JPS6060378A - 弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は弁装置に関し、特には医療および家畜病治療用
の内視鏡、気管支鏡、喉頭鏡などにおいて有用な弁装置
に関する。

このような診察においては、その診察に使用している内
視鏡、気管支鏡、喉頭鏡などの先端部を取り囲む領域を
洗浄（潅注）しおよび／又はその領域の附着物などを除
去（吸引）することがしばしば必要とされまた所望され
る。

〔従来の技術〕

従来の弁装置においては、扱いにくい接続をなすために
洗浄モードから吸い込みモードへの変更により１診察の
継続が常に中断されねばならない。すなわち、吸込は大
気への出口へと紋端又はバイパスさせねばならず、ポン
プ装置がシステム内に物理的に挿入されねばならない。

通常は、このポンプ装置は吸い込みが再度行なわれる前
に接続を解除される。

本発明の基本となる従来技術は、ヒロユキ・ヒロハタに
特許附ケされ１日本国東京のオリンパス工業（株）に譲
渡された米国特許第３，９５８゜５６６号に開示されて
いる。

〔発明が解決しようとする問題点および課題〕この米国
特許第３．９５８．５６６号明細書において、吸込管２
６はポート２２を介してチャンネル１４と連通してい°
る０通常は、吸込は管３４（第２図）又は開口２５ａ（
第１Ｏ図および第１１図）を介して大気に放出される。

洗浄し又は洗浄モードに切換することが所望される時、
バイアスばね２１に抗してスライド管３４が押圧される
と（第７図、第１０図および第１１図）吸込への通路２
２を遮断するベルマウス１７ａ内に洗浄器（注入装置３
８．第５図、第７図および第８図）を物理的に挿入接続
することが必要であり従って、吸込／洗浄モードの切換
が面倒であると共に診察の中断が不可避である。

本発明は従来技術の上述の欠点を除去することを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

即ち本発明は、下記の特徴を有する弁装置を内視鏡等の
軸に接続することにより前記目的を達成する。即ち、こ
の弁装置は、弁本体と、内視鏡などの軸に接続されるよ
うにした前記弁本体内の第１の出口と、前記第１の出口
と連通し、吸込源との接続をなすようにした前記弁本体
内の第２の出口と、前記第１の出口と連通し、流体ポン
プとの接続をなすようにした前記弁本体内の第３の出口
と、吸込を大気に出し流体ポンプを内視鏡などの軸に接
続するための第１の通常位置から、吸込を内視鏡などの
軸に接続し流体ポンプと前記軸との間の接続を閉じる第
２の位置に移動し得る前記弁本体内の孔内に介在された
スプール弁とを有することを特徴とする。

〔本発明の効果〕

従来技術とは対照的に、本発明によると洗浄器は常に適
所に取り付けられ、内視鏡などの使用者はただちに洗浄
用又は吸込用流体を利用することが可能である０面倒な
操作を必要とせず、所望通りの洗浄と吸込が選択的にな
され得る。

このように、内視鏡などの使用者は弁装置の適宜の部材
を便宜に指操作することにより、吸込モードから洗浄モ
ードに又洗浄モードから吸込モードに変えることができ
、このことは以下の説明からより明らかとなるであろう
。

本発明のその他の特徴・作用および利点は、添付図面に
ついての以下の説明からさらに明らかとされるであろう
。

〔実施例〕

さて、添付図において参照数字１０で示す弁装置は弁本
体１１、よく知られる如く（図示しない）内視鏡などの
軸に結合するようにした第１の出口１２、吸込源又は真
空源と接続される第２の出口１３、洗浄器Ｓのような流
体ポンプを受け入れ支持するようにした第３の出口１４
とを有する。

弁本体１１には中心孔１７が形成され、この中心孔１７
は滑動自在のスプール弁１８を受容する。孔１７は第１
の出口１２を介して軸と直接に連通し、又第３の出口１
４を介して洗浄器Ｓと連通ずる。

第１図に於て明らかに示される如く、弁装置の弁本体１
１は第１の出口１２と連結する補助通路又は溝１９とス
プール弁１８の周面により限定される環状空間２１と弁
本体１１に形成された切込み孔２２とを有する。

Ｏリング２３と２４から成る間隔を置いた２つの刺止手
段が取り付けられたスプール弁１８は中心孔２６を有し
、この中心孔２６は横方向開口２７と連通しステム２８
で終端する。

このステム２８にはスリーブ２９が圧嵌され、スリーブ
２９は操作ボタン３１に固着される。ボタン３１内に内
装されバッキング押え３４および操作ボタンショルダ３
３により係止されたコイルばね３２は、第１図の実線に
示されるような第１の通常の位置にスプール弁１８を保
持するに充分な圧縮応力を受ける。

ボタン３１がばね３２のバイアスに抗して手の力で押さ
れると、スプール弁１８は第１図の破線で示す操作位置
（第２の位Ｍ）に移動される。

スプール弁の第２の操作位置において、第１の出口１２
には補助通路１９、（スプール弁１８内の小径部３７お
よびバッキング押え３９の内表面３８により定められる
）環状スペース３６、孔４１（第２図参照）を介して吸
込源と連通ずる。

第２の操作位置において０リング２３と２４は第３の出
口１４にまたがって位置し、洗浄器Ｓが閉止される。

［作用〕 第１図に実線で示される状態において、弁装置は通常の
状態である。さらに洗浄器（シリンジ）Ｓのような流体
ポンプが弁本体１１の適所に固定され、弁本体１１は内
視鏡などの軸および吸込源に夫々連結されているとする
。

スプール弁を実線の位置（第１の位置）にしたとき、吸
込は出口１３から孔４１、環状スペース３６、横方向開
口２７、孔２６を通って大気にバイパスされる。

この時に洗浄を行なうことが所望されるなら、内視鏡な
どの使用者は軸の端部での診察の継続を中断させること
なく、単に洗浄器ＳのプランジャＰを押せばよい。

軸を吸込源と接続することが所望される時、その使用者
は孔２６を覆い大気と遮断するべく適宜の指でボタン３
１を押す。

ボタン３１を押すとスプール弁１８は第１図の破線位置
である第２の位置に移動される。０リング２３と２４は
洗浄器Ｓへの第３の出口１４を封じ、前述したように補
助通路１９を介して軸に吸込源を接続する。第１図の破
線で示すようにＯリング２３と２４は出口１４にまたが
るので出口１４は封じられる。

スプール弁１８が第２の位置にある時、特に吸込が高い
レベルにある時の洗浄器Ｓを通してのサイホン作用を回
避するため、第１Ａ図に示すように洗浄器と第３の出口
１４との間にチェック弁を設けることが望ましい。

このように本発明は診察を中断し取付具を取り換える心
安がなく、前述した内視鏡などにおける洗浄流体と吸込
との選択適用を容易にする弁装置が提供されることが明
らかである。

なお本発明の範囲から逸脱することなく種々の応用改変
をなすことかり能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は弁装置の断面図、第１Ａ図は第１図の弁装置と
洗浄器との間に介在された常閉チェック弁を概略的に示
す図、”第２図は明示するため成る部品を取り外した第
１図の右端を示す図、第３図は３−３線に沿った第２図
の断面図である。 １０、、、、弁装置、１１．、、、弁本体、１２、、、
、第１の出口、 １３、、、、第２の出口、 １４、、、、第３の出口、 １７、、、、中心孔、１Ｂ、、、、スプール弁。 出願人　ワーナーΦランバート・ チクノロシーズ・インク 代理人　弁理士　加藤朝道

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）内視鏡、気管支鏡、喉頭鏡などの医療用又は家畜治
   療用の診察器具における吸込又は洗浄波体の適用を選択
   的に制御するのに使用される弁装置であって、弁本体と
   、前記内視鏡などの軸に接続されるようにした前記弁本
   体内の第１の出口と、前記第１の出口と連通し吸込源と
   の接続をなすようにした前記弁本体内の第２の出口と、
   前記第１の出口と連通し波体ポンプとの接続をなすよう
   にした前記弁本体内の第３の出口と、吸込源を大気に連
   通しかつ流体ポンプを内視鏡などの軸に接続するための
   第１の通常位置から、吸込源を内視鏡などの軸に接続し
   流体ポンプと該軸との間の接続を閉じる第２の位置に移
   動し得る前記弁本体内の孔内に介在されたスプール弁と
   を有する弁装置。 ２）残留の吸込に応答して、スプール弁が前記第２の位
   置にある時に、自動的に閉じるように作動する第１の出
   口バルブ手段と流体ポンプとの間に弁手段が介在された
   特許請求の範囲第１項に記載の弁装置。 ３）弁手段は常開チェック弁である特許請求の範囲第２
   項に記載の装置。 ４）スプール弁は離間した封止手段を有し、該封止手段
   はスプール弁の通常の位置において軸への吸込源の連通
   を阻止し、軸への流体ポンプの接続をなさせる特許請求
   の範囲第１項に記載の装置。 ５）弁本体はスプール弁が第２の位置にある時に、第３
   の出口と第１の出口との間の接続をなす補助通路を宥す
   る特許請求の範囲第１項に記載の装置。