JP2000231522A - 電子メールサーバ - Google Patents

電子メールサーバ

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JP2000231522A
JP2000231522A JP3340899A JP3340899A JP2000231522A JP 2000231522 A JP2000231522 A JP 2000231522A JP 3340899 A JP3340899 A JP 3340899A JP 3340899 A JP3340899 A JP 3340899A JP 2000231522 A JP2000231522 A JP 2000231522A
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mail
format
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data
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JP3340899A
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English (en)
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Satoshi Fujii
諭 藤井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの送信の適不適を明確に判断して
各受信端末に適した電子メールを送信できる電子メール
サーバを提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ1によって、原
データが、第1変換形式に従ってJISコードテキスト
データにエンコードされ、電子メールのボディとなる。
電子メールは、インターネット2を通じて配送され、メ
ール記憶部14に格納される。テキスト変換部13は、
電子メールのボディを、その名称または第1変換形式の
名称から成るJISコードテキストデータに書き換え
て、携帯通信端末7に送信する。これによって、各受信
端末の機能に適合した電子メールを送信することがで
き、受信端末の操作性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットま
たはLAN(Local Area Network)を介して配送された
電子メールを受信端末に送信する電子メールサーバに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータでは、テ
キストデータのみならず、MIME(Multipurpose Int
ernet Mail Extensions)によってテキスト、静止画
像、音声、動画像またはアプリケーションソフトウエア
などの様々なデータ形式のファイルの送受信が可能とな
っている。これに対して、機能が制限された携帯情報端
末では、限られた一部のデータ形式のファイルしか、表
示または再生することができない。
【0003】特開平7−273791では、各端末装置
の受信可能なメディア形態に関する情報を記憶してお
き、それに基いて端末装置への送信の可否を判断してい
る。また、電子メールの送信予定量と、端末装置のメー
ルボックスの空き容量とを比較することによって、メー
ル本体を間引きして、またはメール本体を全て削除して
端末装置へ送信する。これによって、記憶容量不足など
の機能不足に対応している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、端末装置が受信できるメディア形態を具
体的にどのように判断しているのか不明であるので、記
憶容量の不足には対応できても、各端末装置に適した電
子メールを送信できるか否かは不明である。たとえば、
MIME形式によってエンコードされたデータを端末装
置の記憶容量に合わせて間引きして送信したとしても、
端末装置がMIME形式に対応していなければ、原デー
タを復元できず、結局、端末装置に不適当な電子メール
を送信してしまうことになる。
【0005】また、端末装置で受信不可と判断される
と、メール本体は削除されてしまうので、受信端末に如
何なるアプリケーションソフトウエアがインストールさ
れていても、メール本体のデータを扱える可能性が皆無
となってしまう。
【0006】本発明の目的は、電子メールの送信の適不
適を明確に判断して各受信端末に適した電子メールを送
信できる電子メールサーバを提供することである。
【0007】また本発明の目的は、受信端末のアプリケ
ーションソフトウエアでも扱える電子メールを送信する
電子メールサーバを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の第1変
換形式に従ってJISコードテキストデータにエンコー
ドされたボディを含む電子メールを格納するためのメー
ル記憶手段と、第1変換形式とは異なる第2変換形式に
従ってJISコードテキストデータをデコードする受信
端末に送信するために、電子メールのボディを、その名
称または第1変換形式の名称から成るJISコードテキ
ストデータに書き換えるテキスト変換手段とを備えるこ
とを特徴とする電子メールサーバである。
【0009】本発明に従えば、まず、パーソナルコンピ
ュータなどによって、原データが、第1変換形式に従っ
てJIS(Japan Industrial Standard)コードテキス
トデータにエンコードされ、ボディとなる。ボディは、
電子メールの主要部を構成する。電子メールは、インタ
ーネットなどを通じて配送され、メール記憶手段に格納
される。一方、電子メールを受信する受信端末は、第1
変換形式とは異なる第2変換形式にしか対応しておら
ず、電子メールを受信しても原データを復元することが
できない。そこで、電子メールのボディを、その名称ま
たは第1変換形式の名称から成るJISコードテキスト
データに書き換えた後、受信端末に送信する。
【0010】このように、受信端末に対応しない第1変
換形式でエンコードされたボディを、その名称、第1変
換形式の名称またはその両方のみのJISコードテキス
トデータに変換するので、各受信端末の機能に適合した
電子メールを送信することができ、受信端末の操作性を
向上することができる。
【0011】また本発明は、JISコードテキストデー
タにエンコードされたボディを含む電子メールを格納す
るためのメール記憶手段と、JISコードテキストデー
タをデコードする受信端末であって、ボディの原データ
形式とは異なるデータ形式のデータを実行可能なアプリ
ケーションソフトウエアを有する受信端末に送信するた
めに、電子メールのボディを、その名称またはその原デ
ータ形式の名称から成るJISコードテキストデータに
書き換えるテキスト変換手段とを備えることを特徴とす
る電子メールサーバである。
【0012】本発明に従えば、パーソナルコンピュータ
などによって、原データが、JISコードテキストデー
タにエンコードされ、電子メールのボディとなる。電子
メールは、配送されてメール記憶手段に格納される。一
方、電子メールを受信する受信端末は、原データ形式と
は異なるデータ形式にしか対応しておらず、電子メール
を受信しても原データを扱うことができない。そこで、
電子メールのボディを、その名称または第1変換形式の
名称から成るJISコードテキストデータに書き換え
て、受信端末に送信する。
【0013】このように、受信端末のアプリケーション
ソフトウエアによって実行可能なデータ形式と異なる原
データ形式のボディに対して、その名称、その原データ
形式の名称またはその両方のみのJISコードテキスト
データに変換するので、各受信端末の機能に適合した電
子メールを送信することができ、受信端末の操作性を向
上することができる。
【0014】また本発明は、所定の第1変換形式に従っ
てJISコードテキストデータにエンコードされたボデ
ィを含む電子メールを格納するためのメール記憶手段
と、第1変換形式とは異なる第2変換形式に従ってJI
Sコードテキストデータをデコードする受信端末に送信
するために、電子メールのボディを第2変換形式に従っ
てデコード可能なJISコードテキストデータに変換す
るボディ変換手段とを備えることを特徴とする電子メー
ルサーバである。
【0015】本発明に従えば、原データが、第1変換形
式に従ってJISコードテキストデータにエンコードさ
れ、電子メールのボディとなる。電子メールは、配送さ
れてメール記憶手段に格納される。一方、電子メールを
受信する受信端末は、第1変換形式とは異なる第2変換
形式にしか対応しておらず、電子メールを受信しても原
データを復元することができない。そこで、電子メール
のボディを、第2変換形式に従ってデコード可能なJI
Sコードテキストデータに変換して、受信端末に送信す
る。
【0016】このように、受信端末に対応しない第1変
換形式でエンコードされたボディに対して、さらに第2
変換形式でデコード可能なJISコードテキストデータ
に変換するので、各受信端末の機能に適合した電子メー
ルを送信することができる。よって、操作者は受信端末
によって原データと同一の内容を確認することができ、
受信端末の操作性を向上することができる。
【0017】また本発明は、前記ボディを解析すること
によって第1変換形式を識別するための解析手段と、前
記受信端末の第2変換形式を予め登録しておく登録手段
とをさらに備えることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、電子メールのボディを解
析することによって第1変換形式が識別され、登録手段
には受信端末の第2変換形式が登録されているので、第
1変換形式と第2変換形式との相違を明確に判定でき、
確実に受信端末に適した電子メールを送信することがで
きる。
【0019】また本発明は、前記第1変換形式に従って
デコード可能な全JISコードと、第2変換形式に従っ
てデコード可能な全JISコードとをデコード結果が同
一となるように対応させた変換コード表を記憶する変換
コード表記憶手段をさらに備えることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、変換コード表によって、
第1変換形式に従ってデコード可能な全JISコードか
ら、第2変換形式に従ってデコード可能な全JISコー
ドに、確実に変換することができるので、第2変換形式
に従っても第1変換形式に従う場合と同様な原データを
復元できる。このように、確実に受信端末に適した電子
メールを送信することができる。
【0021】また本発明は、JISコードテキストデー
タにエンコードされたボディを含む電子メールを格納す
るためのメール記憶手段と、JISコードテキストデー
タをデコードする受信端末であって、ボディの原データ
形式とは異なるデータ形式のデータを実行可能なアプリ
ケーションソフトウエアを有する受信端末に送信するた
めに、電子メールのボディを、アプリケーションソフト
ウエアのデータ形式にデコード可能なJISコードテキ
ストデータに変換するボディ変換手段とを備えることを
特徴とする電子メールサーバである。
【0022】本発明に従えば、原データが、JISコー
ドテキストデータにエンコードされ、電子メールのボデ
ィとなる。電子メールは、配送されてメール記憶手段に
格納される。一方、電子メールを受信する受信端末は、
原データ形式とは異なるデータ形式にしか対応しておら
ず、電子メールを受信しても原データを扱うことができ
ない。そこで、電子メールのボディを、アプリケーショ
ンソフトウエアによって実行可能なデータ形式にデコー
ド可能なJISコードテキストデータに変換して、受信
端末に送信する。
【0023】このように、受信端末のアプリケーション
ソフトウエアが扱うデータ形式と異なる原データ形式が
エンコードされたボディに対して、さらにアプリケーシ
ョンソフトウエアが扱うデータ形式にデコード可能なJ
ISコードテキストデータに変換するので、各受信端末
の機能に適合した電子メールを送信することができ、受
信端末の操作性を向上することができる。
【0024】また本発明は、前記ボディを解析すること
によって原データ形式を識別するための解析手段と、前
記受信端末のアプリケーションソフトウエアのデータ形
式を予め登録しておく登録手段とをさらに備えることを
特徴とする。
【0025】本発明に従えば、電子メールのボディを解
析することによってボディの原データ形式が識別され、
登録手段には受信端末のアプリケーションソフトウエア
のデータ形式が登録されているので、確実に受信端末に
適した電子メールを送信することができる。
【0026】また本発明は、前記ボディの原データ形式
にデコード可能な全JISコードと、受信端末のアプリ
ケーションソフトウエアのデータ形式にデコード可能な
全JISコードとを、実行結果が同一となるように対応
させた変換コード表を記憶する変換コード表記憶手段を
さらに備えることを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、変換コード表によって、
ボディの原データ形式にデコード可能な全JISコード
から、アプリケーションソフトウエアのデータ形式にデ
コード可能な全JISコードに、確実に変換することが
できるので、原データ形式に対応しない受信端末のアプ
リケーションソフトウエアであっても、原データ形式に
対応したアプリケーションソフトウエアによる場合と同
様な動作、たとえば表示動作などが可能である。このよ
うに、確実に受信端末に適した電子メールを送信するこ
とができる。
【0028】また本発明は、前記メール記憶手段に、変
換された電子メールを格納しておいて、受信端末から送
信要求コマンドが送られたときに、メール記憶手段の変
換された電子メールを受信端末に送信する制御を行う制
御手段をさらに備えることを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、配送されてきた電子メー
ルをすぐに前記テキスト変換手段またはボディ変換手段
によって変換してメール記憶手段に格納しておき、受信
端末から送信要求コマンドが送られてきたときに、変換
された電子メールを即座に受信端末に送信するので、受
信端末は電子メールの変換を待つことなく、即座に変換
後の電子メールを受信することができ、受信端末の操作
性を向上することができる。
【0030】また本発明は、前記制御手段は、受信端末
からの送信要求コマンドに従って、電子メールの送信時
に、電子メールをメール記憶手段から削除するか、また
は電子メールをメール記憶手段に残留させる制御を行う
ことを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、操作者の希望通りに、メ
ール記憶手段から電子メールを削除するか、またはメー
ル記憶手段に電子メールを残留させるかを選択すること
ができるので、受信端末の操作性を向上することができ
る。
【0032】また本発明は、前記電子メールはヘッダを
さらに含み、テキスト変換手段によってボディが変換さ
れたか否かを示すデータを電子メールのヘッダに書込む
ための書込手段をさらに備えることを特徴とする。
【0033】本発明に従えば、受信端末に到達した電子
メールのヘッダには、テキスト変換手段によってボディ
が変換されたか否かを示すデータが書き込まれているの
で、操作者はこれを確認することができ、受信端末の操
作性をさらに向上することができる。
【0034】また本発明は、前記電子メールはヘッダを
さらに含み、ボディ変換手段によってボディが変換され
たか否かを示すデータを電子メールのヘッダに書込むた
めの書込手段をさらに備えることを特徴とする。
【0035】本発明に従えば、受信端末に到達した電子
メールのヘッダには、ボディ変換手段によってボディが
変換されたか否かを示すデータが書き込まれているの
で、操作者はこれを確認することができ、受信端末の操
作性をさら向上することができる。
【0036】また本発明は、前記電子メールはヘッダを
さらに含み、電子メールの送信時に、電子メールをメー
ル記憶手段から削除したか否かを示すデータを電子メー
ルのヘッダに書込むための書込手段をさらに備えること
を特徴とする。
【0037】本発明に従えば、受信端末に到達した電子
メールのヘッダには、電子メールをメール記憶手段から
削除したか否かを示すデータが書き込まれているので、
操作者はこれを確認することができ、受信端末の操作性
をさらに向上することができる。
【0038】また本発明は、所定形式のデータからエン
コードされたボディを含む電子メールを格納するための
メール記憶手段と、格納されている電子メールを受信し
てデコードする受信端末に接続するための接続手段とを
備えた電子メールサーバであって、前記メール記憶手段
は、受信端末から送られてきた格納要求コマンドに従っ
て、原データ形式毎のボディの送信許可の有無をさらに
格納し、受信端末からの送信要求コマンドに対して、送
信許可の有るボディを送信し、送信許可の無いボディを
送信しない制御を行う制御手段をさらに備えることを特
徴とする電子メールサーバである。
【0039】本発明に従えば、操作者は、原データ形式
毎にボディの送信許可を設定することができるので、一
般にデータ量が少ないデータ形式を選別して受信端末に
送信することで、データ量の多いボディの送信を回避
し、伝送時間をも含めて受信端末に到達した電子メール
の内容を把握するまでの時間を短縮することができる。
また、送信するボディのデータ量を低減できるので、通
信コストを低減することができる。
【0040】また本発明は、前記メール記憶手段は、ボ
ディの未送信情報または既送信情報をさらに格納し、前
記制御手段は、受信端末から既送信ボディに対して送信
要求コマンドが送られてきた場合、送信許可の有無と無
関係に既送信のボディを再送信する制御を行うことを特
徴とする。
【0041】本発明に従えば、既に送信済みのボディが
ある電子メールに対して再び送信要求コマンドが送られ
てきた場合には、送信許可の有無を無視してボディを送
信するので、受信端末から電子メールのボディに対する
送信許可を設定し直す必要が無く、電子メール全体を送
信することができる。また、再送信の後に送信許可の再
設定が不要であるので、端末装置の利便性を向上するこ
とができる。さらに、通信費用の安い時間帯まで待機し
て、データ量の多いボディを送信するなどによって、通
信コストを低減することができる。
【0042】また本発明は、前記制御手段は、受信端末
からの強制送信コマンドに対して、送信許可の無いボデ
ィを送信する制御を行うことを特徴とする。
【0043】本発明に従えば、操作者は、送信許可の無
いボディに対して受信端末への強制的に送信を指令する
ことができるので、ボディに対する送信許可を設定し直
す必要が無く、電子メール全体を送信することができ
る。
【0044】また本発明は、前記メール記憶手段は、ボ
ディの未送信情報または既送信情報をさらに格納し、前
記制御手段は、受信端末から既送信ボディに対して送信
要求コマンドが送られてきた場合に送信許可の有無と無
関係に既送信のボディを再送信し、強制送信コマンドに
対して送信許可の無いボディを送信する制御を行い、前
記再送信および強制送信のいずれか一方を選択的に有効
にすることを特徴とする。
【0045】本発明に従えば、操作者は、電子メールの
再送信または強制送信を選択して、いずれかの送信を指
令することができる。たとえば、ボディに送信許可の無
い受信端末から電子メール全体の再送信を指令すること
によって、送信誤りが発生したボディの再送信が可能で
ある。また、ボディに送信許可の有る受信端末におい
て、電子メールの一部の送信を指令することによって、
前回送信できなかったボディを送信することができる。
これらを受信端末毎に指定できるので、利便性を向上す
ることができる。
【0046】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態で
ある電子メールシステムを示す図である。電子メールシ
ステムは、パーソナルコンピュータ1、インターネット
2、電子メールサーバ4、公衆回線網6および携帯通信
端末7を含んで構成されている。パーソナルコンピュー
タ1と電子メールサーバ4とは、インターネット2を介
して接続され、電子メールサーバ4と携帯通信端末7と
は、公衆回線網6を介して接続される。なお、インター
ネット2の代わりに、LANを介在させてもよい。
【0047】電子メールサーバ4は、接続部3,5、制
御部8、解析部9、変換コード表記憶部10、ボディ変
換部11、データベース12、テキスト変換部13、メ
ール記憶部14および書込部15を備えている。接続部
3は、インターネット2とのインターフェイスであり、
インターネット2からのデータ受信およびインターネッ
ト2へのデータ送信を行う。接続部5は、公衆回線網6
とのインタフェイスであり、公衆回線網6からのデータ
の受信および公衆回線網6へのデータ送信を行う。
【0048】制御部8は、電子メールサーバ4の各部を
制御する。すなわち、配送されてきた電子メールを変換
させて、メール記憶部14に格納しておき、携帯通信端
末7から操作者の操作によって送信要求コマンドが送ら
れたときに、メール記憶部14の変換された電子メール
を携帯通信端末7に送信する制御を行う。また、携帯通
信端末7からの送信要求コマンドは2種類あって、一方
のコマンドでは、電子メールの送信時に、電子メールを
メール記憶部14から削除する制御を行う。他方のコマ
ンドでは、電子メールをメール記憶部14に残留させる
制御を行う。
【0049】解析部9は、電子メールのボディを解析し
てボディの変換形式または原データ形式を識別する。変
換コード表記憶部10は、たとえば、シフトJIS形式
でエンコードされた全JISコードと、EUC(Extend
ed Unix Code)形式でエンコードされた全JISコード
とを対応させた変換コード表を格納している。変換コー
ド表では、シフトJIS形式に従うデコード結果と、E
UC形式に従うデコード結果とが同一になるように、J
ISコードの各コード同士が1対1に対応する。ボディ
変換部11およびテキスト変換部13は、変換コード表
記憶部10に格納された変換コード表を用いて電子メー
ルのボディを変換する。
【0050】データベース12には、複数の携帯通信端
末7がそれぞれ対応する変換形式、および携帯通信端末
7のアプリケーションソフトウエアが扱うデータ形式が
予め登録されている。メール記憶部14は、インターネ
ット2を介して配送された電子メールを格納している。
【0051】書込部15は、テキスト変換部13または
ボディ変換部11によってボディが変換されたか否かを
示すデータを電子メールのヘッダに書込む。また、電子
メールの送信時に、電子メールをメール記憶部14から
削除したか否かを示すデータも電子メールのヘッダに書
込む。
【0052】携帯通信端末7は、携帯用の受信端末であ
り、公衆回線網6を介して電子メールサーバ4に接続可
能である。操作者が携帯通信端末7を操作することによ
って、電子メールサーバ4を遠隔操作するためのコマン
ドが携帯通信端末7から電子メールサーバ4に送られ
る。携帯通信端末7は、電子メールサーバ4からの電子
メールを所定の変換形式でデコードする。
【0053】図2は、図1の電子メールシステムにおい
て配送される電子メールの構成例を示す図である。電子
メール20はヘッダ16およびボディ17から構成され
る。ヘッダ16は、電子メール20の送信元アドレス、
および電子メール20の送信先アドレスなどから成るJ
ISコードテキストデータである。
【0054】ボディ17は、原データを所定の変換形式
に従ってエンコードしたJISコードテキストデータで
ある。原データは、テキストデータ、またはMIDI
(Musical Instrument Digital Interface)形式もしく
はJPEG(JointPhotografic Expert Group)形式な
どのバイナリデータである。変換形式は、シフトJIS
テキストデータをJISテキストデータに変換するシフ
トJIS形式、またはバイナリデータをJISテキスト
データに変換するMIME形式などのコーディング形式
である。
【0055】図3は、図1のテキスト変換部13による
電子メールの変換例を示す図である。図3には、電子メ
ールの変換前のボディ27および変換後のボディ37が
示されている。ボディ27は、第1ボディ28および第
2ボディ29から成り、ボディ37は、第1ボディ28
および第2ボディ29を変換した第2ボディ39から成
る。第1ボディ28の変換形式がシフトJIS形式であ
り、携帯通信端末7がシフトJIS形式に対応している
場合、第1ボディ28は変換されない。
【0056】また、第2ボディ29がバイナリデータを
MIME形式に従ってエンコードしたJISコードテキ
ストデータであり、携帯通信端末7がMIME形式に対
応していない場合、第2ボディ29は、第2ボディ39
に変換される。第2ボディ39は、第2ボディ29の原
ファイル名、第2ボディ29の原データ形式名、第2ボ
ディ29の変換形式名であるMIME形式などを記述し
たJISコードテキストデータである。
【0057】あるいは、第2ボディ29の原データがJ
PEG形式の画像データであり、携帯通信端末7にGI
F(Graphic Interchange Format)形式のデータを表示
するアプリケーションソフトウエアしかインストールさ
れていない場合でも、第2ボディ29は第2ボディ39
に変換される。
【0058】図4は、図1のボディ変換部11による電
子メールの変換例を示す図である。図4には、電子メー
ルの変換前のボディ47および変換後のボディ57が示
されている。ボディ47は、図3と同じ第1ボディ2
8、および第2ボディ49から成り、ボディ57は、第
1ボディ28および第2ボディ49を変換した第2ボデ
ィ59から成る。図3と同様に、第1ボディ28の変換
形式がシフトJIS形式であり、携帯通信端末7がシフ
トJIS形式に対応している場合、第1ボディ28は変
換されない。
【0059】また、第2ボディ49がバイナリデータを
MIME形式に従ってエンコードしたJISコードテキ
ストデータであり、携帯通信端末7がuuencode
形式にしか対応していない場合、第2ボディ49は、第
2ボディ59に変換される。第2ボディ59は、uue
ncode形式に従ってデコード可能なJISコードテ
キストデータである。
【0060】あるいは、第2ボディ49の原データがJ
PEG形式の画像データであり、携帯通信端末7にGI
F形式のデータを表示するアプリケーションソフトウエ
アしかインストールされていない場合、第2ボディ49
は、GIF形式の画像データにデコード可能な第2ボデ
ィ59に変換されてもよい。
【0061】図5は、図1のデータベース12の登録内
容を示す図である。図1の複数の携帯通信端末7を識別
するために端末A、端末B、端末Cおよび端末Dとす
る。端末Aは、シフトJIS形式などのテキスト変換形
式1に対応する。端末Bは、テキスト変換形式1および
EUC形式などのテキスト変換形式2に対応し、JPE
G形式などの画像形式のデータを表示するアプリケーシ
ョンソフトウエアを有している。端末Cは、テキスト変
換形式1に対応し、MIDI形式などの音声形式1のデ
ータを再生するアプリケーションソフトウエアを有して
いる。端末Dは、テキスト変換形式1およびテキスト変
換形式2に対応し、音声形式1のデータを再生するアプ
リケーションソフトウエアおよびMPEG(Motion Pic
tureExpert Group)形式などの動画形式のデータを表示
するアプリケーションソフトウエアを有している。
【0062】図6は、図5の端末A,C,D毎に必要な
変換コード表の対応関係を示す図である。端末Aについ
ては、テキスト変換形式2の全コードと、テキスト変換
形式1の全コードとを対応させた変換コード表が格納さ
れている。変換コード表では、テキスト変換形式2に従
うデコード結果と、テキスト変換形式1に従うデコード
結果とが同一となるように、JISコードの各コード同
士が1対1に対応している。よって、ボディ変換部11
において、テキスト変換形式2でエンコードしたJIS
コードテキストデータをさらにテキスト変換形式1でデ
コード可能なJISコードテキストデータに変換するこ
とができる。
【0063】端末Cについても、端末Aと同様に、テキ
スト変換形式2の全コードと、テキスト変換形式1の全
コードとを対応させた変換コード表が格納されており、
ボディ変換部11において、テキスト変換形式2をエン
コードしたJISコードテキストデータをさらにテキス
ト変換形式1にデコード可能なJISコードテキストデ
ータに変換することができる。
【0064】また端末Cでは、音声形式2の全コード
と、音声形式1の全コードとを対応させた変換コード表
が格納されている。変換コード表では、音声形式2に対
応したアプリケーションソフトウエアによる場合と、音
声形式1に対応したアプリケーションソフトウエアによ
る場合と同一の音声が再生できるように、JISコード
の各コード同士が1対1に対応している。よって、ボデ
ィ変換部11において、音声形式2をエンコードしたJ
ISコードテキストデータをさらに音声形式1にデコー
ド可能なJISコードテキストデータに変換することが
できる。
【0065】端末Dについても、端末Cと同様に、音声
形式2の全コードと、音声形式1の全コードとを対応さ
せた変換コード表が格納されており、ボディ変換部11
において、音声形式2をエンコードしたJISコードテ
キストデータをさらに音声形式1にデコード可能なJI
Sコードテキストデータに変換することができる。
【0066】図7は、図1のメール記憶部14に格納さ
れる送信許可を示す図である。テキスト変換形式1、テ
キスト変換形式2および音声形式1のボディについて
は、送信可、すなわち送信許可が有り、画像形式および
動画形式のボディについては、送信否、すなわち送信許
可が無い。また、端末A宛の電子メールは、テキスト変
換形式1のみを含んでおり、既に全部送信済みである。
端末B宛の電子メールは、テキスト変換形式1、テキス
ト変換形式2および画像形式を含んでおり、一部送信済
みである。端末C宛の電子メールは、テキスト変換形式
1および音声形式1を含んでおり、既に全部送信済みで
ある。端末D宛の電子メールは、テキスト変換形式1、
テキスト変換形式2、音声形式1および動画形式を含ん
でおり、一部送信済みである。
【0067】メール記憶部14は、携帯通信端末7から
操作者の操作によって送られてきた格納要求コマンドに
従って、図7に示したように、原データ形式毎のボディ
の送信許可の有無を格納する。制御部8は、携帯通信端
末7からの送信要求コマンドに対して、送信許可の有る
ボディを送信し、送信許可の無いボディを送信しない制
御を行う。
【0068】図8は、図1のメール記憶部14に格納さ
れる既送信情報または未送信情報をを示す図である。端
末A宛の電子メール1は送信済みであり、端末B宛の電
子メール2は送信済みであり、端末C宛の電子メール2
は未送信である。
【0069】メール記憶部14は、図8に示したよう
に、ボディの未送信情報または既送信情報をさらに格納
する。制御部8は、既送信のボディに対して送信要求コ
マンドが携帯通信端末7から送られてきた場合に、送信
許可の有無と無関係に既送信のボディを再送信する制御
を行う。また、制御部8は、強制送信コマンドに対し
て、送信許可の無いボディを送信する制御を行う。
【0070】なお、上記の再送信および強制送信のいず
れか一方を、携帯通信端末7からのコマンドによって、
選択的に有効にする構成としてもよい。
【0071】図9は、図1の電子メールサーバ4による
処理流れを示すフローチャートである。処理が開始され
ると、ステップS1において、電子メールサーバ4に配
送されてメール記憶部14に電子メールが格納されてい
るか否かを判定する。配送されていれば、次のステップ
S2において、電子メールのボディを解析して、ボディ
の変換形式または原データ形式を識別する。配送されて
いなければ、処理を終了する。ステップS3において、
ボディ変換部11によって電子メールの変換を行い、続
いてステップS4において、テキスト変換部13によっ
て電子メールの変換を行う。次にステップS5におい
て、変換された電子メールを携帯通信端末7に送信し
て、処理を終了する。
【0072】図10は、図9のステップS3のサブルー
チンをさらに詳しく示すフローチャートである。サブル
ーチンが開始されると、ステップS31において、配送
された電子メールに、携帯通信端末7で対応しない変換
形式のボディ、または携帯通信端末7のアプリケーショ
ンソフトウエアが扱えないデータ形式のボディが含まれ
ているか否かを判定する。含まれていれば、次のステッ
プS32に進み、含まれていなければ、サブルーチンを
終了してメインルーチンに戻る。
【0073】ステップS32において、携帯通信端末7
に対応しない変換形式のボディのうち、変換可能なもの
があるか否かを判定する。すなわち、電子メールのボデ
ィのデータ形式が、アプリケーションソフトウエアのデ
ータ形式と同じグループ、たとえばテキストデータ、音
声データ、画像データなどのグループに含まれるか否か
を判定する。含まれていれば、次のステップS33にお
いて、ボディ変換を行い、含まれていなければ、サブル
ーチンを終了してメインルーチンに戻る。
【0074】図11は、図9のステップS4のサブルー
チンをさらに詳しく示すフローチャートである。サブル
ーチンが開始されると、ステップS41において、配送
された電子メールに、携帯通信端末7で対応しない変換
形式のボディ、または携帯通信端末7のアプリケーショ
ンソフトウエアが扱えないデータ形式のボディが含まれ
ているか否かを判定する。含まれていれば、次のステッ
プS42において、ボディを削除し、次のステップS4
3において、ボディのファイル名、ボディの変換形式
名、または原データ形式名から成る新たなボディを作成
し、サブルーチンを終了してメインルーチンに戻る。含
まれていなければ、そのままサブルーチンを終了してメ
インルーチンに戻る。
【0075】なお、ステップS42およびステップS4
3によって、携帯通信端末7で対応しない変換形式のボ
ディ、または携帯通信端末7のアプリケーションソフト
ウエアが扱えないデータ形式のボディが、ボディのファ
イル名、ボディの変換形式名、または原データ形式名か
ら成る新たなボディに変換されたことになる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信端末
に対応しない第1変換形式でエンコードされたボディ
を、その名称、第1変換形式の名称またはその両方のみ
のJISコードテキストデータに変換するので、各受信
端末の機能に適合した電子メールを送信することがで
き、受信端末の操作性を向上することができる。
【0077】また本発明によれば、受信端末のアプリケ
ーションソフトウエアによって実行可能なデータ形式と
異なる原データ形式のボディに対して、その名称、その
原データ形式の名称またはその両方のみのJISコード
テキストデータに変換するので、各受信端末の機能に適
合した電子メールを送信することができ、受信端末の操
作性を向上することができる。
【0078】また本発明によれば、受信端末に対応しな
い第1変換形式でエンコードされたボディに対して、さ
らに第2変換形式でデコード可能なJISコードテキス
トデータに変換するので、各受信端末の機能に適合した
電子メールを送信することができ、受信端末の操作性を
向上することができる。
【0079】また本発明によれば、電子メールのボディ
を解析することによって第1変換形式が識別され、登録
手段には受信端末の第2変換形式が登録されているの
で、第1変換形式と第2変換形式との相違を明確に判定
でき、確実に受信端末に適した電子メールを送信するこ
とができる。
【0080】また本発明によれば、変換コード表によっ
て、第2変換形式に従っても第1変換形式に従う場合と
同様な原データを復元することができる。
【0081】また本発明によれば、受信端末のアプリケ
ーションソフトウエアによって実行可能なデータ形式と
異なる原データ形式がエンコードされたボディに対し
て、さらにアプリケーションソフトウエアが扱うデータ
形式にデコード可能なJISコードテキストデータに変
換するので、各受信端末の機能に適合した電子メールを
送信することができ、受信端末の操作性を向上すること
ができる。
【0082】また本発明によれば、電子メールのボディ
を解析することによってボディの原データ形式が識別さ
れ、登録手段には受信端末のアプリケーションソフトウ
エアのデータ形式が登録されているので、確実に受信端
末に適した電子メールを送信することができる。
【0083】また本発明によれば、変換コード表によっ
て、原データ形式に対応しない受信端末のアプリケーシ
ョンソフトウエアであっても、原データ形式に対応した
アプリケーションソフトウエアによる場合と同様な動作
が可能である。
【0084】また本発明によれば、配送されてきた電子
メールをすぐに前記テキスト変換手段またはボディ変換
手段によって変換してメール記憶手段に格納しておき、
受信端末から送信要求コマンドが送られてきたときに、
変換された電子メールを即座に受信端末に送信するの
で、受信端末は電子メールの変換を待つことなく、即座
に変換後の電子メールを受信することができ、受信端末
の操作性を向上することができる。
【0085】また本発明によれば、操作者の希望通り
に、メール記憶手段から電子メールを削除するか、また
はメール記憶手段に電子メールを残留させるかを選択す
ることができるので、受信端末の操作性を向上すること
ができる。
【0086】また本発明によれば、受信端末に到達した
電子メールのヘッダには、テキスト変換手段によってボ
ディが変換されたか否かを示すデータが書き込まれてい
るので、操作者はこれを確認することができ、受信端末
の操作性をさらに向上することができる。
【0087】また本発明によれば、受信端末に到達した
電子メールのヘッダには、ボディ変換手段によってボデ
ィが変換されたか否かを示すデータが書き込まれている
ので、操作者はこれを確認することができ、受信端末の
操作性をさら向上することができる。
【0088】また本発明によれば、受信端末に到達した
電子メールのヘッダには、電子メールをメール記憶手段
から削除したか否かを示すデータが書き込まれているの
で、操作者はこれを確認することができ、受信端末の操
作性をさらに向上することができる。
【0089】また本発明によれば、操作者は、原データ
形式毎にボディの送信許可を設定することができ、伝送
時間をも含めて受信端末に到達した電子メールの内容を
把握するまでの時間を短縮することができる。
【0090】また本発明によれば、既に送信済みのボデ
ィがある電子メールに対して再び送信要求コマンドが送
られてきた場合に、送信許可の有無を無視してボディを
送信するので、受信端末から電子メールのボディに対す
る送信許可を設定し直す必要が無く、電子メール全体を
送信することができる。
【0091】また本発明によれば、操作者は、送信許可
の無いボディに対して受信端末への強制的に送信を指令
することができるので、ボディに対する送信許可を設定
し直す必要が無く、電子メール全体を送信することがで
きる。
【0092】また本発明によれば、操作者は、電子メー
ルの再送信または強制送信を選択して、いずれかの送信
を指令することができ、利便性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子メールシステム
を示す図である。
【図2】図1の電子メールシステムにおいて配送される
電子メールの構成例を示す図である。
【図3】図1のテキスト変換部13による電子メールの
変換例を示す図である。
【図4】図1のボディ変換部11による電子メールの変
換例を示す図である。
【図5】図1のデータベース12の登録内容を示す図で
ある。
【図6】図5の端末A,C,D毎に必要な変換コード表
の対応関係を示す図である。
【図7】図1のメール記憶部14に格納される送信許可
を示す図である。
【図8】図1のメール記憶部14に格納される既送信情
報または未送信情報をを示す図である。
【図9】図1の電子メールサーバ4による処理流れを示
すフローチャートである。
【図10】図9のステップS3のサブルーチンをさらに
詳しく示すフローチャートである。
【図11】図9のステップS4のサブルーチンをさらに
詳しく示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 インターネット 3,5 接続部 4 電子メールサーバ 6 公衆回線網 7 携帯通信端末 8 制御部 9 解析部 10 変換コード表記憶部 11 ボディ変換部 12 データベース 13 テキスト変換部 14 メール記憶部 15 書込部 16 ヘッダ 17,27,37,47,57 ボディ 20 電子メール 28 第1ボディ 29,39,49,59 第2ボディ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1変換形式に従ってJISコー
    ドテキストデータにエンコードされたボディを含む電子
    メールを格納するためのメール記憶手段と、 第1変換形式とは異なる第2変換形式に従ってJISコ
    ードテキストデータをデコードする受信端末に送信する
    ために、電子メールのボディを、その名称または第1変
    換形式の名称から成るJISコードテキストデータに書
    き換えるテキスト変換手段とを備えることを特徴とする
    電子メールサーバ。
  2. 【請求項2】 JISコードテキストデータにエンコー
    ドされたボディを含む電子メールを格納するためのメー
    ル記憶手段と、 JISコードテキストデータをデコードする受信端末で
    あって、ボディの原データ形式とは異なるデータ形式の
    データを実行可能なアプリケーションソフトウエアを有
    する受信端末に送信するために、電子メールのボディ
    を、その名称またはその原データ形式の名称から成るJ
    ISコードテキストデータに書き換えるテキスト変換手
    段とを備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  3. 【請求項3】 所定の第1変換形式に従ってJISコー
    ドテキストデータにエンコードされたボディを含む電子
    メールを格納するためのメール記憶手段と、 第1変換形式とは異なる第2変換形式に従ってJISコ
    ードテキストデータをデコードする受信端末に送信する
    ために、電子メールのボディを第2変換形式に従ってデ
    コード可能なJISコードテキストデータに変換するボ
    ディ変換手段とを備えることを特徴とする電子メールサ
    ーバ。
  4. 【請求項4】 前記ボディを解析することによって第1
    変換形式を識別するための解析手段と、 前記受信端末の第2変換形式を予め登録しておく登録手
    段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または3
    記載の電子メールサーバ。
  5. 【請求項5】 前記第1変換形式に従ってデコード可能
    な全JISコードと、第2変換形式に従ってデコード可
    能な全JISコードとをデコード結果が同一となるよう
    に対応させた変換コード表を記憶する変換コード表記憶
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の電
    子メールサーバ。
  6. 【請求項6】 JISコードテキストデータにエンコー
    ドされたボディを含む電子メールを格納するためのメー
    ル記憶手段と、 JISコードテキストデータをデコードする受信端末で
    あって、ボディの原データ形式とは異なるデータ形式の
    データを実行可能なアプリケーションソフトウエアを有
    する受信端末に送信するために、電子メールのボディ
    を、アプリケーションソフトウエアのデータ形式にデコ
    ード可能なJISコードテキストデータに変換するボデ
    ィ変換手段とを備えることを特徴とする電子メールサー
    バ。
  7. 【請求項7】 前記ボディを解析することによって原デ
    ータ形式を識別するための解析手段と、 前記受信端末のアプリケーションソフトウエアのデータ
    形式を予め登録しておく登録手段とをさらに備えること
    を特徴とする請求項2または6記載の電子メールサー
    バ。
  8. 【請求項8】 前記ボディの原データ形式にデコード可
    能な全JISコードと、受信端末のアプリケーションソ
    フトウエアのデータ形式にデコード可能な全JISコー
    ドとを、実行結果が同一となるように対応させた変換コ
    ード表を記憶する変換コード表記憶手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項6記載の電子メールサーバ。
  9. 【請求項9】 前記メール記憶手段に、変換された電子
    メールを格納しておいて、受信端末から送信要求コマン
    ドが送られたときに、メール記憶手段の変換された電子
    メールを受信端末に送信する制御を行う制御手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項1、2、3および6の
    うちのいずれか1つに記載の電子メールサーバ。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、受信端末からの送信
    要求コマンドに従って、電子メールの送信時に、電子メ
    ールをメール記憶手段から削除するか、または電子メー
    ルをメール記憶手段に残留させる制御を行うことを特徴
    とする請求項9記載の電子メールサーバ。
  11. 【請求項11】 前記電子メールはヘッダをさらに含
    み、 テキスト変換手段によってボディが変換されたか否かを
    示すデータを電子メールのヘッダに書込むための書込手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記
    載の電子メールサーバ。
  12. 【請求項12】 前記電子メールはヘッダをさらに含
    み、 ボディ変換手段によってボディが変換されたか否かを示
    すデータを電子メールのヘッダに書込むための書込手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項3または6記載
    の電子メールサーバ。
  13. 【請求項13】 前記電子メールはヘッダをさらに含
    み、 電子メールの送信時に、電子メールをメール記憶手段か
    ら削除したか否かを示すデータを電子メールのヘッダに
    書込むための書込手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項10記載の電子メールサーバ。
  14. 【請求項14】 所定形式のデータからエンコードされ
    たボディを含む電子メールを格納するためのメール記憶
    手段と、 格納されている電子メールを受信してデコードする受信
    端末に接続するための接続手段とを備えた電子メールサ
    ーバであって、 前記メール記憶手段は、受信端末から送られてきた格納
    要求コマンドに従って、原データ形式毎のボディの送信
    許可の有無をさらに格納し、 受信端末からの送信要求コマンドに対して、送信許可の
    有るボディを送信し、送信許可の無いボディを送信しな
    い制御を行う制御手段をさらに備えることを特徴とする
    電子メールサーバ。
  15. 【請求項15】 前記メール記憶手段は、ボディの未送
    信情報または既送信情報をさらに格納し、 前記制御手段は、受信端末から既送信ボディに対して送
    信要求コマンドが送られてきた場合、送信許可の有無と
    無関係に既送信のボディを再送信する制御を行うことを
    特徴とする請求項14記載の電子メールサーバ。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、受信端末からの強制
    送信コマンドに対して、送信許可の無いボディを送信す
    る制御を行うことを特徴とする請求項14記載の電子メ
    ールサーバ。
  17. 【請求項17】 前記メール記憶手段は、ボディの未送
    信情報または既送信情報をさらに格納し、 前記制御手段は、受信端末から既送信ボディに対して送
    信要求コマンドが送られてきた場合に送信許可の有無と
    無関係に既送信のボディを再送信し、強制送信コマンド
    に対して送信許可の無いボディを送信する制御を行い、 前記再送信および強制送信のいずれか一方を選択的に有
    効にすることを特徴とする請求項14記載の電子メール
    サーバ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108787A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 U's Mobile Co Ltd 音付き電子メールの送受信方法およびその装置
KR100473050B1 (ko) * 2002-11-30 2005-03-10 삼성에스디에스 주식회사 웹에서 첨부파일을 보기 위한 실시간 데이터 변환 방법
KR100798140B1 (ko) * 2001-05-23 2008-01-28 (주) 엘지텔레콤 이동 단말기에서의 메일 전송 방법

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