JP3145747B2 - 偏光膜 - Google Patents
偏光膜Info
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Description
耐久性に優れ、更に高偏光度かつ高透過度の光学特性を
有する偏光膜に関する。
プロおよび機械の計器類等の比較的小画面の表示装置と
して用いられ、表示品質に対する要求は特に厳しくなか
ったが、近年になって、ラップトップワープロ、ラップ
トップパソコンおよびノートブックパソコン用ディスプ
レイ、自動車および航空機のインパネ用ディスプレイな
らびに液晶プロジェクター等として幅広く利用されるよ
うになり、大型化、表示品質の高級化および耐久性の向
上が要求されている。したがって、液晶表示装置の構成
要素である偏光膜に関しても、上記課題を達成するため
に、大画面化、高偏光度かつ高透過度といった光学特性
の向上に加えて、耐水性、耐熱性、耐湿熱性および耐久
性等の向上が求められている。
質により染色したポリビニルアルコールの一軸延伸フィ
ルムがよく用いられているが、この偏光膜は偏光度は優
れているものの、耐水性、耐湿熱性および耐久性に乏し
い。これに対して、高重合度のポリビニルアルコールの
一軸延伸フィルムを偏光膜の基材として使用する提案
(例えば、特開平1−105204号)や一軸延伸ポリ
エステルフィルムを偏光膜の基材として使用する提案
(例えば特開昭58−68008号)がされている。し
かし、前者においては、重合度の効果が認められるもの
の必ずしも充分ではなく、後者では、ポリビニルアルコ
ール系樹脂を基材とした偏光膜の欠点はある程度改善さ
れているが、偏光性が不充分であり、上記要求に充分応
えられるものではなかった。また、エチレン−ビニルア
ルコール系共重合体を基材とした偏光膜も提案(例えば
特開昭55−7735号)がされている。しかし、通常
エチレンービニルアルコール系共重合体を基材とし、二
色性物質としてヨウ素系化合物を用いた場合、ヨウ素系
化合物による染色性が悪く、色調がニュートラルグレイ
とならず、やや黄色味をおびた偏光膜となり、偏光性お
よび色調の点で充分なものが得られなかった。
は高偏光度かつ高透過度であるといった優れた光学特性
を有するとともに、特に高温高湿下で長期間放置した場
合においても光学特性の低下が少ない耐湿熱性、耐熱性
および耐久性が改善された偏光膜を提供するものであ
る。
解決に向けて鋭意検討した結果、フェノール85重量%
と水15重量%の混合溶媒中30℃で測定した極限粘度
0.1リットル/g以上およびエチレン含有量3〜24
モル%のエチレン−ビニルアルコール系共重合体からな
るフィルムを染色処理前に膨潤処理してなる偏光膜を見
いだし、本発明を完成させるに至った。
光膜において用いられるエチレン−ビニルアルコール系
共重合体は、極限粘度0.1リットル/g以上およびエ
チレン含有量3〜24モル%のエチレン−ビニルアルコ
ール系共重合体である。
極限粘度は0.1リットル/g以上であることが必要で
あり、0.13リットル/g以上が好ましく、0.14
リットル/g以上がより好ましく、0.15リットル/
g以上がさらに好ましい。極限粘度の上限については特
に制限はないが、エチレン−ビニルアルコール系共重合
体の製膜や延伸等の加工性の点から、0.36リットル
/g以下が好ましい。極限粘度が0.1リットル/g未
満の場合には、光学特性、耐水性、耐湿熱性および耐久
性等が低下するために好ましくない。ここでエチレン−
ビニルアルコール系共重合体の極限粘度(リットル/
g)は、フェノール85重量%と水15重量%の混合溶
媒中30℃で測定した値である。
エチレン含有量は、3〜24モル%であることが必要で
あり、5〜24モル%が好ましく、8〜20モル%がよ
り好ましい。エチレン含有量が3モル%未満の場合に
は、偏光膜の耐水性、耐湿熱性および耐久性が低下する
ために好ましくない。エチレン含有量が24モル%を越
える場合には、偏光膜の耐水性や耐熱性は向上するが、
二色性物質による染色および配向等の工程において問題
を生じたり、二色性物質としてヨウ素系化合物を使用し
た場合に光学特性が低下するため好ましくない。
ビニルエステル単位のけん化度は、90モル%以上が好
ましく、95モル%以上がより好ましく、98モル%以
上がさらに好ましい。
ルアルコール系共重合体の製造方法については特に制限
はないが、エチレンと酢酸ビニル等のビニルエステル系
モノマーとの共重合により得られたエチレン−ビニルエ
ステル系共重合体をけん化する方法が好ましい。
際に、これら以外のモノマーを本発明の主旨を損なわな
い程度で共重合させても良い。このようなコモノマーと
しては、例えば、プロピレン,1−ブテン,イソブテン
等のオレフィン類、アクリル酸およびその塩、アクリル
酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸n−プロピ
ル,アクリル酸i−プロピル,アクリル酸n−ブチル,
アクリル酸i−ブチル,アクリル酸t−ブチル,アクリ
ル酸2−エチルヘキシル,アクリル酸ドデシル,アクリ
ル酸オクタデシル等のアクリル酸エステル類、メタクリ
ル酸およびその塩、メタクリル酸メチル,メタクリル酸
エチル,メタクリル酸n−プロピル,メタクリル酸i−
プロピル,メタクリル酸n−ブチル,メタクリル酸i−
ブチル,メタクリル酸t−ブチル,メタクリル酸2−エ
チルヘキシル,メタクリル酸ドデシル,メタクリル酸オ
クタデシル等のメタクリル酸エステル類、アクリルアミ
ド,N−メチルアクリルアミド,N−エチルアクリルア
ミド,N,N−ジメチルアクリルアミド,ジアセトンア
クリルアミド,アクリルアミドプロパンスルホン酸およ
びその塩,アクリルアミドプロピルジメチルアミンおよ
びその塩またはその4級塩,N−メチロールアクリルア
ミドおよびその誘導体等のアクリルアミド誘導体、メタ
クリルアミド,N−メチルメタクリルアミド,N−エチ
ルメタクリルアミド,メタクリルアミドプロパンスルホ
ン酸およびその塩,メタクリルアミドプロピルジメチル
アミンおよびその塩またはその4級塩,N−メチロール
メタクリルアミドおよびその誘導体等のメタクリルアミ
ド誘導体、メチルビニルエーテル,エチルビニルエーテ
ル,n−プロピルビニルエーテル,i−プロピルビニル
エーテルn−ブチルビニルエーテル,i−ブチルビニル
エーテル,t−ブチルビニルエーテル,ドデシルビニル
エーテル,ステアリルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類、アクリロニトリル,メタクリロニトリル等のニト
リル類、塩化ビニル,塩化ビニリデン,フッ化ビニル,
フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニル,酢酸アリル,
塩化アリル等のアリル化合物、マレイン酸およびその塩
またはそのエステル、ビニルトリメトキシシラン等のビ
ニルシリル化合物、酢酸イソプロペニル等が挙げられ
る。
は、ヨウ素系化合物のほか、いわゆる二色性物質が単独
または混合して用いられる。二色性染料としては、例え
ば、Direct black 17,19,154、Direct brown 44,10
6,195,210,223、Direct red2,23,28,31,37,3
9,79,81,240,242,247、Direct blue 1,15,22,7
8,90,98,151,168,202,236,249,270、Direct vi
olet 9,12,51,98、Direct green 1,85、Direct yel
low 8,12,44,86,87、Direct orange 26、39,106,
107等が挙げられる。
よって製造される。一つはエチレン−ビニルアルコール
系共重合体のフィルムを製造した後、ヨウ素系化合物や
染料などの二色性物質による染色と一軸延伸を行う方法
であり、二色性物質による染色と延伸処理の順序は任意
である。もう一つはフィルムの製造時に、二色性物質を
添加して得られた二色性物質を含有するフィルムを一軸
延伸する方法であり、本発明の偏光膜はどちらの方法で
も製造可能である。
フィルムの成膜は溶融成膜または溶液からの成膜によっ
て得られる。エチレン−ビニルアルコール系共重合体溶
液からの成膜はキャスト成膜や乾式成膜(空気中や窒素
等不活性気体中への押し出し)、湿式成膜(エチレン−
ビニルアルコール系共重合体の貧溶媒中への押し出
し)、乾湿式成膜、ゲル成膜(エチレン−ビニルアルコ
ール系重合体溶液を一旦ゲル化させた後フィルムを得る
方法)などの方法によって行われる。成膜時に使用され
る溶剤としてはジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、エチレングリコール、
グリセリン、メタノール、n−プロパノール、i−プロ
パノール、フェノールおよび水等が単独または混合して
使用される。また塩化リチウム、塩化カルシウム等の無
機塩の水溶液も単独または前記有機溶媒と混合して使用
できる。これらの溶媒のなかでも、水、ジメチルスルホ
キシド、ジメチルスルホキシドと水の混合溶媒、n−プ
ロパノールと水との混合溶媒が好んで使用される。
−ビニルアルコール系共重合体のフィルムは、二色性物
質による染色と一軸延伸による配向処理を行うか、もし
くは成膜時に二色性物質を添加したフィルムについては
一軸延伸のみが行われる。上記の染色処理と配向処理は
同時に行っても別々に行っても良く、またその順序も任
意である。
通常、二色性物質を含有する液体中に基材フィルムを浸
漬することにより行われるが、その処理条件や方法等に
特に制限はない。二色性物質を含有する液体としては、
例えば、二色性物質としてヨウ素系化合物を用いる場合
にはヨウ素−ヨウ化カリウムの水溶液が用いられ、二色
性物質として染料を用いる場合には染料水溶液が用いら
れる。また、これらの二色性物質を含有する液体にホウ
酸,ホウ砂等のホウ素系化合物を添加しても良い。
(または配向処理)を行う前に、基材フィルムを水など
により膨潤させることが必要である。基材フィルムを膨
潤処理することにより、偏光特性および色調等の光学特
性が向上する。基材フィルムの膨潤処理時の液体の温度
は、エチレン含有量、極限粘度および基材フィルムの結
晶性によっても異なるが、エチレン含有量13モル%以
下のエチレン−ビニルアルコール系共重合体を使用する
場合には5〜55℃の温度で基材フイルムを膨潤するの
が好ましい。さらに耐湿熱性を充分に発揮し、かつ光学
特性の優れた偏光フィルムを得るためには、エチレン含
有率13〜24モル%のエチレン−ビニルアルコール系
共重合体を使用し、かつ40℃以上(好ましくは60℃
以上、好ましくは98℃以下)の水に浸漬した後、ヨウ
素系化合物で染色することが好ましい。ヨウ素系化合物
による染色に先だって40℃以上の水に基材フィルムを
浸漬することにより基材フィルムを膨潤させることによ
って、色調がニュートラルグレイに近く、かつ光学特性
および耐久性が向上する。
軸方向に3倍以上に行うことが好ましく、5倍以上の延
伸を行うことがより好ましい。延伸時の温度は延伸の条
件によっても異なるが、通常20〜250℃の間であ
る。また乾熱延伸の場合には、不活性気体中で延伸を行
うのが好ましい。延伸後の膜厚については特に制限はな
いが、3〜100μmが好ましく、5〜40μmが特に
好ましい。吸着と延伸が行われたフィルムは定長下で空
気中または不活性気体中で乾燥される。乾燥されたフィ
ルムは耐水性および耐湿熱性などを付与するため、さら
に80〜230℃の温度で熱処理を行っても良い。ま
た、基材フィルムへの二色性物質の吸着をより強固にす
ることを目的にホウ酸やホウ砂のようなホウ素系化合物
を添加しても良く、ホウ素系化合物の添加は染色や延伸
と同時に実施しても良く、染色や延伸の前後またはその
間のどの時点で実施しても良い。
面あるいは片面に光学的に透明で、かつ機械的強度を有
した保護膜を貼り合わせて偏光板として使用される。保
護膜としては通常セルロースアセテート系フィルム、ア
クリル系フィルム、ポリエステル系フィルム等が使用さ
れる。
説明するが、本発明は実施例によりなんら制限されるも
のではない。透過度、偏光度、色相の測定は日本電子機
械工業会規格(EIAJ)LD−201−1983に準
拠し、分光光度計を用いて、C光源,二度視野にて計算
した。
ル/g、けん化度99.8モル%のエチレン−ビニルア
ルコール系共重合体を水/n−プロパノール=8/2
(重量比)の混合溶媒に溶解した溶液の液膜を70℃で
乾燥して該共重合体のフィルムを得た。得られたフィル
ムを30℃の水に10分間浸漬して膨潤させたフィルム
をヨウ素(0.063重量%)とヨウ化カリウム(0.
042重量%)の両方を含む水溶液に浸漬した後、4重
量%のホウ酸水溶液中で100%/minの速度で4.
5倍まで延伸し、50℃で乾燥して偏光膜を得た。得ら
れた偏光フィルムの光学特性は透過度45.2%、偏光
度97.4%であり、40℃,90%RHの雰囲気下で
10日間放置した後の光学特性は透過度46.8%、偏
光度94.2%であった。
%のポリビニルアルコール系共重合体の水溶液の液膜を
70℃で乾燥して該重合体のフィルムを得た。得られた
偏光フィルムを実施例1と同様の処理を行い偏光膜を得
た。得られた偏光フィルムの光学特性は透過度45.6
%、偏光度98.1%であり、40℃,90%RHの雰
囲気下で10日間放置した後の光学特性は透過度70.
2%、偏光度22.4%であった。
6モル%、けん化度99.8モルのエチレン−ビニルア
ルコール系共重合体を使用したほかは、実施例1と同様
の方法により偏光フィルムを得た。得られた偏光フィル
ムの光学特性は透過度42.4%、偏光度91.5%で
あり、40℃,90%RHの雰囲気下で10日間放置し
た後の光学特性は透過度60.8%、偏光度32.6%
であった。
9.8モル%、けん化度99.8モルのエチレン−ビニ
ルアルコール系共重合体を使用したほかは、実施例1と
同様の方法によりフィルムを得た。得られたフィルムを
80℃の水に10分間浸漬して膨潤させたフィルムを実
施例1と同様の処理を行い偏光膜を得た。得られた偏光
フィルムの光学特性は透過度43.7%、偏光度98.
3%であり、また色相はa値が−0.02、b値が1.
3であった。該偏光フィルムを40℃,90%RHの雰
囲気下で10日間放置した後の光学特性は透過度44.
9%、偏光度97.1%であった。
ル%、けん化度99.8モル%のエチレン−ビニルアル
コール共重合体を使用する以外は実施例1と同様にし
て、偏光膜を得た。得られた偏光フィルムの光学特性は
透過度66.2%、偏光度35.6%であった。40
℃,90%RHの雰囲気下で10日間放置した後の光学
特性は透過度66.4%、偏光度35.2%であった。 比較例4 極限粘度0.16リットル/g、エチレン含有量9.2
モル%、けん化度99.8モル%のエチレン−ビニルア
ルコール共重合体を使用して実施例1と同様にしてフィ
ルムを得て、水で膨潤せず、延伸倍率を3倍とする他は
実施例1と同様にして偏光膜を得た(なお、延伸倍率
4.5倍では延伸中にフィルムの切断が起こるため、延
伸倍率を3倍とした)。 得られた偏光フィルムの光学特
性は透過度70.5%、偏光度30.0%であった。4
0℃,90%RHの雰囲気下で10日間放置した後の光
学特性は透過度78.3%、偏光度17.1%であっ
た。
の偏光膜は、従来の偏光膜に比べて、高温高湿下で長期
間放置した場合においても、高偏光度かつ高透過度とい
った光学特性の低下が少ない耐水性、耐湿熱性および耐
久性に優れたものである。すなわち、本発明の偏光膜
は、従来のポリビニルアルコール系重合体を基材とした
偏光膜の最大の欠点であった水、湿度および熱による光
学特性の低下が解決され、かつ従来のエチレン−ビニル
アルコール系共重合体からなるフィルムをヨウ素系化合
物により染色して得られた偏光膜の欠点であった色調が
ニュートラルグレー色に近い色調に改善され、かつ光学
特性が改善されたものである。本発明で得られた偏光膜
は、上記特徴を生かして、高性能、高耐久性の液晶ディ
スプレイ、たとえば液晶テレビ、液晶プロジェクター、
ワープロ用ディスプレイ、パソコン用ディスプレイ、O
A機器端末ディスプレイ、航空機および自動車のインパ
ネ用ディスプレイをはじめとして、その他フィルター、
サングラス、窓ガラス、各種ライトの防眩用、各種セン
サー等に用いられる。
Claims (2)
- 【請求項1】 フェノール85重量%と水15重量%の
混合溶媒中30℃で測定した極限粘度0.1リットル/
g以上およびエチレン含有量3〜24モル%のエチレン
−ビニルアルコール系共重合体からなるフィルムを染色
処理前に膨潤処理してなる偏光膜。 - 【請求項2】 フェノール85重量%と水15重量%の
混合溶媒中30℃で測定した極限粘度0.1リットル/
g以上およびエチレン含有量13〜24モル%のエチレ
ン−ビニルアルコール系共重合体からなるフィルムを4
0℃以上の水に浸漬した後、ヨウ素系化合物で染色する
ことを特徴とする偏光膜の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP29084191A JP3145747B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 偏光膜 |
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---|---|---|---|
JP29084191A Expired - Lifetime JP3145747B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 偏光膜 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
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-
1991
- 1991-10-09 JP JP29084191A patent/JP3145747B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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