JPH10178500A - 通信システム、通信機能を有するデータ処理装置、及び通信制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信システム、通信機能を有するデータ処理装置、及び通信制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH10178500A
JPH10178500A JP33967296A JP33967296A JPH10178500A JP H10178500 A JPH10178500 A JP H10178500A JP 33967296 A JP33967296 A JP 33967296A JP 33967296 A JP33967296 A JP 33967296A JP H10178500 A JPH10178500 A JP H10178500A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報携帯端末において送信処理が不能であった
場合に、同様の送信操作を再度行なうことなく、データ
処理装置にて未送信データを送信すること。 【解決手段】外出先で情報携帯端末11にカード型通信
ユニット12を接続し無線電話回線Aに接続して電子メ
ールやFAXの送信を行なった際に、回線接続不能や回
線不良による送信の中断等によりデータの送信が完了し
ない場合は、送信データエリアに記憶されている未送信
のデータはスプール領域に格納される。そして、外出か
ら戻ったユーザが情報携帯端末11をクレドール14に
セットしてパーソナル・コンピュータ13に接続する
と、データベースの共通化処理が実行されると共に、情
報携帯端末11のスプール領域に記憶されている未送信
データがパーソナル・コンピュータ13に転送されてメ
ールデータ送信エリアやFAXデータ送信エリアに記憶
され、有線電話回線Bに接続されて送信実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手帳等の情報
携帯端末とパーソナル・コンピュータ等の外部データ処
理装置との間でデータ通信を行なうための通信システ
ム、通信機能を有するデータ処理装置、及び通信制御プ
ログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、モバイルコンピューティング
は、情報携帯端末とパーソナル・コンピュータとを用い
て、例えば外出先では、情報携帯端末を使用してモデム
から電話回線に接続し、電子メールやFAXの送信を行
なうことが可能であり、会社に戻って情報携帯端末とパ
ーソナル・コンピュータとを接続することにより、該パ
ーソナル・コンピュータとのデータ送受信を行ない、情
報の共有化を図ることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、前記の通り、モ
バイルコンピューティングでは、情報携帯端末とパーソ
ナル・コンピュータとを外出先や会社等において用途に
応じて使い分けているが、情報携帯端末において電子メ
ールの送受信やFAXの送信を行なう場合、外出先で何
等かの通信回線(電話回線やISDN回線等)に接続す
る必要がある。
【0004】しかしながら、外出先に必ずしも利用可能
な通信回線が整備されているとは限らず、また、通信可
能な状態であっても、バッテリの充電不足や予期しない
無線電話回線の中断等により、通信不能に陥ることがあ
る。
【0005】このような場合、ユーザは会社に戻って、
有線で通信回線に接続されたパーソナル・コンピュータ
を使用し、外出先で行なった電子メールやFAXの送信
操作を再度行なわなければならない問題がある。
【0006】本発明は前記のような問題に鑑みなされた
もので、情報携帯端末において送信処理が不能であった
場合に、同様の送信操作を再度行なうことなく、データ
処理装置にて未送信データを送信することが可能になる
通信システム、通信機能を有するデータ処理装置、及び
通信制御プログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る通信システムは、通信機能を有する携帯端末と通信機
能を有する据え置き型のデータ処理装置からなる通信シ
ステムであって、前記携帯端末は、データを通信回線へ
接続して送信する送信手段と、この送信手段により送信
されない未送信データを記憶するデータ記憶手段と、前
記データ処理装置との接続を検出した際に、前記データ
記憶手段に記憶されている未送信データを前記データ処
理装置へ出力するデータ出力手段とを備え、前記データ
処理装置は、前記携帯端末のデータ出力手段により出力
された未送信データを入力するデータ入力手段と、この
データ入力手段により入力された未送信データを通信回
線へ接続して送信する送信手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】つまり、本発明に係わる通信システムで
は、携帯端末の送信手段により送信されない未送信デー
タはデータ記憶手段に記憶され、データ処理装置との接
続が検出されると、前記データ記憶手段に記憶されてい
る未送信データが前記データ処理装置へ出力され、該デ
ータ処理装置に入力された未送信データは通信回線へ接
続されて送信されるので、携帯端末をデータ処理装置に
接続するだけで、該携帯端末における未送信データを確
実に送信できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の通信システムの実
施の形態に係わる情報携帯端末とパーソナル・コンピュ
ータの使用状態を示す外観図である。
【0010】情報携帯端末11は、各種データの入力,
記憶,検索,表示機能等の他に、データ通信機能を有
し、カード型の通信ユニット12をカードI/Fに接続
することで、無線電話回線Aとの接続が可能となり、電
子メールデータやFAXデータの送信が行なえる。
【0011】また、前記情報携帯端末11は、その本体
に内蔵されるRS232C・I/Fをパーソナル・コン
ピュータ13に接続されたクレドール14のRS232
C・I/Fに接続することで、データの共有化処理(シ
ンクロナイズ処理)が実行される。
【0012】そして、例えば情報携帯端末11内に未送
信のメールデータやFAXデータが存在する場合には、
当該未送信データはパーソナル・コンピュータ13に通
信転送されて、自動送信処理されたり送信用メモリに記
憶される等して被送信データとして処理される。
【0013】図2は前記通信システムにおける情報携帯
端末11の電子回路の構成を示すブロック図である。情
報携帯端末11は、コンピュータからなるCPU21を
備えている。
【0014】CPU21は、キー等の入力部22からの
入力信号、カードI/F23を介してROMカードやR
AMカードから入力される各種のコマンドデータ、RS
232C・I/F24を介してパーソナル・コンピュー
タ13等から受信される通信データに応じて、記憶装置
25が有する記録媒体25aに予め記憶されているシス
テムプログラムデータあるいは通信制御プログラム等の
プログラムデータを起動させ、これに従いRAM26を
ワークRAMとして回路各部の動作を制御するするもの
で、このCPU21には、前記入力部22、カードI/
F23、RS232C・I/F24、記憶装置25、R
AM26の他に、液晶表示等からなる表示部27が接続
される。
【0015】図3は前記通信システムにおけるパーソナ
ル・コンピュータ13の電子回路の構成を示すブロック
図である。パーソナル・コンピュータ13は、CPU3
1を備えている。
【0016】CPU31は、キーボード32からのキー
入力信号、通信ユニット33を介して電話回線B等から
受信される通信データ、RS232C・I/F34を介
して情報携帯端末11等から受信される通信データに応
じて、記憶装置35が有する記録媒体35aに予め記憶
されているシステムプログラムデータあるいは通信制御
プログラム等のプログラムデータを起動させ、これに従
いRAM36をワークRAMとして回路各部の動作を制
御するするもので、このCPU31には、前記キーボー
ド32、通信ユニット33、RS232C・I/F3
4、記憶装置35、RAM36の他に、CRT等からな
る表示部37が接続される。
【0017】図4は前記通信システムにおける情報携帯
端末11のRAM26内に備えられる送信データの格納
領域を示す図である。情報携帯端末11のRAM26に
は、電子メールやFAXに伴なう送信データを格納する
ための送信データ格納領域が確保され、この送信データ
格納領域は、送信データエリア26aとスプール領域2
6bからなっている。
【0018】送信データエリア26aには、この情報携
帯端末11から送信すべき電子メールデータやFAXデ
ータが記憶され、また、スプール領域26bには、前記
送信データエリア26aに記憶された送信データの送信
が不能となった場合に、当該未送信データが転送格納さ
れて保持される。
【0019】前記情報携帯端末11のRAM26内のス
プール領域26bに格納された未送信データは、当該情
報携帯端末11をクレドール14にセットした際に、パ
ーソナル・コンピュータ13へ転送され、電話回線Bを
介して送信される。
【0020】次に、前記構成による情報携帯端末とパー
ソナル・コンピュータからなる通信システムの動作につ
いて説明する。図5は前記情報携帯端末11における電
子メール・FAX送信処理を示すフローチャートであ
る。
【0021】例えば外出先において、情報携帯端末11
の入力部22を操作して、電子メールあるいはFAXと
して送信すべきデータを入力して作成すると、作成され
た被送信データは、RAM26内の送信データエリア2
6aに記憶される(ステップS1)。
【0022】そして、入力部22の操作により、前記ス
テップS1において作成した電子メールあるいはFAX
データの送信を指示すると、電子メールの送信先アドレ
スあるいはFAXの送信先アドレスに従って、カードI
/F23に接続されたカード型通信ユニット12を介し
て無線電話回線Aとの回線接続処理が行なわれ、回線接
続が完了したか否か判断される(ステップS2→S
3)。
【0023】ここで、前記カード型通信ユニット12を
介した無線電話回線Aとの回線接続が完了したと判断さ
れると、前記RAM26内の送信データエリア26aに
記憶された電子メールあるいはFAXの被送信データ
が、前記通信ユニット12を介して送信出力される(ス
テップS3→A4)。
【0024】そして、前記RAM26内の送信データエ
リア26aに記憶されている被送信データの全ての送信
出力が終了すると、前記一連の電子メール・FAX送信
処理は終了される(ステップS5→END)。
【0025】一方、前記ステップS3において、カード
I/F23から通信ユニット12を介した無線電話回線
Aとの回線接続が不能であると判断され、RAM26内
の送信データエリア26aに記憶されている被送信デー
タの送信が行なえないと判断された場合、あるいは前記
ステップS5において、前記被送信データの送信処理
が、例えば回線状態の不良により中断したと判断された
場合には、前記送信データエリア26aに記憶されてい
る未送信データが、スプール領域26bに転送されて格
納される(ステップS3orS5→S6)。
【0026】図6は前記通信システムにおける情報携帯
端末とパーソナル・コンピュータとのデータシンクロ処
理を示すフローチャートであり、同図(A)は情報携帯
端末11側のシンクロ処理を示すフローチャート、同図
(B)はパーソナル・コンピュータ13側のシンクロ処
理を示すフローチャートである。
【0027】前記図5における情報携帯端末11での電
子メール・FAX送信処理に従って、当該情報携帯端末
11のRAM26内のスプール領域26bに電子メール
あるいはFAXの未送信データが格納されている状態
で、例えば外出先から会社に戻ったユーザが、情報携帯
端末11をパーソナル・コンピュータ13のクレドール
14にセットすることで、該情報携帯端末11側のRS
232C・IF24とパーソナル・コンピュータ13側
のRS232C・IF34とが接続され、まず、情報携
帯端末11において、前記クレドール14へのセットが
検出されると、シンクロナイズ開始コマンドがパーソナ
ル・コンピュータ13へ送信される(ステップA1→A
2)。
【0028】パーソナル・コンピュータ13において、
前記情報携帯端末11からのシンクロナイズ開始コマン
ドが受信されたと判断されると、情報携帯端末11の記
憶装置25の書換え可能領域やRAM26に記憶されて
いるデータと、パーソナル・コンピュータ13の書換え
可能領域やRAM36に記憶されているデータとの共通
化処理が実行される(ステップB1→B2/A3)。
【0029】そして、前記情報携帯端末11とパーソナ
ル・コンピュータ13とにおけるデータベースの共通化
処理が終了すると、情報携帯端末11において、RAM
26内のスプール領域26bに送信未完了の電子メール
データが格納されているか否か判断される(ステップA
4)。
【0030】ここで、前記RAM26内のスプール領域
26bに送信未完了の電子メールデータが格納されてい
ると判断されると、当該未送信の電子メールデータの送
信コマンドがパーソナル・コンピュータ13へ送信さ
れ、続いて、前記スプール領域26bに記憶さている未
送信の電子メールデータがパーソナル・コンピュータ1
3へ送信出力される(ステップA4→A5,A6)。
【0031】パーソナル・コンピュータ13において、
前記情報携帯端末11からの電子メールの送信コマンド
が受信されたと判断されると、これに続いて情報携帯端
末11から送られてくる電子メールデータが受信され、
RAM36内の電子メールデータ送信エリアに記憶され
る(ステップB3→B4,B5)。
【0032】こうして、情報携帯端末11のRAM26
内のスプール領域26bに記憶されていた未送信の電子
メールデータがパーソナル・コンピュータ13へ転送さ
れて記憶されると、該情報携帯端末11のRAM26内
に記憶されている未送信の電子メールデータは削除され
る(ステップA7)。
【0033】さらに、情報携帯端末11において、RA
M26内のスプール領域26bに送信未完了のFAXデ
ータが格納されているか否か判断される(ステップA
8)。ここで、前記RAM26内のスプール領域26b
に送信未完了のFAXデータが格納されていると判断さ
れると、当該未送信のFAXデータの送信コマンドがパ
ーソナル・コンピュータ13へ送信され、続いて、前記
スプール領域26bに記憶さている未送信のFAXデー
タがパーソナル・コンピュータ13へ送信出力される
(ステップA8→A9,A10)。
【0034】パーソナル・コンピュータ13において、
前記情報携帯端末11からのFAXデータの送信コマン
ドが受信されたと判断されると、これに続いて情報携帯
端末11から送られてくるFAXデータが受信され、R
AM36内のFAXデータ送信エリアに記憶される(ス
テップB6→B7,B8)。
【0035】こうして、情報携帯端末11のRAM26
内のスプール領域26bに記憶されていた未送信のFA
Xデータがパーソナル・コンピュータ13へ転送されて
記憶されると、該情報携帯端末11のRAM26内に記
憶されている未送信のFAXデータは削除される(ステ
ップA11)。
【0036】そして、情報携帯端末11から終了コマン
ドが送信され(ステップA12)、この情報携帯端末1
1からの終了コマンドがパーソナル・コンピュータ13
において受信されたと判断されると(ステップB9)、
電子メールモードのアプリケーションプログラムが起動
され(ステップB10)、前記RAM36内の電子メー
ルデータ送信エリアに記憶された未送信の電子メールデ
ータの、通信ユニット33から電話回線Bを介した確実
なメール送信処理が実行される(ステップB11)。
【0037】また、FAXモードのアプリケーションプ
ログラムが起動され(ステップB12)、前記RAM3
6内のFAXデータ送信エリアに記憶された未送信のF
AXデータの、通信ユニット33から電話回線Bを介し
た確実なFAX送信処理が実行される(ステップB1
3)。
【0038】したがって、前記構成の情報携帯端末とパ
ーソナル・コンピュータからなる通信システムによれ
ば、例えば外出先で情報携帯端末11にカード型の通信
ユニット12を接続し無線電話回線Aに接続して電子メ
ールあるいはFAXの送信を行なった際に、該電話回線
Aへの接続不能あるいは回線不良による送信の中断等に
よりデータの送信が完了しない場合には、RAM26内
の送信データエリア26aに記憶されている未送信のデ
ータはスプール領域26bに転送されて格納される。そ
して、外出から戻ったユーザが情報携帯端末11をクレ
ドール14にセットしてパーソナル・コンピュータ13
に接続すると、情報携帯端末11とパーソナル・コンピ
ュータ13間でデータベースの共通化処理が実行される
と共に、情報携帯端末11のスプール領域26bに記憶
されている未送信データがパーソナル・コンピュータ1
3に転送されてRAM36内のメールデータ送信エリア
あるいはFAXデータ送信エリアに記憶され、電話回線
Bに接続されて送信実行されるので、例えば外出先での
情報携帯端末11の充電不足や予期しない無線電話回線
Aの中断等により、通信不能に陥った場合でも、ユーザ
は会社に戻った際に、外出先で行なった電子メールやF
AXの送信操作を再度行なう必要はなく、情報携帯端末
11をクレドール14にセットするだけで、有線で通信
回線Bに接続されたパーソナル・コンピュータ13によ
って確実にメールやFAXの送信を完了させることがで
きるようになる。
【0039】なお、前記実施形態では、情報携帯端末1
1において電子メールデータやFAXデータの送信が不
能になった際には、RAM26内の送信データエリア2
6aに記憶されている未送信データをスプール領域26
bに転送して格納し、クレドール14へのセットに際し
て前記スプール領域26bに格納された未送信データを
パーソナル・コンピュータ13へ転送して送信する構成
としたが、図7に示すように、情報携帯端末11のRA
M26には、メールデータ及びFAXデータをそれぞれ
独立して記憶するメールデータエリア41a及びFAX
データエリア41bを確保すると共に、それぞれのデー
タの送信完了を示す送信済フラグをセットするためのフ
ラグエリアF1,F2を備えさせ、情報携帯端末11を
クレドール14にセットした際に、例えばフラグエリア
F1に送信済フラグがセットされてない場合には、メー
ルデータエリア41aに記憶されているメールアドレス
とメールデータをパーソナル・コンピュータ13へ転送
してRAM36内に確保したメールデータエリア36a
に記憶させ、また、フラグエリアF2に送信済フラグが
セットされてない場合には、FAXデータエリア41b
に記憶されているFAXアドレスとFAXデータをパー
ソナル・コンピュータ13へ転送してRAM36内に確
保したFAXデータエリア36bに記憶させ、このメー
ルデータエリア36aやFAXデータエリア36bに記
憶された未送信データを自動送信あるいはユーザ操作に
より適宜送信する構成としてもよい。
【0040】図7は本発明の通信システムの他の実施形
態に係わる情報携帯端末11とパーソナル・コンピュー
タ13間における未送信データの転送格納状態を示す図
である。
【0041】また、前記実施形態では、情報携帯端末1
1とパーソナル・コンピュータ13とにおける共通化さ
れたデータベースとは別に、電子メールデータやFAX
データ等の送信データを記憶するメモリエリアを設けて
構成したが、当該電子メールデータやFAXデータ等の
送信データを記憶するメモリエリアも共通化されたデー
タベース内に設け、情報携帯端末11とパーソナル・コ
ンピュータ13との接続初期における共通化処理に伴な
い、情報携帯端末11側で未送信で削除されていない電
子メールやFAXの送信データをパーソナル・コンピュ
ータ13側の対応するモード(メール/FAX)のメモ
リエリアに転送して記憶させる構成としてもよい。
【0042】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち図5のフローチャートに示す情報携帯端末
11における電子メール・FAX送信処理、図6のフロ
ーチャートに示す情報携帯端末11とパーソナル・コン
ピュータ13間におけるデータシンクロ処理等の各手法
は、コンピュータに実行させることができるプログラム
として、記録媒体25a,35aに記憶してあるが、記
録媒体としては、メモリカード(ROMカード、RAM
カード等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等を利用でき、記憶装置に固定的、
もしくは着脱自在に設けることができる。そして、コン
ピュータは、この外部記録媒体(25aや35a)に記
録されたプログラムを記憶装置(25や35)によって
読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制
御されることにより、前記実施形態において説明した各
機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行す
ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる通信シス
テム、データ処理装置、及び記録媒体によれば、携帯端
末の送信手段により送信されない未送信データはデータ
記憶手段に記憶され、データ処理装置との接続が検出さ
れると、前記データ記憶手段に記憶されている未送信デ
ータが前記データ処理装置へ出力され、該データ処理装
置に入力された未送信データは通信回線へ接続されて送
信されるので、携帯端末をデータ処理装置に接続するだ
けで、該携帯端末における未送信データを確実に送信で
きることになる。
【0044】よって、情報携帯端末において送信処理が
不能であった場合に、同様の送信操作を再度行なうこと
なく、データ処理装置にて未送信データを送信すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの実施の形態に係わる情
報携帯端末とパーソナル・コンピュータの使用状態を示
す外観図。
【図2】前記通信システムにおける情報携帯端末の電子
回路の構成を示すブロック図。
【図3】前記通信システムにおけるパーソナル・コンピ
ュータの電子回路の構成を示すブロック図。
【図4】前記通信システムにおける情報携帯端末のRA
M内に備えられる送信データの格納領域を示す図。
【図5】前記情報携帯端末における電子メール・FAX
送信処理を示すフローチャート。
【図6】前記通信システムにおける情報携帯端末とパー
ソナル・コンピュータとのデータシンクロ処理を示すフ
ローチャートであり、同図(A)は情報携帯端末側のシ
ンクロ処理を示すフローチャート、同図(B)はパーソ
ナル・コンピュータ側のシンクロ処理を示すフローチャ
ート。
【図7】本発明の通信システムの他の実施形態に係わる
情報携帯端末とパーソナル・コンピュータ間における未
送信データの転送格納状態を示す図。
【符号の説明】
11 …情報携帯端末、 12 …カード型通信ユニット、 13 …パーソナル・コンピュータ、 14 …クレドール、 21、31…CPU、 22…入力部、 32…キーボード、 23…カードI/F、 33…通信ユニット、 24、34…RS232C・I/F、 25、35…記憶装置、 25a、35a…外部記録媒体、 26、36…RAM、 26a…送信データエリア、 26b…スプール領域、 36a…メールデータエリア、 36b…FAXデータエリア、 27、37…表示部、 A …無線電話回線、 B …有線電話回線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を有する携帯端末と通信機能を
    有するデータ処理装置からなる通信システムであって、 前記携帯端末は、 データを通信回線へ接続して送信する送信手段と、 この送信手段により送信されない未送信データを記憶す
    るデータ記憶手段と、 前記データ処理装置との接続を検出した際に、前記デー
    タ記憶手段に記憶されている未送信データを前記データ
    処理装置へ出力するデータ出力手段とを備え、 前記データ処理装置は、 前記携帯端末のデータ出力手段により出力された未送信
    データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された未送信データを通
    信回線へ接続して送信する送信手段とを備えたことを特
    徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記データは、少なくとも電子メール又
    はFAXデータであることを特徴とする請求項1に記載
    の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末と前記データ処理装置は、
    それぞれ記憶しているデータベース間の共通化を実行す
    る共通化手段を備え、 前記携帯端末のデータベースに記憶されている未送信デ
    ータを前記共通化手段により前記データ処理装置へ転送
    して共通化を図ることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 通信機能を有する携帯端末と接続される
    通信機能を有するデータ処理装置であって、 前記携帯端末が接続された際に、該携帯端末から出力さ
    れた未送信データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された未送信データを通
    信回線へ接続して送信する送信手段とを備えたことを特
    徴とする通信機能を有するデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記データは、少なくとも電子メール又
    はFAXデータであることを特徴とする請求項4に記載
    の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯端末が接続された際に、該携帯
    端末のデータベースとの共通化を実行する共通化手段を
    備え、 前記携帯端末のデータベースに記憶されている未送信デ
    ータを前記共通化手段により共通化を図ることを特徴と
    する請求項4又は請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 通信機能を有する携帯端末と接続される
    データ処理装置の通信制御プログラムを記録した記録媒
    体であって、 前記データ処理装置を、 前記携帯端末が接続された際に、前記携帯端末が記憶し
    ている未送信データを自己のメモリに書き込むデータ入
    力手段と、 このデータ入力手段により自己のメモリに書き込んだ未
    送信データを通信回線へ接続して送信する送信手段とし
    て機能させるための通信制御プログラムを記録した記録
    媒体。
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