JP3151542U - エコ傘 - Google Patents

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楊久雄
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政泰洋傘有限公司
オーロラ株式会社
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Abstract

【課題】分解した傘の素材を分類して廃棄できるエコ傘を提供する。【解決手段】中棒10と、複数の傘骨40と、中棒10の上段に環装される上ロクロ装置2と、中棒10に環摺動可能に装される下ロクロ装置3と、手元60と、各傘骨40に支持される傘布とを備え、上ロクロ及び下ロクロの外周縁にそれぞれ対向し合う側壁部を有する複数の傘骨溝が凹設され、各側壁部に軸孔に挿設可能な枢軸が突設され、上ロクロカバーと下ロクロ座における、上ロクロと下ロクロの傘骨溝と対応する位置に、傘骨溝内の2つの枢軸の間に位置する位置決めブロックを突設する。【選択図】図1

Description

本考案は、特に分解可能なエコ傘に関するものである。
従来の傘フレームは、主に金属製の中棒と、該中棒の上部に取り付けられる上ロクロと、該中棒上において摺動可能に取り付けられる下ロクロと、該上ロクロ若しくは下ロクロ装置に枢設される複数の傘骨と、中棒の下部に取り付けられる手元と、中棒の上部に取り付けられる先端部とを有する。該上ロクロと中棒には、該上ロクロを回転不能に中棒の上部に固設するための固定ピンが挿設される。
また、前記複数の傘骨を上ロクロ若しくは下ロクロに枢設するために、該上ロクロ及び下ロクロに複数の傘骨溝が形成されると共に、全ての傘骨溝を貫く金属線材が設置され、更に各傘骨の一端に貫通孔が形成される。
更に、この構成によれば、該端を、対応する傘骨溝に設置して貫通孔に金属線材を挿通させ、傘骨を上ロクロ若しくは下ロクロに枢設させ、手元は中棒からの脱落を防ぐために接着剤により固設されている。
また、前記従来の傘フレームにおける前記中棒は金属製であり、上クロクと下クロクと手元とはプラスチック製であり、傘骨組みは金属製若しくはグラスファイバー製である。
しかしながら、前記固定ピンと金属線を分解することや、接着剤により連結される手元と中棒とを分解することは困難であることから、傘が壊れた時には、殆どの場合、一般ごみとして捨てられているのが現状である。故に、資源が無駄になると共に、環境汚染の1つの原因となっていた。
そこで、考案されたのが本考案であって、従来の傘における、廃棄時に分解不能であるとの問題を解決できる分解可能なエコ傘を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、連結端(611)と連結端(611)に凹設される収容孔(612)とを有するつまみ(61)と、軸方向に貫通孔(633)が形成されると共に、一端に該貫通孔(633)と連通する外部掛止孔(6322)が径方向に穿設され、該外部掛止孔(6322)が穿設される端部が該連結端(611)から露出するように収容孔(612)に挿設されるスリーブ(63)と、該外部掛止孔(6322)を貫通して収容孔(612)に挿設される位置決めピン(641)が設けられるピン座(64)とを含む手元(60)と、
パイプ体であり、下部が回転不能の状態でつまみ(61)の収容孔(612)に挿入されると共に、外部掛止孔(6322)と対応する位置に前記位置決めピン(641)を収容するための内部掛止孔(12)が形成される中棒(10)と、
一端に扁平状の枢着プレート(41A、41B)が設けられると共に、該枢着プレート(41A、41B)に軸孔(42A、42B)が貫設される複数の傘骨(40)と、
環状を呈する上ロクロ(21)及び上ロクロカバー(22)を含み、着脱可能に中棒(10)の上段に環装される上ロクロ装置(2)と、
環状を呈する下ロクロ(31)及び下ロクロ座(32)を含み、前記上ロクロ装置(2)の下方において摺動可能に中棒(10)に環装される下ロクロ装置(3)と、
前記中棒(10)の上段に環装され、前記上ロクロ装置(2)を中棒(10)に固定させるための先端部(50)と、
前記各傘骨(40)に支持される傘布とを備え、
前記上ロクロ(21)の外周縁に所定間隔をおいて対向し合う、側壁部(2131)を有する複数の傘骨溝(213)が凹設され、該各側壁部(2131)に前記軸孔(42A)に挿設可能な枢軸(2133)が突設され、
前記上ロクロカバー(22)は、上ロクロ(21)の上方に取り付けられ、該上ロクロカバー(22)における、上ロクロ(21)の傘骨溝(213)と対応する位置に、該傘骨溝(213)内の2つの枢軸(2133)の間に位置する位置決めブロック(222)が突設され、
前記下ロクロ(31)の外周縁に所定間隔をおいて対向し合う、側壁部(3121)を有する複数の傘骨溝(312)が凹設され、該各側壁部(3121)に前記軸孔(42B)に挿設可能な枢軸(3123)が突設され、
前記下ロクロ座(32)は、下ロクロ(31)の下方に取り付けられ、該下ロクロ座(32)における、下ロクロ(31)の傘骨溝(312)と対応する位置に、該傘骨溝(312)内の2つの枢軸(3123)の間に位置する位置決めブロック(323)が突設されることを特徴とするエコ傘、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記上ロクロ(21)における各傘骨溝(213)の2つの側壁部(2131)の間に、更に係合溝(2134)を有する中央壁部(2132)が設けられ、該係合溝(2134)と上ロクロ(21)の下端との隣接部位に位置決めプレート(2135)が突設され、該位置決めプレート(2135)から側壁部(2131)までの距離が、前記傘骨(40)の枢着プレート(41A)の幅と対応し、
前記上ロクロカバー(22)における各位置決めブロック(222)に、前記上ロクロ(21)における傘骨溝(213)の2つの側部壁(2131)と対応する2つの端壁部(2221)と、該2つの端壁部(2221)の間に位置し、前記係合溝(2134)に進入可能な前側壁部(2222)とが設けられると共に、該端壁部(2221)に、傘骨溝(213)内の枢軸(2133)の自由端を収容するための軸溝(2223)が凹設され、
前記下ロクロ(31)における各傘骨溝(312)の2つの側壁部(3121)の間に、更に係合溝(3124)を有する中央壁部(3122)が設けられ、該係合溝(3124)と下ロクロ(31)の上端との隣接部位に位置決めプレート(3125)が突設され、該位置決めプレート(3125)から側壁部(3121)までの距離が、前記傘骨(40)の枢着プレート(41B)の幅と対応し、
前記下ロクロ座(32)における各位置決めブロック(323)に、前記下ロクロ(31)における傘骨溝(312)の2つの側部壁(3121)と対応する2つの端壁部(3231)と、該2つの端壁部(3231)の間に位置し、前記下ロクロ(31)の傘骨溝(312)における係合溝(3124)に進入可能な前側壁部(3232)とが設けられると共に、該端壁部(3231)に、傘骨溝(312)内の枢軸(3123)の自由端を収容するための軸溝(3233)が凹設されることを特徴とする請求項1に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記中棒(10)の底部には、中棒(10)から露出する円柱状の位置決め柱(131)を有する方向決め部材(13)が回転不能に固設され、
前記つまみ(61)における収容孔(612)の壁面に軸方向に沿って位置決め溝(613)が凹設されると共に、底部に中棒(10)の下部を収容するための挿入溝(614)が凹設され、該挿入溝(614)の底部に更に前記位置決め柱(131)の形状と対応する位置決め穴(615)が凹設され、
前記スリーブ(63)は、前記つまみ(61)における収容孔(612)のサイズに対応するチューブ体である埋設部(631)と、軸方向と径方向に沿って前記埋設部(631)の一端から延出するように設けられるヘッド部(632)を有し、該埋設部(631)とヘッド部(632)に前記貫通孔(633)が形成されると共に、埋設部(631)の外部に位置決め凸部(6311)が軸方向に沿って突設され、該ヘッド部(632)に切欠部(6321)が形成されると共に、切欠部(6321)から前記外部掛止孔(6322)と2つの固定ピン孔(6323)が径方向に穿設され、
前記ピン座(64)に、固定ピン孔(6323)に挿設するための2つの固定ピン(642)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項4の考案は、前記位置決め柱(131)に欠切面が軸方向に形成されると共に、前記位置決め穴(615)が該位置決め柱(131)の形状と対応するように形成されることを特徴とする請求項3に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項5の考案は、前記上ロクロカバー(22)に貫通孔(221)が形成され、
前記上ロクロ(21)の下端中央から軸方向に沿って結合部(211)が突設され、該結合部(211)に、上ロクロ(21)の上端と連通する貫通孔(212)が形成されると共に、該貫通孔(212)の内壁から内部径方向に向かって突出ブロック(2122)が延設され、
前記中棒(10)の上端は上ロクロ(21)の貫通孔(212)に挿設されると共に、該上端に前記突出ブロック(2122)を係合するための切欠部(11)が軸方向に形成されることを特徴とする請求項4に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項6の考案は、前記上ロクロ(21)の貫通孔(212)の上端内壁に内側へ延出するように、前記中棒(10)の上端が当接する当接部(2121)が設けられ、
前記上ロクロカバー(22)の貫通孔(221)の内壁に内側へ延出するように当接部(2211)が設けられ、
前記先端部(50)は、一端に開口を有する中空の棒体である延伸管(51)と、一側に位置し、延伸管(51)の開口に螺合される上ネジ部(522)と、反対する側に位置する下ネジ部(521)と、両側の間に位置すると共に、径方向に向かって延設する突縁部(523)とを有する棒状の固定部材(52)と、延伸管(51)に取り付けられ、固定部材(52)の上半部の周囲を被包するキャップ(53)とを備え、該固定部材(52)における下ネジ部(521)は、中棒(10)の上端に螺合されると共に、該突縁部(523)は、上ロクロカバー(22)における貫通孔(221)内の当接部(2121)に当接されることを特徴とする請求項5に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項7の考案は、前記下ロクロ(31)の中央に前記中棒(10)を挿入するための開口(311)が形成され、該開口(311)の内壁における相対する2つの位置に夫々凹溝(3111)が軸方向に沿って形成され、
前記下ロクロ座(32)の中央に前記中棒(10)を挿入するための貫通孔(321)が形成されると共に、その上段に径方向へ延出するツバ(322)、及び上方へ延出する、前記下ロクロ(31)の開口(311)に挿入可能な中空の結合部(324)が設けられ、
前記ツバ(322)に前記位置決めブロック(323)が形成され、
前記結合部(324)における開口(311)側の面に、該凹溝(3111)内に移動可能な雄ネジ部(3241)が突設され、前記下ロクロ(31)と下ロクロ座(32)とを組み合わせ、これにより、下ロクロ(31)の下端が下ロクロ座(32)のツバ(322)に当接する時、該雄ネジ部(3241)は該凹溝(3111)から露出し、
前記下ロクロ装置(3)は更に中空の環状体である固定環状部材(33)を含み、該固定環状部材(33)の内面に前記結合部の雄ネジ部(3241)と螺合可能な雌ネジ部(331)が形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエコ傘、を提供する。
願の請求項8の考案は、前記上ロクロカバー(22)の外壁に少なくとも2つの係合プレート(223)が間隔をおいて突設され、該各係合プレート(223)は、前記上ロクロ(21)における隣接する2つの傘骨溝(213)の間と対応する位置に設けられると共に、末端に上ロクロカバー(22)の中央に向かって湾曲する湾曲部(2231)が形成され、該上ロクロカバー(22)と上ロクロ(21)とを組み合わせて上ロクロ(21)の下端が上ロクロ(21)の上端に当接する時、該湾曲部(2231)は上ロクロ(21)の下端に係合されることを特徴とする請求項7のいずれか一項に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項9の考案は、前記手元(60)は更に板材である装飾リング(62)を含み、該装飾リング(62)には、貫通孔(621)が形成されると共に、その貫通孔(621)の内周面にと上部嵌合段部(622)及び下部嵌合段部(623)が形成され、
前記つまみ(61)における連結端(611)は、前記下部嵌合段部(623)に嵌合され、
前記スリーブ(63)は、前記埋設部(631)と位置決め凸部(6311)が前記貫通孔(621)を通過して前記収容孔(612)と前記位置決め溝(613)に挿設されると共に、ヘッド部(632)が前記上部嵌合段部(622)に嵌合されるようにつまみ(61)と装飾リング(62)とに組み合わせられることを特徴とする請求項8に記載のエコ傘、を提供する。
本願の請求項10の考案は、前記傘骨(40)における枢着プレート(41A,41B)の端部は弧状に形成されると共に、前記下ロクロ座(32)のツバ(322)における、各位置決めブロック(323)の端壁部(3231)と隣接する位置にそれぞれ、枢着プレート(41B)の端部の形状と対応する弧状溝(3221)が形成されることを特徴とする請求項9に記載のエコ傘、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、上ロクロ装置と下ロクロ装置が2つの部材によって構成されることから、傘を廃棄するときには、先ず上ロクロ装置と下ロクロ装置とを分解して傘骨を上ロクロ装置と下ロクロから分離させ、次にピン座(64)を取り外して中棒と手元を分離させ、更に先端部材を中棒から取り外せば、容易に各部材を材質別に分別することができる。故に、この構成によれば、使用者は自ら簡単に傘を分解できるので、資源のリサイクルや環境汚染の防止に非常に役立つ。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係るエコ傘の斜視図であり、図2は本考案における中棒と手元の分解斜視図であり、図3は本考案における中棒と手元とを組み合わせた状態を示す部分断面図であり、図4(1〜6)は本考案における位置決め柱と位置決め穴の各実施例を示す拡大断面図であり、図5は本考案における親骨と受け骨との連結部位を示す拡大斜視図であり、図6は本考案における中棒、下ロクロ及び傘骨の分解斜視図であり、図7は本考案における中棒、下ロクロ及び傘骨を組み合わせた状態を示す部分分解断面図であり、図8は本考案における中棒、上ロクロ、傘骨及び先端部の分解斜視図であり、図9は本考案における上ロクロの底面視斜視図であり、図10は本考案における上ロクロカバーの底面視斜視図であり、図11は本考案における中棒、上ロクロ、傘骨及び先端部を組み合わせた状態を示す拡大部分断面図である。
図1に示すように、本考案に係るエコ傘は、中棒(10)と、該中棒(10)の上部に取り付けられる上ロクロ(21)と、該中棒(10)上において摺動可能に取り付けられる下ロクロ(31)と、該上ロクロ(21)若しくは下ロクロ装置(3)に枢設される複数の傘骨(40)と、中棒(10)の上部に取り付けられる先端部材(50)と、中棒(10)の下部に取り付けられる手元(60)と、前記傘骨(40)に支持される傘布(70)とを備える。
図2及び図3に示すように、中棒(10)はパイプ体であり、その下部の近隣に外部掛止孔(6322)が形成されると共に、下部に中棒(10)から露出する円柱状の位置決め柱(131)を有する方向決め部材(13)が設けられる。また、該方向決め部材(13)を回転不能に中棒(10)に固設するため、中棒(10)の下部に係止凹部(14)が形成されると共に、方向決め部材(13)には、該係止凹部(14)に嵌合する係止突起(132)が形成される。
図2及び図3に示すように、手元(60)は、つまみ(61)と、装飾リング(62)と、スリーブ(63)とピン座(64)とを含み、該つまみ(61)は、連結端(611)と、連結端(611)に凹設される収容孔(612)とを有する湾曲状の棒体である。該収容孔(612)の壁面には、軸方向に沿って位置決め溝(613)が凹設されると共に、底部に挿入溝(614)が凹設され、該挿入溝(614)の底部に更に位置決め穴(615)が凹設される。
前記装飾リング(62)は板材であり、貫通孔(621)が形成されると共に、その貫通孔(621)に上部嵌合段部(622)と、下部嵌合段部(623)とが形成される。
前記スリーブ(63)は、前記つまみ(61)における収容孔(612)のサイズに対応するチューブ体である埋設部(631)と、前記装飾リング(62)における上部嵌合段部(622)のサイズに対応し、軸方向と径方向に沿って該埋設部(631)の一端から延出するように設けられるヘッド部(632)を有し、該埋設部(631)とヘッド部(632)に軸方向の貫通孔(633)が形成されると共に、該埋設部(631)の外部に位置決め凸部(6311)が軸方向に沿って突出して形成され、該ヘッド部(632)に切欠部(6321)が形成されると共に、該切欠部(6321)から貫通孔(633)へ連通する外部掛止孔(6322)と2つの固定ピン孔(6323)が所定間隔をおいて径方向に穿設される。
前記ピン座(64)には、前記切欠部(6321)に設置されると共に、前記外部掛止孔(6322)に挿設される位置決めピン(641)と、前記固定ピン孔(6323)に挿設される2つの固定ピン(642)とが設けられる。
図2,3に示すように、中棒(10)と手元(60)を組み合わせる時には、先ずつまみ(61)における連結端(611)を装飾リング(62)における下部嵌合段部(623)に嵌合させる。次にスリーブ(63)を、埋設部(631)と位置決め凸部(6311)が装飾リング(62)における貫通孔(621)を通過してそれぞれつまみ(61)における収容孔(612)と位置決め溝(613)に挿設されると共に、ヘッド部(632)が、外部掛止孔(6322)が装飾リング(62)から露出するように上部嵌合段部(622)に嵌合されるように設置する。且つ固定手段(例えば、接着剤など)によりスリーブ(63)とつまみ(61)とを回転不能且つ離脱不能に組み合わせて、該中棒(10)をスリーブ(63)とつまみ(61)に挿設する。更にピン座(64)における位置決めピン(641)を外部掛止孔(6322)と内部掛止孔(12)に挿設して中棒(10)とスリーブ(63)とを互いに固定させればよい。
この構成によれば、組み合わせ作業が容易にできると共に、ピン座(64)をはずせば中棒(10)と手元(60)を分解できる。
また、つまみ(61)の中棒(10)に対する回転を抑制するために、前記位置決め柱(131)に欠切面が軸方向に形成される。前記位置決め穴(615)は、該位置決め柱(131)の形状と対応するように形成される。
尚、本実施例においては、位置決め柱(131)に相対するように2つの欠切面が形成されるが、位置決め柱(131)を図4の(2乃至6)に示すように、六角形、矩形、三角形、欠切面が形成される円柱、周縁に4つの切欠が等間隔に形成される円柱のいずれかに形成してもよい。
図6及び図8に示すように、前記傘骨(40)は親骨(40A)と、受け骨(40B)とを含む。上ロクロ装置(2)若しくは下ロクロ装置(3)に枢設される一端に端部が弧状で且つ全体が扁平状の枢着プレート(41A、41B)が設けられ、該枢着プレート(41A、41B)に軸孔(42A、24B)が穿通される。
図5に示すように、前記親骨(40A)における中央部に枢孔(44A)が形成される2つの片部(43A)が隣設され、前記受け骨(40B)における他端は、該2つの片部(43A)の間に進入可能であると共に、該端に枢孔(44A)に枢設するロッド(43B)が突設される。
図6示すように、前記下ロクロ装置(3)は、環状を呈する下ロクロ(31)と、下ロクロ座(32)と、固定環状部材(33)とを含み、該下ロクロ(31)の中央に前記中棒(10)を挿入するための開口(311)が形成され、該開口(311)の内壁における相対する2つの位置に夫々凹溝(3111)が軸方向に沿って形成され、また、下ロクロ(31)の外周縁に、所定間隔をおいて対向し合う2つの側壁部(3121)と該2つの側壁部(3121)の間に位置する中央壁部(3122)を有する複数の傘骨溝(312)が凹設されると共に、該下ロクロ(31)に四つの傘骨溝(312)が設けられる。
更に、前記各側壁部(3121)には、前記受け骨(40B)における枢着プレート(41B)の軸孔(42B)に挿設可能な枢軸(3123)が突設され、前記各中央壁部(3122)にそれぞれ係合溝(3124)が形成されると共に、該係合溝(3124)と下ロクロ(31)の上端との隣接部位に位置決めプレート(3125)が突設され、該位置決めプレート(3125)から側壁部(3121)までの距離は、受け骨(40B)の枢着プレート(41B)の幅と対応する。
前記下ロクロ座(32)は、環状を呈し、その中央に前記中棒(10)を挿入するための貫通孔(321)が形成されると共に、上段に径方向へ延出するツバ(322)が設けられ、該ツバ(322)に該傘骨溝(312)内の2つの枢軸(3123)の間に位置する複数の位置決めブロック(323)が突設される。
更に、前記各位置決めブロック(323)は夫々、傘骨溝(312)の2つの側部壁(3121)と対応すると共に、前記枢軸(3123)の自由端を収容するための軸溝(3233)が凹設される2つの端壁部(3231)と、該2つの端壁部(3231)の間に位置すると共に、前記中央壁部(3122)における係合溝(3124)に進入可能な前側壁部(3232)とを有する。
また、前記ツバ(322)における、各位置決めブロック(323)の端壁部(3231)と隣接する位置にそれぞれ、前記受け骨(40B)における枢着プレート(41B)の端部の形状と対応する弧状溝(3221)が形成される。
前記下ロクロ座(32)の上端に更に前記下ロクロ(31)の開口(311)に挿入可能な中空の結合部(324)が設けられ、該各結合部(324)における開口(311)側の面に、該凹溝(3111)内に移動可能な雄ネジ部(3241)が突設され、これにより、前記下ロクロ(31)と下ロクロ座(32)とを組み合わせ、下ロクロ(31)の下端が下ロクロ座(32)のツバ(322)に当接する時、該雄ネジ部(3241)は該係合溝(3112)からに露出する。
前記固定環状部材(33)は、中空の環状体であり、該固定環状部材(33)の内面に前記結合部の雄ネジ部(3241)と螺合可能な雌ネジ部(331)が形成される。
図3に示すように、前記受け骨(40B)、下ロクロ装置(3)及び中棒(10)を組み合わせる時は、先ず固定環状部材(33)と、下ロクロ座(32)における貫通孔(321)と、下ロクロ(31)における開口(311)に中棒(10)を挿設し、該各受け骨(40B)における枢着プレート(41B)を下ロクロ(31)における傘骨溝(312)内に進入させて前記枢軸(3123)を軸孔(42B)に挿設させ、次に該枢着プレート(41B)が位置決めプレート(3125)と側壁部(3121)の間に位置するように受け骨(40B)を回転させ、更に雄ネジ部(3241)が凹溝(3111)から上方に移動して下ロクロ(31)から露出するように下ロクロ(31)と下ロクロ座(32)とを組み合わせ、最後に固定環状部材(33)を結合部に結合させればよい。この構成によれば、固定環状部材(33)と結合部を分解させば下ロクロ(31)と下ロクロ座(32)とを分解できるので、短時間で容易に組み合わせ作業を行うことができる。
図8、図9及び図11に示すように、前記上ロクロ装置(2)は、上ロクロ(21)及び上ロクロカバー(22)を含む。該上ロクロ(21)は、環状を呈し、その下端中央から軸方向に沿って結合部(211)が突設され、該結合部(211)に、上ロクロ(21)の上端と連通する貫通孔(212)が形成されると共に、該貫通孔(212)の上端内壁における、上ロクロ(21)の上端と隣接する位置に当接部(2121)が設けられる。また、前記上ロクロ(21)の外周縁に、所定間隔をおいて対向し合う側壁部(2131)と、該2つの側壁部(2131)の間に位置する中央壁部(2132)とを有する複数の傘骨溝(213)が凹設される。本実施例においては、上ロクロ(21)に四つの傘骨溝(213)が設けられる。前記各側壁部(2131)に前記親骨(40A)における枢着プレート(41A)の軸孔(42A)に挿設可能な枢軸(2133)が突設され、前記各中央壁部(2132)に係合溝(2134)が形成されると共に、該係合溝(2134)と上ロクロ(21)の下端との隣接部位に位置決めプレート(2135)が突設される。該位置決めプレート(2135)と2つの側壁部(2131)のいずれかの距離は、親骨(40A)の枢着プレート(41A)の幅と対応している。
図10及び図11に示すように、前記上ロクロカバー(22)は、環状を呈し、その中央に貫通孔(221)が形成されると共に、該貫通孔(221)の内壁に内側へ延出するように当接部(2211)が設けられ、上ロクロカバー(22)の下端における、上ロクロ(21)の傘骨溝(213)と対応する位置に、該傘骨溝(213)内の2つの枢軸(2133)の間に位置する位置決めブロック(222)が突設される。
また、前記各位置決めブロック(222)は夫々、傘骨溝(213)における2つの側部壁(2131)と対応すると共に、前記枢軸(2133)の自由端を収容するための軸溝(2223)が凹設される2つの端壁部(2221)と、該2つの端壁部(2221)の間に位置すると共に、前記中央壁部(2132)における係合溝(2134)に進入可能な前側壁部(2222)とを有する。
図11に示すように、親骨(40A)、上ロクロ装置(2)及び中棒(10)を組み合わせる時は、先ず上ロクロ(21)における貫通孔(212)に中棒(10)を挿設して中棒(10)の上端を当接部(2121)に当接させる。そして該各親骨(40A)における枢着プレート(41A)を対応する上ロクロ(21)における傘骨溝(213)内に進入させて枢軸(2133)を軸孔(42A)に挿設させる。次に枢着プレート(41A)が位置決めプレート(2135)と側壁部(2131)の間に位置するように親骨(40A)を回転させる。更に上ロクロ(21)と上ロクロカバー(22)とを組み合わせればよい。
また、前記上ロクロカバー(22)を確実に上ロクロ(21)に取り付けるため、該上ロクロカバー(22)の外壁に少なくとも2つの係合プレート(223)が間隔をおいて突設される。該各係合プレート(223)は、上ロクロ(21)における隣接する2つの傘骨溝(213)の間と対応する位置に設けられると共に、末端に上ロクロカバー(22)の中央に向かって湾曲する湾曲部(2231)が形成され、該上ロクロカバー(22)と上ロクロ(21)とを組み合わせて上ロクロ(21)の下端が上ロクロ(21)の上端に当接する時、該湾曲部(2231)は上ロクロ(21)の下端に係合される。
更に、前記上ロクロ(21)の外壁における、前記係合プレート(223)と対応する部位が、該係合プレート(223)の幅と対応するようにより小さく形成され、上ロクロ(21)と上ロクロカバー(22)とを組み合わせた時、上ロクロ(21)と上ロクロカバー(22)、の外壁は同一円周面に位置する。
図8及び図11に示すように、先端部(50)は、一端に開口を有する中空の棒体である延伸管(51)と、棒状の固定部材(52)と、キャップ(53)とを含む。該固定部材(52)は、一側に位置し、延伸管(51)の開口に螺合可能な上ネジ部(522)と、反対する側に位置する、中棒(10)の上部に螺合可能な下ネジ部(521)と、両側の間に位置すると共に、径方向に向かって延設する突縁部(523)とを有する。該突縁部(523)の直径は、上ネジ部(522)と下ネジ部(521)より大きく、上ロクロ(21)における貫通孔(221)の内径と対応するように設計される。
この構成によれば、固定部材(52)を中棒(10)の上部に取り付けると、その突縁部(523)が上ロクロカバー(22)における当接部(2211)に当接され、上ロクロ(21)が中棒(10)の上部に固定される。
また、前記キャップ(53)は、結合ピン(54)により延伸管(51)に取り付けられ、固定部材(52)の上半部の周囲を被包する。
また、図9及び図11に示すように、上ロクロ(21)の中棒(10)に対する回転を抑制するために、該上ロクロ(21)における貫通孔(212)の内壁から内部径方向に向かって突出ブロック(2122)が延設され、該中棒(10)の上端に、該突出ブロック(2122)を係合することにより両者の回転を抑制するための切欠部(11)が軸方向に設けられる。
本考案は上記の構成を有することから、組み立てまたは分解作業が容易にでき、傘を廃棄するときには、簡単に各部材を分解することができるので、分解し難い従来の傘と比べて、資源のリサイクルや環境汚染の防止に非常に役立つ。
本考案に係るエコ傘を示す斜視図である。 本考案における中棒と手元の分解斜視図である。 本考案における中棒と手元とを組み合わせた状態を示す部分断面図である。 本考案における位置決め柱と位置決め穴の各実施例を示す拡大断面図である。 本考案における親骨と受け骨との連結部位を示す拡大斜視図である。 本考案における中棒、下ロクロ及び傘骨の分解斜視図である。 本考案における中棒、下ロクロ及び傘骨を組み合わせた状態を示す部分分解断面図である。 本考案における中棒、上ロクロ、傘骨及び先端部の分解斜視図である。 本考案における上ロクロの底面視斜視図である。 本考案における上ロクロカバーの底面視斜視図である。 本考案における中棒、上ロクロ、傘骨及び先端部を組み合わせた状態を示す拡大部分断面図である。
10 中棒
11 切欠部
12 内部掛止孔
13 方向決め部材
131 位置決め柱
132 係止突起
14 係止凹部
2 上ロクロ装置
21 上ロクロ
211 結合部
212 貫通孔
2121 当接部
2122 突出ブロック
213 傘骨溝
2131 側壁部
2132 中央壁部
2133 枢軸
2134 係合溝
2135 位置決めプレート
22 上ロクロカバー
221 貫通孔
2211 当接部
222 位置決めブロック
2221 端壁部
2222 前側壁部
2223 軸溝
223 係合プレート
2231 湾曲部
3 下ロクロ装置
31 下ロクロ
311 開口
3111 凹溝
312 傘骨溝
3121 側壁部
3122 中央壁部
3123 枢軸
3124 係止溝
3125 位置決めプレート
32 下ロクロ座
321 貫通孔
322 ツバ
3221 弧状溝
323 位置決めブロック
3231 端壁部
3232 前側壁部
3233 軸溝
324 結合プレート
3241 雄ネジ部
33 固定環状部材
331 雌ネジ部
40 傘骨
40A 親骨
40B 受け骨
41A、41B 枢着プレート
42A、42B 軸孔
43A 片部
43B ロッド
44A 枢孔
50 先端部
51 延伸管
52 固定部材
521 下ネジ部
522 上ネジ部
523 突縁部
53 キャップ
54 結合ピン
60 手元
61 つまみ
611 連結端
612 収容孔
613 位置決め溝
614 挿入溝
615 位置決め穴
62 装飾リング
621 貫通孔
622 上部嵌合段部
623 下部嵌合段部
63 スリーブ
631 埋設部
6311 位置決め凸部
632 ヘッド部
6321 切欠部
6322 外部掛止孔
6323 固定ピン孔
633 貫通孔
64 ピン座
641 位置決めピン
642 固定ピン
70 傘布

Claims (10)

  1. 連結端(611)と連結端(611)に凹設される収容孔(612)とを有するつまみ(61)と、軸方向に貫通孔(633)が形成されると共に、一端に該貫通孔(633)と連通する外部掛止孔(6322)が径方向に穿設され、該外部掛止孔(6322)が穿設される端部が該連結端(611)から露出するように収容孔(612)に挿設されるスリーブ(63)と、該外部掛止孔(6322)を貫通して収容孔(612)に挿設される位置決めピン(641)が設けられるピン座(64)とを含む手元(60)と、
    パイプ体であり、下部が回転不能の状態でつまみ(61)の収容孔(612)に挿入されると共に、外部掛止孔(6322)と対応する位置に前記位置決めピン(641)を収容するための内部掛止孔(12)が形成される中棒(10)と、
    一端に扁平状の枢着プレート(41A、41B)が設けられると共に、該枢着プレート(41A、41B)に軸孔(42A、42B)が貫設される複数の傘骨(40)と、
    環状を呈する上ロクロ(21)及び上ロクロカバー(22)を含み、着脱可能に中棒(10)の上段に環装される上ロクロ装置(2)と、
    環状を呈する下ロクロ(31)及び下ロクロ座(32)を含み、前記上ロクロ装置(2)の下方において摺動可能に中棒(10)に環装される下ロクロ装置(3)と、
    前記中棒(10)の上段に環装され、前記上ロクロ装置(2)を中棒(10)に固定させるための先端部(50)と、
    前記各傘骨(40)に支持される傘布とを備え、
    前記上ロクロ(21)の外周縁に所定間隔をおいて対向し合う、側壁部(2131)を有する複数の傘骨溝(213)が凹設され、該各側壁部(2131)に前記軸孔(42A)に挿設可能な枢軸(2133)が突設され、
    前記上ロクロカバー(22)は、上ロクロ(21)の上方に取り付けられ、該上ロクロカバー(22)における、上ロクロ(21)の傘骨溝(213)と対応する位置に、該傘骨溝(213)内の2つの枢軸(2133)の間に位置する位置決めブロック(222)が突設され、
    前記下ロクロ(31)の外周縁に所定間隔をおいて対向し合う、側壁部(3121)を有する複数の傘骨溝(312)が凹設され、該各側壁部(3121)に前記軸孔(42B)に挿設可能な枢軸(3123)が突設され、
    前記下ロクロ座(32)は、下ロクロ(31)の下方に取り付けられ、該下ロクロ座(32)における、下ロクロ(31)の傘骨溝(312)と対応する位置に、該傘骨溝(312)内の2つの枢軸(3123)の間に位置する位置決めブロック(323)が突設されることを特徴とするエコ傘。
  2. 前記上ロクロ(21)における各傘骨溝(213)の2つの側壁部(2131)の間に、更に係合溝(2134)を有する中央壁部(2132)が設けられ、該係合溝(2134)と上ロクロ(21)の下端との隣接部位に位置決めプレート(2135)が突設され、該位置決めプレート(2135)から側壁部(2131)までの距離が、前記傘骨(40)の枢着プレート(41A)の幅と対応し、
    前記上ロクロカバー(22)における各位置決めブロック(222)に、前記上ロクロ(21)における傘骨溝(213)の2つの側部壁(2131)と対応する2つの端壁部(2221)と、該2つの端壁部(2221)の間に位置し、前記係合溝(2134)に進入可能な前側壁部(2222)とが設けられると共に、該端壁部(2221)に、傘骨溝(213)内の枢軸(2133)の自由端を収容するための軸溝(2223)が凹設され、
    前記下ロクロ(31)における各傘骨溝(312)の2つの側壁部(3121)の間に、更に係合溝(3124)を有する中央壁部(3122)が設けられ、該係合溝(3124)と下ロクロ(31)の上端との隣接部位に位置決めプレート(3125)が突設され、該位置決めプレート(3125)から側壁部(3121)までの距離が、前記傘骨(40)の枢着プレート(41B)の幅と対応し、
    前記下ロクロ座(32)における各位置決めブロック(323)に、前記下ロクロ(31)における傘骨溝(312)の2つの側部壁(3121)と対応する2つの端壁部(3231)と、該2つの端壁部(3231)の間に位置し、前記下ロクロ(31)の傘骨溝(312)における係合溝(3124)に進入可能な前側壁部(3232)とが設けられると共に、該端壁部(3231)に、傘骨溝(312)内の枢軸(3123)の自由端を収容するための軸溝(3233)が凹設されることを特徴とする請求項1に記載のエコ傘。
  3. 前記中棒(10)の底部には、中棒(10)から露出する円柱状の位置決め柱(131)を有する方向決め部材(13)が回転不能に固設され、
    前記つまみ(61)における収容孔(612)の壁面に軸方向に沿って位置決め溝(613)が凹設されると共に、底部に中棒(10)の下部を収容するための挿入溝(614)が凹設され、該挿入溝(614)の底部に更に前記位置決め柱(131)の形状と対応する位置決め穴(615)が凹設され、
    前記スリーブ(63)は、前記つまみ(61)における収容孔(612)のサイズに対応するチューブ体である埋設部(631)と、軸方向と径方向に沿って前記埋設部(631)の一端から延出するように設けられるヘッド部(632)を有し、該埋設部(631)とヘッド部(632)に前記貫通孔(633)が形成されると共に、埋設部(631)の外部に位置決め凸部(6311)が軸方向に沿って突設され、該ヘッド部(632)に切欠部(6321)が形成されると共に、切欠部(6321)から前記外部掛止孔(6322)と2つの固定ピン孔(6323)が径方向に穿設され、
    前記ピン座(64)に、固定ピン孔(6323)に挿設するための2つの固定ピン(642)が設けられることを特徴とする請求項2に記載のエコ傘。
  4. 前記位置決め柱(131)に欠切面が軸方向に形成されると共に、前記位置決め穴(615)が該位置決め柱(131)の形状と対応するように形成されることを特徴とする請求項3に記載のエコ傘。
  5. 前記上ロクロカバー(22)に貫通孔(221)が形成され、
    前記上ロクロ(21)の下端中央から軸方向に沿って結合部(211)が突設され、該結合部(211)に、上ロクロ(21)の上端と連通する貫通孔(212)が形成されると共に、該貫通孔(212)の内壁から内部径方向に向かって突出ブロック(2122)が延設され、
    前記中棒(10)の上端は上ロクロ(21)の貫通孔(212)に挿設されると共に、該上端に前記突出ブロック(2122)を係合するための切欠部(11)が軸方向に形成されることを特徴とする請求項4に記載のエコ傘。
  6. 前記上ロクロ(21)の貫通孔(212)の上端内壁に内側へ延出するように、前記中棒(10)の上端が当接する当接部(2121)が設けられ、
    前記上ロクロカバー(22)の貫通孔(221)の内壁に内側へ延出するように当接部(2211)が設けられ、
    前記先端部(50)は、一端に開口を有する中空の棒体である延伸管(51)と、一側に位置し、延伸管(51)の開口に螺合される上ネジ部(522)と、反対する側に位置する下ネジ部(521)と、両側の間に位置すると共に、径方向に向かって延設する突縁部(523)とを有する棒状の固定部材(52)と、延伸管(51)に取り付けられ、固定部材(52)の上半部の周囲を被包するキャップ(53)とを備え、
    該固定部材(52)における下ネジ部(521)は、中棒(10)の上端に螺合されると共に、該突縁部(523)は、上ロクロカバー(22)における貫通孔(221)内の当接部(2121)に当接されることを特徴とする請求項5に記載のエコ傘。
  7. 前記下ロクロ(31)の中央に前記中棒(10)を挿入するための開口(311)が形成され、該開口(311)の内壁における相対する2つの位置に夫々凹溝(3111)が軸方向に沿って形成され、
    前記下ロクロ座(32)の中央に前記中棒(10)を挿入するための貫通孔(321)が形成されると共に、その上段に径方向へ延出するツバ(322)、及び上方へ延出する、前記下ロクロ(31)の開口(311)に挿入可能な中空の結合部(324)が設けられ、
    前記ツバ(322)に前記位置決めブロック(323)が形成され、
    前記結合部(324)における開口(311)側の面に、該凹溝(3111)内に移動可能な雄ネジ部(3241)が突設され、前記下ロクロ(31)と下ロクロ座(32)とを組み合わせ、これにより、下ロクロ(31)の下端が下ロクロ座(32)のツバ(322)に当接する時、該雄ネジ部(3241)は該凹溝(3111)から露出し、
    前記下ロクロ装置(3)は更に中空の環状体である固定環状部材(33)を含み、該固定環状部材(33)の内面に前記結合部の雄ネジ部(3241)と螺合可能な雌ネジ部(331)が形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のエコ傘。
  8. 前記上ロクロカバー(22)の外壁に少なくとも2つの係合プレート(223)が間隔をおいて突設され、該各係合プレート(223)は、前記上ロクロ(21)における隣接する2つの傘骨溝(213)の間と対応する位置に設けられると共に、末端に上ロクロカバー(22)の中央に向かって湾曲する湾曲部(2231)が形成され、該上ロクロカバー(22)と上ロクロ(21)とを組み合わせて上ロクロ(21)の下端が上ロクロ(21)の上端に当接する時、該湾曲部(2231)は上ロクロ(21)の下端に係合されることを特徴とする請求項7のいずれか一項に記載のエコ傘。
  9. 前記手元(60)は更に板材である装飾リング(62)を含み、該装飾リング(62)には、貫通孔(621)が形成されると共に、その貫通孔(621)の内周面にと上部嵌合段部(622)及び下部嵌合段部(623)が形成され、
    前記つまみ(61)における連結端(611)は、前記下部嵌合段部(623)に嵌合され、
    前記スリーブ(63)は、前記埋設部(631)と位置決め凸部(6311)が前記貫通孔(621)を通過して前記収容孔(612)と前記位置決め溝(613)に挿設されると共に、ヘッド部(632)が前記上部嵌合段部(622)に嵌合されるようにつまみ(61)と装飾リング(62)とに組み合わせられることを特徴とする請求項8に記載のエコ傘。
  10. 前記傘骨(40)における枢着プレート(41A,41B)の端部は弧状に形成されると共に、前記下ロクロ座(32)のツバ(322)における、各位置決めブロック(323)の端壁部(3231)と隣接する位置にそれぞれ、枢着プレート(41B)の端部の形状と対応する弧状溝(3221)が形成されることを特徴とする請求項9に記載のエコ傘。
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