JP2001157663A - 内視鏡の吸引バルブ - Google Patents

内視鏡の吸引バルブ

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JP2001157663A
JP2001157663A JP34270099A JP34270099A JP2001157663A JP 2001157663 A JP2001157663 A JP 2001157663A JP 34270099 A JP34270099 A JP 34270099A JP 34270099 A JP34270099 A JP 34270099A JP 2001157663 A JP2001157663 A JP 2001157663A
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suction
valve
valve member
passage
chamber
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JP34270099A
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English (en)
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Shuji Komi
修二 小見
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁ケーシングと弁部材との間に、それぞれ吸
引源側通路及び吸引作用側通路が接続される第1,第2
のチャンバを設けることによって、弁ケーシングに接続
される吸引源側及び吸引作用側の各通路と、弁ケーシン
グに沿って摺動する弁部材に形成した連通路との間に部
分的に狭くなる絞り部分が形成されるのを確実に防止す
る。 【解決手段】 弁ケーシング10を構成するケーシング
本体12及び隔壁部材13の内部は下部側に、弁部材1
1の延長線方向に形成した第1のチャンバ14と、上部
側に円環状に形成した第2のチャンバ15との2室に区
画形成され、第1のチャンバ14は弁ケーシング10の
下部位置に形成され、その下端部は吸引源側通路8が接
続され、第2のチャンバ15はケーシング本体12の拡
径部12bと隔壁部材13とにより形成され、ケーシン
グ本体12の側部には吸引作用側通路6が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡に設けら
れ、体液等を体内から吸引除去する操作を行うために設
けられる内視鏡の吸引バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は体腔内等の検査を行うために用
いられるが、この内視鏡検査を高精度に行うために体液
等を除去しなければならない場合がある。このために、
内視鏡には吸引機構を備える構成とするが、吸引機構と
しては、挿入部の先端に開口する吸引経路の基端部に吸
引ポンプを接続して、この吸引ポンプを作動させること
によって、吸引経路内に負圧吸引力を作用させる。
【0003】ただし、吸引は常時行うのではなく、内視
鏡を操作する術者等が必要と判断した時にのみ、この術
者等による操作で吸引が行われる。この吸引操作を行う
ために、挿入部に連設した本体操作部に吸引バルブが設
けられる。吸引バルブは、弁ケーシングに弁部材を摺動
可能に装着したものであり、弁ケーシングには、挿入部
の先端に開口する吸引口からの吸引作用側通路と、吸引
ポンプに接続された吸引源側通路とが接続される。内視
鏡を使用する際には、吸引ポンプは常時作動状態とな
し、吸引操作を行っていない間は吸引作用側通路は吸引
源側通路と遮断され、かつ吸引ポンプを吸引バルブを介
して大気と連通させることによって、この吸引ポンプを
実質的に無負荷作動状態に保持する。吸引操作を行う際
には、手指等で吸引バルブの弁部材を押動して弁ケーシ
ングに沿って摺動させて、吸引源側通路と吸引作用側通
路との間を連通させて、吸引ポンプによる負圧吸引力を
この吸引作用側通路に作用させる。
【0004】吸引バルブを吸引作動位置に切り換えた時
には、吸引経路を構成する吸引作用側通路から吸引バル
ブを経て吸引源側通路に迅速かつ効率的に体液等を回収
し、吸引経路に詰まり等が生じないようにしなければな
らない。しかしながら、吸引時には、体液その他の流動
物だけでなく、食物残渣等の固形物も流動物に混入した
状態で吸引経路に入り込む。吸引経路は、そのほぼ全長
にわたって吸引作用側通路における先端開口と同じか、
それより大きな通路断面積とすれば、吸引作用側通路に
たとえ固形物が吸引されても、途中で詰まることがなく
確実に除去できる。吸引経路の通路断面積が、その全長
にわたってほぼ同じに設定されていても、吸引バルブは
弁部材が弁ケーシングに対して摺動することにより弁部
材に設けた連通路が吸引作用側通路と連通・遮断される
ことから、弁部材が吸引作動位置となった時に、連通路
と吸引作用通路との開口部が完全に重なり合う状態にな
らなければ、その間における通路が狭くなってしまう。
このように、吸引経路における一部であっても、絞りと
なる部位が形成されると、吸引物に詰まりが生じること
になる。
【0005】ところで、吸引経路内には体内汚物が流通
することから、使用の都度洗浄(及び消毒)しなければ
ならない。吸引作用側通路及び吸引源側通路はブラシを
挿入する等により洗浄を行うことはできる。しかしなが
ら、吸引バルブの内部は複雑な通路となるから、弁ケー
シング内に弁部材を装着したままではその内部を完全に
は洗浄できない。このために、吸引バルブは、弁ケーシ
ングに対して弁部材を着脱可能となし、弁部材を弁ケー
シングから取り外して、この吸引バルブの内部を洗浄で
きる構成としている。このために、弁部材は弁ケーシン
グに対して着脱可能な構成となっており、しかも容易に
着脱できるようにしている。
【0006】吸引バルブにおける弁部材を弁ケーシング
から取り外して内部洗浄を行った後にこの弁部材を再度
組み付けることになるが、その際に弁部材側の連通路と
弁ケーシングに開口する吸引作用側通路とが正確に一致
するように位置調整を行わなければならない。このため
の構成の一例が特開平8−117182号公報に示され
ている。この公知技術においては、弁部材の周胴部に位
置決めピンを植設すると共に、この位置決めピンの近傍
に凸部を形成しておき、また弁ケーシングにはこの位置
決めピンが係合する位置決め溝と凸部が嵌合する部位と
を設けるように構成している。この位置決めピンを基準
として、弁部材を弁ケーシング組み込むことにより、こ
の弁部材の回転方向における位置調整が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、弁部材に位置決めピンを植設す
る構成とすると、部品点数が多くなり、弁部材の組み立
てが困難になる等、構造上における問題点がある。ま
た、位置決めピンは断面が円形のものであるから、位置
決め溝に対しては線接触状態となるので、この位置決め
ピンだけでは弁部材の安定性が損なわれる。このため
に、弁部材には、位置決めピンに加えて凸部を形成する
ようにしており、また弁ケーシングの一方側に位置決め
ピンを装着するための孔を形成し、他方側には凸部が摺
動する部位を形成しており、その構成が複雑になるとい
う問題点もある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、簡単な構成によっ
て、弁ケーシングに接続される吸引源側及び吸引作用側
の各通路と、弁ケーシングに沿って摺動する弁部材に形
成した連通路との間に部分的に狭くなる絞り部分が生じ
ないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、内視鏡の本体操作部に装着され、挿
入部の先端に吸引口として開口する吸引作用側通路と吸
引ポンプに接続した吸引源側通路とを接続した弁ケーシ
ングと、この弁ケーシング内に摺動可能に装着され、連
通路を設けた弁部材とからなり、常時には前記吸引源側
通路を弁部材の連通路を介して大気と連通させ、かつ前
記吸引作用側通路との連通を遮断した吸引遮断位置に保
持し、弁部材を弁ケーシングに沿って摺動変位させるこ
とによって、吸引源側通路を大気との連通を遮断すると
共に連通路を介して吸引作用側通路と接続する吸引作動
位置に切り換えるようにした吸引バルブであって、前記
弁ケーシングと前記弁部材との間にそれぞれ所定の空間
的な広さを有する第1,第2のチャンバを設けて、第1
のチャンバに前記吸引源側通路を接続し、また第2のチ
ャンバに前記吸引作用側通路を接続する構成としたこと
をその特徴とするものである。
【0010】ここで、弁ケーシングを一体物で構成する
のではなく、弁部材の先端側が摺動する細径筒部と、こ
の弁部材の外径より大きな内径となった拡径部とを備え
たケーシング本体と、この拡径部に連結して設けた隔壁
部材とから構成するようになし、かつ隔壁部材には弁部
材の基端側が摺動する貫通孔を形成することによって、
このケーシング本体の拡径部と隔壁部材との間に弁部材
の周囲に円環状のチャンバを形成し、このチャンバを吸
引作用側通路が接続される第2のチャンバまたは吸引源
側通路が接続される第1のチャンバとすることができ
る。
【0011】以上のように、弁ケーシングと弁部材との
間にそれぞれ第1,第2のチャンバを形成して、弁部材
に形成した連通路と、吸引源側通路及び吸引作用側通路
とを開口させることによって、吸引経路の全体に実質的
な絞り部分が形成されなくなるが、さらに円滑な吸引を
行うには、連通路の両開口が吸引源側通路及び吸引作用
側通路に対して実質的に延長線の位置に配置されるのが
望ましい。弁部材に形成される連通路の一方は弁部材の
周胴部に、他方は先端面に開口するものとするが、弁部
材の先端面における開口は、たとえ弁部材が軸回りに回
転したとしてもその位置は変化しない。しかしながら、
弁部材の周胴部における開口については、弁部材が回転
方向に位置ずれすると、チャンバにおける通路の開口位
置と、弁部材における周胴部の開口位置とが大きくかけ
離れることがある。そうなると、たとえチャンバを介し
て連通させているにしても、経路に急激な曲がりが生じ
て吸引物の流れが阻害される可能性がある。
【0012】勿論、第2のチャンバを十分大きくすれ
ば、格別問題とはならないが、吸引バルブの構成をコン
パクトなものとするために、無闇に第2のチャンバを大
きくするのは望ましくはない。そこで、弁部材の周胴部
に、連通路の開口位置より基端側の位置に位置決めブロ
ックを側方に向けて突出する状態に連設し、また弁ケー
シング側にはこの位置決めブロックをガイドするガイド
溝を形成すると共に、このガイド溝の開口端側に呼び込
みテーパ部を形成し、弁部材に設けた位置決めブロック
をこのガイド溝に係合させることにより、この弁部材に
形成した連通路の側面開口と、弁ケーシングに接続した
通路とが所定の位置関係となるように調整できる。ま
た、弁部材に設けた位置決めブロックは、単にこの弁部
材の回転方向の位置決め機能を発揮するだけでなく、弁
部材の吸引遮断位置における位置決め用のストッパとし
ての機能をも発揮させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。まず、図1に内視鏡の吸
引機構の全体概略構成を示す。図中において、1は内視
鏡を示し、この内視鏡1は、術者等が把持して操作を行
うための本体操作部2に体腔内等に挿入される挿入部3
を連設し、また本体操作部2から少なくとも光源装置
(図示せず)に接続されるユニバーサルコード4を引き
出すことにより大略構成される。挿入部3の先端部に
は、周知のように、照明部及び観察部が設けられ、また
鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チャン
ネル5が開口しており、この処置具挿通チャンネル5の
基端部は処置具導入部5aとして本体操作部2に開口し
ている。
【0014】処置具挿通チャンネル5は吸引経路として
も利用されるものであり、このために処置具挿通チャン
ネル5の先端開口を吸引口として機能させる。そして、
この処置具挿通チャンネル5における本体操作部2内の
位置で吸引作用側通路6を合流させている。また、ユニ
バーサルコード4の先端は吸引源装置7に着脱可能に接
続される吸引源側通路8が設けられている。吸引源装置
7は吸引ポンプ7aを有し、この吸引ポンプ7aには吸
引源側通路8に着脱可能に接続される配管7bが設けら
れており、またこの配管7bは途中で分岐して吸引タン
ク7cに接続されている。
【0015】吸引作用側通路6の基端部と吸引源側通路
8の先端部とは、本体操作部2に設けた吸引バルブ9に
接続されている。この吸引バルブ9は、常時において
は、吸引源側通路8を吸引作用側通路6と遮断した吸引
遮断位置に保持されており、本体操作部2を把持する手
指操作によって、吸引源側通路8を吸引作用側通路6に
接続する吸引作動位置に切り換えることができるように
なっている。また、この吸引バルブ9が吸引遮断位置に
保持されている状態では、吸引ポンプ7aを実質的に無
負荷状態とするために、吸引源側通路8は大気と連通す
るようになっている。
【0016】而して、吸引バルブ9は、図2乃至図4に
示した構成となっている。これらの図から明らかなよう
に、吸引バルブ9は、本体操作部2のハウジング2a内
に装着した弁ケーシング10と、この弁ケーシング10
に対して図中の上下方向に移動可能な弁部材11とを備
える構成となっている。ここで、弁ケーシング10はケ
ーシング本体12と、このケーシング本体12に連結し
て設けた隔壁部材13とを備える構成となっている。
【0017】ケーシング本体12は、その下部側が細径
筒部12aとなり、また上部側は拡径部12bとなって
いる。そして、隔壁部材13はケーシング本体12にお
ける拡径部12bに螺挿することにより実質的に一体化
されている。隔壁部材13には貫通孔13aが穿設され
ており、弁部材11は細径筒部12a及び隔壁部材13
の貫通孔13aの孔壁に対して摺動するようになってい
る。弁部材11を弁ケーシング10に装着することによ
って、弁ケーシング10の内部は下部側に、弁部材11
の延長線方向に形成した第1のチャンバ14と、上部側
において、弁部材11の周胴部を囲繞するように円環状
に形成した第2のチャンバ15との2室に区画形成され
る。第1のチャンバ14は弁ケーシング10の下部位
置、つまりケーシング本体12の細径筒部12aの下部
側に形成され、その下端部は吸引源側通路8が接続され
る第1のポート14aとなっている。第2のチャンバ1
5は、ケーシング本体12の拡径部12bと隔壁部材1
3とにより形成され、ケーシング本体12の側部には吸
引作用側通路6が接続される第2のポート15aが設け
られている。従って、弁部材11を作動させることによ
って、これら2つのチャンバ14,15間が連通・遮断
されることになる。
【0018】弁部材11は、下部側が弁体部11a,上
部側が弁棒部11bとなっており、弁体部11aには第
1のチャンバ14と第2のチャンバ15との間を連通・
遮断するための連通路16が設けられている。連通路1
6は弁体部11aの下端に開口し、この開口側から所定
の長さを有する通路部16aと、弁体部11aの側面に
開口し、通路部16aに通じる左右2箇所の側面透孔1
6bとから構成される。弁体部11aは、その連通路1
6の側面透孔16bが隔壁部材13の上部に位置して、
大気と連通する状態と、この第2のチャンバ15内に位
置して、第1,第2のチャンバ14,15間を連通する
状態とに摺動変位することになる。一方、通路部16a
の開口端は常に第1のチャンバ14と連通している。従
って、弁体部11aに設けた側面透孔16bが隔壁部材
13の上部に位置する状態が図2に示した吸引遮断位置
であり、第2のチャンバ15内に開口する状態が図3に
示した吸引作動位置である。
【0019】隔壁部材13には上方に延在させた大径筒
状のガイド部13bが連設されており、このガイド部1
3bの外周部には保持筒17が螺合により連設して設け
られる。そして、ケーシング本体12と保持筒17とに
よって本体操作部2のハウジング2aを挟み込むように
して固定される。また、このガイド部13bの上部には
ボタンガイド筒18が連結して設けられている。ここ
で、ボタンガイド筒18はガイド部13bに対して着脱
可能となっている。このために、ボタンガイド筒18は
弾性部材から構成され、図5に示したように、その下端
部には円周方向において所定の間隔毎に内向きに形成し
た抱持部18aが設けられる。従って、ボタンガイド筒
18を、その抱持部18aを拡開させて、保持筒17の
外周部を通過するように嵌め込むことによって、スナッ
プアクション作用によりボタンガイド筒18が保持筒1
7を介して隔壁部材13に嵌合される。この結果、ボタ
ンガイド筒18は隔壁部材13に対して着脱可能に連結
・固定される。
【0020】弁部材11を構成する弁体部11aは隔壁
部材13を貫通して上方に延在され、この弁体部11a
と弁棒部11bとの間における周胴部には位置決めブロ
ック20が設けられている。位置決めブロック20は弁
部材11から側方に向けて突出する断面が四角形のブロ
ックからなり、相互に180°の位置関係となるように
2箇所設けられている。さらに、弁部材11におけるこ
の位置決めブロック20を設けた部位の上部を構成する
弁棒部11bの先端には連結ナット21が螺合され、ま
たこの連結ナット21には操作ボタン22が嵌合されて
固定される。ボタンガイド筒18の内部には金属または
硬質プラスチック等で形成したばね受け部材23が嵌合
されており、このばね受け部材23と弁体部11aに連
結して設けた連結ナット21との間にはばね24が弾装
されている。従って、このばね24により常時には弁体
部11aは吸引遮断位置に保持されており、操作ボタン
22をばね24に抗して押し込むように操作することに
よって、吸引作動位置に切り換わることになる。
【0021】隔壁部材13に連設したガイド部13b
は、図6及び図7に示したように、中央部分に形成した
貫通孔13aの孔径、つまり弁体部11aの外径より径
差d分(図6)だけ大きい内径を有するものであり、ま
た弁部材11に形成した位置決めブロック20が実質的
に摺動状態で上下動できるようにするためのガイド溝2
5が形成されている。そして、ガイド溝25の先端部分
は、図7から明らかなように、左右に拡開したテーパ面
からなる呼び込み部25a,25aとなっている。この
呼び込み部25aの長さは位置決めブロック20の上下
方向の厚み寸法より短くなっている。
【0022】吸引バルブ9は、常時においては、ばね2
4の作用によって、弁部材11及びこの弁部材11に連
結して設けた操作ボタン22が上昇した図2の吸引遮断
位置に保持される。この状態では、弁部材11に設けた
位置決めブロック20がばね受け部材23の下面に当接
している。従って、位置決めブロック20は弁体部11
aの上方へのストローク端位置、つまり吸引遮断位置に
位置決めするための位置決めストッパとしての機能を発
揮する。また、弁体部11aに設けた連通路16は、吸
引源側通路8が接続されている第1のチャンバ14とは
連通しているが、吸引作用側通路6に連通する第2のチ
ャンバ15とは遮断した状態に保持される。従って、吸
引ポンプ7aを作動させたとしても、吸引作用側通路6
には負圧吸引力は作用しない。
【0023】内視鏡1を操作している間は、常時、吸引
ポンプ7aを作動状態に保持する。ただし、吸引バルブ
9が吸引遮断位置に保持されている時には、負圧吸引力
を作用させる必要はない。従って、この吸引ポンプ7a
を実質的に無負荷作動状態とすることによって、省エネ
ルギを図るようにする。このために、吸引源側通路8が
接続されている第1のチャンバ14を大気と連通させる
ようにする。吸引遮断位置では、弁体部11aの周胴部
に設けた側面透孔16bは隔壁部材13の上方に位置す
るガイド部13b内に臨んでいる。図6に示したよう
に、このガイド部13bの内径は弁体部11aの外径よ
り径差d分だけ大きいことから、側面透孔16bは覆わ
れない状態となる。ただし、ガイド部13bの上部はば
ね受け部材23により覆われている。そこで、図8に示
したように、このばね受け部材23の底面部において、
弁体部11aの挿通部より外側で、ガイド部13bの内
側の位置に円周方向に並ぶように複数の連通孔26が穿
設されている。また、操作ボタン22は押し込み操作が
なされるが、この時に安定した作動を行わせるために、
ボタンガイド筒18の内面とほぼ摺接するようになされ
ている。そして、この操作ボタン22の外周面には所定
の間隔毎に複数箇所大気開放溝27が形成されている。
【0024】以上により、吸引バルブ9が吸引遮断位置
に保持されている時には、吸引ポンプ7aに接続されて
いる吸引源側通路8は、第1のポート14a,第1のチ
ャンバ14から弁体部11aの連通路16を経て、隔壁
部材13におけるガイド部13bの内部,ばね受け部材
23に穿設した連通孔26及び操作ボタン22の外周面
に形成した大気開放溝27を順次介して大気と連通され
る。この結果、吸引ポンプ7aは実質的に無負荷作動状
態に保持される。
【0025】操作ボタン22を手指等でボタンガイド筒
18内に押し込むように操作すると、弁部材11が下降
して、この弁部材11に設けた弁体部11aの側面透孔
16bが隔壁部材13より下方の位置にまで変位する。
この時には、位置決めブロック20がこの隔壁部材13
と当接することになる。その結果、第1のチャンバ14
の大気との連通が遮断されると共に、この側面透孔16
bを含む弁体部11aの連通路16は第2のチャンバ1
5に開口する。従って、吸引作用側通路6が吸引源側通
路8と連通する吸引作動位置に切り換わる。この結果、
吸引作用側通路6から体液等の吸引が行われ、吸引され
た体液等はこの吸引作用側通路6から吸引バルブ9にお
ける第2のポート15a,第2のチャンバ15を介し
て、またこの第2のチャンバ15に開口する弁体部11
aの側面透孔16b,通路部16aを通り、第1のチャ
ンバ14及びこの第1のチャンバ14に形成されている
第1のポート14aに接続した吸引源側通路8を経て、
吸引タンク7cに回収されることになる。
【0026】ここで、体腔内からの吸引物が体液その他
の流動物のみであれば格別問題ではないが、この流動物
に食物残渣等の固形物が含まれていることがある。ただ
し、固形物であっても処置具挿通チャンネル5の開口径
より大きい物は吸引経路に入り込むことはない。従っ
て、吸引経路は、その全長にわたって通路断面積が処置
具挿通チャンネル5の開口径と同じか、またはそれより
大きくなっていなければならない。もし、吸引経路の途
中に絞りとなる部分が存在すると、その部位で吸引物の
うちの固形物が詰まってしまうことになり、そうなると
もはや吸引が不能となってしまうことがある。
【0027】処置具挿通チャンネル5に接続されている
吸引作用側通路6及び吸引バルブ9を介してこの吸引作
用側通路6と連通する吸引源側通路8の内径を処置具挿
通チャンネル5の内径とほぼ同じか、吸引源側通路8の
方を大きくする。これによって、これらの通路6,8内
で詰まりが生じるおそれはない。しかしながら、吸引作
用側通路6と吸引源側通路8との間は吸引バルブ9によ
り接続される。吸引バルブ9における通路としては、第
2のチャンバ15に開口する側面透孔16bと、第1の
チャンバ14に通じる通路部16aとからなる連通路1
6である。図2及び図3から明らかなように、通路部1
6aの中心軸線と、吸引源側通路8が接続された第1の
ポート14aとは実質的に同軸に配置されており、かつ
第1のチャンバ14はこれら通路部16a,第1のポー
ト14aより広い開口面積を有するものである。従っ
て、連通路16と吸引源側通路8との間に絞りが形成さ
れるおそれはない。
【0028】一方、側面透孔16bは弁体部11aの周
胴部に開口しているので、弁体部11aが、その軸回り
に回転すると、側面透孔16bと吸引作用側通路6が接
続されている第2のポート15aとの位置がずれること
になる。しかしながら、側面透孔16bは第2のポート
15aとは直接接続されてはおらず、円環状に形成した
第2のチャンバ15が間に介在している。従って、この
第2のチャンバ15をある程度大きくすることによっ
て、吸引経路における実質的な絞り部分が形成されるこ
とはない。この結果、吸引作用側通路6から弁体部11
aに設けた側面透孔16bへの移行部で固形物等が詰ま
ったりするおそれはない。
【0029】ただし、弁ケーシング10におけるケーシ
ング本体12に形成した第2のポート15aと弁部材1
1の弁体部11aに開口する側面透孔16bの位置が回
転方向に例えば90°というように大きくずれると、そ
の間の移行部分が経路が極端に曲がることになり、また
第2のチャンバ15の大きさによっては、この部分が絞
り部分となるおそれがある。弁部材11に位置決めブロ
ック20を設け、またガイド部13bにこの位置決めブ
ロック20が係合するガイド溝25を設けたのはこのた
めである。つまり、この位置決めブロック20がガイド
溝25と係合することによって、この弁体部11aが弁
ケーシング10に沿って摺動する際に、みだりに回転す
るおそれがなくなる。そして、弁部材12の位置決めブ
ロック20が弁ケーシング10を構成する隔壁部材13
のガイド部13bに設けたガイド溝25に係合した位置
では、側面透孔16bが第2のポート15aのほぼ延長
線の位置となるように設定しておく。これによって、操
作ボタン22を手指で押動した時に、たとえ弁体部11
aに回転方向の力が作用したとしても、この弁体部11
aは必ず軸線方向にのみ動き、回転方向に位置ずれする
おそれはない。その結果、吸引物に固形物が混入してい
たとしても、吸引作用側通路6から弁体部11aの連通
路16を経て吸引源側通路8に確実に流れることにな
り、途中で詰まりが生じるおそれはない。
【0030】ここで、位置決めブロック20は断面が四
角形となっているので、ガイド溝25に対しては面接触
状態で動くことから、その作動が極めて安定し、位置決
めブロック20等に過大な曲げ方向の力等が作用するこ
とはない。しかも、この位置決めブロック20は弁体部
11aと一体に設けているので、弁体部11aの回転方
向への位置決め機構の構成が簡略化でき、かつ部品点数
も少なくできる。
【0031】吸引経路の内部は体液等により汚損される
ことから、内視鏡1を使用した後にはこの吸引経路全体
を必ず洗浄しなければならない。弁ケーシング10にお
ける内部の洗浄を行うためには、この弁ケーシング10
から少なくとも弁部材11を分離して取り出す必要があ
る。ボタンガイド筒18はゴム等の弾性部材で形成さ
れ、その下端部にガイド部13bに連結して設けた保持
筒17にスナップアクション作用で着脱可能に嵌合され
る抱持部18aが設けられているので、ボタンガイド筒
18をガイド部13bから引き抜くようにすれば、図4
に示したように、ボタンガイド筒18と、ばね受け部材
23及び弁部材11、さらに操作ボタン22が一体の弁
部材アセンブリとなり、この弁部材アセンブリを弁ケー
シング10を構成するケーシング本体12及びガイド部
13bを有する隔壁部材13から分離して取り出すこと
ができる。従って、弁ケーシング10の内部及び弁部材
11に設けた連通路16等を容易に、しかも完全に洗浄
することができる。
【0032】吸引経路の洗浄が終了すると、前述した弁
部材アセンブリを弁ケーシング10等に組み付けなけれ
ばならない。しかも、弁体部11aを回転方向におい
て、弁ケーシング10に対して所定の位置関係、つまり
側面透孔16bと第2のポート15aとをほぼ直列状態
となる位置関係になるように組み付けなければならな
い。弁体部11aには位置決めブロック20が設けられ
ており、この位置決めブロック20は、弁ケーシング1
0を構成する隔壁部材13のガイド部13bに設けたガ
イド溝25に係合するようにして組み付けられるから、
弁部材11は弁ケーシング10に対して正確に回転方向
の位置を合わせた状態に組み付けられる。しかも、ガイ
ド溝25の上部には呼び込み部25aが形成されている
ので、弁部材11を弁ケーシング10に対してある程度
ラフに位置合わせをして、弁部材アセンブリ全体をガイ
ド部13b内に押し込むことによって、この位置決めブ
ロック20を確実にガイド溝25内に係合させることが
できる。しかも、位置決めブロック20は弁部材11と
一体に設けた断面四角形の部分であるから、多少無理な
力が加わっても、変形したり、損傷したりすることがな
い。この結果、弁部材アセンブリの着脱を極めて容易に
行えることになる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上のように、弁ケーシング
と弁部材との間にそれぞれ第1,第2のチャンバを設け
て、この弁部材に設けた連通路を両チャンバを介してそ
れぞれ吸引源側通路及び吸引作用側通路と接続するよう
に構成しているので、弁ケーシングに接続される吸引源
側及び吸引作用側の各通路と、弁ケーシングに沿って摺
動する弁部材に形成した連通路との間に部分的に狭くな
る絞り部分が形成されるのを確実に防止できる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の吸引機構の構成説明図である。
【図2】吸引バルブを吸引遮断位置とした時の断面図で
ある。
【図3】吸引バルブを吸引作動位置とした時の断面図で
ある。
【図4】弁部材のアセンブリを弁ケーシング側から分離
している状態を示す吸引バルブの断面図である。
【図5】ボタンガイド部の底面図である。
【図6】隔壁部材の平面図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 2 本体操作部 3 挿入部 5 処置具挿通チャンネル 6 吸引作用側通路 7 吸引源装置 7a 吸引ポンプ 8 吸引源側通路 9 吸引バルブ 10 弁ケーシング 11 弁部材 11a 弁体部 11b 弁棒部 12 弁ケーシング 12a 細径筒部 12b 拡径部 13 隔壁部材 13a 貫通孔 13b ガイド部 14 第1のチャンバ 14a 第1のポート 15 第2のチャンバ 15a 第1のポート 16 連通路 16a 通路部 16b 側面透孔 20 位置決めブロック 22 操作ボタン 24 ばね 25 ガイド溝 25a 呼び込み部 26 連通孔 27 大気開放溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の本体操作部に装着され、挿入部
    の先端に吸引口として開口する吸引作用側通路と吸引ポ
    ンプに接続した吸引源側通路とを接続した弁ケーシング
    と、この弁ケーシング内に摺動可能に装着され、連通路
    を設けた弁部材とからなり、常時には前記吸引源側通路
    を弁部材の連通路を介して大気と連通させ、かつ前記吸
    引作用側通路との連通を遮断した吸引遮断位置に保持
    し、弁部材を弁ケーシングに沿って摺動変位させること
    によって、吸引源側通路を大気との連通を遮断すると共
    に連通路を介して吸引作用側通路と接続する吸引作動位
    置に切り換えるようにした吸引バルブにおいて、前記弁
    ケーシングと前記弁部材との間にそれぞれ所定の空間的
    な広さを有する第1,第2のチャンバを設けて、第1の
    チャンバに前記吸引源側通路を接続し、また第2のチャ
    ンバに前記吸引作用側通路を接続する構成としたことを
    特徴とする内視鏡の吸引バルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁ケーシングは、前記弁部材の先端
    側が摺動する細径筒部と、この弁部材の外径より大きな
    内径となった拡径部とを備えたケーシング本体と、この
    拡径部に連結して設けた隔壁部材とから構成して、この
    隔壁部材に前記弁部材の基端側が摺動する貫通孔を形成
    し、このケーシング本体の拡径部と前記隔壁部材との間
    に形成される円環状のチャンバを前記第2のチャンバま
    たは第1のチャンバとする構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の内視鏡の吸引バルブ。
  3. 【請求項3】 前記連通路は、前記弁部材の周胴部及び
    先端面に開口するものであり、またこの弁部材の周胴部
    には、連通路の開口位置より基端側の位置に位置決めブ
    ロックを側方に向けて突出する状態に連設したものであ
    り、前記弁ケーシング側にはこの位置決めブロックをガ
    イドするガイド溝を形成すると共に、このガイド溝の開
    口端側に呼び込みテーパ部を形成し、前記弁部材の位置
    決めブロックをこのガイド溝に係合させることにより、
    この弁部材の周胴部に設けた開口と前記弁ケーシングに
    接続した通路とが所定の位置関係となるように調整可能
    な構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の
    吸引バルブ。
  4. 【請求項4】 前記位置決めブロックは、前記弁部材に
    おける吸引遮断位置の位置決め用のストッパとしての機
    能を備える構成としたことを特徴とする請求項3記載の
    内視鏡の吸引バルブ。
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