JP3138703B2 - 車載データ通信装置 - Google Patents

車載データ通信装置

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JP3138703B2
JP3138703B2 JP11165578A JP16557899A JP3138703B2 JP 3138703 B2 JP3138703 B2 JP 3138703B2 JP 11165578 A JP11165578 A JP 11165578A JP 16557899 A JP16557899 A JP 16557899A JP 3138703 B2 JP3138703 B2 JP 3138703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され
て、車載通信ネットワークに接続された各データ通信制
御装置が通信装置を用いてデータ通信を行う事が可能な
車載データ通信装置と、それを実現するための通信装置
等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載データ通信装置では、パソコ
ンなどの情報端末とLAN通信制御部などで構成される
データ通信制御装置、携帯電話などの無線機、データ通
信アダプタ、LAN通信制御部などで構成される通信装
置等を用いてデータ通信を実現していた。データ通信を
行う際には、通信装置とデータ通信制御装置を専用線に
よって接続する方法と、専用線を使用せずに車両に搭載
する車載通信ネットワークによって接続する方法があ
り、どちらの方法も通信制御部が特定のデータ通信制御
装置専用のデータ形式や通信手順等に特化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
定のデータ通信制御装置専用のデータ形式や通信手順等
に特化した通信制御部を持つ通信装置の場合、他のデー
タ通信制御装置が前記通信装置を使用することができな
いため、専用の通信制御部を内蔵する、あるいは新たに
別の通信装置を用意する必要がある。そのため、データ
通信制御装置が1つの車両内に複数存在する場合には、
複数の通信制御部を持つ装置が存在するため、開発費用
や生産費用および商品価格の増大に大きく影響してい
る。また、機能面で重複する部分があるにも関わらず、
データ形式や通信手順等によって専用化された装置を用
意する必要があり、車両に搭載する装置の大型化および
接続用回線の増加を招き、車両への搭載が困難になる状
況が発生する。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、開発費用や生産費用および
商品価格の増大を抑えると共に、車両に搭載する装置の
大型化および接続用回線の増加を防止することのできる
車載データ通信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電話回線網を使用してデータ転送処理を行
うデータ通信制御装置と電話装置の制御を行う通信装置
を、特定のデータ形式や通信手順等に束縛されない汎用
性を持った車載通信ネットワークで接続し、電話回線網
上のデータ転送処理の実行を可能としたものである。こ
のように、複数のデータ通信制御装置が特定のデータ形
式や通信手順等に束縛されない汎用性を持った通信プロ
トコルを使用してデータ通信処理を車載通信ネットワー
ク上で行うことより、データ形式や通信手順等が異なる
複数のデータ通信制御装置が通信装置とのデータ通信を
汎用的に行うことができる。従って、開発費用や生産費
用および商品価格の増大を抑えると共に、車両に搭載す
る装置の大型化および接続用回線の増加を防止すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の車載データ通信装置は、
電話通信制御を行うためのATコマンドおよび応答コー
ドを含む制御コマンドならびに電話通信により転送され
るデータの処理を行うデータ通信制御部とネットワーク
通信制御部とで構成される複数のデータ通信制御装置
と、前記それぞれのデータ通信制御装置との間で車載通
信ネットワークを介してデータ通信を行うネットワーク
通信制御部と通信制御部とデータ通信アダプタとで構成
される通信装置と、前記通信装置外部のデータ通信装
置との間で電話回線網を介してデータ通信を行う電話装
置とを備え、前記車載通信ネットワークが、トークンパ
ッシングプロトコルを用いた転送方式を採用するととも
に、前記車載通信ネットワーク上を前記電話通信制御の
ための制御コマンドが転送可能な転送形式を規定し、前
記複数のデータ通信制御装置のうち、既にlつのデータ
通信制御装置によって電話通信が行われている場合に
は、他のデータ通信制御装置による電話回線網の使用を
禁止することを特徴とするものであり、前記制御コマン
ドや通信データを処理するために、前記データ通信制御
装置と前記通信装置との間の通信に、転送データをパケ
ット単位で、複数の装置間のデータ転送処理が可能なト
ークンパッシングプロトコルを用いるARCNET等の
データ転送方式を用い、有線や無線で構成されるLAN
等の車載通信ネットワークを使用することにより、デー
タ形式や通信手順等が異なる複数のデータ通信制御装置
が通信装置とのデータ通信を汎用的に行うことができる
という作用を有する。また、車載通信ネットワーク上の
ATコマンドや応答コード等の制御コマンドを、ARC
NET等の通信方法に従って転送データフォーマットや
転送シーケン ス等を規定して転送することにより、デー
タ通信制御装置が、前記車載通信ネットワーク経由で携
帯電話等の電話装置を用いた電話通信を制御することが
できるという作用を有する。さらに、既にデータ通信あ
るいは音声通話等の電話通信を行っている時に、電話通
信を行っていないデータ通信制御装置が、前記通信装置
に対し前記車載通信ネットワーク経由で制御コマンドや
通信データ等を送信した場合には、前記通信装置が、前
記制御コマンドや通信データ等に対する受信拒否や電話
通信中等の通知の送信、あるいは、前記制御コマンドや
通信データ等の破棄等により、前記電話通信を行ってい
ないデータ通信制御装置の電話通信を禁止する排他制御
処理を行うことにより、複数のデータ通信制御装置が1
つの通信装置を共有することが可能であり、且つ、デー
タ通信制御装置と通信装置が、共通線で接続されること
により配線が容易になるという作用を有する。
【0007】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記制御コマンドの内で電話通信の制御を行う制御コマン
ドを1つの転送用の命令コードで規定し、前記制御コマ
ンドとこの制御コマンド用に規定した命令コードを同時
に転送することが可能であり、且つ、制御結果を表す応
答コードを含む別の制御コマンドを他の1つの転送用の
命令コードで規定し、前記別の制御コマンドとこの前記
別の制御コマンド用に規定した命令コードを同時に転送
することを特徴とするものであり、車載通信ネットワー
ク上のATコマンドや応答コード等の制御コマンドを、
ARCNET等のデータ転送方式に従って転送データフ
ォーマットや転送シーケンス等を規定して転送する場合
に、データ通信制御装置が電話通信制御を行うために出
力するATコマンド等の電話通信の制御を行う制御コマ
ンドを1つの命令コードで規定し、さらに、通信装置が
出力する応答コード等の制御結果等の制御コマンドを別
の1つの命令コードで規定して、転送データフォーマッ
トのデータフィールド部にATコマンドや応答コード等
の制御コマンドを格納し、前記格納したATコマンドや
応答コード等の制御コマンドに対応した命令コードと共
に、データ通信制御装置と通信装置の間を転送すること
により、受信した装置が、ATコマンド等の制御コマン
ドなのか、あるいは応答コード等の制御コマンドなのか
を容易に判別可能であり、且つ、前記データ通信制御装
置内や前記通信装置内の転送処理の簡易化を実現できる
という作用を有する。
【0008】 また、本発明の車載データ通信装置は、
ての制御コマンドを1つの転送用の命令コードで規定
し、前記制御コマンドと前記制御コマンド用に規定した
命令コードを同時に転送することが可能であり、且つ、
データを他の1つの転送用の命令コードで規定し、前記
データと前記データ用に規定した命令コードを同時に転
送することを特徴とするものであり、車載通信ネットワ
ーク上のATコマンドや応答コード等の制御コマンド
を、ARCNET等のデータ転送方式に従って転送デー
タフォーマットや転送シーケンス等を規定して転送する
場合に、ATコマンドや応答コード等の制御コマンドを
1つの命令コードで規定し、さらに、電話通信により転
送するデータを別の1つの命令コードで規定して、転送
データフォーマットのデータフィールド部に前記制御コ
マンドや前記電話通信により転送するデータを格納し、
前記制御コマンド、あるいは前記通信データに対応した
命令コードと共に、データ通信制御装置と通信装置の間
を転送することにより、受信する装置が、制御コマンド
と通信データを容易に判別することが可能であり、且
つ、前記データ通信制御装置内や前記通信装置内の転送
処理の簡易化を実現できるという作用を有する。
【0009】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記通信装置が、前記電話装置からデータを受信する毎
に、前記データ通信制御装置に対して即時にデータを転
送することを特徴とするものであり、前記通信装置が、
携帯電話等の電話装置を用いた電話通信により電話装置
経由で通信データを受信する毎に、例えば、1Byte
でも受信した場合に、前記データ通信制御装置に対して
即時に車載通信ネットワーク経由で転送することによ
り、前記通信装置や前記データ通信制御装置内部のネッ
トワーク通信制御部の転送処理が簡易化できると共に、
前記電話装置が通信データを受信してからデータ通信制
御装置が前記通信データを受信するまでの時間差がない
ため、リアルタイムのデータ転送を実現することができ
るという作用を有する。
【0010】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記通信装置が、前記電話装置から規定したデータ量を受
信する毎に、前記データ通信制御装置に対してデータを
転送することを特徴とするものであり、前記通信装置
が、携帯電話等の電話装置を用いた電話通信により電話
装置経由で受信した通信データを、1kByteや10
kByte等の前記通信装置で規定した一定のデータ量
を蓄積する毎に、前記データ通信制御装置に対して車載
通信ネットワーク経由で転送することにより、前記車載
通信ネットワーク上の転送処理の効率を向上することが
できるという作用を有する。
【0011】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記通信装置が、前記電話装置から受信したデータを、規
定した時間毎に前記データ通信制御装置に対して転送す
ることを特徴とするものであり、前記通信装置が、携帯
電話等の電話装置を用いた電話通信により電話装置経由
で受信した通信データを、100msecや1sec等
の前記通信装置で規定した一定の時間間隔毎に、前記デ
ータ通信制御装置に対して車載通信ネットワーク経由で
転送することにより、前記データ通信制御装置が、前記
通信装置で規定した時間間隔毎に、確実に通信データを
受信できるという作用を有する。
【0012】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記電話通信の制御に使用するATコマンドや応答コード
を含む制御コマンドの転送を、前記ネットワーク通信制
御部で制御する第1の転送方式で転送し、さらに、前記
電話通信によるデータの転送を、前記第1の転送方式よ
りも転送規模の大きな第2の転送方式で転送することを
特徴とするものであり、データ通信制御装置と通信装置
の間の転送処理おいて、電話通信制御を行うための「A
TDコマンド」や「ATSコマンド」等のATコマンド
や、前記ATコマンドに対する応答や電話通信状態の通
知等の「OK」や「CONNECT」等の応答コード等
の制御コマンドは、ARCNET等のデータ転送方式の
小規模転送等の、ネットワーク通信制御部で制御する比
較的転送規模の小さい転送データ専用の転送方式で転送
し、自車情報やインターネット情報等の通信データは、
ARCNET等のデータ転送形式の大規模転送やDMA
転送等の、ネットワーク通信制御部で制御する比較的転
送規模の大きい転送データ専用の転送方式であり、RA
M等のメモリ上から直接転送データを取得して転送する
ことにより、車載通信ネットワーク上を、制御コマンド
と通信データを差別化して転送でき、且つ、前記通信デ
ータを高速で転送できるという作用を有する
【0013】 また、本発明の車載データ通信装置は、
記制御コマンドを複数回に分けて転送する転送方式を定
義し、通信を行う両装置間で分解、合成を行う機能を有
することを特徴とするものであり、「ATDコマンド」
や「ATSコマンド」等のATコマンドや、前記ATコ
マンドに対する応答や電話通信状態の通知等の「OK」
や「CONNECT」等の応答コード等の制御コマンド
を、ARCNET等のネットワーク通信制御部で制御す
る比較的転送規模の小さい転送データ専用の小規模転送
等の転送方式で転送する際に、前記制御コマンドが、転
送データフォーマットのデータフィールド部のデータサ
イズよりも大きい場合に、前記制御コマンドを前記デー
タフィールド部のデータサイズ以内になるように分割し
て転送し、通信を行う両装置間で前記制御コマンドの分
解、合成を行うことにより、文長の長い「ATDコマン
ド」等についても、前記小規模転送等の転送方式で転送
できるという作用を有する。
【0014】 また、本発明は、上記 記載の車載データ通
信装置の機能を、緊急時に利用者によって押下される緊
急通報発信釦、または、事故を検出するセンサからの信
号に基づき、車両に関するデータを緊急通報センターへ
送信する緊急通報システム端末装置に搭載し、データ転
送に車載通信ネットワークを用いることを特徴とする緊
急通報システム端末装置であり、緊急時に車両に関する
位置情報等の通信データを他の電子機器と共用の車載通
信ネットワークを使用して送信できるという作用を有す
る。
【0015】 また、本発明は、 上記記載の緊急通報シス
テム端末装置と、前記緊急通報システム端末装置からの
緊急通報発信信号を受信する緊急通報センターとを含む
緊急通報装置であり、緊急時に車両に関する位置情報等
の通信データを緊急通報センターヘ確実に送信できると
いう作用を有する。
【0016】 以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。 (実施の形態1) 図1は本発明の車載データ通信装置の実施の形態1の構
成を示すブロック図である。図1において、車載データ
通信装置1は、電話通信により転送する通信データの制
御を行うデータ通信制御装置11と、電話装置13を制
御して電話通信を行う通信装置12と、電話回線網3上
の電話通信を行うための電話装置13と、データ通信制
御装置11と通信装置12の間で、電話通信を制御する
制御コマンドや通信データ等を転送するための車載通信
ネットワーク14から構成され、電話回線網3を使用し
て、車外のデータ通信装置2との間で自車位置情報や車
両情報、インターネット情報等の通信データの転送を行
う。車外のデータ通信装置2は、車載データ通信装置1
と同じく、内部に電話装置を持つインターネットのアク
セスポイントや緊急通報センター等の装置であり、電話
回線網3を使用して、車載データ通信装置1との間で、
自車位置情報や車両情報、インターネット情報等の通信
データの転送処理を行う。電話回線網3は、携帯電話や
ホームテレホン等の電話装置同士が音声通話やデータ通
信等の電話通信を行うために使用し、有線や無線で構成
される。
【0017】 データ通信制御装置11において、111
はデータ通信制御部であり、電話発信を行う「ATDコ
マンド」、データ通信アダプタ123を初期化する「A
TZコマンド」等のATコマンド、あるいは、位置情
報、自車情報等の通信データ等を送信したり、通信装置
12が車載通信ネットワーク14経由で受信した「O
K」や「CONNECT」等の応答コ―ドや、インター
ネツト情報等の通信データ等を受信する。112はネッ
トワーク通信制御部であり、通信装置12に対し、車載
通信ネットワーク14を使用して、前記ATコマンドや
前記応答コード、および前記通信データ等の送受信を行
う。
【0018】 通信装置12において、121はネットワ
ーク通信制御部であり、データ通信制御装置11との間
で、車載通信ネットワーク14を使用して、前記ATコ
マンドや前記応答コード、および前記通信データ等を送
受信する。122は通信制御部であり、データ通信制御
装置11から、車載通信ネットワーク14経由で送信さ
れたATコマンドや通信データ等により、データ通信ア
ダプタ123の通信設定や電話通信処理を行い、通信デ
ータの転送処理を行う。123はデータ通信アダプタで
あり、電話装置13の制御を行うと共に、データ通信処
理を行う。
【0019】 電話装置13は、有線、あるいは、無線で
構成される電話回線網3上で、音声通話やデータ通信等
の電話通信を行うために使用する。車載通信ネットワー
ク14は、データ通信制御装置11と通信装置12の間
で、トークンパッシングプロトコルを用いるARCNE
T等のデー夕転送方式に従って、ATコマンドや応答コ
ード、および通信データ等を通信すものであり、有線や
無線で構成されるLAN等で構成される。
【0020】 次に上記実施の形態1の動作について説明
する。図1において、データ通信制御装置11から通信
装置2に通信データを送信する場合、データ通信制御装
置11内のデータ通信制御部111が、通信データをネ
ットワーク通信制御部112から、車載通信ネットワー
ク14、通信装置12内のネットワーク通信制御部12
1を介して通信制御部122に送信する。通信制御部1
22は、受信した通信データを、データ通信アダプタ1
23から電話装置13および電話回線網3を介して車外
のデータ通信装置2に送信する。また、車外のデータ通
信装置2からデータ通信制御装置11への通信データの
送信は、上記したデータ通信制御装置11からデータ通
信装置2に通信データを送信する場合と反対の手順で行
う。
【0021】 図1の車載データ通信装置1内のデータ通
信制御装置11が、電話通信の制御やデータ通信を行う
場合、まず、データ通信制御部111から、「ATDコ
マンド」や「ATZ コマンド」等のATコマンド、あ
るいは自車位置情報や車両情報等の通信データをネット
ワーク通信制御部112に送信し、ARCNET等のデ
ータ転送方式に従って、制御コマンドや通信データ等の
転送メッセージを車載通信ネットワーク14経由で、通
信装置12内のネットワーク通信制御部121に対して
転送する。また、ネットワーク通信制御部112が、通
信装置12から応答コードや通信データ等の転送メッセ
ージを車載通信ネットワーク14経由で受信した場合、
受信した転送メッセージをデータ通信制御部111に送
信し、受信した応答コードや通信データに対して、デー
タ通信制御部111は、新たにATコマンドの発行や通
信データの送信、あるいは、受信した通信データの処理
を行う。
【0022】 車載通信ネットワーク14上のATコマン
ドや応答コード等の制御コマンドを、ARCNET等の
データ転送方式に従って転送データフォーマットや転送
シーケンス等を規定して転送する場合に、データ通信制
御装置11が電話通信制御を行うために出力するATコ
マンド等の電話通信の制御を行う制御コマンドを1つの
命令コードで規定し、さらに、通信装置12が出力する
応答コード等の制御結果等の制御コマンドを別の1つの
命令コードで規定して、転送データフォーマットのデー
タフィールド部にATコマンドや応答コード等の制御コ
マンドを格納し、格納したATコマンドや応答コード等
の制御コマンドに対応した命令コードと共に、データ通
信制御装置11と通信装置12の間を転送することによ
り、受信した装置が、ATコマンド等の制御コマンドな
のか、あるいは応答コード等の制御コマンドなのかを容
易に判別可能であり、且つ、データ通信制御装置11内
や通信装置12内の転送処理の簡易化を実現することが
できる。
【0023】 また、別の方法として、ATコマンドや応
答コード等の制御コマンドを1つの命令コードで規定
し、さらに、電話通信により転送するデータを別の1つ
の命令コードで規定して、転送データフォーマットのデ
ータフィールド部に制御コマンドや電話通信により転送
するデータを格納し、制御コマンド、あるいは通信デー
タに対応した命令コードと共に、データ通信制御装置1
1と通信装置12の間を転送することにより、受信する
装置が、制御コマンドと通信データを容易に判別するこ
とが可能であり、且つ、データ通信制御装置11内や通
信装置12内の転 送処理の簡易化を実現することができ
る。
【0024】通信装置12は、データ通信制御装置11
から、車載通信ネットワーク14経由でネットワーク通
信制御部121で受信したATコマンドや通信データ等
の転送メッセージを通信制御部122に転送する。通信
制御部122は、前記転送メッセージを、データ通信ア
ダプタ123に出力し、データ通信アダプタ123は、
ATコマンドを入力された場合、ATコマンドに従って
電話装置13を使用して、音声通話やデータ通信等の電
話通信を行い、通信データを入力された場合、電話装置
13を使用して、電話回線網3経由でデータ通信装置2
に転送する。一方、通信設定や電話通信制御の結果、電
話回線の接続状態等の応答コード、あるいは、車外のデ
ータ通信装置2が電話回線網3経由で送信した通信デー
タを、データ通信アダプタ123が受信した場合は、前
記応答コードや通信データを、通信制御部122を介し
てネットワーク通信制御部121に送信する。ネットワ
ーク通信制御部121は、前記応答コードや通信データ
を、車載通信ネットワーク14を介してデータ通信装置
11に送信する。
【0025】さらに、通信制御部122では、データ通
信アダプタ123が出力した応答コードや通信データか
ら、「+++コマンド」や「ATOコマンド」等のAT
コマンド、「CONNECT」や「NO CARRIE
R」等の応答コードを識別し、電話回線網の通信状態の
判断を行う。すなわち、通信装置12内部のデータ通信
アダプタ123より出力される制御コマンドと通信デー
タから、通信装置12内の通信制御部122が、コマン
ド入力状態への移行を指示する「+++コマンド」や、
電話回線がデータ通信接続状態で接続されたことを通知
する「CONNECT」等を識別することにより、通信
装置12内で、電話回線網の通信状態が「オンラインコ
マンドモード」や「オンラインモード」等のコマンドを
入力可能な状態や通信データの転送状態等を自動的に判
別することができる。
【0026】また、電話回線網の通信状態について、通
信装置12は、コマンドを入力可能な状態への移行を判
断することが可能である。すなわち、通信装置12内部
のデータ通信アダプタ123より出力される制御コマン
ドと通信データから、通信装置12内の通信制御部12
2が、コマンド入力状態への移行を指示する「+++コ
マンド」等を識別することにより、通信装置12内で、
電話回線網の通信状態がコマンドを入力可能な状態へ遷
移したことを自動的に判別することができる。
【0027】また、電話回線網の通信状態について、通
信装置12は、データの転送状態への移行を判断するこ
とが可能である。すなわち、通信装置12内部のデータ
通信アダプタ123より出力される制御コマンドと通信
データから、通信装置12内の通信制御部122が、電
話回線がデータ通信接続状態で接続されたことを通知す
る「CONNECT」等を識別することにより、通信装
置12内で、電話回線網の通信状態が、通信データの転
送状態へ遷移したことを自動的に判別することができ
る。
【0028】車載通信ネットワーク14は、データ通信
制御装置11内のネットワーク通信制御装置112と、
通信装置12内のネットワーク通信制御装置121の間
で、ATコマンドや応答コマンド等の制御コマンド、お
よび通信データ等の転送メッセージの転送を行う。車載
通信ネットワーク14において、制御コマンドの転送に
は、ARCNET等のデータ転送方式の中で、比較的転
送規模の小さい転送データ専用の小規模転送等の転送方
式を使用し、通信データの転送には、ARCNET等の
データ転送方式の中で、比較的転送規模の大きい転送デ
ータ専用の大規模転送や、メモリから直接データを入手
して転送を行うDMA(Direct MemoryAccess)転送等
の転送方式を使用する。
【0029】小規模転送等の転送方式で制御コマンドを
送信する際に、複数の転送パケットに分割する場合の例
を図2を用いて説明する。データ通信制御装置11から
通信装置12に対し、制御コマンド等の小規模な転送メ
ッセージを転送する場合、転送メッセージが、小規模転
送等の転送方式で一度に送信できる転送データサイズを
超える時、ネットワーク通信制御部121に対し、前記
転送メッセージを複数の転送パケットに分割して転送す
る。ネットワーク通信制御部121は、前記転送パケッ
トを、全て受信した時に、転送パケットを結合して1つ
の転送メッセージにする。また、通信装置12内のネッ
トワーク通信制御部121からデータ通信制御装置11
内のネットワーク通信制御部112に対して、制御コマ
ンド等の小規模な転送メッセージを転送する場合も、前
記の方法と同様である。例えば、転送メッセージ1の転
送データサイズが30Byteで、一度に転送できる1
転送パケットの転送データサイズが20Byteの場
合、図2に示すように、転送メッセージ101を、ネッ
トワーク通信制御部112において、転送パケット
(1)102に20Byte、転送パケット(2)10
3に10Byteに分割して転送し、ネットワーク通信
制御部121において、前記転送パケット(1)と前記
転送パケット(2)を、1つの転送メッセージに結合す
る。
【0030】一方、大規模転送等の転送方式で通信デー
タを送信する場合は、次のようにして行う。データ通信
制御装置11から通信装置12に対し、通信データ等の
転送メッセージの転送する場合、図3に示すように、車
載通信ネットワーク14上を転送する転送メッセージ2
01を、ネットワーク通信制御部112が、一定のデー
タサイズ毎に、あるいは、一定時間毎に、通信データを
データ(1)、データ(2)等の複数の転送パケットに
分割して転送を行う。ネットワーク通信制御部121で
は、データラストの転送パケットまで受信した転送メッ
セージ202を結合する。また、通信装置12内のネッ
トワーク通信制御部121から、データ通信制御装置1
1内のネットワーク通信制御部112に対して、通信デ
ータ等の大規模な転送メッセージを転送する場合も、前
記の方法と同様である。例えば、電話通信により、電話
回線網3経由でデータ通信装置2から転送された通信デ
ータを、通信装置12内の通信制御部122が、1KB
yteや10KByte等の一定のデータ量を蓄積する
毎に分割する場合、車載通信ネットワーク14上を、デ
ータ通信制御装置11に対してデータ(1)、データ
(2)等を1転送パケットとしで転送し、データ通信制
御装潰11内のネットワーク通信制御部112が、デー
タラストまでの全ての転送パケットを受信終了後に、受
信した転送パケットを結合して、データ通信制御部に、
転送メッセージを出力する。
【0031】このように、本実施の形態1によれば、デ
ータ通信制御装置11と通信装置12の間を、ARCN
ETに従った転送データフォーマットや転送シーケンス
等を共通化したデータ転送形式を規定して、車載通信ネ
ットワーク14を使用して、ATコマンドや応答コード
等の制御コマンド、自車位置情報やインターネット情報
等の通信データを転送することが可能であり、車載通信
ネットワーク14経由で、電話通信の制御やデータ転送
の制御を行うことが可能になる。また、共通化したデー
タ転送形式を規定しているため、データ通信制御装置や
通信装置が、車載通信ネットワーク14を汎用的に使用
して、制御コマンドや通信データの転送を行うことが可
能になる。
【0032】(実施の形態2) 次に、本発明の実施の形態2について説明する。図4は
本発明の車載データ通信装置の実施の形態2の構成を示
すブロック図である。図4に示すように、車載データ通
信装置では、図1に示す車載データ通信装置の構成に、
同じ車載通信ネットワーク14に接続されたデータ通信
制御装置15を加えたものである。データ通信制御装置
15は、データ通信制御装置11と同等の機能を有し、
データ通信制御部151、ネットワーク通信制御部15
2を有する。図4のデータ通信装置2、電話回線網3は
共に図1と同機能である。
【0033】次に、本実施の形態2の動作について説明
する。車載データ通信装置1内のデータ通信制御装置1
5が、通信装置12との間で制御コマンドや通信データ
の転送処理を行う動作は、実施の形態1に記載したデー
タ通信制御装置11と同じである。一方、データ通信制
御装置11からデータ通信装置2との間で電話通信によ
るデータ通信を行っている場合に、データ通信制御装置
15から送信された制御コマンドや通信データを、通信
装置12内の通信制御部122が受信した時、通信制御
部122が、データ通信制御装置15に対して、電話通
信中や電話通信禁止等の通知を送信、あるいは、受信し
た制御コマンドや通信データを破棄することにより、デ
ータ通信制御装置15の電話通信を禁止する排他制御処
理を行う。データ通信制御装置15は、通信装置12か
ら電話通信中や電話通信禁止等の通知を受信した場合、
あるいは、通信装置12からの応答待ち時間の間に、通
信装置12から何も送信されなかった場合、データ通信
等の電話通信処理を中止する。また、データ通信制御装
置15が電話通信を行っている場合も同様に、データ通
信制御装置11は、通信装置12で排他制御処理を行う
ため、電話通信を行うことができない。
【0034】このように、車載通信ネットワーク14に
複数のデータ通信制御装置11、15を接続した場合で
も、データ通信制御装置11とデータ通信制御装置15
のどちらからでも、電話回線網上のデータ通信処理を実
行することが可能である。また、複数のデータ通信装置
が、同時に電話通信を行わないように排他制御処理を行
うことが可能である。
【0035】なお、図1と図4の電話装置13は、通信
装置12の内部に組み込まれている場合でも、同様の効
果を有する。また、音声通話やデータ通信等の電話通信
を行う機能を通信装置12が有する場合、通信装置12
が電話通話処理中のとき、図1や図4のデータ通信制御
装置11やデータ通信制御装置15等から電話通信が行
えないように、通信装置12が排他制御処理を行う。
【0036】また、上記各実施の形態において、通信装
置12は、電話装置13から受信したデータを、規定し
た時間毎にデータ通信制御装置11(15)に対して転
送することができるものであり、通信装置12が、携帯
電話等の電話装置13を用いた電話通信により電話装置
13経由で受信した通信データを、100msecや1
sec等の通信装置12で規定した一定の時間間隔毎
に、データ通信制御装置11(15)に対して車載通信
ネットワーク14経由で転送することにより、データ通
信制御装置11(15)は、通信装置12で規定した時
間間隔毎に、確実に通信データを受信することができ
る。
【0037】また、通信装置12は、電話装置13から
規定したデータ量を受信するか、規定した時間が経過す
る毎に、データ通信制御装置11(15)に対してデー
タを転送することができるものであり、通信装置12
が、携帯電話等の電話装置13を用いた電話通信によ
り、受信した通信データを、1KByteや10KBy
te等の通信装置12で規定した一定のデータ量を蓄積
する条件、または100msecや1sec等の通信装
置12で規定た一定時間データ受信を行う条件のどちら
かを満たした場合、データ通信制御装置11(15)に
対して車載通信ネットワーク14経由で転送することに
より、車載通信ネットワーク14上の転送処理の効率を
向上でき、且つ、データ通信制御装置11(15)は、
通信装置12で規定した一定時間間隔毎に、確実に通信
データを受信することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、電話通信制御を
行うためのATコマンドおよび応答コードを含む制御コ
マンドならびに電話通信により転送されるデータの処理
を行うデータ通信制御部とネットワーク通信制御部とで
構成される複数のデータ通信制御装置と、前記それぞれ
のデータ通信制御装置との間で車載通信ネットワークを
介してデータ通信を行うネットワーク通信制御部と通信
制御部とデータ通信アダプタとで構成される通信装置
と、前記通信装置と外部のデータ通信装置との間で電話
回線網を介してデータ通信を行う電話装置とを備え、前
記車載通信ネットワークが、トークンパッシングプロト
コルを用いた転送方式を採用するとともに、前記車載通
信ネットワーク上を前記電話通信制御のための制御コマ
ンドが転送可能な転送形式を規定し、前記複数のデータ
通信制御装置のうち、既にlつのデータ通信制御装置に
よって電話通信が行われている場合には、他のデータ通
信制御装置による電話回線網の使用を禁止することを特
徴とするものであり、ARCNET等のデータ転送方式
に従った特定のデータ形式で送信し、通信手順等に束縛
されない汎用性を持った車載通信ネットワークで接続す
ることによって、複数のデータ通信制御装置が、前記車
載通信ネットワーク上で、前記の特定のデータ形式や通
信手順等に束縛されない汎用性を持った通信プロトコル
を使用して、電話回線網上のデータ転送処理を行うこと
より、データ形式や通信手順等が異なる複数のデータ通
信制御装置が、通信装置の転送を汎用的に行うことがで
、また、複数のデータ通信装置が、同時に電話通信を
行わないように排他制御処理を行うことができる。この
結果、従来において発生していた開発費用や生産費用お
よび商品価格の増大を抑えると共に、車両に搭載する装
置の大型化および接続用回線の増加を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における車載データ通信
装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1で転送する小規模なデー
タの分割例を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態1で転送する大容量なデー
タ例を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態2における車載データ通信
装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 車載データ通信装置 2 データ通信装置 3 電話回線網 11 データ通信制御装置 12 通信装置 13 電話装置 14 車載通信ネットワーク 15 データ通信制御装置 111 データ通信制御部 112 ネットワーク通信制御部 121 ネットワーク通信制御部 122 通信制御部 123 データ通信アダプタ 151 データ通信制御部 152 ネットワーク通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼板 晃宏 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 渋谷 一夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−241259(JP,A) 特開 平9−275450(JP,A) 特開 平11−41260(JP,A) 特開 平11−268615(JP,A) 特開 平11−283165(JP,A) Matsushita Techni cal Journal,Vol.44 No.3,Jun.1998,酒井純一 他 「車載用マルチメディアデータバスHi QOS−BUS」,pages.125− 132 Electronik Vol.44 No.12,(13 Juni.1995),C lemens Kaestner,”K ommunikation auf v ier Raedern”,seite n.44−45,48 National Technica l Report,Vol.42 No. 5,Oct.1996,酒井純一 他「車載 用LAN」,pages.69−74 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 29/00 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話通信制御を行うためのATコマンド
    および応答コードを含む制御コマンドならびに電話通信
    により転送されるデータの処理を行うデータ通信制御部
    とネットワーク通信制御部とで構成される複数のデータ
    通信制御装置と、前記それぞれのデータ通信制御装置と
    の間で車載通信ネットワークを介してデータ通信を行う
    ネットワーク通信制御部と通信制御部とデータ通信アダ
    プタとで構成される通信装置と、前記通信装置外部の
    データ通信装置との間で電話回線網を介してデータ通信
    を行う電話装置とを備え、前記車載通信ネットワーク
    が、トークンパッシングプロトコルを用いた転送方式を
    採用するとともに、前記車載通信ネットワーク上を前記
    電話通信制御のための制御コマンドが転送可能な転送形
    式を規定し、前記複数のデータ通信制御装置のうち、
    にlつのデータ通信制御装置によって電話通信が行われ
    ている場合には、他のデータ通信制御装置による電話回
    線網の使用を禁止することを特徴とする車載データ通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御コマンドの内で電話通信の制御
    を行う制御コマンドを1つの転送用の命令コードで規定
    し、前記制御コマンドとこの制御コマンド用に規定した
    命令コードを同時に転送することが可能であり、且つ、
    制御結果を表す応答コードを含む別の制御コマンドを他
    の1つの転送用の命令コードで規定し、前記別の制御コ
    マンドとこの前記別の制御コマンド用に規定した命令コ
    ードを同時に転送することを特徴とする請求項記載の
    車載データ通信装置。
  3. 【請求項3】 全ての制御コマンドを1つの転送用の命
    令コードで規定し、前記制御コマンドと前記制御コマン
    ド用に規定した命令コードを同時に転送することが可能
    であり、且つ、データを他の1つの転送用の命令コード
    で規定し、前記データと前記データ用に規定した命令コ
    ードを同時に転送することを特徴とする請求項記載の
    車載データ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記通信装置が、前記電話装置からデー
    タを受信する毎に、前記データ通信制御装置に対して即
    時にデータを転送することを特徴とする請求項記載の
    車載データ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記通信装置が、前記電話装置から規定
    したデータ量を受信する毎に、前記データ通信制御装置
    に対してデータを転送することを特徴とする請求項
    載の車載データ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記通信装置が、前記電話装置から受信
    したデータを、規定した時間毎に前記データ通信制御装
    置に対して転送することを特徴とする請求項記載の車
    載データ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記電話通信の制御に使用するATコマ
    ンドや応答コードを含む制御コマンドの転送を、前記ネ
    ットワーク通信制御部で制御する第1の転送方式で転送
    し、さらに、前記電話通信によるデータの転送を、前記
    第1の転送方式よりも転送規模の大きな第2の転送方式
    で転送することを特徴とする請求項1からのいずれか
    に記載の車載データ通信装置。
  8. 【請求項8】 前記制御コマンドを複数回に分けて転送
    する転送方式を定義し、通信を行う両装置間で分解、合
    成を行う機能を有することを特徴とする請求項記載の
    車載データ通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1からのいずれかに記載の車載
    データ通信装置を、緊急時に利用者によって押下される
    緊急通報発信釦、または事故を検出するセンサからの信
    号に基づき、車両に関するデータを緊急通報センターへ
    送信する緊急通報システム端末装置に搭載し、データ転
    送に車載通信ネットワークを用いることを特徴とする緊
    急通報システム端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の緊急通報システム端
    末装置と、前記緊急通報システム端末装置からの緊急通
    報発信信号を受信する緊急通報センターとを含む緊急通
    報システム。
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Title
Electronik Vol.44 No.12,(13 Juni.1995),Clemens Kaestner,"Kommunikation auf vier Raedern",seiten.44−45,48
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