JP3139534B2 - 共振型スイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
に直列接続されたコンデンサとの直列共振を使用した共
振型スイッチング電源装置に関する。
源装置即ちDC−DCコンバータを示す。このスイッチ
ング電源装置においては、直流電源1の一端と他端との
間に第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の直列回路が接
続されている。第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 はソ
ースがサブストレートに接続された絶縁ゲート型(MO
S型)電界効果トランジスタ(FET)から成り、本来
のFET部分である制御スイッチS1 、S2 とこれに逆
並列接続されたダイオードD1 、D2 とを含む。勿論こ
のスイッチQ1 、Q2 をバイポーラトランジスタとこれ
に逆並列接続されたダイオードで構成することもでき
る。また、ダイオードD1 、D2 を内蔵させないで個別
ダイオードとすることができる。第2のスイッチQ2 に
並列に、トランスTの1次巻線N1 とコイルから成る共
振用インダクタンス素子Lr と共振用コンデンサCr と
のLC直列共振回路が接続されている。もし、要求され
る直列共振用インダクタンスの全部を1次巻線N1 で得
ることができる場合には、個別のインダクタンス素子L
r を省くことができる。1次巻線N1 は点線で示すよう
にこれに等価的に並列接続された励磁インダクタンスL
p を有する。この励磁インダクタンスLp は等価的に1
次巻線N1 の抵抗分に対して並列接続されている。直列
共振回路の出力回路を構成するために、磁性体コア2に
よって1次巻線N1 に電磁結合されたトランスTの2次
巻線N2 及び出力整流平滑回路が設けられている。2次
巻線N2 はセンタタップによって第1及び第2の巻線N
2a、N2bに分けられ、これ等の一端は第1及び第2の出
力整流ダイオードDO1、DO2を介して出力平滑用コンデ
ンサC0 の一端に接続され、センタタップはコンデンサ
C0の他端に接続されている。出力平滑用コンデンサC0
に接続された出力端子3、4の間に負荷5が接続され
ている。制御回路6は、第1及び第2のスイッチQ1 、
Q2 をLr 、Cr の共振周波数f0 よりも高いオン・オ
フ繰返し周波数で駆動する回路であり、出力端子3、4
にライン7、8で接続されていると共に、ライン9、1
0によって第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の制御端
子(ゲート)に接続されている。なお、第1及び第2の
スイッチQ1 、Q2 の制御は、周知のようにゲート・ソ
ース間電圧VGS1、VGS2 を印加することによって達成
されるので、第1及び第2のスイッチQ1、Q2 のソー
スに対しても制御回路6は図示が省かれているラインに
よって接続されている。第1及び第2のスイッチQ1 、
Q2 のターンオフ時のスイッチング損失を低減させるた
めの部分共振回路を形成するために第1及び第2のスイ
ッチQ1 、Q2 に並列にコンデンサC1 、C2 が接続さ
れている。なお、このコンデンサC1 、C2 を第1及び
第2のスイッチQ1 、Q2 の浮遊容量(ストレーキャパ
シタンス)とすることができる。また、第1のコンデン
サC1 を省くことができる。
Lr のインダクタンス値LとコンデンサCr の容量Cと
で決まる固有の直列共振周波数f0 に近いオン・オフ繰
返し周波数(以下、オン・オフ周波数と言う)で第1及
び第2のスイッチQ1 、Q2を交互にオン・オフする
と、Lr 、Cr の直列共振回路に共振電流が流れ、トラ
ンスTを介して負荷5に電力を供給することができる。
図2は第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のオン・オフ
周波数fとトランスTを介して負荷5に供給できる電力
Pとの関係の特性曲線を示す。この特性曲線から明らか
なようにコンデンサCr とインダクタンス素子Lr とに
よる固有のLC共振周波数f0 と第1及び第2のスイッ
チQ1 、Q2 のオン・オフ周波数fとが一致した時にト
ランスTの2次側への電力Pの供給が最大になり、共振
周波数f0 の両側においてオン・オフ周波数fに対して
依存性を有して電力Pの供給量が変化する。そこで、図
1のスイッチング電源装置においては、LC共振周波数
f0 よりも高い周波数領域のfa からfb までが第1及
び第2のスイッチQ1 、Q2 のオン・オフ周波数fの正
常制御範囲とされており、出力電圧を一定にする時に、
fa 〜fb の範囲で第1及び第2のスイッチQ1 、Q2
のオン・オフ周波数が変えられる。図3は第1及び第2
のスイッチQ1 、Q2 のオン・オフ周波数fがfa の時
とfb の時との1次巻線N1 の電圧Vn1の振幅変化を説
明的に示すものである。これから明らかなようにオン・
オフ周波数fが低い時には1次巻線N1 の電圧Vn1が高
くなり、オン・オフ周波数fが高い時には1次巻線N1
の電圧Vn1の振幅が低くなり、2次側への電力Pの供給
量がオン・オフ周波数fによって変化する。
制御範囲を出来るだけ広くするためにオン・オフ周波数
の制御範囲の下限周波数fa をLC共振周波数f0 に接
近させたいことがある。1次巻線N1 のインダクタンス
値とインダクタンス素子Lr のインダクタンス値との合
計の値L及びコンデンサCr の容量値Cのバラツキ及び
第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のオン・オフ制御信
号を形成する回路の定数のバラツキがあると、図2のf
0 とfa との関係を所望値に設定することが不可能にな
る。このような設定状態において、第1及び第2のスイ
ッチQ1 、Q2 のオン・オフ周波数を下限周波数fa 又
はこの近くまで下げるための制御が生じると、オン・オ
フ周波数fが共振周波数f0 よりも低くなる状態が生
じ、定電圧制御が不可能になるおそれがある。即ち、図
2において共振周波数f0 よりも高い周波数領域で第1
及び第2のスイッチQ1 、Q2 をオン・オフしている場
合にはLC直列共振回路は誘導性リアクタンスとして作
用し、オン・オフ周波数fを上げるに従って電力Pの供
給量は低下するのに対し、共振周波数f0 よりも低い周
波数領域で第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 をオン・
オフしている場合にはLC直列共振回路は容量性リアク
タンスとして作用し、オン・オフ周波数fを上げるに従
って電力Pの供給量も高くなる。従って、図2のfa 〜
fb を正常制御範囲とした回路をf0 よりも低い領域で
動作させると定電圧制御が不可能になる。このため、従
来の共振型スイッチング電源装置では、バラツキを考慮
して図2のf0 とfa との差fa −f0 が比較的大きく
設定されており、結果として第1及び第2のスイッチQ
1 、Q2 のオン・オフ周波数の制御範囲及び出力電圧の
制御範囲が狭くなった。
し周波数の制御範囲を広げることができる共振型スイッ
チング電源装置を提供することにある。
の本発明は、直流電源の一端と他端との間に接続され且
つ制御端子をそれぞれ有している第1及び第2のスイッ
チの直列回路と、インダクタンスを有するトランスの1
次巻線と共振用コンデンサとの直列回路又は1次巻線と
インダクタンス素子と共振用コンデンサとの直列回路で
あって、前記第2のスイッチに対して並列に接続された
LC直列共振回路と、前記トランスの2次巻線に接続さ
れた出力回路と、前記第2のスイッチに並列に接続され
た部分共振用コンデンサ又は浮遊容量、又は前記第1及
び第2のスイッチにそれぞれ並列に接続された第1及び
第2の部分共振用コンデンサ又は浮遊容量と、前記第1
及び第2のスイッチをデッド・タイムを有して交互にオ
ン状態にするための第1及び第2の制御信号を前記第1
及び第2のスイッチの制御端子に供給するものであっ
て、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周
波数と前記トランスを介して前記出力回路に供給する電
力との関係を示す特性曲線において前記電力がピークと
なる共振周波数よりも高い側の周波数領域と低い側の周
波数領域とのいずれか一方を正常制御範囲として前記第
1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数を制御
して前記出力回路の出力電圧を調整する制御回路とを有
する共振型スイッチング電源装置において、前記LC直
列共振回路又は前記第1のスイッチ又は前記第2のスイ
ッチの電流を検出する電流検出手段と、前記第1及び第
2の制御信号の少なくとも一方と前記電流検出手段の出
力とに基づいて、前記第1及び第2のスイッチのオン・
オフ繰返し周波数が前記正常制御範囲から外れているこ
とを検出する制御範囲外れ検出手段と、前記制御範囲外
れ検出手段から前記オン・オフ繰返し周波数が前記正常
制御範囲から外れていることを示す信号が得られた時
に、前記オン・オフ繰返し周波数を前記正常制御範囲に
戻すための周波数制御手段とが設けられていることを特
徴とする共振型スイッチング電源装置に係わるものであ
る。なお、請求項2に示すように、制御回路を、図5、
図11、図14に示すような電圧制御信号形成回路18
と、制御パルス形成回路19、19aとで構成すること
が望ましい。また制御パルス形成回路は、例えば図6に
示すような三角波発生用コンデンサ27と、例えば図6
のトランジスタ23、24と抵抗22、25、26、2
8から成るような充電回路と、例えば図6の抵抗26と
トランジスタ33とから成る放電回路と、例えば図6の
比較器30、抵抗34、35、36、インバ−タ37、
フリップフロップ38、ANDゲ−ト39、40から成
るような波形整形及びパルス分配回路とによって構成す
ることが望ましい。また、出力電圧を制御するために、
例えば図6のホトトランジスタ20のような充電電流制
御回路を設けることが望ましい。また、請求項3に示す
ように、制御範囲外れ検出手段として、例えば図5に示
すように第1及び第2のコンパレ−タCP1 、CP2 と
第1及び第2の基準電圧源E1 、E2 と第1及び第2の
フリップフロップFF1 、FF2 と第1及び第2の論理
ゲ−トG1 、G2 とから成る回路を設けること、及び周
波数制御手段として例えば図6に示すトランジスタ4
1、42のような強制放電用スイッチを設け、これ等を
論理ゲ−トG1 、G2 の出力で制御することが望まし
い。また、請求項4に示すように、波形整形及びパルス
分配回路を、例えば図15に示す比較器30、31とフ
リップフロップ32とから成る方形波パルス形成回路
と、駆動回路61、62のような第1及び第2の駆動パ
ルス形成手段と、立上り遅延回路63、64のような第
1及び第2の遅延手段とで構成することができる。ま
た、請求項5に示すように、制御範囲外れ検出回路を共
振電流の半波に基づいて検出するように構成し、周波数
制御手段として図12に示すように積分器51のような
積分回路と、充電電流制御のトランジスタ50のような
制御素子を設けることができる。
及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数が正常制
御範囲から外れると、正常制御範囲に戻される。従っ
て、正常制御範囲を回路素子の定数のバラツキを考慮し
て狭く設定することが不要になり、正常制御範囲を広く
設定することが可能になる。また、請求項2〜5の発明
によれば、比較的簡単な回路構成によって制御範囲外れ
を正確に検出し、制御範囲に容易に戻すことがきる。
の第1の実施例の共振型スイッチング電源装置を説明す
る。但し、図4において、図1と共通する部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。図4の共振型スイ
ッチング電源装置即ちDC−DCコンバータは、制御回
路6a、電流検出器11、及び制御範囲外れ検出回路1
2の他は図1と同一に構成されている。
T11aと電流電圧(I/V)変換器11bとから成
り、1次巻線N1 とインダクタンス素子Lrと共振用コ
ンデンサCr の直列共振回路に流れる共振電流を検出
し、この電流に対応した検出電圧を送出する。
によって電流検出器11に接続されていると共に、ライ
ン14、15によって制御回路6aの一対の出力ライン
9、10に接続され、且つこの出力ライン16、17は
制御回路6aに接続されている。この制御範囲外れ検出
回路12は、第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のオン
・オフ周波数fが図2の共振周波数f0 よりも低い領域
になったか否かを検出するものである。即ち、この検出
回路12は本実施例では図2のf0 〜fb を正常制御範
囲としているので、この正常制御範囲よりも低い異常制
御範囲にオン・オフ周波数fがあるか否かを検出する。
2及び制御回路6aの一部を詳しく示す回路図である。
正常制御範囲外れ検出回路12は、第1及び第2のコン
パレータCP1 、CP2 と、第1及び第2の基準電圧源
E1 、E2 と、第1及び第2のフリップフロップFF1
、FF2 と、第1及び第2のインバータ(NOT回
路)INV1 、INV2 と、第1及び第2の論理ゲート
G1 、G2 とから成る。第1のコンパレータCP1 の正
入力端子及び第2のコンパレータCP2 の負入力端子は
図4の電流検出器11の出力ライン13に接続されてい
る。第1のコンパレータCP1 の負入力端子は第1の基
準電圧源E1 に接続されている。第2のコンパレータC
P2 の正入力端子は第2の基準電圧源E2 に接続されて
いる。第1の基準電圧源E1 は図8(A)及び図9
(A)に示すように共振電流Ir に対応する電流Virの
中心レベル即ちゼロレベルよりも高い+eの電圧を発生
し、第2の基準電圧源E2 はゼロレベルよりも低い−e
の電圧を発生する。RSタイプの第1のフリップフロッ
プFF1 のセット端子Sは第1のコンパレータCP1 に
接続され、リセット端子Rは第1のインバータINV1
を介して第1の制御信号ライン9に接続されている。R
Sタイプの第2のフリップフロップFF2 のセット端子
Sは第2のコンパレータCP2 に接続され、リセット端
子Rは第2のインバータINV2 を介して第2の制御信
号ライン10に接続されている。インヒビットANDゲ
ートから成る第1の論理ゲートG1 の一方の入力端子は
反転入力端子であって、第1のコンパレータCP1 に接
続され、他方の入力端子は第1のフリップフロップFF
1 の出力端子Qに接続されている。インヒビットAND
ゲートから成る第2の論理ゲートG2 の一方の入力端子
は反転入力端子であって、第2のコンパレータCP2 に
接続され、他方の入力端子は第2のフリップフロップF
F2 の出力端子Qに接続されている。
信号形成回路18と制御パルス形成回路19とから成
り、図1の第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のゲート
を制御するための第1及び第2の制御パルス(制御信
号)を形成してライン9、10に出力する。
出ライン7、8間に接続された電圧検出用分圧抵抗R1
、R2 と、準電圧源Vr と、誤差増幅器(差動増幅
器)Ampと、発光ダイオードLEDと、電流制限抵抗
R3 とから成る。誤差増幅器Ampの一方の入力端子は
分圧抵抗R1 、R2 の分圧点に接続され、他方の入力端
子は基準電圧源Vr に接続されている。従って、検出電
圧と基準電圧との差に対応する出力電圧が誤差増幅器A
mpから得られる。発光ダイオードLEDは誤差増幅器
Ampの出力端子と電圧検出ライン7との間に抵抗R3
を介して接続されているので、誤差出力に対応して発光
し、光信号から成る電圧制御信号を送出する。
形成回路18の出力に応答して図4の出力端子3、4間
の出力電圧を一定にするように制御パルスを形成すると
共に、制御範囲外れ検出回路12の出力に応答して、第
1及び第2の制御パルスが正常制御範囲から外れた時に
正常制御範囲に戻すように構成されている。
例を詳しく示す回路図である。制御パルス形成回路19
は、図5の発光ダイオードLEDに光結合されたホトト
ランジスタ20を有する。ホトトランジスタ20は直流
電源端子21とグランドとの間に抵抗22とミラー回路
を形成するトランジスタ23とを介して接続されてい
る。トランジスタ23と共にミラー回路を形成している
もう一方のトランジスタ24のエミッタは抵抗25を介
して電源端子21に接続され、コレクタは抵抗26と三
角波発生用コンデンサ27とを介してグランドに接続さ
れている。なお、ホトトランジスタ20には並列に抵抗
28が接続されている。
0(C)に示す三角波(のこぎり波)を発生させ、これ
を波形整形して図10(D)の出力パルスを得るための
制御回路29が設けられている。この制御回路29は第
1及び第2の比較器30、31と、1つのRSフリップ
フロップ32と、放電用トランジスタ33と、3つの基
準電圧用抵抗34、35、36とを有する。第1の比較
器30の一方の入力端子はコンデンサ27の上端に接続
され、他方の入力端子は電源端子21とグランドとの間
に直列に接続された抵抗34、35、36の下側の分圧
点に接続されている。抵抗34、35間には図10
(C)に示す第1の比較基準電圧V1 が得られるので、
第1の比較器30はコンデンサ27から得られた三角波
が第1の比較基準電圧V1 を横切る時点を検出し、この
出力がこの時点で反転する。第1の比較器30はヒステ
リシスを有しているので、図10(C)の三角波が第1
の比較基準電圧V1 を低い方から高い方に向って横切っ
ても第1の比較器30の出力が直ちに低レベルには戻ら
ず、三角波が更に高くなった後に戻る。従って、第1の
比較器30からは図10(D)に示す時間幅Td を有す
るパルスが得られる。なお、この時間幅Td は第1及び
第2のスイッチQ1 、Q2 のデッド・タイムに相当する
ように設定され、好ましくは部分共振用コンデンサC1
、C2 の電圧が逆充電でゼロになるための所要時間又
はこれ以上に設定されている。第1の比較器30の出力
端子は制御パルスを形成して分配するためにインバータ
(NOT回路)37及びT型フリップフロップ38のト
リガ端子Tに接続されていると共に、三角波発生用コン
デンサ27の放電制御用フリップフロップ32のセット
端子Sに接続されている。RSタイプのフリップフロッ
プ32は、第1の比較器30の出力パルスの立上りに同
期してトリガされてセット状態となり、この位相反転出
力端子は図10(F)に示すように低レベルに転換す
る。
波発生用コンデンサ27の上端に接続され、他方の入力
端子は抵抗35、36の間の第2の比較基準電圧V2 が
得られる点に接続されている。第1の比較基準電圧V1
よりも高く設定された第2の比較基準電圧V2 に三角波
が達すると、第2の比較器31の出力が反転し、これが
フリップフロップ32のリセット端子Rに与えられ、フ
リップフロップ32の位相反転出力は図10(F)に示
すように高レベルになる。なお、第2の比較器31もヒ
ステリシスを有しているので、図10(E)に示すよう
に図10(D)とほぼ同じ幅のパルスを出力する。
は放電用トランジスタ33のベースに接続されているの
で、例えば図10(F)のt3 〜t4 で示すフリップフ
ロップ32のリセット期間にトランジスタ33がオンに
なり、抵抗26を介したコンデンサ27の放電回路が形
成される。この放電回路のCR時定数は一定であるの
で、フリップフロップ32のリセット期間は一定であ
る。一方、フリップフロップ32のセット期間(t1 〜
t3 )はコンデンサ27の充電電流の制御によって変化
する。
イム信号又はスイッチオン・オフタイミング信号と呼ぶ
ことができる図10(D)のパルスに基づいて第1及び
第2のスイッチQ1 、Q2 を交互にオン・オフするため
の第1及び第2の制御パルスを形成するためにインバー
タ37とT型フリップフロップ38と第1及び第2のA
NDゲート39、40が設けられている。T型フリップ
フロップ38は図10(D)の第1の比較器30の出力
パルスの低レベルから高レベルへの転換時点(例えばt
1 、t4 )即ち立上りでトリガされて出力状態が交互に
転換する。第1のANDゲート39の一方の入力端子は
インバータ37を介して第1の比較器30に接続され、
他方の入力端子はT型フリップフロップ38の正相出力
端子に接続されているので、第1のANDゲート39は
図10(G)の第1の制御パルスを出力する。この第1
の制御パルスはライン9と図示されていないソース接続
ラインとを介して第1のスイッチQ1 のゲート・ソース
間にゲート・ソース間電圧VGS1 として供給される。第
2のANDゲート40の一方の入力端子はインバータ3
7を介して第1の比較器30に接続され、他方の入力端
子はT型フリップフロップ38の位相反転出力端子に接
続されているので、第2のANDゲート40は図10
(H)に示す第2の制御パルスを出力する。この第2の
制御パルスはライン10と図示されていないソース接続
ラインとを介して第2のスイッチQ2 のゲート・ソース
間にゲート・ソース間電圧VGS2 として供給される。図
10(G)(H)に示す第1及び第2の制御パルス即ち
第1及び第2のゲート・ソース間電圧VGS1 、VGS2 は
相互間に図10(D)のパルスの時間幅Td に相当する
デッド・タイムを有している。
御範囲での動作を防ぐために第1及び第2の異常動作防
止用トランジスタ41、42を有している。第1及び第
2の異常動作防止用トランジスタ41、42は三角波発
生用コンデンサ27にそれぞれ並列接続され、これ等の
ベースはライン16、17によって図5の第1及び第2
の論理ゲートG1 、G2 に接続されている。なお、ライ
ン16、17には図10(A)(B)に示す制御範囲外
れ検出信号が供給される。
を図7を参照して説明する。図7のt0 〜t1 期間(デ
ッド・タイム)における部分共振用コンデンサC1 、C
2 の働きによって第1のスイッチQ1 のドレイン・ソー
ス間電圧VDS1 が図7(C)に示すようにゼロになった
t1 時点で図7(A)に示すように第1のスイッチQ1
にゲート・ソース間電圧VGS1 が印加されると、電源1
と第1のスイッチQ1と1次巻線N1 とインダクタンス
素子Lr とコンデンサCr とから成る閉回路が形成さ
れ、図7(E)に示す電流IQ1が流れる。なお、図7の
t1 〜t2 期間には共振電流Ir の負の半波の最後の部
分に相当する電流が、第1のスイッチQ1の内蔵ダイオ
ードD1 を通って流れる。図7(E)(H)に示す電流
IQ1、Irのt1 〜t3 区間は、比較的インダクタンス
値の小さいインダクタンス素子Lrと1次巻線N1 の漏
洩インダクタンスとコンデンサCr の直列共振に基づく
高い周波数の電流波形となる。t3 〜t4 区間はトラン
スTの比較的大きい励磁インダクタンスLp とコンデン
サCr との低周波共振に基づく低い周波数の電流波形と
なる。図7(A)の第1のスイッチQ1 のゲート・ソー
ス間電圧VGS1 がt4時点でゼロになると、励磁インダ
クタンスLp 及びインダクタンス素子Lr に流れていた
電流IQ1が第2のスイッチQ2 に並列のコンデンサC2
に転流し、1次巻線N1 とインダクタンス素子Lr とコ
ンデンサCr とコンデンサC2 の閉回路に電流が流れ、
コンデンサC2 が逆充電され、コンデンサC2 の電圧即
ち図7(D)に示す第2のスイッチQ2 とドレイン・ソ
ース間電圧VDS2 がt4 〜t5 区間で徐々に低下し、t
5 時点でゼロになる。一方、第1のスイッチQ1 のドレ
イン・ソース間電圧VDS1 は電源1の電圧から第2のス
イッチQ2 のドレイン・ソース間電圧VDS2 を差し引い
た値になるので、図7(C)に示すようにt4 〜t5 区
間でゼロから徐々に高くなり、第1のスイッチQ1 のタ
ーンオフ時のゼロボルトスイッチングが達成される。第
2のスイッチQ2 のゲート・ソース間電圧VGS2 は図7
(B)に示すようにこのドレイン・ソース間電圧VDS2
がゼロになるt5 時点でゼロから高レベルになる。従っ
て、第2のスイッチQ2 のターンオン時のゼロボルトス
イッチングが達成される。t5 時点でコンデンサC2 の
電圧が実質的にゼロになると、第2のダイオードD2 の
逆バイアスが解除される。これにより、共振回路の電流
は第2のコンデンサC2 から第2のダイオードD2 に転
流し、図7(F)のt5 〜t6 期間の電流が流れる。即
ち、t5 〜t6 期間にはインダクタンスを有する1次巻
線N1 とインダクタンス素子Lr と共振用コンデンサC
r と第2のダイオードD2 とから成る閉回路で電流が流
れる。また、t5〜t7 の第2のスイッチQ2 のオン期
間には共振用コンデンサCr とインダクタンス素子Lr
と1次巻線N1 と第2のスイッチQ2 とから成る閉回路
で図7(F)に示す直列共振電流IQ2が流れる。この電
流IQ2はコンデンサCr 及びインダクタンス素子Lr に
おいて図7(E)の電流IQ1と逆向きの電流である。t
7 で第2のスイッチQ2 がオフになると、インダクタン
ス素子Lr 及び1次巻線N1に流れていた電流が第1及
び第2のコンデンサC1 、C2 に転流し、図7(G)に
示す電流IC1+IC2がt7 〜t8 期間に流れる。この結
果、第1のコンデンサC1 の逆充電によってこの電圧及
び第1のスイッチQ1 のドレイン・ソース間電圧VDS1
は図7(C)に示すように徐々に低下し、また第2のコ
ンデンサC2 の電圧及び第2のスイッチQ2 のドレイン
・ソース間電圧VDS2 は図7(D)に示すように徐々に
上昇する。これにより、第2のスイッチQ2 のターンオ
フ時のゼロボルトスイッチングと第1のスイッチQ1 の
ターンオン時のゼロボルトスイッチングが達成される。
めの制御は、図5の電圧制御信号形成回路18で出力電
圧を検出し、発光ダイオードLEDによって図6のホト
トランジスタ20を制御することによって達成する。例
えば、出力電圧が所定値よりも高くなると、ホトトラン
ジスタ20の抵抗が小さくなり、ここを流れる電流が大
きくなる。この結果、ミラー回路を構成するトランジス
タ24のコレクタ電流も大きくなり、三角波用コンデン
サ27の充電速度が図10(C)の点線で示すように速
くなり、結局、第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の第
1及び第2の制御パルス即ち図10(G)(H)で示す
ゲート・ソース間電圧VGS1 、VGS2 のパルス幅が点線
で示すように狭くなり、第1及び第2のスイッチQ1 、
Q2 のオン・オフ周波数fが高くなる。周波数fが高く
なると、図2で説明したように2次側への電力Pの供給
量が低下し、出力電圧を所望値に戻すことができる。
れ検出回路12の動作を図8及び図9を参照して説明す
る。図8はDC−DCコンバータの正常制御動作時の図
5の制御範囲外れ検出回路12の各部の電圧状態を示
し、図9はDC−DCコンバータの異常制御動作時の図
5の制御範囲外れ検出回路12の各部の電圧状態を示
す。なお、図8(A)及び図9(A)において共振電流
Ir に対応する検出電圧Virの波形は、概略的に正弦波
で示されている。
流Ir に対応する電圧Virは図5の第1及び第2のコン
パレータCP1 、CP2 に入力し、図8(A)及び図9
(A)に示す第1及び第2の基準電圧+e、−eと比較
される。第1及び第2の基準電圧+e、−eは共振電流
検出電圧Virのゼロレベル(中心レベル)の正側及び負
側の近傍に設定されているので、第1及び第2のコンパ
レータCP1 、CP2からは、図8(D)(E)及び図
9(D)(E)に示すように共振電流検出電圧Virの波
形の180度区間よりも少し狭いパルス幅を有する方形
波が得られる。図8(D)(E)及び図9(D)(E)
の第1及び第2のコンパレータCP1 、CP2 の出力パ
ルスの相互間t3 〜t5 、t7 〜t9 は共振電流検出電
圧Virのゼロ近傍区間を示す。本実施例ではこのゼロ近
傍区間t3 〜t5 、t7 〜t9 に第1及び第2のスイッ
チQ1 、Q2 の制御パルス即ちゲート・ソース間電圧V
GS1 、VGS2 の立下り(後縁)が位置しているか否かに
よって制御パルスが正常制御範囲にあるか否かを検出す
る。この検出を行うために、図5の第1及び第2のコン
パレータCP1 、CP2 の出力パルスは第1及び第2の
フリップフロップFF1 、FF2 のセット端子Sに入力
し、フリップフロップFF1 、FF2 のリセット端子R
には図8(B)(C)及び図9(B)(C)の第1及び
第2のゲート・ソース間電圧VGS1 、VGS2 の位相反転
信号が入力する。これにより、第1及び第2のフリップ
フロップFF1 、FF2 から図8(F)(G)及び図9
(F)(G)の方形波パルスが得られる。図8の正常時
には、第1及び第2のフリップフロップFF1 、FF2
の出力パルスの幅は第1及び第2のコンパレータCP
1、CP2 の出力パルスの幅よりも狭くなり、インヒビ
ットANDゲートから成る第1及び第2の論理ゲートG
1 、G2 の出力は常に低レベルLに保たれる。他方、図
9の異常時には、第1及び第2のフリップフロップFF
1 、FF2 の出力パルスの幅は第1及び第2のコンパレ
ータCP1 、CP2 の出力パルスの幅よりも広くなり、
第1及び第2のフリップフロップFF1 、FF2 の出力
パルスが高レベルであるにも拘らず、第1及び第2のコ
ンパレータCP1 、CP2 の出力パルスが低レベルとな
る区間(t3 〜t4 、t7 〜t8 、t10〜t11a)にお
いて第1及び第2の論理ゲートG1 、G2 から図9
(H)(I)に示すようにパルスが発生し、これが正常
制御範囲外れ検出信号となる。
6、17の信号は図6のトランジスタ41、42のベー
スに入力する。図10のt6 よりも前は正常時の動作を
示し、t6 よりも後は異常時の動作を示す。t6 よりも
前においては、図10(A)(B)に示すようにライン
16、17はゼロレベル(低レベル)に保たれているの
で、トランジスタ41、42がオフに保たれ、三角波発
生用コンデンサ27は制御されない。これに対してt6
よりも後においては、図10(A)(B)に示すように
t9 、t12でライン16、17に制御範囲外れ検出パル
スが発生するので、トランジスタ41、42がオンにな
り、三角波発生用コンデンサ27の電荷がトランジスタ
41、42を通して放出され、この電圧が急速に第1の
比較基準電圧V1 に達する。これにより、t8 、t11か
ら開始されているコンデンサ27の放電時間が正常時よ
りも短くなり、図10(G)(H)に示す第1及び第2
のスイッチQ1 、Q2 のゲート・ソース間電圧VGS1 、
VGS2 のパルスの幅t7 〜t9 、t 10〜t12が正常時よ
りも短くなり、第1及び第2のスイッチQ1 、Q2のオ
ン・オフ周波数fが高くなる。即ち、第1及び第2のス
イッチQ1 、Q2 のオン・オフ周波数fが図2の共振周
波数f0 の左側から右側に移動し、正常動作状態に戻
り、定電圧制御が可能になる。
Cコンバータにおいては、第1及び第2のスイッチQ1
、Q2 のオン・オフ周波数fが正常制御範囲から外れ
ても、自動的に正常制御範囲に戻る。従って、正常制御
範囲を図2の共振周波数f0 に対して余裕を有して設定
することが不要になり、オン・オフ周波数f及び出力電
圧の制御範囲の拡大をコストの上昇を抑えて図ることが
できる。換言すれば、回路定数に比較的に大きなバラツ
キを有するようにDC−DCコンバータを作製しても、
定電圧制御が不可能になることがないので、DC−DC
コンバータのコストの低減を図ることができる。また、
第1及び第2のコンパレータCP1 、CP2 と、第1及
び第2のフリップフロップFF1 、FF2 とでパルスを
形成し、このパルスと制御パルスとを第1及び第2の論
理ゲートG1 、G2 で比較して制御範囲外れを検出する
ので、この検出が正確且つ簡単に達成される。
バータを説明する。第2の実施例のDC−DCコンバー
タは、図4の第1の実施例のDC−DCコンバータにお
ける制御範囲外れ検出回路12及び制御回路6aを図1
1及び図12に示すように変形した他は図4〜図6と同
一に構成されている。従って、図4に相当する全体回路
の図示を省き、且つ図11及び図12において図4〜図
6と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。
検出回路12aは、図5に示す第1の実施例の制御範囲
外れ検出回路12から第1のコンパレータCP1 、第1
の基準電圧源E1 、第1のフリップフロップFF1 、第
1の論理ゲートG1 、及び第1のインバータINV1 を
除去した他は図5と同一に構成されている。従って、図
11において図5と共通する部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。図11のコンパレータCP2 と
基準電圧源E2 とフリップフロップFF2 と論理ゲート
G2 とインバータINV2 は図5で同一符号で示すもの
と同様に動作し、正常制御範囲で動作している時には、
図8(I)と同様に論理ゲートG2 の出力は低レベルに
保たれる。他方、正常制御範囲から外れている時には、
図9(I)に示すように論理ゲートG2 から高レベルの
パルスが得られる。従って、図9(A)に示す共振電流
Ir に対応する検出電圧Virの1周期毎に制御範囲外れ
検出パルスが発生し、これが制御回路6bの制御パルス
形成回路19aに送られる。
施例の制御回路6aの制御パルス形成回路19を図12
の制御パルス形成回路19aに変形した他は第1の実施
例と同一に構成されている。従って、図12において図
6と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。図12の制御パルス形成回路19aは、
図6の制御パルス形成回路19のトランジスタ41、4
2を省いた代りに、ホトトランジスタ20に並列に電流
制御素子としてトランジスタ50を接続し、図11に示
した論理ゲートG2 の出力ライン17と電流制御用トラ
ンジスタ50のベースとの間に積分回路(ローパスフィ
ルタ又は平滑回路)51を接続した他は図6と同一に構
成されている。積分回路51は、図9(I)に示すよう
に論理ゲートG2 から制御範囲外れ検出パルスが発生し
た時にこれを平滑してトランジスタ50のベースに与え
る。トランジスタ50のコレクタ電流が積分回路51の
出力に応答して増大すると、出力電圧制御用のホトトラ
ンジスタ20の電流の増大と同様な動作となり、三角波
用コンデンサ27の充電電流の増大が生じ、コンデンサ
27の充電速度が、図10(C)で破線で示しているよ
うに速くなり、結局、三角波の周波数及び図10(G)
(H)に示す第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のゲー
ト・ソース間電圧VGS1 、VGS2 のパルスの周波数が高
くなり、図2における共振周波数f0 よりも左側にあっ
たオン・オフ周波数fが右側の正常制御範囲に戻され、
定電圧制御可能な状態になる。
同一の作用効果を有する他に、制御範囲外れ検出回路1
2aの構成が簡単になるという効果、及び定電圧制御の
回路の一部を兼用して制御範囲の制御を行うことができ
るという効果を有する。
のDC−DCコンバータを説明する。図13のDC−D
Cコンバータは、図4のDC−DCコンバータにおける
電流検出器11のCT11aの接続箇所、及び制御範囲
外れ検出回路12及び制御回路6aを変形した他は図4
と同一に構成されているので、図13において図4と実
質的に同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。
1aが第2のスイッチQ2 に接続されている。従って、
図13では電流検出器11が図7(H)に示す共振電流
Irの負の半波のみ即ち図7(F)の電流IQ2のみを検
出している。図13の制御範囲外れ検出回路12bは図
14に示すように構成されている。この制御範囲外れ検
出回路12bは、図11の制御範囲外れ検出回路12b
の基準電圧源E2 の極性を変えて+eを発生するように
し、且つコンパレータCP2 の負端子に基準電圧源E2
を接続した他は図11と同一に構成したものである。ま
た、制御パルス形成回路19aは図12と同様に構成さ
れている。従って、第3の実施例は第2の実施例と同一
の作用効果を有する。
発明の第4の実施例のDC−DCコンバータを説明す
る。この第4の実施例のDC−DCコンバータの主要回
路の構成は図4又は図13と実質的に同一であるので、
図示及びその説明を省略する。このDC−DCコンバー
タは図4及び図6の制御回路6aにおける制御パルス形
成回路19を変形した他は図4又は図13と実質的に同
一に構成されている。図15は第4の実施例の制御パル
ス形成回路19c及び制御範囲外れ検出回路12aを示
す。図15の制御パルス形成回路19cは、図12の制
御パルス形成回路19aを変形したものであるので、図
15において図12と共通する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。図15の制御パルス形成回路
19cにおいてはRS型フリップフロップ32の出力端
子Qが、駆動回路61と立上り遅延回路63を介して第
1のスイッチQ1 のゲート信号ライン9に接続されてい
ると共に、反転駆動回路62と立上り遅延回路64を介
して第2のスイッチQ2 のゲート信号ライン10に接続
されている。また、三角波と同一周期で方形波を発生す
るフリップフロップ32の出力端子Qは、図11と同一
構成の制御範囲外れ検出回路12aの入力ライン15に
も接続されている。
イオードDの並列回路から成る。第1及び第2のスイッ
チQ1 、Q2 のゲート・ソース間には、浮遊容量CGSが
あるので、制御パルスの立上り時には抵抗Rを介して浮
遊容量CGSが充電され、遅れが生じる。しかし、制御パ
ルスの立下り時には浮遊容量CGSの電荷がダイオードD
を介して急速に放出されるので、遅延はほとんど生じな
い。
図16(D)(E)から明らかなように立上り遅延回路
63、64の出力パルスの立上り時にTd の遅延が生じ
ている。なお、制御範囲外れ検出回路12aには図16
(A)の方形波パルスがライン15を介して送られる。
aに与えるための信号を第1及び第2のスイッチQ1 、
Q2 のゲートから直接に得ないで、ゲート制御パルスと
実質的に同一の情報を含むフリップフロップ32から得
ている点、及び第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 のデ
ッド・タイムを得るために立上り遅延回路63、64を
設けた点で、第1〜第3の実施例と相違しているが、そ
の他において第1〜第3の実施例と同一であるので、第
1〜第3の実施例と実質的に同一の作用効果を有する。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 各実施例において、電流検出器11は、CT1
1aとI/V変換回路11bに限定されるものでなく、
電流検出抵抗であってもよい。また、図17に示すよう
に第2のスイッチQ2 として電流検出端子71を有する
ものを使用してもよい。この第2のスイッチQ2 は電界
効果トランジスタの中に電流検出抵抗を組み込んだもの
と等価であって端子71から電流に対応した電圧を得る
ことができる。図17では端子71とグランドとの間に
は抵抗72が接続され、この抵抗72の一端から電流に
対応した電圧を得る。また、コンデンサCr 又は1次巻
線N1 又はインダクタンス素子Lr の電圧を検出する手
段を設け、これを共振電流検出手段とすることができ
る。 (2) 図17に示すように、1次巻線N1 に対して並
列に個別のインダクタンスコイルLp を接続することが
できる。 (3) 1次巻線N1 の漏洩インダクタンスが大きい場
合には個別の共振用インダクタンス素子Lr を省くこと
ができる。 (4) 図18に示すように、第2のスイッチQ2 のみ
に並列にコンデンサC2 を接続し、図4で示した第1の
スイッチQ1 に並列なコンデンサC1 を省くことができ
る。図18の場合には1つのコンデンサC2 が図4の2
つのコンデンサC1 、C2 と同様に機能する。 (5) 出力電圧を端子3、4間で検出する代りに、こ
れに対応した電圧が得られる点例えばコンデンサCr の
電圧を検出して出力電圧としてもよい。 (6) ミラー回路を使用しないでコンデンサ27を充
電することも勿論可能である。 (7) 制御パルス形成回路19、19b、19cにお
ける方形波パルス形成回路は、周波数を制御できるもの
であればどのような回路であってもよい。 (8) 図2の特性曲線における共振周波数f0 の左側
を正常制御範囲として使用することができる。この場合
にはオン・オフ周波数fがf0 よりも高くなった時にf
0 以下に戻す。
図である
第2のスイッチのオン・オフ周波数とトランス2次側へ
の電力の供給量との関係を示す特性図である。
フ周波数の変化と1次巻線の電圧との関係を示す図であ
る。
示す回路図である。
しく示す回路図である。
である。
形図である。
形図である。
御回路を示す回路図である。
路図である。
を示す回路図である。
を詳しく示す回路図である。
範囲外れ検出回路を示す回路図である。
回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 直流電源の一端と他端との間に接続され
且つ制御端子をそれぞれ有している第1及び第2のスイ
ッチの直列回路と、 インダクタンスを有するトランスの1次巻線と共振用コ
ンデンサとの直列回路又は1次巻線とインダクタンス素
子と共振用コンデンサとの直列回路であって、前記第2
のスイッチに対して並列に接続されたLC直列共振回路
と、 前記トランスの2次巻線に接続された出力回路と、 前記第2のスイッチに並列に接続された部分共振用コン
デンサ又は浮遊容量、又は前記第1及び第2のスイッチ
にそれぞれ並列に接続された第1及び第2の部分共振用
コンデンサ又は浮遊容量と、 前記第1及び第2のスイッチをデッド・タイムを有して
交互にオン状態にするための第1及び第2の制御信号を
前記第1及び第2のスイッチの制御端子に供給するもの
であって、前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰
返し周波数と前記トランスを介して前記出力回路に供給
する電力との関係を示す特性曲線において前記電力がピ
ークとなる共振周波数よりも高い側の周波数領域と低い
側の周波数領域とのいずれか一方を正常制御範囲として
前記第1及び第2のスイッチのオン・オフ繰返し周波数
を制御して前記出力回路の出力電圧を調整する制御回路
とを有する共振型スイッチング電源装置において、 前記LC直列共振回路又は前記第1のスイッチ又は前記
第2のスイッチの電流を検出する電流検出手段と、 前記第1及び第2の制御信号の少なくとも一方と前記電
流検出手段の出力とに基づいて、前記第1及び第2のス
イッチのオン・オフ繰返し周波数が前記正常制御範囲か
ら外れていることを検出する制御範囲外れ検出手段と、 前記制御範囲外れ検出手段から前記オン・オフ繰返し周
波数が前記正常制御範囲から外れていることを示す信号
が得られた時に、前記オン・オフ繰返し周波数を前記正
常制御範囲に戻すための周波数制御手段とが設けられて
いることを特徴とする共振型スイッチング電源装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記 出力電圧の変化を示す信号を検出して前記出力電圧
を制御するための電圧制御信号を形成する電圧制御信号
形成回路と、 前記第1及び第2のスイッチをオン・オフするための第
1及び第2の制御パルスを形成するものであって、前記
第1及び第2の制御パルスの周波数を前記電圧制御信号
形成回路の出力で制御するように形成された制御パルス
形成回路とから成り、 前記制御パルス形成回路は、 三角波発生用コンデンサと、 前記三角波発生用コンデンサを充電するための充電回路
と、 前記三角波発生用コンデンサを放電させるための放電回
路と、 前記三角波発生用コンデンサの電圧を方形波に整形して
相互間にデッド・タイムを有する前記第1及び第2の制
御パルスを形成するための波形整形及びパルス分配回路
と、 前記電圧制御信号形成回路の出力に応答して前記三角波
発生用コンデンサの充電電流を変えるように前記充電回
路を制御する充電電流制御回路とから成ることを特徴と
請求項1記載の共振型スイッチング電源装置。 - 【請求項3】 前記電流検出手段は前記共振用コンデン
サを流れる両方向の共振電流を検出し、この電流に対応
する電流検出電圧を出力するものであり、前記制御範囲
外れ検出手段は、 前記共振電流のゼロレベルの近傍であって、このゼロレ
ベルよりも僅かに高いレベルから成る第1の基準電圧を
発生する第1の基準電圧源と、 前記共振電流のゼロレベルの近傍であって、このゼロレ
ベルよりも僅かに低いレベルから成る第2の基準電圧を
発生する第2の基準電圧源と、 その正の入力端子が前記電流検出手段に接続され、その
負の入力端子が前記第1の基準電圧源に接続された第1
のコンパレ−タと、 その負の入力端子が前記電流検出手段に接続され、その
正の入力端子が前記第2の基準電圧源に接続された第2
のコンパレ−タと、 そのセット入力端子が前記第1のコンパレ−タの出力端
子に接続され、そのリセット入力端子が前記第1のスイ
ッチの制御端子に第1の制御パルスを供給するためのラ
インに対してインバ−タを介して接続された第1のフリ
ップフロップと、 そのセット入力端子が前記第2のコンパレ−タの出力端
子に接続され、そのリセット入力端子が前記第2のスイ
ッチの制御端子に第2の制御パルスを供給するためのラ
インに対してインバ−タを介して接続された第2のフリ
ップフロップと、 その反転入力端子が前記第1のコンパレ−タの出力端子
に接続され、その非反転入力端子が前記第1のフップフ
ロップの出力端子に接続されたインヒビットANDゲ−
トから成る第1の論理ゲ−トと、 その反転入力端子が前記第2のコンパレ−タの出力端子
に接続され、その非反転入力端子が前記第2のフリップ
フロップの出力端子に接続されたインヒビットANDゲ
−トから成る第2の論理ゲ−トとから成り、 前記周波数制御手段は、前記三角波発生用コンデンサに
並列に接続された第1及び第2の強制放電用スイッチで
あり、前記第1及び第2の強制放電用スイッチは前記第
1及び第2の論理ゲ−トの出力でオン制御されることを
特徴とする請求項2記載の共振型スイッチング電源装
置。 - 【請求項4】 前記波形整形及びパルス分配回路は、 前記三角波発生用コンデンサから得られた三角波電圧と
同一の周期を有するように前記三角波電圧を方形波パル
スに整形する方形波パルス形成回路と、 前記方形波パルスに基づいて互いに逆相の第1及び第2
の駆動パルスを形成する手段と、 前記第1及び第2の駆動パルスの立上り時点に遅延を与
えてデット・タイムを有する第1及び第2の制御パルス
を形成する第1及び第2の遅延手段と、から成ることを
特徴とする請求項2記載の共振型スイッチング電源装
置。 - 【請求項5】 前記制御外れ検出手段は、 前記共振電流のゼロレベルの近傍であって、このセロレ
ベルよりも僅かに低いか又は高いレベルから成る基準電
圧を発生する基準電圧源と、 その一方の入力端子が前記電流検出手段に接続され、そ
の他方の入力端子が前記基準電圧源に接続されたコンパ
レ−タと、 そのセット入力端子が前記コンパレ−タの出力端子に接
続され、そのリセット入力端子が前記第2のスイッチの
制御端子に制御パルスを供給するためのラインに対して
インバ−タを介して接続されたフリップフロップと、 その反転入力端子が前記コンパレ−タの出力端子に接続
され、その非反転入力端子が前記フリップフロップの出
力端子に接続されたインヒビットANDゲ−トから成る
論理ゲ−トと、から成り、 前記周波数制御手段は、 前記論理ゲ−トの出力を平滑するための積分回路と、 前記積分回路の出力に応答して前記三角波発生用コンデ
ンサの充電電流を変えるように前記充電回路を制御する
制御素子とから成ることを特徴とする請求項2又は4記
載の共振型スイッチング装置。
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JP08148177A JP3139534B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 共振型スイッチング電源装置 |
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