JP3140684B2 - 吊荷旋回制御装置 - Google Patents

吊荷旋回制御装置

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JP3140684B2 JP08138459A JP13845996A JP3140684B2 JP 3140684 B2 JP3140684 B2 JP 3140684B2 JP 08138459 A JP08138459 A JP 08138459A JP 13845996 A JP13845996 A JP 13845996A JP 3140684 B2 JP3140684 B2 JP 3140684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン等に吊下
げられた吊荷や吊り治具の旋回方向の位置決めを行なう
吊荷旋回制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建設現場などにおいてクレーン等
を用いる際、吊られた吊荷の旋回方向位置決めには、以
下のような方法を用いていた。 (1)人力によるもの 図9は、従来の人力による吊荷旋回方法を説明するため
の図である。図9において、天秤梁2はワイヤ3により
図示しないクレーン等から吊られており、吊荷4はワイ
ヤ5により天秤梁2から吊られている。吊荷4の旋回方
向位置決めは、作業者が吊荷4に取り付けられたロープ
19を任意に引っ張るか、あるいは押し棒20を吊荷4
に押し付けることで行なっていた。
【0003】(2)ファン式旋回装置によるもの 図10は、従来のファン式旋回装置による吊荷旋回方法
を説明するための図である。図10において、天秤梁2
はワイヤ3により図示しないクレーン等から吊られてお
り、吊荷4はワイヤ5により天秤梁2から吊られてい
る。さらに、天秤梁2の下部にはファン式旋回装置21
が取り付けられており、このファン式旋回装置21は両
側にファン22を備えている。そして吊荷4の旋回方向
位置決めは、ファン22の推進力を利用し、天秤梁2を
旋回することにより行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような従来の方法には、それぞれ以下のような問題点が
あった。 (1)人力によるもの 作業中、吊荷4が旋回することにより作業者が振り回さ
れたりする危険があるなどの、安全性に係る問題。
【0005】(2)ファン式旋回装置によるもの 吊荷4の旋回がファン22の推力によるため、旋回の速
度が遅く作業に手間取り、また吊荷4に慣性力が付いた
後では急に止めることができず、その位置決めにも時間
を要した。本発明の目的は、迅速で応答性の良い吊荷の
旋回制御が行なえるとともに安全性の高い吊荷旋回制御
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の吊荷旋回制御装置は以下の如
く構成されている。 (1)本発明の吊荷旋回制御装置は、所定箇所から吊り
下げられた吊荷の旋回を制御する吊荷旋回制御装置であ
り、ほぼ垂直面内で回転するフライホイールと、このフ
ライホイールを軸支し、かつ前記フライホイールを支持
する軸に直交する支持軸を有する枠状のジンバルと、こ
のジンバルを前記支持軸まわりに傾動させる駆動手段
と、この駆動手段による傾動を制御することで前記吊荷
を旋回させるとともにその旋回を停止させる制御手段
と、前記駆動手段のトルクと前記吊荷の旋回速度との関
係に従い、前記駆動手段に設けられた可変抵抗器の抵抗
を調整することで前記制御手段による旋回速度を調整す
る調整手段と、から構成されている。 (2)本発明の吊荷旋回制御装置は上記(1)に記載の
装置であって、かつ前記制御手段による旋回および停止
をON−OFF指令信号により行なう。
【0007】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。 (1)本発明の吊荷旋回制御装置によれば、フライホイ
ールを軸支しかつ前記フライホイールを支持する軸に直
交する支持軸を有する枠状のジンバルを前記支持軸まわ
りに傾動させるよう制御することで、前記吊荷を旋回さ
せるとともにその旋回を停止させるので、所謂ジャイロ
モーメントを利用して前記吊荷の旋回制御を行なうこと
になり、迅速で応答性の良い旋回制御が行なえ、作業効
率が高まる。また、従来必要とされていた吊荷旋回用の
ロープや押し棒が不要になり、作業中吊荷が旋回するこ
とにより作業員が振り回されることがなくなり、安全性
が向上する。さらに、例えば操作盤を用いた遠隔操作に
よる制御が可能になり、高所での作業においても、吊荷
の旋回位置決めを行なうことができる。また、吊荷の旋
回の速度を調整するよう前記駆動手段に可変抵抗器を設
けているので、バッテリーからの供給電源を前記可変抵
抗器により調整することで、容易かつ任意に旋回の速度
を調整することができる。 ()本発明の吊荷旋回制御装置によれば、吊荷の旋回
および停止をON−OFF指令信号により行なうので、
例えば操作盤からON−OFF指令を行なうだけで旋回
および停止操作ができ、当該吊荷旋回制御装置の操作機
構の単純化、簡素化が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る吊荷旋回制御装置の構成を示す全体図である。なお、
図1において図9および図10と同一な部分には同一符
号を付してある。
【0009】図1において、天秤梁2はワイヤ3,3に
より図示しないクレーン等から吊られており、平板状の
吊荷4はワイヤ5,5により天秤梁2から吊られてい
る。さらに、天秤梁2の下部には吊荷旋回制御装置1が
取り付けられており、吊荷旋回制御装置1には受信器6
が接続されている。この受信器6は、操作盤8にて作業
者により設定され送信器7から無線により送信された指
令を示す信号を受信する。
【0010】図2の(a)および(b)は、上記吊荷旋
回制御装置1の内部構造を説明するための図であり、
(a)は正面断面図、(b)は平面断面図である。吊荷
旋回制御装置1のケーシング11内部は三室に区切られ
ており、中央の室内にジンバル12に軸支されたフライ
ホイール13が収容されている。また一端の室内にはバ
ッテリー14が収納されており、他端の室内にはコント
ローラ15が収納されている。
【0011】フライホイール13は、フライホイール用
モータ16により軸131を介して高速に回転され、ジ
ンバル12はジンバル用モータ17により軸121を介
して回転される。また、ジンバル用モータ17は図示し
ないモータードライブにより駆動され、その駆動のため
の電源はバッテリー14から供給され、各モータの駆動
制御はコントローラ15で行なわれる。
【0012】このような構成をなす吊荷旋回制御装置1
においては、作業者が操作盤8を操作することにより、
作業者の指示を示す信号が送信器7から無線により送信
される。そして、前記信号は受信器6で受信されたのち
前記コントローラ15へ送られ、その信号に基づきコン
トローラ15で前記モータドライブの制御が行なわれ、
吊荷旋回制御装置1からモーメント出力がなされる。
【0013】図3は、上記吊荷旋回制御装置1を構成す
るコントロール・モーメント・ジャイロ(CMG)の原
理を説明するための図である。コントロール・モーメン
ト・ジャイロは、ジャイロ効果を利用したモーメント発
生装置である。なお、図3において図2と同一な部分に
は同一符号を付してある。
【0014】極慣性モーメントIpであるフライホイー
ル13は上述したようにジンバル12により軸支されて
おり、フライホイール用モータ16により高速(角速度
Ω)で回転する。さらに、フライホイール13の回転軸
131に直交するジンバルの軸121にジンバル用モー
タ17が取り付けられ、角速度θ’のトルク(モーメン
ト)を負荷させることにより、フライホイール13とジ
ンバルの軸121に直交した出力モーメント(ジャイロ
モーメント)M=Ip・Ω・θ’が得られる。そして、
この吊荷旋回制御装置1を構成するコントロール・モー
メント・ジャイロの出力を制御することで、吊荷4の旋
回制御を行なう。
【0015】図4は、上記吊荷旋回制御装置1の旋回速
度調整機構を示す図である。なお、図4において図2の
(b)と同一な部分には同一符号を付してある。バッテ
リー14の+極は可変抵抗器18を介してジンバル用モ
ータ17に接続されているとともに、バッテリー14の
−極は直接ジンバル用モータ17に接続されている。吊
荷4の旋回角速度ψ’はジンバル用モータ17のトルク
すなわち供給電源を調整すれば設定できるので、バッテ
リー14からの電源供給ラインに可変抵抗器18を設置
している。
【0016】吊荷4の旋回角速度は吊荷旋回制御装置1
におけるジンバル用モータ17の出力に比例し、その出
力はバッテリー14からジンバル用モータ17への供給
電源に応じて変化する。そのため、可変抵抗器18を用
いてバッテリー14からの供給電源を変化させること
で、ジンバル用モータ17の出力すなわち吊荷4の旋回
角速度を調整する。
【0017】図5の(a)は、可変抵抗器18の抵抗
(R)とジンバル用モータ17の電圧(V)およびトル
ク(T)との関係を示す図である。図5の(a)に示す
ように、可変抵抗器18の抵抗(R)を変化させると、
供給電源の電圧(V)が変化し、それに対応してジンバ
ル用モータ17のトルク(T)が変化する。
【0018】図5の(b)は、ジンバル用モータ17の
トルク(T)と吊荷の旋回角速度(ψ’)との関係を示
す図である。図5の(b)に示すように、ジンバル用モ
ータ17のトルク(T)と旋回角速度(ψ’)とは比例
関係にあり、図5の(a)に示した可変抵抗器18の抵
抗(R)を調整することで、吊荷4の旋回角速度を任意
に設定できる。
【0019】図6の(a)〜(c)は、吊荷旋回制御装
置1による吊荷4の旋回とジンバル12の制御状況を説
明するための図である。図6の(a)は、吊荷4を90
度旋回させたときの旋回角の変化を示しており、(b)
は吊荷4の旋回に対応するジンバル12の傾き角の変
化、(c)はジンバル12の角速度の変化を示してい
る。
【0020】図7および図8は、図6に示した制御状況
における操作盤8からのON−OFF制御による旋回位
置決めの制御フローチャートである。まずステップS1
で、作業者が操作盤8上の右旋回用スイッチをONにす
ると、ステップS2で、その指令は上記モータドライブ
へ伝えられ、ジンバル用モータ17が起動する。そして
ジンバル12の角速度θ’に比例した出力モーメントM
=Ip・Ω・θ’が発生し、それに応じて吊荷4が旋回
を始める。一方では吊荷4の旋回角速度ψ’に応じて、
上記コントロール・モーメント・ジャイロ(CMG)を
介しジンバル用モータ17に逆モーメント、すなわち逆
起電力M’が作用する。この逆起電力の大きさはM’=
Ip・Ω・ψ’で表される。
【0021】次に、ステップS3で、この逆起電力M’
がジンバル用モータ17のトルクTより小さい場合に
は、ステップS4で、上記コントロール・モーメント・
ジャイロからの出力モーメントMは発生し続ける。その
ためステップS5で、吊荷4も加速しながら旋回する。
これにより、ステップS6で、吊荷4の旋回角速度ψ’
に応じた逆起電力M’も増大する。
【0022】続いてステップS7で、この逆起電力M’
がジンバル用モータ17のトルクTと等しくなったとこ
ろで、ステップS8で、ジンバル用モータ17は停止す
る。このためステップS9で、ジンバル12の角速度
θ’も0になり、出力モーメントMも0となるため、ス
テップS10で、加速旋回していた吊荷4は定速旋回す
ることになる。
【0023】そしてステップS11で、吊荷4が所定の
位置に到達したところで、ステップS12で、上記右旋
回用スイッチをOFFにする。これによりステップS1
3で、ジンバル用モータ17への電源供給は無くなり出
力トルクTは0になる。しかし、逆起電力M’はトルク
T=0に比較して大きくなり、結果としてステップS1
4で、ジンバル用モータ17は逆回転を始め、ステップ
S15で、上記コントロール・モーメント・ジャイロか
ら逆モーメントが出力される。
【0024】そのためステップS16で、旋回していた
吊荷4は減速し、それに応じてステップS17で、吊荷
4の旋回角速度ψ’に比例する逆起電力M’も減少す
る。そしてステップS18で、逆起電力M’が0になっ
た時点で、ステップS19で、ジンバル用モータ17は
停止し、ステップS20で、出力されていた逆モーメン
トは0になる。これによりステップS21で、吊荷4は
所定の位置に停止する。
【0025】なお、吊荷4を反対方向へ旋回させるとき
には、バッテリー14からジンバル用モータ17へ供給
される電源の極性+−を換えるだけでよく、容易に旋回
方向を選定できる。ここで、吊荷4が定速旋回するとき
には、ジンバル用モータ17の出力トルクTは、モータ
17に負荷する逆起電力M’=Ip・Ω・ψ’とT=
M’の関係にある。よって、吊荷4の旋回角速度ψ’
は、モータのトルクを調整することで設定できる。
【0026】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成およ
び作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施の形態に示された吊荷旋回制御装置は、所定
箇所から吊り下げられた吊荷4の旋回を制御する吊荷旋
回制御装置であり、ほぼ垂直面内で回転するフライホイ
ール13と、このフライホイール13を軸支し、かつ前
記フライホイール13を支持する軸131に直交する支
持軸(121)を有する枠状のジンバル12と、このジ
ンバル12を前記支持軸(121)まわりに傾動させる
駆動手段(17)と、この駆動手段(17)による傾動
を制御することで前記吊荷4を旋回させるとともにその
旋回を停止させる制御手段(15)と、から構成されて
いる。
【0027】このように上記吊荷旋回制御装置において
は、フライホイール13を軸支しかつ前記フライホイー
ル13を支持する軸131に直交する支持軸(121)
を有する枠状のジンバル12を前記支持軸(121)ま
わりに傾動させるよう制御することで、前記吊荷4を旋
回させるとともにその旋回を停止させるので、所謂ジャ
イロモーメントを利用して前記吊荷4の旋回制御を行な
うことになり、迅速で応答性の良い旋回制御が行なえ、
作業効率が高まる。また、従来必要とされていた吊荷旋
回用のロープ19や押し棒20が不要になり、作業中吊
荷4が旋回することにより作業員が振り回されることが
なくなり、安全性が向上する。さらに、例えば操作盤8
を用いた遠隔操作による制御が可能になり、高所での作
業においても、吊荷4の旋回位置決めを行なうことがで
きる。 [2]実施の形態に示された吊荷旋回制御装置は上記
[1]に記載の装置であって、かつ前記制御手段(1
5)による旋回の速度を調整するよう前記駆動手段(1
7)に可変抵抗器18を設けている。
【0028】このように上記吊荷旋回制御装置において
は、吊荷4の旋回の速度を調整するよう前記駆動手段
(17)に可変抵抗器18を設けているので、バッテリ
ー14からの供給電源を前記可変抵抗器18により調整
することで、容易かつ任意に旋回の速度を調整すること
ができる。 [3]実施の形態に示された吊荷旋回制御装置は上記
[1]または[2]に記載の装置であって、かつ前記制
御手段(15)による旋回および停止をON−OFF指
令信号により行なうよう構成されている。
【0029】このように上記吊荷旋回制御装置において
は、吊荷4の旋回および停止をON−OFF指令信号に
より行なうので、例えば操作盤8からON−OFF指令
を行なうだけで旋回および停止操作ができ、当該吊荷旋
回制御装置の操作機構の単純化、簡素化が図れる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、迅速で応答性の良い吊
荷の旋回制御が行なえるとともに安全性の高い吊荷旋回
制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る吊荷旋回制御装置の
構成を示す全体図。
【図2】本発明の実施の形態に係る吊荷旋回制御装置1
の内部構造を説明するための図であり、(a)は正面断
面図、(b)は平面断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係るコントロール・モー
メント・ジャイロ(CMG)の原理を説明するための
図。
【図4】本発明の実施の形態に係る吊荷旋回制御装置の
旋回速度調整機構を示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係る図であり、(a)は
可変抵抗器18の抵抗(R)とジンバル用モータ17の
電圧(V)およびトルク(T)との関係を示す図、
(b)はジンバル用モータ17のトルク(T)と吊荷旋
回角速度(ψ’)との関係を示す図。
【図6】本発明の実施の形態に係る吊荷旋回制御装置に
よる吊荷の旋回とジンバルの制御状況を説明するための
【図7】本発明の実施の形態に係る旋回位置決めの制御
フローチャート。
【図8】本発明の実施の形態に係る旋回位置決めの制御
フローチャート。
【図9】従来例に係る人力による吊荷旋回方法を説明す
るための図。
【図10】従来例に係るファン式旋回装置による吊荷旋
回方法を説明するための図。
【符号の説明】
1…吊荷旋回制御装置 2…天秤梁 3…ワイヤ 4…吊荷 5…ワイヤ 6…受信器 7…送信器 8…操作盤 11…ケーシング 12…ジンバル 121…軸 13…フライホイール 131…軸 14…バッテリー 15…コントローラ 16…フライホイール用モータ 17…ジンバル用モータ 18…可変抵抗器 19…ロープ 20…押し棒 21…ファン式旋回装置 22…ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神吉 博 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 脇坂 達也 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)発明者 井上 文宏 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)発明者 池田 雄一 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)発明者 渡辺 幸次 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株 式会社大林組技術研究所内 (72)発明者 大八木 衆司 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株 式会社大林組内 (72)発明者 福田 一成 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 株 式会社大林組内 (72)発明者 上村 泰邦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (56)参考文献 特開 平6−80383(JP,A) 特開 平1−303290(JP,A) 特開 平7−53177(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定箇所から吊り下げられた吊荷の旋回を
    制御する吊荷旋回制御装置であり、 ほぼ垂直面内で回転するフライホイールと、 このフライホイールを軸支し、かつ前記フライホイール
    を支持する軸に直交する支持軸を有する枠状のジンバル
    と、 このジンバルを前記支持軸まわりに傾動させる駆動手段
    と、 この駆動手段による傾動を制御することで前記吊荷を旋
    回させるとともにその旋回を停止させる制御手段と、前記駆動手段のトルクと前記吊荷の旋回速度との関係に
    従い、前記駆動手段に設けられた可変抵抗器の抵抗を調
    整することで前記制御手段による旋回速度を調整する調
    整手段と、 を具備したことを特徴とする吊荷旋回制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段による旋回および停止をON
    −OFF指令信号により行なうことを特徴とする請求項
    1に記載の吊荷旋回制御装置。
JP08138459A 1996-05-31 1996-05-31 吊荷旋回制御装置 Expired - Lifetime JP3140684B2 (ja)

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JPH07267579A (ja) ジャイロスコープによる吊荷姿勢制御装置およびその制御方法

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