JP2003032381A - 情報通信端末装置、及びプログラム - Google Patents

情報通信端末装置、及びプログラム

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JP2003032381A
JP2003032381A JP2001216782A JP2001216782A JP2003032381A JP 2003032381 A JP2003032381 A JP 2003032381A JP 2001216782 A JP2001216782 A JP 2001216782A JP 2001216782 A JP2001216782 A JP 2001216782A JP 2003032381 A JP2003032381 A JP 2003032381A
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control program
communication terminal
program
function
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JP2001216782A
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Masakuni Iwanaga
正国 岩永
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、情報通信端末装置のメモリ
を節約し、情報通信端末装置のコストダウンを図り、利
用者による周辺装置用のドライバプログラムのダウンロ
ード及びインストール操作を簡略化し、また常に最新の
ドライバプログラムにバージョンアップできるようにす
ることである。 【解決手段】 携帯電話1のCPU11は、データ通信
可能時に周辺装置19が着脱されると割り込み処理を実
行する。CPU11は、割り込み処理において、周辺装
置19内のメモリ20からURL情報を取得し、このU
RL情報からインターネットN上のFTPサーバ6にア
クセスし、ドライバプログラムファイル名(バージョン
情報)を取得する。メモリ20にドライバプログラムの
圧縮ファイルが記憶されていれば、このファイルのバー
ジョン情報を読み出し、FTPサーバ6から取得したバ
ージョン情報と比較し、より新しいバージョンのファイ
ルをメモリ20に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク通信
を行い、周辺装置への接続が可能な情報通信端末装置、
及びその制御用のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パソコン、モバイルパソコンのみ
ならず、PDA(Personal Digital Assistants)、携
帯電話、等の情報通信端末装置が広く普及し、このよう
な様々な情報通信端末装置に、例えばプリンタやデジタ
ルカメラ等の周辺装置を接続することにより、情報通信
端末装置の機能拡張を行うことが一般的になっている。
このような情報通信端末装置の中でも、特に携帯電話等
の小型のものについては、各種周辺装置を接続する場合
には、情報通信端末装置に汎用のインターフェースを1
つだけ設けておき、複数の周辺装置の中から必要に応じ
て所望の周辺装置を選択して接続することにより、情報
通信端末装置のハードウェア資源の有効な利用を図って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報通信端末装置においては、各種周辺装置
を接続する際に、この接続する周辺装置を動作させるた
めのドライバプログラムを、予め情報通信端末装置内に
組み込んでおく必要があった。そのため、複数の周辺装
置と接続する場合には、複数のドライバプログラムを記
憶するための大容量のメモリが必要であり、情報通信端
末装置のコストが高くなるという問題があった。
【0004】これに対して、最初から情報通信端末装置
にドライバプログラムを組み込まずに、必要に応じて、
CD−ROM等から情報通信端末装置にその都度ドライ
バプログラムを読み込むことにより、情報通信端末装置
のメモリを節約する方法がある。しかし、この方法によ
ると、情報通信端末装置内に大型の読み取り装置を用意
しなければならず、PDAや携帯電話等の小型の装置に
は適していなかった。
【0005】また、周辺装置に、この周辺装置を動作さ
せるためのドライバプログラムを予め内蔵しておく方法
もあるが、外出先等でドライバプログラムのバージョン
アップが簡単にできないという問題があった。さらに、
インターネット上のサイトから、必要に応じてその都度
ドライバプログラムをダウンロードする方法もあるが、
利用者は、各種周辺装置に応じたネットワーク上のサイ
ト、ドライバプログラムの種類等を覚えておく必要があ
り、またダウンロード操作も非常に面倒なものであり、
簡単に利用できる方法ではなかった。
【0006】本発明の課題は、情報通信端末装置のメモ
リを節約し、情報通信端末装置のコストダウンを図り、
利用者による周辺装置用のドライバプログラムのダウン
ロード及びインストール操作を簡略化し、また常に最新
のドライバプログラムにバージョンアップできるように
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種周辺装置を必要に応じて接続して利用可能な通信機
能を備えた情報通信端末装置において、周辺装置が情報
通信端末装置に接続されたことを検出する検出手段(例
えば、図2のCPU11)と、前記検出手段によって周
辺装置の接続が検出された場合に、該周辺装置内に記憶
されている識別情報を取得する識別情報取得手段(例え
ば、図2のCPU11)と、前記識別情報取得手段によ
って取得された該周辺装置の識別情報に基づいて該周辺
装置の制御用プログラムが記憶されているネットワーク
上の場所を特定する特定手段(例えば、図2のCPU1
1)と、前記特定手段によって特定されたネットワーク
上の場所から該周辺装置の制御用プログラムを取得する
プログラム取得手段(例えば、図2のCPU11)と、
を具備したことを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、各種周
辺装置を必要に応じて接続して利用可能な通信機能を備
えた情報通信端末装置において、検出手段は、周辺装置
が情報通信端末装置に接続されたことを検出し、識別情
報取得手段は、前記検出手段によって周辺装置の接続が
検出された場合に、該周辺装置内に記憶されている識別
情報を取得し、特定手段は、前記識別情報取得手段によ
って取得された該周辺装置の識別情報に基づいて、該周
辺装置の制御用プログラムが記憶されているネットワー
ク上の場所を特定し、プログラム取得手段は、前記特定
手段によって特定されたネットワーク上の場所から該周
辺装置の制御用プログラムを取得する。
【0009】したがって、情報通信端末装置のメモリを
節約して、情報通信端末装置の製造に要するコストを低
減し、利用者による周辺装置用のドライバプログラムの
ダウンロード及びインストール操作を簡略化することが
できる。
【0010】請求項4記載の発明は、各種周辺装置を必
要に応じて接続して利用可能な通信機能を備えた情報通
信端末装置において、周辺装置が情報通信端末装置に接
続されたことを検出する検出手段と(例えば、図2のC
PU11)、前記接続された周辺装置のメモリに該周辺
装置の制御用プログラムが記憶されている場合に、該周
辺装置から該制御用プログラムを取得する第1の取得手
段(例えば、図2のCPU11)と、ネットワーク上の
サーバ装置2アクセス可能である場合に、該サーバ装置
から該周辺装置の制御用プログラムを取得する第2の取
得手段(例えば、図2のCPU11)と、前記第1の取
得手段または前記第2の取得手段によって取得可能な最
も新しい制御用プログラムを取得し、該周辺装置の制御
用プログラムとして利用する取得制御手段(例えば、図
2のCPU11)と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0011】この請求項4記載の発明によれば、各種周
辺装置を必要に応じて接続して利用可能な通信機能を備
えた情報通信端末装置において、検出手段は、周辺装置
が情報通信端末装置に接続されたことを検出し、第1の
取得手段は、前記接続された周辺装置のメモリに該周辺
装置の制御用プログラムが記憶されている場合に、該周
辺装置から該制御用プログラムを取得し、第2の取得手
段は、ネットワーク上のサーバ装置にアクセス可能な状
態である場合に、該サーバ装置から該周辺装置の制御用
プログラムを取得し、取得制御手段は、前記第1の取得
手段または前記第2の取得手段によって取得可能な最も
新しい制御用プログラムを取得し、該周辺装置の制御用
プログラムとして利用する。
【0012】したがって、情報通信端末装置のメモリを
節約し、情報通信端末装置の製造に要するコストを低減
し、利用者による周辺装置用のドライバプログラムのダ
ウンロード及びインストール操作を簡略化し、また常に
最新のドライバプログラムにバージョンアップし、該最
新のドライバプログラムを利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明を適用した実施の形態を詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明を適用した情報通信システム100について
説明するための図である。
【0014】まず、構成を説明する。図1は、本発明を
適用した情報通信システム100の概略図である。図1
に示すように、携帯電話1は、インターネットNを介し
て、ネットワーク上のFTPサーバ6に接続される。こ
のFTPサーバ6には、URL情報に対応したドライバ
プログラムの圧縮ファイルを記憶したデータベース7が
接続されている。また、携帯電話1は、必要に応じて、
周辺装置であるプリンタ2、カメラ3、音楽プレーヤ
4、スキャナ5、のうちの1つと選択的に接続される。
これらの周辺装置は、各々内部にメモリを備える。
【0015】図2は、図1に示した携帯電話1の要部構
成を示すブロック図である。この図1において、携帯電
話1は、CPU11、入力装置12、表示装置13、通
信装置14、ROM15、RAM16、インターフェー
ス装置17により構成されており、各部はバス18によ
り接続されている。
【0016】CPU(Central Processing Unit)11
は、ROM15に記憶される各種システムプログラムを
読み出して実行し、各部を駆動制御する。また、CPU
11は、入力装置12における入力操作に従って、RO
M15に記憶された各種アプリケーションプログラムを
読み出して実行し、携帯電話1の各種機能を実現する。
【0017】具体的には、CPU11は、後述する割り
込み処理(図3参照)において、周辺装置19の接続を
検出すると、周辺装置19のメモリ20からインターフ
ェース装置17を介してURL情報を取得し、このUR
L情報に基づいてインターネットN上のFTPサーバ6
にアクセスし、ドライバプログラムのファイル名(バー
ジョン情報)を取得する。
【0018】CPU11は、このバージョン情報と、周
辺装置19のメモリ20内に格納されているドライバプ
ログラムのバージョンとを比較し、この比較結果に基づ
いて、FTPサーバから携帯電話1にドライバプログラ
ムの圧縮ファイルをダウンロードしたり、この圧縮ファ
イルを周辺装置19のメモリ20にインストールする。
【0019】また、CPU11は、周辺装置19のメモ
リ20内に格納されたドライバプログラムファイルをR
AM16のワークエリアにおいて解凍し、RAM16の
空きエリアに格納し、周辺装置19に対して実行し、こ
の周辺装置19を動作させる。
【0020】この他、CPU11は、インターフェース
装置17から入力される、インターフェースに含まれる
特定の信号ラインのレベル情報から、信号ラインのレベ
ル変化と変化の方向とを検出し、この変化の方向から周
辺装置19が携帯電話1に接続されているか否かを判別
する。
【0021】なお、上記の携帯電話1と周辺装置19と
の接続状態の判別については、CPU11がインターフ
ェース装置17から周辺装置19の着脱に関する情報を
取得する構成とする代わりに、利用者が、携帯電話1に
周辺装置19を着脱させる度に、入力装置12から着脱
の情報を入力することとしてもよい。
【0022】入力装置12は、文字キー、数字キーの
他、通話開始・切断、電話帳編集等の各種機能に対応づ
けられた各種キーを備え、操作されたキーに対応する操
作信号をCPU11へ出力する。
【0023】表示装置13は、液晶ディスプレイ等によ
り構成され、入力装置12やインターフェース装置17
における入力内容や、電話帳データの内容、あるいは実
行中の処理に係るメッセージ等の、CPU11から入力
される表示データを表示画面に表示させる。
【0024】通信装置14は、携帯電話1とサーバ等の
外部の機器とを、上記インターネットNやその他の通信
回線等の伝送媒体を介して接続するためのターミナルで
あり、アンテナ(図示略)を備え、無線基地局(図示
略)との間で無線信号を送受信して、通話機能を実行す
る。また、通信装置14は、RAM16に格納されたデ
ータ等をインターネットNを介してFTPサーバ6に送
信、あるいは、FTPサーバ6から送信されたデータ等
を受信してデータ通信機能を実行する。
【0025】ROM(Read Only Memory)15は、フラ
ッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable
Programmable Read-Only Memory)、EPROM(Erasa
bleProgrammable Read-Only Memory)等の半導体記憶素
子によってなり、携帯電話機2の基本制御プログラム、
後述する割り込み処理を実行するための割り込み処理プ
ログラム、その他各種プログラムの他、これらのプログ
ラムに係るデータ等を記憶する。
【0026】RAM(Random Access Memory)16は、
CPU11によって実行される各種プログラム及びこれ
らプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエ
リアを形成し、上記周辺装置19のドライバプログラム
を必要に応じて記憶する。
【0027】インターフェース装置17は、外部機器と
接続されて、相互に情報通信を行う。例えば、図2に示
すように、インターフェース装置17は、接続ケーブル
22によって周辺装置19に内蔵されたインターフェー
ス装置21と接続され、CPU11からの指示により、
携帯電話1のRAM16に格納されている各種プログラ
ム及びデータと、周辺装置19のメモリ20に格納され
ている各種プログラム及びデータとを授受する。また、
インターフェース装置17は、周辺装置19との着脱の
際に、特定の信号ラインのレベル情報をCPU11に出
力し、これによりCPU11は周辺装置19の着脱を検
出する。
【0028】周辺装置19は、図1に示すように、例え
ばプリンタ2、カメラ3、音楽プレーヤ4、スキャナ
5、等であり、携帯電話1に接続されて、携帯電話1の
機能拡張を行う。周辺装置19は、メモリ20を内蔵
し、周辺装置19を動作させるためのドライバプログラ
ムの圧縮ファイルや、周辺装置19に対応するドライバ
プログラムを取得できる、インターネットN上の所在を
示す特定形式のURL情報等を記憶している。
【0029】例えば、図1に示すA社のプリンタ2内の
メモリに記憶されている上記特定形式のURL情報
は、"ftp://A_company.svr/driver/printer/"と、表さ
れる。このURL情報は、ドライバプログラムを提供す
るインターネットN上の、周辺装置19のメーカーA社
が運営するFTPサーバ6を指定するネットワークアド
レス部"ftp://A_company.svr/"と、このサーバ装置上の
プログラムファイル上のドライバプログラムファイルが
記憶されているディレクトリを指定するパス部"driver/
printer/"とからなる。このURL情報をもとにFTP
サーバにアクセスすると、上記ディレクトリ下にバージ
ョン情報を示す数字を含む"printer21.drv"が付加され
たプログラムファイル名(バージョン情報)のドライバ
プログラムが取得される。なお、このドライバプログラ
ムは、図2に示すFTPサーバ6に接続されたデータベ
ース7において、圧縮ファイルの形式で記憶されてい
る。
【0030】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。図1の携帯電話1のCPU11により実行される割
り込み処理について、図3のフローチャートに基づいて
説明する。ここで、このフローチャートに記述されてい
る各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能
なプログラムコードの形態でROM15に格納されてお
り、CPU11はこのプログラムコードに従った動作を
逐次実行する。また、CPU11は、伝送媒体(例え
ば、インターネットN)を介して伝送されてきたプログ
ラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。
すなわち、ROM15の他、伝送媒体を介して外部供給
されたプログラム及びデータを利用してこの実施の形態
特有の動作を実行することもできる。
【0031】図3に示すように、携帯電話1のCPU1
1は、割り込み処理において、まず図2に示したインタ
ーフェース装置17から取得する信号ラインのレベル変
化から、周辺装置19が携帯電話1から外されたか否か
を判別する(ステップS1)。外された場合には(ステ
ップS1;YES)、CPU11はRAM16に格納さ
れているドライバプログラムを削除して(ステップS1
3)、割り込み処理を終了する。一方、外されない場合
には(ステップS1;NO)、CPU11は、インター
フェース装置17から取得した信号ラインのレベル変化
から、携帯電話1と周辺装置19とが接続されたか否か
をさらに判別する(ステップS2)。
【0032】携帯電話1と周辺装置19とが接続されな
い場合は(ステップS2;NO)、ステップS1に戻
る。接続された場合には(ステップS2;YES)、C
PU11は、携帯電話1がインターネットNを介してデ
ータ通信可能な状態であるか否かをさらに判別する(ス
テップS3)。データ通信可能な状態である時は(ステ
ップS3;YES)、CPU11は、インターフェース
装置17を介して、周辺装置19のメモリ20に記憶さ
れているURL情報を読み出し(ステップS4)、この
読み出したURL情報に基づいてインターネットN上の
FTPサーバ6にアクセスすることにより、このFTP
サーバ6に接続されているデータベース7からドライバ
プログラムファイル名(バージョン情報)を取得して
(ステップS5)、ステップS5に移行する。一方、上
記ステップS3において、データ通信が不可能な場合に
は(ステップS3;NO)、そのままステップS5に移
行する。
【0033】ステップS5において、CPU11は、周
辺装置19のメモリ20内に周辺装置19を動作させる
ためのドライバプログラムの圧縮ファイルが記憶されて
いるか否かを判別する(ステップS6)。メモリ20に
ドライバプログラムの圧縮ファイルが存在しない場合は
(ステップS6;NO)、ステップS8に移行する。
【0034】また、ステップS6において、周辺装置1
9のメモリ20にドライバプログラムの圧縮ファイルが
記憶されている場合には(ステップS6;YES)、C
PU11は周辺装置19からドライバプログラムファイ
ル名(バージョン情報)を取得する(ステップS7)。
次いで、CPU11は、ステップS5でFTPサーバ6
から取得したバージョン情報、及び周辺装置19から取
得したバージョン情報の新旧を比較する(ステップS
8)。
【0035】ここで、CPU11は、ステップS3にお
いて通信不可能であり、ステップS6において周辺装置
19にもファイルが存在せず、バージョン情報を取得で
きるファイルがない場合には(ステップS8;なし)、
割り込み処理をエラー終了する。また、ステップS3に
おいて通信不可能であり、周辺装置19のみからバージ
ョン情報を取得した場合、あるいはステップS5及びス
テップS7において周辺装置19及びFTPサーバ6か
ら得られたバージョン情報を比較し、より新しいバージ
ョン情報を有するファイルが周辺装置19内にある場合
には(ステップS8;周辺装置19内)、CPU11
は、周辺装置19のメモリ20からドライバプログラム
の圧縮ファイルを取得し(ステップS15)、ステップ
S12に移行する。
【0036】一方、ステップS6において周辺装置19
にファイルが存在せず、FTPサーバ6のみからバージ
ョン情報を取得した場合、あるいはステップS5及びス
テップS7において周辺装置19及びFTPサーバ6か
ら得られたバージョン情報を比較し、より新しいバージ
ョン情報を有するファイルがFTPサーバ6内にある場
合には(ステップS8;FTPサーバ6内)、CPU1
1は、ファイル転送用のFTPプロトコル等により、F
TPサーバ6からドライバプログラムの圧縮ファイルを
ダウンロードする(ステップS9)。
【0037】次いで、CPU11は、周辺装置19のメ
モリ20における、FTPサーバ6からダウンロードし
たファイルのための記憶エリアの有無を判別し(ステッ
プS10)、記憶エリアが存在しない場合には(ステッ
プS10;NO)、ステップS12に移行する。また、
記憶エリアが存在する場合には(ステップS10;YE
S)、ドライバプログラムの圧縮ファイルを周辺装置1
9のメモリ20にインストールし(ステップS11)、
ステップS12に移行する。
【0038】ステップS12において、CPU11は、
メモリ20内のドライバプログラムの圧縮ファイルをR
AM16のワークエリアに読み出して解凍し、RAM1
6の空きエリアに格納し、割り込み処理を終了する。
【0039】以上のように、本実施の形態において、携
帯電話1のCPU11は、インターネットNを介してデ
ータ通信可能な場合に、周辺装置19が着脱されると割
り込み処理を実行する。CPU11は、この割り込み処
理において、周辺装置19内のメモリ20からURL情
報を取得し、このURL情報に基づいてインターネット
N上のFTPサーバ6にアクセスし、ドライバプログラ
ムファイル名(バージョン情報)を取得する。メモリ2
0にドライバプログラムの圧縮ファイルが記憶されてい
れば、このファイルのバージョン情報を読み出して、F
TPサーバ6から取得したバージョン情報と比較し、よ
り新しいバージョンのファイルをメモリ20に保存す
る。
【0040】また、CPU11は、このメモリ20にイ
ンストールしたドライバプログラムの圧縮ファイルをR
AM16のワークエリアにて解凍し、RAM16の空き
エリアに格納し、周辺装置19に対してドライバプログ
ラムを実行する。携帯電話1から周辺装置19が外され
ると、CPU11はRAM16に格納していたドライバ
プログラムのファイルを削除する。
【0041】したがって、本発明を適用した通信システ
ム100によれば、予め携帯電話1内に周辺装置19を
動作させるためのドライバプログラムを記憶しておく必
要がないため、携帯電話1のメモリを節約でき、そのた
め携帯電話1の製造に要するコストを低減することがで
きる。
【0042】また、周辺装置19を携帯電話1から外し
た際に、携帯電話1のRAM16内に格納したドライバ
プログラムを自動的に削除することにより、例えば図1
に示したような複数の周辺装置(A社のプリンタ2、B
社のカメラ3、B社の音楽プレーヤ4、C社のスキャナ
5)を携帯電話1に接続した場合にも、携帯電話1内に
複数のドライバプログラムが格納されることを防ぎ、携
帯電話1のメモリを有効利用することができる。
【0043】さらに、携帯電話1のCPU11は、デー
タ通信可能時に周辺装置19が接続されると、自動的に
インターネットNを介してFTPサーバ6に自動的に接
続し、必要に応じて最新バージョンのドライバプログラ
ムを取得するため、利用者による周辺装置用のドライバ
プログラムのダウンロード及びインストール操作が大幅
に簡略化されるとともに、常に最新のドライバプログラ
ムにバージョンアップできる。
【0044】また、周辺装置19内には、上記の通り、
データ通信機能を有する携帯電話に接続される度に、自
動的にバージョンアップされた最新のドライバプログラ
ムに更新されるため、データ通信機能を有さない携帯電
話に接続された場合でも、その携帯電話の利用者は、周
辺装置19内に記憶された、最新の、もしくは比較的新
しいドライバプログラムを利用することができる。
【0045】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。例えば、上記各実施の形態において
は、周辺装置19内のメモリ20に記憶されたURL情
報をもとにFTPサーバ6にアクセスして、周辺装置1
9に対応するドライバプログラムを取得する例について
説明したが、例えば、周辺装置のメーカー名、デバイス
種類等を、識別情報として周辺装置内のメモリに記憶さ
せ、メーカー名とデバイス種類との組み合わせに対応す
るURL情報を記憶したテーブルを携帯電話に記憶さ
せ、このテーブルから参照されるURLにアクセスする
ようにしてもよい。
【0046】上記実施の形態においては、携帯電話1か
ら周辺装置19を外すと同時にRAM16内のドライバ
プログラムを削除しているが、新たに周辺装置19と接
続されて、新たなドライバプログラムをRAM16に格
納する際に、既存のドライバプログラムをRAM16か
ら削除することとしてもよい。
【0047】また、上記実施の形態においては、携帯電
話1と周辺装置19との着脱については、CPU11が
インターフェース装置17を介して信号ラインのレベル
変化を取得することにより検出し、割り込み処理を自動
的に実行しているが、利用者が周辺装置19の着脱の情
報を入力装置12から入力するようにして、手動で割り
込み処理を開始させることとしてもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明の情報通信端末
装置、及び請求項6記載の発明のプログラムによれば、
情報通信端末装置のメモリを節約し、情報通信端末装置
の製造に要するコストを低減するとともに、利用者によ
る周辺装置用のドライバプログラムのダウンロード及び
インストール操作を簡略化することができる。
【0049】請求項4及び請求項5記載の発明の情報通
信端末装置、及び請求項7記載の発明のプログラムによ
れば、情報通信端末装置のメモリを節約し、情報通信端
末装置の製造に要するコストを低減し、利用者による周
辺装置用のドライバプログラムのダウンロード及びイン
ストール操作を簡略化するとともに、常に最新のドライ
バプログラムにバージョンアップし、この最新のドライ
バプログラムを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報通信システム100の概
略図である
【図2】図1の携帯電話1の要部構成を示すブロック図
である。
【図3】図2のCPU11により実行される割り込み処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報通信システム 1 携帯電話 2 プリンタ 3 カメラ 4 音楽プレーヤ 5 スキャナ 6 FTPサーバ 7 データベース 11 CPU 12 入力装置 13 表示装置 14 通信装置 15 ROM 16 RAM 17 インターフェース装置 18 バス 19 周辺装置 20 メモリ 21 インターフェース装置 22 接続ケーブル N インターネット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 1/02 C 5K101 1/02 1/21 Z 1/21 1/725 1/725 G06F 9/06 610R Fターム(参考) 5B076 AA01 AC03 BB04 BB06 5B082 HA05 HA08 5B085 BG07 CA04 5K023 AA07 MM00 MM25 NN06 PP02 5K027 AA11 BB01 CC08 HH26 KK07 5K101 KK16 LL12 MM07 NN18 NN25 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種周辺装置を必要に応じて接続して利用
    可能な通信機能を備えた情報通信端末装置において、 周辺装置が情報通信端末装置に接続されたことを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段によって周辺装置の接続が検出された場合
    に、該周辺装置内に記憶されている識別情報を取得する
    識別情報取得手段と、 前記識別情報取得手段によって取得された該周辺装置の
    識別情報に基づいて該周辺装置の制御用プログラムが記
    憶されているネットワーク上の場所を特定する特定手段
    と、 前記特定手段によって特定されたネットワーク上の場所
    から該周辺装置の制御用プログラムを取得するプログラ
    ム取得手段と、 を具備したことを特徴とする情報通信端末装置。
  2. 【請求項2】前記周辺装置が情報通信端末装置から外さ
    れたことを検出する検出手段と、 前記検出手段によって周辺装置が外されたことが検出さ
    れた場合に、前記プログラム取得手段によって取得され
    た該周辺装置用の制御用プログラムをメモリ上から削除
    する削除手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の情報
    通信端末装置。
  3. 【請求項3】前記識別情報は、インターネット上の場所
    を示すURL情報であることを特徴とする請求項1記載
    の情報通信端末装置。
  4. 【請求項4】各種周辺装置を必要に応じて接続して利用
    可能な通信機能を備えた情報通信端末装置において、 周辺装置が情報通信端末装置に接続されたことを検出す
    る検出手段と、 前記接続された周辺装置のメモリに該周辺装置の制御用
    プログラムが記憶されている場合に、該周辺装置から該
    制御用プログラムを取得する第1の取得手段と、 ネットワーク上のサーバ装置にアクセス可能な状態であ
    る場合に、該サーバ装置から該周辺装置の制御用プログ
    ラムを取得する第2の取得手段と、 前記第1の取得手段または前記第2の取得手段によって
    取得可能な最も新しい制御用プログラムを取得し、該周
    辺装置の制御用プログラムとして利用する取得制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする情報通信端末装置。
  5. 【請求項5】前記第2の取得手段により取得された制御
    用プログラムが前記第1の取得手段により取得された制
    御用プログラムよりも新しい場合に、該周辺装置側のメ
    モリに記憶された制御用プログラムを、前記第2の取得
    手段により取得された制御用プログラムで上書き更新す
    る更新手段と、 をさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の情報
    通信端末装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 各種周辺装置を必要に応じて接続して利用する機能と、 通信機能と、 周辺装置が情報通信端末装置に接続されたことを検出す
    る機能と、 前記検出する機能によって該周辺装置の接続が検出され
    た場合に、該周辺装置内に記憶されている識別情報を取
    得する機能と、 前記識別情報を取得する機能によって取得された該周辺
    装置の識別情報に基づいて該周辺装置の制御用プログラ
    ムが記憶されているネットワーク上の場所を特定する機
    能と、 前記特定する機能によって特定されたネットワーク上の
    場所から該周辺装置の制御用プログラムを取得し、該周
    辺装置の制御用プログラムとして利用する機能と、 を実現させるためのプログラム。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 各種周辺装置を必要に応じて接続して利用する機能と、 通信機能と、 前記周辺装置が前記情報通信端末装置に接続されたこと
    を検出する機能と、 前記接続された周辺装置のメモリに該周辺装置の制御用
    プログラムが記憶されている場合に、該周辺装置から該
    制御用プログラムを取得する機能と、 ネットワーク上のサーバ装置にアクセス可能な状態であ
    る場合に、該サーバ装置から該周辺装置の制御用プログ
    ラムを取得する機能と、 前記周辺装置または前記サーバ装置から取得可能な最も
    新しい制御プログラムを取得し、該周辺装置の制御用プ
    ログラムとして利用する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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