JP3142815B2 - ファクシミリモデム装置 - Google Patents
ファクシミリモデム装置Info
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- JP3142815B2 JP3142815B2 JP10155744A JP15574498A JP3142815B2 JP 3142815 B2 JP3142815 B2 JP 3142815B2 JP 10155744 A JP10155744 A JP 10155744A JP 15574498 A JP15574498 A JP 15574498A JP 3142815 B2 JP3142815 B2 JP 3142815B2
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Description
ンピュータに接続し、ファクシミリ通信を行うためのフ
ァクシミリモデム装置に関するものである。
は、パソコンに接続、または内臓され、パソコンからイ
メージデータを送信し、またはパソコンにイメージデー
タを受信させるものがある。ファクシミリモデム装置は
パソコンの管理下におかれており、ファクシミリモデム
装置はパソコンからデータが転送されると、これをその
まま送信したり、また回線からのデータをパソコンへ出
力していた。
る。図8に示すように、ファクシミリモデム装置はパソ
コンに接続されており、ファクシミリモデム装置内部に
はデータバッファが備えられている。ファクシミリモデ
ム装置は、PC801からのデータ、またはコマンド
を、それぞれデータバッファ802、コマンドバッファ
803に蓄積し、データ処理部でデータバッファ802
に蓄積されているデータをファクシミリデータに変換
し、または音声データに変換するなどのデータ処理を行
なう。この変換処理は、データ通信開始時の制御コマン
ドで、転送データがファクシミリデータか、音声データ
かをファクシミリモデム装置に通知し、ファクシミリモ
デム装置はこのコマンドに応じてイメージ変換、音声変
換のいずれを起動させるかを判断する。変復調部805
は、データ処理部804でデータ処理したデータを変復
調し、データは、回線制御部806を介して電話回線へ
送出される。
術の構成では、ファクシミリモデム装置はPC801か
らのデータをデータバッファ802に記憶させ、記憶し
たものをそのまま送信していたため、データ送信するた
めのプログラムにエラーが生じた場合など、なんらかの
不都合が発生した場合、既にデータバッファ802に記
憶されたデータは回線を介して送信処理される。しか
し、PC801側の不都合でエラーとなっているため、
ファクシミリモデム装置がデータを送る処理をしても、
結果的にはエラーで通信を終了することになる。つま
り、エラーが通知された時点で、ファクシミリモデム装
置はエラー処理を行わず、エラーで通信を終了すると分
かっているデータの送信処理を行い、無駄な通信処理を
行なうという不都合があった。また、このデータ送信処
理が終了するまで回線を接続しており、接続料金がかか
るといった問題があった。
送る場合、上記理由と同様に一時停止などを行うことが
できない。つまり、パソコン側で一時停止を指示して
も、ファクシミリモデム装置のデータバッファに既に記
憶されているデータは転送処理されてしまい、即時に一
時停止を行うことができず、一定のタイムラグの後に一
時停止する状態であった。つまり、従来のファクシミリ
モデム装置はPC801からの指示を即時に実行するこ
とができないものであった。
ので、パソコンなどの外部端末からの指示を即時に実行
することのできるファクシミリモデム装置を実現するこ
とを目的とする。
決するために以下の構成を備えたものである。
が、処理中断を示す中断コマンドであると判別したとき
には、データ処理を行なうことなく処理終了を実行する
という構成を備えたものである。
た場合にはデータ処理の必要がないため、これを中断す
ることにより効率的な制御を行なうことができる。
な即時処理の必要なコマンドが登録された場合は、デー
タ処理を一時停止するとともに、入力データを順次書き
込み、再開の旨を示すコマンドを受信すると、即時に再
開するという構成を備えたものである。
止する場合には、即時にその処理を一時的に停止させ、
再開する時には、停止した時点から再開することがで
き、使い勝手の良いファクシミリモデム装置を実現する
ことができる。
は、記憶単位毎に一度終了させ、再開するときには、次
のエリアから再開するという構成を備えたものである。
止させた場合の再開処理を簡易にすることができる。
ンピュータからのデータ、およびコマンドを識別可能に
登録する構成を備えたものである。
業を容易にするものである。
するための一時停止コマンド、この一時停止コマンドに
対応したデータを再開するための再生コマンド、パソコ
ン側からのエラー通知を示す中断コマンドを認識するこ
とができるとともに、一時停止コマンドの一時停止状態
の再生コマンド待ち状態のときに、中断コマンドを受信
するとこれを優先して処理する構成を備えたものであ
る。
は、何にも増してこれを優先して処理することができ、
不安定な動作を行なうことがなく、確実に中断処理を実
行することができる。
図面を参照にして説明する。
ミリモデム装置の概略を示すブロック構成図である。
ータバッファ102、コマンドバッファ103に画像デ
ータ、音声データ、制御コマンドなどを直接書き込む。
PC101は、送る情報(データ、制御コマンド)に応
じて、いずれに書き込むかを把握し、直接バッファの所
定のアドレスに書き込むよう構成されている。
たは音声データを記憶する。
らのエラーによる中断通知情報、音声などの一時停止情
報、一時停止状態から再開するための音声再生情報など
の即時に実行するコマンド、サイズ通知、次ページ有り
情報などのファクシミリの制御コマンドを記憶する。
02、コマンドバッファ103に記憶された画像デー
タ、音声データ、及びコマンド情報を記憶された順に、
情報種別と、記憶エリア又は情報内容とを記憶する。
04がテーブル化処理を行なうに先立って、データバッ
ファ102、コマンドバッファ103に記憶されたとき
を検出し、管理テーブル104に書き込むとともに、処
理ポインタ、登録ポインタの管理をも行なう。
なコマンドを記憶する。コマンド管理部106に記憶さ
れているコマンドに基づいて管理テーブル104に登録
されているコマンドが即時処理の必要なコマンドである
かを判断する。
に送られるコマンド(ファクシミリデータ通信を示すコ
マンド、音声データ通信を示すコマンド)に基づいて、
いずれかの処理を行なうか判断する。そして、データバ
ッファに記憶されているデータの処理、例えば、コード
データからイメージデータへの変換処理、または音声デ
ータを音声に変換する処理を行なう。
2、コマンドバッファ103に記憶された情報を変調
し、または回線制御部109を介して外部回線から受信
したデータを復調する。
登録されている情報に基づいて、管理テーブル104に
登録されたコマンドが即時処理の必要なコマンドか否か
を判断する。即時処理が必要なコマンドには、例えば、
音声データを一時停止させるための一時停止コマンド
や、アプリケーション停止を示す中断コマンドがある。
一時停止コマンドを実行する場合は、データ処理部10
7を停止させる。中断コマンドを実行する場合は、回線
制御部109で回線断の処理を行なわせ、その後、管理
テーブル104、データバッファ102、コマンドバッ
ファ103をクリアするよう制御する。
ム装置において、以下、図2の動作フローチャート、及
び図3〜図7の管理テーブルの説明図に基づいてその処
理動作を説明する。
では、PC101から入力を判別する。
がないときには、管理テーブルの登録処理を行なわず
に、ST204以降で管理テーブル104に所定のコマ
ンドが登録されているかを判別する処理を行なう。
タバッファ102、またはコマンドバッファ103が記
憶する。ここでは、PC101がデータか、コマンドか
を識別して、直接該当するバッファに書き込む。
ータ、コマンド)を管理テーブル104に登録する。登
録の際に、情報の種別であるデータ、コマンドを登録す
るとともに、データであるならデータが格納されている
アドレス、コマンドであるならコマンドの内容を登録す
る。これを登録する毎に登録ポインタをインクリメント
し、次の登録処理に備える。
に即時処理の必要なコマンドがあるかを判断する。この
即時処理コマンドはコマンド管理部106に予め登録さ
れているものであり、コマンド管理部106に登録され
ているコマンドに基づいて、即時処理の必要なコマンド
があるか否かを判断する。この即時処理コマンドを実行
すべくST205に進む。ST204で即時処理の必要
なコマンドでない場合、ST208に進む。
コマンドを実行する。図4の例では、音声データを一時
停止させ、音声の一時停止状態として記憶する。ST2
06では、管理テーブル104において管理しているコ
マンドを処理済として管理する。
欄の「中断」を検出し、パソコンからのエラー通知コマ
ンドを実行したかを判別する。そして、「中断」を検出
したならば、中断処理を行ない、ST216に進み、
「中断」を検出しなければST215に進む。
止させるためのコマンドが実行されたことを示す一時停
止状態であるかを判断する。ここでは、管理テーブルに
おいて、一時停止コマンドが実行され、一時停止状態を
示すマークがついていることを判断する。
ータの処理中であるか、否かを判断する。処理中である
ならばST201に戻り、次のデータの登録処理を行な
う。処理中でなければ、ST210に進む。これは、デ
ータ処理に時間がかかるため、入力されるデータ、コマ
ンドの登録を並行して行なうための処理である。
ものがデータであるか、コマンドであるかを判断する。
ルの処理ポインタで指定されたデータの処理を開始し、
管理テーブル104の処理ポインタを一つインクリメン
トする。ここでのデータ処理とは、画像データであるな
ら、ファクシミリデータに変換する処理、音声データで
あるなら、音声の再生処理を示す。
ル104の処理ポインタで指定されたコマンドを実行
し、管理テーブル104の処理ポインタを一つインクリ
メントする。ここでのコマンドは即時に処理する必要が
ないコマンドであり、例えばページサイズ指定、次ペー
ジありなどのファクシミリ制御コマンドである。
マンド処理を行なった後の次の処理ポインタが指示して
いる欄に、情報が登録されているか否かを判断し、登録
されているならST201に戻る。
としての処理終了のためのステップであり、制御部11
0は、管理テーブル104を初期化し、全ての情報を消
去する。
コマンドをパソコンから受信すると、これを即時に実行
するとともに、管理テーブルに必要な情報を書き込む様
制御する。
された管理テーブルの状態遷移を図3〜図7に示す。
た状態を示す。処理ポインタは、1行目のデータを処理
していることを示している。
れ、その次にコマンドが登録された状態を示す。処理ポ
インタ(処理P)は2行目のデータを指示しており、エ
リアA1に記憶されているデータを処理していることを
示している。図4では、最後の行に即時処理コマンドの
一つである「一時停止」が登録され、即時に処理される
コマンドが管理テーブルに登録されたことが分かる。デ
ータ格納単位は、データの処理単位を示すものである。
途中で一時停止コマンドが登録されても、処理ポインタ
が指示しているデータの処理が終了するまで、一時停止
は行なわない。これは制御をポインタにより管理するた
めである。
に、データが送られ、管理テーブル104に登録された
状態を示す。ここでは処理は一時停止され、記憶のみが
順次行なわれ、管理テーブル104にその情報が登録さ
れている。そして、上述のフローチャートに示したST
208で一時停止状態であるかを確認するための情報で
ある処理済みマークのみを付している。
の「再生コマンド」が登録された状態を示す。ここで
は、図5で一時停止状態であることを示していたが、再
生コマンドを登録したことにより、一時停止状態が解除
されたことを示す◎が処理済欄に印される。この再生コ
マンドを登録することにより処理Pが指示する処理が度
実行される。
クシミリサービスなどの応答メッセージの送出に使用さ
れるものである。従来のファクシミリサービスの応答メ
ッセージ処理では、送信装置側は、まずファクシミリ応
答メッセージを送出し、この応答メッセージに対するコ
マンド入力などの待ち時間を生成するために無音データ
を送出する。その後、無音データの送出後に送出される
べき音声データを続けて送出する。本実施例では、無音
データを送出する代わりに、所定の音声データを再生
(モデムから回線へ送出)した後、一時停止コマンドを
モデムへ送ることにより、この再生(モデムから回線へ
の送出)動作を一時停止することができる。これによ
り、無音データを送出することと同様の状態を作ること
ができる。一時停止状態から音声を再生する場合は、再
生コマンドをパソコンからモデムへ送出することによ
り、モデムの一時停止状態を解除し、モデムに既に取り
込まれている音声データの再生動作を行なう。
エラー通知を受けたことにより中断処理が登録されたこ
とを示した図である。ここでは、中断処理が実行され、
データ記憶と並行して行われているデータ処理が直ちに
中断される。図2のST216の中断処理実行後には、
管理テーブル104を初期化し、全てを消去する。この
構成により、管理テーブルにコマンド、データの処理順
を時系列に管理、記憶し、即時処理の必要なコマンドが
登録された時には、そのコマンドを即時に実行すること
で、必要な処理をすぐに実行することができる。
のファクシミリモデム装置は即時処理の必要なコマンド
を認識することにより、即時にそのコマンドを実行する
ことができるため、ファクシミリモデム装置内でデータ
転送の中止、一時停止、再生などの細かな制御を即時に
行うことができ、実用的なファクシミリモデム装置を実
現することができる。
モデム装置のブロック構成図
置の動作フローチャート図
る管理テーブルにデータが登録された状態を示す説明図
る管理テーブルに一時停止コマンドを登録した時の状態
を示す説明図
る管理テーブルにデータを登録した時の状態を示す説明
図
る管理テーブルに再生コマンドを登録した時の状態を示
す説明図
る管理テーブルに中断コマンドを登録した時の状態を示
す説明図
図
Claims (5)
- 【請求項1】 コンピユ−タからの入力情報のうち即時
に処理すべきコマンドを認識する認識手段と、この認識
手段により認識したコマンドを実行する実行手段とを備
え、前記コンピユ−タからデ−タ、およびコマンドを登
録する管理テ−ブルを作成し、この管理テ−ブル内に即
時に処理すべき処理中断を示す中断コマンドが登録され
たと判別したときには、デ−タ処理を行なうことなく処
理終了を実行することを特徴とするファクシミリモデム
装置。 - 【請求項2】 コンピユ−タからの入力情報のうち即時
に処理すべきコマンドを認識する認識手段と、この認識
手段により認識したコマンドを実行する実行手段とを備
え、前記コンピユ−タからデ−タ、およびコマンドを登
録する管理テ−ブルを作成し、処理の再開が必要な即時
処理の必要なコマンドが管理テ−ブルに登録された場合
は、デ−タ処理を一時停止するとともに、入力デ−タを
順次書き込み、再開の旨を示すコマンドが登録された場
合は、即時にデ−タ処理を再開することを特徴とするフ
ァクシミリモデム装置。 - 【請求項3】 一時停止するときは、記憶単位毎に一度
終了させ、再開するときは、次のエリアから再開するこ
とを特徴とする請求項2記載のファクシミリモデム装
置。 - 【請求項4】 コンピユ−タからの入力情報のうち即時
に処理すべきコマンドを認識する認識手段と、この認識
手段により認識したコマンドを実行する実行手段とを備
え、前記コンピユ−タからのデ−タ、およびコマンドを
識別可能に登録する管理テ−ブルを作成し、この管理テ
ーブル内に即時処理の必要な即時処理コマンドが登録さ
れたと判断したときには、前記即時処理コマンドを即時
に実行することを特徴とするファクシミリモデム装置。 - 【請求項5】 コンピユ−タからの入力情報のうち即時
に処理すべきコマンドを認識する認識手段と、この認識
手段により認識したコマンドを実行する実行手段とを備
え、前記コンピユ−タからデ−タ、およびコマンドを登
録する管理テ−ブルを作成し、この管理テーブル内に即
時処理の必要な即時処理コマンドが登録されたと判断し
たときには、前記即時処理コマンドを即時に実行するフ
ァクシミリモデム装置であって、 デ−タを一時停止するための一時停止コマンド、この一
時停止コマンドに対応したデ−タを再開するための再生
コマンド、パソコン側からのエラ−通知を示す中断コマ
ンドを認識することができるとともに、一時停止コマン
ドの一時停止状態の再生コマンド待ち状態のときに、中
断コマンドを受信するとこれを優先して処理することを
特徴とするのファクシミリモデム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155744A JP3142815B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | ファクシミリモデム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155744A JP3142815B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | ファクシミリモデム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355495A JPH11355495A (ja) | 1999-12-24 |
JP3142815B2 true JP3142815B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15612491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10155744A Expired - Fee Related JP3142815B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | ファクシミリモデム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142815B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6048865B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-12-21 | 株式会社弘福 | 足湯容器 |
JP6051482B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-12-27 | 株式会社弘福 | 足湯容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4460867B2 (ja) | 2003-09-26 | 2010-05-12 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | インターフェース装置及びパケット転送方法 |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP10155744A patent/JP3142815B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6048865B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-12-21 | 株式会社弘福 | 足湯容器 |
JP6051482B1 (ja) * | 2016-03-03 | 2016-12-27 | 株式会社弘福 | 足湯容器 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11355495A (ja) | 1999-12-24 |
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