JP3145773B2 - 画像形成装置を制御するcpuの暴走検知方法 - Google Patents

画像形成装置を制御するcpuの暴走検知方法

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JP3145773B2
JP3145773B2 JP07424692A JP7424692A JP3145773B2 JP 3145773 B2 JP3145773 B2 JP 3145773B2 JP 07424692 A JP07424692 A JP 07424692A JP 7424692 A JP7424692 A JP 7424692A JP 3145773 B2 JP3145773 B2 JP 3145773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォッチドッグタイマ
が接続された画像形成装置を制御するCPUの暴走検知
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUの暴走を監視する方法にウオッチ
ドッグタイマを使用する方法がある。
【0003】このウオッチドッグタイマは、通常、リト
リガが可能なタイマで構成され、トリガされてから一定
時間再トリガなしに経過するとCPUに対しリセット信
号を出す。CPUは、このウオッチドッグタイマに対し
て同タイマがタイムアップする前にリセット信号を送っ
てリトリガさせる。このように、ウオッチドッグタイマ
がタイムアップする一定の期間以内に毎回リセット信号
を同タイマに対して出す必要があるために、そのための
サブルーチンはCPU暴走検知サブルーチンとして繰り
返し循環的に実行されるメインルーチン内に設定されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような単
純な暴走検知方法では、正常時において適宜実行される
べき割り込みサブルーチンが何らかのCPU側のトラブ
ルにより正常に実行されない場合には、その異常状態
(暴走状態)を検知できないという問題がある。
【0005】特に、上記適宜実行されるべき割り込みサ
ブルーチンが複写機のコピーランプや定着部の制御を行
うサブルーチンである場合、このような異常状態を検知
できないとなると火災発生など非常事態を起こしてしま
う可能性がある。
【0006】本発明の目的は、画像形成装置を制御する
CPUの暴走検知をより簡単な構成で確実にする方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、繰り返し実行
されるメインルーチンの途中にCPU暴走検知サブルー
チンと高電力負荷を制御するための負荷制御サブルーチ
ンがそれぞれ設定され、且つ一定時間毎にタイマ割込み
を実行し、カウントアップ処理を行うために共通に用い
られるタイマ割込サブルーチンを備え、該CPU暴走検
知サブルーチンは実行される毎にウオッチドッグタイマ
にリセット信号を出す画像形成装置を制御するCPUの
暴走検知方法において、電力負荷を所定時間通電する
ためのタイマ割込が発生した際、上記タイマ割込サブル
ーチンにおいて、タイマカウントアップ処理が正常に行
われたことを示すフラグ情報をセットすると共に、前記
CPU暴走検知サブルーチンは、前記フラグ情報がセッ
トされたことを確認した上で前記リセット信号を出すと
共に、上記フラグ情報をリセットすることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】繰り返し循環的に実行されるメインルーチンの
途中にはCPU暴走検知サブルーチンが設定されている
ために、このCPU暴走検知サブルーチンが毎回実行さ
れる時間間隔のうち最大の時間よりもウオッチドッグタ
イマのタイマ時間が長く設定されている。従って、CP
Uの暴走によってメインルーチンが走らなくなればCP
U暴走検知サブルーチンが実行されなくなるためにウオ
ッチドッグタイマに対するリセット信号が出されなくな
って、同タイマがタイムアップする。すなわちCPUに
対してウオッチドッグタイマよりリセット信号が出さ
れ、CPUはリセットされて全ての負荷が停止する。一
方、メインルーチンが繰り返し実行されている正常時に
おいても、通常は、所定の割込サブルーチンが適宜実行
されている。例えば、一定の時間間隔毎に実行されるタ
イマ割り込みサブルーチンがそれである。CPUの暴走
は必ずしもメインルーチンに影響を及ぼすだけではな
く、このタイマ割込サブルーチンなど一部のサブルーチ
ンに対してのみ影響を及ぼす場合がある。従って、この
ような割込サブルーチンだけがCPUの暴走によって実
行されない場合には、上記のCPU暴走検知サブルーチ
ンだけでは暴走状態を検知することはできない。そこ
で、CPU暴走検知サブルーチンに上記割込サブルーチ
ンが正常に実行されていることを確認するステップを含
ませ、これを確認したうえでウオッチドッグタイマに対
してリセット信号を出すようにしている。このようにす
ることで、メインルーチンが正常に走らなくなった場合
はもちろん、正常時において適宜実行されるべき割込サ
ブルーチンが正常に実行されなくなった場合も検知する
ことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る異常検知方法が実施され
るマイクロコンピュータのブロック図である。この例で
は、マイクロコンピュータは電子写真複写機を制御する
ものとしている。
【0010】マイクロコンピュータはCPU10、RO
M11、RAM12、割込コントローラ16、ウオッチ
ドッグタイマ17および汎用のタイマ18とで構成され
ている。割込コントローラ16はウオッチドッグタイマ
17のタイムアップ信号及びタイマ18のタイムアップ
信号を受け、CPU10に対し割込信号とともに割込ア
ドレスを与える。また、CPU10はウオッチドッグタ
イマ17に対してタイマリセット信号を出力し、タイマ
18に対してはタイマ時間セット信号を出力する。CP
U10からの制御信号はI/O13を介してドライバ1
4に出力され、また、入力データは入力用IC15から
上記I/O13を介してCPU10に入力される。ドラ
イバ14にはクラッチ,ソレノイドなどの他、ヒータラ
ンプや露光ランプの各々の駆動部が接続されている。入
力用IC15には各種センサからの情報、例えば用紙サ
イズ、用紙の搬送経路に配置されている搬送スイッチな
どからの情報が入力する。
【0011】図2〜図5は、ROM11に記憶されてい
る制御ルーチンを示している。図2はメイン(通常)ル
ーチンである。このメインルーチンは、入出力制御を行
うサブルーチンステップを含む合計7つ(S1〜S7ま
で)のサブルーチンを含み、さらに暴走検知制御サブル
ーチンS8を含んでいる。このS1〜S8までの各サブ
ルーチンは繰り返して循環的に実行されていく。
【0012】ここで、図1におけるCPU10の割込動
作について説明する。割込のモードには、ノンマスカブ
ル割込モードとマスカブル割込モードがある。ノンマス
カブル割込モードは割込要求が発生すると必ずその割込
ルーチンへブランチするモードであり、マスカブル割込
モードとは割込の制御フラグによって割込要求が発生し
てもその許可/禁止状態で割込ルーチンへブランチする
か否かコントロールできるモードである。前者のノンマ
スカブル割込には、ウオッチドッグタイマ割込があり、
後者のマスカブル割込にはタイマ割込がある。図1にお
いてウオッチドッグタイマ17による割込はノンマスカ
ブル割込であり、タイマ18による割込はマスカブル割
込である。このようにウオッチドッグタイマに17によ
る割込はノンマスカブル割込であるために、CPUの暴
走によって図2に示すメインルーチンが正常に流れなく
なった場合にはCPU10に対し確実にリセット信号が
送られることなるが、タイマ18による割込はマスカブ
ル割込であるために、もしCPU10が暴走し割込の制
御フラグが禁止状態となれば、メインルーチンが正常に
流れていてもタイマ18からの割込は受け付けられなく
なってしまう。本実施例では、図3,図4のサブルーチ
ンを設定することによりこのような問題を解決し、マス
カブル割込が正常に受け付られないような暴走が生じた
場合も、検知できるようにしている。
【0013】図3は正常時においてタイマ割込により一
定時間毎に実行されるべきタイマ割込サブルーチンを示
す。また、図4はメインルーチンのS8で実行される暴
走検知制御サブルーチンを示す。
【0014】先ず、図4の暴走検知サブルーチンについ
て説明する。最初に、S30において、WDTRESと
いうRAMアドレスの内容がAAH(16進)か否か判
断する。もし、AAHでなければ何も処理をしない。も
しAAHであれば、S31にてウオッチドッグタイマを
リセットし、WDTRESというRAMアドレスに00
Hをセットする(S32)。ここで、図3に示すように
タイマ割込処理に入ったとき、S20においてWDTR
ESというRAMアドレスにAAHをストアし、S21
にてタイマカウントアップ処理、S22において表示,
キー入力処理を行っている。従って、タイマ割込処理が
正常に実行されたかどうかの判断は、S30のステッ
プ、すなわちWDTRESというRAMアドレスの内容
がAAHになったか否かで判断することができる。図5
は、メインルーチンのS7の露光,ヒータ制御サブルー
チンに含まれるコピーランプ制御ルーチンを示してい
る。S40にてコピーランプのオンリクエストがセット
されていれば、S41にてコピーランプCLがオンして
いるか否かチェックし、オンしていなければS42にて
コピーランプCLをオンし、タイマに1.5秒をセット
する。このタイマは、図3のタイマ割込サブルーチンの
S21によってカウントアップされることになる。コピ
ーランプCLがオンしていればS44にてタイマのタイ
ムアップをチェックし、タイムアップしていればS45
にてコピーランプCLをオフし、S46でコピーランプ
CLのオンリクエストフラグをオフする。
【0015】ここでタイマ割込はマスカブル割込である
ために、もしCPU10が暴走し、割込制御フラグが禁
止状態となれば、メインルーチンが正常に流れていて
も、タイマはタイムアップせず、コピーランプCLは点
灯しっぱなしとなり、発煙,発火を招く恐れがある。し
かし、本実施例では図3,図4に示すルーチンによっ
て、タイマ割込サブルーチンが正常に実行されない場合
にS30から直接抜けることによりウオッチドッグタイ
マへのリセット信号出力がされないようになるために、
メインルーチンが正常に走らなくなる場合と同様にウオ
ッチドッグタイマを働かせてCPU10をリセットさせ
ることができるようになる。
【0016】
【発明の効果】タイマ割込サブルーチンなど、正常時に
おいてメインルーチンとともに適宜実行されるべき割込
みサブルーチンが正常に実行されない場合でも、暴走検
知サブルーチンにおいてフラグ情報を確認してからウォ
ッチドッグタイマに対してリセット信号が出力され、フ
ラグ情報をリセットされるようになるために、メインル
ーチンが正常に走らなくなった場合はもちろん、高電力
負荷を制御する負荷制御サブルーチンとそのためのタイ
マ割込みサブルーチンが正常に実行されなくなった場合
であっても、画像形成装置を制御するCPUの暴走検知
をより簡単な構成で確実に行うことができる。また、新
たにウォッチドッグタイマなどの回路を付加する必要も
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暴走検知方法が実施されるマイク
ロコンピュータのブロック図
【図2】上記マイクロコンピュータで実行されるメイン
ルーチン
【図3】タイマ割込サブルーチン
【図4】暴走検知制御サブルーチン
【図5】コピーランプ制御サブルーチン
【符号の説明】
10−CPU 17−ウオッチドッグタイマ 18−タイマ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−126342(JP,A) 特開 昭63−159939(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し実行されるメインルーチンの途
    中にCPU暴走検知サブルーチンと高電力負荷を制御す
    るための負荷制御サブルーチンがそれぞれ設定され、且
    つ一定時間毎にタイマ割込みを実行し、カウントアップ
    処理を行うために共通に用いられるタイマ割込サブルー
    チンを備え、 該CPU暴走検知サブルーチンは実行される毎にウオッ
    チドッグタイマにリセット信号を出す画像形成装置を制
    御するCPUの暴走検知方法において、 電力負荷を所定時間通電するためのタイマ割込が発生
    した際、上記タイマ割込サブルーチンにおいて、タイマ
    カウントアップ処理が正常に行われたことを示すフラグ
    情報をセットすると共に、 前記CPU暴走検知サブルーチンは、前記フラグ情報が
    セットされたことを確認した上で前記リセット信号を出
    すと共に、上記フラグ情報をリセットすることを特徴と
    する画像形成装置を制御するCPUの暴走検知方法。
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JP2009064163A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置,及び画像形成装置のcpu暴走検知方法
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JPH02126342A (ja) * 1988-11-07 1990-05-15 Jidosha Kiki Co Ltd マイクロコンピュータの暴走検出方法

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