JP5388753B2 - 鋼床版補強工法及びその工法に用いられる鋼コンクリート合成パネル - Google Patents

鋼床版補強工法及びその工法に用いられる鋼コンクリート合成パネル Download PDF

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本発明は、高速道路、高架道路、河川橋等(以下、単に道路という)における既設又は新設の鋼床版のデッキプレートを補強する鋼床版補強工法及びその工法に用いられる鋼コンクリート合成パネルに関するものである。
道路や橋梁の上は多くの自動車が通行する。都市部の高速道路は特に通行量が多い。また、通行量の増大だけでなく、車両が大型化・重量化しているため、長年の使用により道路や橋梁が疲労・損傷しやすい。鋼床版のデッキプレートにおいては、その上面に補強部材を設けずに、下面に縦リブと横リブを溶接して補強し、自動車の荷重に対して異方性の鋼床版構造として設計されている。
特開2007−107195号公報
しかしながら、縦リブの構造がUリブ形式の場合、Uリブと横リブの交差部やUリブの溶接部に疲労亀裂が発生し、Uリブの溶接部を起点に発生する疲労亀裂は、進展性が高く、耐荷力の低下が懸念される。デッキプレートに疲労亀裂が進展して貫通した場合、交通荷重の支持機能の低下や舗装の損傷を誘発する虞もある。
このような課題に対して、関連技術例えば鋼床版補強工法とそれに用いられるプレキャスト補強版(特許文献1)が提案されている。これは、鋼床版のデッキプレートの上にプレキャスト補強板を重ねて敷設し、それをデッキプレートに固定するものである。プレキャスト補強板としては、例えばコンクリート製の床版の他、コンクリート製の床版と他の材質の床版(例えば鋼板)とが積層連結されるものが例示されているが、鋼板にコンクリートを一体化することは難しく、接着剤や連結具が必要となり、コストの上昇や厚肉化を招きやすい。
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、鋼床版のデッキプレートにおける疲労亀裂の進展又は発生を防止することができると共に、鋼コンクリート合成パネルのコストの低減及び薄肉化が図れる鋼床版補強工法及びその工法に用いられる鋼コンクリート合成パネルを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記鋼コンクリート合成パネルの所定箇所に逆円錐状の孔部を設け、該孔部と対応する前記デッキプレートの表面にボルトを立設し、前記孔部に嵌合する逆円錐状の合成樹脂製のナットを前記ボルトに螺合して前記鋼コンクリート合成パネルを固定することを特徴とする。
舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレート及び前記鋼コンクリート合成パネルの所定箇所に孔部を設け、該孔部に上方からワンサイドボルトを取付けて前記鋼コンクリート合成パネルを固定することを特徴とする
舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレートの表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネルの一方を固定するボルトを立設し、他方の前記鋼コンクリート合成パネルに前記ボルトと連結する連結部材を設け、前記ボルトにナットを螺合して一方の前記鋼コンクリート合成パネルと他方の前記鋼コンクリート合成パネルの前記連結部材を連結することを特徴とする
舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレートの表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネルの端部をそれぞれ固定するボルトを立設し、これらボルトに前記鋼コンクリート合成パネルのそれぞれの端部の上面に当接される連結部材を掛け渡し、前記両ボルトにナットを螺合して前記連結部材を固定することを特徴とする
本発明によれば、鋼床版のデッキプレートにおける疲労亀裂の進展又は発生を防止することができると共に、鋼コンクリート合成パネルのコストの低減及び薄肉化が図れる。
本発明の実施形態に係る鋼床版補強工法を示す斜視図である。 鋼床版に鋼コンクリート合成パネルを取付ける場合の一例を示す斜視図である。 図2の取付例の取付手順及び取付後の舗装状態を示す断面図である。 鋼床版への鋼コンクリート合成パネルの他の取付例を示す断面図である。 鋼床版への鋼コンクリート合成パネルの他の取付例を示す断面図である。 鋼床版への鋼コンクリート合成パネルの他の取付例を示す断面図である。 隣り合う鋼コンクリート合成パネルを接続する場合の一例を示す断面図である。 隣り合う鋼コンクリート合成パネルの他の接続例を示す断面図である。 隣り合う鋼コンクリート合成パネルの他の接続例を示す断面図である。 隣り合う鋼コンクリート合成パネルの他の接続例を示す断面図である。 鋼床版と鋼コンクリート合成パネル間の処理方法を説明する断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。
図1において、1は例えば既設の高架式の高速道路(又は橋梁)で、既設の鋼床版のデッキプレート2を有している。このデッキプレート2の下面には縦リブである複数のUリブ3が長手方向に沿って溶接されていると共に図示しない横リブが溶接されている。前記デッキプレート2の上面には舗装(例えばアスファルト舗装)4が施されている。高速道路1の場合、追い越し車線105a側よりも走行車線105b側のデッキプレート2の方が疲労しやすい。そこで、先ず、走行車線105b側の舗装4をはつり、撤去してから、鋼床版補強工事を行う。この鋼床版補強工事は夜間に行われ、追い越し車線105a側は通行可能とされることが好ましい。交通量の増加により追い越し車線105a側のデッキプレート2に疲労損傷があり、補強が必要な場合には、同様に補強する。
前記デッキプレート2上の舗装を撤去したら、デッキプレート2の上面(表面)を下地処理することが好ましい。そのデッキプレート2の上面に縞鋼板5上に繊維強化コンクリート(SFRC)6を打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネル7を敷設し、該鋼コンクリート合成パネル7を前記デッキプレート2に固定する。鋼コンクリート合成パネル7は、予め工場で縞鋼板5上にSFRC6を打設してプレキャスト化しておくことが工期の短縮を図る上で好ましい。なお、鋼コンクリート合成パネル7は、現場で縞鋼板5上にSFRC6を打設して製造してもよい。例えば縞鋼板5の厚さは6mm程度、SFRCの厚さは44mm程度とされる。鋼コンクリート合成パネル7の大きさとしては、縦xが走行車線105bの幅と略等しい長さとされ、横yが縦xよりも短い長さとされている。
図2に示すように縞鋼板5の表面には全体に亘って複数の突起部5aが形成されているため、これらの突起部5aが摩擦抵抗となり、繊維強化コンクリート6を一体的に強固に固定することができる。しかも、繊維強化コンクリート6は、鋼繊維を含んでいるため、強度が高く、縞鋼板5と相俟って鋼コンクリート合成パネル7の薄肉化が図れる。なお、縞鋼板5と繊維強化コンクリート6の間のずれ止め効果を補強するために、スタッドボルト等のずれ止めを追加してもよい。
前記デッキプレート2の表面に前記鋼コンクリート合成パネル7を固定するために、図2ないし図3の(a),(b)に示すように鋼コンクリート合成パネル7の所定箇所(例えば周縁部)に逆円錐状の孔部8を設け、該孔部8と対応する前記デッキプレート2の表面にボルト9を立設し、前記孔部8に嵌合する逆円錐状の合成樹脂製のナット10を前記ボルト9に螺合して前記鋼コンクリート合成パネル7を固定する。前記ボルト9の下端に円板状の座部9aを有し、この座部9aがデッキプレート2の表面に接着剤11で固定される。
ボルト9を溶接により固定しないため、デッキプレート2に熱影響を与える虞はない。ボルト9にナット10を螺合してナット10を孔部8に係合(嵌合)させることにより、デッキプレート2に鋼コンクリート合成パネル7を固定することができる。また、ナット10が合成樹脂製であるため、鋼コンクリート合成パネル7の取付部周辺の応力集中を軽減でき、クラックの発生を抑えることができる。
前記デッキプレート2の表面に前記鋼コンクリート合成パネル7を密着させて一体化するために、後述するようにデッキプレート2の表面に接着剤11又はモルタル等を介して鋼コンクリート合成パネル7が貼着されていることが好ましい。
隣り合う鋼コンクリート合成パネル7間の変形及び開きを防止するために、例えば図7に示すように隣り合う鋼コンクリート合成パネル7,7同士が連結されることが好ましい。この場合、前記デッキプレート2の表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネル7の一方の端部(縁部)を固定するボルト12を立設し、他方の前記鋼コンクリート合成パネル7の端部(縁部)に前記ボルト12と連結される連結部材(連結プレート)13を設ける。
連結部材13は垂直部13aと水平部13bを有する断面L字状に形成され、他方の前記鋼コンクリート合成パネル7の端部に垂直部13aを溶接により固定、または縞鋼板を折り曲げして形成する。連結部材13の水平部13bは一方の鋼コンクリート合成パネル7の上面に当接される。前記水平部13bには前記ボルト12の先端部を通す孔部14が設けられ、その孔部14から突出したボルト12の先端部にナット15を螺合することにより、一方の前記鋼コンクリート合成パネル7と他方の前記鋼コンクリート合成パネル7の前記連結部材13を共締めして隣り合う鋼コンクリート合成パネル7,7同士を連結するようになっている。この場合、図8に示すようにボルト12、ナット15及び連結部材13が鋼コンクリート合成パネル7よりも上方に突出しないように、前記鋼コンクリート合成パネル7の上部に凹部16を形成することが好ましい。
以上の構成からなる本実施形態の作用を説明する。本実施形態によれば、舗装4が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート2上に、縞鋼板5上に繊維強化コンクリート6を打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネル7を敷設し、該鋼コンクリート合成パネル7を前記デッキプレート2に固定するため、自動車荷重によるデッキプレート2の応力と変形を小さくでき、鋼床版のデッキプレート2における疲労亀裂の進展又は発生を防止することができると共に、鋼コンクリート合成パネル7のコストの低減及び薄肉化が図れる。
すなわち、前記縞鋼板5の表面には全体に亘って複数の突起部5aが形成されているため、これらの突起部5aが摩擦抵抗となり、繊維強化コンクリート6を一体的に強固に固定することができる。しかも、繊維強化コンクリート6は、鋼繊維を含んでいるため、強度が高く、縞鋼板5と相俟って鋼コンクリート合成パネル7の薄肉化が図れる。また、通常の縞鋼板5を利用できるため、コストの低減が図れる。
また、前記鋼コンクリート合成パネル7の所定箇所に逆円錐状の孔部8を設け、該孔部8と対応する前記デッキプレート2の表面にボルト9を立設し、前記孔部8に嵌合する逆円錐状の合成樹脂製のナット10を前記ボルト9に螺合して前記鋼コンクリート合成パネル7を固定するため、デッキプレート2に鋼コンクリート合成パネル7を確実且つ容易に固定することができる。また、ナット10が合成樹脂製であるため、鋼コンクリート合成パネル7の取付部周辺の応力集中を軽減でき、クラックの発生を抑えることができる。
さらに、前記デッキプレート2の表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネル7の一方を固定するボルト12を立設し、他方の前記鋼コンクリート合成パネル7に前記ボルト12と連結する連結部材13を設け、前記ボルト12にナット15を螺合して一方の前記鋼コンクリート合成パネル7と他方の前記鋼コンクリート合成パネル7の前記連結部材13を連結するため、鋼コンクリート合成パネル7,7間の変形及び開きを防止することができ、デッキプレート2への影響及び舗装への影響を小さくできる。
前記デッキプレート2上に前記鋼コンクリート合成パネル7を固定して補強が済んだなら、図3(c)に示すようにその鋼コンクリート合成パネル7上に舗装(例えばアスファルト舗装)40を施せば良い。
なお、デッキプレート2の表面に鋼コンクリート合成パネル7を固定する他の方法としては、図4に示すように前記デッキプレート2及び前記鋼コンクリート合成パネル7の所定箇所に孔部17を設け、該孔部17に上方からワンサイドボルト18を取付けて前記鋼コンクリート合成パネル7を固定することが好ましい。前記ワンサイドボルト18は、コアピン19と、このコアピン19に装着されたバルブスリーブ20と、グリップスリーブ21と、ワッシャ22と、ナット23とを有し、上方からデッキプレート2に鋼コンクリート合成パネル7を固定することができる。鋼コンクリート合成パネル7の繊維強化コンクリート6部分には前記孔部17よりも大きな開口部24が形成され、この開口部24からワンサイドボルト18が孔部17に挿入され、ワッシャ22が縞鋼板5の上面に当接される。
また、デッキプレート2の表面に鋼コンクリート合成パネル7を固定する他の方法としては、図5に示すようにデッキプレート2の表面にボルト25を溶接により立設し、このボルト25に合成樹脂製のナット10を螺合するようにしてもよい。
さらに、デッキプレート2の表面に鋼コンクリート合成パネル7を固定する他の方法としては、図6に示すようにデッキプレート2の表面にボルト26を溶接により立設し、このボルト26にワッシャ27を介してナット28を螺合することにより鋼コンクリート合成パネル7を固定するようにしてもよい。
一方、隣り合う鋼コンクリート合成パネルの端部同士を連結する方法としては、図9に示すように前記デッキプレート2の表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネル7,7の向かい合う端部をそれぞれ固定するボルト29、29を立設し、これら両ボルト29,29に跨って前記鋼コンクリート合成パネル7の向かい合う端部を押圧する共通の平板状の連結部材(連結プレート)30を介して前記ボルト29にナット31を螺合するようにしてもよい。この場合、ボルト29、ナット31及び連結部材30が鋼コンクリート合成パネル7よりも上方に突出しないように、前記鋼コンクリート合成パネル7の上部に凹部32を形成することが好ましい。また、この場合の凹部32は、図10に示すように縞鋼板5の位置まで深く形成されていてもよい。
他方、鋼床版と鋼コンクリート合成パネル間の処理方法としては、図11(a)に示すように鋼床版のデッキプレート2の表面及び鋼コンクリート合成パネル7の下面のいずれか一方又は双方に接着剤11又は樹脂材を塗布する方法や、図11(b)に示すように鋼床版のデッキプレート2の表面と鋼コンクリート合成パネル7の下面との間に樹脂材33を充填する方法や、図11(c)に示すように鋼床版のデッキプレート2の表面と鋼コンクリート合成パネル7の下面との間にモルタル34を充填する方法を適用することができる。なお、図11(b)では、鋼床版のデッキプレート2の表面と鋼コンクリート合成パネル7の下面との間に樹脂材33を充填するための間詰材(コーキング材)35が介設されている。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。
2 デッキプレート
4 舗装
5 縞鋼板
6 繊維強化コンクリート
7 鋼コンクリート合成パネル
8 孔部
9 ボルト
10 ナット
12 ボルト
13 連結部材
15 ナット
17 孔部
18 ワンサイドボルト
30 連結部材

Claims (4)

  1. 舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記鋼コンクリート合成パネルの所定箇所に逆円錐状の孔部を設け、該孔部と対応する前記デッキプレートの表面にボルトを立設し、前記孔部に嵌合する逆円錐状の合成樹脂製のナットを前記ボルトに螺合して前記鋼コンクリート合成パネルを固定することを特徴とする鋼床版補強工法。
  2. 舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレート及び前記鋼コンクリート合成パネルの所定箇所に孔部を設け、該孔部に上方からワンサイドボルトを取付けて前記鋼コンクリート合成パネルを固定することを特徴とする鋼床版補強工法。
  3. 舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレートの表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネルの一方を固定するボルトを立設し、他方の前記鋼コンクリート合成パネルに前記ボルトと連結する連結部材を設け、前記ボルトにナットを螺合して一方の前記鋼コンクリート合成パネルと他方の前記鋼コンクリート合成パネルの前記連結部材を連結することを特徴とする鋼床版補強工法。
  4. 舗装が撤去された既設鋼床版又は新設鋼床版のデッキプレート上に、縞鋼板上に繊維強化コンクリートを打設して一体化してなる鋼コンクリート合成パネルを敷設し、該鋼コンクリート合成パネルを前記デッキプレートに固定するに際し、前記デッキプレートの表面に、隣り合う前記鋼コンクリート合成パネルの端部をそれぞれ固定するボルトを立設し、これらボルトに前記鋼コンクリート合成パネルのそれぞれの端部の上面に当接される連結部材を掛け渡し、前記両ボルトにナットを螺合して前記連結部材を固定することを特徴とする鋼床版補強工法。
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