JP3150640U - 人工肛門用パウチ装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】パウチの入り口に常に空間的な余裕をもたせることと、複数の種類の口径のパウチに対応できる装着具を提供する。【解決手段】ほぼ中央にパウチのくびれ部の径に対応する円形の穴2aを設けた薄板状の装具基板2と、該装具基板の対向する両端付近に設けた連結部4と、前記二箇所の連結部に支持され、装着者から見て外側に弓形に反った状態で保持される薄板状のガード板3を装着した。さらに、パウチを装着保持する部分の径の種類に対応するために、市販のくびれ部の径が小さなパウチに対応した穴5aを持つ補助板5を装着可能とした。【選択図】図2

Description

本考案は人工肛門用パウチ装着具において、パウチの入口をガードするカバーに関するものである。
人工肛門のストーマに装着するパウチ(袋)とパウチを保持する装具に関しては、過去色々と改良されてきたが、現在パウチに関しては肌に貼り付ける部分と袋が一体になっているもの(以後、一体型パウチと呼ぶ)と、肌に貼り付ける部分と袋が別体になっているもの(以後、分離型パウチと呼ぶ)が多く使用されている。
上記のように肌に貼り付けるタイプのパウチが一般的になり、肌との接着能力が向上したので必ずしもベルト状の装具が必須ではなくなったが、従来、パウチの入り口を円形の穴に通して保持するベルト状の装具が多く発明・考案されてきた。
このうち、特許文献1では、パウチの入り口をガードするための弧状の屈曲した保護板を装着した人工肛門用パウチの取付具が開示されている。
実開昭51−154998号公報
肌に接着するタイプのパウチだけを装着・使用する場合には以下のような問題があった。
ストーマ装着者の排泄物が正常にパウチ内に排出されれば良いが、人体内よりのガスの排出の有無により状態が変化する。つまり、排泄に伴ってガスが出ている場合はパウチ入り口に膨らみがある為あまり漏れは予想されないが、ガスが出ていない場合はパウチがしぼみ、さらに下着等の押圧にて人工肛門がパウチを介して押さえられている場合、体内機能により強い力で排便が行なわれるが、パウチ入り口に空間が無いと、排泄物がストーマ周辺にたまり、肌との粘着力が劣化している場所から漏れが発生する。
特許文献1に開示されているベルト状の取付具でパウチ入り口に空間を確保することは可能だが、特許文献1の方法では、パウチの交換時や保護板を外したい場合にベルトを外さなければならず不便であった。
又、前述したようにパウチには大きく分けて2種類あり、それぞれパウチの保持部の径が異なるので、径にあった装具を使用する必要があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、パウチの入り口に必要に応じて空間的な余裕をもたせることができ、パウチの交換が容易で、複数の種類の口径のパウチに対応できる装着具を提供することにある。
人工肛門用パウチを保持し人体に装着するための装着具において、ほぼ中央にパウチの保持部の径に対応する円形の穴を設けた薄板状の装具基板と、該装具基板の対向する両端付近に設けた連結部と、前記二箇所の連結部に支持され、装着者から見て外側に弓形に反った状態で保持される薄板状のガード板を装着した。
前記装具基板に設けられた穴は市販のくびれ部の径が大きなパウチを装着可能な大きさであり、前記装具基板の装着者から見て内側に重ねて前記二箇所の連結部に挿入することにより着脱可能に固定可能な市販のくびれ部の径が小さなパウチに対応した穴を持つ補助板を装着可能とした。
本考案によるパウチガードカバーを装着する事により、排泄物(便)の排出を容易に抵抗無くパウチ内部排出することができる。
パウチのみを肌に貼り付けて使用した場合には、特に就寝中に布団の重み等によってパウチの入り口を塞いで排泄物が洩れる心配があったが、本考案によるパウチガードカバーを装着することによって、排泄物が洩れる危険性は低減し安心して眠ることができる。
パウチガードカバーによるふくらみが気になる場合には、容易にパウチガードカバーを取り外すか、又は片側の挿入部のみ抜くことにより平らになるので、外観的な違和感を低減することができる。
パウチガードカバーを取り外すか、又は片側の挿入部のみ抜くことにより、分離型のパウチにおいてはその袋部分を脱着することができる。
また、裏面から径の異なる補助板を装着することにより、くびれ部分の径が異なる複数種類のパウチを使用することができる。
本考案に係る人工肛門用パウチ装着具の正面図である。(ガード板を差し込んでない状態) 本考案に係る人工肛門用パウチ装着具の断面図である。(図1のA−A断面図。但し、ガード板を差し込んだ状態。) 本考案に係る人工肛門用パウチ装着具の補助板の例を示す平面図である。 本考案に係る人工肛門用パウチ装着具の装着方法を示す説明図である。 市販の分離型パウチののうち、肌に貼り付ける部品の説明図である。 パウチの種類と面ファスナーを貼り付ける位置の説明図である。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
図1は本考案に係る人工肛門用パウチ装着具1の構成を示す正面図である。
図2は図1のA−A断面図であるが、図1とはガード板3の一端3bが連結部に差し込んである点が異なる。
厚さ1mm程度のポリプロピレン系の樹脂からなる装具基板2の中央に、市販の一体型パウチのくびれ部(直径70mm程度)が嵌るように直径80mm程度の穴2aを開け、両端部にフェルト又は布などを接着又は縫製して連結部4を構成する。
厚さ1mm程度のポリプロピレン系の樹脂からなるガード板3の一端3aは連結部4の内部に接着又は固定しても良いし、あるいは3bと同様に連結部4に着脱自在に挿入できるようにしても良い。
ガード板3の他端3bは連結部4に差込めるようになっており、ガード板3に固定したストッパー3cが連結部に当接した状態でガード板が弓形に反って浮き上がり、浮き上がり寸法Hが約30mmになる。
なお、ストッパー3cの代わりに連結部4の挿入深さを制限してもよい。
浮き上がり寸法が30mm程度が、パウチ入り口近くの空間を確保するために十分でかつ外部から見てあまり目立たない寸法である。
前記ガード板の反対側(装着者側)に、図3に示した補助板5の両端5bが連結部4に差込めるようになっており、補助板5の中央には、装具基板2に開けた穴2aより、小さな穴5aが開いている。穴5aの直径は例えば60mmであり、分離型のパウチの連結用環部12の外径56mmが入るようになっている。
従って、くびれ部の大きな一体型のパウチを使用する場合には補助板5を外した状態で使用し、連結部の径の小さな分離型のパウチを使用する場合には、補助板5を装着して使用することになる。
図4は本考案によるパウチ装着具を使用している状態の説明図である。
この例では、連結部4をクリップ21で挟んで、クリップに連結したゴムベルト20を腹部に巻いて装着している。
連結部にリングを固定して、ゴムベルト両端にフックを設けて、フックをリングに掛けてもよい。
ガード板3を装着することにより、パウチ10の入り口部が押さえられることを防ぐことができる。
図5は分離型パウチの肌に張る部分の説明図である。図5の貼付け部11の裏を肌に貼付け、連結用環部12の内側にロック用の爪14が突出しており、ロック解除レバー13を周方向に押すと、爪14が引っ込む構造になっている。
分離型パウチの連結用環12の外径は、一体型パウチのくびれ部の直径より小さいので、分離型パウチを安定させて装着するには連結用環14の外径に合わせた穴を設けた補助板5を装着するのが望ましい。
図6(A)は一体型パウチ、(B)は分離型パウチの袋側の説明図である。
一体型パウチの肌に貼る部分16にパウチの袋部分が、くびれ部17で連結している。例えば、くびれ部の直径は約70mmと、分離型パウチの連結用環14の外径約56mmより大きいので、一体型パウチを使用する場合には、補助板5を外して、穴の直径約80mmの装具基板の穴2aにパウチの袋部を畳んで通して装着する。
尚、分離型、一体型とも、パウチのストーマ穴の反対側に、面ファスナー6bを貼り付けて、面ファスナー6bをガード板3の湾曲部内面に貼り付けた面ファスナー6aと連結することにより、パウチの入り口が開く方向に保持することができるので、より排泄物(便)の排出を容易にできる。

1 本考案によるパウチ装着具
2 装具基板
2a 装具基板の穴
3 ガード板(パウチガードカバー)
3a 補助板の固定部又は差込み部
3b 補助板の差込み部
3c 補助板のストッパー
4 連結部
5 補助板
5a 補助板の穴
5b 補助板の差込み部
6a 面ファスナー
6b 面ファスナー
10 パウチ
11 分離型パウチの肌に貼り付ける部分(裏面が粘着面)
12 連結用環部
13 ロック解除レバー
14 パウチロック
15 ストーマ穴
16 一体型パウチの肌に貼り付ける部分
17 くびれ部
18 分離型パウチの装着用鍔部(袋側)
20 ゴムベルト
21 クリップ
H 空間の高さ

Claims (2)

  1. 人工肛門用パウチを保持し人体に装着するための装着具であって、ほぼ中央にパウチのくびれ部の径に対応する円形の穴2aを設けた薄板状の装具基板2と、該装具基板2の対向する両端付近に設けた連結部4と、前記二箇所の連結部4の一方に固定又は挿入され、他方に挿入することにより両端で支持された薄板状のガード板3からなり、該ガード板3の平面長さより前記二箇所の連結部で支持される長さが短いことにより、装着者から見て外側に弓形に反った状態でガード板3が保持される構造であることを特徴とする人工肛門用パウチ装着具。
  2. 前記装具基板2に設けられた穴2aはくびれ部の径が大きな市販のパウチを装着可能な大きさであり、前記装具基板2の装着者から見て内側に重ねて前記二箇所の連結部に挿入することにより着脱可能なくびれ部の径が小さな市販のパウチに対応した穴5aを持つ弾力性のある薄板からなる補助板5を装着可能としたことを特徴とする請求項1に記載した人工肛門用パウチ装着具。

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