JP3282081B2 - 内視鏡の吸引機構 - Google Patents

内視鏡の吸引機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用として用いられる
内視鏡において、体腔等の内部から体液その他の汚物を
吸引するための内視鏡の吸引機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、図1に示したように、本体操
作部1に体腔等の内部に挿入される挿入部2が連設され
ると共に、光源装置(電子内視鏡の場合には光源装置及
びプロセッサ)に接続するためのユニバーサルコード3
とから大略構成される。ここで、医療用の内視鏡におい
ては、体腔内の体液やその他の汚物を吸引して体外に排
出するための吸引機構を備えている。この吸引機構とし
ては、図2に示したように、挿入部2の先端に吸引口4
を開設すると共に、この吸引口4に吸引通路5を接続
し、吸引通路5内を負圧にして体腔内から吸引する。こ
こで、内視鏡の本体操作部1を把持する手の指で操作で
きるようにするために、吸引通路5の途中に吸引バルブ
6を介装し、この吸引バルブ6により吸引通路5を吸引
口4側の第1の吸引通路5aと、負圧源側の第2の吸引
通路5bとに分けて、これら各吸引通路5a,5bを吸
引バルブ6により接続している。そして、第2の吸引通
路5bはユニバーサルコード3の接続コネクタ3aまで
延在されており、この接続コネクタ3aにエアポンプ等
からなる負圧源7に通じる吸引容器8に接続した吸引配
管9が接続される。
【0003】吸引バルブ6を操作しない状態では、第1
の吸引通路5aと第2の吸引通路5bとの間の連通を遮
断し、かつ第2の吸引通路5bを大気に開放することに
より負圧源7を無負荷状態で作動させる。そして、吸引
作業を行うには、手指操作により第2の吸引通路5bと
大気との連通を遮断し、然る後に第2の吸引通路5bを
第1の吸引通路5aに連通させ、この第2の吸引通路5
a内に発生する負圧の作用により体液等の吸引が行われ
て、吸引配管9を介して吸引容器8に回収されるように
なっている。
【0004】次に、図3に従来技術による吸引バルブ6
の全体構成を示す。この図から明らかなように、吸引バ
ルブ6は、本体操作部1のケーシング1aに装着した弁
ケーシング10を有し、この弁ケーシング10には第1
の吸引通路5aと第2の吸引通路5bとがそれぞれ接続
されるポート11,12が形成されている。この弁ケー
シング10内において、ポート11,12間を連通・遮
断するために、弁本体13が弁ケーシング10内に摺動
可能に設けられている。弁本体13は、両端が開口した
大気連通路14を有する円筒状の部材からなり、この大
気連通路14は常時ポート12と連通している。また、
この弁本体13の周胴部には、ポート11と連通・遮断
される連通孔15aと、ポート12に選択的に連通する
15b,15cとが穿設されている。さらに、弁本体1
3には復帰手段としてのばね16が作用しており、これ
によって弁本体13は弁ケーシング10から突出する方
向に付勢されている。
【0005】この弁本体13は手指で操作されるもので
あり、このために弁本体13の上端部には弁操作部材1
7が螺合されている。この弁操作部材17は、弁本体1
3に螺挿される連結部17aと手指が当接する大径の操
作部17bとからなり、大気開放口18がこの操作部1
7bの表面に開口しており、この大気開放口18は手指
で閉鎖できるようになっている。
【0006】常時には、弁本体13における連通孔15
bがポート12と連通し、ポート11と連通孔15aと
の間は遮断されている。従って、第1の吸引通路5aと
第2の吸引通路5bとの間は遮断され、第2の吸引通路
5bは連通孔15b,大気連通路14を順次介して弁操
作部材17の大気開放口18から大気に開放される。こ
の結果、負圧源7は無負荷状態で作動する。そして、図
4に示したように、本体操作部1を把持する手の指を弁
操作部材17の操作部17bに当接させて大気開放口1
8を閉塞し、ばね16の作用に抗して弁本体13を弁ケ
ーシング10内に押し込むと、ポート12は連通孔15
cと連通する状態に切り換わり、またポート11は連通
孔15aに連通する。この結果、第1,第2の吸引通路
5a,5b間が連通して、吸引口4から体内汚物等の吸
引が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の吸引バルブ6を用いると、吸引操作時に大気開放口
18を手指で直接閉塞させる必要があり、しかも吸引さ
れる汚物は大気連通路14に入り込むことになるから、
大気開放口18を閉鎖している手指に汚物が直接触れて
汚損するという問題点がある。また、吸引容器8から大
気開放口18に至る管路の長さは、吸引配管9の全長
と、少なくともユニバーサルコード3の全長にわたって
設けられている第2の吸引通路5bとの合計の長さとな
り、極めて長いことから、大気開放口18を開放して
も、その管路抵抗等によって大気を有効に吸引できず、
負圧源7を完全に無負荷状態で作動させることができな
いという欠点もある。さらに、吸引バルブ6における大
気開放口18の開口面積を十分に取れない場合もあり、
また吸引バルブ6のポート12と大気開放口18との間
の大気吸引経路は曲折している等からポート11側に吸
引力が及んでしまうという問題点も生じる。さらにま
た、吸引操作を行った後には、吸引経路全体を洗浄しな
ければならないが、吸引バルブ6内における吸引経路は
複雑に曲がっており、この吸引バルブ6のほぼ全体が体
内汚物と接触することになるので、それを完全に洗浄す
るのは著しく困難である
【0008】本発明は以上の従来技術における課題を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、吸引操作時に、吸引機構を操作する手の指が汚
物と直接接触しないように保持でき、また吸引操作の後
における吸引経路の洗浄が容易な内視鏡の吸引機構を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、内視鏡の挿入部の先端に設けた吸引
口から負圧源を付設した吸引容器に至る吸引経路を設
け、この吸引経路のうち前記負圧源を、大気に連通させ
る状態と、この大気との連通を遮断すると共に前記吸引
口に通じる状態とに切り換える構成とした内視鏡の吸引
機構において、前記内視鏡のユニバーサルコードにおけ
る光源装置への接続コネクタの位置に配置された大気開
放口と、前記吸引通路を、前記大気開放口を境にして前
記負圧源及び吸引容器に通じる吸引容器側通路部と前記
吸引口に通じる吸引口側通路部とに分けるように、前記
吸引容器側通路部に設けられ、側部に連通孔を穿設した
筒状隔壁と、前記筒状隔壁上を摺動する円環状突条を有
し、前記連通孔を、前記大気開放口と連通させ、かつ前
記吸引口側通路部とは遮断する位置と、前記大気開放口
と遮断させ、かつ前記吸引口側通路部に連通する位置と
に切り換えるために、前記吸引経路の軸線方向に往復変
位する弁部材からなる切換弁と、前記本体操作部に設け
られ、前記切換弁の弁部材の前記円環状突条を前記筒状
隔壁に沿って変位させて、前記吸引容器側通路部を前記
大気開放口と連通させ、かつ前記吸引口側通路部と遮断
する非作動状態と、前記大気開放口を閉鎖して、前記吸
引容器側通路部を前記吸引口側通路部との間を連通させ
る吸引状態に切り換える弁切換操作部とを備える構成と
したことをその特徴とするものである。
【0010】
【作用】常時には、切換弁を非作動状態に保持してお
き、本体操作部に設けた弁切換操作部を手指で操作する
と、吸引状態に切り換わって、体内汚物は吸引口から吸
い込まれて、吸引口側通路部,吸引容器側通路部を経て
吸引容器に送り込まれる。このように、本体操作部には
弁切換操作部が設けられ、この弁切換操作部が手指で操
作されるが、この弁切換操作部は体内汚物が流通する経
路が形成されておらず、また大気開放口も設けられてい
ない。従って、この弁切換操作部を手指で操作しても、
体内汚物が手指に触れるようなことはない。また、切換
は大気開放経路の短縮を図るために、吸引容器に近接
した位置であるユニバーサルコードの光源コネクタの位
置に設けている。これにより、大気からの吸い込み時の
抵抗が小さくなり、円滑かつ効率的に大気の吸い込みを
行うことができ、非作動状態では、負圧源を確実に無負
荷状態で作動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図5乃至図7に基づ
いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、前述
した従来技術と同一または均等な部材については同一の
符号を付すものとする。
【0012】図中において、20は切換弁を示し、この
切換弁20におけるケーシング21は、ユニバーサルコ
ード3の接続コネクタ3aに装着されており、本体部2
1a,連結部21b及び配管接続部21cの3部材から
構成される。配管接続部21cは連結部21bに螺挿さ
れ、また連結部21bは本体部21aに螺合させた袋ナ
ット22内に嵌合され、袋ナット22の内部に収納した
Oリング23によって連結状態に保持されており、Oリ
ング23を撓めることによって、連結部21bを本体部
21aから取り外すことができるようになっている。
【0013】本体部21aには第1弁体24aが摺動可
能に内装されており、また連結部21b内には第2弁体
24bが摺動可能に内装されており、これら第1弁体2
4a及び第2弁体24bによって弁部材24が構成され
る。この弁部材24には連通路25が設けられ、また配
管接続部21cにはこの連通路25内に臨むように筒状
隔壁26が一体的に連設されて、この筒状隔壁26の側
部に連通孔27が穿設されている。従って、吸引通路5
と吸引配管9とは連通路25及び連通孔27を介して連
通する。また、連結部21bには大気開放口28が穿設
されている。
【0014】弁部材24は、吸引配管9を大気開放口2
8を介して大気と連通し、かつ吸引通路5とは連通しな
い非作動状態(図6の状態)と、この吸引配管9を大気
開放口28から遮断すると共に、吸引通路5と連通した
吸引状態(図7の状態)との間に切り換えを行うための
ものである。このために、第2弁体24bには内向きの
円環状突条29が連設され、この円環状突条29は筒状
隔壁26に沿って摺動可能となっている。従って、図6
の状態では、第2弁体24bの円環状突条29が筒状隔
壁26における連通孔27より内側に位置して、連通路
25と連通孔27との間が隔絶されて、吸引配管9は吸
引通路5と連通せず、また連通孔27は大気開放口28
と連通する。これによって、負圧源7によって吸引配管
9内を負圧にすると、大気開放口28から大気の吸い込
みが行われる。これに対して、図7のように、第2弁体
24bを筒状隔壁26に沿って連通孔27を越える位置
まで摺動させると、この第2弁体24bによって大気開
放口28が閉鎖され、また連通孔27が連通路25と連
通して、吸引配管9は吸引通路5と連通する状態に変位
する。なお、この時に大気開放口28を確実に閉鎖する
ために、円環状突条29の先端部には弾性シール部材3
0が取り付けられている。
【0015】常時においては、第1弁体24aに作用す
る復帰ばね31により、また第2弁体24bに作用する
復帰ばね32によって、図6の非作動状態となるように
付勢されている。そして、この非作動状態から図7の吸
引状態に切り換えを行うために、本体操作部1には弁切
換操作部33が設けられている。この弁切換操作部33
は、ハウジング34内にピストン35を摺動可能に装着
し、このピストン35によってハウジング34内に油室
36を区画形成している。ピストン35を押下すると、
油室36から油圧配管37を通ってケーシング21の本
体部21aと第1弁体24aとの間に形成される油圧作
動室38に圧油を供給することによって、第1弁体24
aを復帰ばね31に抗する方向に摺動させ、これに連動
して第2弁体24bが復帰ばね32に抗する方向に摺動
変位して、弁部材24が非作動状態から吸引状態に切り
換わる。そして、このピストン35を本体操作部1を把
持する手の指で操作できるようにするために、ピストン
35には押動操作部39が連設されている。また、この
押動操作部39は復帰ばね40の作用によって常時には
突出した位置に保持されている。
【0016】本実施例は以上の構成を有するものであっ
て、押動操作部39を開放状態にすると、この押動操作
部39は復帰ばね40の作用によって、この押動操作部
39は突出した状態に保持されて、油室36が拡大し、
油圧作動室38が縮小した状態となり、弁部材24は非
作動状態に保持される。従って、吸引配管9は連通孔2
7を介して大気開放口28と連通する。この結果、負圧
源7を作動させた状態に保持していたとしても、大気か
らの空気を吸い込むことによって、無負荷状態で運転さ
れる。ここで、大気開放口28から負圧源7までの距離
が長くなれば、それだけ管路抵抗が大きくなり、負圧源
7の負荷が大きくなるが、この大気からの吸引経路は吸
引配管9の全長だけとなるので、経路が短縮化される。
従って、負圧源7をほぼ完全に無負荷状態で作動させる
ことができる。また、大気開放口28は連結部21cの
側面に設けられていることから、この大気開放口28を
複数個設けることによって、大気からの吸い込みを十分
に行えるようになり、吸引配管9内が負圧となって吸引
通路5側の圧力が低下する等といった不都合も生じるこ
とはない。
【0017】本体操作部1を把持する手の指で弁切換操
作部33の押動操作部39を復帰ばね40に抗して押し
下げると、ピストン35がハウジング34内を下降し、
油圧作動室38が縮小する。この結果、油圧配管37を
介して油室36内に圧油が供給され、この圧力によって
第1弁体24aが復帰ばね31に抗する方向に変位し、
これに追従して第2弁体24bが摺動変位し、円環状突
条29が連通孔27を越し、かつ弾性シール部材29が
配管接続部21cと筒状隔壁26との間の段差部分に当
接して、大気開放口28を閉鎖する図7の吸引状態に切
り換わる。その結果、吸引通路5に負圧が作用して、吸
引口4から体内汚物を吸引して、吸引通路5及び吸引配
管9を介して体内汚物が吸引容器8に送り込まれる。そ
して、この押動操作部39を押し続けている限り吸引状
態が継続し、押動操作部39に対する押圧力を解除する
と、復帰ばね40の作用によってピストン25が元の位
置に復帰し、またこれに伴なって復帰ばね31,32の
作用により第1弁体24a及び第2弁体24bからなる
弁部材24が非作動状態に切り換わる。
【0018】而して、本体操作部1に設けた弁切換操作
部33に体内汚物が入り込むことがないので、操作者の
手指に体内汚物が付着するおそれはなく、衛生上の観点
から極めて好ましい。また、吸引操作を行った後には吸
引経路全体を洗浄しなければならないが、吸引口4から
吸引通路5及び吸引配管9を経て吸引容器8に至る吸引
経路全体は連続した経路であって、澱み部が全くないの
で、吸引口4を洗浄液容器内に位置させて、切換弁20
を吸引状態に切り換えることによって、吸引経路全体に
洗浄液を行き渡らせることができ、吸引後の洗浄を極め
て容易かつ効率的に、しかも完全に行うことができる。
【0019】なお、前述した実施例においては、切換弁
20の切り換え操作を油圧の作用により行うようにした
ものを示したが、例えばこの切換弁を電磁弁で形成し、
本体操作部に設けられる弁切換操作部をこの電磁弁のソ
レノイドの作動を制御するように構成することも可能で
ある。また、弁部材24を第1弁体24aと第2弁体2
4bとで構成したが、これらは一体のものとして形成す
ることもできる。さらに、切換弁の切り換え時に、まず
大気開放口が閉鎖され、然る後に連通孔によって吸引通
路5側と吸引配管9側とを連通させるようにするには、
図8に示したように、大気開放口28´と連通孔27´
との位置を違え、大気開放口28´を吸引通路5に近い
側に位置させるようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように、ユニバーサルコ
ードの接続コネクタの位置に大気開放口を設けると共
に、吸引経路に側部に連通孔を穿設した筒状隔壁を設け
ることにより、この吸引経路を吸引容器側通路部と吸引
口側通路部とに分けて、この筒状隔壁上を切換弁の弁部
材を摺動させるようにした簡単な構成によって、吸引経
路のうち負圧源を、大気に連通させる状態では吸引口と
の接続が遮断され、この大気との連通を遮断すると共に
吸引口に通じる状態とに切り換わるようになり、しかも
弁切換操作部に吸引された体内汚物が入り込むことがな
くなり、手指に体内汚物等が付着するおそれがなく、ま
た負圧源を大気に開放することにより無負荷運転状態と
する際に、大気開放口までの経路が著しく短縮できて、
管路抵抗を減少させることができるようになり、さらに
吸引経路が単純化できるので、吸引操作を行った後にお
ける吸引経路の洗浄が容易になる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】吸引機構の構成説明図である。
【図3】従来技術の吸引バルブの断面図である。
【図4】図3の吸引バルブの吸引作動状態を示す断面図
である。
【図5】本発明の一実施例を示す吸引機構の構成説明図
である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す吸引切換機構の断
面図である。
【図7】図6の吸引切換機構における切換弁の吸引作動
状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す切換弁の要部断面
図である。
【符号の説明】
5 吸引通路 7 負圧源 8 吸引容器 9 吸引配管 20 切換弁 21 ケーシング 21a 本体部 21b 連結部 21c 配管接続部 24 弁部材 24a 第1弁体 24b 第2弁体 25 連通路 26 筒状隔壁 27,27´ 連通孔 28,28´ 大気開放口 29 円環状突条 33 弁切換操作部 35 ピストン 36 油室 37 油圧配管 38 油圧作動室 39 押動操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の先端に設けた吸引口か
    ら負圧源を付設した吸引容器に至る吸引経路を設け、こ
    の吸引経路のうち前記負圧源を、大気に連通させる状態
    と、この大気との連通を遮断すると共に前記吸引口に通
    じる状態とに切り換える構成とした内視鏡の吸引機構に
    おいて、 前記内視鏡のユニバーサルコードにおける光源装置への
    接続コネクタの位置に配置された大気開放口と、前記吸引通路を、 前記大気開放口を境にして前記負圧源
    及び吸引容器に通じる吸引容器側通路部と前記吸引口に
    通じる吸引口側通路部とに分けるように、前記吸引容器
    側通路部に設けられ、側部に連通孔を穿設した筒状隔壁
    と、 前記筒状隔壁上を摺動する円環状突条を有し、前記連通
    孔を、前記大気開放口と連通させ、かつ前記吸引口側通
    路部とは遮断する位置と、前記大気開放口と遮断させ、
    かつ前記吸引口側通路部に連通する位置とに切り換える
    ために、前記吸引経路の軸線方向に往復変位する弁部材
    からなる 切換弁と、 前記本体操作部に設けられ、前記切換弁の弁部材の前記
    円環状突条を前記筒状隔壁に沿って変位させて、前記吸
    引容器側通路部を前記大気開放口と連通させ、かつ前記
    吸引口側通路部と遮断する非作動状態と、前記大気開放
    口を閉鎖して、前記吸引容器側通路部を前記吸引口側通
    路部との間を連通させる吸引状態に切り換える弁切換操
    作部とを備える構成としたことを特徴とする内視鏡の吸
    引機構。
  2. 【請求項2】 前記弁部材は常時に前記連通孔を大気開
    放口と連通するように付勢する付勢手段を前記通路の外
    部に配置し、前記弁切換操作部からの切換信号によりこ
    の付勢手段に抗して、前記連通孔を大気開放口から遮断
    すると共に前記吸引口側通路部に開口させるように変位
    させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視
    鏡の吸引機構。
  3. 【請求項3】 前記筒状隔壁は前記吸引容器側通路が着
    脱可能に接続される配管接続部の端部に連結して設け、
    この筒状隔壁を有する配管接続部は前記吸引口側通路部
    に着脱可能に接続する構成としたことを特徴とする請求
    項2記載の内視鏡の吸引機構。
  4. 【請求項4】 前記弁切換操作部は、前記本体操作部か
    ら突出する状態に設けたピストンと、このピストンの変
    位により拡縮する油室とを有し、また前記弁部材は前記
    吸引口側通路部を囲繞するように設けた油圧作動室に臨
    み、この油圧作動室を前記油室と連通させ、前記ピスト
    ンを手動操作で押し込んで、前記油室側からの圧油を前
    記油圧作動室内に送り込むことによって、前記弁部材の
    切り換えを行う構成としたことを特徴とする請求項2記
    載の内視鏡の吸引機構。
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