JP2012239493A - 内視鏡吸引管路切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 摺動によって生じる封止効率の局部的な低下を防止でき、封止のために高精度な加工が不要な内視鏡吸引管路切換装置を提供すること。
【解決手段】 内視鏡吸引管路切替装置30において、シリンダ部材は、側面開口部31cを有する第1のシリンダ部材31と、第1のシリンダ部材31の上部に着脱可能に配設された第2シリンダ部材35とを有している。ピストン部材37は、開口部39bと、開口部39bと連通する管路部材39aとを有している。封止部材51は、ピストン部材の外周面に配設され、第1シリンダ部材31の側面開口部31cに対応する開口部39bの上下に、第1シリンダ部材31の内径よりも小さい内径の第2シリンダ部材35の内径に対応して封止する。
【選択図】 図2A

Description

本発明は、内視鏡における吸引動作を切り換える内視鏡吸引管路切換装置に関する。
一般的に、内視鏡は、体腔内から体液などを吸引するための管路部材と、管路部材における吸引動作を切り換える切り換え操作のための操作部とを有している。
管路部材は、シリンダと、シリンダの軸方向において摺動可能となるようにシリンダに収容されているピストンとを有している。
シリンダには、吸引するための2つの吸引チューブが配設されている。一方の吸引チューブは、内視鏡の挿入部を挿通している。この一方の吸引チューブにおいて、一端部は体液を吸引するために挿入部の先端部にて開口し、他端部はシリンダの側面に配設されている側面開口部と常に連通している。また他方の吸引チューブは、内視鏡のユニバーサルコードを挿通し、吸引装置と接続している。
ピストンには、粘液や流体等が流れる管路部が形成されている。管路部は、ピストンの摺動に応じて、外部と連通する、または上述した側面開口部を介して一方の吸引チューブと連通する。また管路部は、他方のチューブと常に連通している。
操作部は、例えばキャップであり、吸引ボタンである。操作部は、吸引装置が外気を吸引するための吸引動作(外気吸引)と、吸引装置が体液を吸引するための吸引動作(内気吸引)とのいずれかに、吸引動作を切り換える。そのため、操作部は、ピストンの軸方向に沿って移動する。
なお、外気吸引の場合、管路部と一方の吸引チューブとが遮断され、管路部と一方の吸引チューブとの間にて流体が流れることを防止する必要がある。そのためピストンと一方の吸引チューブとにおいて封止が必要である。
また、内気吸引の場合、管路部と一方の吸引チューブとが連通し、管路部と一方の吸引チューブとの間にて流体が漏れることを防止する必要がある。そのためピストンと一方の吸引チューブとにおいて封止が必要である。
一般的に封止は、シリンダとピストンとの嵌めあい精度と、封止部材とに影響される。封止部材は、ピストンの外周面に全周に渡って配設されており、シリンダの内周面と密着する。また封止部材は、上述した流体の流れと漏れとを防止するために、側面開口部の周辺に位置する。
例えば特許文献1には、シール部材をシリンジ部材とシリンダ部材との摺動面以外に設けることによって、シリンジ部材とシリンダ部材との摺動抵抗を減少させる内視鏡の管路切換バルブが開示されている。
また例えば特許文献2には、メンテナンスが容易で摺動抵抗が小さいシリンダピストン機構が開示されている。
特開2004−223121号公報 特開2002−188723号公報
上述した封止において、嵌めあい精度を高く維持するには、シリンダとピストンとを高精度に加工する必要がある。これにより封止には、手間とコストとが掛かる。
またピストンがシリンダに対して摺動すると、封止部材は、側面開口部に対して摺動し、側面開口部の縁によって削られてしまう。このように封止効率は、側面開口部といった局部的な部分にて低下する虞が生じる。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、摺動によって生じる封止効率の局部的な低下を防止でき、封止のために高精度な加工が不要な内視鏡吸引管路切換装置を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、シリンダ部材に摺動自在に設けられたピストン部材を押下げ操作することによって、外気吸引と前記シリンダ部材の側面開口部を通じて内視鏡挿入部内からの吸引とに管路を切替える内視鏡吸引管路切替装置であって、前記シリンダ部材は、前記側面開口部を有する第1シリンダ部材と、前記第1シリンダ部材の上部に着脱可能に配設された第2シリンダ部材とを備え、前記ピストン部材は、側面に開口部と前記開口部に連通する内部連通路を備え、前記ピストン部材の外周面に配設されている複数の封止部材を備え、前記封止部材は、前記第1シリンダ部材の側面開口部に対応する前記ピストン部材の前記開口部の上下に、前記第1シリンダ部材の内径よりも小さい内径の前記第2シリンダ部材の内径に対応して封止することを特徴とする内視鏡吸引管路切替装置を提供する。
本発明によれば、摺動によって生じる封止効率の局部的な低下を防止でき、封止のために高精度な加工が不要な内視鏡吸引管路切換装置を提供することができる。
図1は、本発明に係る内視鏡の概略図である。 図2Aは、第1の実施形態において内気吸引時の内視鏡吸引管路切換装置を示す図である。 図2Bは、第1の実施形態において外気吸引時の内視鏡吸引管路切換装置を示す図である。 図2Cは、内視鏡吸引管路切換装置の分解図である。 図3Aは、第1の実施形態の変形例において内気吸引時の内視鏡吸引管路切換装置を示す図である。 図3Bは、第1の実施形態の変形例において外気吸引時の内視鏡吸引管路切換装置を示す図である。 図4は、第2の実施形態において内気吸引時の内視鏡吸引管路切換装置を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1と図2Aと図2Bと図2Cとを参照して第1の実施形態について説明する。
図1に示すように内視鏡1は、患者の体腔内等に挿入される細長い挿入部10と、挿入部10の基端部と連結し、内視鏡1を操作する操作部60とを有している。
挿入部10は、挿入部10の先端部側から基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。
先端硬質部21は、挿入部10の先端部であり、硬い。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部67の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わり、観察対象物が観察視野内に捉えられ、照明光が観察対象物に照明される。
可撓管部25は、所望な可撓性を有しており、外力によって曲がる。可撓管部25は、操作部60における後述する本体部61から延出されている管状部材である。
操作部60は、可撓管部25が延出している本体部61と、本体部61の基端部と連結し、内視鏡1を操作する操作者によって把持される把持部63と、把持部63と接続しているユニバーサルコード65とを有している。
把持部63には、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部67が配設されている。湾曲操作部67は、湾曲部23を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブ67aと、湾曲部23を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブ67bと、湾曲した湾曲部23の位置を固定する固定ノブ67cとを有している。
また、把持部63には、吸引スイッチ69aと、送気・送水スイッチ69bとを有するスイッチ部69が配設されている。スイッチ部69は、把持部63が操作者に把持された際に、操作者の手によって操作される。吸引スイッチ69aは、先端硬質部21に配設される図示しない吸引開口部から後述する吸引チャンネル69dを介して、粘液や流体等を内視鏡1が吸引するときに操作される。吸引チャンネル69dは、先端硬質部21から把持部63に渡って内視鏡1の内部に配設されている。送気・送水スイッチ69bは、先端硬質部21において図示しない撮像ユニットの観察視野を確保するために図示しない送気・送水チャンネルから流体を送気・送水するときに操作される。流体は、水や気体を含む。
また、把持部63には、内視鏡撮影用の各種ボタン71が配設されている。
ユニバーサルコード65は、図示しないビデオプロセッサや光源装置や吸引装置73に接続する接続部65aを有している。吸引装置73は、例えば内視鏡1の外部に配設されており、接続部65aと接続する例えば吸引ポンプである。
次に図2Aと図2Bと図2Cとを参照して、本実施形態における内視鏡吸引管路切換装置30について説明する。内視鏡吸引管路切換装置30は、シリンダ部材31,35に摺動自在に設けられたピストン部材37を押下げ操作することによって、外部から外気を吸引する外気吸引と、第1のシリンダ部材31の側面開口部31cを通じて挿入部10内から吸引する内気吸引とに管路を切替える。
なお以下において、第1のシリンダ部材31の軸方向と、第2のシリンダ部材35の軸方向と、ピストン部材37の軸方向と、第1のピストン部41の軸方向と、第2のピストン部43の軸方向とは、同じ方向である。
また、第1のシリンダ部材31の径方向と、第2のシリンダ部材35の径方向と、ピストン部材37の径方向と、第1のピストン部41の径方向と、第2のピストン部43の径方向とは同じ方向である。
内視鏡吸引管路切換装置30は、把持部63の内部に配設される。内視鏡吸引管路切換装置30は、内視鏡1の挿入部10側に配設されている吸引チャンネル69dと連通し、内視鏡1と接続する吸引装置73側とさらに連通する第1のシリンダ部材31と、第1のシリンダ部材31と連通するように第1のシリンダ部材31に対して着脱自在に配設される第2のシリンダ部材35と、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35との内部に配設され、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とに対して第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動するピストン部材37とを有している。
第1のシリンダ部材31は、例えば金属製である。第1のシリンダ部材31は、側面に配設され、内視鏡1の挿入部10側に配設されている吸引チャンネル69dと連通するための側面開口部31cと、第1のシリンダ部材31の一端部に配設され、内視鏡1と接続する吸引装置73側と連通するための開口部31dと、第1のシリンダ部材31の他端部に配設され、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31に挿入されるための開口部31eとを有している。
図2Aに示すように、開口部31dは、側面開口部31cよりも下方に配設されている。開口部31eは、側面開口部31cよりも上方(外部2)に配設されている。開口部31eは、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31に挿入するための挿入口として機能する。開口部31eは、第1のシリンダ部材31の軸方向において、上方に向かって拡径するように、テーパ形状に形成されている。第1のシリンダ部材31には、ピストン部材37が開口部31eを介して挿入される。このときピストン部材37は、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。
第2のシリンダ部材35は、例えば金属製である。第2のシリンダ部材35は、開口部31eにて第1のシリンダ部材31と連通するように第1のシリンダ部材31に対して着脱自在に配設されている。第2のシリンダ部材35は、第1のシリンダ部材31の上面(平面)に対して着脱自在である。第2のシリンダ部材35が上面に配設された際、第1のシリンダ部材31の中心軸と第2のシリンダ部材35の中心軸とは、同一線上に配設される。
またこのとき上面と第2のシリンダ部材35とは、封止される。なお第2のシリンダ部材35は、上面と第2のシリンダ部材35とが封止できれば、上面に対して例えばねじ止めされてもよい。この場合、後述する第4の封止部材51dは不要となる。
第2のシリンダ部材35の軸方向において、第2のシリンダ部材35は、第1のシリンダ部材31よりも短い。また第2のシリンダ部材35は、第1のシリンダ部材31の内径よりも小さい内径を有し、内視鏡1の外部2と連通する。
また第2のシリンダ部材35には、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、ピストン部材37が貫通する。第2のシリンダ部材35が第1のシリンダ部材31の上面に配設され、ピストン部材37が第2のシリンダ部材35を貫通する際、第2のシリンダ部材35は、ピストン部材37を第1のシリンダ部材31にガイドするガイド孔として機能する。第2のシリンダ部材35の内径は、開口部31eの底よりも小さい。
開口部31e側における第2のシリンダ部材35の内側縁35gには、円環形状の突起部35hが第1のシリンダ部材31に向けて立設されている。突起部35hは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って伸びており、第2のシリンダ部材35と一体である。突起部35hの大きさは、開口部31eの底の大きさよりも小さい。第2のシリンダ部材35が第1のシリンダ部材31の上面に配設された際、突起部35hは開口部31eの内部に配設される。
突起部35hの内周面35iは、第1のシリンダ部材31の軸方向において、第2のシリンダ部材35側から第1のシリンダ部材31側に向けて拡径するように、テーパ状に形成されている。内周面35iは、第2のシリンダ部材35の内周面35aと連なっている。内周面35iは、後述する第2の封止部材51bを内周面35aにガイドするガイド面として機能する。突起部35hの外周面の大きさは、均一となっている。
また外部2側(吸引スイッチ69a側)における第2のシリンダ部材35の内側縁35kは、第1のシリンダ部材31の軸方向において、第1のシリンダ部材31側から外部2側に向けて拡径するように、テーパ状に形成されている。内側縁35kは、後述する第3の封止部材51cを内周面35aにガイドするガイド面として機能する。
このように第2のシリンダ部材35は、第1のシリンダ部材31側に配設され、外部2側から第1のシリンダ部材31側に向かって拡径するようにテーパ状に形成されている一方の内側縁35gと、外部2側に配設され、第1のシリンダ部材31側から外部2側に向かって拡径するようにテーパ状に形成されている他方の内側縁35kとを有している。
ピストン部材37は、上述したように移動することで、図2Aに示すように吸引装置73が開口部31dと第1のシリンダ部材31とピストン部材37と側面開口部31cとを介して吸引チャンネル69dから体液等を吸引する内気吸引と、図2Bに示すように吸引装置73が開口部31dと第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とを介して内視鏡1の外部2から外気を吸引する外気吸引とのいずれかに吸引を切り換える。ピストン部材37は、図2Aに示すように内気吸引のために吸引装置73側と吸引チャンネル69d側とを連通させる第1の位置と、図2Bに示すように外気吸引のために吸引装置73側と外部2とを連通させる第2の位置とのいずれかに移動する。第1の位置は内気吸引に対応し、第2の位置は外気吸引に対応する。
なお図2Aに示す第1の位置は、ピストン部材37が下方(開口部31d側)に向かって押し下げられ、後述する開口部39bが第1のシリンダ部材31の内部に位置することを示す。
また図2Aに示す内気吸引は、この状態(第1の位置)で、第1のシリンダ部材31と後述する第1のピストン部41との間が後述する第1の封止部材51aによって封止され、第2のシリンダ部材35と後述する第2のピストン部43との間が後述する第3の封止部材51cによって封止された状態で、吸引装置73が外部2と連通せず、吸引装置73が開口部31dと第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)と側面開口部31cとを介して吸引チャンネル69dと連通することを示す。
また図2Bに示す第2の位置は、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とから離れるように押し上げられ、後述する開口部39bが外部2と連通する位置に位置することを示す。
また図2Bに示す外気吸引は、この状態(第2の位置)で、第1のシリンダ部材31と第1のピストン部41との間が第1の封止部材51aによって封止され、第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間が第2の封止部材51bによって封止された状態で、吸引装置73が吸引チャンネル69dと連通せず、吸引装置73が開口部31dと第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)とを介して外部2と連通することを示す。
ピストン部材37は、例えば金属製である。図2Aに示すように、ピストン部材37は、ピストン部材37の内部且つピストン部材37の軸方向に沿って配設される内部連通路である管路部材39aと、ピストン部材37の側面に形成され、管路部材39aと連通し、管路部材39aと外部2とを連通させる開口部39bとを有している。開口部39bは、第1の位置と第2の位置とに影響されることなく、管路部材39aの例えば一端部と必ず連通する。開口部39bは、例えばピストン部材37の径方向においてピストン部材37を貫通している貫通孔である。開口部39bは、後述する当接面41aよりも上方に配設されている。開口部39bは、内気吸引時に、第1のシリンダ部材31の側面開口部31cと隣り合うように、側面開口部31cに対応するように配設されている。
なお図2Aに示すように、開口部39bは、ピストン部材37が第1の位置に移動した際、上述したように第1のシリンダ部材31の内部に位置する。このとき例えば、開口部39bは、側面開口部31cと隣り合う。
また図2Bに示すように、開口部39bは、ピストン部材37が第2の位置に移動した際、外部2と連通する位置に位置する。このとき例えば、開口部39bは、第2のシリンダ部材35の内部に位置する。またこのとき開口部39bは、管路部材39aと外部2とを連通させる。
また図2Aと図2Bとに示すように、本実施形態のピストン部材37は、内部に管路部材39aを有する第1のピストン部41と、開口部39bを有し、第1のピストン部41と一体であり、第1のピストン部41よりも細い第2のピストン部43とによって構成されている。言い換えると、管路部材39aは第1のピストン部41と第2のピストン部43との内部に配設され、開口部39bは第2のピストン部43の側面に配設されている。
第1のピストン部41は、第2のピストン部43よりも下方に配設されている。また第1のピストン部41の外径は、第1のシリンダ部材31の内径よりも小さい。言い換えると、第1のピストン部41は、第1のシリンダ部材31よりも細い。そのため、図2Aと図2Bとに示すように、第1のピストン部41は、第1のシリンダ部材31の内部において第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。また第1のピストン部41の外径は、第2のシリンダ部材35の内径よりも大きい。また第1のピストン部41の外径は、突起部35hの内径よりも大きく、突起部35hの外径と略同一である。そのため第1のピストン部41が第2のシリンダ部材35と突起部35hとを挿通することが、防止されている。
また第1のピストン部41は第2のピストン部43よりも太いため、第1のピストン部41は、第1のピストン部41の径方向に沿って配設されており、太い第1のピストン部41と細い第2のピストン部43との間に形成されている段差部における当接面41aを有している。第2のシリンダ部材35が第1のシリンダ部材31の上面に配設され、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って上方に向かって移動する(ピストン部材37が図2Aに示す第1の位置から図2Bに示す第2の位置に移動する)際、図2Bに示すように、この当接面41aには突起部35hが当接する。このように当接面41aは、ピストン部材37が図2Aに示す第1の位置から図2Bに示す第2の位置に移動する際、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とからの抜けを防止するストッパーとして機能する。言い換えると、当接面41aは、第1のピストン部41が第2のシリンダ部材35と突起部35hとを下方から上方に向かって挿通することを防止している。
第2のピストン部43の外径は、第1のシリンダ部材31の内径よりも小さい。そのため図2Aと図2Bとに示すように、第2のピストン部43は、第1のシリンダ部材31の内部において、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。
また第2のピストン部43の外径は、第1のピストン部41の外径よりも小さい。つまり、上述したように第2のピストン部43は、第1のピストン部41よりも細い。
また第2のピストン部43の外径は、第2のシリンダ部材35の内径よりも小さい。言い換えると、第2のピストン部43は、第2のシリンダ部材35よりも細い。また第2のピストン部43の外径は、突起部35hの内径よりも小さい。そのため、図2Aと図2Bとに示すように、第2のピストン部43は、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第2のシリンダ部材35を摺動せずに、第2のシリンダ部材35の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。言い換えると、第2のピストン部43は、第2のシリンダ部材35の内部と突起部35hの内部とにおいて、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第2のシリンダ部材35の内周面35aと突起部35hの内周面35iとを摺動せず、第2のシリンダ部材35の内部と突起部35hの内部とを第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。
また図2Aと図2Bとに示すように、内視鏡吸引管路切換装置30は、第2のピストン部43の上端面に対して着脱自在な操作部である吸引スイッチ69aを有している。吸引スイッチ69aは、例えば金属製である。吸引スイッチ69aは、例えば上端面にねじ止めされる。このように吸引スイッチ69aとピストン部材37とは、別体である。この吸引スイッチ69aは、ピストン部材37を下方に向かって押し下げて、ピストン部材37を第2位置(図2B)から第1の位置(図2A)に移動させるために配設されている。吸引スイッチ69aは、例えば平板である。吸引スイッチ69aは、ピストン部材37の径方向において、ピストン部材37よりも広い。
また図2Aと図2Bとに示すように、内視鏡吸引管路切換装置30は、第1のシリンダ部材31の軸方向において第2のシリンダ部材35と吸引スイッチ69aとの間に配設され、且つ第2のピストン部43を巻回するように配設されている付勢部材47を有している。付勢部材47は、ピストン部材37の径方向において、内側縁35kよりも外側に配設されている。付勢部材47は、第2のピストン部43を巻いている例えば金属製の巻きバネであり、第1のシリンダ部材31の軸方向において伸縮可能となっている。付勢部材47は、ピストン部材37を第1の位置(図2A)から第2の位置(図2B)に移動させるために、吸引スイッチ69aを第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第2のシリンダ部材35から離れるように付勢する付勢力を有している。この付勢力は、ピストン部材37を第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とから離れるように押し上げる押し上げ力でもある。なお付勢部材47は、図2Aに示すようにピストン部材37が第1の位置に移動する際に縮み、図2Bに示すようにピストン部材37を第2の位置に移動させる際に伸びる。
このように吸引スイッチ69aと付勢部材47とは、ピストン部材37を第1の位置と第2の位置とのいずれかに移動させ、移動させることで吸引の切り換えを操作する。
また図2Aと図2Bとに示すように、内視鏡吸引管路切換装置30は、外気吸引と内気吸引とに応じて第2のシリンダ部材35の内周面35aに配設されるように、開口部39bの上下にそれぞれに配設され、且つピストン部材37の外周面に配設されている複数の封止部材51を有している。封止部材51は、ピストン部材37の移動に応じて、側面開口部31cよりも一端部37a側におけるピストン部材37と太い第1のシリンダ部材31の間で封止する。また封止部材51は、側面開口部31cに対応するピストン部材37の開口部39bの上下にて、第1のシリンダ部材31の内径よりも小さい第2のシリンダ部材35の内径に対応して封止する。つまり封止部材51は、側面開口部31cよりも他端部37b側におけるピストン部材37と細い第2のシリンダ部材35との間で封止する。このように、封止部材51は、ピストン部材37と太い第1のシリンダ部材31の間と、ピストン部材37と細い第2のシリンダ部材35との間との異なる位置でそれぞれ封止する。封止部材51は、第1の封止部材51aと第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとによって形成されている。第1の封止部材51aと第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとは、それぞれ別体である。またこれらは、それぞれ均一の太さを有している。またこれらは、例えば樹脂性のOリングなどである。第1の封止部材51aは第1のシリンダ部材31側を封止し、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとは第2のシリンダ部材35側を封止する。
図2Aと図2Bとに示すように、第1の封止部材51aは、ピストン部材37の押下げ操作の前後で、常に第1のシリンダ部材31の側面開口部31cの下側で、第1のシリンダ部材31とピストン部材37(第1のピストン部41)とを封止する。
第1の封止部材51aは、ピストン部材37の軸方向において開口部39bよりもピストン部材37の一端部37a側に配設されている。第1の封止部材51aは、例えば第1のピストン部41の外周面全周に渡って配設されている。詳細には、第1のピストン部41は、第1の封止部材51aが配設される溝部53aを有している。溝部53aは、第1のピストン部41の外周面全周に渡って配設されている。このように、第1のピストン部41は、第1の封止部材51aを有している。
第1の封止部材51aは、図2Aに示す内気吸引時と図2Bに示す外気吸引時とにおいて、側面開口部31cよりも一端部37a側における第1のピストン部41と太い第1のシリンダ部材31との間を封止する。第1のピストン部41が第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する際、第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、側面開口部31cと開口部31dとの間の第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動する。第1の封止部材51aは、図2Aに示す第1の位置において第1のシリンダ部材31の下方側に位置し、図2Bに示す第2の位置において側面開口部31cの縁近傍に位置する。第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って側面開口部31cを摺動しない。
また図2Aと図2Bとに示すように、第2の封止部材51bは、第2のシリンダ部材35とピストン部材37(第2のピストン部43)とを、ピストン部材37の開口部39bの下側で封止する。
第2の封止部材51bは、ピストン部材37の軸方向において開口部39bと第1の封止部材51aとの間に配設される。第2の封止部材51bは、例えば第2のピストン部43の外周面全周に渡って配設されている。詳細には、第2のピストン部43は、第2の封止部材51bが配設される溝部53bを有している。溝部53bは、第2のピストン部43の外周面全周に渡って配設されている。このように、第2のピストン部43は、第1の封止部材51aと同じ太さを有する第2の封止部材51bを有している。
第2の封止部材51bは、図2Aに示す内気吸引時において、第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間から外れて第1のシリンダ部材31の内部に配設される。言い換えると、第2の封止部材51bは、第2のシリンダ部材35から第1のシリンダ部材31の内部に向けて移動する。
また第2の封止部材51bは、図2Bに示す外気吸引時において、第2のシリンダ部材35の移動に伴い側面開口部31c側の第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間に配設され、第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間を封止する。また第2の封止部材51bは、外気吸引時において、突起部35hの内周面35iによって第2のシリンダ部材35の内周面35aにガイドされ、内周面35aの側面開口部31c側(第1のシリンダ部材31側)に密着する。このとき第2の封止部材51bは、第1の封止部材51aと共に吸引チャンネル69d側を封止し、吸引装置73側と吸引チャンネル69d側との連通を遮断する。これにより、第1のシリンダ部材31の内部(吸引装置73側)と外部2とは、吸引チャンネル69d側と連通することなく、第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)を介して連通する。
なお第2のピストン部43が第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する際、第2の封止部材51bは、第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動するのみである。また第2のピストン部43が第2のシリンダ部材35の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する際、第2の封止部材51bは、第2のシリンダ部材35の内周面35aを摺動せず、内周面35aの側面開口部31c側に密着するのみである。より詳細には、第2の封止部材51bは、突起部35hの内周面35iの底に密着するのみである。
また図2Aと図2Bとに示すように、第3の封止部材51cは、第2のシリンダ部材35とピストン部材37(第2のピストン部43)とを、ピストン部材37の開口部39bの上側で封止する。
第3の封止部材51cは、ピストン部材37の軸方向において開口部39bよりもピストン部材37の他端部37b(吸引スイッチ69a)側に配設されている。第3の封止部材51cは、例えば第2のピストン部43の外周面全周に渡って配設されている。詳細には、第2のピストン部43は、第3の封止部材51cが配設される溝部53cを有している。溝部53cは、第2のピストン部43の外周面全周に渡って配設されている。このように、第2のピストン部43は、第1の封止部材51aと同じ太さを有する第3の封止部材51cをさらに有している。
第3の封止部材51cは、図2Aに示す内気吸引時において、第2のシリンダ部材35の移動に伴い外部2側の第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間に配設され、第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間を封止する。また第3の封止部材51cは、内気吸引時において、内側縁35kによって第2のシリンダ部材35の内周面35aに向かってガイドされ、内周面35aの外部2側に密着する。このとき、第3の封止部材51cは、第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間を封止し、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35との内部(吸引装置73側)と外部2との連通を遮断する。これにより、吸引装置73側と吸引チャンネル69d側とは、外部2と連通することなく、第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)と側面開口部31cとを介して連通する。
また第3の封止部材51cは、図2Bに示す外気吸引時において、第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間から外れて外部2側に配設される。言い換えると、第3の封止部材51cは、第2のシリンダ部材35側から上方(外部2)に向けて移動する。
なお第2のピストン部43が第2のシリンダ部材35の内部を第2のシリンダ部材35の軸方向に沿って移動する際、第3の封止部材51cは、第2のシリンダ部材35の軸方向に沿って、第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第2のシリンダ部材35の内周面35aを摺動せず、内周面35aの外部2側に密着するのみである。より詳細には、第2の封止部材51bは、テーパ形状の内側縁35kの底に密着するのみである。
このように第1の封止部材51aと第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとにおいて、それぞれが封止する位置は、第1のシリンダ部材31の軸方向において、上述したように異なる(ずれている)。
また上述した第1のシリンダ部材31の内径と第2のシリンダ部材35の内径と第1のピストン部41の太さと第2のピストン部43の太さとの関係によって、第1の封止部材51aが封止する部分55aは、第1のシリンダ部材31の径方向において、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとが封止する部分55bよりも外側に配設されている。言い換えると、部分55bは、第1のシリンダ部材31の径方向において部分55aに対してずれており、部分55aよりも第1のシリンダ部材31の中心軸側に配設されている。つまり部分55aと部分55bとは、第1のシリンダ部材31の軸方向において同一直線上に配設されていない。
このように封止部材51が封止する位置は、異なっている。
なお部分55aは、第1のシリンダ部材31の径方向において、第1のシリンダ部材31と第1のピストン部41との間を示す。また部分55bは、第2のシリンダ部材35の径方向において、第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間を示す。
また部分55aは、図2Aに示す内気吸引と図2Bに示す外気吸引との両方において第1の封止部材51aによって常に封止されている。これに対し、部分55bは、図2Aに示す内気吸引時と図2Bに示す外気吸引時とに対応して、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとのいずれかによって封止されている。
また、第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の内周面31aに当接し、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動する。これに対して、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、第1のシリンダ部材31の内周面31aと第2のシリンダ部材35の内周面35aとを摺動せず、第2のシリンダ部材35の内周面35aに密着するのみである。
また封止部材51は、第2のシリンダ部材35において突起部35hの外周を全周に渡って配設されている第4の封止部材51dによってさらに形成されている。第4の封止部材51dは、第2のシリンダ部材35が第1のシリンダ部材31の上面に配設された際に、開口部31eの縁に密着し、第1のシリンダ部材31の上面と第2のシリンダ部材35とを封止する。第4の封止部材51dは、例えば樹脂性のOリングなどである。
次に内視鏡吸引管路切換装置30の組み立て方法について説明する。
第1の封止部材51aが溝部53aに配設され、第2の封止部材51bが溝部53bに配設され、第3の封止部材51cが溝部53cに配設される。第4の封止部材51dは、突起部35hの外周を全周に渡って配設される。第2のピストン部43が内側縁35g(突起部35h)側から内側縁35kに向かって第2のシリンダ部材35を挿通するように、ピストン部材37が第2のシリンダ部材35に配設される。
付勢部材47は、第2のピストン部43を巻回する。吸引スイッチ69aは、ピストン部材37の軸方向において、第2のシリンダ部材35と共に付勢部材47を挟み込むようにして、第2のピストン部43の上端面にねじ止めされる。
これにより図2Cに示すように、第2のシリンダ部材35とピストン部材37と吸引スイッチ69aと付勢部材47と封止部材51とは、一体となる。
第2のシリンダ部材35は、第1のシリンダ部材31の上面に配設される。このときピストン部材37は、図2Bに示すように、付勢部材47によって、第2の位置に押し上げられる。そのため、第1のピストン部41は第1のシリンダ部材31の内部に配設され、第2のシリンダ部材35は第2のシリンダ部材35の内部と外部2とに配設される。また第1の封止部材51aは、側面開口部31cの縁近傍に配設される。また第2の封止部材51bは、第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間に配設される。また第3の封止部材51cは、外部2側に配設される。また開口部39bは、第2のシリンダ部材35の内部に配設される。突起部35hは、開口部31eの内部に配設される。
なお第2のシリンダ部材35が第1のシリンダ部材31の上面に配設される際、第2のシリンダ部材35と上面とは、封止される。またこのとき、第4の封止部材51dは、開口部31eの縁に密着し、第1のシリンダ部材31の上面と第2のシリンダ部材35とを封止する。このように第2のシリンダ部材35と上面とは、第4の封止部材51dによってさらに封止される。
次に本実施形態の内気吸引時の動作方法について説明する。
挿入部10は体腔内に挿入され、図2Aに示すように吸引スイッチ69aは操作者によって押し下げられる。これによりピストン部材37は、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、下方に向かって押し下げられ、図2Aに示すように第1の位置に移動する。
このとき、第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、第1のシリンダ部材31の内周面31aを下方に向かって摺動し、側面開口部31c側よりも開口部31d側に配設される。そして第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31と第1のピストン部41との間を封止する。
また第1のピストン部41と第2のピストン部43と第2の封止部材51bとは、第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って下方に向かって移動し、第1のシリンダ部材31の内部に配設される。また開口部39bは、側面開口部31cと隣り合う。
また第2のピストン部43は、第2のシリンダ部材35を摺動せず、第2のシリンダ部材35の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動する。また第3の封止部材51cは、内側縁35kによって第2のシリンダ部材35の内周面35aに向かってガイドされ、第2のシリンダ部材35の内周面35aを摺動せず、内周面35aの外部2側に密着する。このとき、第3の封止部材51cは、第2のシリンダ部材35の径方向において第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間に配設され、第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間を封止し、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35との内部(吸引装置73側)と外部2との連通を遮断する。
そして吸引装置73側と吸引チャンネル69d側とは、第1の封止部材51aと第3の封止部材51cと第4の封止部材51dによって封止された状態で、開口部31dと第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)と側面開口部31cとを介して連通する。
次に吸引装置73は、図示しない吸引開口部から吸引チャンネル69dと側面開口部31cと開口部39bと管路部材39aと第1のシリンダ部材31と開口部31dとユニバーサルコード65とを経由して体液を吸引する。
次に本実施形態の外気吸引時の動作方法について説明する。
図2Bに示すように、操作者が吸引スイッチ69aを離すと、付勢部材47は、伸びて、吸引スイッチ69aを第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第2のシリンダ部材35から離れるように付勢し、ピストン部材37を第1の位置から第2の位置に移動させる。これによりピストン部材37は、上方に押し上げられる。
このとき、第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って、第1のシリンダ部材31の内周面31aを上方に向かって摺動する。またこのとき第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って側面開口部31cを摺動せず、側面開口部31cの縁近傍に位置する。そして第1の封止部材51aは、第1のシリンダ部材31と第1のピストン部41との間を封止する。
また第1のピストン部41と第2のピストン部43と第2の封止部材51bとは、第1のシリンダ部材31の内周面31aを摺動せず、第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って上方に向かって移動する。このとき、突起部35hが当接面41aに当接することで、ピストン部材37は、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とからの抜けを防止される。
また開口部39bは、第2のシリンダ部材35の内部に配設される。このとき開口部39bは、管路部材39aと外部2とを連通させる。
また第2の封止部材51bは、内側縁35gによって第2のシリンダ部材35の内周面35aにガイドされ、内周面35aを摺動せず、内周面35aの側面開口部31c側に密着する。このとき、第2の封止部材51bは、第2のシリンダ部材35の径方向において第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間に配設され、第2のシリンダ部材35と第2のピストン部43との間を封止する。第2の封止部材51bは、第1の封止部材51aと第4の封止部材51dと共に吸引チャンネル69d側を封止し、吸引装置73側と吸引チャンネル69d側との連通を遮断する。これにより、第1のシリンダ部材31の内部(吸引装置73側)と外部2とは、吸引チャンネル69d側と連通することなく、第2のシリンダ部材35(管路部材39aと開口部39b)を介して連通する。
また第3の封止部材51cは、外気吸引時において第2のシリンダ部材35とピストン部材37との間から外れて外部2側に配設される。
次に吸引装置73は、第2のシリンダ部材35と開口部39bと管路部材39aと第1のシリンダ部材31と開口部31dとユニバーサルコード65とを経由して外気を吸引する。このとき、外部2と開口部31dとが連通し、吸引チャンネル69d側が封止されているために、吸引装置73の吸引力が吸引チャンネル69d側に作用することが防止される。
このように本実施形態では、封止部材51を外気吸引と内気吸引とに応じて第2シリンダ部材35の内周面35aに配設されるように、開口部39bの上下にそれぞれ配設している。詳細には、本実施形態では、第1のピストン部41を第1のシリンダ部材31よりも細くし、第2のシリンダ部材35の内径を第1のシリンダ部材31の内径よりも小さくし、第1のピストン部41を第2のシリンダ部材35の内径よりも太くし、第2のピストン部43を第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35と第1のピストン部41とよりも細くする。そして本実施形態では、封止部材51によって封止する位置を、第1のシリンダ部材31の軸方向においてずらしている。また本実施形態では、第1の封止部材51aのみが側面開口部31cと開口部31dとの間の内周面31aを摺動し、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとは内周面35aに密着するのみである。
これにより本実施形態では、側面開口部31cを封止する際、封止部材51b,51cが第2のシリンダ部材35にて封止することで、ピストン部材37が第1のシリンダ部材31の内部を第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って移動しても、封止部材51が側面開口部31cをまたがり側面開口部31cを摺動させる必要は無い。よって本実施形態では、封止部材51が側面開口部31cの縁によって削られることを防止でき、封止部材51の磨耗を防止できる。
そして、本実施形態では、ピストン部材37と第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35との嵌めあい精度を高く維持する必要が無く、ピストン部材37と第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とを高精度に加工する必要がない。よって本実施形態では、手間とコストとをかけずに封止できる。
このように本実施形態では、側面開口部31cといった局部的な部分にて封止効率が低下することを防止できる。
よって本実施形態では、摺動によって生じる封止効率の局部的な低下を防止でき、封止のために高精度な加工が不要な内視鏡吸引管路切換装置30を提供できる。
また本実施形態では、第1のピストン部41を第1のシリンダ部材31よりも細くし、第2のシリンダ部材35の内径を第1のシリンダ部材31の内径よりも小さくし、第1のピストン部41を第2のシリンダ部材35の内径よりも太くし、第2のピストン部43を第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35と第1のピストン部41とよりも細くする。また本実施形態では、第1のシリンダ部材31よりも第2のシリンダ部材35を短くする。これにより本実施形態では、部分55aを、第1のシリンダ部材31の径方向において、部分55bよりも外側に配設できる。またこれにより本実施形態では、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとが内周面31aを摺動することを防止でき、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとを内周面35aに密着できる。また本実施形態では、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとのいずれかによって部分55bを封止することができる。そして本実施形態では、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとの磨耗を抑制することができる。
また本実施形態では、第1のシリンダ部材31よりも第2のシリンダ部材35を短くすることで、第2の封止部材51bの封止と第3の封止部材51cの封止とを切り換えることができ、外気吸引と内気吸引とを切り換えることができる。
またこれにより本実施形態では、第2のシリンダ部材35(部分55b)において、外気吸引時に第2の封止部材51bのみを用い、内気吸引時に第3の封止部材51cのみを用いることができ、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとの磨耗を抑制することができる。
また本実施形態では、テーパ状に形成されている一方の内側縁35gによって、外気吸引時に第2の封止部材51bを容易に内周面31aにガイドできる。また本実施形態では、テーパ状に形成されている他方の内側縁35kによって、内気吸引時に第3の封止部材51cを容易に内周面31aにガイドできる。
また本実施形態では、第1の封止部材51aのみが側面開口部31cと開口部31eとの間の内周面31aを摺動するために、内気吸引と外気吸引との切り換え時に、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とに対する第1のピストン部41と第2のピストン部43との摺動抵抗を抑制することができる。
また本実施形態では、内気吸引と外気吸引とにおいて第1の封止部材51aを側面開口部31cと開口部31eとの間の内周面31aに密着させ、外気吸引において第2の封止部材51bを内周面31aに密着させ、内気吸引において第3の封止部材51cを内周面31aに密着させればよい。そのため本実施形態では、内気吸引と外気吸引とにおいて、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とに対する第1のピストン部41と第2のピストン部43との位置決め精度を高く維持する必要は無い。
また本実施形態では、第1のピストン部41と第2のピストン部43とを一体にすることで、ピストン部材37のコストを低下できる。
なお本実施形態では、外気吸引時に第2の封止部材51bを内周面31aに密着させたが、これに限定する必要はない。変形例として、図3Aと図3Bとに示すように、例えば、第2の封止部材51bは、突起部35hに当接して、内側縁35gにて封止してもよい。このとき、第2の封止部材51bは、当接面41aに配設されていてもよい。また突起部35hの内周面35iは、テーパ形状に形成される必要はなく、第1のシリンダ部材31の軸方向に沿って配設されていればよい。またこの場合、第3の封止部材51cは、内周面35aを摺動しても良い。
付勢部材47がピストン部材37を押し上げた際、第2の封止部材51bは、付勢部材47の付勢力によって、突起部35hに当接し、潰れ、封止する。
なお本変形例では、第2の封止部材51bと内周面31aについて説明したが、これに限定される必要はなく、第3の封止部材51cと内側縁35kとについても同様である。
次に本発明に関わる第2の実施形態について図4を参照して説明する。
本実施形態の第1のピストン部41は、第2のシリンダ部材35の内径よりも小さい外径を有している。また第2のピストン部43は、第1のピストン部41と同じ外径を有している。このように本実施形態の第1のピストン部41は、第2のピストン部43と同じ太さを有している。よってピストン部材37全体(第1のピストン部41と第2のピストン部43)は、第1のシリンダ部材31と第2のシリンダ部材35とよりも細い。
そのため、第1のシリンダ部材31の径方向において、部分55aの長さは部分55bの長さよりも長い。言い換えると、第1のシリンダ部材31の径方向において、第1のピストン部41から第1のシリンダ部材31の内周面31aまでの距離は、第2のピストン部43から第2のシリンダ部材35の内周面35aまでの距離よりも長い。
そして本実施形態の第1の封止部材51aは、第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとよりも太い。このとき第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとは、第1の実施形態と同様に、それぞれ均一の太さを有している。このように第1のピストン部41は、第1の封止部材51aを有している。また第2のピストン部43は、第1の封止部材51aよりも細い前記第2の封止部材51bと、第2の封止部材51bと同じ太さを有する第3の封止部材51cとを有することとなる。
本実施形態では、第1のピストン部41と第2のピストン部43とを均一の太さにしても、第1の封止部材51aを部分55aに対応するように太くし、第1の封止部材51aを第2の封止部材51bと第3の封止部材51cとよりも太くすることで、第1の封止部材51aによって部分55aを封止でき、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また本実施形態では、第1のピストン部41と第2のピストン部43とを均一の太さにするために、ピストン部材37を容易に加工できる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…内視鏡、2…外部、10…挿入部、30…内視鏡吸引管路切換装置、31…第1のシリンダ部材、31a…内周面、31c…側面開口部、31d,31e…開口部、35…第2のシリンダ部材、35a…内周面、35g…内側縁、35h…突起部、35i…内周面、35k…内側縁、37…ピストン部材、39b…開口部、39a…管路部材、41…第1のピストン部、41a…当接面、43…第2のピストン部、47…付勢部材、51…封止部材、51a…第1の封止部材、51b…第2の封止部材、51c…第3の封止部材、51d…第4の封止部材、73…吸引装置。

Claims (6)

  1. シリンダ部材に摺動自在に設けられたピストン部材を押下げ操作することによって、外気吸引と前記シリンダ部材の側面開口部を通じて内視鏡挿入部内からの吸引とに管路を切替える内視鏡吸引管路切替装置であって、
    前記シリンダ部材は、前記側面開口部を有する第1シリンダ部材と、前記第1シリンダ部材の上部に着脱可能に配設された第2シリンダ部材とを備え、
    前記ピストン部材は、側面に開口部と前記開口部に連通する内部連通路を備え、
    前記ピストン部材の外周面に配設されている複数の封止部材を備え、
    前記封止部材は、前記第1シリンダ部材の側面開口部に対応する前記ピストン部材の前記開口部の上下に、前記第1シリンダ部材の内径よりも小さい内径の前記第2シリンダ部材の内径に対応して封止することを特徴とする内視鏡吸引管路切替装置。
  2. 複数の前記封止部材は、
    前記ピストン部材の押下げ操作の前後で常に前記第1シリンダ部材の前記側面開口部の下側で前記第1シリンダ部材と前記ピストン部材とを封止する第1封止部材と、
    前記第2シリンダ部材と前記ピストン部材とを、前記ピストン部材の前記開口部の上下で封止する第2封止部材と第3封止部材と、
    によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡吸引管路切替装置。
  3. 前記ピストン部材は、
    内部に前記内部連通路を有し、前記第1シリンダ部材の内径よりも小さく前記第2シリンダ部材の内径よりも大きい外径を有する第1ピストン部と、
    側面に前記開口部を有し、前記第2シリンダ部材の内径よりも小さい外径を有する第2ピストン部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の内視鏡吸引管路切替装置。
  4. 前記第2シリンダ部材は、
    前記第1シリンダ部材側に配設され、前記外部側から前記第1シリンダ部材側に向かって拡径するようにテーパ状に形成されている一方の内側縁と、
    前記外部側に配設され、前記第1シリンダ部材側から前記外部側に向かって拡径するようにテーパ状に形成されている他方の内側縁と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡吸引管路切換装置。
  5. 前記第2封止部材は、前記第2シリンダ部材の内周面に密着して封止する、または前記一方の内側縁にて封止し、
    前記第3封止部材は、前記第2シリンダ部材の内周面に密着して封止する、または前記他方の内側縁にて封止することを特徴とする請求項4に記載の内視鏡吸引管路切換装置。
  6. 前記ピストン部材の外径は、前記第2シリンダ部材の内径よりも細く、
    前記ピストンの外周面に配設される前記第1封止部材は、それぞれが同じ太さである第2封止部材と第3封止部材とよりも太いことを特徴とする請求項2記載の内視鏡吸引管路切替装置
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