JP2001189817A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001189817A
JP2001189817A JP37214499A JP37214499A JP2001189817A JP 2001189817 A JP2001189817 A JP 2001189817A JP 37214499 A JP37214499 A JP 37214499A JP 37214499 A JP37214499 A JP 37214499A JP 2001189817 A JP2001189817 A JP 2001189817A
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JP37214499A
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Hiroshi Yokoyama
宏 横山
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な言語表現に低コストで柔軟に対応する
ことができる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 電気的に書き換え可能な読み出し専用メ
モリ内の所定領域に配置され、前記所定の制御手順によ
り参照される言語表現用テーブルを記憶する言語表現用
テーブル記憶手段と、前記言語表現用テーブル記憶手段
に記憶される言語表現用テーブルを外部から入力される
言語表現用テーブルに書き換える言語表現用テーブル書
換手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線、ISD
N、インターネット等の各種回線・ネットワークを介し
て通信を行う、ファクシミリ装置等の通信端末装置に関
し、特に、相手装置との間で通信を行う一方、言語表現
用テーブルを参照しつつ所定の言語での表現を伴う所定
の制御手順を行う通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信端末装置にお
いては、動作に関連したメッセージを表示器に表示した
り、受信文書に必要な情報を埋め込んで記録したり、送
信文書に必要な情報を埋め込んて送信したり、各種レポ
ートを出力する際には、装置が設置された地域で実際に
使用されている言語により表現する必要がある。
【0003】具体的には、例えば、装置が日本に設置さ
れる場合には、相手先にダイヤル中には、「ダイヤル
中」の旨を示す、「ヨビダシチュウ」との日本語表現で
文字列が表示器に表示される必要があり、アメリカ等の
英語圏に装置が設置される場合には、相手先にダイヤル
中には、「DIALING」との英語表現で文字列が表
示器に表示される必要がある。
【0004】そのため、複数の言語圏に出荷される通信
端末装置においては、出荷先の言語圏に応じた言語表現
が行えるようにする必要がある。
【0005】そのためには、装置の動作に関連した言語
表現のために使用される言語表現用テーブルを、出荷先
となり得る各言語圏ごとに全て記憶したROMを装置に
装備しておき、出荷時にテーブルを切換設定することで
対応可能であるが、その場合、出荷後に実際に使用され
る言語表現用テーブル以外は使用されないため、ROM
の無駄が多く、コスト上昇の要因となる。
【0006】一方、コスト低減のために、実際に出荷さ
れる言語圏対応の言語表現用テーブルのみを記憶したR
OMを、各装置毎に個別装着するようにすると、工程の
管理も煩雑になり、また、例えば、アメリカ向けに出荷
された装置をアメリカの日本企業が日本との間の通信の
ために使用するような場合に、言語表現を英語から日本
語に変更することができず、出荷後の言語表現の変更に
柔軟に対応することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の通
信端末装置においては、多様な言語表現に低コストで柔
軟に対応することができないという問題点があった。
【0008】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、多様な言語表現に低コストで柔軟に対応すること
ができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信端
末装置は、相手装置との間で通信を行う一方、言語表現
用テーブルを参照しつつ所定の言語での表現を伴う所定
の制御手順を行う通信端末装置において、電気的に書き
換え可能な読み出し専用メモリ内の所定領域に配置さ
れ、前記所定の制御手順により参照される言語表現用テ
ーブルを記憶する言語表現用テーブル記憶手段と、前記
言語表現用テーブル記憶手段に記憶される言語表現用テ
ーブルを外部から入力される言語表現用テーブルに書き
換える言語表現用テーブル書換手段とを備えたことを特
徴とする。
【0010】請求項2に記載の通信端末装置は、請求項
1に記載の通信端末装置において、前記言語表現用テー
ブル書換手段は、コンピュータ装置からインターフェー
スを介して言語表現用テーブルの転送を受けて、その転
送された言語表現用テーブルを前記言語表現用テーブル
記憶手段に書き込むことにより、前記言語表現用テーブ
ル記憶手段に記憶される言語表現用テーブルを書き換え
るものであることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の通信端末装置は、請求項
1に記載の通信端末装置において、前記言語表現用テー
ブル書換手段は、言語種別の指定を伴う言語表現用テー
ブル書換指示の所定の操作入力があると、予め登録した
サービス局に自動的にアクセスして、言語種別の通知を
伴う言語表現用テーブル転送要求を行い、その転送要求
に呼応して前記サービス局から転送される言語表現用テ
ーブルの転送を受けて、その転送された言語表現用テー
ブルを前記言語表現用テーブル記憶手段に書き込むこと
により、前記言語表現用テーブル記憶手段に記憶される
言語表現用テーブルを書き換えるものであることを特徴
とする。
【0012】請求項4に記載の通信端末装置は、請求項
1、2または3のいずれかに記載の通信端末装置におい
て、前記言語表現用テーブル記憶手段とは別に、所定の
標準言語の言語表現用テーブルを記憶した標準言語表現
用テーブル記憶手段を更に備え、 前記言語表現用テー
ブル書換手段による前記言語表現用テーブル記憶手段に
記憶された言語表現用テーブルの書き換えが正常に完了
しなかった場合には、前記標準言語表現用テーブル記憶
手段に記憶された言語表現用テーブルを、前記所定の制
御手順により参照される言語表現用テーブルとして設定
する標準言語設定手段を更に備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
通信端末装置としてのファクシミリ装置1のブロック構
成を示している。
【0015】同図において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、フラッシュROM3、RAM4、スキ
ャナ5、プロッタ6、EEPROM7、RS232Cイ
ンターフェース8、操作表示部9、画像メモリ10、符
号化復号化部11、通信制御部12、網制御部13、及
び、システムバス14により構成されている。
【0016】システム制御部2は、フラッシュ(EE
P)ROM3に書き込まれた制御プログラムに従って、
RAM4を作業領域として使用しながら、装置各部を制
御するマイクロコンピュータである。
【0017】フラッシュROM3は、前述したように、
システム制御部2が上記装置各部を制御するための制御
プログラムや、後述する言語表現用テーブルが記憶され
ている、比較的大容量の電気的に書換可能な読み出し専
用メモリで、ブロック単位でのデータの消去書き換えを
電気的に行うことが可能なものである。
【0018】RAM4は、前述したようにシステム制御
部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモ
リである。
【0019】スキャナ5は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。プロッタ6は、受信した画情報を、その線密度に応
じて記録出力したり、スキャナ5で読み取った画情報
を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するた
めのものである。
【0020】EEPROMは、バイト単位のデータ書き
換えが可能であるが比較的容量の小さい電気的に書換可
能な読み出し専用メモリで、装置動作に必要な各種パラ
メータを装置電源断時にも保持するためのもである。
【0021】RS232Cインターフェース8は、PC
(パーソナルコンピュータ)20とのデータのやりとり
を行うためのインターフェースである。なお、PC20
とのデータをやりとりするインターフェースとしては、
RS232Cに限らず、セントロニクスインターフェー
ス、LANインターフェース等そのその他の形式のもの
であってもよいのはいうまでもない。なお、ファクシミ
リ装置1とRS232Cインターフェース8を介して接
続されるPC20は、インターネットへアクセスでき、
ホームページの閲覧や、ファイルのダウンロードを行え
る。
【0022】操作表示部9は、相手先ファクシミリ番号
を指定するためのテンキー、送信スタートキー、ワンタ
ッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが配設される
一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせ
るべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するも
のである。
【0023】図2に、本実施の形態と直接関係する部分
以外は、図示を省略した操作表示部9の配置構成例を示
す。
【0024】同図において、テンキー9aは、送信相手
先ファックス番号等を直接指定したりする際の番号入力
のために用いられるものである。[Yes]キー9b及
び[No]キー9cは、ユーザに決定または取消の各種
選択をさせるためのキーである。[ストップ]キー9d
は、各種動作の強制的な停止を指示するためのものであ
る。[スタート]キー9eは、ファクシミリ送信動作の
開始や、コピー動作の開始を指示するためのものであ
る。[ファンクション]キー9fは、ワンタッチダイヤ
ルの登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユーザパラメ
ータの設定機能や、ファクシミリ装置1の標準的なファ
クシミリ装置としての機能以外の、時刻指定送信、部門
コード指定送信、親展送信等の拡張的な機能を呼び出す
ためのもので、この[ファンクション]キー9fを押下
して、テンキー9aにより、各機能に対応した番号を入
力することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。
【0025】カーソルキー群9gは、[下矢印]キー9
gd、[左矢印]キー9gl、[右矢印]キー9gr、
及び、[上矢印]キー9guにより構成されている。
[下矢印]キー9gd及び[上矢印]キー9guは、各
キーの押下に応じて、表示器9hの表示内容を変更した
り、表示内容を上下にスクロールしたりするものであ
る。また、[左矢印]キー9gl及び[右矢印]キー9
grは、各キーの押下に応じて、表示器8hに表示され
た項目や機能等を選択するものである。表示器9hは、
ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセー
ジを表示するものである。
【0026】図1に戻って、画像メモリ10は、スキャ
ナ5で読み取った画情報を、メモリ送信するために一時
的にファイルとして蓄積したり、受信した画情報を、プ
ロッタ6により記録するまでファイルとして一時的に蓄
積したり、通信管理レポート等の各種レポートの画情報
やワンタッチダイヤル登録リストや短縮ダイヤル登録リ
ストの画情報をフォント展開して作成するための一時的
な記憶領域としても使用される。
【0027】符号化復号化部11は、送信画像データ
を、MH符号化方式、MR符号化方式、MMR符号化方
式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画
像データをMH符号化方式、MR符号化方式、MMR符
号化方式等に対応する所定の復号化方式で復号伸長する
ものである。
【0028】通信制御部12は、網制御部11を介した
G3またはG4ファクシミリ通信を制御するためのもの
である。網制御部11は、PSTNまたはISDNの回
線に接続されて、回線との接続制御を行うためのもので
ある。システムバス14は、上記各部がデータをやり取
りするための信号ラインである。なお、後述するサービ
ス局30も回線に接続されていて、ファクシミリ装置1
は回線を介してサービス局にアクセスできる。
【0029】ここで、本実施の形態に係るファクシミリ
装置1におけるフラッシュROM3の構成の比較のため
に、図3に従来の複数言語対応のROM3の構成につい
て示す。
【0030】同図において、フラッシュROM3には、
制御プログラムが格納されたプログラム領域、そのプロ
グラム領域に格納された制御プログラムが言語表現を伴
う制御をする際に参照される、英語表現用テーブル、独
語表現用テーブル、仏語表現用テーブル等の各言語に対
応した言語表現用テーブルを格納した領域、それらのテ
ーブルの格納位置を示す、言語表現テーブルへのポイン
タ群を記憶する領域等が含まれる。
【0031】プログラム領域に格納された制御プログラ
ムが、例えば「ダイヤル中」を示す言語表現を表示器9
hに表示しようとする場合には、現在設定されている言
語に対応した言語表現用テーブルの「ダイヤル中」を示
す言語表現の格納場所にアクセスして、例えば、現在設
定されている言語が英語であれば、「DIALING」
との表示を行い、独語や仏語であれば、「DIALIN
G」の意味を示す独語や仏語の言語表現を各テーブルか
ら読み出して表示を行う。
【0032】しかし、そのように、各言語ごとのテーブ
ルを全てROM3に格納するのでは、無駄が多い。
【0033】そこで、本実施の形態では、図4に示すよ
うに、フラッシュROM3には、プログラム領域に格納
された制御プログラムが言語表現を伴う制御をする際に
参照される言語表現用テーブルとして、標準言語として
の英語表現用テーブルと、ユーザ要求言語表現用テーブ
ルのみを格納すると共に、それらのテーブルの格納位置
を示す、言語表現テーブルへのポインタ群を記憶する。
【0034】図5に、英語表現用テーブル及びユーザ要
求言語表現用テーブルのアセンブラ記述レベルの構成に
ついて模式的に示す。同図において、ラベル「lcd_
usa」は、英語表現用テーブルへの開始アドレス(ポ
インタ)を示し、ラベル「lcd_user」は、ユー
ザ要求言語表現用テーブルの開始アドレスを示してい
る。英語表現用テーブルにおいて、ラベル「N_DIA
LING」(の指し示すアドレス)には、「DIALI
NG」との「ダイヤル中」を示す英語表現が対応付けて
格納されている。また、ユーザ要求言語(この場合日本
語)表現用テーブルにおいて、ラベル「N_DIALI
NG」(の指し示すアドレス)には、「ヨビダシチュ
ウ」との「ダイヤル中」を示す日本語表現が対応付けて
格納されている。プログラム領域に格納された制御プロ
グラムを実行するシステム制御部2は、「N_DIAL
ING」の表示する処理を行う際には、現在有効に設定
されている英語またはユーザ要求言語の表現用テーブル
の「N_DIALING」のアドレスにアクセスして、
格納されている文字列を読み出して表示する。また、図
示は省略しているが、ファクシミリ装置1の言語表現を
伴う制御手順のための多様な言語表現のブロックが、
「N_DIALING」と同様に各テーブルには登録さ
れている。
【0035】また、ファクシミリ装置1は、図6に示す
パラメータ設定テーブル7aをEEPROM7に記憶し
ている。同図において、パラメータ設定テーブル7aに
は、本実施の形態に係る、「選択言語」及び「サービス
局番号」が予め登録されている。「選択言語」は、フラ
ッシュROM3のプログラム領域に格納された制御手順
が参照すべき言語表現テーブルを指定するための設定
で、システム制御部2は、フラッシュROM3のポイン
タ群の「選択言語」の設定に対応するポインタに基づい
て、対応する言語表現テーブルを参照し、言語表現を伴
う制御手順を行う。
【0036】「サービス局番号」は、ファクシミリ装置
1が必要な情報を取得するためにアクセスするサービス
局30の番号で、サービス局へのアクセスが必要となっ
たときに参照されるものである
【0037】次に、ファクシミリ装置1におけるユーザ
要求言語用テーブル更新処理手順にの第1例について説
明する。
【0038】この第1例は、PC20からRS232C
インターフェース8を介してユーザ要求言語表現用テー
ブルの転送を受けるもので、PC20側で、予めファク
シミリ装置1に転送すべきユーザ要求言語用テーブルの
ファイルを用意する。
【0039】その用意の方法としては、メーカのサービ
スセンターからフロッピーディスクやCDROMの形態
でユーザの所望する言語に対応した表現用テーブルのフ
ァイルの提供を受けることが考えられる。また、ユーザ
要求言語表現用テーブル転送用のソフトウェアも、出荷
時に装置に添付するか、言語表現用テーブルのファイル
と併せてフロッピーディスクやCDROMの形態で提供
することが可能である。
【0040】また、PC20がインターネットにアクセ
ス可能な場合には、メーカが開設している、言語書き換
え用のホームページに、適当なブラウザソフトウェアを
起動してhttpプロトコルによりアクセスする方法も
考えられる。言語書き換え用のホームページは、図7に
示すように、各機種の装置(マシン)のそれぞに適合す
る各言語用のファイルが関連付けられていて、所望する
ファイルを選択してftpプロトコルを起動すること
で、所望する言語の表現用テーブルのファイルを取得す
ることができる。また、ユーザ要求言語表現用テーブル
転送用のソフトウェアのファイルも同様にホームページ
からダウンロードするようにしてもよい。
【0041】そのようにして取得したユーザ要求言語表
現用テーブル転送用のソフトウェアをPC20側で起動
し、用意した言語表現用テーブルのファイルのファクシ
ミリ装置1への転送を開始する一方、ファクシミリ装置
1では、図8に示す処理手順を行う。
【0042】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部2は、[ファンクション]キー9fの押下
と、テンキー9aによる番号「10」の入力の組合せ操
作があるか、すなわち、PC20からの言語表現用テー
ブル転送のモードが起動されるかを監視し(判断101
のNoループ)、PC20からの言語表現用テーブル転
送のモードか起動されると(判断101のYes)、表
示器9hに、図9に示す表示D01を表示して、PCか
らユーザ要求言語表現用テーブルを読み込む動作を[Y
es]キー9bを押下して起動するよう促し(処理10
2)、[Yes]キー9bが押下されるまで待つ(判断
103のNoループ)。
【0043】[Yes]キー9bが押下されると(判断
103のYes)、表示器9hに、図9に示す表示D0
2を表示して、テーブル読み込み中につき、図示しない
装置電源を落とさないよう促した上で(処理105)、
PC20から転送される言語表現用テーブルをRS23
2Cインターフェース8を介して読み込み、その読み込
んだテーブルを、ポインタlcd_userが指し示す
フラッシュROM3の領域に書き込む(処理106)。
【0044】そして、その書き込みが最後までエラーの
発生なく行われ、正常終了したか否かを判断し(判断1
07)、正常終了した場合には(判断107のYe
s)、図6に示したパラメータ設定テーブル7aの「選
択言語」の項目を「ユーザ要求言語」に設定し、以後の
言語表現を伴う制御手順においては、ユーザ要求言語表
現用テーブルがアクセスされるようにする(処理10
8)。
【0045】判断107において正常終了しなかった場
合には(判断107のNo)、図6に示したパラメータ
設定テーブル7aの「選択言語」の項目を「英語」に設
定し、以後の言語表現を伴う制御手順においては、英語
表現用テーブルがアクセスされるようにする(処理10
9)。
【0046】このように、第1例のユーザ要求言語用テ
ーブル更新処理手順によれば、PC20からの転送によ
り、装置で扱う言語を、必要ROM容量の増大なしに、
ユーザが所望する言語に容易に更新することができ、出
荷先ごとの言語の相違や、出荷後の使用言語の変更に柔
軟に対応することができるようになる。また、万一、書
き換え中に電源が落とされる等して、ユーザ要求言語用
テーブルの書き換えが正常に行えなかった場合には、標
準言語としての英語表現用テーブルが自動的に設定され
るため、ユーザ要求言語用テーブルの書き換え失敗によ
り言語表示が一切行えなくなってしまう事態を回避する
ことができ、図8の処理手順を起動するまでユーザ要求
言語用テーブルを使用した言語表示を行っていた場合に
おいて、図8の処理手順を起動して、書き換え失敗によ
りユーザ要求言語用テーブルが破壊されても、英語表示
により図8に示した処理手順をやり直して所望の言語へ
の切換をやり直すこともできるようになる。
【0047】次に、ファクシミリ装置1におけるユーザ
要求言語用テーブル更新処理手順にの第2例について説
明する。
【0048】この第2例では、図10に示す処理手順を
行う。
【0049】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部2は、[ファンクション]キー9fの押下
と、テンキー9aによる番号「20」の入力の組合せ操
作があるか、すなわち、サービス局30からの言語表現
用テーブルダウンロードのモードが起動されるかを監視
し(判断201のNoループ)、サービス局30からの
言語表現用テーブルダウンロードのモードが起動される
と(判断201のYes)、表示器9hに、図11に示
す表示D20を表示して、サービス局30からダウンロ
ードする所望の言語を[→]キー9grまたは[←]キ
ー9glを押下によるカーソル移動により選択するよう
促すと共に、選択が確定した場合には[Yes]キー9
bを押下するよう促すと共に(処理202)、ユーザに
より[→]キー9grまたは[←]キー9glが押下さ
れる毎に、カーソル(アンダーライン)を文字列「英
語」、「独語」、または、「仏語」の位置に移動表示さ
せると共に、現在のカーソル位置を記憶するカーソル制
御を行いつつ(処理203)、[Yes]キー9bが押
下されるまで待つ(判断204のNoループ)。
【0050】[Yes]キー9bが押下されると(判断
204のYes)、表示器9hに、図11に示す表示D
21を表示して、サービス局へアクセス中につき、図示
しない装置電源を落とさないよう促した上で(処理20
5)、図6のパラメータ設定テーブル7aに予め登録さ
れたサービス局番号に自動的に発呼して(処理20
6)、サービス局30にアクセスし、言語表現用テーブ
ルの転送をサービス局に対して要求する(処理20
7)。なお、その要求に際しては、判断204がYes
になった時点で選択されていた言語種別を、転送すべき
言語表現用テーブルの言語種別を指定する情報として併
せて通知する。また、機種コード等のその他の付帯情報
も併せて通知する。
【0051】ファクシミリ装置1からの転送要求を受け
たサービス局は、予め蓄積しておいた、各機種、各言語
毎の言語表現テーブルのうちの、ファクシミリ装置1か
ら転送要求された種別のものを読み出して、ファクシミ
リ装置1宛に転送するため、それに対応してファクシミ
リ装置1は、サービス局30からのテーブルの転送を受
け(処理208)、その転送されたテーブルを、ポイン
タlcd_userが指し示すフラッシュROM3の領
域に書き込む(処理209)。
【0052】そして、その書き込みが最後までエラーの
発生なく行われ、正常終了したか否かを判断し(判断2
10)、正常終了した場合には(判断210のYe
s)、図6に示したパラメータ設定テーブル7aの「選
択言語」の項目を「ユーザ要求言語」に設定し、以後の
言語表現を伴う制御手順においては、ユーザ要求言語表
現用テーブルがアクセスされるようにする(処理21
1)。
【0053】判断210において正常終了しなかった場
合には(判断210のNo)、図6に示したパラメータ
設定テーブル7aの「選択言語」の項目を「英語」に設
定し、以後の言語表現を伴う制御手順においては、英語
表現用テーブルがアクセスされるようにする(処理21
2)。
【0054】このように、第2例のユーザ要求言語用テ
ーブル更新処理手順によれば、サービス局からのダウン
ロードにより、装置で扱う言語を、必要ROM容量の増
大なしに、ユーザが所望する言語に容易に変更すること
ができ、出荷先ごとの言語の相違や、出荷後の使用言語
の変更に柔軟に対応することができるようになる。な
お、サービス局からの言語表現用テーブルのダウンロー
ド形態としては、例えば、G3ファクシミリの拡張手順
であるBFT(Binary File Transf
er)による方法が適用でき、また、独自の転送プロト
コルを適用するようにしてもよい。また、サービス局が
インターネットに接続され、ファクシミリ装置1もイン
ターネットにアクセス可能な場合には、インターネット
を介したftpプロトコル等による自動ダウンロードの
方法も適用可能である。また、万一、書き換え中に電源
が落とされる等して、ユーザ要求言語用テーブルの書き
換えが正常に行えなかった場合には、標準言語としての
英語表現用テーブルが自動的に設定されるため、ユーザ
要求言語用テーブルの書き換え失敗により言語表示が一
切行えなくなってしまう事態を回避することができ、図
10の処理手順を起動するまでユーザ要求言語用テーブ
ルを使用した言語表示を行っていた場合において、図1
0の処理手順を起動して、書き換え失敗によりユーザ要
求言語用テーブルが破壊されても、英語表示により図1
0に示した処理手順をやり直して所望の言語への切換を
やり直すこともできるようになる。
【0055】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明をファクシミリ装置に適用したが、本発明
は、その他各種通信端末装置に同様に適用可能なもの
で、また、通信端末装置が通信を行う回線やネットワー
クの種別により、本発明は限定されるものではない。
【0056】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記所定
の制御手順により参照される言語表現用テーブルを、外
部から入力される言語表現用テーブルに書き換えること
で、ROMの交換や、増設なしに、装置で使用する言語
種別を容易に変更することができるため、多様な言語表
現に低コストで柔軟に対応することが可能となる効果が
得られる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果に加えて、パーソナルコンピュー
タ等の外部のコンピュータ装置からのインターフェース
を介した転送により、前記所定の制御手順により参照さ
れる言語表現用テーブルを書き換えることができるた
め、本発明に係る通信端末装置本体に、言語表現用テー
ブル書き換え用の入力装置を設ける必要がなく、コンピ
ュータ装置の資源を利用した低コストでの言語表現用テ
ーブルの書き換えが可能となる効果が得られる。また、
コンピュータ装置からインターネットのホームページに
アクセスして所望の言語種別に対応した言語表現用テー
ブルをダウンロードして本発明に係る通信端末装置に転
送することで、出荷後の通信端末装置の使用言語の変更
に柔軟に対応でき、言語対応の為のサービスセンターへ
の問い合わせやサービスマンの呼び出しを省く事ができ
るようになるという効果が得られる。
【0058】請求項3に係る発明によれば、請求項1に
係る発明と同様の効果に加えて、サービス局への自動ア
クセスと自動ダウンロードにより、前記所定の制御手順
により参照される言語表現用テーブルを書き換えること
ができるため、本発明に係る通信端末装置本体に、言語
表現用テーブル書き換え用の入力装置を設ける必要がな
く、また、本発明に係る通信端末装置単体の操作のみ
で、低コストでの言語表現用テーブルの書き換えが可能
となり、出荷後の通信端末装置の使用言語の変更に柔軟
に対応でき、言語対応の為のサービスセンターへの問い
合わせやサービスマンの呼び出しを省く事ができるよう
になるという効果が得られる。
【0059】請求項4に係る発明によれば、前記言語表
現用テーブル記憶手段に記憶された言語表現用テーブル
の書き換えに失敗して当該言語表現用テーブルが破壊さ
れてしまった場合でも、前記標準言語用テーブルを参照
した前記標準言語での動作が可能であるため、言語表示
を一切行えなくなってしまう事態を回避することが可能
となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置として
のファクシミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の、本実施の形態と直接関係する部分以外は
図示を省略した配置構成例を示す図である。
【図3】多数の言語表現用テーブルの領域を含む従来の
ROM構成について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るフラッシュROMの
構成について示す図である。
【図5】英語表現用テーブル及びユーザ要求言語表現テ
ーブルの構成について模式的に示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるパラメータ設定テーブルについて示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
ユーザ要求言語表現テーブルをアップロードするPCが
アクセスするホームページ例について示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるユーザ要求言語表現テーブル更新処理手順につい
て示すフローチャートである。
【図9】図8の処理手順における表示例について示す図
である。
【図10】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における図8とは別のユーザ要求言語表現テーブル更新
処理手順について示すフローチャートである。
【図11】図10の処理手順における表示例について示
す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 フラッシュROM 4 RAM 5 スキャナ 6 プロッタ 7 EEPROM 7a パラメータテーブル 8 RS232Cインターフェース 9 操作表示部 9a テンキー 9b [Yes]キー 9c [No]キー 9d [ストップ]キー 9e [スタート]キー 9f [ファンクション]キー 9g カーソルキー群 9gd [下矢印]キー 9gl [左矢印]キー 9gr [右矢印]キー 9gu [上矢印]キー 9h 表示器 10 画像メモリ 11 符号化復号化部 12 通信制御部 13 網制御部 14 システムバス 20 PC 30 サービス局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA14 AB20 AB23 AB44 AC22 AC35 AE08 AF18 5K027 CC02 FF02 FF22 HH26 5K030 GA18 HB04 JT05 KA02 KA19 LE11 5K034 AA17 CC04 EE12 EE13 FF13 HH01 HH02 HH38 5K101 KK01 LL01 LL03 MM07 NN21 PP06 9A001 BB04 CC02 CC04 HH11 JJ12 JJ21 JJ25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手装置との間で通信を行う一方、言語
    表現用テーブルを参照しつつ所定の言語での表現を伴う
    所定の制御手順を行う通信端末装置において、 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ内の所定領
    域に配置され、前記所定の制御手順により参照される言
    語表現用テーブルを記憶する言語表現用テーブル記憶手
    段と、前記言語表現用テーブル記憶手段に記憶される言
    語表現用テーブルを外部から入力される言語表現用テー
    ブルに書き換える言語表現用テーブル書換手段とを備え
    たことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記言語表現用テーブル書換手段は、コ
    ンピュータ装置からインターフェースを介して言語表現
    用テーブルの転送を受けて、その転送された言語表現用
    テーブルを前記言語表現用テーブル記憶手段に書き込む
    ことにより、前記言語表現用テーブル記憶手段に記憶さ
    れる言語表現用テーブルを書き換えるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記言語表現用テーブル書換手段は、言
    語種別の指定を伴う言語表現用テーブル書換指示の所定
    の操作入力があると、予め登録したサービス局に自動的
    にアクセスして、言語種別の通知を伴う言語表現用テー
    ブル転送要求を行い、その転送要求に呼応して前記サー
    ビス局から転送される言語表現用テーブルの転送を受け
    て、その転送された言語表現用テーブルを前記言語表現
    用テーブル記憶手段に書き込むことにより、前記言語表
    現用テーブル記憶手段に記憶される言語表現用テーブル
    を書き換えるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記言語表現用テーブル記憶手段とは別
    に、所定の標準言語の言語表現用テーブルを記憶した標
    準言語表現用テーブル記憶手段を更に備え、 前記言語表現用テーブル書換手段による前記言語表現用
    テーブル記憶手段に記憶された言語表現用テーブルの書
    き換えが正常に完了しなかった場合には、前記標準言語
    表現用テーブル記憶手段に記憶された言語表現用テーブ
    ルを、前記所定の制御手順により参照される言語表現用
    テーブルとして設定する標準言語設定手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記
    載の通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306359A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Kyocera Mita Corp 機器制御システム及び機器制御方法
JP2008263505A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Aplix Corp 複数言語に対応可能な携帯端末

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