JP3146537B2 - 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 - Google Patents
自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置Info
- Publication number
- JP3146537B2 JP3146537B2 JP19749291A JP19749291A JP3146537B2 JP 3146537 B2 JP3146537 B2 JP 3146537B2 JP 19749291 A JP19749291 A JP 19749291A JP 19749291 A JP19749291 A JP 19749291A JP 3146537 B2 JP3146537 B2 JP 3146537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- gear
- oil pump
- crankcase
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車用二サイ
クルエンジンのオイルポンプ駆動装置に関する。
クルエンジンのオイルポンプ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に搭載する二サイクルエンジ
ンは、エンジンに連動するオイルポンプによってクラン
ク室などに潤滑オイルを供給するように、燃料と潤滑オ
イルを別々に供給する分離給油式になっている。
ンは、エンジンに連動するオイルポンプによってクラン
ク室などに潤滑オイルを供給するように、燃料と潤滑オ
イルを別々に供給する分離給油式になっている。
【0003】オイルポンプは、クランクケースに締着し
て、エンジンに連動するキックギヤなどに噛合せたポン
プギヤによって駆動するようにしている。
て、エンジンに連動するキックギヤなどに噛合せたポン
プギヤによって駆動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動二輪車に搭載する
二サイクルエンジンは、フレーム前部の狭い場所に搭載
し、オイルポンプ取付け位置が、フレームと干渉するこ
とがあって不都合である。
二サイクルエンジンは、フレーム前部の狭い場所に搭載
し、オイルポンプ取付け位置が、フレームと干渉するこ
とがあって不都合である。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、オイルポン
プをスペーサを介してクランクケースに連結するように
し、スペーサとポンプギヤ軸の長さを適切に設定するこ
とによって、オイルポンプをフレームと干渉しない位置
に設置できる自動二輪車用二サイクルエンジンのオイル
ポンプ駆動装置を得ることを目的とする。
プをスペーサを介してクランクケースに連結するように
し、スペーサとポンプギヤ軸の長さを適切に設定するこ
とによって、オイルポンプをフレームと干渉しない位置
に設置できる自動二輪車用二サイクルエンジンのオイル
ポンプ駆動装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車用二サイクルエンジンのオイ
ルポンプ駆動装置は、エンジンの一側に設けたクラッチ
と回転一体のプライマリギヤをプライマリピニオンに噛
合わせる一方で、プライマリギヤの反クラッチ側に設け
たキックピニオンにアイドラを介してキックギヤを噛合
わせ、前記キックギヤにポンプギヤを噛合わせてオイル
ポンプを連動させる自動二輪車用二サイクルエンジンの
オイルポンプ駆動装置において、前記オイルポンプは、
クランクケースにスペーサを介してエンジンの外側へ片
持ち状に設けられるとともに、前記クランクケースとキ
ャブレタとを連通する吸気通路と前記クランクケースと
の間の空間に配設され、前記スペーサ内にポンプギヤ軸
を配置して、前記スペーサの端部に設けられたオイルポ
ンプのポンプ軸をポンプギヤ軸に連結したことにある。
に、この発明の自動二輪車用二サイクルエンジンのオイ
ルポンプ駆動装置は、エンジンの一側に設けたクラッチ
と回転一体のプライマリギヤをプライマリピニオンに噛
合わせる一方で、プライマリギヤの反クラッチ側に設け
たキックピニオンにアイドラを介してキックギヤを噛合
わせ、前記キックギヤにポンプギヤを噛合わせてオイル
ポンプを連動させる自動二輪車用二サイクルエンジンの
オイルポンプ駆動装置において、前記オイルポンプは、
クランクケースにスペーサを介してエンジンの外側へ片
持ち状に設けられるとともに、前記クランクケースとキ
ャブレタとを連通する吸気通路と前記クランクケースと
の間の空間に配設され、前記スペーサ内にポンプギヤ軸
を配置して、前記スペーサの端部に設けられたオイルポ
ンプのポンプ軸をポンプギヤ軸に連結したことにある。
【0007】
【作用】オイルポンプは、エンジンに連動するポンプギ
ヤ軸によって駆動され、エンジン運転中、微量ずつ潤滑
オイルを吐出してクランク室などに送って、エンジンを
潤滑する。スペーサとポンプギヤ軸の長さを適切に設定
することによって、オイルポンプの取付け位置をクラン
クケースの左右方向に選定してフレームと干渉しない位
置にオイルポンプを取付けることができる。
ヤ軸によって駆動され、エンジン運転中、微量ずつ潤滑
オイルを吐出してクランク室などに送って、エンジンを
潤滑する。スペーサとポンプギヤ軸の長さを適切に設定
することによって、オイルポンプの取付け位置をクラン
クケースの左右方向に選定してフレームと干渉しない位
置にオイルポンプを取付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4によっ
て説明する。自動二輪車に搭載する二サイクルエンジン
は、クランク軸1に取付けたプライマリピニオン2にク
ラッチ4と回転一体のプライマリギヤ3を噛合せてあ
り、プライマリギヤ3からクラッチ4を介してカウンタ
ー軸5を駆動し、カウンター軸5とドライブ軸6の間に
架設した歯車変速機を介してドライブ軸6端のドライブ
スプロケット7を駆動するようになっている。
て説明する。自動二輪車に搭載する二サイクルエンジン
は、クランク軸1に取付けたプライマリピニオン2にク
ラッチ4と回転一体のプライマリギヤ3を噛合せてあ
り、プライマリギヤ3からクラッチ4を介してカウンタ
ー軸5を駆動し、カウンター軸5とドライブ軸6の間に
架設した歯車変速機を介してドライブ軸6端のドライブ
スプロケット7を駆動するようになっている。
【0009】一方、プライマリギヤ3の一側には、キッ
クピニオン8が一体に設けてあり、アイドラ9を介して
キックギヤ10に噛合せてある。そして、キック軸11
の回動時にドッグ12がキックギヤ10に噛合い、クラ
ンク軸1をクランキングして、エンジンが始動できるよ
うにしてある。
クピニオン8が一体に設けてあり、アイドラ9を介して
キックギヤ10に噛合せてある。そして、キック軸11
の回動時にドッグ12がキックギヤ10に噛合い、クラ
ンク軸1をクランキングして、エンジンが始動できるよ
うにしてある。
【0010】キックギヤ10には、ポンプギヤ13を噛
合せて連動させる。ポンプギヤ軸14は、クランクケー
ス15の外側に突出させて、クランクケース15に連結
するスペーサ16内に挿入する。スペーサ16の先端に
はオイルポンプ17を取付け、ポンプ軸18をポンプギ
ヤ軸14の先端にドッグ噛合せする。前記オイルポンプ
17は、図2に示すように、前記クランクケース15の
上方に配置されるキャブレタ21と該クランクケース1
5とを連通する吸気通路22と前記クランクケース15
との空間に配置されている。
合せて連動させる。ポンプギヤ軸14は、クランクケー
ス15の外側に突出させて、クランクケース15に連結
するスペーサ16内に挿入する。スペーサ16の先端に
はオイルポンプ17を取付け、ポンプ軸18をポンプギ
ヤ軸14の先端にドッグ噛合せする。前記オイルポンプ
17は、図2に示すように、前記クランクケース15の
上方に配置されるキャブレタ21と該クランクケース1
5とを連通する吸気通路22と前記クランクケース15
との空間に配置されている。
【0011】ポンプギヤ13は、キックギヤ10に噛合
っていて、クランク軸1に連動して回転し、ポンプギヤ
軸14でポンプ軸18を回転させてオイルポンプ17を
駆動し、エンジンのクランク室などに微量づつ潤滑オイ
ルを供給する。スペーサ16とポンプギヤ軸14の長さ
を適切に設定することによって、オイルポンプ17の取
付け位置をクランクケース15の左右方向に選定でき
て、オイルポンプ17をフレームと干渉しない位置に設
置できる。
っていて、クランク軸1に連動して回転し、ポンプギヤ
軸14でポンプ軸18を回転させてオイルポンプ17を
駆動し、エンジンのクランク室などに微量づつ潤滑オイ
ルを供給する。スペーサ16とポンプギヤ軸14の長さ
を適切に設定することによって、オイルポンプ17の取
付け位置をクランクケース15の左右方向に選定でき
て、オイルポンプ17をフレームと干渉しない位置に設
置できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上述
のように構成したので、スペーサとポンプギヤ軸の長さ
を適切に設定することによって、オイルポンプの取付け
位置をクランクケースの左右方向に調節できて、フレー
ムと干渉しない位置にオイルポンプを設置することがで
きる。そして、部品点数も少なく、オイルポンプの駆動
系を安価に製作することができる。
のように構成したので、スペーサとポンプギヤ軸の長さ
を適切に設定することによって、オイルポンプの取付け
位置をクランクケースの左右方向に調節できて、フレー
ムと干渉しない位置にオイルポンプを設置することがで
きる。そして、部品点数も少なく、オイルポンプの駆動
系を安価に製作することができる。
【図1】本発明の実施例を示す部分縦断平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の実施例を示すクランクケース部分の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明の実施例を示す全体側面図である。
1 クランク軸 2 プライマリピニオン 3 プライマリギヤ 8 キックピニオン 9 アイドラ 10 キックギヤ 13 ポンプギヤ 14 ポンプギヤ軸 15 クランクケース 16 スペーサ 17 オイルポンプ 18 ポンプ軸21 キャブレタ 22 吸気通路
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの一側に設けたクラッチと回転
一体のプライマリギヤをプライマリピニオンに噛合わせ
る一方で、プライマリギヤの反クラッチ側に設けたキッ
クピニオンにアイドラを介してキックギヤを噛合わせ、
前記キックギヤにポンプギヤを噛合わせてオイルポンプ
を連動させる自動二輪車用二サイクルエンジンのオイル
ポンプ駆動装置において、 前記オイルポンプは、クランクケースにスペーサを介し
てエンジンの外側へ片持ち状に設けられるとともに、前
記クランクケースとキャブレタとを連通する吸気通路と
前記クランクケースとの間の空間に配設され、 前記スペーサ内にポンプギヤ軸を配置して、 前記スペーサの端部に設けられた オイルポンプのポンプ
軸を前記ポンプギヤ軸に連結したことを特徴とする自動
二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19749291A JP3146537B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19749291A JP3146537B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518222A JPH0518222A (ja) | 1993-01-26 |
JP3146537B2 true JP3146537B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16375373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19749291A Expired - Fee Related JP3146537B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3146537B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007040531A1 (en) * | 2005-10-03 | 2007-04-12 | Thomson Licensing | Method and apparatus for enabling channel selection |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19749291A patent/JP3146537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0518222A (ja) | 1993-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7743758B2 (en) | Breather structure for internal combustion engine | |
JP3146537B2 (ja) | 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 | |
JP4605929B2 (ja) | 自動2輪車用内燃機関 | |
JP2002201954A (ja) | 自動二輪車用エンジン | |
JP3777896B2 (ja) | エンジン | |
JP3120467B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンの潤滑装置 | |
JP3205200B2 (ja) | キックアイドルギア軸受部のオイル供給孔閉塞構造 | |
JPH07253008A (ja) | 内燃機関の潤滑装置 | |
JP3141408B2 (ja) | 自動二輪車用二サイクルエンジンのオイルポンプ駆動装置 | |
JP2563166B2 (ja) | 車両用2サイクルディーゼルエンジン | |
CS208516B1 (en) | Rotary sleeve valve of the double-stroke combustion engine | |
JPH04219463A (ja) | 四サイクル単気筒エンジンの始動装置 | |
JP3194999B2 (ja) | 自動二輪車における発電機と燃料噴射ポンプの配設構造 | |
JP3082057B2 (ja) | 2サイクルエンジンのバランサ装置 | |
JP3659040B2 (ja) | 小型滑走艇のエンジンのスタータ構造 | |
JP2632349B2 (ja) | 内燃エンジンの補機の駆動機構 | |
JPS6347627Y2 (ja) | ||
JP2001130469A (ja) | スクータ型車両 | |
JP3004419B2 (ja) | 内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置 | |
JP3855519B2 (ja) | 船外機の燃料ポンプ構造 | |
JPS6245080Y2 (ja) | ||
JP2915329B2 (ja) | 2サイクルエンジンの潤滑装置 | |
JP3659241B2 (ja) | 小型滑走艇 | |
JP2646498B2 (ja) | 自動二輪車のオイルポンプ駆動装置 | |
JPS643262A (en) | Starting device for engine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |