JP3138562B2 - ディスク基盤射出成形金型 - Google Patents

ディスク基盤射出成形金型

Info

Publication number
JP3138562B2
JP3138562B2 JP05069300A JP6930093A JP3138562B2 JP 3138562 B2 JP3138562 B2 JP 3138562B2 JP 05069300 A JP05069300 A JP 05069300A JP 6930093 A JP6930093 A JP 6930093A JP 3138562 B2 JP3138562 B2 JP 3138562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
base plate
cavity
fixed
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05069300A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06254913A (ja
Inventor
光雄 高橋
克行 安田
泰良 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Seikoh Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikoh Giken Co Ltd filed Critical Seikoh Giken Co Ltd
Priority to JP05069300A priority Critical patent/JP3138562B2/ja
Priority to US08/118,402 priority patent/US5388982A/en
Publication of JPH06254913A publication Critical patent/JPH06254913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3138562B2 publication Critical patent/JP3138562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2602Mould construction elements
    • B29C45/2606Guiding or centering means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C2045/2651Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs using a plurality of mould cavities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク基盤等を射
出成形する射出成形金型、さらに詳しく言えば複数個の
射出形成用のキャビティを用いて光ディスク基盤等を同
時に複数個あて成形する光ディスク射出成形金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大量の光ディスク等を製造するために一
回に複数枚の成形をしたいと言う要請がある。光ディス
ク基盤の複数個取り射出成形金型の実用化実験が試みら
れているようであるが、成功したという例や関連する文
献の発表を聞いていない。複数のキャビティを同時に使
用すると、成形作業中の金型温度変化による可動側金型
組立と固定側金型組立の熱膨張の差および射出成形機の
可動側プラテンの不確実な作動に起因する各対のキャビ
ティ間の軸心ズレが致命的な問題になっていると思われ
る。
【0003】本件発明者等も前記問題について種々の検
討を行い問題点を確認した。図5、図6は、本件発明者
等が検討した4個取り光ディスク基盤射出成形金型の基
本的な配置例を示す略図である。図5は平面配置図、図
6は正面断面図である。実際にはより多くの部品により
構成されているが、本発明で問題となる部分のみを示し
てある。図においてAは固定側金型組立を示す。固定側
金型組立Aの固定側ベースプレート1は図示しない固定
側プラテンに取りつけ固定される。また固定側ベースプ
レート1の内部には図示しない4分岐ホットランナブロ
ックが内蔵されている。固定側ベースプレート1の中心
には樹脂材料注入孔2が設けられ、樹脂材料流路孔3を
介してキャビティに樹脂が供給される。4個の円筒形の
固定側キャビティ4の各中心に樹脂材料の射出孔5およ
び後述の可動側キャビティの軸心合わせ用の雌案内面6
が設けられている。固定側キャビティ4はベースプレー
ト1に止めボルト7,7・・により各々の中心がベース
プレート1の中心点Oから半径Rの円上に等分に位置す
るように固定されている。図6においてBは可動側金型
組立である。可動側金型組立Bの可動側ベースプレート
8は図示しない可動側プラテンに取りつけ固定されてい
る。4個の可動側キャビティ9は止めボルト14により
各々可動側ベースプレート8に取りつけ固定されてい
る。10は薄い円筒形の円盤キャビティの面、11は前
記雌案内面3と精密に嵌合する雄案内面を示す。キャビ
ティ9と一体の円筒形突起部12には図示しないエジェ
クタブッシュ、孔カットパンチ、エジェクタピンなど、
およびその作動機構などが内蔵されている。各円筒形突
起部12は可動側ベースプレート8の孔13に挿入され
ている。
【0004】以上のような構成の検討用の試作金型の場
合の不都合な点を型の平面配置を示す図7および型を部
分的に破断して示した図8を参照して説明する。その1
は、固定側ベースプレート1と可動側ベースプレート8
の温度差による熱膨張差に起因する問題である。仮に可
動側金型組立Bのベースプレート8の温度より固定側金
型組立Aのベースプレート1の温度が高いとする。図7
の平面配置図に示すように固定側金型組立Aのベースプ
レート1は点線で示すように膨張する。したがって可動
側キャビティ8の中心点P1・・P4に対して固定側キ
ャビティ4の中心点(Q1・・Q4)は外方向に移動変
位する。移動変位方向は各ベースプレート中心点Oを通
る直径方向に放射状となる。その2は、成形機の配置構
造に起因するものであり、この問題を主として図8を参
照して説明する。図において14は固定側プラテン、1
5は機械フレームであり共に成形機と一体に構成されて
いる。4本のガイドロッド16は固定側プラテン14お
よび機械フレーム15に固定されている。可動側プラテ
ン17は軸受け19を介してガイドロッド16に結合さ
せられており駆動機構18により水平方向に駆動され
る。Aは前記の固定側金型組立、Bは同じく可動側金型
組立である。
【0005】この場合可動側プラテン17の軸受け19
とガイドロッド16間にはクリアランスΔcを必要とす
るので可動プラテン17はそれ自体および可動側金型組
立Bの重量によりΔcだけ下方に変位して動作すること
になる。これにより可動側金型組立Bと固定側金型組立
Aの中心線はΔcだけ食い違った状態となる。さらにガ
イドロッド16の撓みがΔcに加算されて変位の合計は
ΔSとなる。したがって、各固定側キャビティ4と可動
側キャビティ9に設けた軸心合わせ用の案内面6と11
の中心が偏心するので各案内面には部分的に異常な接触
圧力が発生して案内面を損傷し易くなることは避け難
い。例えば、固定側ベースプレート1と可動側ベースプ
レート8の温度差が20°Cであり、R=150mmの
場合の固定側キャビティ4と可動側キャビティ9の中心
ズレは約0.04mmとなる。さらに前記成形機による
変位量ΔSは一般に0.1mm〜0.3mm見込まれる
ので各案内面6と11面にかかる負担は大きい。ただし
ΔSの原因となる可動プラテンと可動側金型組立の合計
重量は直径が120mmの光ディスク基盤4個取り金型
の場合は400kg程度であるので、ΔSの数値が大きく
ても各案内面6と11に付加する面圧力は比較的小さ
い。しかし各ベースプレートの温度による熱膨張は弾性
変形であるので強大であり変位量が微小であっても各案
内面に加えられる接触面圧は非常に大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように複数個取
り用光ディスク基盤射出成形金型は1個取り金型と異な
りキャビティとベースプレートと成形機の中心軸を一致
させることができない。そして前述のように各ベースプ
レートの中心から離れた距離にある半径の円上に複数の
金型ユニットを配設する構造を採用せざるを得ない。1
個取り金型では問題とならなかった固定側金型組立と可
動側金型組立の成形中の避け難い温度差による熱膨張に
起因する各ベースプレートの不均一寸法変位、および固
定プラテンの中心軸線に対する可動プラテンの中心軸線
の不一致などによる固定側キャビティと可動側キャビテ
ィの累積中心ズレによる悪影響を解決しなければならな
い。本発明の目的は、複数の固定側キャビティと可動側
キャビティの各対毎に円滑な案内面の嵌合が可能にな
り、偏心精度向上による安定した品質の光ディスク基盤
等を同時に複数個成形するディスク射出成形金型を提供
することにある。本発明のさらに他の目的は、無理な弾
性応力を各案内面を含む各金型構成部品に負荷すること
を無くし、各金型構成部品の損傷事故を大幅に低減する
ことにより、保守費用の低減、大量生産性の向上を図る
ことができるディスク射出成形金型を提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は特に高精度の成形とくに
一定の転写パターンのスタンパプレートにより大量に光
磁気ディスクを製造するのに適したディスク射出成形金
型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による基盤射出成形金型は、複数のディスクを
同時に成形するディスク基盤射出成形金型において、複
数の固定側円盤キャビティブロックが固定側ベースプレ
ートの中心から同一半径円周上に固定的に配設した固定
側金型組立と、前記固定側円盤キャビティブロックと同
数の可動側円盤キャビティブロックを可動側ベースプレ
ートの中心から同一半径円周上に配設して設けた、可動
側金型組立と、前記対のキャビティブロック間に設けら
れた中心合わせ案内手段と、前記可動側円盤キャビティ
ブロックを可動側ベースプレート面に密着して面に平行
に摺動変位可能に設けた可動側円盤キャビティブロック
摺動変位手段と、前記各ベースプレートの対向面の中心
に前記各ベースプレートの中心位置合わせを強制的に規
制し、前記各ベースプレートの熱膨張中心を予め一致さ
せる案内規制手段と、固定側金型組立と可動側金型組立
の型閉めの際に前記案内規制手段を前記中心合わせ案内
手段の接触嵌合に先行して接触嵌合させ、前記各ベース
プレートの熱膨張中心を予め一致させ、次いで前記キャ
ビティの中心合わせをするように構成されている。前記
対応するキャビティブロック間の心合わせ案内手段は、
前記キャビティブロック間の嵌め合わせ面の円錐面また
は直円筒面接合とすることができる。前記可動側円盤キ
ャビティブロック摺動変位手段は、前記可動側円盤キャ
ビティブロックを可動側ベースプレート面にばねで付
勢し密着させ、前記円盤キャビティを前記ベースプレー
ト面に平行に摺動変位可能に設けて構成することができ
る。前記基盤射出成形金型において、前記各キャビティ
には、スタンパが挿入され複数の光磁気ディスクを同時
に成形するように構成されている。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明の複数個取り(4個取り)用光
ディスク基盤射出成形金型の実施例を示す平面配置図、
図2はその断面略図である。固定側金型組立Cの固定側
ベースプレート20の中心には樹脂材料注入孔21が設
けられ樹脂材料流路孔22を含む4分岐ホットランナブ
ロックが内蔵されている。固定側ベースプレート20の
下側中心には1本の円形断面の案内ロッド23が固定さ
れている。4個の円筒形の固定側キャビティ24の各中
心には樹脂材料の射出孔25が設けられ内周には後述の
可動側キャビティの軸心合わせ用の雌案内面26が設け
られている。各固定側キャビティ24はその中心が各々
ベースプレート20の中心点Oから半径Rの円上に止め
ボルト27により固定される。図3は可動側組立Dの可
動形キャビティ35とベースプレート28の関係を示す
平面部分断面図である。可動側金型組立Dの可動側ベー
スプレート28の中心には前記固定側の案内ロッド23
の外径部と精密に嵌合する円孔29を設けた案内部材3
0を止めボルト31により取りつけ固定されている。可
動側ベースプレート28は4個の可動側キャビティ35
の円筒形突起部38を半径方向のクリアランスΔtをも
って緩く受け入れる孔44が4個設けられている。円筒
形突起部38には図示しないエジェクタブッシュ、孔カ
ットパンチ、エジェクタピンおよびそれらの作動機構な
どが内蔵されている。各可動側キャビティに対応してボ
ルト39用段突き孔32が3個、ボルト43用の段突き
孔33が3個設けられている。ボルト39は可動側ベー
スプレート28の上面40と可動側キャビティ35の下
面41との間に隙間Δhを与えるように設けられてい
る。Δhは通常0.2mm以下に設定する。ボルト43
と可動側ベースプレート28の段部間には複数組の皿ば
ね42が挿入されており皿ばね42は止めボルト43に
より同一半径の円上にて可動キャビティ35の下面41
面を可動側ベースプレート28の上面40面に強制密着
させる作用をする。すなわち可動側キャビティ35をベ
ースプレート28に引きつけている。可動側キャビティ
35には円盤キャビティ面36をもち、固定側キャビテ
ィの前記雌案内面26と精密に嵌合する雄案内面37を
具えている。可動側キャビティ35は、前記クリアラン
ス±Δtの範囲で可動側ベースプレート28の上面40
面と接触して摺動変位可能に可動側ベースプレート28
取りつけてある。
【0009】前記クリアランスΔtは各ベースプレート
中心と各キャビティ中心の距離および固定側ベースプレ
ート20と可動側ベースプレート28の成形時の温度差
による熱膨張量の寸法差を実験により決める。前述のよ
うに0.04mmの熱膨張変位量であればΔhは0.0
5mm程度に設定できる。皿ばね42は通常1個の可動
側キャビティに3組等分に配設して使用する。光ディス
ク外径が120mm以下の場合は可動キャビティ1個に
つき設定圧力は400〜600kgが適当である。
【0010】図4(I)、(II)、(III)は前述した本発
明による金型の作動を示す略図である。図4(I) は固
定側金型組立Cに対して可動側金型組立Dを開いた型開
きの状態を示す図である。図において固定側金型組立C
は図示しない固定プラテンに取りつけられ固定されてい
る。同様に可動側金型組立Dは可動側プラテンに取りつ
けられている。この場合に固定側金型組立Cは温度約3
00°Cのホットランナブロックの内蔵および成形機の
熱源に近いなどの影響により、可動側金型組立Dよりも
温度が高くなり易い。したがって可動側ベースプレート
28の中心と可動側キャビティ中心間距離をLとすれば
固定側ベースプレートのそれはΔgだけ熱膨張変位した
L+Δgとなる。また前述のように可動側プラテン28
は軸受け隙間Δcおよび重量によるロッドガイドの撓み
により固定側ベースプレート中心線Oに対してΔS変位
した可動側ベースプレート中心線O’となる。以上のよ
うに仮定すると、上側の各キャビティ中心ズレはΔS+
Δgとなり、下側のそれはΔS−Δgとなる。図4(I
I)は可動側プラテンを右に移動させて各ベースプレー
ト中心に設けた案内ロッド23を案内部材30の案内孔
29に挿入して各金型組立間の中心ズレΔSをゼロに除
去補正して各中心線OとO’を合致させ、かつ固定側キ
ャビティ24および可動側キャビティ35の各端面が未
接触の状態を示す。この時点では固定側キャビティ24
と可動側キャビティ35間の中心ズレは各Δgのみとな
る。本発明の金型において、案内ロッド23および案内
部材30は各ベースプレートが熱膨張する際の膨張原点
となり、各キャビティの位置を一定化させる機能を同時
に兼ねていることに注意を要する。図3(III)は最終型
閉め状態を示す。この場合各可動側キャビティ35は雄
案内面37が固定側キャビティ24の雌案内面26面に
強制的に案内挿入につれて、前述のように各可動側キャ
ビティ35は±Δgだけ可動側ベースプレート面を摺動
変位可能に取りつけたものであるから容易に変位して固
定側ベースプレートと固定側キャビティ間中心距離L+
Δgに対して、可動側ベースプレートと可動側キャビテ
ィの中心距離もL+Δgとなり正確に各キャビティの軸
心ズレをゼロにできる。この状態でキャビティ空間に樹
脂材料を射出充填して複数個の光ディスク基盤を同時に
成形できる。以上詳しく説明した実施例について、本発
明の範囲内で種々の変形を施すことができる。キャビテ
ィの数をさらに増加することもまた逆に減少することも
可能である。型の向きを変えて使用することも可能であ
る。また前記対応するキャビティブロック間の心合わせ
案内手段を実施例として示した単なる円錐面だけではな
く円錐面と直円筒面を組み合わせ円錐面で案内し円筒面
で接合する組み合わせとすることもできる。
【0011】
【発明の効果】前述した複数個取り用基盤射出成形金型
は、1個取り金型と異なりキャビティとベースプレート
と成形機の中心軸が一致させることができないために種
々の問題が発生する。本発明は前述した構成により複数
の固定側キャビティと可動側キャビティの各対毎に円滑
な案内面の嵌合が可能となり、キャビティ間の心ずれの
問題を解決している。無理な弾性応力を各案内面を含む
各金型構成部品に与える問題は解決され、各金型構成部
品の損傷事故を大幅に低減できる。これにより型の寿命
を向上し保守費用の低減、大量生産性の向上などが期待
できる。特に高精度を要し、かつ一定の転写パターンの
スタンパプレートにより大量に成形する光磁気ディスク
成形用金型の構造として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク基盤射出成形金型の実施
例におけるキャビティの配列を示す略図的な平面図であ
る。
【図2】本発明による前記ディスク基盤射出成形金型の
実施例の断面図である。
【図3】本発明による前記ディスク基盤射出成形金型の
可動側のベースプートと可動側キャビティの関係を示す
部分平面断面図である。
【図4】本発明による前記ディスク基盤射出成形金型の
動作過程を説明するための図である。
【図5】本発明者等が検討の対象とした4個取りのディ
スク基盤射出成形金型のキャビティの配列を示す略図的
な平面図である。
【図6】図5に示した金型の断面図である。
【図7】図5および図6に示した金型における問題点を
説明するための略図的な平面図である。
【図8】図5および図6に示した金型を横にむけて配置
して使用するときの問題点を説明するために一部断面し
て示した正面図である。
【符号の説明】
1,20 固定側ベースプレート 2,21 樹脂材料注入孔 3,22 樹脂材料流路孔 4,24 固定側キャビティ 5,25 射出孔 6,26 雌案内面 7,27,31,43 止めボルト 8,28 可動側ベースプレート 9,35 可動側キャビティ 10,36 円盤キャビティ面 11,37 雄案内面 12,38 突起部 13,29 孔 14 固定側プラテン 15 機械フレーム 16 ガイドロッド 17 可動側プラテン 18 駆動機構 19 軸受け 23 案内ロッド 30 案内部材 32,33 段突き孔 39 段突きボルト 40 可動側ベースプレート上面 41 可動側キャビティ下面 42 皿ばね A,C 固定側金型組立 B,D 可動側金型組立
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−295622(JP,A) 特開 平5−261767(JP,A) 「ランナレス金型」、村上宗雄著、日 刊工業新聞社発行(昭和52年7月30 日)、第184−186頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 33/00 - 33/76 G11B 7/26 511

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクを同時に成形するディス
    ク基盤射出成形金型において、 複数の固定側円盤キャビティブロックが固定側ベースプ
    レートの中心から同一半径円周上に固定的に配設した固
    定側金型組立と、 前記固定側円盤キャビティブロックと同数の可動側円盤
    キャビティブロックを可動側ベースプレートの中心から
    同一半径円周上に配設して設けた、可動側金型組立と、 前記対のキャビティブロック間に設けられた中心合わせ
    案内手段と、 前記可動側円盤キャビティブロックを可動側ベースプレ
    ート面に密着して面に平行に摺動変位可能に設けた可動
    側円盤キャビティブロック摺動変位手段と、 前記各ベースプレートの対向面の中心に前記各ベースプ
    レートの中心位置合わせを強制的に規制し、前記各ベー
    スプレートの熱膨張中心を予め一致させる案内規制手段
    と、 固定側金型組立と可動側金型組立の型閉めの際に前記案
    内規制手段を前記中心合わせ案内手段の接触嵌合に先行
    して接触嵌合させ、前記各ベースプレートの熱膨張中心
    を予め一致させ、次いで前記キャビティの中心合わせを
    するように 構成した基盤射出成形金型。
  2. 【請求項2】 前記対応するキャビティブロック間の心
    合わせ案内手段は、前記キャビティブロック間の嵌め合
    わせ面の円錐面または直円筒面接合である請求項1記載
    の基盤射出成形金型。
  3. 【請求項3】 前記可動側円盤キャビティブロック摺動
    変移手段は、前記可動側円盤キャビティブロックを可動
    側ベースプレート面にばねで付勢し密着させ、前記円
    盤キャビティを前記ベースプレート面に平行に摺動変移
    可能に設けて構成した請求項1記載の基盤射出成形金
    型。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の基盤射出成形金型におい
    て、前記各キャビティにはスタンパが挿入され複数の光
    磁気ディスクを同時に成形するように構成した基盤射出
    成形金型。
JP05069300A 1993-03-03 1993-03-03 ディスク基盤射出成形金型 Expired - Fee Related JP3138562B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05069300A JP3138562B2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ディスク基盤射出成形金型
US08/118,402 US5388982A (en) 1993-03-03 1993-09-09 Injection molding die mounted on an injection molding machine for molding optical disc base boards

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05069300A JP3138562B2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ディスク基盤射出成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06254913A JPH06254913A (ja) 1994-09-13
JP3138562B2 true JP3138562B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=13398585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05069300A Expired - Fee Related JP3138562B2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 ディスク基盤射出成形金型

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5388982A (ja)
JP (1) JP3138562B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667616A (en) * 1994-09-19 1997-09-16 Sony Corporation Disc cartridge molding method and apparatus
JP3258188B2 (ja) * 1994-12-09 2002-02-18 株式会社精工技研 鰓クラッチ状型開き案内手段をもつディスク射出成形金型装置
JP2974238B2 (ja) * 1994-11-30 1999-11-10 株式会社精工技研 型開き案内手段をもつディスク射出成形金型装置
JP3152601B2 (ja) * 1995-11-17 2001-04-03 株式会社精工技研 ディスク射出成形金型の固定側と可動側の円盤キャビティプレートの整列案内装置
US6439873B1 (en) * 2000-02-01 2002-08-27 Callaway Golf Company Golf ball casting mold assembly
NL1016669C2 (nl) * 2000-11-21 2002-05-22 Axxicon Moulds Eindhoven Bv Matrijssamenstel voorzien van centrering.
US6729870B2 (en) * 2001-11-06 2004-05-04 Imation Corp. Multi-cavity optical disc mold
JP6886416B2 (ja) * 2018-03-09 2021-06-16 Towa株式会社 樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3683491D1 (de) * 1986-02-26 1992-02-27 Meiki Seisakusho Kk Formvorrichtung und verfahren zum herstellen von platten mit mittelloch.

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「ランナレス金型」、村上宗雄著、日刊工業新聞社発行(昭和52年7月30日)、第184−186頁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06254913A (ja) 1994-09-13
US5388982A (en) 1995-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3138562B2 (ja) ディスク基盤射出成形金型
WO2008026431A1 (fr) Appareil de fabrication d'un élément optique
EP0596413B1 (en) Method of making a plurality of optical record disc substrates, and an apparatus therefore
JPH0137250B2 (ja)
JP2003033945A (ja) 射出成形用金型及び射出成形用金型における型閉め方法
JPS60245529A (ja) コンパクトデイスク或はビデオデイスク等の円盤状記録媒体成形用金型
JP3152601B2 (ja) ディスク射出成形金型の固定側と可動側の円盤キャビティプレートの整列案内装置
JPH06218757A (ja) 射出成形又は射出型押し機械
JP2005533680A (ja) 射出成形装置
US6143231A (en) Dynamic mold seal
EP0899075A1 (en) Disc-molding die
JPWO2004045822A1 (ja) 成形用金型、成形方法、ディスク基板及び成形機
JP3329122B2 (ja) 複数個取り金型装置
JP3367626B2 (ja) ゲートカット機構付き金型装置
JP2630606B2 (ja) 光ディスク等用成型装置
US6146125A (en) Dynamic mold seal
JP2003291178A (ja) 成形用金型装置
EP0958908A2 (en) Dynamic mold seal
JP2002248656A (ja) 射出成形装置、及び、射出成形装置のホットランナー部の取り付け構造、並びに、ホットランナー部の組み込み方法
JPH06190876A (ja) 光ディスク成形用金型
JP3309382B2 (ja) 金型装置およびその組立て方法
JPH08267516A (ja) 樹脂シャッタの成形金型および成形方法
KR100220156B1 (ko) 디스크 성형용 금형
JP2002283353A (ja) 金型装置
JPH06134821A (ja) ディスク用射出成形金型

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees