JP3148329B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP3148329B2
JP3148329B2 JP03221492A JP3221492A JP3148329B2 JP 3148329 B2 JP3148329 B2 JP 3148329B2 JP 03221492 A JP03221492 A JP 03221492A JP 3221492 A JP3221492 A JP 3221492A JP 3148329 B2 JP3148329 B2 JP 3148329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
sipe
pneumatic tire
tire
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03221492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05229315A (ja
Inventor
博司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP03221492A priority Critical patent/JP3148329B2/ja
Publication of JPH05229315A publication Critical patent/JPH05229315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148329B2 publication Critical patent/JP3148329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1272Width of the sipe
    • B60C11/1281Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1236Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern
    • B60C11/124Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern inclined with regard to a plane normal to the tread surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1236Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern
    • B60C11/125Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern arranged at the groove bottom
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C2011/1213Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリブパターンを有する
空気入りタイヤにおいて、特に主溝に挟まれたリブ両側
端部に発生する偏摩耗防止の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リブパターンを有する空気入りタイヤの
場合、走行中、主溝に挟まれたリブ両側端部において、
段差状の異常摩耗が発生することがある。これを通常、
リバーウェアと呼んでいるが、従来、このリバーウェア
を防止するため種々の技術的対応方法がとられ、また提
案されている。
【0003】最も普通に用いられる手段として、リブ端
部に一端が主溝に開口する多数のサイプをタイヤ幅方向
に向けて小間隔をおいて形成する技術がある。またリブ
端部に沿ってリブ端部から少し離れた位置に主溝にほぼ
平行な連続或いは断続したサイプを形成する技術を開示
している。また縦溝のジクザクを小さくし、ほぼ直線的
な形状とする技術も有効な手段である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしリブ端部に一端
が主溝に開口する多数のサイプをタイヤ幅方向に向けて
形成した場合、リブ端部の周方向の剛性を多数のサイプ
により弱くすることができる点で効果的ではあるが、リ
ブ端部に多数のサイプを形成しなければならないため、
数多くのサイプ用ブレードをモールドに設置しなければ
ならない問題があり、モールドの製作上及びコスト面で
好ましくない。また小間隔ごとにサイプを形成すると、
走行中、このサイプが原因でクラックやチッピングを生
じる場合がある。
【0005】またリブ端部から少し離れた位置にサイプ
を形成する従来技術は、リブ端のタイヤ幅方向の運動を
制御し、それによって周方向のすべりを抑制し、偏摩耗
を防止しようとしているのであるが、かかる手段では偏
摩耗防止の効果はそのサイプ両側で異なることとなり、
摩耗量の差異から別の形の偏摩耗を誘発し易く、またこ
の構成はリブ端部にティアーが生じ易い欠点もある。
【0006】一方、縦溝を直線的な形状とする従来技術
は、上記技術と比較すると問題は少ないが、偏摩耗防止
の点では未だ必ずしも十分なものとはいえない。
【0007】この発明の目的は、走行中、縦溝に挟まれ
たリブ両側端部に発生するリバーウェアを有効に防止す
ることができる空気入りタイヤを提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ところでリブパターンの
偏摩耗には、リバーウェアと、リバーウェアが局部的に
進行するカッピングや、さらに1つのリブ全体が他のリ
ブより摩耗が早く1段ステップのつくリブパンチなども
あるが、いずれにせよタイヤのワイピング作用や、垂直
負荷によって発生するタイヤ表面の剪断力に基づくタイ
ヤ幅方向の運動が、周方向の摩擦力を低下させ、その度
合いの大きなリブ端部でタイヤ周方向のすべりが大きく
なり摩耗を発生させるものである。従ってこれを防止す
るには、摩擦力が弱くなってもその弱くなつた摩擦力に
十分追従できる程にリブ周方向への剛性を弱くすること
が効果的である。その具体的手段としては、リブを横溝
で区切り、リブをブロック化することで達成できる。
【0009】しかしリブをブロック化すると、横溝で区
切られた周方向の前端部と後端部とでは、タイヤの回転
方向との関係から、すべりを生じさせる周方向力と垂直
負荷に基づく周方向剪断力の合成力分布が大きく異なる
ため、すべりの状態の差によって摩耗状態の異なるいわ
ゆるトーアンドヒルと呼ばれる見苦しい偏摩耗が生じ
る。横溝の幅をゼロとすれば防止することもできるが、
たとえ横溝をサイプに置き換えて形成したとしても、
0.3mm以下とすることは技術的に困難である。タイヤ
を後加工としてナイフカットすればその幅をかなりゼロ
に近付けることができるが、コスト面で問題があり、デ
ザインにも融通性が乏しい。
【0010】そこでこの発明は、踏面部周方向に複数の
連続して連なる主溝によってその両側を挟まれたリブ
と、一端がタイヤショルダー端に、他端がその主溝に挟
まれたリブを有する空気入りタイヤにおいて、上記の少
なくとも最もショルダー端に近い主溝両側のリブの円周
上をタイヤ幅方向にほぼ平行に横切り、タイヤ接地時に
閉じる程度の2つのサイプによって区切られた幅の狭い
凸状領域部を、リブの円周上に間隔をおいて多数配列
し、凸状領域部を、リブの円周上のリブ基準面より突出
させた構成を採用した。すなわち薄いサイプでリブをブ
ロック化してリブの剛性を下げる一方で、このサイプを
狭い範囲で2枚以上平行に配置し、サイプ間のリブを少
しリブ基準面より突出させ、接地時に、その突出部分で
ある幅の狭い凸状領域部が、凸状領域部間に位置する基
準領域部よりも剛性が低いことを利用して、接地圧に応
じて、突出するゴム容量分先に撓みを生じせしめ、これ
によりサイプを閉じせしめるとともに、さらに強制的に
圧し合わせてブロックをリブと一体化させる構成とし
た。なお、周方向に隣り合う凸状領域部間に位置する基
準領域部のタイヤ幅方向におけるリブ端部には、当該端
部の周方向摩擦力に対する追従性を増し、すべりを少な
くするために、一端が主溝に開口するサイプを形成する
こともできる。
【0011】凸状領域部の突出量については、適用する
タイヤにより異なるが、およそ0.5〜3.0mmである
ことが望ましい。0.5mm以下では接地時のゴム変形が
サイプを閉塞するまでには至らず、ブロックをリブと一
体化させることが困難となるからであり、一方、3.0
mm以上の場合はリブ剛性が高くなり過ぎて、周方向の柔
軟性が喪失することになるからである。
【0012】凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部
サイプの深さHについては、(サイプ面積/リブ表面で
のサイプ長さ)をサイプの平均深さとして、当該リブ両
側の縦溝深さHGのおよそ50〜120%であることが
望ましい。これは50%以下では充分な周方向の剛性の
低下が得られず、120%を超えると、ノンスキッドベ
ースの厚みを確保する必要から、ゴム量が増大し、タイ
ヤの耐久性、すなわち耐熱性の点で問題が生じ、また重
量アップやコストアップの点で問題となる。
【0013】凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部
サイプは、垂直方向に切り込んで形成しても差支えない
が、タイヤ踏面部開口端から深さ方向に向かって漸次互
いに離反する方向に傾斜してテーパ状に形成すると、サ
イプの開口端近傍が特に良好に閉塞し、ブロックをリブ
として一体化できるので好ましい。凸状領域部8の幅B
を基準にすると、サイプ7、7の底部相互間の距離B'
は比B'/Bで1.0〜1.5が好ましい範囲である。な
お凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部サイプは、
接地時に開口端近傍位置で閉塞する一方、内部ではむし
ろ閉じ合わされない方が周方向の柔軟性を十分確保で
き、滑ろうとする周方向力への追従性を発揮できること
から好ましい。従ってサイプの幅、すなわち凸状領域部
とそれに隣り合う基準領域部との間の隙間を均一幅では
なく、はじめからその底部近傍部において大きくする構
成をとることもできる。なおこの場合、具体的にはサイ
プの底部からサイプの平均深さの1/3程度の辺りまで
の間を、サイプの開口端の約2〜4倍程度の厚みとする
ことが望ましい。
【0014】なお凸状領域部には当該凸状領域部の剛性
を下げるためにサイプを形成することもでき、この場合
特に両端が主溝に開口しないサイプを剛性を低下させる
必要の大きな箇所に形成することが望ましい。
【0015】また凸状領域部は少なくとも一端が主溝で
挟まれるリブであればすべて又は一部のリブに適用でき
るが、特にリバーウェアはショルダーリブに近接する主
溝とこれに隣接する主溝の間にあるリブにおいて問題と
なることが多いので、少なくともショルダーリブに近接
するリブに形成することが望ましい。
【0016】
【作用】この発明は上記の通り、踏面部周方向に複数の
連続して連なる主溝によってその両側を挟まれたリブ
と、一端がタイヤショルダー端に、他端がその主溝に挟
まれたリブを有する空気入りタイヤにおいて、上記の少
なくとも最もショルダー端に近い主溝両側のリブの円周
上をタイヤ幅方向にほぼ平行に横切り、タイヤ接地時に
閉じる程度の2つのサイプによって区切られた幅の狭い
凸状領域部を、リブの円周上に間隔をおいて多数配列
し、凸状領域部を、リブの円周上のリブ基準面より突出
させたことを特徴とする空気入りタイヤであるので、上
記サイプがリブをブロック化し、リブ剛性を低くするこ
とができるため、たとえ周方向の摩擦力が弱くなっても
その弱くなった摩擦力に追従できる状態をリブの両端部
に現出することができ、リバーウェアの発生は防止でき
る。またこのサイプで区切られた幅の狭い凸状領域部
は、接地時、早期に撓んでこのサイプを閉塞し、ブロッ
クをリブとして一体化するので、ブロック化に伴うトー
アンドヒル摩耗は防止することができる。
【0017】従って走行中縦溝に挟まれたリブ両側端部
に発生するリバーウェアを防止し、またトーアンドヒー
ル摩耗を併発することなく有効に防止することができ
る。
【0018】
【実施例】図1はこの発明に係る空気入りタイヤの一実
施例を示すリブパターンの概略図であり、図2は同A−
A線断面図、図3はB−B線断面図、図4はC−C線断
面図である。
【0019】図において、1は踏面部、2はショルダー
部であり、踏面部1には周方向に連続して連なる主溝3
が形成されている。4はこの主溝3、3間に挟まれたリ
ブ、5はショルダーリブである。
【0020】リブ4の円周上には、図示の通り、リブ基
準面6より突出し、かつ円周方向の両側部に当該円周上
をタイヤ幅方向にほぼ平行に横切り、タイヤ接地時に閉
じる程度のサイプ7、7で区切られた幅の狭い凸状領域
部8が間隔をおいて多数配列されている。なお9はリブ
基準面6を構成し、凸状領域部8、8間に位置する基準
領域部であり、この基準領域部9には、図1に示す通
り、一端部が主溝3に開口するサイプ10が形成されて
いいる。なお11はショルダー端に形成された細溝であ
る。なお図3においてHは凸状領域部8を区切るリブ円
周方向両側部のサイプの深さ、HGは当該リブ両側
の縦溝深さである。
【0021】このタイヤを用いた場合、路面Gに接地し
た時、図5に記載の通り、負荷による踏面部1のゴムの
撓みに加えて、凸状領域部8が強く圧縮されて一定容積
V分押し戻される結果、この押し戻されたゴムが当該サ
イプ7の狭い溝を強い圧縮力CFで埋めることになる。
そしてこれに路面からタイヤに制動力DFが負荷される
と、図6に記載の通り、このサイプ7の存在によって周
方向の剛性が低下し、これによってたとえ摩擦力の低下
があっても追従性を向上させることができ、低下した摩
擦力によってもすべりを防止し、リバーウェアの発生を
防止することができる。また凸状領域部8による圧縮力
CFが負荷時でも強く作用するために、ブロックはリブ
として一体化し、サイプ7の開きは阻止されて、トーア
ンドヒール摩耗をも同時に防止することができる。
【0022】ところでタイヤサイズ11R22.5であ
る実施例に係るタイヤを実際に試作し、リバーウェア及
びトーアンドヒールの各偏摩耗の防止効果について試験
を行なった。表1はその結果を示している。
【0023】
【表1】
【0024】表中、hは凸状領域部8のリブ基準面6か
らの突出量(mm)、Hはサイプ7の平均深さ(mm)、HG
主溝3の深さ(mm)、Bは凸状領域部8の幅(mm)である。
なおBは凸状領域部8の幅、B′はサイプ7、7の底部
相互間の距離である(図2参照)。サイプの幅はいずれ
も同一幅としている。
【0025】トーアンドヒール摩耗指数KT はKT =K
1 /K2 で示している。K1 はこの実施例の値で、図7
に示す様に、K1 =(t/p)×100で表される。K
2 は比較例1の値で、同じくK2 =(t/p)×100
で表される。なおここでtは偏摩耗により凸状領域部8
と基準領域部9の間にできる段差(mm)であり、、pは凸
状領域部8と基準領域部9とを1ピッチ単位とするその
ピッチ長(mm)である。KT が小さい程良好であることを
示す。
【0026】リバーウェア指数KR はKR =K1 ′/K
2 ′で示される。K1 ′はこの実施例の値で、図8に示
す様に、K1 ′=w×(r/W)で表され、K2 ′は比
較例1の値で、同じくK2 ′=w×(r/W)で表され
る。なおここでwはリブ端の肩落ちの幅(mm)、rはリブ
端の肩落ちの深さ(mm)、Wはリブ幅(mm)である。KR
小さい程良好であることを示す。
【0027】表1より、実施例ではリブ両側端部に発生
するリバーウェアが防止され、またトーアンドヒール摩
耗も有効に防止されていることが認められる。また凸状
領域部の突出量が0.5〜3.0mmの範囲である場合特
に優れていることが認められる。
【0028】この発明は上記実施例に限定されないこと
はいうまでもない。例えば図9、図10で示す様に、凸
状領域部8の剛性低下を特に向上させる必要のある箇所
に、凸状領域部8に更に両端が主溝に開口しないサイプ
12を設けることもできる。またリバーウェア防止の効
果を増大させるために、図11に示す様に、凸状領域部
を区切るリブ円周方向両側部のサイプ内部の下方部を幅
広部14としたサイプ13を採用することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上の通りこの発明は、主溝間に挟まれ
たリブの円周上をタイヤ幅方向にほぼ平行に横切り、タ
イヤ接地時に閉じる程度の2つのサイプによって区切ら
れた幅の狭い凸状領域部を、リブの円周上に間隔をおい
て多数配列し、該凸状領域部を、リブの円周上のリブ基
準面より突出させたことを特徴とする空気入りタイヤで
あるので、上記のサイプによりリバーウェアを防止でき
るとともに、凸状領域部によりトーアンドヒル摩耗をも
有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空気入りタイヤの一実施例を示
すリブパターンの概略図である。
【図2】同A−A線断面図である。
【図3】同B−B線断面図である。
【図4】同C−C線断面図である。
【図5】同接地状態図である。
【図6】同制動力が負荷された場合の接地状態図であ
る。
【図7】トーアンドヒール摩耗の状態を示す概略断面図
である。
【図8】リバーウェアの状態を示す概略断面図である。
【図9】凸状領域部にサイプを形成した他実施例のリブ
パターン概略図である。
【図10】同D−D線断面図である。
【図11】サイプ内に幅広部を形成した他実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 踏面部 3 主溝 4 リブ 6 リブ基準面 7 サイプ 8 凸状領域部 9 基準領域部 10 サイプ 12 サイプ 13 サイプ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏面部周方向に複数の連続して連なる主溝
    によってその両側を挟まれたリブと、一端がタイヤショ
    ルダー端に、他端がその主溝に挟まれたリブを有する空
    気入りタイヤにおいて、上記の少なくとも最もショルダ
    ー端に近い主溝両側のリブの円周上をタイヤ幅方向にほ
    ぼ平行に横切り、タイヤ接地時に閉じる程度の2つの
    イプによって区切られた幅の狭い凸状領域部が、リブの
    円周上に間隔をおいて多数配列され、該凸状領域部は、
    リブの円周上のリブ基準面より突出されたことを特徴と
    する空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】周方向において隣り合う凸状領域部間に位
    置する基準領域部のリブ端部に、一端が主溝に開口する
    サイプを形成した請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】凸状領域部の突出量が0.5〜3.0mm
    である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部
    サイプの平均深さが、該リブ両側の縦溝深さの50〜1
    20%である請求項1、2又は3記載の空気入りタイ
    ヤ。
  5. 【請求項5】凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部
    サイプが、タイヤ踏面部開口端から深さ方向に向かって
    漸次互いに離反する方向に傾斜して形成されている請求
    項1、2、3又は4記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】凸状領域部を区切るリブ円周方向両側部
    サイプの幅をその底部近傍部において大きくした請求項
    1、2、3、4又は5記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】凸状領域部に、両端が主溝に開口しないサ
    イプを形成した請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    空気入りタイヤ。
JP03221492A 1992-02-19 1992-02-19 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP3148329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03221492A JP3148329B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03221492A JP3148329B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05229315A JPH05229315A (ja) 1993-09-07
JP3148329B2 true JP3148329B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=12352676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03221492A Expired - Fee Related JP3148329B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148329B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1276320B1 (it) * 1994-02-22 1997-10-28 Pirelli Pneumatico per veicoli da trasporto medio/pesante con battistrada di tipo universale
JP6653578B2 (ja) 2016-01-13 2020-02-26 株式会社ブリヂストン タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05229315A (ja) 1993-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101592038B1 (ko) 중하중용 타이어
EP0829381B1 (en) Pneumatic tyre and vulcanization mold therefor
JP4942167B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3110783B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
GB1573223A (en) Tyre tread
US2240542A (en) Tire
JP3228555B2 (ja) 空気入りタイヤ
US6202725B1 (en) Pneumatic tire and vulcanization mold used for the manufacture thereof
JPH05345505A (ja) 空気入りタイヤ
JP4094571B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3148329B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3964693B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4986384B2 (ja) 空気入りタイヤとその製造方法
JP2000185525A (ja) 偏摩耗を防止した重荷重用空気入りタイヤ
JP4128163B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2613997B2 (ja) 重荷重用タイヤ
JPH06312603A (ja) 重荷重用ラジアルタイヤ
JPH06297917A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0648115A (ja) 空気入りタイヤ
JP3195419B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPS63195006A (ja) 空気入りタイヤ
JP3018097B2 (ja) 重荷重用空気入りスタッドレスタイヤ
JP3148420B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2002254905A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JPH0443006B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001205

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees