JP3139129U - ページホルダー - Google Patents

ページホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP3139129U
JP3139129U JP2007008896U JP2007008896U JP3139129U JP 3139129 U JP3139129 U JP 3139129U JP 2007008896 U JP2007008896 U JP 2007008896U JP 2007008896 U JP2007008896 U JP 2007008896U JP 3139129 U JP3139129 U JP 3139129U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
pressing pieces
book
holder
spread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007008896U
Other languages
English (en)
Inventor
貞昭 中埜
Original Assignee
株式会社ナカノ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカノ filed Critical 株式会社ナカノ
Priority to JP2007008896U priority Critical patent/JP3139129U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3139129U publication Critical patent/JP3139129U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】書籍等(積層体)の見開きページを容易且つ確実に保持することが出来、しかも、携帯性や書籍厚対応性に優れ、尚かつ、構造が単純で安価に製作できるページホルダーを提供する。
【解決手段】金属製薄板等の復元力(弾性力)のある平板材を打ち抜き成形するなどして、少なくとも適宜巾からなる3箇所の間隔域が形成されるよう、4枚の押さえ片を左右対称で櫛歯状に設ける。そして、中央に位置する間隔域を形成する前記一対(2枚)の押さえ片は、見開いた積層体の上部よりその背部を跨ぎ表紙面(背面)に当接し、また、左右対称に位置する間隔域を形成する二対(各2枚)の押さえ片のうち、それぞれ外側にある押さえ片は、見開いた積層体の左右ページ層を上辺より跨ぎページ面に当接するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、書籍、ノート、楽譜等において所望の見開きページを保持するためのページホルダーに関する。
従来より、書籍等の見開きページを保持するために用いられるページホルダーは、下記文献のとおり数多く提案されている。例えば、書見台や譜面台に付設された押さえ体をもって見開ページを保持固定するもの。バネ体の圧力を利用して複数ページからなる積層体を鋏み込んで所望の見開きページを保持固定するクリップ式のものなどがある。しかしながら、前者のような基台(書見台、譜面台)に付設されたホルダーにあっては携帯性や汎用性に欠け、また、後者のようなバネ圧を利用するクリップ式のホルダーにあっては書籍厚に対する応性やページめくりの操作性に難があるのみならず加工に手間が掛かるなどの問題がある。
実用新案登録第3047358号 実用新案登録第3024111号 実開平06−021961 特開平10−044644 特開平11−105458 特開2001−080243 特開2003−251962 特開2006−248205 特開2007−062343
本考案は、上記従来のページホルダーの欠点に鑑みなされたもので、見開きページを容易且つ確実に保持することが出来、しかも携帯性や書籍厚対応性に優れ、尚かつ、構造が単純で安価に製作できるページホルダーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1の考案にあっては、金属製薄板等の復元力(弾性力)のある平板材を打ち抜き成形するなどして、少なくとも適宜巾からなる3箇所の間隔域が形成されるよう、4枚の押さえ片を左右対称で櫛歯状に設ける。本考案において、中央に位置する間隔域を形成する一対(2枚)の押さえ片は、見開いた積層体の上部よりその背部(綴じ部)を跨ぎ表紙面(背面)に当接し、また、左右対称に位置する間隔域を形成する二対(各2枚)の押さえ片のうち、それぞれ外側にある押さえ片は、見開いた積層体の左右ページ層を上辺より跨ぎページ面に当接するよう構成されている。
また、請求項2の考案にあっては、前記請求項1の考案において、間隔域を逆U字形のアーチ状に形成するとともに、左右両側に位置する押さえ片の略中央から下端にかけてそれぞれ内方向に湾曲させた構成とする。
本考案は、上記のように、全体が一枚の復元力(弾性力)のある平板材をもって形成されているため、中央に位置する一対(2枚)の押さえ片が背部(綴じ部)を跨いで見開いた左右表紙面(背面)に当接させ、左右両外側に位置する押さえ片が見開きページ面の左右位置に当接させるようにすると、見開いた積層体の厚み分だけ変形(歪み)が生じ、これを復元しようとして表紙面(背面)と見開きページ面とにそれぞれ当接した押さえ片による押圧力が加わる。この時、見開きページ面を押圧する押さえ片と背面を押圧する押さえ片との位置関係は間隔域の巾分だけ左右にずれているので積層体の厚みがそのまま復元力(押圧力)を抑止することにはならない。したがって、見開いた左右のページ厚に差がある場合であっても確実且つ安定的に見開き状態を保持することができる。
また、本考案にあっては、中央に位置する間隔域を形成する一対(2枚)の押さえ片は、見開いた積層体の背部(綴じ部)を跨いた状態で表紙面(背面)に当接するため、見開いた際に背面より突出する背部(綴じ部)が邪魔になることも、これを損傷させることもなく、むしろ、ページめくりの際など、突出した背部(綴じ部)の側縁と押さえ片の内側縁との掛止作用によってページホルダーの余分なずれを阻止することができる。
また、本考案にあっては、間隔域を逆U字形のアーチ状に形成するとともに、左右両側に位置する押さえ片をその略中央から下端にかけてそれぞれ内方向に湾曲させることにより、左右両側に位置する間隔域が中央付近において若干絞り込まれ開口に向かって広巾となるため、ページ層の挿入がスムーズに行え積層体を傷つけることがない。
そして、本考案によるページホルダーは、基本的に金属製薄板等の安価な材料をもって打ち抜き成形という単純な工程で製作することができるため極めて経済性に優れており、尚かつ、抜き型を替えること等によって多様で装飾性に優れたデザインとすることができ、しおりやアクセサリー小物としても利用することが可能である。
以下、本考案を実施するための最良の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本実施形態によるページホルダーの全体斜視図である。ホルダー本体1は、厚さ1mm弱の復元力のある金属製薄板を打ち抜き成形したもので、最大横幅90mm、最大縦巾60mm程の全体寸法からなり、3箇所の間隔域3a、3b、3cが形成されるよう、左右対称に4枚の押さえ片2a、2b、2c、2dが櫛歯状に設けられ、さらに、縦中央上端には紐通し孔5を備えた摘み突部4が形成されている。
そして、前記間隔域3a、3b、3cはいずれも逆U字のアーチ形状をなし、中央に位置する間隔域3bは、縦巾45mm、横巾35mm程の最大値寸法からなり、左右両側に位置する間隔域3a、3bより横巾においてやや広めに形成されている。また、押さえ片2a、2b、2c、2dは約3mm乃至7mm程の巾からなり、左右両側に位置する押さえ片2a及び2dは、略中央から先端にかけてそれぞれ内方向に湾曲させ端部がやや外向きになるよう形成されている。これによって、左右両側の間隔域3a、3bの巾は中央付近において若干絞り込まれ、開口に向かってやや広がった形とされる。
次に、本考案にかかるページホルダーの使用方法について、図2乃至図4に基づいて説明すると、見開き状態にある書籍(積層体)Aの背部(綴じ部)Dを跨ぐようにして背面(表紙面)C側に押さえ片2b及び2cを配し、左右両側に位置する押さえ片2a及び2dを書籍Aの上辺より左右の見開きページ層を跨がせ見開きページ面B側に配し、その状態から素材の弾性を利用して強制的にホルダー本体1を押し下げる。これによって、図示の如く、間隔域3b内に背部(綴じ部)Dが収まり、間隔域3a及び3c内に左右の見開きページ層がそれぞれ収まる。
上記状態にあって、ホルダー本体1は、全体が一枚の弾性力のある平板材をもって形成されているため、挟み込んだ見開きページ層の厚みによって変形(歪み)が生じ復元力が働く。すなわち、書籍Aの背面(表紙面)Cに当接する一対の押さえ片2b、2cは、背部(綴じ部)Dを跨いだ書籍Aの背面(表紙面)Cを押圧し、また、書籍Aの見開きページ面Bに当接する左右両側の押さえ片2a、2dは左右の見開きページ面Bを押圧する。この時、見開きページ面Bを押圧する押さえ片2a及び2dと背面Cを押圧する押さえ片2b及び2cとは、押圧箇所が間隔域3a又は3cの巾分だけそれぞれ左右にずれているので、反対方向に働く相互の押圧力によって書籍Aの左右のページ層を湾曲させることとなる。これによって、左右の見開きページ層をより確実に押圧挟持することができ且つ見開き状態の安定的な保持が可能となる。
本実施形態によるページホルダーの全体斜視図。 見開きページ側から見た同ページホルダーの使用状態説明図。 背部側から見た同ページホルダーの使用状態説明図。 上辺側から見た同ページホルダーの使用状態説明図。
符号の説明
1:ホルダー本体
2a、2b、2c、2d:押さえ片
3a、3b、3c:間隔域
4:摘み突部
5:紐通し孔
6:紐
A:書籍(積層体)
B:見開きページ面
C:背面(表紙面)
D:背部(綴じ部)

Claims (2)

  1. 書籍、譜面、ノート、手帳等の積層体の見開き状態を保持するためのページホルダーであって、金属薄板等の復元力のある平板材を打ち抜き成形するなどして、少なくとも積層体厚に対応した3箇所の間隔域が形成されるよう、4枚の押さえ片を左右対称で櫛歯状に設けてなることを特徴とするベージホルダー。
  2. 前記間隔域を逆U字形のアーチ状に形成するとともに、左右両側に位置する前記押さえ片の略中央から下端にかけてそれぞれ内方向に湾曲させたことを特徴とする請求項1記載のベージホルダー。
JP2007008896U 2007-11-16 2007-11-16 ページホルダー Expired - Lifetime JP3139129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008896U JP3139129U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 ページホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007008896U JP3139129U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 ページホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3139129U true JP3139129U (ja) 2008-01-31

Family

ID=43289372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007008896U Expired - Lifetime JP3139129U (ja) 2007-11-16 2007-11-16 ページホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3139129U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2011016503A1 (ja) クリップ
JP3139129U (ja) ページホルダー
JP5886460B1 (ja) 段ボールシート製枠の罫線形成装置
JP3519016B2 (ja) 合成樹脂製事務用クリップ
JP4329913B1 (ja) カバー付クリップ
JP2002019348A (ja) シート状担体ホルダー
JP7016194B1 (ja) しわ形成具
JP5150915B2 (ja) 筆記具保持構造及び用箋挟
JP2003226087A (ja) 表紙構造
JP2917854B2 (ja) クリップ
JP3168657U (ja) ホルダ
JPH0679565U (ja) ファイル保持具
JP3182356U (ja) クリップ付きスタイラスペン
JPS5810483Y2 (ja) 合成樹脂製ヘヤ−ピン
JP2005041007A (ja) クリップ及びクリップファイル
JP6307777B1 (ja) クリップボード
JPH0219271Y2 (ja)
JP3125291U (ja) 読書用具
JP3077370U (ja) 綴り具
JP2701719B2 (ja) 用箋挟
JP3108522U (ja) ピアス用キャッチ
JP3012921U (ja) 綴込み用紙
JP3650827B2 (ja) 筆記用紙保持具
JP2504070Y2 (ja) シ―トホルダ―
JPS6126068Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term