論可能である。
形態 (3−1)材料と用具 図19に熱電半導体素子の製造に用いる材料と用具を示
す。p型針状単結晶41とn型針状単結晶42は前述し
た方法で製造した熱電化合物半導体である。穴空き絶縁
板43は厚さ0.3〜0.5mmのセラミックス又はガ
ラスエポキシにより構成され、両側端近傍には垂直方向
にV字溝(図示せず)が形成されている。そして、針状
単結晶41及び42を挿入するための多数の穴44が空
けられている。組立治具は2枚の溝付き側板45と1枚
の底板48とから構成されている。これらはアルミ製で
あり、溝付き側板45に空けられたネジ穴47と底板4
8 に空けられたネジ穴49との間にネジを通すことによ
り固定されている。溝付き側板45には、所定の間隔、
例えば2〜3mm間隔で垂直方向の溝46が数十個形成
されている。この溝46には前述した穴空き絶縁板43
が嵌め込まれる。
縁板43を組み込む。このとき、溝付き側板45の側面
の垂直方向に形成された溝46の中に穴空き絶縁板43
の両端を嵌め込むことにより、穴空き絶縁板43を立て
る。なお、ここでは便宜上両端の2枚の穴空き絶縁板の
み図示した。
へp型針状単結晶41及びn型針状単結晶42を通す。
このとき、p型とn型が図3(a)に示す順序で配列さ
れるように通す。なお、ここでは便宜上1本のp型針状
単結晶のみ図示した。
成される空間にポリアミド等の接着剤を注入し、p型針
状単結晶41及びn型針状単結晶42と穴空き絶縁板4
3とを接着する。
針状単結晶41及びn型針状単結晶42を穴空き絶縁板
43の中間の部分から切断する。前述した接着剤により
穴空き絶縁板43は組立治具とも固定されているので、
図22に示すように、組立治具と共に切断する。切断は
ワイヤーソーにより行なう。図22には2個の切断面の
み示した。図23(a)に切断する部分を拡大して示し
た。なお、図23(a)には示さなかったが、実際には
p型針状単結晶41及びn型針状単結晶42の表面は接
着剤で覆われている。この切断により、図3(b)に示
した熱電半導体素子が数十個同時に作成できる。ただ
し、この段階では、図23(b)に示すように穴空き絶
縁板と切断された組立治具とが接着されたままなので、
両側の溝付き側板45に力を加え、V字溝の位置におい
て折ることにより、この組立治具を取り除く。
(b)に示した熱電半導体素子を数十個同時に作成する
ことができる。そして、前述したサーモモジュールの製
造方法においてこの熱電半導体素子を用いることによ
り、図4に示したサーモモジュールを製造することがで
きる。
る熱電半導体素子を使用することにより、製造コストの
低いサーモモジュール、及び柔軟性があり、かつ製造コ
ストの低いサーモモジュールを得ることができる。した
がって、任意の形状の場所に取り付けることができるサ
ーモモジュールを低価格で提供できるので、サーモモジ
ュールの適用対象が広がる。
体の針状結晶を低コストで製造することができる。
のp型熱電半導体結晶及びn型熱電半導体結晶が柔軟な
絶縁物又は硬質絶縁物で架橋された熱電半導体素子を低
コストで製造することができる。
す図である。
ールの断面図である。
を示す図である。
ールの断面図である。
を示す図である。
ある。
具を示す図である。
様子を示す図である。
接着剤を注入した様子を示す断面図である。
接着剤を注入した様子を示す断面図である。
様子を示す図である。
子を示す図である。
を配列し、接着剤を注入した様子を示す図である。
する様子を説明する図である。
導体素子を示す図である。
ある。
用具を示す図である。
子示す図である。
示す図である。
様子を示す図である。
の製法を示す図である。
器、13…形枠、14…長孔、14’…溝、16…ヒー
ター、17…原料、18…融液、21,41…p型針状
単結晶、22,42…n型針状単結晶、23…スペーサ
ー、24…組立治具、27…接着剤、43…穴空き絶縁
板、45…溝付き側板、48…底板
Claims (7)
- 【請求項1】 (a)熱電半導体結晶の原料を容器内に
収容し、加熱して融液にする工程と、 (b)前記容器内に配置した形枠を前記融液の方向へ移
動させて前記形枠に形成されている複数の空隙内に前記
融液を導入する工程と、 (c)所定の温度勾配に制御しながら、前記形枠の一端
より前記融液を冷却して固化する工程とを備えることを
特徴とする熱電半導体針状結晶の製造方法。 - 【請求項2】 前記形枠を上方から下方へ垂直方向に移
動させる請求項1に記載の熱電半導体針状結晶の製造方
法。 - 【請求項3】 前記形枠は所定の方向に空けられた複数
の長孔を有する柱状部材であり、該長孔内に前記融液を
導入する請求項1又は2に記載の熱電半導体針状結晶の
製造方法。 - 【請求項4】 前記形枠は所定の方向に形成された複数
の溝を有する複数の板状部材を、該溝が対向するように
重ね合わせたものであり、該溝内に前記融液を導入する
請求項1又は2に記載の熱電半導体針状結晶の製造方
法。 - 【請求項5】 (a)複数の穴を有する硬質絶縁物の板
を複数枚組立治具内に組み込む工程と、 (b)互いに同数ずつのp型熱電半導体針状結晶とn型
熱電半導体針状結晶をを前記硬質絶縁物の穴へ挿入する
工程と、 (c)前記硬質絶縁物と前記針状結晶とを接着する工程
と、 (d)前記針状結晶を前記複数枚の硬質絶縁物の板の間
で長手方向と直交する方向に切断する工程とを備えるこ
とを特徴とする熱電半導体素子の製造方法。 - 【請求項6】 前記組立治具は底板と該底板の両側に固
定された側板とからなり、該側板の互いに対向する面に
は前記硬質絶縁物の板が嵌め込まれる溝が所定の間隔で
複数形成されている請求項5に記載の熱電半導体素子の
製造方法。 - 【請求項7】 前記硬質絶縁物の板における前記溝に嵌
め込まれる部位の近傍には垂直方向に溝が形成されてい
る請求項5又は6に記載の熱電半導体素子の製造方法。
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- 1995-09-29 JP JP27675195A patent/JP3151759B2/ja not_active Expired - Lifetime
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