JPS631044B2 - - Google Patents

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JPS631044B2
JPS631044B2 JP55132193A JP13219380A JPS631044B2 JP S631044 B2 JPS631044 B2 JP S631044B2 JP 55132193 A JP55132193 A JP 55132193A JP 13219380 A JP13219380 A JP 13219380A JP S631044 B2 JPS631044 B2 JP S631044B2
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JP
Japan
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suction
water supply
piston
water
air supply
Prior art date
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Application number
JP55132193A
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English (en)
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JPS5757520A (en
Inventor
Hisao Yabe
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP55132193A priority Critical patent/JPS5757520A/ja
Publication of JPS5757520A publication Critical patent/JPS5757520A/ja
Publication of JPS631044B2 publication Critical patent/JPS631044B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は送水と吸引の切換え手段を改良した内
視鏡に関する。 従来、内視鏡の使用中に、挿入部の先端に設け
た観察窓に汚物等が付着すると、観察視野が妨げ
られるため、その観察窓の近傍に設けたノズルか
ら洗浄用の水を噴き付けて洗い落すようにしてい
る。しかしながら、単に洗浄用の水を噴き付けた
だけでは観察窓の外表面に水滴が残つてしまい良
好な観察視野を確保し得ない。そこで、通常は送
水後に操作弁を操作して送気を行ない、観察窓の
外表面に残つた水滴を吹き飛ばすようにしてい
る。 しかし、この方法では完全に水滴を吹き飛ばし
てしまうまでにかなり長い時間を要し、非常に作
業性の悪いものであつた。 そこで、送気に代えて吸引手段によつて水滴を
除去することが考えられるが、従来、知られてい
る切換え方式は送気送水用の操作弁と吸引用の操
作弁とが独立して設ける形式と、送気送水および
吸引を個別的に行なう3つの操作弁を独立して設
ける形式とがあるだけである。したがつて、送水
の後に吸引を行なうためには別の操作弁の操作釦
に手を移し換えなければならず、面倒な手順を要
求されることになる。また、根本的に見れば、観
察窓の洗浄のため、送水以外に送気や吸引する操
作が必要であることは術者にとつては面倒であ
り、その解決が望まれることになる。 本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは送水する操作を行なうだ
けで観察窓を洗浄できるとともに、その送水操作
解除後自動的に吸引動作が行なわれ、洗浄後の観
察窓に付着した水滴を吸引除去し、洗浄作業の操
作性を向上した内視鏡を提供することにある。 以下、本発明の各実施例を順次図面にもとづい
て説明する。 第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を
示すものである。 第1図中Aは内視鏡であり、この内視鏡Aは操
作部1に軟性の挿入部2を連結してなり、上記挿
入部2は可撓管3の先端に湾曲管4を介して先端
部5を連結したものである。また、操作部1には
ユニバーサルコード6が連結されており、このユ
ニバーサルコード6の先端には送気器7に着脱可
能なコネクタ8が取付け固定されている。さら
に、上記操作部1には送水吸引用の操作弁9と送
気送水用の操作弁10が設けられていて、この各
操作弁9,10によつて後述する各管路を切換え
制御するようになつている。また、内視鏡Aの挿
入部2側の内部には第2図で示すように送水手段
の通水管路11、通気管路12および、吸引手段
の吸引管路13が配置されている。そして、上記
通水管路11の先端は先端部5の先端面14にお
いて観察窓15の外表面に向けて設置された送水
ノズル16に接続されていて、後述する送水タン
ク22側から送られてくる洗浄用の水を観察窓1
5に噴き付ける送水手段を構成している。また、
通気管路12の先端は同じく先端部5の先端面1
4において観察窓15の外表面に向けて設置され
た送気ノズル17に接続されている。さらに、先
端部5の先端面14における観察窓15の近傍位
置には吸引管路13の吸引口18が開口されてい
る。 また、内視鏡Aのユニバーサルコード6側の内
部には第3図で示すように送水手段の送水管路1
9、送気管路20および、吸引手段の吸気管路2
1が挿通されている。そして、送水管路19はコ
ネクタ8に接続した送水タンク22の底部に連通
接続されている。なお、この送水タンク22には
水などの洗浄用液を入れてある。また、送気管路
20は送気器7の送気ポンプ23に接続されてい
る。さらに、吸気管路21は吸引アダプタチユー
ブ24を介して吸引手段の吸引器25の吸引ポン
プ26に接続されている。また、吸引ポンプ26
の手前には吸引タンク27が介挿されていて、吸
引した汚物などをこの吸引タンク27において除
去し吸引ポンプ26側に達しないようにしてあ
る。上記吸引タンク27内にはたとえば逆性石け
ん水のような消毒液が入つている。 一方、上記送水吸引用の操作弁9は送水操作手
段および吸引操作手段を構成するもので、これは
第4図で示すように構成されている。すなわち操
作部1に設けた有底筒状のシリンダ30にピスト
ン31を嵌挿してなり、上記ピストン31の外方
端側をシリンダ30の開口端から突出させてこれ
を操作釦32としたものである。操作釦32の外
周には第1のコイルスプリング33と第2のコイ
ルスプリング34を巻装してある。上記第1のコ
イルスプリング33は操作釦32の外端縁32a
とシリンダ30の係止部材35の間に介挿してな
り、ピストン31を外方に突出させるように付勢
し、ピストン31の内挿部端からなる肩部36が
上記係止部材35に当つて停止する位置に待機さ
せるようになつている。また、第2のコイルスプ
リング34は第1のコイルスプリング33より短
かく形成されている。そして、操作釦32に指を
当てゝピストン31を押し込むに際して押込み始
めは第1のコイルスプリング33のみが圧縮され
て作用し、一定量押し込んだのちに始めて上記第
2のコイルスプリング34が操作釦32の外端縁
32aに当り、さらに押し込むとき第1および第
2のコイルスプリング33,34の両方が圧縮さ
れて作用するようになつている。つまり、第1の
コイルスプリング33のみが圧縮する第1段階目
の押込み動作と第1および第2のコイルスプリン
グ33,34の両方が圧縮する第2段階目の押込
み動作を区別する、いわゆる2段階押込み規制手
段を構成するものである。 また、上記ピストン31の内挿部周面31aに
は挿入先端側から第1の大径部39、第1の連通
路40、第2の大径部41、第3の大径部42、
第2の連通路43および第4の大径部44が順次
形成されている。なお、上記第1および第2の連
通路40,43は環状溝によつて形成されてい
る。また、上記各大径部39,41,42,44
および各連通路40,43の両端にはそれぞれリ
ングパツキング45,46,47,48,49,
50,51が取り付けられていて、シリンダ30
の内面に摺接するようになつている。 またシリンダ30の周壁には送水管路19、送
気管路20および吸気管路21の各先端が接続さ
れている。そして、待機状態においてピストン3
1の第1の連通路40に対向して送水管路19の
接続口52が対向し、第2の連通路43に対向し
て吸気管路21の接続口53が対向して設けら
れ、また、送気路20の接続口54はシリンダ3
0の底部空間に対向して設けられている。さら
に、シリンダ30の周壁には通水管路11、吸引
管路13および送気コネクト管路55が接続され
ていて、ピストン31の待機状態において通水管
路11の接続口56は第1の大径部39に対向
し、吸引管路13の接続口57は第3の大径部4
2に対向し、送気コネクト管路55の接続口58
はシリンダ30の底部空間に対向して設けられて
いる。また、上記吸気管路21の接続口53と吸
引管路13の接続口57はピストン31を1段階
押し下げたときにのみその第2の連通路43に対
向して連通する位置に設けられている。さらに、
送気管路20の接続口54と送気コネクタ管路5
5の接続口58はピストン31を2段階まで押し
下げたときにのみ第1の大径部39に対向して上
記両者を閉塞して遮断する位置に設けられてい
る。 また、上記ピストン31の外端部内にはリーク
穴59が形成されており、このリーク穴59は連
通孔60を介して上記第2の連通路43に連通す
るようになつている。 一方、送気送水用の操作弁10は第4図で示す
ように操作部1に設けた有底筒状のシリンダ61
にピストン62を嵌挿してなり、そのピストン6
2の外方端部をシリンダ61の開口端が突出させ
てこれを操作釦63としたものである。さらに操
作釦63の外周にはコイルスプリング64を巻装
し、かつこのコイルスプリング64をシリンダ6
1の係止部材65と操作釦63の外端縁63aと
の間に介挿することにより、ピストン62を外方
に突出させるように付勢するとともに、ピストン
62の内挿部端からなる肩部67を上記係止部材
65に当てゝ停止させて待機させるようになつて
いる。また、ピストン62の内挿部周面62aに
は挿入端側に大径部68、外端側に環状溝からな
る連通路69を形成してあり、大径部68と連通
路69の両端にはそれぞれシリンダ61の内面に
摺接するリングパツキング70,71,72が設
けられている。また、上記ピストン62にはシリ
ンダ61の底部空間に連通するリーク孔73が形
成されており、このリーク孔73は外部に開口し
ている。 さらに、上記シリンダ61の周壁には送水管路
19、送気コネクト管路55、通水管路11およ
び通気管路12がそれぞれ接続されている。そし
て、ピストン62が待機する状態において送水管
路19の接続口74は連通路69に対向して閉塞
され、通水管路11の接続口75は大径部70の
周面に対向するように設けられている。また、送
気コネクタ管路55の接続口76と通気管路12
の接続口77はそれぞれシリンダ61の底部空間
に対向して互いに連通している。そして、ピスト
ン62を押し込むことによつて連通路69は送水
管路19の接続口74と通水管路11の接続口7
5との間に介在し、その送水管路19と通水管路
11を連通させる一方、大径部68は送気コネク
ト管路55と通気管路20の各接続口76,77
間に位置してこれらを閉塞遮断するようになつて
いる。 次に、上記内視鏡Aの使用方法について説明す
る。 まず、送気ポンプ23および吸引ポンプ26は
常時作動させておく。そして、操作弁9,10は
放置状態において第4図で示す状態にあり、各ピ
ストン31,62の操作釦32,63は突出して
いる。しかして、送気管路20と送気コネクタ管
路55はシリンダ30の底部空間を通じて連通
し、また送気コネクタ管路55の接続口76はシ
リンダ61の底部空間に開口してピストン62の
リーク孔73に連通している。このため、送気器
7側から送気管路20を通じて送られてきた圧縮
空気はシリンダ30の底部空間、送気コネクタ管
路55、シリンダ61の底部間およびリーク孔7
3を通じて外部に放出させられる。なお、通気管
路12はシリンダ61の底部空間に連通している
が、この通気管路12側の通気抵抗はリーク孔7
3側のそれに比べて著しく大きいのでほとんど流
れ込まない。 また、送水管路19は各操作弁9,10におい
てシリンダ30,61の内面によつて閉塞された
第1の連通路40と連通路69に連通して遮断さ
れているため、送水は行なわれない。 また、吸気管路21の接続口53は操作弁9に
おいてシリンダ30の内面において閉塞された第
2の連通路43に対向して連通孔60およびリー
ク穴59を通じて外部に連通し、外部の空気を吸
引している。一方、吸引管路13側に対しては遮
断されているので、吸引動作は行なわれない。 すなわち、各操作弁9,10を放置させた状態
では送気送水および吸引の各動作は行なわれな
い。 そして、観察窓15を洗浄するにあたり送水と
吸引によつて行なう通常の場合には操作弁9を使
用する。すなわち、操作釦32に指をあてリーク
穴59を塞ぎながら1段目まで押し込むと、第2
の連通路43が吸気管路21の接続口53と吸気
管路13の接続口57の間に介在し、この両者を
連通させる。しかして、吸引口18、吸引管路1
3、第2の連通路43および吸気管路21を通じ
て吸引ポンプ26によつて吸引が行なわれ、吸引
された水や汚物は吸引タンク27に溜る。なお、
このとき送水管路19は同じく遮断されたままで
あり、また送気管路20はシリンダ30の底部空
間に連通したままである。 つぎに、ピストン31を2段目まで押し込む
と、吸気管路21の接続口53が第4の大径部4
4の周面によつて閉塞され、吸引管路21に対す
る吸引動作が遮断されるとともに、吸気管路21
の内部はかなりの陰圧になる。また送気管路20
および送気コネクタ管路55の各接続口54,5
8はピストン31の第1の大径部39の周面によ
つて閉塞遮断されるため、送水タンク22内の圧
力が高まり、送水できる状態となる。 一方、送水管路19の接続口52と通水管路1
1の接続口56の間にピストン31の第1の連通
路40が介在して両者を連通させるため、送水管
路19、第1の連通路40および通水管路11を
通じて上記送水タンク22側からの高圧水を送水
ノズル16に供給し観察窓15の表面に噴き付け
て洗浄することができる。このようにして送水し
て洗浄した後、操作釦32から指を離していく
と、第1および第2のコイルスプリング33,3
4によつてピストン31が自動的に復帰移動し、
送水が停止するとともに、ピストン31の復帰途
中において第2の連通路43が吸気管路21の接
続口53と吸引管路13の接続口57の間に介在
するとき吸引管路13を吸気管路21に互いに連
通するため、瞬間的な吸引動作が行なわれる。そ
れまで上記吸気管路21は閉塞されてかなりの陰
圧になつていたため、この吸引は時間的には短か
くても非常に強力なものであり、洗浄後観察窓1
5に残つた水滴を吸引口18に吸引することがで
きる。 すなわち、送水して観察窓15を洗浄した後、
操作釦32から指を離すると、送水が停止し、同
時に吸引が連続して自動的に行なわれる。なお、
送気送水用の操作弁10のリーク孔73を指で塞
ぐと通気管路12より送気が行なわれ、さらに操
作弁を押しこむと送気コネクタ管路55と通気管
路12の接続口76,77が大径部68によつて
遮断されると共に連通路69が送水管路19と通
水管路11の接続口74,75を連通させる位置
にくるので、送水が行なわれる。 次に、本発明の第2の実施例を第5図にもとづ
いて説明する。この実施例は送気送水吸引の切換
え手段のみ上記実施例と異なるので、この部分の
みを説明し、他の構成についての説明を省略す
る。 すなわち、第5図中80は吸引用操作弁、81
は送水用操作弁、82は送気用操作弁であり、吸
引用操作弁80と送気用操作弁82の間に送水用
操作弁81を間にして並置されている。上記吸引
用操作弁80は吸引操作手段を構成するもので、
これは有底筒状のシリンダ83はピストン84を
嵌挿してなり、シリンダ83から突出するピスト
ン84の小径な外端部85の先端に板状の操作釦
86が取り付けられている。さらに、上記外端部
85の周囲に巻装する状態で操作釦86と係止部
材87の間にはコイルスプリング89が介挿され
ていて、上記ピストン84を外方に突出する向き
に付勢している。そして、ピストン84の内挿部
端からなる肩部90が上記係止部材87に当つて
停止する位置に待機させるようになつている。ピ
ストン84の内挿部周面91には内端側に環状の
溝からなる連通路92を形成し、外端側に大径部
93を形成したものである。 また、シリンダ83の周壁には吸気管路21お
よび吸引管路13が接続され、吸気管路21の接
続口94はピストン84の待機状態においてシリ
ンダ83の底部空間に対向して連通する位置に設
けられている。また、同じピストン84の状態に
おいて吸引管路13の接続口95は連通路92に
対向して閉塞されている。そして、ピストン84
を後述するように途中(1段階目)まで押し込ん
だとき吸引管路13および吸気管路21の各接続
口94,95の両者にわたつて連通路92が位置
し、その吸引管路13と吸気管路21を連通する
ようになつている。さらに、最後(2段階目)ま
でピストン84を押し込んだときには大径部93
が吸引管路13の接続口95に達しその接続口9
5を閉塞するようになつている。 なお、シリンダ84の底壁には外部に連通する
リーク管路96が接続されていて、上記ピストン
84が待機状態にあるとき、吸気管路21に連通
するようになつている。 また、送気用操作弁82は上記吸引用操作弁8
0と同様なシリンダ97、ピストン98、外端部
99、操作釦100、係止部材101、コイルス
プリング102および肩部103からなり、さら
に、ピストン98の内挿部周面104には連通路
105が設けられている。また、シリンダ97の
周壁には通気管路12と後述する送気コネクタ管
路106が接続され、この各接続口107,10
8はピストン98の待機状態においてシリンダ9
7の底部空間に対向するとともに、ピストン98
を途中(1段階目)まで押し込んだとき、その連
通路105に対向して連通するようになつてい
る。ピストン98を最後(2段階目)まで押し込
んだときには大径な内挿部分がその接続口10
7,108を越えて接続口107,108には小
径な外端部99が対向位置するようになつてい
る。 なお、シリンダ97の底壁には外部に連通する
リーク管路109が接続されていて、ピストン9
8が待機状態にあるとき送気コネクタ管路106
に連通するようになつている。 また、送水用操作弁81は送水操作手段を構成
するもので、これは有底筒状のシリンダ110に
ピストン111を嵌挿してなり、上記ピストン1
11はシリンダ110内を摺動する内挿部112
とシリンダ110の外部に突き出す小径の外端部
113によつて構成されている。さらに、外端部
113の突出先端には操作受台114が取付け固
定されており、この操作受台114と係止部材1
15の間にはその外端部113の周囲に巻装する
状態でコイルスプリング116が介装されてい
る。そして、ピストン111はそのコイルスプリ
ング116によつて付勢されていて、内挿部11
2の肩部117が係止部材115に当つて停止す
る位置で待機させられるようになつている。ま
た、内挿部112の周面には内端側に大径部11
8、外端側に環状の溝からなる連通路119が形
成されている。 また、上記シリンダ110には送水管路19、
通水管路11、送気管路20および送気コネクタ
管路106が接続されている。そして、上記送水
管路19の接続口120はピストン111の待機
状態においてその大径部118の周面に対向して
閉塞される。通水管路11の接続口121は同じ
くピストン111の待機状態においてその連通路
119に対向している。また、送気管路20およ
び送気コネクタ管路106の各接続口122,1
23はピストン111の待機状態においてシリン
ダ110の底部空間に対向して連通するようにな
つている。そして、またピストン111を押し込
むと、大径部118によつて送気管路20および
送気コネクタ管路106の各接続口122,12
3を閉塞する一方、連通路119は送水管路19
と通水管路11の接続口120,121間にわた
つて位置しその両者を連通させるようになつてい
る。 また、操作受台114の上方には上記吸引操作
弁80と送気用操作弁82の各操作釦86,10
0の一端が延出してきていて、その操作受台11
4にそれぞれ対向位置している。つまり、吸引用
操作弁80または送気用操作弁82の操作釦8
6,100を一定量押し下げる1段階目において
操作釦86,100が始めて操作受台114に当
り、さらに押し下げる2段階目においてその操作
釦86,100とともにその操作受台114を一
体的に押し下げるようになつている。すなわち、
送水用操作弁81は吸引用操作弁80または送気
用操作弁82の操作に連動してその2段階目の押
込み操作によつて操作されるようになつている。 なお、第5図中の各ピストン84,98,11
1には大径部93,118および連通路92,1
05,119の両端にはそれぞれリングパツキン
グ124………が取り付けられている。 しかして、この実施例において吸引および送水
を行なうときには吸引用操作弁80の操作釦86
を押込み操作することにより行なう。まず、コイ
ルスプリング89の復元力に抗して操作釦86を
送水用操作弁81の操作受台114に当るまで押
し下げると、ピストン84の連通路92が吸気管
路21と吸引管路13の接続口94,95にわた
つて対向位置するため、その吸気管路21に吸引
管路13が連通し、吸引状態となる。さらに、操
作釦86を押し込むと、ピストン84が押し込ま
れるとともに、上記操作釦86によつて送水用操
作弁81の操作受台114も同時に押し込まれ、
そのピストン111を押し下げる。そして、ピス
トン84の大径部93は吸気管路21の接続口9
4に対向位置してその接続口94を閉塞するた
め、吸引動作は遮断され、吸気管路21内はかな
りの陰圧になる。一方、送水用操作弁81におい
ては大径部118が送気管路20の接続口122
を閉塞して送気を遮断して前述したように送水タ
ンク22内を加圧する。また、送水管路19と通
水管路11の各接続口120,121は連通路1
19に対向して互いに連通するため、上記加圧作
用によつて送水管路19側から通水管路11側に
送水し、これによつて観察窓15を洗浄すること
ができる。そして、洗浄後に操作釦86から指を
離すと、各ピストン84,111はコイルスプリ
ング89,116によつて自動的に復帰し、送水
が停止する。さらに、吸引用操作弁80のピスト
ン84が復帰する過程において連通路92が吸気
管路21と吸引管路13の各接続口94,95間
にわたつて位置する瞬間があるが、このときあら
かじめかなり陰圧になつていた吸気管路21が吸
引管路13に連通することにより瞬間的に強い吸
引動作が行なわれる。つまり、操作釦86から指
をはなすと、送水が停止し続けて強い吸引動作が
短時間行なわれて観察窓15に残つた水滴を吸引
除去できる。 一方、送気送水を行なうときには送気用操作弁
82の操作釦100を1段階押し込み、そのピス
トン98の連通路105を送気コネクタ管路10
6と通気管路12の各接続口107,108間に
わたつて位置させることによりその送気コネクタ
管路106を通気管路12に連通させることによ
つて送気を行なうことができる。つまり、送気管
路20、シリンダ110の底部空間、送気コネク
タ管路106、連通路105および通気管路12
を通じて送気が行なわれる。 送気用操作弁82の操作釦100をさらに2段
階目まで押し込むと、その操作釦100が送水用
操作弁81の操作受台114を押し込み、前述し
たと同様にして送水することができる。なお、送
気コネクタ管路106側には送気されてないの
で、ピストン98がシリンダ97内に奥深く押し
込まれても何ら支障がない。 この実施例は送気送水および吸引の制御を個別
的な操作弁80,81,82によつて行なうた
め、各操作弁80,81,82の長さを短かくで
き、操作部1に組み込むスペースが少なくて済
む。また、吸引用の各管路に対して送気送水用の
管路を独立させたので、送気送水側の管路が汚染
されない。 次に、本発明の第3の実施例を第6図にもとづ
いて説明する。 すなわち、内視鏡Aの操作部1には操作弁13
0と送気スイツチ131を設けてなり、上記操作
弁130は有底筒状のシリンダ132にピストン
133を嵌挿するとともに、シリンダ132の開
口端にスイツチボツクス134を設けてある。上
記ピストン133は内挿部135とシリンダ13
2外に突出する小径の外端部136からなり、内
挿部135の外端からなる肩部137は上記スイ
ツチボツクス134に当るように形成されてい
る。シリンダ132の底部空間には第1および第
2のコイルスプリング138,139が設けられ
ており、第1のコイルスプリング138は肩部1
37がスイツチボツクス134に当つて停止する
位置までピストン133を押し上げて待機させて
いる。また、第2のコイルスプリング139は第
1のコイルスプリング138より短かくピストン
133を1段階押し下げたとき当つて作用するよ
うになつている。つまり、ピストン133を1段
階押し下げるときは第1のコイルスプリング13
8のみが作用し、第2段階目に押し下げるとき第
1および第2のコイルスプリング138,139
がともに作用する。なお、上記各コイルスプリン
グ138,139はシリンダ132の底壁に係止
筒140を介して取付け固定されている。 さらに、上記ピストン133の内挿部135の
周面には内端側に位置して大径部141、外端側
に位置して連通路142が形成されている。大径
部141および連通路142の両端それぞれには
リングパツキング143………が取り付けられて
いる。また、シリンダ132の周壁には通水管路
11、通気管路12、送水管路19および送気管
路20が接続されている。そして、ピストン13
3が第6図実線で示すように待機状態にあると
き、通水管路11の接続口144は連通路142
に対向位置して閉塞され、送水管路19の接続口
145は大径部141の周面に対向して閉塞さ
れ、通気管路12の接続口146はシリンダ13
2の底部空間における上部に対向して開口し、送
気管路20の接続口147はシリンダ132の底
部空間における下部に対向して開口する位置にそ
れぞれ形成されている。また、ピストン133を
1段階目まで押し下げたとき大径部141が通気
管路12の接続口146を閉塞し、通水管路11
の接続口144と送水管路19の接続口145は
依然として内挿部135によつて閉塞された状態
にあるようになつている。また、ピストン133
を2段階目まで押し下げると、通気管路12の接
続口146が大径部141によつて閉塞されたま
まで連通路142が送水管路19と通水管路11
の各接続口144,145間にわたつて対向位置
し、その送水管路19と通水管路11を連通させ
て送水状態とするようになつている。 また、この実施例の場合、送気ポンプ23はリ
レースイツチ148によつて制御され、このリレ
ースイツチ148は後述するように常開型の送気
スイツチ131と常開型の送水スイツチ149が
それぞれ閉成操作されたとき閉成され作動させる
ようになつている。さらに、吸気管路21の途中
には常閉形状の電磁弁150が介挿されていて、
後述する吸引スイツチ151が閉成操作されたと
き開放するようになつている。 一方、スイツチボツクス134には前述した吸
引スイツチ151の接点151a,151bが設
けられピストン133の外端部136に設けた接
触子152によつて開閉操作されるようになつて
いる。すなわち、ピストン133が待機状態にあ
るとき接触子152は一方の接点151aにのみ
接触するが、ピストン133を1段階押し込んだ
とき、接触子152が両接点151a,151b
にわたつて接触してその吸引スイツチ151を閉
成し、電磁弁150を開放するようになつてい
る。また、ピストン133を2段階目まで押し込
むと接触子152がさらに降下して外方側の接点
151aから離れ、吸引スイツチ151を開放す
るようになつている。さらに、スイツチボツクス
134には前述して送水スイツチ149が設けら
れており、この送水スイツチ149はピストン1
33の外端部136に設けた操作片153によつ
てそのピストン133を第2段階目まで押し下げ
たときに閉成操作されるようになつている。 また、送気スイツチ131は常閉型の接点13
1a,131bを操作釦154の操作片155に
よつて操作し、閉成できるようになつている。な
お、操作釦154はボツクス157に嵌挿され、
コイルスプリング158によつて外方に付勢され
ている。 しかして、この実施例において送水および吸引
を行なう場合には操作弁130を操作弁する。す
なわち、待機状態においてピストン133の外端
部136は第6図実線で示すように外方に突出し
ているが、この外端の操作釦136aに指を当
てゝピストン133を2段階目まで押し込むので
ある。これにより送水スイツチ149が操作片1
53によつて閉塞され、リレースイツチ148を
閉成して送気ポンプ23を作動させる。一方、送
気管路20および通気管路21の各接続口14
6,147間にはピストン133の大径部141
が介在し、両者間を遮断する。このため、送気ポ
ンプ23から送り出される圧縮空気は通気管路1
2側には送り込まれず、送水タンク22内に送り
込まれ、その内部圧力を上昇させることにより送
水できる状態にする。しかも、このとき、ピスト
ン133の連通路142は送水管路19の接続口
145と通水管路11の接続口144の間に介在
して両者を連通するため、送水管路19、連通路
142および通水管路11を通じての送水を行な
い、観察窓15の洗浄を行なうことができる。 一方、ピストン133を押込み操作途中の1段
階目において吸引スイツチ151は接触子152
によつて閉塞されため、電磁弁150を開放す
る。吸引ポンプ26は常時作動しているため、吸
引が行なわれるが、ピストン133が2段階目ま
で押し込まれると吸引スイツチ151が開放して
電磁弁150を閉じ吸引動作を停止させる。つま
り、送水中は吸引動作は停止している。 この送水による洗浄が終つた後、ピストン13
3の操作釦136aから指を離すと、第1および
第2のコイルスプリング138,139の付勢力
によつて元の位置に自動的に復帰する。この復帰
過程においてまず送水スイツチ149が開放して
送気ポンプ23の動作が停止し、つぎにピストン
133の大径部141によつて送水管路19と通
水管路11の間が遮断し、送水が停止する。この
送水停止後、吸引スイツチ151が閉成されて電
磁弁150を開放するため、常時作動している吸
引ポンプ26によつて吸気管路21を通じて吸引
が行なわれる。そして、上記観察窓15に残つた
水滴を吸引口18を通じて吸引除去することがで
きる。 一方、送気を行なうときは操作弁130とは別
に送気スイツチ131の操作釦154を押すこと
によつて独立的に操作することができる。すなわ
ち、操作釦154を押し込むと、操作片155に
よつて接点131a,131bを閉成し、送気ポ
ンプ23を作動させる。このとき操作弁130の
ピストン133は送気管路20および通気管路1
1の各接続口147,146間に位置しているた
め、その送気管路120、シリンダ132および
通気管路12を通じて送気することができる。 しかして、この実施例は吸引動作の制御を電気
スイツチによつて行なうため、操作弁130の構
造の簡略化と操作部1の軽量化を図ることができ
る。また、吸引用の管路を1本にすることができ
るとともにその途中に接続部を設けることがない
ため、その吸引用の管路内の洗浄やブラツシング
が容易である。 次に、本発明の第4の実施例を第7図にもとづ
いて説明する。すなわち、この実施例は操作弁1
59の操作に連動する制御回路160を設け、こ
の制御回路160によつて各管路を開閉する電磁
弁V1,V2,V3,V4を開閉操作するようにしたも
のである。上記操作弁159は操作部1に設けた
シリンダ161に中空のピストン162を嵌挿し
てなり、上記ピストン162の中空孔はシリンダ
161の底部空間と外部を連通するリーク孔16
3を形成している。また、ピストン162はシリ
ンダ161内を摺動する大径部164と外端部1
65から構成するとともに、外端部165に巻装
した第1のコイルスプリング166をシリンダ1
61の係止部材167とピストン162の操作釦
168との間に介在してそのピストン162を外
方に付勢するようになつている。そして、ピスト
ン162の大径部164の内端からなる肩部16
9を係止部材167に当る位置にピストン162
を待機させるようになつている。また、上記シリ
ンダ161の周壁には通気管路12と送気管路2
0がそれぞれ接続され、通気管路12の接続口1
70はシリンダ161の底壁に近ずけて設け、送
気管路20の接続口171はシリンダ161の比
較的外方端に位置させて設けてある。そして、ピ
ストン162の待機状態において通気管路12と
送気管路20の各接続口170,171はシリン
ダ161の底部空間に臨みその底部空間を介して
互いに連通している。 また、上記ピストン162の外端部165の周
囲には中間リング172が摺動自在に設けられて
いて、この中間リング172は同じく外端部16
5の周囲に巻装した第2のコイルスプリング17
3によつて外方に付勢されている。そして、中間
リング172は内端に形成したつば172aを操
作部1側の電気的絶縁材からなる台座174に当
る位置に待機させるようになつている。また、中
間リング172の外方端には電気的絶縁材からな
る台座175が設けられている。さらに、ピスト
ン162の外端部165の外端にはつば状の端縁
からなる上記操作釦168が形成されている。そ
して、リーク孔163の吐出口を塞ぐようにして
操作釦168に指を当て操作釦168が中間リン
グ172の台座175に当るまでピストン162
を押し込む第1段階目の押下げ行程においては第
1のコイルスプリング166のみ作用する。つい
で、操作釦168が中間リング172の台座17
5に当りさらに中間リング172とともに押込む
第2段階目の押下げ行程においては第1および第
2のコイルスプリング166,173の両方が作
用する。そして、中間リング172の台座175
が固定側の台座174に当る位置まで押し下げる
ことができるようになつている。なお、ピストン
162の外端部165の周囲空間は補助リーク孔
176を介して外部と連通していて、ピストン1
62を押し下げたとき係止部材167と外端部1
65の間に形成される隙間177を通して送気口
171からもれる空気を外部に放出するようにな
つている。 また、上記中間リング172の台座175の上
面には圧電スイツチからなる吸引スイツチ178
が設けられていて、ピストン162を第1段階目
以上に押し下げたとき操作されるようになつてい
る。また、固定側の台座174の上面には同じく
圧電スイツチからなる送水スイツチ176が設け
られていて、ピストン162を第2段階目まで押
し下げたときに操作されるようになつている。 一方、上記送気管路20の途中には送気用の電
磁弁V1が介挿されていて、通常送気管路20を
開放するようになつている。また、送水管路19
の途中には送水用の電磁弁V2が介挿され、吸気
管路21の途中には吸引用の電磁弁V3が介挿さ
れていて、それぞれ通常においては各管路19、
21を遮断するようになつている。なお、送気ポ
ンプ23、送水タンク22、吸引ポンプ26およ
び吸引タンク27などは前記実施例と同様であ
る。また、吸引タンク27と吸引用の電磁弁V3
の間における吸気管路21の途中には吸引リーク
用のリーク管路180が接続されており、さらに
リーク管路180の途中には常開型の電磁弁V4
が介挿されている。また、上記送水管路19およ
び吸気管路21は直接送水ノズル16および吸引
口18に接続されている。 また、上記制御回路160は次のように構成さ
れている。すなわち、吸引スイツチ178は第1
のインバータ181を介してエクスクルシブオア
回路182の一方の入力端に接続されている。ま
た、上記第1のインバータ181の出力端はリー
ク管路180の電磁弁V4に接続されている。ま
た、送水スイツチ179は第2のインバータ18
3、送気ポンプ制御回路184および送水用の電
磁弁V2にそれぞれ接続されている。また、上記
第2のインバータ183の出力端は上記エクスク
ルシブオア回路182の他方の入力端と送気用の
電磁弁V1にそれぞれ接続されている。さらに、
上記エクスクルシブオア回路182の出力端は吸
引用の電磁弁V3に接続されている。 次に、この実施例の動作を下表を参照にして説
明する。
【表】 また、放置した状態では送気ポンプ23および
吸引ポンプ26はともに作動しているが、送気用
の電磁弁V1は開放されているとともに、送気管
路20の接続口171がシリンダ161の底部空
間およびリーク孔163を介して外部に連通する
ため、送気ポンプ23側からの空気はそれらを通
じて外部に放出する。また、吸引用の電磁弁V3
は閉塞されているが、リーク用の電磁弁V4が開
放されているので、そのリーク管路180を通じ
て外部空気が吸引され、リーク状態にある。 次に送気を行なうときにはリーク孔163を指
でふさぐ。すなわち、そのリーク孔163を通じ
て放出していた空気が今度は通気管路12側に流
れ送気状態となる。 ついで、吸引を行なうときはリーク孔163を
指でふさいだままピストン162を第1段階押し
込む。これにより吸引スイツチ178が操作釦1
68によつて操作されてONとなり、電磁弁V3
開放して電磁弁V4が閉じるため、吸引ポンプ2
6が吸気管路21に通じて吸引状態となる。な
お、ピストン162の大径部164は送気管路2
0の接続口171を越えるため、前述したように
送気管路20から送り込まれる空気はリーク孔1
76を通じて外部に放出される。 また、送水を行なうときはピストン162をさ
らに第2段階目まで押し込む。これにより送気ス
イツチ179もONの状態となり、電磁弁V1が閉
塞するとともに電磁弁V2が開放し、また送気ポ
ンプ制御回路184の制御によつて送気ポンプ2
3の出力が高められて送水が行なわれる。また、
電磁弁V3が遮断されるため、吸気管路21内は
どこからもリークしないので陰圧が高められてい
く。 そして、送水終了後操作釦168から指を離す
と、上記手順の逆が行なわれる。つまり、送水の
停止と同時に強力な吸引が行なわれ、つづいて瞬
間的な送気が行なわれるのである。 この実施例では送水後操作釦168から指を離
すと、ピストン162が自動的に復帰し、この復
帰途中において強力な吸引が一時(瞬間)的に行
なわれる。したがつて、送水によつて観察窓15
に残つた水滴を特別な操作を加えることなく自動
的に吸引により取り除くことができる。 また、放置状態および吸引時においては送気ポ
ンプ23からの空気はリークしており、その送気
ポンプ23に過負荷を与えることがない。また、
同様に放置状態および送気時は吸引はリークして
おり、送水時は及気管路21が閉ざされるので、
吸引ポンプ26に極力過負荷を与えることがな
く、その耐久性を向上できる。また、送気時には
送気ポンプ23の出力を弱くし、送水時には強く
したので、強力な送気による体腔内破裂などの事
故を未然に防止し、また強力な送水により観察窓
15に付着した汚物などを強力に取り除くことが
できる。 また、送水吸引を電気スイツチによつて操作す
るため、構造の簡略化と操作部1の軽量小形化を
図ることができる。また、送水管路19および吸
気管路21が1本でよいので、その内部の洗浄が
容易である。しかも、汚物の逆流によつて術者が
指を汚したり感染したりしない。 そして、この実施例は送気、吸引、送水を1つ
の操作弁159の操作釦168を操作するだけで
制御することができ、操作性がよい。また、送
気、吸引、送水をこの順序で操作するため、送気
または吸引しようとするとき送水によつて視野を
損うことがない。また、1番使用回数の多い送気
を1番目としたので、その送気のたびに不要な送
水吸引を行なう必要がない。 以上説明したように本発明は送水させる操作を
行なうだけで観察窓を洗浄することができるとと
もに、その自動的な復帰動作において吸引動作が
自動的に行なわれ、観察窓に残つた水滴を吸引除
去することができる。つまり、観察窓に残つた水
滴を送水操作以外に特別な操作を行なう必要がな
いため、きわめて操作性がよい。 また、吸引作用によつて観察窓に残つた水滴を
除去するため、短時間で確実に除去することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す全体の斜
視図、第2図は同じく内視鏡の挿入部先端の側断
面図、第3図は同じくコネクタ側の概略的構成
図、第4図は同じくその操作弁の概略的な構成
図、第5図ないし第7図はそれぞれ第2、第3、
第4の実施例を示す操作部の概略的な構成図であ
る。 A……内視鏡、9……操作弁(送水吸引)、1
1……通水管路、13……吸引管路、15……観
察窓、16……送水ノズル、18……吸引口、1
9……送水管路、22……送水タンク、25……
吸引器、26……吸引ポンプ、27……吸引タン
ク、30……シリンダ、31……ピストン、80
……吸引用操作弁、81……送水用操作弁、13
0……操作弁、149……送水スイツチ、151
……吸引スイツチ、160……制御回路、178
……吸引スイツチ、179……送水スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 観察窓に送水して洗浄する送水手段と、この
    送水手段を制御する送水操作手段と、上記観察窓
    の近傍に吸引口を設けてこれを通じて観察窓表面
    の水滴を吸引除去する吸引手段と、この吸引手段
    を制御しかつ上記送水操作手段を送水操作したの
    ちその復帰に際して自動的に吸引動作を行なう吸
    引操作手段とを具備してなることを特徴とする内
    視鏡。
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JPS5182389A (ja) * 1974-12-05 1976-07-19 Bayer Ag

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