JP3144051U - 緩み止め特殊ナット - Google Patents

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収 渡辺
宗一郎 篠澤
俊行 角地
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Abstract

【課題】従来と同等以上の締結力、緩み止め効果を発揮するものでありながら、短いアンカーボルトに対しても適切に締結を行える緩み止め特殊ナットを提供する。
【解決手段】上ナット1と下ナット2とからなり、上ナット1及び下ナット2の何れか一方側には、ネジ孔の周りに軸方向外方にしたがって縮径するテーパー状の外周面を有する凸部が形成され、他方側には、前記凸部が嵌合する凹部がネジ孔周りに形成されており、該凸部の外周面又は凹部の内周面の一方がネジ孔に対して微小量偏心され、他方がネジ孔と同心状とされた緩み止めナットにおいて、上ナット1並びに下ナット2の下端部外周縁にフランジを設けるとともに、上ナット1と下ナット2を三種ナットにより構成して、締結部材の全高を低くする。
【選択図】図3

Description

本考案は、照明柱などの柱の締結固定に用いられる緩み止め特殊ナットに関する。
一般道や高速道に沿って設置固定される照明柱は、基礎部に埋設されたアンカーボルトに対して、台ナット、座金、スプリングワッシャ、3種ナット並びに1種ナットの合計5点の固定用部品によって取付け固定されている。
また、極めて優れた緩み止め機能を発揮し得る特殊ナットとして、本願出願人らが製造販売するハードロックナット(登録商標)が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−195236号公報
既設の照明柱用締結部材の交換等を行う場合、既設のアンカーボルトの突出長さが一定ではなく、非常に短い場合がある。そのような場合、上記従来の固定方法では、座金、スプリングワッシャ、3種ナット及び1種ナットの全高がアンカーボルトの長さよりも高くなることがあり、作業が困難となっていた。
本考案は、照明柱の締結固定に際し、ハードロックナットを応用することにより、従来と同等以上の締結力、緩み止め効果を発揮するものでありながら、短いアンカーボルトに対しても適切に締結を行える緩み止め特殊ナットを提供することを目的とする。
本考案は、上ナットと下ナットとからなり、上ナット及び下ナットの何れか一方側には、ネジ孔の周りに軸方向外方にしたがって縮径するテーパー状の外周面を有する凸部が形成され、他方側には、前記凸部が嵌合する凹部がネジ孔周りに形成されており、該凸部の外周面又は凹部の内周面の一方がネジ孔に対して微小量偏心され、他方がネジ孔と同心状とされた緩み止めナットにおいて、上ナット並びに下ナットには、それらの下端部外周縁にフランジが設けられていることを特徴とするものである。かかる本考案の緩み止め特殊ナットによれば、上下ナットの2部品で強力で緩まない締結固定を行えるものであるから、従来の照明柱用締結構造に比して全高を低くすることができ、アンカーボルトが短い場合であっても適切な締結作業を行うことができる。さらに、上下ナットにフランジを設けているため、ボックスレンチやスパナなどの工具で締結作業を行う際に、工具がフランジに当接して安定的に回転操作を行うことができ、作業効率の向上をも図ることができる。
本考案の緩み止め特殊ナットにおいて、上ナット及び/又は下ナットを三種ナットとすることができる。これによれば、例えばM30サイズの場合に上下ナットを三種ナットとすればその全高を36mm程度に抑えることができるものでありながら、偏心凹凸嵌合による強力で安定した締結固定を行うことができる。
また、上ナットは六角ナットであり、上ナットの六角部の外接円及びフランジの外径が略等しいものとすることができる。また、下ナットは六角ナットであり、下ナットの六角部の外接円よりもそのフランジの外径の方が大きいものとすることができる。これによれば、下ナットのフランジを座金として機能させることができ、より安定的な締結を行うことができる。
本考案によれば、照明柱の締結固定を、従来と同等以上の締結力、緩み止め効果を発揮するものでありながら、短いアンカーボルトに対しても適切に締結を行えるようになる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図2に示す本発明の第1実施例に係る緩み止め特殊ダブルナットは、上ナット1と下ナット2とからなる。これら上ナット1と下ナット2の基本的構成はどのようなものでもよいが、図示実施例においては六角ナット、特に本実施例ではM30三種ナットとなされている。また、上ナット1及び下ナット2には、それぞれ軸中央を貫通するネジ孔が形成されている。
下ナット2の上面には、ネジ孔の周りに軸方向外方(上方)にしたがって縮径するテーパー状の外周面を有する凸部6が形成されており、ネジ孔は該凸部6にわたって設けられている。この凸部6の外周面はネジ孔の軸心に対して微小量偏心されている。図示実施例においては、円錐台形状の凸部6が、ネジ孔の軸心に対して図面左側に偏心されている。
上ナット1の下面には、下ナット2の凸部6が嵌合する凹部5がネジ孔周りに形成されているが、この凹部5の内周面はネジ孔と同心状となされている。而して、凸部6と凹部5は相対的に微少量偏心されている。凹部5の内周面は、凸部6の形状に対応してテーパー状に形成されている。
また、上ナット1及び下ナット2の下端部外周縁には、それぞれフランジ3,4が形成されている。上ナット1のフランジ3の外径は、上ナット1の六角部の外接円と略等しくなされており、下ナット2のフランジ4の外径は、下ナット2の六角部の外接円よりも若干大きく形成されている。
上記第1実施例に係る緩み止めダブルナットは、図3に示すように、照明柱10を基礎部に締結固定するために使用される。基礎部は、路面やコンクリート躯体などであり、この基礎部にはアンカーボルト8が埋設されている。アンカーボルト8には台ナット9が装着されており、該台ナット9上に照明柱10のベースプレート11が設置される。ベースプレート11にはアンカーボルト挿通孔が形成されており、ベースプレート11から上方に突出したアンカーボルト8に対して、下ナット2及び上ナット1が締結固定されてる。
本考案の緩み止め特殊ナットの一実施例を示す平面図である。 同緩み止め特殊ナットの半断面正面図である。 同緩み止め特殊ナットを照明柱の締結固定に用いた施工図である。
符号の説明
1 上ナット
2 下ナット
3 フランジ
4 フランジ
5 凸部
6 凹部

Claims (4)

  1. 上ナットと下ナットとからなり、上ナット及び下ナットの何れか一方側には、ネジ孔の周りに軸方向外方にしたがって縮径するテーパー状の外周面を有する凸部が形成され、他方側には、前記凸部が嵌合する凹部がネジ孔周りに形成されており、該凸部の外周面又は凹部の内周面の一方がネジ孔に対して微小量偏心され、他方がネジ孔と同心状とされた緩み止めナットにおいて、上ナット並びに下ナットには、それらの下端部外周縁にフランジが設けられていることを特徴とする緩み止め特殊ナット。
  2. 上ナット及び/又は下ナットが三種ナットであることを特徴とする請求項1に記載の緩み止め特殊ナット。
  3. 上ナットは六角ナットであり、上ナットの六角部の外接円及びフランジの外径が略等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩み止め特殊ナット。
  4. 下ナットは六角ナットであり、下ナットの六角部の外接円よりもそのフランジの外径の方が大きいことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の緩み止め特殊ナット。
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