JP3144023B2 - 内視鏡の吸引機構 - Google Patents

内視鏡の吸引機構

Info

Publication number
JP3144023B2
JP3144023B2 JP04032964A JP3296492A JP3144023B2 JP 3144023 B2 JP3144023 B2 JP 3144023B2 JP 04032964 A JP04032964 A JP 04032964A JP 3296492 A JP3296492 A JP 3296492A JP 3144023 B2 JP3144023 B2 JP 3144023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
valve
switching
endoscope
atmosphere
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04032964A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05199984A (ja
Inventor
修二 小見
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP04032964A priority Critical patent/JP3144023B2/ja
Publication of JPH05199984A publication Critical patent/JPH05199984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144023B2 publication Critical patent/JP3144023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用として用いられる
内視鏡において、体腔等の内部から体液その他の汚物を
吸引するための内視鏡の吸引機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、図1に示したように、本体操
作部1に体腔等の内部に挿入される挿入部2が連設され
ると共に、光源装置(電子内視鏡の場合には光源装置及
びプロセッサ)に接続するためのユニバーサルコード3
とから大略構成される。ここで、医療用の内視鏡におい
ては、体腔内の体液やその他の汚物を吸引して体外に排
出するための吸引機構を備えている。この吸引機構とし
ては、図2に示したように、挿入部2の先端に吸引口4
を開設すると共に、この吸引口4に吸引通路5を接続
し、吸引通路5内を負圧にして体腔内から吸引する。こ
こで、内視鏡の本体操作部1を把持する手の指で操作で
きるようにするために、吸引通路5の途中に吸引バルブ
6を介装し、この吸引バルブ6により吸引通路5を吸引
口4側の第1の吸引通路5aと、負圧源側の第2の吸引
通路5bとに分けて、これら各吸引通路5a,5bを吸
引バルブ6により接続している。そして、第2の吸引通
路5bはユニバーサルコード3の接続コネクタ3aまで
延在されており、この接続コネクタ3aにエアポンプ等
からなる負圧源7に通じる吸引容器8に接続した吸引配
管9が接続される。
【0003】吸引バルブ6を操作しない状態では、第1
の吸引通路5aと第2の吸引通路5bとの間の連通を遮
断し、かつ第2の吸引通路5bを大気に開放することに
より負圧源7を無負荷状態で作動させる。そして、吸引
作業を行うには、手指操作により第2の吸引通路5bと
大気との連通を遮断し、然る後に第2の吸引通路5bを
第1の吸引通路5aに連通させ、この第2の吸引通路5
a内に発生する負圧の作用により体液等の吸引が行われ
て、吸引配管9を介して吸引容器8に回収されるように
なっている。
【0004】次に、図3に従来技術による吸引バルブ6
の全体構成を示す。この図から明らかなように、吸引バ
ルブ6は、本体操作部1のケーシング1aに装着した弁
ケーシング10を有し、この弁ケーシング10には第1
の吸引通路5aと第2の吸引通路5bとがそれぞれ接続
されるポート11,12が形成されている。この弁ケー
シング10内において、ポート11,12間を連通・遮
断するために、弁本体13が弁ケーシング10内に摺動
可能に設けられている。弁本体13は、両端が開口した
大気連通路14を有する円筒状の部材からなり、この大
気連通路14は常時ポート12と連通している。また、
この弁本体13の周胴部には、ポート11と連通・遮断
される連通孔15aと、ポート12に選択的に連通する
15b,15cとが穿設されている。さらに、弁本体1
3には復帰手段としてのばね16が作用しており、これ
によって弁本体13は弁ケーシング10から突出する方
向に付勢されている。
【0005】この弁本体13は手指で操作されるもので
あり、このために弁本体13の上端部には弁操作部材1
7が螺合されている。この弁操作部材17は、弁本体1
3に螺着される連結部17aと手指が当接する大径の操
作部17bとからなり、大気開放口18がこの操作部1
7bの表面に開口しており、この大気開放口18は手指
で閉鎖できるようになっている。
【0006】常時には、弁本体13における連通孔15
bがポート12と連通し、ポート11と連通孔15aと
の間は遮断されている。従って、第1の吸引通路5aと
第2の吸引通路5bとの間は遮断され、第2の吸引通路
5bは連通孔15b,大気連通路14を順次介して弁操
作部材17の大気開放口18から大気に開放される。こ
の結果、負圧源7は無負荷状態で作動する。そして、図
4に示したように、本体操作部1を把持する手の指を弁
操作部材17の操作部17bに当接させて大気開放口1
8を閉塞し、ばね16の作用に抗して弁本体13を弁ケ
ーシング10内に押し込むと、ポート12は連通孔15
cと連通する状態に切り換わり、またポート11は連通
孔15aに連通する。この結果、第1,第2の吸引通路
5a,5b間が連通して、吸引口4から体内汚物等の吸
引が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の吸引バルブ6を用いると、吸引操作時に大気開放口
18を手指で直接閉塞させる必要があり、しかも吸引さ
れる汚物は大気連通路14に入り込むことになるから、
大気開放口18を閉鎖している手指に汚物が直接触れ
て、手指を汚損するという問題点がある。また、吸引容
器8から大気開放口18に至る管路の長さは、吸引配管
9の全長と、少なくともユニバーサルコード3の全長に
わたって設けられている第2の吸引通路5bとの合計の
長さとなり、極めて長いことから、大気開放口18を開
放しても、その管路抵抗等によって大気を有効に吸引で
きず、負圧源7を完全に無負荷状態で作動させることが
できないという欠点もある。さらに、吸引操作を行った
後には、吸引経路全体を洗浄しなければならないが、吸
引バルブ6内における吸引経路は複雑に曲がっており、
この吸引バルブ6のほぼ全体が体内汚物と接触すること
になるので、それを完全に洗浄するのは著しく困難であ
【0008】本発明は以上の従来技術における課題を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、吸引操作時に、切換弁の切り換え操作を行う手
の指が汚物と直接接触しないように保持でき、また吸引
操作後における洗浄が容易な内視鏡の吸引機構を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、内視鏡の挿入部に設けた吸引口に通
じる吸引通路と、負圧源を接続した吸引容器に通じる吸
引配管と、前記内視鏡のユニバーサルコードの光源装置
への接続コネクタに設けられ、前記吸引配管に通じる大
気開放口を開閉する切換弁と、前記内視鏡の本体操作部
に設けられ、前記切換弁の切り換え操作を行うための弁
切換操作部とを備え、前記弁切換操作部は、常時には前
記切換弁を前記吸引配管と前記大気開放口とを連通する
状態に保持させる復帰手段が作用し、この復帰手段に抗
する方向に押動することにより、前記切換弁を前記大気
開放口を閉鎖して前記吸引通路に負圧を作用させるよう
に操作するための押動操作部を有し、この押動操作部の
押動時に流体圧を前記切換弁に作用させて、その切り換
えを行う構成としたことをその特徴とするものである。
【0010】
【作用】常時には、切換弁によって吸引配管を大気に連
通する状態に保持しておき、本体操作部に設けた弁切換
操作部を手指で操作すると、切換弁の弁部材が大気への
連通を遮断する状態に切り換わって、吸引通路内が負圧
状態になって、体内汚物は吸引口から吸い込まれて、吸
引通路及び吸引配管を経て吸引容器に送り込まれる。こ
のように、本体操作部には弁切換操作部が設けられ、こ
の弁切換操作部が手指で操作されるが、この弁切換操作
部は体内汚物の流通する経路が形成されておらず、また
大気開放口も設けられていない。従って、この弁切換操
作部を手指で操作しても、体内汚物が手指に触れるよう
なことはない。また、切換弁はユニバーサルコードの光
源コネクタの位置に設けられ、この位置からユニバーサ
ルコード,本体操作部及び挿入部に至る吸引通路は、吸
引配管と比較して著しく長いことから、この吸引通路と
吸引配管とを連通させている限り、吸引配管を大気に連
通させておけば、負圧源を作動状態に保持したとして
も、吸引通路内が負圧となって体内汚物が吸引されてし
まうことはない。また、吸引配管がほぼ直接大気と連通
する状態となることから、この吸引配管の管路長を短く
することによって、大気からの吸い込み時の抵抗を小さ
くでき、大気の吸い込みが円滑かつ効率的に行われ、負
圧源を確実に無負荷状態で作動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図5乃至図7
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、前述した従来技術と同一または均等な部材について
は同一の符号を付すものとする。
【0012】図中において、20は切換弁を示し、この
切換弁20におけるケーシング21は、ユニバーサルコ
ード3の接続コネクタ3aに装着されており、本体部2
1a,連結部21b及び配管接続部21cの3部材から
構成される。配管接続部21cは連結部21bに螺挿さ
れ、また連結部21bは本体部21aに螺合させた袋ナ
ット22内に嵌合され、袋ナット22の内部に収納した
Oリング23によって連結状態に保持されており、Oリ
ング23を撓めることによって、連結部21bを本体部
21aから取り外すことができるようになっている。そ
して、吸引通路5は挿入部2の先端における吸引口4か
ら挿入部2,本体操作部1及びユニバーサルコード3内
を引き回されて、接続コネクタ3aにまで延在されて、
切換弁20の本体部21aに設けた接続部24に接続さ
れている。また、吸引配管9は配管接続部21cに接続
されている。
【0013】本体部21aには第1弁体25aが摺動可
能に内装されており、また連結部21b内には第2弁体
25bが摺動可能に内装されており、これら第1弁体2
5a及び第2弁体25bによって弁部材25が構成され
る。この弁部材25には連通路26が設けられて、この
連通路26によって、吸引通路5は吸引配管9と常時連
通している。また、連結部21bには大気開放口28が
穿設されており、この大気開放口28を介して吸引配管
9は大気に連通する。弁部材25は、吸引配管9を大気
開放口28を介して大気と連通する非作動状態(図6の
状態)と、この吸引配管9を大気開放口28から遮断し
て、吸引通路5内に負圧を発生させて、体内汚物の吸引
を行う吸引状態(図7の状態)との間に切り換えを行う
ためのものである。
【0014】ここで、図6の非作動状態においては、吸
引配管9は大気開放口28を介して大気と連通すると共
に、吸引通路5とも連通している。然るに、吸引通路5
はユニバーサルコード3,本体操作部1及び挿入部2の
全体の長さを有し、しかも流路断面積は比較的小さく、
大気開放口28は連結部21bの側面に形成されてお
り、かなり大きな開口面積を確保できることから、吸引
通路5内においては、その切換弁20への接続部分は多
少負圧状態になるものの、吸引口4まで影響が及ぶこと
はない。従って、非作動状態に保持している時に、体内
汚物が吸引通路5内に入り込むおそれはない。また、吸
引容器8は接続コネクタ3aに近接した位置に配置させ
ることにより吸引配管9はかなり短縮でき、しかもその
通路断面積はある程度大きく取れるので、非作動状態に
おいては、大気開放口28から抵抗なく大気の吸い込み
を行うことができ、従って負圧源7を確実に無負荷状態
で作動させることができる。また、弁部材24を吸引状
態に変位させると、第2弁体25bによって大気開放口
28が閉鎖されるが、この時に大気開放口28を確実に
閉鎖するために、第2弁体25bの先端部には弾性シー
ル部材30が取り付けられている。
【0015】常時においては、第1弁体25aに作用す
る復帰ばね31により、また第2弁体25bに作用する
復帰ばね32によって、図6の非作動状態となるように
付勢されている。そして、この非作動状態から図7の吸
引状態に切り換えを行うために、本体操作部1には弁切
換操作部33が設けられている。この弁切換操作部33
は、ハウジング34内にピストン35を摺動可能に装着
し、このピストン35によってハウジング34内に油室
36を区画形成している。ピストン35を押下すると、
油室36から油圧配管37を通ってケーシング21の本
体部21aと第1弁体25aとの間に形成される油圧作
動室38に圧油を供給することによって、第1弁体25
aを復帰ばね31に抗する方向に摺動し、これに連動し
て第2弁体25bも復帰ばね32に抗する方向に摺動変
位して、弁部材25が非作動状態から吸引状態に切り換
わる。そして、このピストン35を本体操作部1を把持
する手の指で操作できるようにするために、ピストン3
5には押動操作部39が連設されている。また、この押
動操作部39は復帰ばね40の作用によって常時には突
出した位置に保持されている。
【0016】本実施例は以上の構成を有するものであっ
て、押動操作部39を開放状態にすると、この押動操作
部39は復帰ばね40の作用により突出した状態に保持
されて、油室36が拡大し、油圧作動室38が縮小した
状態となり、弁部材25は非作動状態に保持される。従
って、吸引配管9は連通孔27を介して大気開放口28
と連通する。この結果、負圧源7を作動させた状態に保
持していたとしても、大気からの空気を吸い込むことに
より無負荷状態で運転される。ここで、大気開放口28
から負圧源7までの距離はかなり短く形成でき、しかも
その通路断面積もある程度大きくできるので、あまり大
きな抵抗がなく大気の吸引を行うことができ、負圧源7
をほぼ完全に無負荷状態で作動させることができる。
【0017】本体操作部1を把持する手の指で弁切換操
作部33の押動操作部39を復帰ばね40に抗して押し
下げると、ピストン35がハウジング34内を下降し、
油圧作動室38が縮小する。この結果、油圧配管37を
介して油室36内に圧油が供給され、この圧力によって
第1弁体25aが復帰ばね31に抗する方向に変位し、
これに追従して第2弁体25bが摺動変位して、弾性シ
ール部材29が配管接続部21cの端面に当接する位置
にまで変位し、大気開放口28を閉鎖する図7の吸引状
態に切り換わる。これによって、吸引通路5に負圧が作
用して、吸引口4から体内汚物を吸引して、吸引通路5
及び吸引配管9を介して体内汚物が吸引容器8に送り込
まれる。そして、この押動操作部39を押し続けている
限り吸引状態が継続し、押動操作部39に対する押圧力
を解除すると、復帰ばね40の作用によってピストン2
5が元の位置に復帰し、またこれに伴なって復帰ばね3
1,32の作用により第1弁体25a及び第2弁体25
bからなる弁部材25が非作動状態に切り換わる。
【0018】而して、本体操作部1に設けた弁切換操作
部33に体内汚物が入り込むことがないので、操作者の
手指に体内汚物が付着するおそれはなく、衛生上の観点
から極めて好ましい。また、吸引操作を行った後には吸
引経路全体を洗浄しなければならないが、吸引口4から
吸引通路5及び吸引配管9を経て吸引容器8に至る吸引
経路全体は連続した経路であって、澱み部が全くないの
で、吸引口4を洗浄液容器内に位置させて、切換弁20
を吸引状態に切り換えることによって、吸引経路全体に
洗浄液を行き渡らせることができ、吸引後の洗浄を極め
て容易かつ効率的に、しかも完全に行うことができる。
【0019】なお、前述した実施例においては、弁部材
25を第1弁体25aと第2弁体25bとで構成した
が、これらは一体のものとして形成することもできる。
また、非作動状態において、大気開放口28から確実に
大気を取り込んで、吸引通路5側がほぼ完全に負圧とな
らないように保持するには、図8に示したように、連通
路26内における大気開放口28の位置にばね性のある
整流板50を設け、この整流板50によって非作動状態
に大気開放口28から吸引配管9への流入流路を確実に
形成できるようになし、弁部材24によって大気開放口
28を閉鎖する際には、この整流板50をケーシング2
1の連結部21bの内面に沿う状態に変形させることが
できるように構成すれば良い。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、手
指で押動操作される弁切換操作部に吸引された体内汚物
が入り込むことがなくなり、手指に体内汚物等が付着す
るおそれがなく、また吸引操作を行った後における吸引
経路の洗浄が容易になり、さらに非作動状態において
は、吸引配管からの大気の吸い込みを極めて円滑に行わ
せることができる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】吸引機構の構成説明図である。
【図3】従来技術の吸引バルブの断面図である。
【図4】図3の吸引バルブの吸引作動状態を示す断面図
である。
【図5】本発明の一実施例を示す吸引機構の構成説明図
である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す吸引切換機構の断
面図である。
【図7】図6の吸引切換機構における切換弁の吸引作動
状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す切換弁の要部断面
図である。
【符号の説明】 5 吸引通路 7 負圧源 8 吸引容器 9 吸引配管 20 切換弁 21 ケーシング 21a 本体部 21b 連結部 21c 配管接続部 25 弁部材 25a 第1弁体 25b 第2弁体 25 連通路 26 筒状隔壁 27,27´ 連通孔 28,28´ 大気開放口 29 円環状突条 33 弁切換操作部 35 ピストン 36 油室 37 油圧配管 38 油圧作動室 39 押動操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 F16K 21/00 - 24/06 G02B 23/24 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部に設けた吸引口に通じ
    る吸引通路と、 負圧源を接続した吸引容器に通じる吸引配管と、 前記内視鏡のユニバーサルコードの光源装置への接続コ
    ネクタに設けられ、前記吸引配管に通じる大気開放口を
    開閉する切換弁と、 前記内視鏡の本体操作部に設けられ、前記切換弁の切り
    換え操作を行うための弁切換操作部とを備え、 前記弁切換操作部は、常時には前記切換弁を前記吸引配
    管と前記大気開放口とを連通する状態に保持させる復帰
    手段が作用し、この復帰手段に抗する方向に押動するこ
    とにより、前記切換弁を前記大気開放口を閉鎖して前記
    吸引通路に負圧を作用させるように操作するための押動
    操作部を有し、この押動操作部の押動時に流体圧を前記
    切換弁に作用させて、その切り換えを行う 構成としたこ
    とを特徴とする内視鏡の吸引機構。
  2. 【請求項2】 前記弁切換操作部にピストンにより拡縮
    する油室を設け、前記切換弁に、その弁部材を変位させ
    る油圧作動室を設け、これら油室と油圧作動室とを油圧
    配管で接続する構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の内視鏡の吸引機構。
  3. 【請求項3】 前記切換弁は、内部が前記吸引通路の一
    部となった弁部材を装着した本体部と、この本体部に連
    結され、前記弁部材の摺動変位により開閉される大気開
    放口を設けた連結部と、前記吸引配管が接続される配管
    接続部とを備え、少なくとも前記本体部と前記連結部と
    は取り外し可能に連結する構成としたことを特徴とする
    請求項2記載の内視鏡の吸引機構。
  4. 【請求項4】前記切換部弁における吸引容器からの吸引
    配管とを接続する連通路に、吸引配管を大気に連通させ
    ている状態では、大気からの吸い込みを円滑に行わせる
    ための整流板を配設し、前記弁部材が大気と吸引配管と
    の間を遮断する際には、この整流板を弁部材によって押
    動変位させることができる構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の内視鏡の吸引機構。
JP04032964A 1992-01-24 1992-01-24 内視鏡の吸引機構 Expired - Fee Related JP3144023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04032964A JP3144023B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 内視鏡の吸引機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04032964A JP3144023B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 内視鏡の吸引機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05199984A JPH05199984A (ja) 1993-08-10
JP3144023B2 true JP3144023B2 (ja) 2001-03-07

Family

ID=12373601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04032964A Expired - Fee Related JP3144023B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 内視鏡の吸引機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144023B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101443462A (zh) * 2006-05-15 2009-05-27 北海道公立大学法人札幌医科大学 利用胃粘膜洗涤液的疾病相关标记物检测法
JP5390151B2 (ja) * 2008-09-25 2014-01-15 富士フイルム株式会社 補助具及びこれを用いる内視鏡システム
US9161680B2 (en) 2013-11-26 2015-10-20 Bracco Diagnostics Inc. Disposable air/water valve for an endoscopic device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05199984A (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3380080B2 (ja) 内視鏡の吸引管路切換装置
US4881523A (en) Endoscope
JP4026744B2 (ja) 内視鏡用吸引バルブ
JP4661190B2 (ja) 洗浄アダプタ
JPH0343892B2 (ja)
JPH07102225B2 (ja) 吸引洗浄バルブ装置
JP3473374B2 (ja) 内視鏡の吸引装置
JP3144023B2 (ja) 内視鏡の吸引機構
JP3282081B2 (ja) 内視鏡の吸引機構
JP3189356B2 (ja) 内視鏡の吸引機構
JPH0438803Y2 (ja)
JPH0614871A (ja) 内視鏡の吸引バルブ
JP2001061773A (ja) 内視鏡用弁装置及び弁付送水チューブ並びに内視鏡システム
JPS6243525Y2 (ja)
JPH04802Y2 (ja)
JPH02168926A (ja) 内視鏡の送気送水装置
JPH0420613B2 (ja)
JP3380066B2 (ja) 内視鏡の流体管路切換操作弁
JPH0418565Y2 (ja)
JPS631044B2 (ja)
JPS5818883Y2 (ja) 内視鏡における送気送水のための切換装置
JP4199336B2 (ja) 内視鏡の管路切換装置
JPH0242490B2 (ja)
JPH0710723Y2 (ja) 内視鏡用送気送水切換装置
JPS62106739A (ja) 内視鏡の吸引制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees