JP3141443B2 - 三相ブラシレスモータのブレーキ回路 - Google Patents

三相ブラシレスモータのブレーキ回路

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JP3141443B2
JP3141443B2 JP03248678A JP24867891A JP3141443B2 JP 3141443 B2 JP3141443 B2 JP 3141443B2 JP 03248678 A JP03248678 A JP 03248678A JP 24867891 A JP24867891 A JP 24867891A JP 3141443 B2 JP3141443 B2 JP 3141443B2
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brushless motor
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弘幸 榎並
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三相ブラシレスモータの
ブレーキ回路に関し、特にハードディスクドライブ等の
三相ブラシレスモータのブレーキ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるハードディスクドライブ等
の三相ブラシレスモータは、電源を切断しヘッドをラン
ディングゾーンまで退避させた後、ブレーキをかける必
要がある。それはヘッドを保護するためである。
【0003】図2は従来の一例を示す三相ブラシレスモ
ータのブレーキ回路図である。図2に示すように、ハー
ドディスクドライブ等の三相ブラシレスモータ3のブレ
ーキ回路2aは電源電圧監視回路1に接続され、その出
力でブレーキ用出力トランジスタ5を制御している。
尚、三相ブラシレスモータ3の駆動はモータ駆動回路4
により駆動される。このブレーキ回路2aは抵抗R,コ
ンデンサCからなる遅延素子11と、ANDゲート9と
を有し、特に遅延素子11は外付けされる。かかるブレ
ーキ回路2aにおいて、電源電圧監視回路1が異常電圧
を検出した場合は“H”レベルを出力し、正常時は
“L”レベルを出力している。この電源電圧監視回路1
で異常電圧を検出した場合、ブレーキ回路2aにおける
遅延素子11の出力が“L”レベルから“H”レベルに
変化するまでの間、ブレーキ回路2aの出力は“L”レ
ベルとなる。次に、ブレーキ回路2aの出力が“H”レ
ベルとなった場合、ブレーキ用出力トランジスタ5がオ
ンし、三相ブラシレスモータ3の回転にブレーキがかか
る。このブレーキがかかる迄の間、三相ブラシレスモー
タ3に対するモータ駆動回路4の出力はハイインピーダ
ンスになっている。従って、このときの三相ブラシレス
モータ3は発電機として働き、各ICに対し一定期間、
回転数に応じた電圧を供給している。また、電源電圧が
正常に印加されている場合、ブレーキ回路2aの出力は
“L”レベルとなるので、ブレーキ用出力トランジスタ
5はオフする。従って、このときの三相ブラシレスモー
タ3はモータ駆動回路4の出力により回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の三相ブ
ラシレスモータのブレーキ回路は、ヘッドがランディン
グゾーンまで退避するのに必要な時間を遅延素子により
決定してるので、コンデンサや抵抗等からなる遅延素子
の外付けが必要になるという欠点がある。また、従来の
ブレーキ回路では、遅延素子が外付けであるため、時間
設定を容易に変更することは困難であるという欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は、かかる遅延素子の外付け
を解消するとともに、時間設定を容易に変更することの
できる三相ブラシレスモータのブレーキ回路を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の三相ブラシレス
モータのブレーキ回路は、電源電圧監視回路の異常電圧
検出に基づく監視信号の存在のもとに、モータ駆動回路
から出力される三相ブラシレスモータの回転数を表わす
インデックス信号を計数するカウンタと、前記モータに
ブレーキをかけるまでに必要な時間を決めるために前記
インデックス信号の周期の倍数に換算した任意の値をあ
らかじめ設定しておくレジスタと、前記レジスタの値お
よび前記カウンタの値を比較する比較器とを備え、前記
比較器出力により前記モータ駆動回路に接続された
レーキ用出力トランジスタを制御するとともに、前記カ
ウンタの計数を停止させるように構成している。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す三相ブラシ
レスモータのブレーキ回路図である。図1に示すよう
に、本実施例のタイマ機能付ブレーキ回路2は三相ブラ
シレスモータ3とモータ駆動回路4との間に接続された
ブレーキ用出力トランジスタ5を制御するものであり、
モータ駆動回路4からのインデックス(ID)信号およ
び電源電圧監視回路1からの監視信号をANDゲート9
およびORゲート10により入力するカウンタ8と、任
意の値をあらかじめ設定しておくためのレジスタ6と、
このレジスタ6およびカウンタ8の値を比較する比較器
7とを有する。この比較器7での比較結果が一致したと
きはブレーキ用出力トランジスタ5を駆動する。
【0009】まず、電源電圧監視回路1は異常電圧を検
出した時に“H”レベルを出力し、正常時は“L”レベ
ルを出力している。また、比較器7はレジスタ6とカウ
ンタ8のデータが一致した時にのみ“H”レベルを出力
し、通常は“L”レベルを出力している。それ故、電源
電圧が正常に印加されている場合、その出力は“L”レ
ベルであるので、ANDゲート9の出力は常に“L”と
なる。従って、カウンタ8とレジスタ6のデータは一致
せず、比較器7の出力は“L”レベルとなるので、ブレ
ーキ用出力トランジスタ5はオフとなっている。このた
め、三相ブラシレスモータ3は駆動回路4の出力により
駆動され、回転している。
【0010】次に、電源電圧の異常を検出した場合、そ
の出力は“H”レベルとなるので、ANDゲート9の出
力は三相ブラシレスモータ3の駆動回路4から出力され
るID信号になる。このID信号は三相ブラシレスモー
タ3が1回転するとき1回出力されるパルス信号であ
る。これにより、カウンタ8はAND9の出力をカウン
トする。一方、レジスタ6は三相ブラシレスモータ3に
ブレーキをかけるまでに必要な時間を決めるために、こ
のID信号の周期の倍数に換算した値を設定する。それ
故、比較器7でレジスタ6とカウンタ8のデータを比較
し且つ一致するまで、カウンタ8はID信号をカウント
する。このレジスタ6とカウンタ8のデータが一致した
時に、比較器7の出力が“H”レベルとなるので、OR
ゲート10の出力が“H”レベル、ANDゲート9の出
力が“H”レベルになり、カウンタ8はID信号のカウ
ントを停止する。また、比較器7の出力が“H”レベル
になると、ブレーキ用出力トランジスタ5がオンするの
で、三相ブラシレスモータ3の回転にブレーキをかけ
る。すなわち、三相ブラシレスモータ3にブレーキがか
かるまでのしばらくの間は、駆動回路4の出力がハイイ
ンピーダンスになっているので、三相ブラシレスモータ
3は発電機として動作し、各ICへ一定期間回転数に応
じた電圧を供給することになる。その後は、直ちに停止
する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の三相ブラ
シレスモータのブレーキ回路は、任意に設定した値まで
インデックス信号を計数することにより、コンデンサや
抵抗からなる遅延素子等の外付け部品を削減でき、レジ
スタの値を変えるだけで容易にブレーキ回路としての時
間設定をプログラマブルにできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す三相ブラシレスモータ
のブレーキ回路図である。
【図2】従来の一例を示す三相ブラシレスモータのブレ
ーキ回路図である。
【符号の説明】 1 電源電圧監視回路 2 タイマ機能付ブレーキ回路 3 三相ブラシレスモータ 4 モータ駆動回路 5 ブレーキ用出力トランジスタ 6 レジスタ 7 比較器 8 カウンタ 9 ANDゲート 10 ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧監視回路の異常電圧検出に基づ
    く監視信号の存在のもとに、モータ駆動回路から出力さ
    れる三相ブラシレスモータの回転数を表わすインデック
    ス信号を計数するカウンタと、前記モータにブレーキを
    かけるまでに必要な時間を決めるために前記インデック
    ス信号の周期の倍数に換算した任意の値をあらかじめ設
    定しておくレジスタと、前記レジスタの値および前記カ
    ウンタの値を比較する比較器とを備え、前記比較器
    力により前記モータ駆動回路に接続されたブレーキ用出
    力トランジスタを制御するとともに、前記カウンタの計
    数を停止させることを特徴とする三相ブラシレスモータ
    のブレーキ回路。
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