JP3144679U - 合成床版の継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋼製添接板をコンクリート版に一体化させ、鋼製添接板に作用する偏心曲げモーメントを低減することによって、疲労耐久性を高めた合成床版の継手構造を提供する。
【解決手段】継手構造25は、第1,第2端部20a,20bの上面に配置される鋼製添接板30、第1,第2端部20a,20bに溶接され鋼製添接板30を貫通する複数のスタッドボルト31、複数のスタッドボルト31に螺合される複数のナット部材32、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30間に全面的に塗布されて第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを接着する接着剤34、鋼製添接板30よりも上方へ突出してコンクリート版に埋設されるように鋼製添接板30に固定的に設けられ、鋼製添接板30をコンクリート版に一体化させる複数のジベル部材36を有する。
【選択図】図8

Description

本考案は、複数の鋼板部材を並設した下鋼板とこの下鋼板上にコンクリートを打設して形成されるコンクリート版とを備えた合成床版において、鋼板部材の端部同士を連結する継手構造に関するものである。
従来、橋梁(鋼道路橋)等の高架道路において、床版として初期コストが安価な鉄筋コンクリート床版が広く採用されてきたが、近年、交通量の増加や通行車輌の大型化に伴い、鉄筋コンクリート床版の耐久性が問題になり、その損傷事例も多数報告されている。また、高架道路の建設現場において、鉄筋コンクリート床版を成形する場合に、型枠や型枠支保工の設置・解体が別途必要になり、その分、作業負荷が増えて工期が長くなり、また、桁下や作業員の安全性確保の課題も指摘されている。そこで、近年、高架道路の床版として合成床版の採用が主流になりつつある。
合成床版は、多数の鋼板部材を主桁上に並設して互いに連結した下鋼板(底鋼板)と、下鋼板上にコンクリートを打設して形成されたコンクリート版とを備え、コンクリート版の上面に防水層が形成され、防水層の上面にアスファルト舗装が形成されている。各鋼板部材の上面や下面には複数の鋼板補強用の横リブが溶接され、更に、各鋼板部材の上面に複数のスタッドジベルを溶接しておくことで、これらスタッドジベルが下鋼板とコンクリート版との一体性を高めるように機能する。
合成床版において、多数の鋼板部材を互いに連結するために、隣接する2枚の鋼板部材の第1,第2端部を帯板状の鋼製添接板と複数のボルト及びナットで連結する継手構造が公知である(例えば、特許文献1参照)。この合成床版の継手構造では、鋼製添接板が第1,第2端部に亙って第1,第2端部の上面に配置され、第1,第2端部と鋼製添接板とがそれらを貫通する複数のボルトと複数のナットで締結され、特許文献1の図5等には、前記ボルトを第1,第2端部の上面に取付けられたスタッドボルトとした技術が開示されている。
特開平11−324199号公報
本願出願人は、図19に示すように、合成床版100 の継手構造101 において、隣接する2枚の鋼板部材102 の第1,第2端部102a,102b と鋼製添接板103 とを複数のスタッドボルト104 及びナット105 で締結するとともに、第1,第2端部102a,102b と鋼製添接板103 とを接着剤106 で接着したものを提案し実用化しつつあるが、合成床版100 上を車輌が通過する毎に繰返し、その車輌荷重により合成床版100 に曲げモーメントが作用する。
そして、その曲げモーメントによって鋼板部材102 の第1,第2端部102a,102b を含む部分が下方へ撓んだ場合、鋼製添接板103 はその幅方向両側へ接着剤106 を介して第1,第2端部102a,102b で引っ張られるため、鋼製添接板103 には矢印a方向の偏心曲げモーメントが作用し、その偏心曲げモーメントによって第1,第2端部102a,102b と鋼製添接板103 との間で接着剤106 を剥離させる方向の力が働く。つまり、接着剤106 が第1,第2端部102a,102b や鋼製添接板103 から剥離し易くなる。
しかも、鋼板部材102 はコンクリート版107 と共に下方へ撓むが、前記偏心曲げモーメントによって鋼製添接板103 がコンクリート版107 から剥離し易くなる。そして、接着剤106 が第1,第2端部102a,102b や鋼製添接板103 から剥離すると、鋼板部材102 と鋼製添接板103 との間に隙間が発生し、鋼製添接板103 がコンクリート版107 から剥離すると、鋼製添接板103 とコンクリート版107 との間に隙間が発生し、この継手構造101 の強度が大きく減少して合成床版100 が破壊してしまう。
本考案の目的は、合成床版の鋼板部材の端部同士(第1,第2端部)を連結する合成床版の継手構造において、第1,第2端部と鋼製添接板とを複数のボルト及びナット部材で締結し、鋼製添接板をコンクリート版に一体化させ、鋼製添接板に作用する偏心曲げモーメントを低減することによって、第1,第2端部と鋼製添接板とを接着する接着剤の剥離等を抑制して、疲労耐久性を高めることである。
請求項1の合成床版の継手構造は、複数の鋼板部材を並設した下鋼板とこの下鋼板上にコンクリートを打設して形成されるコンクリート版とを備えた合成床版の前記鋼板部材の端部同士を連結する合成床版の継手構造において、前記鋼板部材の第1端部と、この鋼板部材に連結される鋼板部材の第2端部とに亙って第1,第2端部の上面に配置される帯板状の鋼製添接板と、前記第1端部と鋼製添接板及び前記第2端部と鋼製添接板を夫々結合する複数のボルト及びナット部材と、前記鋼製添接板よりも上方へ突出してコンクリート版に埋設されるように鋼製添接板に固定的に設けられ、鋼製添接板をコンクリート版に一体化させる1又は複数のジベル部材とを備えたことを特徴とする。
請求項1の合成床版の継手構造においては、次の構成が採用可能である。
前記複数のボルトは、前記第1,第2端部の上面に溶接され鋼製添接板に形成されたボルト穴を挿通した複数のスタッドボルトからなり、前記複数のナット部材は、複数のスタッドボルトに夫々螺合されて鋼製添接板を第1,第2端部に押圧する(請求項2)。
前記複数のナット部材は、その下部が前記ボルトの上部に螺合される複数の高ナット部材を含み、前記複数のジベル部材は、前記複数の高ナット部材の上部に螺合される複数のボルト部材からなる(請求項3)。前記ジベル部材は、鋼製添接板の上面に縦向き姿勢に溶接されて鋼製添接板の長さ方向へ延び、複数の孔部が形成されたリブ部材からなる(請求項4)。前記複数のジベル部材は、鋼製添接板の上面に溶接された複数のスタッドジベルからなる(請求項5)。前記第1,第2端部の上面と鋼製添接板の下面間に全面的に塗布されて第1,第2端部と鋼製添接板とを接着する接着剤を備える(請求項6)。
請求項1の合成床版の継手構造によれば、この合成床版上を車輌が通過する毎に繰返し、その車輌荷重によって合成床版に曲げモーメントが作用し、その曲げモーメントによって第1,第2端部を含む鋼板部材がコンクリート版と共に下方へ撓んだ場合、第1,第2端部と鋼製添接板との連結によって、鋼製添接板がその幅方向両側へ第1,第2端部で引っ張られた場合に、鋼製添接板には偏心曲げモーメントが作用する。
これに対して、鋼製添接板よりも上方へ突出してコンクリート版に埋設されるように1又は複数のジベル部材を鋼製添接板に固定的に設け、この1又は複数のジベル部材により鋼製添接板をコンクリート版に一体化させたことで、前記偏心曲げモーメントの発生を抑制して、鋼製添接板がコンクリート版から剥離しにくくなる。
請求項2の合成床版の継手構造によれば、複数のボルトは、第1,第2端部の上面に溶接され鋼製添接板に形成されたボルト穴を挿通した複数のスタッドボルトからなり、複数のナット部材は、複数のスタッドボルトに夫々螺合されて鋼製添接板を第1,第2端部に押圧するので、第1,第2端部に段差がある場合には、その段差を無くすように修復することができ、更に、スタッドボルトへのナット部材の締結作業を鋼板部材の上面側からのみ行うようにすることができる。
請求項3の合成床版の継手構造によれば、複数のナット部材は、その下部がボルトの上部に螺合される複数の高ナット部材を含み、複数のジベル部材は、複数の高ナット部材の上部に螺合される複数のボルト部材からなるので、この複数のボルト部材を、第1,第2端部と鋼製添接板とを締結する為の複数の高ナット部材を利用して、夫々、その高ナット部材とボルトを介して鋼製添接板に固定的に設け、その頭部を介してコンクリート版に固定して、鋼製添接板をコンクリート版に確実に一体化させることができる。
請求項4の合成床版の継手構造によれば、ジベル部材は、鋼製添接板の上面に縦向き姿勢に溶接されて鋼製添接板の長さ方向へ延び、複数の孔部が形成されたリブ部材からなるので、このリブ部材を鋼製添接板に直接溶接して固定的に設け、その複数の孔部を介してコンクリート版に固定して、鋼製添接板をコンクリート版に確実に一体化させることができ、また、このリブ部材によって鋼製添接版の長さ方向の曲げ剛性を高めることができる。
請求項5の合成床版の継手構造によれば、複数のジベル部材は、鋼製添接板の上面に溶接された複数のスタッドジベルからなるので、既存のスタッドジベルを適用し、この複数のスタッドジベルを鋼製添接板に直接溶接して固定的に設け、夫々、その頭部を介してコンクリート版に固定して、鋼製添接板をコンクリート版に確実に一体化させることができる。
請求項6の合成床版の継手構造によれば、第1,第2端部の上面と鋼製添接板の下面間に全面的に塗布されて第1,第2端部と鋼製添接板とを接着する接着剤を備えたので、この継手構造の剪断応力の伝達性を高めることができる。
本考案の合成床版の継手構造は、複数の鋼板部材を並設した下鋼板とこの下鋼板上にコンクリートを打設して形成されるコンクリート版とを備えた合成床版の前記鋼板部材の端部同士を連結するものである。
実施例1は、合成床版の継手構造において、鋼製添接板に固定的に設けられた複数のジベル部材として、複数のボルト部材を採用したものである。尚、図1〜図6に示す矢印aの橋軸方向を前後方向とし矢印bの橋軸直角方向を左右方向として説明する。
図1〜図3に示すように、橋梁(鋼道路橋)等の高架道路において、合成床版1は主桁2等に支持され、その合成床版1は、下鋼板3と、下鋼板3上に形成されたコンクリート版4とを備え、コンクリート版4の上面に防水層5が形成され、防水層5の上面にアスファルト舗装6が形成されている。
下鋼板3は多数の鋼板部材10,20(下鋼板パネル10,20)を備え、これら鋼板部材10,20は、工場で製造されて一定数ずつ高架道路の建設現場に搬送され、主桁2上に並設される。鋼板部材10は、左右方向に長い矩形に形成され、その左右長は主桁2間の長さと略同じであり、鋼板部材20は、その前後長が鋼板部材10の前後長と同じになる矩形に形成され、鋼板部材10,20の厚さは9mm程度である。
複数の鋼板部材10は前後方向に略隙間なく並設され、夫々の左右両端部が主桁2に連結され、前後方向に隣接する2枚の鋼板部材10の端部同士が継手構造15により連結されている。また、複数の鋼板部材20は、鋼板部材10の左右両側において、前後方向に略隙間なく並設され、夫々の左右方向一端部が主桁2に連結されて、前後方向に隣接する2枚の鋼板部材20の端部同士が継手構造25により連結されている。
各鋼板部材10,20の上面には、左右方向に延びる複数の鋼板補強用の横リブ11,21が前後方向に適当間隔おきに配置され、各鋼板部材10,20の上面には、複数のスタッドジベル12,22が略一様に配置され、各鋼板部材10,20の前後両端部の上面には、継手構造15,25の複数のスタッドボルト31が左右方向に適当間隔おきに配置され、夫々溶接されている。
尚、左右方向に隣接する鋼板部材10,20について、前後方向に同位置の横リブ11,21同士が鋼製連結部材9で連結され、この鋼製連結部材9を鋼板部材10,20の両上面に固定してもよい。また、各鋼板部材10,20に防錆処理として塗装や金属溶射が施され、この塗装や金属溶射は、工場において、鋼板部材10,20への横リブ11,21、スタッドジベル12,22、スタッドボルト31の溶接後に行われる。
コンクリート版4は、コンクリート4aと、コンクリート4aの内部に前後左右に配設された複数の鉄筋4bとを有するものであり、このコンクリート版4は、下鋼板3上に複数の鉄筋4bが設置された状態で、コンクリート4aを打設して成形される。そして、複数のスタッドジベル12,22が、コンクリート4aに埋設され、下鋼板3とコンクリート版4との一体性を高めるように機能する。
ここで、下鋼板3の左右両端部には左右1対の側鋼板7が連結され、下鋼板3上にコンクリート4aを打設する際、下鋼板3と側鋼板7とが型枠として機能し、故に、型枠や型枠支保工の設置・解体が不要になる。各側鋼板7の内面側には壁高欄8が形成され、この壁高欄8は、コンクリート8aと、コンクリート8aの内部に上下前後に配設された複数の鉄筋8bとを有するものである。
次に、合成床版1の継手構造15,25について詳細に説明する。
図1、図2、図4〜図10に示すように、継手構造15は、鋼板部材10の第1端部10aと、この鋼板部材10に前後方向に隣接する鋼板部材10の第2端部10bとを連結するものであり、継手構造25は、鋼板部材20の第1端部20aと、この鋼板部材20に前後方向に隣接する鋼板部材20の第2端部20bとを連結するものである。継手構造15,25は基本的に同じ構造であり同じ作用効果を奏するので、継手構造25について説明し、継手構造15については、継手構造25と同一符号を付して説明を省略する。
継手構造25は、第1,第2端部20a,20bに亙って第1,第2端部20a,20bの上面に配置される帯板状の鋼製添接板30と、第1,第2端部20a,20bの上面に溶接された複数のスタッドボルト31であって鋼製添接板30に形成された複数のボルト穴30aを夫々挿通した複数のスタッドボルト31と、複数のスタッドボルト31に夫々螺合されて座金33を介して鋼製添接板30を第1,第2端部20a,20bに押圧する複数のナット部材32とを備えている。
更に、継手構造25は、第1,第2端部20a,20bの上面と鋼製添接板30の下面間に全面的に塗布されて第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを接着する接着剤34と、接着剤34の膜厚を所定の膜厚(例えば、約1.0mm)に維持する為に接着剤34中に分散状に混入された多数の硬質粒子35と、鋼製添接板30よりも上方へ突出してコンクリート版4に埋設されるように鋼製添接板30に固定的に設けられ、鋼製添接板30をコンクリート版4に一体化させる複数のジベル部材36とを備えている。
第1,第2端部20a,20bの両端縁は僅かな隙間を空けて左右方向へ平行に延び、鋼製添接板30は、その長さ方向(左右方向)の中心線が第1,第2端部20a,20bの両端縁間に位置するように、第1,第2端部20a,20bの両端縁に沿って左右方向へ延びるように配置されている。複数のスタッドボルト31は、第1,第2端部20a,20bの上面に夫々左右方向に適当間隔(例えば、約200mm間隔)おきに配置され、第1端部20a側の複数のスタッドボルト31と第2端部20b側の複数のスタッドボルト31とは、夫々が前後方向に並設されて対となる。
複数のボルト穴30aは、複数のスタッドボルト31の配置と対応する配置で鋼製添接板30に形成されて、スタッドボルト31の径(スタッドボルト31の下端部)よりも大径に形成されている。即ち、スタッドボルト31はボルト穴30aに遊嵌されて、鋼製添接板30の上方へ突出し、その突出部分にナット部材32が上側から螺合されている。
例えば、接着剤34は、主剤としてのエポキシ樹脂と、硬化剤としてのポリアミドアミンとを所定割合で配合したものであり、非硬化状態である程度の粘性を有し、剪断強度が16〜22N/mm2 で、耐熱温度が−60〜100℃となるエポキシ系樹脂を使用することが望ましい。
多数の硬質粒子35は、例えば、ブラスト用のスチールショットが使用され、粒径が約1mmの球状又はそれらに近い形状に形成されて、接着剤34に対して所定割合で略一様に分散混入され、この多数の硬質粒子35によって、第1,第2端部20a,20bが相離隔する方向(前後方向)へ荷重が作用した場合に、接着剤34に発生する剪断力の大きさが鋼製添接板30の幅方向(前後方向)に均一化するように、接着剤34の膜厚が所定の膜厚に設定されている。
複数のナット部材32は、その全部が一般的なナットよりも長さが長い高ナット部材32からなり、その下部が複数のスタッドボルト31の上部に螺合され、その内部中段部にスタッドボルト31の上端を位置させた状態で、複数の高ナット部材32が鋼製添接板30を第1,第2端部20a,20bに押圧可能に、スタッドボルト31と高ナット部材32が構成(スタッドボルト31と高ナット部材32の長さが設定)されている。
複数のジベル部材36は、複数の高ナット部材32に相当数の複数の頭部36a付きのボルト部材36からなり、その下部が複数の高ナット部材32の上部に螺合され、その下端をスタッドボルト31の上端に当接させることで高ナット部材32に緩みなく固定されて、高ナット部材32とスタッドボルト31を介して鋼製添接板30に固定的に設けられ、高ナット部材32よりも上側の頭部36aを含む部分がコンクリート版4のコンクリート4aに埋設され、特に、頭部36aがコンクリート4aの上側部分に埋設されるように、ボルト部材36が構成(ボルト部材36の長さが設定)されている。
この継手構造25を組上げる場合には、2枚の鋼板部材20が前後方向に隣接するように設置された状態で、これら鋼板部材20の第1,第2端部20a,20bの上面に接着剤34を全面的に、その膜厚が所定の膜厚となるように塗布する。その際、塗布した接着剤34が2枚の鋼板部材20の継目から下方へ垂れ落ちないように、その継目部分にテープ等でシーリングしてから接着剤34を塗布する。ここで、接着剤34を塗布する前に、その接着剤34に予め多数の硬質粒子35を分散状に混入させてもよいし、接着剤34を塗布した後、その接着剤34に多数の硬質粒子35を分散状にばら蒔いて混入させてもよい。
接着剤34の塗布は、第1,第2端部20a,20bの上面に複数のスタッドボルト31が予め溶接された状態で行われ、接着剤34の塗布後、複数のスタッドボルト31が鋼製添接板30に形成された複数のボルト穴30aを貫通するように、鋼製添接板30を接着剤34に密着させるように第1,第2端部20a,20bの上面側に載置する。ここで、ボルト穴30aはスタッドボルト31よりも大径に形成されているため、鋼板部材20(ボルト穴30a)の成形や組付け(配置)に起因する誤差を吸収して、複数のスタッドボルト31を複数のボルト穴30aに貫通させることができる。
その後、各スタッドボルト31に上側から座金33を嵌めてから高ナット部材32を螺合し締結する。ここで、第1,第2端部20a,20bに段差が生じている場合には、第1,第2端部20a,20bの一方に対して他方を引き上げて、その段差を無くすように修復できる。このような場合を含めて、鋼製添接板30を第1,第2端部20a,20bの上面側に載置後、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30との間には圧力が生じるが、接着剤34は、接着剤34に混入された多数の硬質粒子35によって、膜厚が所定の膜厚に維持される。
続いて、スタッドボルト31に締結された各高ナット部材32に上側からボルト部材36を螺合し締結する。そして、全てのスタッドボルト31への高ナット部材32の螺合締結、及び、全ての高ナット部材32へのボルト部材36の螺合締結が完了すると、この継手構造25の組上げが完了する。
合成床版1の継手構造25によれば次の効果を奏する。
この合成床版1上を車輌が通過する毎に繰返し、その車輌荷重によって合成床版1に曲げモーメントが作用し、その曲げモーメントにより第1,第2端部20a,20bを含む鋼板部材20がコンクリート版4と共に下方へ撓んだ場合、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを接着剤34で接着したことで、鋼製添接板30はその幅方向両側へ接着剤34を介して第1,第2端部20a,20bで引っ張られ、鋼製添接板30には偏心曲げモーメントが作用する。
これに対して、鋼製添接板30よりも上方へ突出してコンクリート版4に埋設されるように複数のジベル部材36を鋼製添接板30に固定的に設け、この複数のジベル部材36により鋼製添接板30をコンクリート版4に一体化させたことで、前記偏心曲げモーメントの発生を抑制して、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30との間で接着剤34を剥離させる方向に働く力を抑制できるので、接着剤34が第1,第2端部20a,20bや鋼製添接板30から剥離しにくくなり、また、鋼製添接板30がコンクリート版4から剥離しにくくなる。
故に、鋼板部材20と鋼製添接板30との間に隙間が発生しにくくなり、また、鋼製添接板30とコンクリート版4との間に隙間が発生しにくくなり、この継手構造25の疲労耐久性を高めることができる。
複数のナット部材32は、その下部がスタッドボルト31の上部に螺合される複数の高ナット部材32からなり、複数のジベル部材36は、複数の高ナット部材32の上部に螺合される複数のボルト部材36からなるので、この複数のボルト部材36を、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを締結する為の複数の高ナット部材32を利用して、夫々、その高ナット部材32とスタッドボルト31を介して鋼製添接板30に固定的に設け、その頭部36a(更にはネジ部)を介してコンクリート版4に固定して、鋼製添接板30をコンクリート版4に確実に一体化させることができる。
また、鋼製添接板30を隣接する2枚の鋼板部材20の第1,第2端部20a,20bの上面に配置して、第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを複数のスタッドボルト31及びナット部材32で締結したので、第1,第2端部20a,20bに段差がある場合には、その段差を無くすように修復することができるが、更に、スタッドボルト31へのナット部材32の締結作業を鋼板部材20の上面側からのみ行うようにすることができる。
しかも、第1,第2端部20a,20bの上面と鋼製添接板30の下面間に接着剤34を全面的に塗布して、この接着剤34により第1,第2端部20a,20bと鋼製添接板30とを接着することで、この継手構造25の剪断応力の伝達性を高めることができる。
実施例2は、合成床版の継手構造において、鋼製添接板に固定的に設けられたジベル部材として、リブ部材を採用したものである。尚、図11〜図13に示す矢印aの橋軸方向を前後方向とし矢印bの橋軸直角方向を左右方向として説明し、実施例1と基本的に同じものには同一符号を付して適宜説明を省略する。
図11〜図14に示すように、この合成床版1Aの継手構造25Aは、鋼製添接板30と、鋼製添接板30の第1,第2端部20a,20bの上面に溶接され鋼製添接板30に形成された複数のボルト穴30aを夫々挿通した複数のスタッドボルト31Aと、複数のスタッドボルト31Aに夫々螺合されて座金33Aを介して鋼製添接板30を第1,第2端部20a,20bに押圧する複数のナット部材32Aと、接着剤34と、硬質粒子35と、鋼製添接板30よりも上方へ突出してコンクリート版4に埋設されるように鋼製添接板30に固定的に設けられ、鋼製添接板30をコンクリート版4に一体化させるジベル部材36Aとを備えている。
複数のスタッドボルト31Aは、第1,第2端部20a,20bの上面に夫々左右方向に適当間隔(例えば、約200mm間隔)おきに配置され、第1端部20a側の複数のスタッドボルト31Aと第2端部20b側の複数のスタッドボルト31Aとは、夫々が前後方向に並設されて対となり、ナット部材32Aは、一般的なナットの長さに形成され、スタッドボルト31Aに螺合締結され、スタッドボルト31Aはナット部材32Aよりも少し上方へ突出した状態になる。
ジベル部材36Aは、鋼製添接板30の上面に縦向き姿勢に溶接されて鋼製添接板30の長さ方向(左右方向)へ延び、複数の孔部36Aaが形成されたリブ部材36からなる。このリブ部材36Aは、鋼製添接板30の前後方向中央部に固着され、横リブ11の高さと略同程度の高さを有し、複数の孔部36Aaは、左右方向に適当間隔(例えば、約200mm間隔)おきに形成され、各孔部36Aaは、左右方向において隣合うスタッドボルト31Aの中間位置に位置している。
この合成床版1Aの継手構造25Aによれば、ジベル部材36Aは、鋼製添接板30の上面に縦向き姿勢に溶接されて鋼製添接板30の長さ方向へ延び、複数の孔部36Aaが形成されたリブ部材36Aからなるので、このリブ部材36Aを鋼製添接板30に直接溶接して固定的に設け、その複数の孔部36Aaを介してコンクリート版4に固定して、鋼製添接板30をコンクリート版40に確実に一体化させることができ、また、このリブ部材36Aによって鋼製添接版30の長さ方向の曲げ剛性を高めることができる。その他実施例1と同様の作用・効果を奏する。
実施例3は、合成床版の継手構造において、鋼製添接板に固定的に設けられた複数のジベル部材として、複数のスタッドジベルを採用したものである。尚、図15〜図17に示す矢印aの橋軸方向を前後方向とし矢印bの橋軸直角方向を左右方向として説明し、実施例1と基本的に同じものには同一符号を付して適宜説明を省略する。
図15〜図18に示すように、この合成床版1Bの継手構造25Bは、鋼製添接板30と、鋼製添接板30の第1,第2端部20a,20bの上面に溶接され鋼製添接板30に形成された複数のボルト穴30aを夫々挿通した複数のスタッドボルト31Bと、複数のスタッドボルト31Bに夫々螺合されて座金33Bを介して鋼製添接板30を第1,第2端部20a,20bに押圧する複数のナット部材32Bと、接着剤34と、硬質粒子35と、鋼製添接板30よりも上方へ突出してコンクリート版4に埋設されるように鋼製添接板30に固定的に設けられ、鋼製添接板30をコンクリート版4に一体化させる複数のジベル部材36Bとを備えている。
実施例2と同様に、複数のスタッドボルト31Bは、第1,第2端部20a,20bの上面に夫々左右方向に適当間隔(例えば、約200mm間隔)おきに配置され、第1端部20a側の複数のスタッドボルト31Bと第2端部20b側の複数のスタッドボルト31Bとは、夫々が前後方向に並設されて対となり、ナット部材32Bは、一般的なナットの長さに形成され、スタッドボルト31Bに螺合締結され、スタッドボルト31Bはナット部材32Bよりも少し上方へ突出した状態になる。
複数のジベル部材36Bは、鋼製添接板30の上面に溶接された複数のスタッドジベル36Bからなる。この複数のスタッドジベル36Bは、鋼製添接板30の前後方向中央部に、左右方向に適当間隔(例えば、約200mm間隔)おきに固着され、スタッドジベル12の高さと略同程度の高さを有し、各スタッドジベル36Bは、左右方向において隣合うスタッドボルト31Bの中間位置に位置している。
この合成床版1Bの継手構造25Bによれば、複数のジベル部材36Bは、鋼製添接板30の上面に溶接された複数のスタッドジベル36Bからなるので、既存のスタッドジベルを適用し、この複数のスタッドジベル36Bを鋼製添接板30に直接溶接して固定的に設け、夫々、その頭部を介してコンクリート版4に固定して、鋼製添接板30をコンクリート版4に確実に一体化させることができる。その他実施例1と同様の作用・効果を奏する。
尚、本考案の合成床版の継手構造については、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、実施例1〜3で開示した事項以外の種々の変更を付加して実施してもよい。例えば、鋼製添接板の形状やサイズ、スタッドボルトやナット部材やジベル部材の形状やサイズや数や配置、接着剤の膜厚等については適宜変更可能である。
実施例1の合成床版の継手構造を含む高架道路の斜視図である。 図1の下鋼板の平面図である。 図1の高架道路の正面図である。 合成床版の継手構造を含む要部の平面図である。 図4のV−V線断面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図6の要部拡大図である。 図7の断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 図8の要部拡大図である。 実施例2の合成床版の継手構造を含む要部の平面図である。 図11のXII −XII 線断面図である。 図11のXIII−XIII線断面図である。 図13の要部拡大図である。 実施例3の合成床版の継手構造を含む要部の平面図である。 図15のXVI −XVI 線断面図である。 図15のXVII−XVII線断面図である。 図17の要部拡大図である。 従来技術の合成床版の継手構造の断面図である。
符号の説明
1,1A,1B 合成床版
10,20 鋼板部材
15,25,25A,25B 継手構造
20a,20b 第1,第2端部
30 鋼製添接板
30a ボルト穴
31,31A,31B スタッドボルト
32 高ナット部材(ナット部材)
32A,32B ナット部材
34 接着剤
35 硬質粒子
36 ボルト部材(ジベル部材)
36A リブ部材(ジベル部材)
36Aa 孔部
36B スタッドジベル(ジベル部材)

Claims (6)

  1. 複数の鋼板部材を並設した下鋼板とこの下鋼板上にコンクリートを打設して形成されるコンクリート版とを備えた合成床版の前記鋼板部材の端部同士を連結する合成床版の継手構造において、
    前記鋼板部材の第1端部と、この鋼板部材に連結される鋼板部材の第2端部とに亙って第1,第2端部の上面に配置される帯板状の鋼製添接板と、
    前記第1端部と鋼製添接板及び前記第2端部と鋼製添接板を夫々結合する複数のボルト及びナット部材と、
    前記鋼製添接板よりも上方へ突出してコンクリート版に埋設されるように鋼製添接板に固定的に設けられ、鋼製添接板をコンクリート版に一体化させる1又は複数のジベル部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の合成床版の継手構造。
  2. 前記複数のボルトは、前記第1,第2端部の上面に溶接され鋼製添接板に形成されたボルト穴を挿通した複数のスタッドボルトからなり、
    前記複数のナット部材は、複数のスタッドボルトに夫々螺合されて鋼製添接板を第1,第2端部に押圧することを特徴とする請求項1に記載の合成床版の継手構造。
  3. 前記複数のナット部材は、その下部が前記ボルトの上部に螺合される複数の高ナット部材を含み、
    前記複数のジベル部材は、前記複数の高ナット部材の上部に螺合される複数のボルト部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成床版の継手構造。
  4. 前記ジベル部材は、鋼製添接板の上面に縦向き姿勢に溶接されて鋼製添接板の長さ方向へ延び、複数の孔部が形成されたリブ部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成床版の継手構造。
  5. 前記複数のジベル部材は、鋼製添接板の上面に溶接された複数のスタッドジベルからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成床版の継手構造。
  6. 前記第1,第2端部の上面と鋼製添接板の下面間に全面的に塗布されて第1,第2端部と鋼製添接板とを接着する接着剤を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の合成床版の継手構造。
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