JP3189356B2 - 内視鏡の吸引機構 - Google Patents

内視鏡の吸引機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用として用いられる
内視鏡において、体腔等の内部から体液その他の汚物を
吸引するための内視鏡の吸引機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、図1に示したように、本体操
作部1に体腔等の内部に挿入される挿入部2が連設され
ると共に、光源装置(電子内視鏡の場合には光源装置及
びプロセッサ)に接続するためのユニバーサルコード3
とから大略構成される。ここで、医療用の内視鏡におい
ては、体腔内の体液やその他の汚物を吸引して体外に排
出するための吸引機構を備えている。この吸引機構とし
ては、図2に示したように、挿入部2の先端に吸引口4
を開設すると共に、この吸引口4に吸引通路5を接続
し、吸引通路5内を負圧にして体腔内から吸引する。こ
こで、内視鏡の本体操作部1を把持する手の指で操作で
きるようにするために、吸引通路5の途中に吸引バルブ
6を介装し、この吸引バルブ6により吸引通路5を吸引
口4側の第1の吸引通路5aと、負圧源側の第2の吸引
通路5bとに分けて、これら各吸引通路5a,5bを吸
引バルブ6により接続している。そして、第2の吸引通
路5bはユニバーサルコード3の接続コネクタ3aまで
延在されており、この接続コネクタ3aにエアポンプ等
からなる負圧源7に通じる吸引容器8に接続した吸引配
管9が接続される。
【0003】吸引バルブ6を操作しない状態では、第1
の吸引通路5aと第2の吸引通路5bとの間の連通を遮
断し、かつこの吸引バルブ6に連設され、本体操作部1
のケーシングから突出する操作ボタン10に形成した大
気開放口11を介して第2の吸引通路5bを大気に開放
することにより負圧源7を無負荷状態で作動させる。そ
して、吸引作業を行うには、手指操作により大気開放口
11を閉鎖させて、第2の吸引通路5bと大気との連通
を遮断し、然る後に第2の吸引通路5bを第1の吸引通
路5aに連通させ、この第2の吸引通路5a内に発生す
る負圧の作用により体液等の吸引が行われて、吸引配管
9を介して吸引容器8に回収されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡を使
用した後には、吸引経路を洗浄しなければならない。こ
の吸引経路の洗浄は、通常、挿入部の先端を洗浄液に浸
漬させて、吸引バルブ6を吸引状態に切り換えることに
よって、吸引通路内に洗浄液を流通させることにより行
う。然るに、内視鏡は、その使用後は、挿入部2が床面
等に触れないようにするために、本体操作部1をハンガ
に掛け、挿入部2を吊下して床面に触れないようにした
状態で収納するものであることから、ハンガに掛けた状
態で吸引通路を洗浄できるのが好ましい。しかしなが
ら、この洗浄を行うには、吸引バルブを操作する必要が
あり、本体操作部1に設けられている吸引バルブ6は、
ハンガに掛けられた状態では、比較的高い位置にあるた
めに、この吸引バルブ6の操作性が悪いという欠点があ
る。
【0005】本発明は以上の従来技術における課題を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、内視鏡をハンガに掛けた状態でも容易に吸引通
路を洗浄できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、内視鏡の挿入部の先端に設けた吸引
口から負圧源を付設した吸引容器に至る吸引経路を設
け、この吸引経路の前記負圧源を、大気に連通させる状
態と、この大気との連通を遮断すると共に前記吸引口に
通じる状態とに切り換える構成とした内視鏡の吸引機構
であって、前記内視鏡のユニバーサルコードにおける光
源装置への接続コネクタの位置に配置された大気開放口
によって、前記負圧源及び吸引容器に通じる吸引容器側
通路部と前記吸引口に通じる吸引口側通路部とに分け、
この吸引容器側通路部には側部に連通孔を穿設した筒状
隔壁を設けると共に、この筒状隔壁上を摺動して、この
連通孔を、前記大気開放口と連通し、かつ前記吸引口側
通路部とは遮断する位置と、前記大気開放口と遮断し、
かつ前記吸引口側通路部に連通する位置とに切り換える
ために、前記吸引経路の軸線方向に往復変位する弁部材
からなる切換弁を装着し、前記内視鏡の本体操作部に、
前記切換弁の切り換え操作を行うための弁切換操作部を
装着し、さらに手動操作によって、前記弁部材を連通孔
を、前記大気開放口と連通する位置から、前記吸引口側
通路部に連通する位置に切り換える切換手段を備える
成としたことをその特徴とする。
【0007】
【作用】本体操作部に設けた弁切換操作部を操作すれ
ば、非作動状態にある切換弁が吸引状態に切り換わっ
て、体内汚物は吸引口から吸い込まれて、吸引通路,切
換弁及び吸引配管を経て吸引容器に送り込まれる。ここ
で、本体操作部に設けた弁切換操作部は、この本体操作
部を把持する手の指で操作され、しかもこの弁切換操作
部は体内汚物の流通経路が形成されていないため、体内
汚物が手指に触れるようなことはない。また、内視鏡使
用後に、この内視鏡を、その本体操作部をハンガに掛け
て、挿入部を吊り下げた状態で、挿入部を洗浄液容器に
浸漬させ、また光源装置に接続されているユニバーサル
コードの接続コネクタに設けた切換弁に付設した切換手
段を手動操作することによって、切換弁を、弁部材を連
通孔を、前記大気開放口と連通する位置から、前記吸引
口側通路部に連通する位置に切り換えることができ、こ
れによって、洗浄液容器から洗浄液を吸い込んで、吸引
通路の洗浄が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3乃至図7に基づ
いて詳細に説明する。なお、以下の説明において、前述
した従来技術と同一または均等な部材については同一の
符号を付すものとする。
【0009】図中において、20は切換弁を示し、この
切換弁20におけるケーシング21は、ユニバーサルコ
ード3の接続コネクタ3aに装着されており、本体部2
1a,連結部21b及び配管接続部21cの3部材から
構成される。配管接続部21cは連結部21bに螺挿さ
れ、また連結部21bは本体部21aに螺合させた袋ナ
ット22内に嵌合され、袋ナット22の内部に収納した
Oリング23によって連結状態に保持されており、Oリ
ング23を撓めることによって、連結部21bを本体部
21aから取り外すことができるようになっている。
【0010】本体部21aには第1弁体24aが摺動可
能に内装され、また連結部21b内には第2弁体24b
が摺動可能に内装されており、これら第1弁体24a及
び第2弁体24bによって弁部材24が構成される。こ
の弁部材24には連通路25が設けられ、また配管接続
部21cにはこの連通路25内に臨むように筒状隔壁2
6が一体的に連設されて、この筒状隔壁26の側部に連
通孔27が穿設されている。従って、吸引通路5と吸引
配管9とは連通路25及び連通孔27を介して連通す
る。また、連結部21bには大気開放口28が穿設され
ている。
【0011】弁部材24は、吸引配管9を大気開放口2
8を介して大気と連通し、かつ吸引通路5とは連通しな
い非作動状態(図4の状態)と、この吸引配管9を大気
開放口28から遮断すると共に、吸引通路5と連通した
吸引状態(図5の状態)との間に切り換えを行うための
ものである。このために、第2弁体24bには内向きの
円環状突条29が連設され、この円環状突条29は筒状
隔壁26に沿って摺動可能となっている。従って、図4
の状態では、第2弁体24bの円環状突条29が筒状隔
壁26における連通孔27より内側に位置して、連通路
25と連通孔27との間が隔絶されて、吸引配管9は吸
引通路5と連通せず、また連通孔27は大気開放口28
と連通する。これによって、負圧源7によって吸引配管
9内を負圧にすると、大気開放口28から大気の吸い込
みが行われる。これに対して、図5のように、第2弁体
24bを筒状隔壁26に沿って連通孔27を越える位置
まで摺動させると、この第2弁体24bによって大気開
放口28が閉鎖され、また連通孔27が連通路25と連
通することになって、吸引配管9は吸引通路5と連通す
る状態に変位する。なお、この時に大気開放口28を確
実に閉鎖するために、円環状突条29の先端部には弾性
シール部材30が取り付けられている。
【0012】常時においては、第1弁体24aに作用す
る復帰ばね31により、また第2弁体24bに作用する
復帰ばね32によって、図4の非作動状態となるように
付勢されている。そして、この非作動状態から図5の吸
引状態に切り換えを行うために、本体操作部1には弁切
換操作部33が設けられている。この弁切換操作部33
は、ハウジング34内にピストン35を摺動可能に装着
し、このピストン35によってハウジング34内に油室
36を区画形成し、ピストン35を押下すると、油室3
6から油圧配管37を通ってケーシング21の本体部2
1aと第1弁体24aとの間に形成される油圧作動室3
8に圧油を供給することによって、第1弁体24aが復
帰ばね31に抗する方向に摺動し、これに連動して第2
弁体24bも復帰ばね32に抗する方向に摺動変位し
て、弁部材24が非作動状態から吸引状態に切り換わ
る。そして、このピストン35を本体操作部1を把持す
る手の指で操作できるようにするために、ピストン35
には押動操作部39が連設されている。また、この押動
操作部39は復帰ばね40の作用によって常時には突出
した位置に保持されている。
【0013】切換弁20には、弁部材24における第2
弁体24bを手動操作によって切り換えることができる
切換手段を備えている。この手動による切換手段は次の
ような構成となっている。即ち、第2弁体24bの周胴
部には複数本のピン41が突設されており、またケーシ
ング21における連結部21bにはこれらピン41を通
過させる長溝42が形成されている。従って、ピン41
は連結部21bの側面から外部に突出している。そし
て、連結部21bには操作リング43が遊嵌されてお
り、この操作リング43の両端部には内向きの規制壁部
43a,43bが設けられている。ピン41をこれら規
制壁43a,43b間に位置させることによって、操作
リング43を連結部21bから逸脱しないように保持
し、また操作リング43を連結部21bの軸線方向にお
ける基端側から先端側に向けて移動させれば、規制壁4
3aがピン41と係合して、このピン41を長溝42に
沿って移動し、この結果第2弁体24bを非作動状態か
ら吸引状態に切り換えることができる。従って、長溝4
2の長さは少なくとも第2弁体24bの変位ストローク
の全長より長くなっている。
【0014】本実施例は以上の構成を有するものであっ
て、押動操作部39を開放状態にすると、この押動操作
部39は復帰ばね40の作用によって、この押動操作部
39は突出した状態に保持されて、油室36が拡大し、
油圧作動室38が縮小した状態となり、弁部材24は非
作動状態に保持される。従って、非作動状態に保持され
て、吸引配管9は連通孔27を介して大気開放口28と
連通する。この結果、負圧源7を作動させた状態に保持
していたとしても、大気からの空気を吸い込むことによ
り無負荷状態で運転される。ここで、大気開放口28か
ら負圧源7までの距離が長くなれば、それだけ管路抵抗
が大きくなり、負圧源7の負荷が大きくなるが、この大
気からの吸引経路は吸引配管9の全長だけとなるので、
経路が短縮化される。従って、負圧源7をほぼ完全に無
負荷状態で作動させることができる。また、大気開放口
28は連結部21cの側面に設けられていることから、
この大気開放口28を複数個設けることによって、大気
からの吸い込みを十分に行えるようになり、吸引配管9
内が負圧となって吸引通路5側の圧力が低下する等とい
った不都合も生じることはない。
【0015】本体操作部1を把持する手の指で弁切換操
作部33の押動操作部39を復帰ばね40に抗して押し
下げると、ピストン35がハウジング34内を下降し、
油圧作動室38が縮小する。この結果、油圧配管37を
介して油室36内に圧油が供給され、この圧力によって
第1弁体24aが復帰ばね31に抗する方向に変位し、
これに追従して第2弁体24bが摺動変位し、円環状突
条29が連通孔27を越し、かつ弾性シール部材29が
配管接続部21cと筒状隔壁26との間の段差部分に当
接して、大気開放口28を閉鎖する図5の吸引状態に切
り換わる。これによって、吸引通路5に負圧が作用し
て、吸引口4から体内汚物を吸引して、吸引通路5及び
吸引配管9を介して体内汚物が吸引容器8に排出され
る。そして、この押動操作部39を押し続けている限り
吸引状態が継続し、押動操作部39に対する押圧力を解
除すると、復帰ばね40の作用によってピストン25が
元の位置に復帰し、またこれに伴なって復帰ばね31,
32の作用により第1弁体24a及び第2弁体24bか
らなる弁部材24が非作動状態に切り換わる。この操作
時においては、本体操作部1に設けた弁切換操作部33
に体内汚物が入り込むことがないので、操作者の手指に
体内汚物が付着するおそれはなく、衛生上の観点から極
めて好ましい。
【0016】ところで、内視鏡の使用中に吸引操作を行
うと、吸引経路全体を洗浄しなければならない。この洗
浄を行うには、吸引口4を洗浄液容器内に位置させて、
切換弁20を吸引状態に切り換えて、吸引口4から洗浄
液を吸い込ませ、吸引通路5,切換弁20及び吸引配管
9を経て吸引容器8内に排出させることによって、吸引
経路全体に洗浄液を行き渡らせる。
【0017】通常、内視鏡の使用が終わった後には、図
6に示したように、内視鏡はハンガ50に掛けた状態に
して収納される。即ち、内視鏡の本体操作部1をフック
部50aに支承させ、ユニバーサルコード3の接続コネ
クタ3aは光源装置51に接続したまま保持されるが、
挿入部2は吊下した状態とする。そして、吸引経路を洗
浄するには、吸引配管9を切換弁20のケーシング21
における配管接続部21cに接続し、かつ負圧源7を作
動状態に保持しておく。この状態で、挿入部2の先端を
洗浄液容器52に挿入しておき、切換弁20を非作動状
態から吸引状態に切り換えれば、吸引経路に洗浄液を供
給できる。ただし、内視鏡をハンガ50に掛けた状態で
挿入部2が床面に接触しないようにするために、その支
柱部50bは少なくとも挿入部2の長さより長くなって
いる。このために、フック部50aに掛けられている本
体操作部1はかなり高い位置にあり、弁切換操作部33
を直接操作するのは極めて困難である。
【0018】しかしながら、切換弁20が設けられてい
る接続コネクタ3aの位置には、この切換弁20を手動
操作で非作動状態から吸引状態に切り換えるための操作
リング43が設けられており、この操作リング43を手
動操作で引き出す方向に変位させる。これによって、図
7に示したように、この操作リング43の変位に追従し
て規制壁43aに係合するピン41が長溝42に沿って
移動し、このピン41が連結されている第2弁体24b
の円環状突条29が連通孔27を越し、かつ弾性シール
部材29が配管接続部21cと筒状隔壁26との間の段
差部分に当接して、大気開放口28を閉鎖する状態に切
り換わって、洗浄液容器52内の洗浄液が吸い込まれ
る。ただし、この時においては、第1弁体24aは移動
しない。従って、例えば片手で挿入部2の先端を確実に
洗浄液容器52内に浸漬するように保持しながら、他方
の手で操作リング43を操作して切換弁20を吸引状態
に切り換えることができる等、この吸引経路の洗浄を行
う操作の操作性が著しく良好となる。
【0019】なお、前述した実施例では、切換弁20の
切り換え操作を油圧の作用により行うようにしたものを
示したが、例えばこの切換弁を電磁弁で形成し、本体操
作部に設けられる弁切換操作部をこの電磁弁のソレノイ
ドの作動を制御するように構成することも可能である。
また、弁部材24を第1弁体24aと第2弁体24bと
で構成しているが、これによって切換手段を第2弁体2
4bだけを移動させれば良く、従って手動で操作される
切換手段の操作を容易に行うことができる。ただし、こ
の第1弁体24aと第2弁体24bとを一体のものとし
て形成することもでき、この場合には切換手段によって
弁部材24全体を摺動変位させる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユニバ
ーサルコードにおける光源装置への接続コネクタに吸引
経路を非作動状態と吸引状態との間に切り換える切換弁
を設け、また本体操作部にはこの切換弁の切り換え操作
を行うための弁切換操作部を設けると共に、接続コネク
タには切換弁を吸引状態に手動操作により切り換える切
換手段を設ける構成としたので、内視鏡を体腔内に挿入
している状態において、吸引を行わない時には、負圧源
を大気と連通させて、実質的に無負荷運転を行わせるこ
とができ、また、吸引経路を洗浄する際には、内視鏡を
ハンガに掛けた状態でも、接続コネクタに設けた切換手
段を手動で操作することにより、切換弁を吸引状態に切
り換えて、極めて容易に吸引経路の洗浄を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】従来技術による吸引機構の構成説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示す吸引機構の構成説明図
である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す吸引切換機構の断
面図である。
【図5】図4の吸引切換機構における切換弁の吸引作動
状態を示す断面図である。
【図6】内視鏡をハンガに掛けた状態を示す説明図であ
る。
【図7】切換手段により切換弁を吸引状態に切り換えた
状態を示す吸引切換機構の断面図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部 5 吸引通路 7 負圧源 8 吸引容器 9 吸引配管 20 切換弁 21 ケーシング 21a 本体部 21b 連結部 21c 配管接続部 24 弁部材 24a 第1弁体 24b 第2弁体 25 連通路 26 筒状隔壁 27 連通孔 28 大気開放口 29 円環状突条 33 弁切換操作部 35 ピストン 36 油室 37 油圧配管 38 油圧作動室 39 押動操作部 41 ピン 42 長溝 43 操作リング 43a,43b 規制壁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の先端に設けた吸引口
    から負圧源を付設した吸引容器に至る吸引経路を設け、
    この吸引経路の前記負圧源を、大気に連通させる状態
    と、この大気との連通を遮断すると共に前記吸引口に通
    じる状態とに切り換える構成とした内視鏡の吸引機構に
    おいて、 前記内視鏡のユニバーサルコードにおける光源装置への
    接続コネクタの位置に配置された大気開放口によって、
    前記負圧源及び吸引容器に通じる吸引容器側通路部と前
    記吸引口に通じる吸引口側通路部とに分け、 この吸引容器側通路部には側部に連通孔を穿設した筒状
    隔壁を設けると共に、この筒状隔壁上を摺動して、この
    連通孔を、前記大気開放口と連通し、かつ前記吸引口側
    通路部とは遮断する位置と、前記大気開放口と遮断し、
    かつ前記吸引口側通路部に連通する位置とに切り換える
    ために、前記吸引経路の軸線方向に往復変位する弁部材
    からなる切換弁を装着し、 前記内視鏡の本体操作部に、前記切換弁の切り換え操作
    を行うための弁切換操作部を装着し、 さらに手動操作によって、前記弁部材を連通孔が、前記
    大気開放口と連通する位置から前記吸引口側通路部に連
    通する位置に切り換える切換手段を備える 構成としたこ
    とを特徴とする内視鏡の吸引機構。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、前記弁部材に連結した
    ピンと、このピンを押動する操作リングとからなり、ま
    た前記弁部材は、付勢手段によって、前記筒状隔壁の連
    通孔を、前記大気開放口と連通し、かつ前記吸引口側通
    路部とは遮断する位置になるように付勢する構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の吸引機構。
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