JPH0443006B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443006B2 JPH0443006B2 JP59137549A JP13754984A JPH0443006B2 JP H0443006 B2 JPH0443006 B2 JP H0443006B2 JP 59137549 A JP59137549 A JP 59137549A JP 13754984 A JP13754984 A JP 13754984A JP H0443006 B2 JPH0443006 B2 JP H0443006B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- siping
- tire
- groove
- tread
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1369—Tie bars for linking block elements and bridging the groove
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C11/1218—Three-dimensional shape with regard to depth and extending direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、改良されたサイピングを有する空気
入りラジアルタイヤに関する。
入りラジアルタイヤに関する。
粉塵公害、舗装路面の損傷等を防止するため、
スパイクタイヤと同程度に制動性能、雪上性能を
向上し、スパイクタイヤに換わりうるスパイクレ
スタイヤの研究開発が急がれており、その１つと
して、例えば第１図に示す如く、タイヤのトレツ
ド表面の主溝Ｇにタイヤ軸方向のサイピングＳが
施こすことが考えられている。
スパイクタイヤと同程度に制動性能、雪上性能を
向上し、スパイクタイヤに換わりうるスパイクレ
スタイヤの研究開発が急がれており、その１つと
して、例えば第１図に示す如く、タイヤのトレツ
ド表面の主溝Ｇにタイヤ軸方向のサイピングＳが
施こすことが考えられている。
このサイピングは、一般に１mm以下の幅、かつ
主溝と同程度もしくはそれ以下の深さを有し、柔
軟性を付与することにより、トレツドゴムを接地
時の変形に追随させ、これによつてスパイクタイ
ヤに近い制動性、駆動性をうることを１つの目的
とするものである。
主溝と同程度もしくはそれ以下の深さを有し、柔
軟性を付与することにより、トレツドゴムを接地
時の変形に追随させ、これによつてスパイクタイ
ヤに近い制動性、駆動性をうることを１つの目的
とするものである。
また、従来このサイピングは、第２図にその断
面図で示すごとく、トレツド表面GTにほぼ垂
直、もしくはそれに近い角度でしかも断面が直線
状で形成されている。
面図で示すごとく、トレツド表面GTにほぼ垂
直、もしくはそれに近い角度でしかも断面が直線
状で形成されている。
しかしながら、かかるサイピングは、トレツド
表面における数、サイピングの深さ、幅あるいは
長さを増加させることによつて、制動性能は向上
する傾向にあるが、一方では耐摩耗性を低下させ
ることとなるため、従来これらの両持性のバラン
スを考慮して設計されていた。
表面における数、サイピングの深さ、幅あるいは
長さを増加させることによつて、制動性能は向上
する傾向にあるが、一方では耐摩耗性を低下させ
ることとなるため、従来これらの両持性のバラン
スを考慮して設計されていた。
なお発明者は、タイヤ回転に伴う繰り返し変形
の際、第２図で点線で示す如く、サイピングも変
形するがサイピングの両縁部Ｅ１，Ｅ２のゴム変
形による段差Ｌが大きい程、制動性が向上する傾
向にあるのを知見した。なお段差Ｌは、タイヤの
路面への踏込みに際して、先行して接地した側に
あるサイピングの溝壁の縁部が変形によつて沈む
こと等により生じるものである。
の際、第２図で点線で示す如く、サイピングも変
形するがサイピングの両縁部Ｅ１，Ｅ２のゴム変
形による段差Ｌが大きい程、制動性が向上する傾
向にあるのを知見した。なお段差Ｌは、タイヤの
路面への踏込みに際して、先行して接地した側に
あるサイピングの溝壁の縁部が変形によつて沈む
こと等により生じるものである。
そこで本発明者はサイピングの断面形状とトレ
ツド部の変形挙動の関係を種々検討し、サイピン
グに蛇行部を設けることを基本として、前記段差
Ｌを増大でき、耐摩耗性を犠牲にすることなく制
動性能、駆動性能を向上しうる空気入りタイヤを
特願昭59−107115号（特開昭60−252005号公報）
により提案した。
ツド部の変形挙動の関係を種々検討し、サイピン
グに蛇行部を設けることを基本として、前記段差
Ｌを増大でき、耐摩耗性を犠牲にすることなく制
動性能、駆動性能を向上しうる空気入りタイヤを
特願昭59−107115号（特開昭60−252005号公報）
により提案した。
しかしこの場合、前記サイピングに蛇行部を形
成するには加硫金型に予めナイフブレードを配置
し、加硫によってサイピングを成形するのである
が、ナイフブレードに屈曲部を有する場合、金型
内部の空気溜まりを効果的に除去することが困難
となる問題が生ずるのが判明した。
成するには加硫金型に予めナイフブレードを配置
し、加硫によってサイピングを成形するのである
が、ナイフブレードに屈曲部を有する場合、金型
内部の空気溜まりを効果的に除去することが困難
となる問題が生ずるのが判明した。
本発明は制動性、駆動性を向上するとともに、
空気溜りを減じうる形状のサイピングを具えた空
気入りタイヤの提供を目的としている。
空気溜りを減じうる形状のサイピングを具えた空
気入りタイヤの提供を目的としている。
本発明は、トレツド部をタイヤ周方向にのびる
複数の主溝の溝壁に、この溝壁で一端が開口する
サイピングを形成したリブパターン、リブラグパ
ターンの空気入りタイヤにおいて、 前記サイピングは、トレツド面近傍の半径方向
内方に直線でのびる上の直線部分と、この上の直
線部分の内端に連なりかつタイヤ周方向の一方の
向きに出入りして半径方向内方にのびる折曲がり
部分と、この折曲がり部分の内端に連なりかつ半
径方向内方に直線でのびる下の直線部分とからな
るとともに、 前記折曲がり部分に、前記サイピングの溝壁か
ら突出しかつ向き合う溝壁間を途切れ部を有して
連絡する突起を設けたことを特徴とする空気入り
タイヤである。
複数の主溝の溝壁に、この溝壁で一端が開口する
サイピングを形成したリブパターン、リブラグパ
ターンの空気入りタイヤにおいて、 前記サイピングは、トレツド面近傍の半径方向
内方に直線でのびる上の直線部分と、この上の直
線部分の内端に連なりかつタイヤ周方向の一方の
向きに出入りして半径方向内方にのびる折曲がり
部分と、この折曲がり部分の内端に連なりかつ半
径方向内方に直線でのびる下の直線部分とからな
るとともに、 前記折曲がり部分に、前記サイピングの溝壁か
ら突出しかつ向き合う溝壁間を途切れ部を有して
連絡する突起を設けたことを特徴とする空気入り
タイヤである。
サイピングは、半径方向にのびる上、下の直線
部分の間にタイヤ周方向の一方の向きに折れ曲が
る折曲がり部分を設けることにより、サイピング
の一方の凹状となる溝壁側での半径方向の撓みを
増すとができ、これによつて、接地に際して、サ
イピングの両溝壁間での段差を増大して、路面と
のグリツプ性を高め、制動性、駆動性を向上しう
る。
部分の間にタイヤ周方向の一方の向きに折れ曲が
る折曲がり部分を設けることにより、サイピング
の一方の凹状となる溝壁側での半径方向の撓みを
増すとができ、これによつて、接地に際して、サ
イピングの両溝壁間での段差を増大して、路面と
のグリツプ性を高め、制動性、駆動性を向上しう
る。
さらに折曲がり部分の向き合う溝壁を連絡する
突起は、ナイフブレードに設ける孔によつて形成
されるため、空気の逃げを良好とし、折曲がり部
分に生じがちな空気溜りをなくす。
突起は、ナイフブレードに設ける孔によつて形成
されるため、空気の逃げを良好とし、折曲がり部
分に生じがちな空気溜りをなくす。
又突起は、サイピングの巾を接地に際しても一
定に保つのに役立ち、制動性、駆動性を維持する
他、途切れ部を有するため、トレツドゴムの接地
による変形を阻害しない。しかもサイピングの溝
巾維持に役立ちタイヤ水切り性を良好とする。
定に保つのに役立ち、制動性、駆動性を維持する
他、途切れ部を有するため、トレツドゴムの接地
による変形を阻害しない。しかもサイピングの溝
巾維持に役立ちタイヤ水切り性を良好とする。
又上下に直線部分を具えることにより、タイヤ
接地によつて、サイピング両側のゴムがトレツド
面垂直に変形し、これによつて摩耗損傷を防止し
うるのが判明している。
接地によつて、サイピング両側のゴムがトレツド
面垂直に変形し、これによつて摩耗損傷を防止し
うるのが判明している。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第１図、第３図において、空気入りタイヤ１
は、トレツド部に、本例では、タイヤ円周方向に
のびるジグザグの２本の主溝Ｇ，Ｇと、トレツド
縁でタイヤ軸方向にのびるラグ溝Ｒとを設けたリ
ブラグパターンのタイヤであつて、主溝Ｇ，Ｇの
溝壁には、該溝壁で一端が開口し、タイヤ軸方向
にのびる終端するサイピングＳが形成される。な
お主溝Ｇは、直線状にのびる直線溝としてもよ
く、またラグ溝Ｒを有しないリブパターンとする
こともでき、さらに主溝の本数などは、目的に応
じて種々選択しうる。
は、トレツド部に、本例では、タイヤ円周方向に
のびるジグザグの２本の主溝Ｇ，Ｇと、トレツド
縁でタイヤ軸方向にのびるラグ溝Ｒとを設けたリ
ブラグパターンのタイヤであつて、主溝Ｇ，Ｇの
溝壁には、該溝壁で一端が開口し、タイヤ軸方向
にのびる終端するサイピングＳが形成される。な
お主溝Ｇは、直線状にのびる直線溝としてもよ
く、またラグ溝Ｒを有しないリブパターンとする
こともでき、さらに主溝の本数などは、目的に応
じて種々選択しうる。
なお通常のタイヤと同様に主溝Ｇの溝巾は、ト
レツド巾の４〜12％、溝深さはトレツド巾の５〜
14％程度、本例では役15mmであつて、サイピング
Ｓの深さSHは、主溝Ｇと同深さ、かつ長さＬを、
主溝Ｇの巾の1/3〜1.5倍程度に設定される。又サ
イピングＳの向き合う溝壁２，３間の長さである
サイピング巾SWは、0.6〜２mmの細巾とする。
レツド巾の４〜12％、溝深さはトレツド巾の５〜
14％程度、本例では役15mmであつて、サイピング
Ｓの深さSHは、主溝Ｇと同深さ、かつ長さＬを、
主溝Ｇの巾の1/3〜1.5倍程度に設定される。又サ
イピングＳの向き合う溝壁２，３間の長さである
サイピング巾SWは、0.6〜２mmの細巾とする。
前記サイピングＳは、第３、４図に示すよう
に、タイヤのトレツド面４近傍の半径方向内方に
直線でのびる上の直線部分５と、その内端に連な
りタイヤ周方向の一方の向き、本例では、第１図
における上向きに出入りして半径方向内方にのび
る折曲がり部分６と、その内端で半径方向内方に
直線でのびる下の直線部分７とからなる。
に、タイヤのトレツド面４近傍の半径方向内方に
直線でのびる上の直線部分５と、その内端に連な
りタイヤ周方向の一方の向き、本例では、第１図
における上向きに出入りして半径方向内方にのび
る折曲がり部分６と、その内端で半径方向内方に
直線でのびる下の直線部分７とからなる。
又上の直線部分５の半径方向深さは、溝深さ
SHの25〜40％、折曲がり部分６は20〜50％、下
の直線部分は25〜40％程度に設定している。
SHの25〜40％、折曲がり部分６は20〜50％、下
の直線部分は25〜40％程度に設定している。
これによつて、折曲がり部分６が早期にトレツ
ド面４に露出するのを防ぐ。
ド面４に露出するのを防ぐ。
又折曲がり部分６は、本例では、前記一方の溝
壁２に断面Ｖ字に凹む凹部１０を設け、他方の溝
壁３をＶ字に凹部１０内に突出する突部１１を設
けることにより形成され、前記溝壁２がＶ字に凹
むことによつて、この溝壁２側の部分は、他方の
溝壁３に比して半径方向内方に容易に撓むことと
なり、その結果、前記段差Ｌを増して制動性を向
上する。
壁２に断面Ｖ字に凹む凹部１０を設け、他方の溝
壁３をＶ字に凹部１０内に突出する突部１１を設
けることにより形成され、前記溝壁２がＶ字に凹
むことによつて、この溝壁２側の部分は、他方の
溝壁３に比して半径方向内方に容易に撓むことと
なり、その結果、前記段差Ｌを増して制動性を向
上する。
又前記凹部１０の奥端を通る半径線Ｘと、溝壁
２の上、下の直線部分５，７との間の距離である
曲がり巾ｍ１，ｍ２をいずれも1.0〜6.0mmの範囲
とする。曲がり巾ｍ１，ｍ２が1.0mmより小さい
と、トレツドゴムに充分な柔軟性を付与できず、
一方６mmを越えると過度の変形歪を生じ、ゴムク
ラツクを生ずることとなり、またサイピングの形
成が一般に困難となる。
２の上、下の直線部分５，７との間の距離である
曲がり巾ｍ１，ｍ２をいずれも1.0〜6.0mmの範囲
とする。曲がり巾ｍ１，ｍ２が1.0mmより小さい
と、トレツドゴムに充分な柔軟性を付与できず、
一方６mmを越えると過度の変形歪を生じ、ゴムク
ラツクを生ずることとなり、またサイピングの形
成が一般に困難となる。
なお折曲がり部分６は１個のサイピングに２個
以上形成するのもよい。又折曲がり部分６の上下
に、上、下の直線部分５，７を設けるのは、タイ
ヤ回転に伴う接地の際、サイピング両縁のトレツ
ドゴムはトレツド面２と垂直な方向の変形歪をう
けるが、この場合前記トレツドゴムの両縁は変形
歪と同方向に形成されているのが摩耗損傷に対し
て充分な強度を維持できることが判明したからで
ある。また下の直線部分７は、摩耗後期におい
て、トレツドの剛性の緩和に役立つ。
以上形成するのもよい。又折曲がり部分６の上下
に、上、下の直線部分５，７を設けるのは、タイ
ヤ回転に伴う接地の際、サイピング両縁のトレツ
ドゴムはトレツド面２と垂直な方向の変形歪をう
けるが、この場合前記トレツドゴムの両縁は変形
歪と同方向に形成されているのが摩耗損傷に対し
て充分な強度を維持できることが判明したからで
ある。また下の直線部分７は、摩耗後期におい
て、トレツドの剛性の緩和に役立つ。
又サイピングＳには、その折曲がり部分６に溝
壁２，３を、途切れ部を有して連絡する突起１
３，１４が突出し、又本例では上の直線部分５に
も突起１５を設けている。
壁２，３を、途切れ部を有して連絡する突起１
３，１４が突出し、又本例では上の直線部分５に
も突起１５を設けている。
この突起１３〜１５は、サイピングＳを形成す
る際のナイフブレード（図示せず）に穿設された
空気逃げ用の孔によつて形成される。
る際のナイフブレード（図示せず）に穿設された
空気逃げ用の孔によつて形成される。
前記サイピングＳを形成するには、加硫金型に
折曲がり部形成用の変曲部を有するナイフブレー
ドを、金型空腔内に突出させて取付けることによ
つて、加硫と同時にサイピングを形成するが、前
記突起１３〜１５は、このナイフブレードの前記
孔内に進入するゴム、即ちスピユーゴムを残存さ
せることによつて形成し、従つてスピユーゴムは
ナイフブレードからのタイヤの離脱によつて途切
れることにより、途切れ部が設けられる。なおナ
イフブレードにより、突起が除去されないよう
に、前記孔の内周面の一部を鋭部とすることがで
きる。
折曲がり部形成用の変曲部を有するナイフブレー
ドを、金型空腔内に突出させて取付けることによ
つて、加硫と同時にサイピングを形成するが、前
記突起１３〜１５は、このナイフブレードの前記
孔内に進入するゴム、即ちスピユーゴムを残存さ
せることによつて形成し、従つてスピユーゴムは
ナイフブレードからのタイヤの離脱によつて途切
れることにより、途切れ部が設けられる。なおナ
イフブレードにより、突起が除去されないよう
に、前記孔の内周面の一部を鋭部とすることがで
きる。
この突起１３〜１５はスピユーゴムであるた
め、空気の逃げを良好とし、特に突起１３，１４
によつて、折曲がり部分６に生じがちな空気溜り
をなくす。又突起１３，１４は、サイピングＳの
巾を接地に際しても一定に保つのに役立ち、制動
性、駆動性を維持する他、途切れ部を有するた
め、トレツドゴムの接地による変形を阻害しな
い。
め、空気の逃げを良好とし、特に突起１３，１４
によつて、折曲がり部分６に生じがちな空気溜り
をなくす。又突起１３，１４は、サイピングＳの
巾を接地に際しても一定に保つのに役立ち、制動
性、駆動性を維持する他、途切れ部を有するた
め、トレツドゴムの接地による変形を阻害しな
い。
このように、本発明はサイピングが折曲がり部
分を有するため、従来の直線状のサイピングに比
べ、接地時のサイピング両縁部のゴム変形による
段差が大きくなるため、耐摩耗性を犠牲にするこ
となく、制動性、駆動性を向上でき、タイヤをス
パイクレスタイヤとする一助となる。
分を有するため、従来の直線状のサイピングに比
べ、接地時のサイピング両縁部のゴム変形による
段差が大きくなるため、耐摩耗性を犠牲にするこ
となく、制動性、駆動性を向上でき、タイヤをス
パイクレスタイヤとする一助となる。
さらにサイピングの折曲がり部分に突起を設け
たため、サイピングの溝巾を一定に保ち、水切り
性を維持することに加えて、突起は、ナイフブレ
ードの空気逃げ用の孔によつて形成しうるため、
加硫時の空気溜りが効果的に軽減でき、設計通り
のトレツド模様に加硫できる。さらに突起は途切
れているため、サイピングを挟むトレツドゴムの
動きを自由とする。
たため、サイピングの溝巾を一定に保ち、水切り
性を維持することに加えて、突起は、ナイフブレ
ードの空気逃げ用の孔によつて形成しうるため、
加硫時の空気溜りが効果的に軽減でき、設計通り
のトレツド模様に加硫できる。さらに突起は途切
れているため、サイピングを挟むトレツドゴムの
動きを自由とする。
なお本発明の実施例として、サイピングがタイ
ヤ軸方向に入れた場合を例示したが、タイヤの周
方向に対して斜め方向に設けることもできる。
ヤ軸方向に入れた場合を例示したが、タイヤの周
方向に対して斜め方向に設けることもできる。
第１図はタイヤトレツド部の一部正面図、第２
図は従来のサイピングを例示する第１図のＡ−Ａ
線断面図、第６図は本発明におけるサイピングを
例示する第１図のＡ−Ａ線断面図、第４図は第２
図のＢ−Ｂ線断面図である。 ２，３……溝壁、５……直線部分、６……折曲
がり部分、７……直線部分、１３，１４……突
起、Ｓ……サイピング。
図は従来のサイピングを例示する第１図のＡ−Ａ
線断面図、第６図は本発明におけるサイピングを
例示する第１図のＡ−Ａ線断面図、第４図は第２
図のＢ−Ｂ線断面図である。 ２，３……溝壁、５……直線部分、６……折曲
がり部分、７……直線部分、１３，１４……突
起、Ｓ……サイピング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ トレツド部をタイヤ周方向にのびる複数の主
溝の溝壁に、この溝壁で一端が開口するサイピン
グを形成したリブパターン、リブラグパターンの
空気入りタイヤにおいて、 前記サイピングは、トレツド面近傍の半径方向
内方に直線でのびる上の直線部分と、この上の直
線部分の内端に連なりかつタイヤ周方向の一方の
向きに出入りして半径方向内方にのびる折曲がり
部分と、この折曲がり部分の内端に連なりかつ半
径方向内方に直線でのびる下の直線部分とからな
るとともに、 前記折曲がり部分に、前記サイピングの溝壁か
ら突出しかつ向き合う溝壁間を途切れ部を有して
連絡する突起を設けたことを特徴とする空気入り
タイヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59137549A JPS6116112A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 空気入りタイヤ |
| NZ21260285A NZ212602A (en) | 1984-07-02 | 1985-07-01 | Pneumatic tyre with depth-wise crooked sipes:each sipe bridged by a spew |
| AU44455/85A AU571708B2 (en) | 1984-07-02 | 1985-07-01 | Tyre tread with sipes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59137549A JPS6116112A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6116112A JPS6116112A (ja) | 1986-01-24 |
| JPH0443006B2 true JPH0443006B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=15201295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59137549A Granted JPS6116112A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 空気入りタイヤ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116112A (ja) |
| AU (1) | AU571708B2 (ja) |
| NZ (1) | NZ212602A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0257407A (ja) * | 1988-05-19 | 1990-02-27 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| US6116310A (en) * | 1996-07-24 | 2000-09-12 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
| ATE249344T1 (de) | 1998-07-03 | 2003-09-15 | Michelin Rech Tech | Reifenlauffläche mit einschnitten ,welche gummiblöcke begrenzen |
| JP4986384B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2012-07-25 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤとその製造方法 |
| JP2007099061A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57130802A (en) * | 1981-02-03 | 1982-08-13 | Bridgestone Corp | Two main grooved rib type tread pattern with subsidiary grooves of superior resistance to gravel catching and gravel removing function |
| JPS6144008A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-03 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP59137549A patent/JPS6116112A/ja active Granted
-
1985
- 1985-07-01 NZ NZ21260285A patent/NZ212602A/en unknown
- 1985-07-01 AU AU44455/85A patent/AU571708B2/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS6116112A (ja) | 1986-01-24 |
| AU571708B2 (en) | 1988-04-21 |
| NZ212602A (en) | 1986-11-12 |
| AU4445585A (en) | 1986-01-09 |
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