JP3145793B2 - 高酸素透過性眼科用ソフトレンズ - Google Patents

高酸素透過性眼科用ソフトレンズ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】いかなる眼科用レンズも、着用に許容さ
れる種々の基準に合致する必要がある。コンタクトレン
ズにとって一番大切なことは、目の角膜の上に置いたい
かなる材料も、何らかの方法で、目に酸素を通過させそ
して目からの廃棄産物を通過させるための通路を備えて
いる必要があることである。水和したソフトコンタクト
レンズを用いると、この材料は元来高い水含有量(時に
は50%以上)を有しており、これらのレンズの中に含
まれている水を通して酸素が目に送られるため、上記が
達成される。
【0002】しかしながら、水和したソフトコンタクト
レンズは芯として働き、その結果として、目の中の涙流
体から水が引き出されそしてその蒸発が速まる。この結
果として「乾燥目」効果が生じ、ここでは、親水性レン
ズによって過剰の水分が目から引き出される。
【0003】逆に、ハードコンタクトレンズはこのよう
なウィッキング(wicking)効果を示さない、何故なら
ば、水はレンズを通して吸収および通過せずむしろレン
ズの下に存在しているからである。しかしながら、ハー
ドレンズは目に対して悪影響を与える、と言うのは、こ
れは柔軟性を示さず、そして着用者が瞬きをする時生じ
る物理的撹拌が起きると常にレンズが角膜の上を動くか
らである。
【0004】他の望ましいそして望ましくない特徴は、
ハードおよび水和ソフトコンタクトレンズの間で分割さ
れている。例えば、ハードコンタクトレンズは、高水含
有量を有するヒドロゲルが吸収する程には蛋白質および
脂質を吸収しない。半硬質およびハードレンズは、ある
種の表面蛋白質および脂質を吸収するが、このような低
水含有量材料は、そのバルク材料の中にいかなる蛋白質
もしくは脂質も吸収しない。蛋白質および恐らくは脂質
も、それらが堆積している涙流体と共に、ソフトレンズ
の材料の中に取り込まれる。このため一般に、この水和
したレンズを洗浄して蛋白質および脂質堆積物を除去す
る必要がある。更に、ハードコンタクトレンズは、典型
的には、多くのプラスチックを含んでいるため、より高
い強度とより高い屈折率を示し、そして水含有量が低い
ことから、それらを薄くすることが可能になる。
【0005】水和ソフトコンタクトレンズは、高い度合
の心地よさと長い着用期間を与えるため幅広く用いられ
ている。過去10年間に製造された大部分の親水性ソフ
トコンタクトレンズ用ポリマーに関しては、この材料が
有する水含有量を上昇させる努力が成されてきた、と言
うのは、水が着用者の心地よさ並びにレンズを通過する
酸素と二酸化炭素の透過性に貢献しているからである。
しかしながら、このように水含有量を上昇させると、上
述したように、目から水分を無くさせるウィッキング問
題をもたらし、そしてレンズの屈折率(即ちレンズが光
を曲げる能力)を減少させ、そしてまたレンズの堅さを
減少させると、取り扱い性が悪くなる。このため逆に、
着用者が必要としている光学的補正に必要な屈折率要求
に合致させるためには、レンズを厚くする必要が生じて
くる。
【0006】もしレンズ材料が酸素および二酸化炭素に
対して充分な透過性を示さないか、或は角膜とレンズと
の間に存在している涙層を移動させて酸素および二酸化
炭素を輸送するに必要な「涙ポンプ輸送」作用を示さな
い場合、負の生理学的応答が生じるが、これらには、ア
シドーシス(acidosis)、低下した代謝率、角膜の薄層
化、小のう腫、および基質水腫が含まれる。
【0007】高い透過性を示すレンズを用いても、蛋白
質堆積、レンズ劣化、吸蔵、物理的摩耗、および細菌汚
染などの影響から生じる他の生理学的問題、例えば乳頭
状結膜炎、急性炎症、急性赤目、および中心角膜の3お
よび9時染みなどが起こる。
【0008】図1に、ヒドロゲルコンタクトレンズの酸
素透過性に関する水含有量の重要さを示す。材料を通過
する気体の透過性を、Dk[これは、拡散定数Dに溶解
度kを掛けた値に等しい]によって与えられる定量値と
して表す。典型的なヒドロゲルレンズに関する35℃の
Dkを、
【0009】
【数1】
【0010】として定量的に表す。
【0011】ヒドロゲルコンタクトレンズが有する上昇
した水含有量にも拘らず、現在のヒドロゲルレンズは、
充分な酸素を角膜に供給することができなく、そして着
用中の角膜水腫は、望まれている程には低くない。
【0012】角膜水腫を許容レベルまで低下させるため
には、コンタクトレンズを長く着用した時最小でも75
x10-9〜90x10-9(cmxmL O2)/(sxm
LxmmHg)から成るDk/L[ここで、Lはレンズ
の厚さである]を有する必要がある。
【0013】現在の高水含有レンズ、例えば約70%の
水を含有しているレンズは、必要な光学的および他の物
性を達成するためには、約140〜250ミクロンの厚
さで製造される必要がある。上記水含有量および上記厚
さを用いると、図2で見られるように、このDk/Lは
約55x10-9になる。水含有量が80%のヒドロゲル
材料を用いそしてDkを53にした場合でも、Dk/L
を75x10-9にするためにはレンズを約70ミクロン
で製造する必要がある。
【0014】しかしながら、上述したように、水含有量
を上昇させるとこのコンタクトレンズ材料の屈折率が低
下するため、レンズの厚さを上昇させる必要がある。し
かしながら、これが問題にならない場合でも、より薄い
コンタクトレンズは、より低い強度と望ましくない取り
扱い性を示し、そして高い水含有量のため、角膜の染み
が生じる程の脱水傾向を示す。
【0015】コンタクトレンズ用ポリマーを製造するた
めの技術で現在実施されている例は、1989年2月16日出
願のヨーロッパ特許出願0 330 614および0 330 615に示
されている。これらの出願には、ポリオキシアルキレン
を含有しておりそしてソフトコンタクトレンズに通常望
まれている特性を有するコンタクトレンズ用ポリマーが
記述されているが、これらの両方共、10%〜90%の
水、好適には35重量%〜55重量%の水を水和状態で
含有しているレンズとして記述されている。1987年8月2
4日出願のヨーロッパ特許出願番号0 263 061にはまた、
ポリオキシアルキレンバックボーン単位で構成されてお
りそして10重量%未満の水を吸収するコンタクトレン
ズが記述されている。このポリオキシアルキレンバック
ボーンは、表面湿潤性を誘発するモノマーを含んでいる
が酸素透過性も低下させるカルボニルを添加することを
必要としているポリマーを生じさせる。
【0016】EP特許330614、 330615および330618は、低
および高水含有量両方のコンタクトレンズ用ポリマーを
生じさせるためのポリエーテルおよびカーボネート結合
を用いているが、このベースポリマーの水含有量を上昇
させるため、低分子量モノマーも用いている。これらの
特許は、2つの酸素原子(対の)に結合した炭素原子を
有する糖類の如きより高い生適合性を示す材料をそれら
の構造の一部として使用することの教示は行っていな
い。これらの文献の材料もまた、湿潤性を誘発させるた
め、多量の親水性改質剤を使用することを必要としてお
り、そしてある種の表面処理をシリコン材料に対して行
うことを必要としている。
【0017】米国特許番号3,225,012には、1,2:
5,6−ジ−O−イソプロピリデン−3−O−メタアク
リロイル−D−グルコースを重合しそして次に酸加水分
解でグルコースからイソプロピリデン基を除去すること
によって得られるポリマーが開示されている。米国特許
番号3,356,652には、メタアクリル酸2−(D−グルコ
ース)オキシエチルから誘導されるポリマーが記述され
ている。3,225,012および3,356,652両方共、ポリマー鎖
を生じさせるための主要繰り返し基としてではなく、繰
り返し炭素バックボーンから出ているペンダント型の末
端基として、このポリマーのグルコース成分を用いてい
る。
【0018】本発明の1つの目的は、レンズの脱水、即
ち目の脱水症、がほとんど関係のない程度であり、そし
て更に、蛋白質および他の涙成分をレンズの中に浸透お
よび堆積させないところの、コンタクトレンズ構造およ
び材料を考案することである。
【0019】本発明の更に一層の目的は、コンタクトレ
ンズの材料および構造が、着用者に高い度合の心地よさ
を与える程薄くレンズを加工できるに充分な屈折率と弾
性係数を有するようにすることである。
【0020】より詳細には、本発明の目的は、材料の厚
さLを組み合わせた材料透過率Dkが、現在のヒドロゲ
ルソフトコンタクトレンズで達成可能な値を越えたDk
/Lに等しい、レンズを通しての気体伝達率を与えると
ころの、コンタクトレンズ材料および構造を提供するこ
とである。
【0021】本発明の更に一層の目的は、酸素透過性を
阻害するカルボニルモノマーを添加することなく、表面
湿潤性を生じさせることの可能なポリマーを考案するこ
とである。
【0022】レンズの柔軟性および湿潤性を維持するこ
とで角膜の物理的撹拌を最小限にすることにより、現在
のソフトコンタクトレンズが有する心地よさを維持しな
がら、本発明の上記目的を達成する。
【0023】
【発明の要約】現在の水和ソフトコンタクトレンズによ
って達成される性能および心地よさは、必ずしも高水含
有量を有する高水和材料を用いることでのみ達成される
のではないことを認識することにより、本発明で上記目
的を達成する。特に、良好な気体透過性、特にO2に対
する透過性も示す低水レンズを用いて、着用の心地よさ
および高屈折率を得ることができる。
【0024】高いO2透過性を示す低水コンタクトレン
ズ材料は、レンズの脱水をほとんど関係のない程度にす
る材料である。水含有量を低くしそしてポリマーマトリ
ックスの大きさを小さくすると、蛋白質もしくは他の涙
成分がレンズの中に浸透および堆積することはない。更
に、ポリマーマトリックスの大きさを小さくしたレンズ
は、より高い屈折率とより高い弾性率を示す。上記材料
を用いると、レンズが有する材料透過率Dkと厚さLの
組み合わせがDk/Lに関する所望基準を達成する、に
充分な程薄いレンズを製造することが可能になる。更
に、上記材料は、現在の水和コンタクトレンズ材料と同
じ柔らかさおよび柔軟性を示し、そして良好な表面湿潤
性を示し、またハードタイプの低水含有コンタクトレン
ズによって引き起こされる角膜撹拌とは逆に、ソフトコ
ンタクトレンズの心地よさを維持している。
【0025】より詳細に、上記基準に合致する特別な材
料および方法を記述する。従来のポリオキシアルキレン
コンタクトレンズ材料とは反対に、本発明の材料は、酸
素透過性を低下させるカルボニルモノマーを添加するこ
となく表面湿潤性を生じさせ得る遊離ヒドロキシル基を
有する利点を示す。
【0026】本発明の好適な具体例において、環状ポリ
オールを含んでいるプレポリマーと硬化性セグメント含
有ポリアルキルエーテルセグメントとを重合および架橋
させることによって上記レンズを製造する。これらの環
状ポリオールは、アルコキシル化グルコースもしくはス
クロースから成り、これらを次にイソシアネートと反応
させることで紫外硬化性プレポリマーを生じさせる。次
に、このプレポリマーを鋳型に入れた後、紫外光に暴露
することによって重合させる。その後、このレンズを溶
液の中に入れ、その結果として、この材料の遊離ヒドロ
キシル基が高親水性剤と反応して共有結合を生じ、これ
によって、この材料の表面がより高い湿潤性を示すよう
になる。
【0027】
【好適具体例の記述】下記のようにして最初にプレポリ
マーを製造することにより、上述した特性を有するポリ
マーからコンタクトレンズを製造する。紫外光硬化性イ
ソシアネート、例えばPolysciencesから入手可能なイソ
シアノエチルメタアクリレート(IEM)を、ポリアル
キルエーテル、例えばポリプロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、アミン末端を有するポリプロピレ
ングリコール、またはアミン末端を有するポリエチレン
グリコールと反応させる。これらのポリアルキルエーテ
ル材料は、Aldrich Chemical Co., Inc.、 101 West Sai
nt Paul Avenue、 Milwaukee、 Wisconsin 53233; Dow Ch
emical USA、 611 Cascade West Parkway S.E.、 Midlan
d、 Michigan 49605; Fluka Chemika-BioChemika、 980 S
outh Second Street、 Ronkonoma、 New York 11779; お
よびPolysciences Inc.、 400 Valley Road、Warrington、
Pennsylvania 18976から、200〜1,000,00
0の種々の分子量で入手可能である。アミン末端を有す
るポリエチレンおよびポリプロピレン共重合体は、Texa
co Chemical Co.、 4800 Forunace Place、 Bellaire、 Te
xas 74401から商標Jeffaminesの下で市販されている。
使用できる他のuv反応性イソシアネートは、American
Cyanamid Co.、 One Cyanamid Plaza、 Wayne、 New Jers
ey 07470から得られるm−イソプロペニル−2,2−ジ
メチルベンジル−イソシアネートである。IEMとの上
記反応から、下記の中間ポリマー:
【0028】
【化17】
【0029】[式中、R2=CH3およびHから成る群か
らのどちらか、R4=OおよびNHから成る群からのど
ちらか、そしてR2=CH3に関してはa≦75、R2
Hに関してはa≦225]が生じる。
【0030】IEMを用いて開始する代わりとして、ヒ
ドロキシエチルメタアクリレート(HEMA)
【0031】
【化18】
【0032】と、トルエンジイソシアネート(TDI)
【0033】
【化19】
【0034】とを反応させて、
【0035】
【化20】
【0036】を生じさせるか、或はHEMAとイソホロ
ンジイソシアネート
【0037】
【化21】
【0038】とを反応させて、
【0039】
【化22】
【0040】を生じさせてもよい。
【0041】上記2つの反応どちらかの生成物と、該ポ
リプロピレングリコールもしくはポリエチレングリコー
ルジオールとを反応させて、上述した最初の直接反応で
示したものと類似しているが1つの末端に異なるuv反
応性末端基を有する生成物を生じさせてもよい。
【0042】トルエンジイソシアネートもしくはイソホ
ロンジイソシアネートを用いた上記代替合成ルートにお
いて、ジ−uv官能性化合物の量を最小限にする、何故
ならば、TDIおよびイソホロンジイソシアネートは、
1つの基の反応にとって有利な2種の異なる反応性を示
す2個のイソシアネート官能基を有しているからであ
る。
【0043】カプリル酸錫の如き触媒の存在下、反応溶
媒としての塩化メチレン中で上記反応を行う。他の適当
なウレタン触媒には、トリアルキルアミン類、例えばト
リメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチル
ベンジルアミン、或は有機金属ウレタン触媒、例えばカ
プリル酸第一錫、ジブチル錫ジラウレートまたは酢酸ナ
トリウムが含まれる。
【0044】3〜4時間かけて該グリコールにIEMを
ゆっくりと添加する。この方法では、このジキャップし
た(di-capped)種の生成を最小限に保持する。IEM
に対してポリプロピレンもしくはポリエチレングリコー
ルを若干モル過剰にすることで、ジキャップした種の生
成を更に最小限にする。
【0045】しかしながら、生じてくる上記反応生成物
を、次に再び、TDIもしくはイソホロンジイソシアネ
ートと反応させることで、uv硬化性イソシアネートを
生じさせる。例えば、塩化メチレンおよびカプリル酸第
一錫の存在下、5〜8時間、TDIとPPGもしくはP
EGポリマーとを等モル濃度で反応させる。TDIは、
ベンゾ−ジ−イソシアネートを表し、そしてこれらのい
くつかは許容されるものである。
【0046】使用できるジイソシアネート類には、p−
テトラメチル−キシレン−ジイソシアネート、トリメチ
ル−ヘキサン−1,6−ジイソシアネート、ヘキサン−
1,6−ジイソシアネート、フェニレン−1,4−ジイ
ソシアネート、トルエン−2,6−ジイソシアネート、
シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネートが含まれ、
最も好適にはトルエン−2,4−ジイソシアネートおよ
びイソホロンジイソシアネートが含まれる。
【0047】例えば、TDIを用いた時の反応生成物
は、高分子量のuv硬化性イソシアネート:
【0048】
【化23】
【0049】である。
【0050】次に、生じたuv硬化性イソシアネート
を、直ぐ後に続く反応でエチレンもしくはプロピレンオ
キサイドでアルコキシル化したスクロースもしくはグル
コースと反応させる。このアルコキシル化は、イソシア
ネートをヒドロキシルもしくはアミノ官能基に反応させ
るに適切な有機溶媒に該ポリオールが溶解するようにな
るような度合である。上記uv硬化性プレポリマー類の
合成に適当な非プロトン溶媒には、塩化メチレン、クロ
ロホルム、酢酸t−ブチル、酢酸イソプロピル、N,N
−ジメチルホルムアミド、燐酸トリジメチルアミド、ア
セトニトリル、アセトアミド、N,N−ジメチルホルム
アミドおよびジメチルスルホキサイドが含まれる。
【0051】アルコキシル化グルコースおよびスクロー
スに関し、典型的には、そのエチレンオキサイドもしく
はプロピレンオキサイドの全繰り返し単位がこのグルコ
ースもしくはスクロース1分子当たり10または20に
相当するものが、数多くの給源から購入可能である。上
に含まれる環状ポリオール材料は、Amerchol Corpora
tion、 136 Talmadge Road、 Edison、 New Je
rsey 08819が市販しており、そして商標Glucam
E-10、 E−20、P−10およびP−20の下で市
販されている。ここで、「E」は、エチレンオキサイド
付加物を表しており、そして数字は、付加させたエチレ
ンオキサイドのモル数を表している。「P」は、それぞ
れ10および20モルのプロピレンオキサイドを有する
プロピレンオキサイド付加体を表している。しかしなが
ら、アルコキシル化の通常使用量は、グルコースもしく
はスクロース1分子当たり全体で約5〜50個の繰り返
し単位を作成する範囲内であってもよい。
【0052】化学式:
【0053】
【化24】
【0054】[式中、R1は、1〜7個の炭素原子を有
するN−脂肪族および分枝脂肪族鎖から成る群からの1
つであり、R2 CH3およびHから成る群からのどちら
であり
【0055】R4 OおよびNHから成る群からのどち
らかであり、
【0056】R2=CH3 の場合には、a≦75、R2
の場合には、a≦225、 5≦w+x+y+z≦50、 5≦m+p+q+r+s+t+u+v≦50] として示されるもの。
【0057】大部分の環状ポリオール類は、除去するの
が非常に困難な有機溶媒中にのみ可溶でありそしてその
中でのみイソシアネートに対して反応性を示す。しかし
ながら、上記アルコキシル化グルコースおよびスクロー
スが比較的低いアルコキシル化を有する場合、これらの
アルコキシル化ポリオール類は、アセトニトリル、塩化
メチレン、クロロホルムおよび四塩化炭素の如き溶媒に
可溶である。これらの溶媒は、上に明記したアルコキシ
ル化環状ポリオールとイソシアネートとの反応にとって
許容されるものであり、そして多大な困難なしに除去さ
れ得る。
【0058】次に、該アルコキシル化グルコースもしく
はスクロースと上記uv硬化性イソシアネートとを塩化
メチレン中で反応させることによってプレポリマーを製
造する。このアルコキシル化したグルコースは、該高分
子量uv硬化性イソシアネートとの反応で用いられる部
位を4個有しており、そしてスクロースは8個の部位を
有している。該アルコキシル化グルコースもしくはスク
ロースを用いたとき、部位の少なくとも1つを反応させ
る必要はあるが、残りの部位は、高モジュラス(より多
い反応部位)か或はより高い表面湿潤性(より少ない反
応部位)かに応じて、該高分子量uv硬化性イソシアネ
ートと反応させるか、或はヒドロキシル基として残存さ
せてもよい。
【0059】反応部位の数は、平均として、該アルコキ
シル化環状ポリオールとuv硬化性イソシアネートとの
相対的化学量論によって決定される。好適な具体例にお
いて、所望の湿潤およびモジュラス特性を得るための、
uv硬化性イソシアネートとアルコキシル化環状ポリオ
ールとの比率は、グルコースでは約3対1であり、そし
てスクロースでは5対1である。
【0060】この塩化メチレンを除去し、その結果とし
て、使用した環状ポリオールに応じて、下記の如き化学
構造の1つを有する粘性プレポリマーが得られる:
【0061】
【化26】
【0062】[式中、R 5 HおよびR 3 から成る群から
のどちらかでありその他の記号については、上記と同
義である。]
【0063】フリーラジカル開始剤の存在下、および該
プレポリマーに対して反応性を示さない希釈剤の存在
下、化学線照射で該プレポリマーを重合させる。許容さ
れる不活性希釈剤は、アルカノール類、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、アセトアミド、アセトニトリル、N,
N−ジメチルアセトアミド、ヘプタン、ジメチルスルホ
キサイド、アセトン、酢酸t−ブチル、酢酸エチル、酢
酸イソプロピルおよびN−メチル−2−ピロリドンであ
り、低分子量のポリプロピレングリコールが好適であ
る。許容される開始剤は、アゾ化合物、例えば2,2−
アゾ−ビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾ−ビス
−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、1,1−アゾ
−ビス−(シクロヘキサンカルボニトリル)、2,2’
−アゾ−ビス−(2,4−ジメチル−4−メトキシバレ
ロニトリル)およびフェニル−アゾ−イソブチロニトリ
ル;光開始剤、例えばベンゾインメチルエーテルおよび
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン;イオン
化線、例えばガンマ線またはx線;或はパーオキサイ
ド、例えばジ−t−ブチルパーオキサイド、ベンゾイル
パーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、デカノイル
パーオキサイド、アセチルパーオキサイド、こはく酸パ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、
2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、過カプロ
ン酸イソプロピル、t−ブチルヒドロパーオキサイド、
ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、t−ブチル
パーピバレート、過カプロン酸t−ブチル、クメンヒド
ロパーオキサイド、過安息香酸t−ブチル、パーオキシ
マレイン酸t−ブチル、パーオキシ酢酸t−ブチル、お
よび過硫酸カリウムである。充分に硬化するまで220
〜230mnの波長を有する紫外光で照射するのが好適
である。
【0064】これらのプレポリマーを鋳型に移した後、
重合させて眼科用を生じさせるか、或は米国特許番号4,
889,644または4,495,313に記述されている好適な成形を
用いたスパンキャスト(spun-cast)でコンタクトレン
ズを生じさせてもよい。
【0065】この最終的生成物は以下に示すプレポリマ
ーの1つもしくは両方に由来する繰り返し単位を含んで
成るレンズである。
【0066】
【化27】
【0067】[式中、
【0068】
【化28】
【0069】そして、R5=HおよびR3から成る群から
のどちらか]。
【0070】表に示す上記実施例のいくつかに関する詳
細な操作は下記の如くである。
【0071】
【実施例】実施例1〜4に関して: 段階1 1リットルのフラスコに、100g(0.025モル)
のポリプロピレングリコール4000と共に、このポリ
プロピレングリコール4000に対して1部の塩化メチ
レンと0.05%のカプリル酸第一錫を入れた。これ
に、1.94g(0.0125モル)のメタアクリル酸
イソシアノエチルを4〜5時間かけて加えた。2270
cm-1のNCO吸収消失により上記反応を監視した。次
に、上記混合物を滴下漏斗に入れた後、4.3g(0.
025モル)のトルエンジイソシアネート(TDI)に
加えた。ヒドロキシルのピークが消失したときを、この
反応の終点と仮定した。
【0072】段階2 上記反応物に、5.43gのAmerchol Glucam E-10を加
え、そしてGlucamのヒドロキシル基と反応することによ
って2270cm-1のNCO吸収がなくなったとき、こ
の反応が完結したと仮定し、そして塩化メチレンを脱溶
媒することで、注ぎ出すことが可能な混合物が得られ
た。この混合物に0.20〜0.40%のDarocur 1173
を添加し、そして1.7ミリジュールで約20分間硬化
させた。
【0073】実施例16に関して:1リットルのフラス
コに、85g(0.0213モル)のポリプロピレング
リコール4000および15g(0.0150モル)の
ポリエチレングリコール1000と共に、これらのグリ
コールに対して2部の塩化メチレンと0.05%のカプ
リル酸第一錫を入れた。これに、5.46g(0.03
52モル)のメタアクリル酸イソシアノエチルを4〜5
時間かけて加えた。2270cm-1のNCOの吸収消失
により上記反応を監視した。
【0074】上記反応が完了した後、この生成物を滴下
漏斗に入れ、そして6.13g(0.0213モル)の
トルエンジイソシアネート(TDI)に加えた。227
0cm-1のNCOピークが減少しそして約3500cm
-1のヒドロキシルピークが消失したときを、この反応の
終点と仮定した。上記反応物に、12.63g(0.0
121モル)のGlucamate E-20を加えたが、これは、1
時間かけてゆっくりと3部の塩化メチレンと一緒に滴下
漏斗から滴下した。この反応を再び、2270cm-1
NCOピーク消失によって監視した。この反応が完結し
たら、塩化メチレンを減圧下で除去して、粘性を示すプ
レポリマーが得られ、これを直ぐ、熱もしくはuv硬化
に用いることができる。この塩化メチレンを除去する前
の混合物に、任意に開始剤を添加してもよい。
【0075】実施例中のプレポリマー全てを製造するた
めに上記と同様の合成段階が実施できる。
【0076】上述した如き希釈剤の存在下で重合を行う
場合、重合後、架橋したポリマーを食塩水溶液に平衡さ
せてもよく、この時、この特別なポリマーに関連した量
の水吸収に対して、この架橋したポリマーが膨潤する。
この段階で、これらのポリマーは寸法安定性を示し、そ
して消毒可能となる。
【0077】本発明の材料が有するより高いモジュラス
により、現在の厚いコンタクトレンズが有する取り扱い
性を保持しているところの、より薄い材料を製造するこ
とが可能になる。更に、本発明に従って製造したポリマ
ーマトリックスの密度はより高いため、より高い水含有
量のレンズでさえ、人工涙に関し24時間で、688ミ
クログラムの蛋白質を吸収する典型的な高水含有レンズ
に比較して、いかなる検出可能蛋白質堆積も示さなかっ
た。
【0078】種々の分子量を有するPPGおよびPEG
を用いて製造したポリマーの組成および特性を表に示
す。この表の実施例13〜16は、PPGのみを含有し
ているポリマーに比較して上昇した水含有量を有するP
PG/PEG混合物を用いて製造したポリマー類の組成
を示している。
【0079】上記理由のため、目に付けたときの脱水症
を減少させるためには低水含有量を有するレンズが好適
であるが、このようなずっと高い水含有量を有するレン
ズを、好適な特性を示すように製造することができる。
親水性試薬を適当に選択すると、水和のための水含有量
を上昇させながら、優れた物性を維持している材料を作
り出すことが可能になる(表参照)。このような材料を
用いると、水含有量は60%であるがまだ良好な堅さを
保持しているレンズを、減少した厚さ、即ち約50ミク
ロンで製造することが可能になる。
【0080】最も好適な具体例において、本発明に従う
低水含有材料は、低水含有量の結果として得られる優れ
た強度および耐脱水性を示すと共に、気体透過性および
厚さに関するDk/L要求を達成する。
【0081】より高い屈折率を有しているため、補正力
達成にはより薄い部分から成る材料で充分であり、そし
てその結果として、厚さが約35ミクロンのレンズが得
られる。厚さLの減少(より高い屈折率のため可能であ
る)に、改良した酸素透過性Dkを組み合わせること
で、従来技術の高水含有ソフトコンタクトレンズに比較
して優れたDk/Lが得られる。
【0082】この中間ポリマー製造中にポリエチレング
リコール(PEG)を添加することにより、図3に示す
ように、この材料の酸素透過率Dkを減少させることな
く、本発明のレンズの水含有量を上昇させることができ
る。これは、水含有量を上昇させるにつれて本質的にD
kを減少させるHEMAおよびDMAの如き、低分子量
親水性改質剤を添加することから成る従来技術の実施と
は大きく異なっている。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0086】1.
【0087】
【化29】
【0088】[式中、R1は、1〜7個の炭素原子を有
するN−脂肪族および分枝脂肪族鎖から成る群からの1
つであり、R2=CH3およびHから成る群からのどちら
か、
【0089】
【化30】
【0090】 R4=OおよびNHから成る群からのどちらか、 R5=HおよびR3から成る群からのどちらか、 R2=CH3に関してはa≦75、R2=Hに関してはa
≦225、そして5≦w+x+y+z≦50] のプレポリマーから誘導される繰り返し単位を有するポ
リマーから製造された、角膜の上に置くか或は目の中に
入れるために適合させた眼科用ソフトレンズ。
【0091】2.
【0092】
【化31】
【0093】[式中、R2=CH3およびHから成る群か
らのどちらか、
【0094】
【化32】
【0095】R4=OおよびNHから成る群からのどち
らか、R5=HおよびR3から成る群からのどちらか、R
2=CH3に関してはa≦75、R2=Hに関してはa≦
225、そして5≦m+p+q+r+s+t+u+v≦
50]の繰り返し単位を有するポリマーから製造され
た、角膜の上に置くか或は目の中に入れるために適合さ
せた眼科用ソフトレンズ。
【0096】3.高分子量のUV硬化性イソシアネー
ト:
【0097】
【化33】
【0098】と、アルコキシル化グルコース:
【0099】
【化34】
【0100】とを、上記アルコキシル化グルコース1分
子に対して上記イソシアネート約1〜4分子の比率で反
応させる段階から成る、プレポリマー:
【0101】
【化35】
【0102】[式中、R1は、1〜7個の炭素原子を有
するN−脂肪族および分枝脂肪族鎖から成る群からの1
つであり、R2=CH3およびHから成る群からのどちら
か、R4=OおよびNHから成る群からのどちらか、
【0103】
【化36】
【0104】 R 5 =HおよびR 3 から成る群からのどちらか、 R2=CH3に関してはa≦75、R2=Hに関してはa
≦225、そして5≦w+x+y+z≦50] の製造方法。
【0105】4. 高分子量のUV硬化性イソシアネー
ト:
【0106】
【化37】
【0107】と、アルコキシル化スクロース:
【0108】
【化38】
【0109】とを、上記アルコキシル化スクロース1分
子に対して上記イソシアネート約1〜8分子の比率で反
応させる段階から成る、プレポリマー:
【0110】
【化39】
【0111】[式中、R2=CH3およびHから成る群か
らのどちらか、
【0112】
【化40】
【0113】 R4=OおよびNHから成る群からのどちらか、 R 5 =HおよびR 3 から成る群からのどちらか、 R 2 =CH3に関してはa≦75、R 2 =Hに関してはa
≦225、そして5≦m+p+q+r+s+t+u+v
≦50] の製造方法。
【0114】5. 中間ポリマー:
【0115】
【化41】
【0116】とベンゾ−ジイソシアネートとを反応させ
ることによって上記高分子量のUV硬化性イソシアネー
トを生じさせる第3または4項の方法。
【0117】6. メタアクリル酸イソシアノエチル:
【0118】
【化42】
【0119】と(プロポキシル化またはポリプロピレ
ン)グリコールおよび相当するアミン末端ポリグリコー
ル:
【0120】
【化43】 HR4(CH2 CHR2O)a CH2 CH24−H のどちらかとを反応させることによって上記中間ポリマ
ーを生じさせる第5項の方法。
【0121】7. ヒドロキシエチルメタアクリレー
ト:
【0122】
【化44】
【0123】とトルエンジイソシアネート:
【0124】
【化45】
【0125】とを反応させることで、
【0126】
【化46】
【0127】を生じさせた後これを次に中間ポリマー:
【0128】
【化47】
【0129】と反応させることによって上記高分子量の
UV硬化性イソシアネートを生じさせる第3または4項
の方法。
【0130】8. ヒドロキシエチルメタアクリレー
ト:
【0131】
【化48】
【0132】とイソホロンジイソシアネート:
【0133】
【化49】
【0134】とを反応させることで、
【0135】
【化50】
【0136】を生じさせた後これを次に中間ポリマー:
【0137】
【化51】
【0138】と反応させることによって上記高分子量の
UV硬化性イソシアネートを生じさせる第3または4項
の方法。
【0139】9. 上記プレポリマーと希釈剤とを混合
し、上記プレポリマー/希釈剤混合物をレンズ用鋳型に
入れ、上記鋳型の少なくとも1つの表面は非ゼロ光学力
を含有しており、重合を生じさせるに充分なエネルギー
で上記混合物を衝突させることによって、上記プレポリ
マーを重合させることでコンタクトレンズを生じさせ、
この重合したレンズを上記鋳型から取り出し、そして該
希釈剤を水に置き換えることによって該レンズを水和さ
せる、ことから成る追加的段階を更に含む、角膜の上に
置くか或は目の中に入れるために適合させた眼科用ソフ
トレンズを製造するための第3または4項の方法。
【0140】10. プレポリマー:
【0141】
【化52】
【0142】[式中、R1は、1〜7個の炭素原子を有
するN−脂肪族および分枝脂肪族鎖から成る群からの1
つであり、R2=CH3およびHから成る群からのどちら
か、
【0143】
【化57】
【0144】 R4=OおよびNHから成る群からのどちらか、 R 5 =HおよびR 3 から成る群からのどちらか、 R2=CH3に関してはa≦75、R2=Hに関してはa
≦225、そして5≦w+x+y+z≦50]。
【0145】11. プレポリマー:
【0146】
【化54】
【0147】[式中、R2=CH3およびHから成る群か
らのどちらか、
【0148】
【化55】
【0149】 R4=OおよびNHから成る群からのどちらか、 R 5 =HおよびR 3 から成る群からのどちらか、 R 2 =CH3に関してはa≦75、R 2 =Hに関してはa
≦225、そして5≦m+p+q+r+s+t+u+v
≦50]。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ヒドロゲルに関する酸素透過率と水含
有量との間の関係(理論的および測定)を示すグラフで
ある。
【図2】図2は、レンズの厚さ、材料のDkおよび材料
伝達率(dk/L)の間の関係を示すグラフである。
【図3】図3は、水含有量を上昇させるために添加した
親水性改質剤を含有している3種材料に関する水含有量
と酸素透過性との間の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C07H 15/08 C07H 15/08 15/10 15/10 (72)発明者 イバン・エム・ヌネズ アメリカ合衆国フロリダ州32223ジヤク ソンビル・グラシントンウエイノース 1844 (72)発明者 ジエイムズ・デイ・フオード アメリカ合衆国フロリダ州32073−8063 オレンジパーク・ナツソーコート515 (72)発明者 フランク・モロツク アメリカ合衆国フロリダ州32073−8063 オレンジパーク・パインアベニユー5987 (56)参考文献 特開 平5−86101(JP,A) 特開 平2−184814(JP,A) 特開 昭58−114013(JP,A) 特開 昭55−90507(JP,A) 特開 昭50−83468(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 C08F 299/06 G02B 1/04 G02C 7/04 C07H 15/08 C07H 15/10 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式 【化1】 [式中、 R1は、1〜7個の炭素原子を有するN−脂肪族および
    分枝脂肪族鎖から成る群からの1つであり、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化2】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+x+y+zは5〜50
    のいずれかの正数である]のプレポリマーから誘導され
    繰り返し単位を有するポリマーから製造された、角膜
    の上に置くか或は目の中に入れるために適合させた眼科
    用ソフトレンズ。
  2. 【請求項2】 下記式 【化3】 [式中、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化4】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+p+q+r+s+t+
    u+vは5〜50のいずれかの正数である]のプレポリ
    マーから誘導される繰り返し単位を有するポリマーから
    製造された、角膜の上に置くか或は目の中に入れるため
    に適合させた眼科用ソフトレンズ。
  3. 【請求項3】 下記式で表されるUV硬化性イソシアネ
    ート: 【化56】 (上式中、R 4 およびaは、下記プレポリマーについて
    定義するものに、それぞれ対応する)と、下記式で表さ
    れるアルコキシル化グルコース: 【化6】 (上式中、R 1 、R 2 、w、x、yおよびzは、下記プレ
    ポリマーについて定義するものに、それぞれ対応する)
    とを、上記アルコキシル化グルコース1分子に対して上
    記イソシアネート1〜4分子の比率で反応させる段階か
    ら成る、下記式で表されるプレポリマー: 【化7】 [式中、 R1は、1〜7個の炭素原子を有するN−脂肪族および
    分枝脂肪族鎖から成る群からの1つであり、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化8】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+x+y+zは5〜50
    のいずれかの正数であるの製造方法。
  4. 【請求項4】 下記式で表されるUV硬化性イソシアネ
    ート: 【化9】 (上式中、R 4 およびaは、下記プレポリマーについて
    定義するものに、それぞれ対応する)と、下記式で表さ
    れるアルコキシル化スクロース: 【化10】 (上式中、R 2 、m、p、q、r、s、t、uおよびv
    は、下記プレポリマーについて定義するものに、それぞ
    れ対応する)とを、上記アルコキシル化スクロース1分
    子に対して上記イソシアネート1〜8分子の比率で反応
    させる段階から成る、下記式で表される プレポリマー: 【化11】 [式中、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化12】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+p+q+r+s+t+
    u+vは5〜50のいずれかの正数である]の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 下記式で表されるプレポリマー: 【化13】 [式中、 R1は、1〜7個の炭素原子を有するN−脂肪族および
    分枝脂肪族鎖から成る群からの1つであり、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化14】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+x+y+zは5〜50
    のいずれかの正数である]。
  6. 【請求項6】 下記式で表されるプレポリマー: 【化15】 [式中、 R2 CH3およびHから成る群からのどちらかであり 3 は下記式で表される基であり、 【化16】 4 OおよびNHから成る群からのどちらかであり、5 HおよびR3から成る群からのどちらかであり、2 CH3 である場合にはaは75以下のいずれかの整
    数であり、2 である場合にはaは225以下のい
    ずれかの整数であり、そして+p+q+r+s+t+
    u+vは5〜50のいずれかの正数である]。
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