JPH10313380A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH10313380A
JPH10313380A JP9137628A JP13762897A JPH10313380A JP H10313380 A JPH10313380 A JP H10313380A JP 9137628 A JP9137628 A JP 9137628A JP 13762897 A JP13762897 A JP 13762897A JP H10313380 A JPH10313380 A JP H10313380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
optical communication
facsimile
information processing
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9137628A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichirou Kondou
伊智朗 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9137628A priority Critical patent/JPH10313380A/ja
Publication of JPH10313380A publication Critical patent/JPH10313380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は光通信によりパーソナルコンピュータ
等の情報処理装置との間でファイルを送・受信するファ
クシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、回線Lに接続され
た相手ファクシミリ装置からモデム9及びNCU10を
介して画情報をファクシミリ受信したり、電子メールを
受信すると、制御部8の制御下で、受信画情報や電子メ
ールを一旦メモり2に蓄積した後、あるいは、直接光通
信ポート制御部5及び光通信ポート6によりパーソナル
コンピュータ等の情報処理装置とIrDA等の通信方式
により情報処理装置に光送信する。また、ファクシミリ
装置1は、光通信ポート制御部5の制御下で光通信ポー
ト6を介して情報処理装置からファイルを受信すると、
受信ファイルを制御部8の制御下でメモリ2に一旦蓄積
した後又は直接モデム9及びNCU10を介して回線L
に接続された相手ファクシミリ装置に画情報として、又
は、情報処理装置に電子メールとして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、光通信によりパーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置と情報の授受を行うファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、原
稿の画像を読み取る読取部、相手ファクシミリ装置との
間でファクシミリ制御信号と画情報をファクシミリ通信
する送受信部、受信した画情報を記録紙に記録出力する
記録部及び各種動作の指示操作を行う操作部等を備え、
1つの独立した機器として機能している。
【0003】そして、このファクシミリ装置は、その受
信画情報を、記録紙に直接記録出力したり、メモリに一
時保存した後、記録紙紙に記録出力したり、さらには、
他のファクシミリ装置に転送したりして、画情報を出力
している。
【0004】ところが、近時、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置の普及に伴って、ファクシミリ装置の
画情報をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置で利
用して、画情報を有効利用することが望まれている。
【0005】そこで、近時、フロッピーディスクドライ
ブを備えたファクシミリ装置が出現しており、このよう
なファクシミリ装置においては、受信画情報をフロッピ
ーディスクに出力し、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置で利用することが行われるとともに、パーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置で作成した画情報をフ
ロッピーディスクを介してファクシミリ装置に入力し
て、ファクシミリ通信することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、画情報をパー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置で再利用するの
に、フロッピーディスクを介して情報処理装置との間で
画情報を移して、利用しているため、画情報を利用する
上で、なお利用性が悪いという問題があった。
【0007】すなわち、フロッピーディスクは、その容
量が少なく、大量の画情報を一度に記憶させることがで
きないだけでなく、フロッピーディスクを使用して画情
報をファクシミリ装置から情報処理装置に移すには、情
報処理装置にフロッピーディスクドライブが接続されて
いる必要があるが、近時、ノート型のパーソナルコンピ
ュータ等においては、フロッピーディスクドライブが内
蔵されておらず、外付けになっているため、フロッピー
ディスを利用するには、外付けのフロッピーディスクド
ライブを接続した後、フロッピーディスクを使用する必
要がある。そのため、ファクシミリ装置の画情報を利用
する上で、簡便性に欠け、利用性が悪い。また、ノート
型のパーソナルコンピュータ等においては、公衆回線と
の接続に必要なモデム等も内蔵されているものが少な
く、ファクシミリ装置の画情報を利用する上で、利用性
が悪いという問題があった。
【0008】ところが、近時、ノート型のパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置においては、光通信ポート
を搭載しているものが多い。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ受信した画情報を一旦画情報記憶手段に記憶した
後、光通信手段を介して所定形式の光通信方式により画
情報を情報処理装置に送信することにより、大量の画情
報をも、フロッピーディスクやモデムを用いることな
く、通常のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置の
備えている光通信手段を利用して、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置に簡単に送信して、モデムやフロ
ッピーディスクドライブの内蔵されていない情報処理装
置にも、ファクシミリ装置の受信した画情報を情報処理
装置の備えている光通信手段を利用して簡単に転送し、
情報処理装置で保存・検索・編集等を行えるようにし
て、画情報の利用性の良好なファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】請求項2記載の発明は、ファクシミリ受信
した画情報を、直接、光通信手段を介して所定形式の光
通信方式により画情報を情報処理装置に送信することに
より、フロッピーディスクやモデムを用いることなく、
通常のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置の備え
ている光通信手段を利用して、受信した画情報をパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置に簡単に送信して、
モデムやフロッピーディスクドライブの内蔵されていな
い情報処理装置にも、ファクシミリ装置の受信した画情
報を直接情報処理装置の備えている光通信手段を利用し
て簡単に転送し、情報処理装置で保存・検索・編集等を
行えるようにして、大容量の画情報記憶手段を備えてい
なくても、画情報の利用性が良好で、安価なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、光通信手段によ
り、情報処理装置から所定のファイルを受信して、画情
報記憶手段に一旦記憶させた後、または、画情報として
直接ファクシミリ送信することにより、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置で作成したり、編集したファ
イルを光通信手段でファクシミリ装置に転送し、ファク
シミリ装置で利用できるようにして、より一層利用性の
良好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】請求項4記載の発明は、所定の回線を介し
て電子メールを送・受信する電子メール通信手段により
電子メールを受信し、受信した電子メールを、画情報記
憶手段に一旦記憶させた後、または、直接光通信手段を
介して情報処理装置に送信させ、あるいは、光通信手段
を介して情報処理装置から受信したファイルを、画情報
記憶手段に一旦記憶させた後、または、直接電子メール
通信手段により電子メールとして送信することにより、
ファクシミリ装置により電子メールを送・受信するとと
もに、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置との間で光通信により電子メールのファイ
ルを送・受信して、より一層利用性の良好なファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、所定のファクシミリ制御手順を実行
してファクシミリ通信を行い、画情報を送・受信するフ
ァクシミリ通信手段と、前記画情報を記憶する画情報記
憶手段と、所定形式の光通信方式により前記画情報を所
定の情報処理装置に送信する光通信手段と、前記ファク
シミリ通信手段を介して受信した前記画情報を前記画情
報記憶手段に一旦記憶させた後、前記光通信手段を介し
て前記情報処理装置に送信させる制御手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0014】上記構成によれば、ファクシミリ受信した
画情報を一旦画情報記憶手段に記憶した後、光通信手段
を介して所定形式の光通信方式により画情報を情報処理
装置に送信するので、大量の画情報をも、フロッピーデ
ィスクやモデムを用いることなく、通常のパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置の備えている光通信手段を
利用して、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
簡単に送信することができ、モデムやフロッピーディス
クドライブの内蔵されていない情報処理装置にも、ファ
クシミリ装置の受信した画情報を情報処理装置の備えて
いる光通信手段を利用して簡単に転送することができ
る。したがって、情報処理装置で保存・検索・編集等を
行えるようにすることができ、ファクシミリ装置の画情
報の利用性を向上させることができる。
【0015】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、所定のファクシミリ制御手順を実行してファクシミ
リ通信を行い、画情報を送・受信するファクシミリ通信
手段と、所定形式の光通信方式により前記画情報を所定
の情報処理装置に送信する光通信手段と、前記ファクシ
ミリ通信手段により受信した前記画情報を直接前記光通
信手段を介して前記情報処理装置に送信させる制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、ファクシミリ受信した
画情報を、直接、光通信手段を介して所定形式の光通信
方式により画情報を情報処理装置に送信することによ
り、フロッピーディスクやモデムを用いることなく、通
常のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置の備えて
いる光通信手段を利用して、受信した画情報をパーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置に簡単に送信すること
ができ、モデムやフロッピーディスクドライブの内蔵さ
れていない情報処理装置にも、ファクシミリ装置の受信
した画情報を直接情報処理装置の備えている光通信手段
を利用して簡単に転送することができる。したがって、
情報処理装置で保存・検索・編集等を行えるようにする
ことができ、ファクシミリ装置を、大容量の画情報記憶
手段を備えていなくても、安価で、画情報の利用性が良
好なものとすることができる。
【0017】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記光通信手段は、前記情報処理装置
から所定のファイルを受信し、前記制御手段は、前記光
通信手段の受信した前記ファイルを、前記画情報記憶手
段に一旦記憶させた後、または、直接前記ファクシミリ
通信手段に前記画情報として送信させるものであっても
よい。
【0018】上記構成によれば、光通信手段により、情
報処理装置から所定のファイルを受信して、画情報記憶
手段に一旦記憶させた後、または、画情報として直接フ
ァクシミリ送信しているので、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置で作成したり、編集したファイルを光
通信手段でファクシミリ装置に転送して、ファクシミリ
装置で利用できるようにすることができ、ファクシミリ
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0019】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、所定の回線を介して電子
メールを送・受信する電子メール通信手段を、さらに備
え、前記制御手段は、前記電子メール通信手段の受信し
た前記電子メールを、前記画情報記憶手段に一旦記憶さ
せた後、または、直接前記光通信手段を介して前記情報
処理装置に送信させ、あるいは、前記光通信手段を介し
て前記情報処理装置から受信した前記ファイルを、前記
画情報記憶手段に一旦記憶させた後、または、直接前記
電子メール通信手段に前記電子メールとして送信させる
ものであってもよい。
【0020】上記構成によれば、所定の回線を介して電
子メールを送・受信する電子メール通信手段により電子
メールを受信し、受信した電子メールを、画情報記憶手
段に一旦記憶させた後、または、直接光通信手段を介し
て情報処理装置に送信させ、あるいは、光通信手段を介
して情報処理装置から受信したファイルを、画情報記憶
手段に一旦記憶させた後、または、直接電子メール通信
手段により電子メールとして送信するので、ファクシミ
リ装置により電子メールを送・受信することができると
ともに、ファクシミリ装置とパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置との間で光通信により電子メールのファ
イルを送・受信することができ、ファクシミリ装置の利
用性をより一層向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0022】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図であり、図1は、本発明
のファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファ
クシミリ装置1の要部回路ブロック図である。
【0023】図1において、ファクシミリ装置1は、メ
モリ2、操作表示部3、プロッタ4、光通信ポート制御
部5、光通信ポート6、その他の記憶装置7、制御部
8、モデム9及びNCU(Network Control Unit)10
等を備えており、上記各部は、バス11に接続されてい
る。なお、ファクシミリ装置1は、図示しないが、スキ
ャナ等を備えており、スキャナは、例えば、CCD(Ch
arge Coupled Device)を利用したイメージスキャナが
利用されて、原稿を走査して、原稿の画像を所定の解像
度で読み取る。
【0024】メモリ(画情報記憶手段)2は、例えば、
RAM(Random Access Memory)あるいはハードディス
ク等で構成され、図示しないスキャナにより読み取られ
た原稿の画情報を蓄積するとともに、受信した画情報を
蓄積する。
【0025】操作表示部3は、テンキーやスタートキー
等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例
えば、液晶ディスプレイ)等を備え、操作キーからは、
送信操作や後述する光通信制御処理での画情報出力先選
択操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操
作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置1か
らオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0026】プロッタ4は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等
が使用されており、ファクシミリ受信した画情報、図示
しないスキャナで読み取られた画情報及び後述するパー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置から受信した画情
報等を記録紙に記録出力する。
【0027】光通信ポート制御部5は、光通信ポート6
を制御して、光通信ポート6を使用した画情報の授受を
行う。この光通信ポート6を使用した光通信方式として
は、例えば、IrDA(Infrared Data Association )
あるいはASK(AmplitudeShift Key)等が使用され
る。
【0028】光通信ポート6は、光通信ポートを備えた
情報処理装置、例えば、ノート型のパーソナルコンピュ
ータ等との間で、上記光通信ポート制御部5の制御下で
所定の光通信制御手順を実行して、画情報等のファイル
を送・受信する。上記光通信ポート制御部5及び光通信
ポート6は、全体として、光通信手段として機能する。
【0029】その他の記憶装置7は、例えば、ハードデ
ィスク、フラッシュメモリあるいはPCカード等であ
り、主に画情報を記憶する。
【0030】制御部(制御手段)8は、主制御部12及
び出力先制御部13等を備えている。主制御部12は、
CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read O
nlyMemory)及びRAM(Random Access Memory)等を
備えて、ROM内のプログラムに基づいて、RAMをワ
ークメモリとして使用しつつ、ファクシミリ装置1の各
部を制御し、送信処理や受信処理等のファクシミリ装置
1としての基本処理を実行するとともに、光通信ポート
6を使用したファイルの光通信処理を行う。出力先制御
部13は、操作表示部3からの操作に応じて、画情報
(ファイル)の出力先を制御する。
【0031】モデム9は、NCU10に接続されてお
り、制御部8の制御下で動作して、送信信号の変調及び
受信信号の復調を行う。
【0032】NCU10には、回線L、例えば、公衆電
話回線あるいは専用回線等が接続されており、NCU1
0は、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、また、回
線Lへの自動発呼処理を行う。また、NCU10は、通
信制御部を内蔵しており、相手ファクシミリ装置との間
でファクシミリ制御信号を交換して、ファクシミリ通信
手順を実行する。さらに、モデム9及びNCU10は、
回線Lに接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処
理装置から電子メールを受信し、また、回線Lに接続さ
れた情報処理装置に電子メールを送信する機能を有して
いる。上記モデム9及びNCU10は、所定のファクシ
ミリ制御手順を実行してファクシミリ通信を行って画情
報を送・受信するファクシミリ通信手段として機能する
とともに、電子メールを送・受信する電子メール通信手
段として機能する。
【0033】なお、図1には図示しないが、ファクシミ
リ装置1は、その他に、通常のファクシミリ動作を行う
のに必要な各部、例えば、画情報を符号化・復号化する
符号化・復号化部等を備えている。
【0034】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ファクシミリ受信した画情報を一
旦メモリ2に蓄積した後、光通信ポート6から情報処理
装置に送信するところにその特徴がある。
【0035】すなわち、ファクシミリ装置1は、図2に
示すように、回線LからNCU10に着呼があると、制
御部8は、NCU10に応呼させて、NCU10及びモ
デム9によりファクシミリ受信を開始し(ステップS
1)、受信画情報の出力先が情報処理装置(図2では、
PCと記載。)かチェックする(ステップS2)。この
受信画情報の出力先は、操作表示部3により設定され、
制御部8の出力先制御部13に記憶されている。制御部
8は、この出力先制御部13に記憶されている出力先設
定データをチェックして、画情報の出力先がPC(情報
処理装置)かどうかチェックしている。
【0036】ステップS2で、画情報の出力先がPC以
外であるときには、制御部8は、操作表示部3で指定さ
れている出力先、例えば、プロッタ4あるいはその他の
記憶装置7に受信画情報を出力させ、全ての画情報の受
信と当該受信した画情報の指定出力先への出力を完了す
ると、処理を終了する(ステップS3)。
【0037】ステップS2で、画情報の出力先がPCで
あると、制御部8は、メモリ2に充分な空き容量がある
かチェックし(ステップS4)、メモリ2に充分な空き
容量があると、受信画情報を順次メモリ2に記憶させる
(ステップS5)。
【0038】制御部8は、全ての画情報を受信して、メ
モリ2へ記憶させると、ファクシミリ受信を終了し、そ
の後、光通信ポート6に情報処理装置(PC)からの光
信号を受信すると(ステップS6)、光通信ポート制御
部5の制御下で情報処理装置と所定の光通信手順を行っ
て、メモリ2に記憶させた受信画情報を順次情報処理装
置(PC)にファイル転送する(ステップS7)。そし
て、制御部8は、全ての受信画情報を光通信ポート6を
介して情報処理装置(PC)に送信すると、処理を終了
する。
【0039】上記ステップS4で、メモリ2に充分な空
き容量がないときには、制御部8は、操作表示部3のデ
ィスプレイ(LCD)にエラーメッセージ、例えば、メ
モリ2へ蓄積した後に光通信ポート6から情報処理装置
に出力することができない旨の表示を行い、所定時間経
過後、他の出力先、例えば、プロッタ4による記録紙へ
の記録出力、あるいは、その他の記憶装置7への記憶を
行う(ステップS8)。制御部8は、全ての受信画情報
を他の出力先に出力させると、処理を終了する。
【0040】このように、本実施の形態によれば、ファ
クシミリ受信した画情報を一旦メモリ2に記憶した後、
光通信ポート6を介して画情報を情報処理装置に光送信
することができ、大量の画情報をも、フロッピーディス
クやモデムを用いることなく、通常のパーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置の備えている光通信手段を利用
して、受信した画情報をパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置に簡単に送信することができる。したがっ
て、モデムやフロッピーディスクドライブの内蔵されて
いない情報処理装置にも、ファクシミリ装置1の受信し
た画情報を情報処理装置の備えている光通信手段を利用
して簡単に転送して、情報処理装置で保存・検索・編集
等を行えるようにすることができ、ファクシミリ装置1
の画情報の利用性を向上させることができる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、画情報
をファクシミリ受信した場合について説明しているが、
電子メールを受信した場合にも、同様に適用することが
でき、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0042】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、オペレ
ータの設定に応じて受信画情報をメモリに一旦蓄積する
ことなく、直接光通信により情報処理装置に転送するも
のである。
【0043】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置1に適用したものであ
り、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の
形態の符号をそのまま用いて、以下、説明する。
【0044】本実施の形態のファクシミリ装置1は、図
3に示すように、回線LからNCU10に着呼がある
と、制御部8は、NCU10に応呼させて、NCU10
及びモデム9によりファクシミリ受信を開始し(ステッ
プP1)、受信画情報の出力先が情報処理装置(図3で
は、PCと記載。)かチェックする(ステップP2)。
この受信画情報の出力先は、上記第1の実施の形態の場
合と同様に、操作表示部3により設定され、制御部8の
出力先制御部13に記憶されている。制御部8は、この
出力先制御部13に記憶されている出力先設定データを
チェックして、画情報の出力先がPC(情報処理装置)
かどうかチェックしている。
【0045】ステップP2で、画情報の出力先がPC以
外であるときには、制御部8は、操作表示部3で指定さ
れている出力先、例えば、プロッタ4あるいはその他の
記憶装置7に受信画情報を出力させ、全ての画情報の受
信と当該受信した画情報の指定出力先への出力を完了す
ると、処理を終了する(ステップP3)。
【0046】ステップP2で、画情報の出力先がPCで
あると、制御部8は、光通信ポート6に情報処理装置
(PC)からの信号が入力されているかチェックし(ス
テップP4)、光通信ポート6に信号が入力されている
と、転送準備が完了していると判断して、光通信ポート
制御部5の制御下で情報処理装置と所定の光通信手順を
行って、受信画情報を、直接、順次情報処理装置(P
C)にファイル転送する(ステップP5)。そして、制
御部8は、全ての受信画情報を直接光通信ポート6を介
して情報処理装置(PC)に送信すると、処理を終了す
る。
【0047】上記ステップP4で、光通信ポート6に情
報処理装置(PC)からの信号が入力されていないと、
制御部8は、受信画情報を直接光通信ポート6から情報
処理装置に送信できないと判断して、操作表示部3のデ
ィスプレイ(LCD)にエラーメッセージ、例えば、受
信画情報を直接光通信ポート6から情報処理装置に出力
することができない旨の表示を行い、所定時間経過後、
メモリ2に記憶させる。制御部8は、全ての受信画情報
をメモリ2に記憶すると、処理を終了する(ステップP
6)。なお、このとき、メモリ2に空き容量がないと、
他の出力先、例えば、プロッタ4による記録紙への記録
出力、あるいは、その他の記憶装置7への記憶を行う。
【0048】このように、本実施の形態によれば、ファ
クシミリ受信した画情報を、直接、光通信ポート6を介
して所定形式の光通信方式により画情報を情報処理装置
に送信することができ、フロッピーディスクやモデムを
用いることなく、通常のパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置の備えている光通信手段を利用して、受信し
た画情報をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
簡単に送信することができる。したがって、モデムやフ
ロッピーディスクドライブの内蔵されていない情報処理
装置にも、ファクシミリ装置1の受信した画情報を直接
情報処理装置の備えている光通信手段を利用して簡単に
転送して、情報処理装置で保存・検索・編集等を行える
ようにすることができ、ファクシミリ装置1を、大容量
のメモリ2を備えていなくても、安価で、画情報の利用
性が良好なものとすることができる。
【0049】なお、上記実施の形態においては、画情報
をファクシミリ受信した場合について説明しているが、
電子メールを受信した場合にも、同様に適用することが
できる。
【0050】図4は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、情報処
理装置からファイルを受信して、指定の出力先に出力す
るものである。
【0051】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置1に適用したものであ
り、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の
形態の符号をそのまま用いて、以下、説明する。
【0052】本実施の形態のファクシミリ装置1は、図
4に示すように、光通信ポート6に情報処理装置(P
C)から信号が入力されると、当該信号を受信して、光
通信ポート制御部5の制御下で、所定の光通信制御手順
により情報処理装置と光通信を行って、ファイルを受信
する(ステップQ1)。
【0053】制御部8は、光通信ポート6を介して受信
したファイルをメモリ2に保存し(ステップQ2)、光
通信ポート6を介したファイルの受信を完了して、メモ
リ2へのファイルの保存を完了すると、メモリ2に保存
したファイルを指定された出力先に出力して、処理を終
了する(ステップQ3)。
【0054】この出力先の指定は、光通信により情報処
理装置から行うこともできるし、ファクシミリ装置1の
操作表示部3から行うこともできる。そして、ファイル
の出力態様としては、例えば、モデム9及びNCU10
を介して回線Lに接続された相手ファクシミリ装置への
ファクシミリ送信、モデム9及びNCU10を介して回
線Lに接続された相手情報処理装置等への電子メール送
信、プロッタ4による記録紙への記録出力、その他の記
憶装置7への記憶蓄積等がある。
【0055】このように、本実施の形態によれば、光通
信ポート6により、情報処理装置から所定のファイルを
受信して、メモリ2に一旦記憶させた後、または、画情
報として直接ファクシミリ送信することができ、パーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置で作成したり、編集
したファイルを光通信によりファクシミリ装置1に転送
して、ファクシミリ装置1で利用できるようにすること
ができる。その結果、ファクシミリ装置1の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0056】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ファクシミリ受信した画情報を一旦画情報記
憶手段に記憶した後、光通信手段を介して所定形式の光
通信方式により画情報を情報処理装置に送信するので、
大量の画情報をも、フロッピーディスクやモデムを用い
ることなく、通常のパーソナルコンピュータ等の情報処
理装置の備えている光通信手段を利用して、パーソナル
コンピュータ等の情報処理装置に簡単に送信することが
でき、モデムやフロッピーディスクドライブの内蔵され
ていない情報処理装置にも、ファクシミリ装置の受信し
た画情報を情報処理装置の備えている光通信手段を利用
して簡単に転送することができる。したがって、情報処
理装置で保存・検索・編集等を行えるようにすることが
でき、ファクシミリ装置の画情報の利用性を向上させる
ことができる。
【0058】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ受信した画情報を、直接、光通信
手段を介して所定形式の光通信方式により画情報を情報
処理装置に送信することにより、フロッピーディスクや
モデムを用いることなく、通常のパーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置の備えている光通信手段を利用し
て、受信した画情報をパーソナルコンピュータ等の情報
処理装置に簡単に送信することができ、モデムやフロッ
ピーディスクドライブの内蔵されていない情報処理装置
にも、ファクシミリ装置の受信した画情報を直接情報処
理装置の備えている光通信手段を利用して簡単に転送す
ることができる。したがって、情報処理装置で保存・検
索・編集等を行えるようにすることができ、ファクシミ
リ装置を、大容量の画情報記憶手段を備えていなくて
も、安価で、画情報の利用性が良好なものとすることが
できる。
【0059】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、光通信手段により、情報処理装置から所定のフ
ァイルを受信して、画情報記憶手段に一旦記憶させた
後、または、画情報として直接ファクシミリ送信してい
るので、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で作
成したり、編集したファイルを光通信手段でファクシミ
リ装置に転送して、ファクシミリ装置で利用できるよう
にすることができ、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0060】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、所定の回線を介して電子メールを送・受信する
電子メール通信手段により電子メールを受信し、受信し
た電子メールを、画情報記憶手段に一旦記憶させた後、
または、直接光通信手段を介して情報処理装置に送信さ
せ、あるいは、光通信手段を介して情報処理装置から受
信したファイルを、画情報記憶手段に一旦記憶させた
後、または、直接電子メール通信手段により電子メール
として送信するので、ファクシミリ装置により電子メー
ルを送・受信することができるとともに、ファクシミリ
装置とパーソナルコンピュータ等の情報処理装置との間
で光通信により電子メールのファイルを送・受信するこ
とができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による光通信処理を示
すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による光通信処理を示すフ
ローチャート。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による光通信処理を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 メモリ 3 操作表示部 4 プロッタ 5 光通信ポート制御部 6 光通信ポート 7 その他の記憶装置 8 制御部 9 モデム 10 NCU 11 バス L 回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H04B 10/22 10/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のファクシミリ制御手順を実行してフ
    ァクシミリ通信を行い、画情報を送・受信するファクシ
    ミリ通信手段と、前記画情報を記憶する画情報記憶手段
    と、所定形式の光通信方式により前記画情報を所定の情
    報処理装置に送信する光通信手段と、前記ファクシミリ
    通信手段を介して受信した前記画情報を前記画情報記憶
    手段に一旦記憶させた後、前記光通信手段を介して前記
    情報処理装置に送信させる制御手段と、を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】所定のファクシミリ制御手順を実行してフ
    ァクシミリ通信を行い、画情報を送・受信するファクシ
    ミリ通信手段と、所定形式の光通信方式により前記画情
    報を所定の情報処理装置に送信する光通信手段と、前記
    ファクシミリ通信手段により受信した前記画情報を直接
    前記光通信手段を介して前記情報処理装置に送信させる
    制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】前記光通信手段は、前記情報処理装置から
    所定のファイルを受信し、前記制御手段は、前記光通信
    手段の受信した前記ファイルを、前記画情報記憶手段に
    一旦記憶させた後、または、直接前記ファクシミリ通信
    手段に前記画情報として送信させることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、所定の回線を介
    して電子メールを送・受信する電子メール通信手段を、
    さらに備え、前記制御手段は、前記電子メール通信手段
    の受信した前記電子メールを、前記画情報記憶手段に一
    旦記憶させた後、または、直接前記光通信手段を介して
    前記情報処理装置に送信させ、あるいは、前記光通信手
    段を介して前記情報処理装置から受信した前記ファイル
    を、前記画情報記憶手段に一旦記憶させた後、または、
    直接前記電子メール通信手段に前記電子メールとして送
    信させることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れかに記載のファクシミリ装置。
JP9137628A 1997-05-13 1997-05-13 ファクシミリ装置 Pending JPH10313380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9137628A JPH10313380A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9137628A JPH10313380A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10313380A true JPH10313380A (ja) 1998-11-24

Family

ID=15203111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9137628A Pending JPH10313380A (ja) 1997-05-13 1997-05-13 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10313380A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3962696B2 (ja) 情報処理装置とその制御方法及び制御プログラム
JPH07147619A (ja) ファクシミリ装置
JPH10313380A (ja) ファクシミリ装置
JP3814392B2 (ja) 画像通信装置、及びデータ処理方法
JPH10178500A (ja) 通信システム、通信機能を有するデータ処理装置、及び通信制御プログラムを記録した記録媒体
JP2880546B2 (ja) ファクシミリ装置と前記装置における通信制御方法
JPH11146166A (ja) ファクシミリ装置、方法、及び記憶媒体
JP3932746B2 (ja) 通信端末装置
JPH1065862A (ja) 画像通信装置
KR100484126B1 (ko) 수신된 팩스 데이터를 하드 디스크로 업로드하여 인쇄하는방법
KR100452683B1 (ko) 팩시밀리장치에서수신팩시밀리데이터처리방법
KR100309990B1 (ko) 독취된 데이터를 컴퓨터에 저장시키는 장치 및 방법
JP2620696B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS6278655A (ja) パ−ソナルコンピユ−タ
JP2002237938A (ja) 通信端末装置
JP2007281561A (ja) 通信制御装置、通信制御方法、および通信制御プログラム
JP2003008819A (ja) ファクシミリ通信システム
JP2000032036A (ja) 画像通信装置、画像通信方法及び画像通信システム
JPH11355542A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法
JPH1155493A (ja) ファクシミリ装置
KR20000047198A (ko) 팩시밀리의 데이터 전송제어방법
JP2000278494A (ja) 画像処理装置
JPH01223870A (ja) ファクシミリ装置
JP2003008772A (ja) 通信制御装置
JPH07273929A (ja) ファクシミリ装置